JP2002011022A - 手術用顕微鏡 - Google Patents

手術用顕微鏡

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JP2002011022A JP2000193223A JP2000193223A JP2002011022A JP 2002011022 A JP2002011022 A JP 2002011022A JP 2000193223 A JP2000193223 A JP 2000193223A JP 2000193223 A JP2000193223 A JP 2000193223A JP 2002011022 A JP2002011022 A JP 2002011022A
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正和 溝口
Kazuhito Nakanishi
一仁 中西
Masaaki Ueda
昌章 植田
Wataru Ono
渉 大野
Takashi Shioda
敬司 塩田
Toru Niimura
徹 新村
Masahiko Kinukawa
正彦 絹川
Takashi Fukaya
孝 深谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡観察画像、ナビゲーション装置による顕
微鏡、内視鏡観察位置の画像情報、さらには内視鏡観察
方向等の画像情報を各々単独または任意に組み合わせて
表示し、術者が手術状況に応じて画像情報が得られる手
術用顕微鏡を提供することにある。 【解決手段】術部を立体観察する鏡体と、前記鏡体の左
右の観察像に画像を表示させる視野内表示手段と、前記
鏡体内に重畳表示を行なう画像重畳手段とを有する手術
用顕微鏡において、前記視野内表示手段における各モニ
ター24a,24b,77a,77b,69aと、画像
観察手段における各モニターの表示制御用としてすべて
のモニターに各々表示駆動回路65,66,67,6
8,69を有し、各々の表示駆動回路の操作部51を設
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に脳神経外科
等で微細部位の手術に使用される手術用顕微鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、脳神経外科領域では、より微細な
手術を確実に行うために、術部を立体で拡大観察する手
術用顕微鏡が多く利用されている。さらに、近年では手
術を確実に行なうため、手術用顕微鏡観察下のみで行な
っていた従来の手術に、内視鏡観察が併用されており、
手術用顕微鏡観察像と内視鏡観撮像とを手術用顕微鏡視
野内で同時に観察できることが望まれている。また、内
視鏡観撮像にとどまらず、術前のCTやMRの画像及び
術中の神経モニター等の情報の同時観察も望まれてい
る。
【0003】従来技術としては、例えば、特開平9−5
6669号公報、特開平11−258514号公報及び
特願平11−288328号が知られている。これら
は、術部を観察する第1の観察手段としての顕微鏡観察
像の視野内に第2の観察手段の観察像の少なくとも一部
が表示され、顕微鏡観察像では観察できない死角部分や
組織内部の状態を認識できるようにしたものである。す
なわち、液晶フィルタを用いて顕微鏡観察像を遮蔽し、
その遮蔽部分へ画像投影を行ない、任意の位置に画像表
示可能としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術のものは、内視鏡観察のオリエンテーション
操作中に、その画像表示自体が邪魔になったり、逆に大
きな画像として観察することができない。
【0005】この発明は前記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、顕微鏡の死角を観察す
る内視鏡観察画像、ナビゲーション装置による顕微鏡、
内視鏡観察位置の画像情報、さらには内視鏡観察方向等
の画像情報を各々単独または任意に組み合わせて表示
し、術者が手術状況に応じて画像情報が得られ、効率的
に手術が遂行できる手術用顕微鏡を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、術部を立体観察する鏡体
と、前記鏡体の左右の観察像に画像を表示させる視野内
表示手段と、前記鏡体内に重畳表示を行なう画像重畳手
段とを有する手術用顕微鏡において、前記視野内表示手
段における各モニターと、画像観察手段における各モニ
ターの表示制御用としてすべてのモニターに各々表示駆
動手段を有し、各々の表示駆動手段の操作入力手段とを
備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2は、術部を立体観察する鏡体と、
前記鏡体の左右の観察像に画像を表示させる視野内表示
手段と、前記鏡体内に重畳表示を行なう画像重畳手段
と、前記鏡体の接眼光学系と異なる画像観察手段とを有
する手術用顕微鏡において、前記視野内表示手段におけ
る各モニター、画像観察手段における各モニター、画像
重畳手段のモニターの表示制御用に、すべてのモニター
に各々表示駆動手段を有し、各々の表示駆動手段の操作
入力手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項3は、術部を立体観察する鏡体と、
前記鏡体の左右の観察像に画像を表示させる視野内表示
手段と、前記鏡体の光学観察像に重畳させる画像重畳手
段と、前記鏡体の接眼光学系と異なる画像観察手段とを
有する手術用顕微鏡において、前記視野内表示手段にお
ける各モニター、画像観察手段における各モニター、画
像重畳手段のモニターの表示制御用に、各々表示駆動手
段を有し、各々の表示画像を選択する画像セレクター
と、選択された画像を対応するモニターへ表示すべく表
示制御手段と、前記表示制御手段の操作入力手段とを備
えたことを特徴とする。
【0009】前記構成によれば、操作入力手段の観察部
選択及び表示選択を行なうことにより、顕微鏡観察視野
内に顕微鏡の死角を観察する内視鏡画像及びナビゲーシ
ョン画像を選択表示し、表示画面にモニターに表示され
た処置位置または手術用顕微鏡の観察位置に応じた断層
画像、3次元構築画像等を選択的に表示でき、術者が手
術状況に応じて画像情報が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0011】図1〜図8は第1の実施形態を示す。図1
及び図2は手術用顕微鏡の接眼鏡筒の光学系の構成を示
し、図1は双眼接眼鏡筒部の内部構成を示す図で、図2
は、図1における側面図で、図中左側観察光学系を示し
ている。
【0012】図1及び図2に示すように、鏡体(図示し
ない)の固定ハウジング7の内部には左右一対の結像レ
ンズ8a,8bが配置されており、前記結像レンズ8
a,8bは鏡体から出射される左右観察光束を入射させ
るベく、鏡体の観察光学系と光学的に接続されている。
【0013】また、9a,9bは前記結像レンズ8a,
8bを介した光束を各々90°外方に反射させるミラー
で、その出射光軸上にはイメージローテータプリズム1
0a,10bが配置されている。前記イメージローテー
タプリズム10a,10bの後方には、両観察光束を各
々180°反転させるプリズム11a,11bが配置さ
れており、さらにその後方には前記プリズム11a,1
1bからの出射光軸を、後述する接眼光学系による観察
光軸OL、ORと並行方向に反射させる三角プリズム1
2a,12bが配置固定されている。三角プリズム12
a,12bの後方には、前記結像レンズ8a,8bによ
り結像された第1の中間結像点13a,13bが位置す
る。
【0014】ここで、前記第1の中間結像点13aの近
傍には後述する導光手段としてのプリズム14a,14
bの上面が略一致するよう設けられるとともに、前記第
1の中間結像点13a,13bの後方には像をリレーす
るリレーレンズ15a,15bが設置固定されている。
ここで、前記プリズム11a,11b、三角プリズム1
2a,12b、リレーレンズ15a,15bは可動ハウ
ジング16内に内蔵されている。
【0015】前記可動ハウジング16は、接続部17
a,17bを介して軸O、すなわち前記プリズム11
a,11bの入射光軸まわりに回転可能になっている。
また、前記ローテータプリズム10a,10bは図示し
ないカム機構等により、前記可動ハウジング16の固定
ハウジング7に対する回転に対して1/2の角度だけ軸
O中心に回転可能になっている。
【0016】また、符号18a,18bは入射反射面1
9a,19bと出射反射面20a,20bからなり、前
記眼幅調整ハウジング4a,4bに内蔵された反射部材
としての平行プリズムである。前記第1の中間結像点1
3a,13bから前記リレーレンズ15a,15bによ
り伝達された像は、前記平行プリズム18a,18bの
出射反斜面20a,20bから各々第2の中間結像点2
1a,21bに結像される。そして、前記接眼ハウジン
グ5a,5bに内蔵された一対の接眼光学系22a,2
2bに導かれ、顕微鏡光学観察像として観察光軸OR、
OLを構成している。
【0017】ここで前記眼幅調整ハウジング4a,4b
は、前記可動ハウジング16に対し三角プリズム12
a,12bからの出射光軸(図中垂直方向)と略一致し
た軸周りに回転自在に、また、図2に示すように、抜け
止め部村23a,23b(図中23aのみ)により軸方
向には不動に支持されている。本構造と前記平行プリズ
ム18a,18bにより、いわゆるジーテントップ眼幅
調整機構を構成している。
【0018】また、図3に示す鏡体4には、対物光学系
24と、変倍光学系25と、接眼光学系とが内蔵され、
各々左右一対の光路が設けられている。ここで、対物光
学系24には焦点可変機構及び焦点距離検出用センサが
設けられている。さらに、変倍光学系25には変倍機構
及び変倍検出用センサが設けられている。
【0019】鏡体4にはハーフミラーからなる光路挿入
手段26及び画像挿入光学系27が設けられ、この画像
挿入光学系27は画像重畳用モニター28から出射した
光束をアフォーカル光束にして光路挿入手段26に入射
させるようになっている。なお、28aは画像重畳用モ
ニター28に画像信号を送るためのケーブルである。
【0020】一方、図2に示すように、第1の観察光学
系の外側には第2の観察光学系を収納する第2の接眼ハ
ウジング30が設けられている。第2の観察光学系は以
下により構成されている。図中左側光路のみであるが、
右側光路も同様の構成となっている。31は図示しない
コントローラからの制御により、内視鏡等の画像を電子
画像として表示する小型LCDモニターで、前記眼幅調
整ハウジング4aの下方における可動ハウジング16と
の間に配置固定されている。
【0021】32,33は前記LCDモニター31から
の出射光軸O2L上に配置されるリレー光学系で、その
内部には該光軸O2Lを略90°反射させる、プリズム
34が配置されている。
【0022】また、35は前記プリズム34によって反
射せしめられた光軸を前記観察光軸OL方向に向かって
偏向させるプリズムで、その出射光軸O2L上には、第
2の接眼光学系36が光学的に配置接続されており、前
記観察光軸OLとO2Lはその射出瞳位置近傍で各々交
差している。
【0023】図4はLCD光学系の斜視図であり、符号
24a,24bは、図示しないコントローラからの制御
により、内視鏡等の画像を電子画像として表示する小型
LCDモニターである。符号25a,25bは前記LC
Dモニター24a,24bの出射光軸上に配置される投
影光学系としての結像レンズで、LCDモニター24
a,24bの画像を前記プリズム14a,14bの上面
に結像させるよう配置固定されている。これらLCDモ
ニター24a、結像レンズ25a、プリズム14aはL
CD光学系26aを構成している。
【0024】LCD光学系26a,26bの固定板27
には前記LCDモニター24a、結像レンズ25a、プ
リズム14aからなるLCD光学系26aと同様な26
bが固定されている。前記固定板27には光束を避ける
穴部27aが設けられている。前記固定板27は駆動手
段としてのXYテーブル28aのXテーブル29a上に
固定されており、前記Xテーブル29aは光軸と直交す
る平面をXY方向に移動可能に設けられている。
【0025】図5はXYテーブル28aの内部構造を示
す斜視図及び制御系のブロック図である。前記Xテーブ
ル29aはラック部29a’と軸受け部29a”を備え
ている。ラック部29a’にはモータ30aの回転軸に
固定されたピニオンギア31aが噛み合っている。ま
た、軸受け部29a”にはガイド軸32aが貫通してい
る。前記モータ30aとガイド軸32aは後述するYテ
ーブル33aに固定されている。
【0026】前記Yテーブル33aはラック部33a’
と軸受け部33a”を備えている。ラック部33a’に
はモータ34aの回転軸に固定されたピニオンギア35
aが噛み合っている。また、軸受け部33a”にはガイ
ド軸36aが貫通している。
【0027】前記モータ30aとモータ34aはエンコ
ーダを内蔵すると共に、後述する制御系と電気的に接続
されている。すなわち、モータ30aはモータ駆動回路
41と接続され、エンコーダはXテーブル位置検出回路
42に接続されている。また、モータ34aはモータ駆
動回路43と接続され、エンコーダはXテーブル位置検
出回路44に接続されている。そして、モータ駆動回路
41、Xテーブル位置検出回路42、モータ駆動回路4
3及びXテーブル位置検出回路44はXYテーブル制御
部45に接続されている。
【0028】一方、51は術者が操作する操作入力手段
としての操作部であり、この操作部51にはXYテーブ
ル28aを操作するXYの4方向スイッチ52、観察部
選択スイッチ53及び表示選択スイッチ54が設けられ
ている。
【0029】この操作部51は表示制御部46に接続さ
れているとともに、この表示制御部46には前記XYテ
ーブル制御部45が接続されている。表示制御部45は
映像変換回路部37及び視野内映像セレクタ38に接続
され、視野内映像セレクタ38は内視鏡TVカメラ58
及びナビゲーション装置59に接続されている。映像変
換回路部37は表示駆動回路65を介してLCDモニタ
ー24a及び表示駆動回路66を介してLCDモニター
24bに接続されている。
【0030】前記表示制御部46には画像観察用映像セ
レクタ39及びナビゲーション画像重畳用映像セレクタ
40が接続されている。画像観察用映像セレクタ39は
内視鏡TVカメラ58及びナビゲーション装置59とも
接続されており、ナビゲーション画像重畳用映像セレク
タ40はナビゲーション装置59と接続されているとと
もに、神経モニター100と接続されている。
【0031】画像観察用映像セレクタ39は表示駆動回
路67を介してLCDモニター77aに接続されている
とともに、表示駆動回路68を介してLCDモニター7
7bに接続されている。さらに、ナビゲーション画像重
畳用映像セレクタ40は表示駆動回路69を介してナビ
ゲーション装置59の表示用モニター69aと接続され
ている。
【0032】図6は手術用顕微鏡装置のシステム全体構
成を示す斜視図である。図6に示すように、手術用顕微
鏡装置は実体顕微鏡を有する手術用顕微鏡101と、こ
の手術用顕微鏡101の観察像とは異なる観察像を得る
硬性鏡からなる内視鏡121と、手術用顕微鏡101及
び内視鏡121の観察画像を表示させる表示手段として
の表示用モニター141を備えている。
【0033】また、手術用顕微鏡101には架台102
と、この架台102の上部に配設されたバランスアーム
103と、このバランスアーム103に支持された鏡体
104とが設けられている。
【0034】ここで、バランスアーム103には複数の
可動アームと、6軸の回動軸105a〜105fとが設
けられている。さらに、各回動軸105a〜105fに
はバランスアーム103の各回動アームの回動位置を固
定するロック状態と、この回動位置のロックを解除する
ロック解除状態とに切り換える電磁鎖錠(図示しない)
が設けられている。そして、鏡体104の電磁鎖錠のロ
ック/ロック解除の切り換え動作に伴いバランスアーム
103の各回動アームの6軸の各回動軸105a〜10
5fを中心に空間的に位置移動自在に支持されている。
【0035】また、鏡体104には、センサアーム10
6と、この鏡体104の位置操作用のグリップ107と
が設けられている。このグリップ107には焦点調整
用、変倍操作用、アーム操作用の各操作スイッチが設け
られている。
【0036】また、手術用顕微鏡101には鏡体制御部
111及びアーム制御部112が内蔵されている。グリ
ップ107の各スイッチには鏡体制御部111及びアー
ム制御部112に接続されている。さらに、これらの鏡
体制御部111及びアーム制御部112にはグリップ1
07の各スイッチと同様に焦点調整用、変倍操作用の各
スイッチを有するフットスイッチ113が設けられてい
る。
【0037】また、前記内視鏡121は手術台(図示し
ない)に取り付けられたスコープホルダ122により支
持されている。このスコープホルダ122は複数の可動
アーム123を備えた多関節アームによって構成され、
各可動アーム123間の関節部がそれぞれ回動可能に連
結されている。そして、内視鏡121はこのスコープホ
ルダ122によって移動自在に支持されている。
【0038】さらに、スコープホルダ122の各回動部
にはスコープホルダ122の各可動アーム123の回動
位置を固定するロック状態と、この回動位置のロックを
解除するロック解除状態とに切り換える電磁鎖錠が設け
られている。そして、内視鏡121はこのスコープホル
ダ122の電磁鎖錠のロック/ロック解除の切り換え動
作に伴い移動可能に支持されている。
【0039】また、各回動部の電磁鎖錠は各々スコープ
ホルダ駆動制御部124に接続されている。さらに、ス
コープホルダ122の先端部には電磁鎖錠操作用のスイ
ッチ122Aが設けられている。このスイッチ122A
はスコープホルダ駆動制御部124に接続されている。
さらに、内視鏡121にはTVカメラ125と、略V字
状の内視鏡用センサアーム126とが取り付けられてい
る。
【0040】また、手術用顕微鏡101及び内視鏡12
1の観察位置を検出する撮影装置としてのデジタイザ1
34が設けられている。このデジタイザ134は手術用
顕微鏡101の鏡体104におけるセンサアーム106
及び内視鏡121におけるセンサアーム126とを検出
することにより、手術用顕微鏡101及び内視鏡121
の観察位置を検出するようになっている。
【0041】デジタイザ134はナビゲーション装置5
9が接続されている。このナビゲーション装置59には
診断画像用のメモリ装置が内蔵され、診断画像との相関
処理手段も備えている。さらに、ナビゲーション装置5
9には表示用モニター141と、インターフェースユニ
ット136とが接続されている。そして、デジタイザ1
34による画像情報がナビゲーション装置59に入力さ
れ、患者頭部に取り付けられた基準指標との相関をナビ
ゲーション装置59で算出するようになっている。
【0042】前述した構成によれば、術者は図示しない
架台アームを操作して鏡体を所望の位置に配置固定し、
さらに可動ハウジング16を軸O周りに回転させ、術者
の眼の位置に接眼光学系22a,22bを配置する。こ
の時、固定ハウジング7内のイメージローテータプリズ
ム10a,10bが可動ハウジング16の軸Oまわりの
回転に対して1/2の回転が行われる。
【0043】術部を発した光は、鏡体内の図示しない拡
大光学系を介して、結像レンズ8a,8bに入射され
る。左右の光束はイメージローテータプリズム10a,
10bを介すことで、可動ハウジング16の軸Oまわり
の回転による像の回転が補正される。その後、プリズム
11a,11b及び三角プリズム12a,12bで反射
され、第1の中間結像点13a,13bにて結像する。
【0044】その後、リレーレンズ15a,15bによ
り伝達され、平行プリズム18a,18bにより反射さ
れた後、第2の中間結像点にて再度結像する。そして接
眼光学系22a,22bに導かれ、術者によって所望の
拡大倍率で立体観察が行われる。左右の観察光軸OL〜
OR間の距離と術者の眼幅がずれていて立体観察できな
い場合は、接眼鏡筒4aおよび4bを回転させること
で、左右の観察光軸OL、ORと術者の眼幅に合わせる
いわゆる眼幅調整を行う。
【0045】一方、内視鏡観察像や、CT、MRなどの
画像を顕微像と同時に観察したい場合は、術者は操作部
51を操作して、LCDモニター24a,24bに表示
させる。この時、LCDモニター24a,24bを発し
た光は結像レンズ25a,25bによりプリズム14
a,14bの上面上にて結像される。プリズム14a,
14bの上面は第1の結像点近傍にあるため図7に示す
ように顕微鏡観察視野O上に内視鏡画像Mが表示され
る。
【0046】すなわち、顕微鏡観察視野O上に内視鏡画
像Mを表示する場合には制御部51の表示選択スイッチ
54によって内視鏡TVカメラ58(内視鏡画像)とナ
ビゲーション装置59(ナビゲーション画像)を選択す
る。
【0047】また、表示選択スイッチ54によって内視
鏡TVカメラ58(内視鏡画像)を選択した状態で、制
御部51の観察部選択スイッチ53をONすると、4方
向スイッチ52がステップモードとなり、OFFすると
フリーモードとなる。4方向スイッチ52を選択的にO
N操作してXYテーブル28aを駆動する。4方向スイ
ッチ52の操作によりモータ駆動回路41を介してモー
タ30aを駆動すると、ピニオンギア31aが回転す
る。前記Xテーブル29aはYテーブル33aに固定さ
れたガイド軸32aにより軸受け部29a”が支持され
ており、ピニオンギア31aの回転力をラック部29
a’が受けることでガイド軸32aに沿ってX方向に動
く。これによりXテーブル29a上に固定された固定板
27aも動き、プリズム14aが第1の中間結像点13
a上で動き、この結果、内視鏡画像MがX方向に動く。
【0048】4方向スイッチ52の操作によりモータ駆
動回路43を介してモータ34aを駆動すると、ピニオ
ンギア35aが回転する。Yテーブル33aはXテーブ
ル29aに固定されたガイド軸36aにより軸受け部3
3a”が支持されており、ピニオンギア35aの回転力
をラック部33a’が受けることでガイド軸36aに沿
ってY方向に動く。これによりYテーブル33a上に固
定された固定板27aも動き、プリズム14aが第1の
中間結像点13a上で動き、この結果、内視鏡画像Mが
Y方向に動く。
【0049】図7は顕微鏡観察視野Oを示す。操作部5
1の観察部選択スイッチ53及び表示選択スイッチ54
を操作し、顕微鏡観察視野O内に顕微鏡の死角を観察す
る内視鏡観察像M及び顕微鏡観察視野内にて観察される
内視鏡121の像Pと、さらにナビゲーションによる内
視鏡121の斜視方向(矢印)Rを選択表示し、表示画
面にLCDモニター24a,24bに表示された処置位
置または手術用顕微鏡の観察位置に応じた断層画像、3
次元構築画像を表示したものである。
【0050】すなわち、LCDモニター24a,24b
の表示画面にはその時の3方向の断層画像(Sagit
al Coronal Axialの各断層画像情報)
140a〜140cと、それらを基に作成される3次元
構築画像(3D)140dとがそれぞれ表示される。こ
の3次元構築画像140dは、顕微鏡観察位置検出に基
づき、観察点、観察方向、さらには術前等のシミュレー
ション結果に従うターゲット(設定病変部)等の重畳画
像である。なお、LCDモニター24a,24bの表示
画面の側部には顕微鏡観察位置検出装置のデータ表示領
域140eが配置されている。従って、顕微鏡の接眼光
学系を覗くことにより術部の顕微鏡観察像とLCDモニ
ター24a,24bの表示画像が同時に観察できる。こ
のとき、LCDモニター24a,24bには3次元構築
画像140dが表示され、LCDモニター24a,24
bの表示画像に(3D)の文字が表示される。
【0051】図8は顕微鏡観察視野Oを示し、操作部5
1の観察部選択スイッチ53及び表示選択スイッチ54
を操作し、顕微鏡観察視野O内にLCDモニター24
a,24bによる処置位置または手術用顕微鏡の観察位
置に応じた断層画像と3次元構築画像及び内視鏡121
による内視鏡画像M、さらにナビゲーション装置59に
よる術前診断画像による腫瘍の外形表示Sを選択表示し
た場合である。
【0052】顕微鏡観察視野O内にはLCDモニター2
4a,24bの表示された画像、すなわち断層画像14
0a〜140cと3次元構築画像(3D)140d及び
LCDモニター69aに表示された画像、すなわち内視
鏡121の斜視方向(矢印)Rが重畳表示される。また
表示画面にはその時の内視鏡観察像Mが表示される。
【0053】図9〜図12は第2の実施形態を示し、神
経モニター100(脳神経の機能をチェックする術中診
断機器)の波形を監視する手段を設け、その結果に従っ
て顕微鏡観察視野O内に表示を行なうことができるよう
にしたものである。
【0054】図9は神経モニター監視のブロック図であ
り、設定入力部151は比較演算部152を介して映像
変換部153に接続されている。神経モニター100は
比較演算部152及び映像変換部153と接続されてい
るとともに、比較演算部152は映像変換部153と接
続する表示制御部154と接続されている。
【0055】図10は神経モニター表示フローチャート
を示し、図11は顕微鏡観察視野Oを示す。図10に示
すように、ステップS1で表示する状態の設定を行な
い、ステップS2で単位時間当たりの振幅回数が減るか
否かを見る。そして、YESの場合、ステップS3に移
り、監視モニター波形を表示する。ステップS3でNO
の場合にはピーク値が設定以下となるか否かを見る。そ
して、YESの場合、監視モニター波形を表示する。ス
テップS4でNOの場合にはステップS2に戻る。
【0056】図11は顕微鏡観察視野O内に「NERV
E」の文字が重畳表示され、電子画像に神経モニター1
00の波形Qが表示された状態を示す。従って、顕微鏡
の接眼光学系を覗くことにより手術用顕微鏡の観察位置
に応じた断層画像、さらには3次元構築画像及び内視鏡
121の像Pと同時に電子画像の監視モニター波形を観
察できる。従って、脳神経等の付近の処置を行なう際に
も、神経モニター100による監視を容易にでき、確実
な手術が遂行できる。
【0057】図12は顕微鏡観察視野O内に内視鏡12
1の像Pと同時に神経モニター100の波形Qが表示さ
れ、電子画像に手術用顕微鏡の観察位置に応じた断層画
像、さらには3次元構築画像が表示された状態を示す。
従って、顕微鏡の接眼光学系を覗くことにより手術用顕
微鏡の観察位置に応じた断層画像、さらには3次元構築
画像及び内視鏡121の像Pと同時に電子画像の監視モ
ニター波形を観察できる。従って、脳神経等の付近の処
置を行なう際にも、神経モニター100による監視を容
易にでき、確実な手術が遂行できる。
【0058】図13及び図14は第3の実施形態を示
し、手術中に術者に直接指示を得るために、手術室で撮
影する顕微鏡観察画像をカンファレンスルーム等へも送
信し、ペンタッチで入力画像情報を手術室の顕微鏡の画
像表示にて表示させることができるようにしたものであ
る。
【0059】すなわち、図13中、155は手術室であ
り、156はカンファレンスルームであり、壁157に
よって仕切られている。手術室155で撮影する顕微鏡
観察画像はインターフェース158からカンファレンス
ルーム156の画像合成装置159を介してモニター1
60に送信され、図14に示すように、モニター160
に顕微鏡観察画像が表示される。画像合成装置159に
はペン型入力具161が設けられ、モニター160にペ
ンタッチで指示画像162を入力することにより、術者
に指示をすることができる。従って、術者は経験豊富な
ドクターからの指示を簡単かつ的確に受けることがで
き、臨機応変な対応をも行なうことができる。
【0060】図15〜図17は第4の実施形態を示し、
操作入力用のメニュー画面を顕微鏡視野内に表示させ、
表示画像の選択操作を行なうようにしたものである。
【0061】図15はメニュー操作フローチャートであ
り、図16はPinPへのメニュー表示状態を示し、図
17はメニュー重畳表示状態を示す。図15に示すよう
に、ステップS1で、例えばフットスイッチ等によって
メニューSWがONされたか否かを判断し、YESの場
合にはステップS2に進み、ステップS1でNOの場合
にはスタートに戻る。ステップS2で、PinPが表示
中であるか否かを判断する。YESの場合にはステップ
S3に進み、重畳表示が表示中か否かを判断し、YES
の場合にはステップ4に進んでメニューを合成して重畳
表示し、NOの場合にはステップ5に進んでメニューを
重畳表示する。
【0062】ステップS2でNOの場合にはステップS
6に進んでPinPにメニューを表示し、さらにステッ
プS7に進んで操作によるカーソルを移動する。さら
に、ステップS8で操作入力による表示変更を行なった
後、ステップS9でEXIT選択を行なって終了する。
【0063】従って、図17に示すように、顕微鏡観察
視野O内に「MENU」の文字とともにメニュー内容と
手術用顕微鏡の観察位置に応じた断層画像、さらには3
次元構築画像が重畳表示され、電子画像には顕微鏡観察
像が表示される。
【0064】このように術者自身が顕微鏡視野内のPi
nP、重畳画像、画像観察の表示選択操作を行なえるた
め、効率的に必要な画像情報の選択、表示、観察を行な
いながら手術を遂行できる。
【0065】図18〜図20は第5の実施形態を示し、
図18は図3に示す鏡体の変形例を示す断面図、図19
は顕微鏡観察視野を示す図、図20はバイポーラ処置装
置のブロック図である。図18に示すように、鏡体4内
の光路に設けられた光路挿入光学系26を挟んでLCD
モニター28と反対側には結像レンズ170を介してT
Vカメラの撮像素子171が設けられている。
【0066】TVカメラの撮像素子171によるTVカ
メラ撮像範囲172と画像重畳させる画像重畳範囲17
3とを異なる範囲とし、TVカメラ撮像範囲172より
画像重畳範囲173を大きく設定している。そして、T
Vカメラにより撮影されない情報表示範囲174にVT
Rでの録画状況の確認表示を行なうとともに、処置機器
の情報を表示するようにしたものである。
【0067】処置機器としては、例えば図20に示すバ
イポーラ175であり、このバイポーラ175はフット
スイッチ176を有するコントローラ177に接続され
ている。コントローラ177はインターフェース178
を介して表示制御部179に接続されている。また、V
TR180もインターフェース181を介して表示制御
部179に接続されている。
【0068】このように構成することによってVTR1
80による録画時に、情報表示範囲174に「REC」
の文字を表示し、TVカメラ撮像範囲172にバイポー
ラ175の出力を表示することができる。
【0069】従って、顕微鏡の接眼光学系を覗くことに
より顕微鏡観察視野内にVTRでの記録状態、処置機器
の状態を確認することができる。
【0070】前述した各実施の形態によれば、次のよう
な構成が得られる。
【0071】(付記1)術部を立体観察する鏡体と、前
記鏡体の左右の観察像に画像を表示させる視野内表示手
段と、前記鏡体内に重畳表示を行なう画像重畳手段とを
有する手術用顕微鏡において、前記視野内表示手段にお
ける各モニターと、画像観察手段における各モニターの
表示制御用としてすべてのモニターに各々表示駆動手段
を有し、各々の表示駆動手段の操作入力手段とを備えた
ことを特徴とする手術用顕微鏡。
【0072】(付記2)術部を立体観察する鏡体と、前
記鏡体の左右の観察像に画像を表示させる視野内表示手
段と、前記鏡体内に重畳表示を行なう画像重畳手段と、
前記鏡体の接眼光学系と異なる画像観察手段とを有する
手術用顕微鏡において、前記視野内表示手段における各
モニター、画像観察手段における各モニター、画像重畳
手段のモニターの表示制御用に、すべてのモニターに各
々表示駆動手段を有し、各々の表示駆動手段の操作入力
手段とを備えたことを特徴とする手術用顕微鏡。
【0073】(付記3)術部を立体観察する鏡体と、前
記鏡体の左右の観察像に画像を表示させる視野内表示手
段と、前記鏡体の光学観察像に重畳させる画像重畳手段
と、前記鏡体の接眼光学系と異なる画像観察手段とを有
する手術用顕微鏡において、前記視野内表示手段におけ
る各モニター、画像観察手段における各モニター、画像
重畳手段のモニターの表示制御用に、各々表示駆動手段
を有し、各々の表示画像を選択する画像セレクターと、
選択された画像を対応するモニターへ表示すべく表示制
御手段と、前記表示制御手段の操作入力手段とを備えた
ことを特徴とする手術用顕微鏡。
【0074】(付記4)前記表示駆動手段が、モニター
駆動回路であることを特徴とする付記1,2または3記
載の手術用顕微鏡。
【0075】(付記5)前記表示制御手段が、モニター
駆動回路であることを特徴とする付記3記載の手術用顕
微鏡。
【0076】(付記6)術部を立体観察する鏡体と、前
記鏡体の左右の観察像に画像を表示させる視野内表示手
段と、前記鏡体内に重畳表示を行なう画像重畳手段とを
有する手術用顕微鏡において、前記視野内表示手段にお
ける各モニター、画像観察手段における各モニターの表
示制御用として、すべてのモニターに各々表示駆動手段
の操作入力手段と、生体監視モニターと接続される表示
制御手段とを備えたことを特徴とする手術用顕微鏡。
【0077】(付記7)前記表示制御手段は、生体監視
モニターからの信号の変化を検出する手段と、その結果
により表示駆動手段に表示画像情報を送信し表示を行な
うことを特徴とする付記6記載の手術用顕微鏡。
【0078】(付記8)前記生体監視モニターは、神経
モニター装置であることを特徴とする付記6記載の手術
用顕微鏡。
【0079】(付記9)前記表示制御手段は、神経モニ
ターからの出力の変化を検出する手段と、その結果に応
じて、重畳表示を行なう画像重畳手段に表示させること
を特徴とする付記6記載の手術用顕微鏡。
【0080】(付記10)術部を立体観察する鏡体と、
前記鏡体内に重畳表示を行なう画像重畳手段と、前記鏡
体の接眼光学系からなる画像観察手段とを有する手術用
顕微鏡において、前記画像観察手段における各モニター
と、画像重畳手段におけるモニターへの表示制御用とし
て、すべてのモニターに各々表示駆動手段を有し、各々
の表示駆動手段の操作入力手段と、前記顕微鏡観察像を
撮像する手段と、その撮影画像への合成手段と、その合
成手段の出力を接続するインターフェースとを備えたこ
とを特徴とする手術用顕微鏡。
【0081】(付記11)術部を立体観察する鏡体と、
前記鏡体の左右の観察像に画像を表示させる視野内表示
手段と、前記鏡体内に重畳表示を行なう画像重畳手段と
を有する手術用顕微鏡において、前記視野内表示手段に
おける各モニターと、画像観察手段における各モニター
の表示制御用として、すべてのモニターに各々表示駆動
手段を有し、各々の表示駆動手段の操作入力手段と、操
作入力手段の状態を表示する操作用画像を構成する手段
とを備えたことを特徴とする手術用顕微鏡。
【0082】(付記12)前記表示制御部は、視野内表
示手段の表示に応じて前記操作用画像を表示する手段を
選択することを特徴とする付記11記載の手術用顕微
鏡。
【0083】(付記13)術部を立体観察する鏡体と、
前記鏡体内に重畳表示を行なう画像重畳手段と、前記鏡
体に設けた撮像光学系とを有する手術用顕微鏡におい
て、顕微鏡観察像に対する前記画像重畳手段における表
示範囲と前記撮像光学系による撮影範囲とが異なること
を特徴とする手術用顕微鏡。
【0084】(付記14)前記画像重畳手段における表
示範囲は、前記撮像光学系による撮影範囲より大きいこ
とを特徴とする付記13記載の手術用顕微鏡。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、顕微鏡の死角を観察する内視鏡観察画像、ナビゲー
ション装置による顕微鏡、内視鏡観察位置の画像情報、
さらには内視鏡観察方向等の画像情報を各々単独または
任意に組み合わせて表示し、術者が手術状況に応じて画
像情報が得られ、効率的に手術が遂行できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、手術用顕微
鏡の双眼接眼鏡筒部の光学構成を示す図。
【図2】同実施形態を示し、図1における図中左側観察
光学系を示す側面図。
【図3】同実施形態の鏡体の縦断面図。
【図4】同実施形態を示し、LCD光学系の斜視図。
【図5】同実施形態を示し、XYテーブルの斜視及び制
御系のブロック図。
【図6】同実施形態を示し、手術用顕微鏡システムの全
体構成図。
【図7】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野の作用説明
図。
【図8】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野の作用説明
図。
【図9】この発明の第2の実施形態を示す神経モニター
監視ブロック図。
【図10】同実施形態を示し、監視モニター表示のフロ
ーチャート図。
【図11】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野の作用説
明図。
【図12】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野の作用説
明図。
【図13】この発明の第3の実施形態を示すブロック
図。
【図14】同実施形態の顕微鏡観察視野の作用説明図。
【図15】この発明の第4の実施形態を示すフローチャ
ート図。
【図16】同実施形態のメニュー表示を示す図。
【図17】同実施形態の顕微鏡観察視野の作用説明図。
【図18】この発明の第5の実施形態を示す鏡体の縦断
面図。
【図19】同実施形態の顕微鏡観察視野の作用説明図。
【図20】同実施形態のブロック図。
【符号の説明】
24a,24b,77a,77b,69a…LCDモニ
ター 65,66,67,68,69…表示駆動回路 51…操作部(操作入力手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 27/22 G02B 27/22 G02F 1/13 505 G02F 1/13 505 (72)発明者 植田 昌章 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大野 渉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 塩田 敬司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 新村 徹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 絹川 正彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 深谷 孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H052 AA13 AB10 AB15 AB19 AB23 AD04 AD05 AF01 AF11 AF21 AF22 2H088 EA22 4C061 AA23 BB01 BB06 CC06 DD00 NN05 VV04 WW10 XX01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 術部を立体観察する鏡体と、前記鏡体の
    左右の観察像に画像を表示させる視野内表示手段と、前
    記鏡体内に重畳表示を行なう画像重畳手段とを有する手
    術用顕微鏡において、 前記視野内表示手段における各モニターと、画像観察手
    段における各モニターの表示制御用としてすべてのモニ
    ターに各々表示駆動手段を有し、各々の表示駆動手段の
    操作入力手段とを備えたことを特徴とする手術用顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】 術部を立体観察する鏡体と、前記鏡体の
    左右の観察像に画像を表示させる視野内表示手段と、前
    記鏡体内に重畳表示を行なう画像重畳手段と、前記鏡体
    の接眼光学系と異なる画像観察手段とを有する手術用顕
    微鏡において、 前記視野内表示手段における各モニター、画像観察手段
    における各モニター、画像重畳手段のモニターの表示制
    御用に、すべてのモニターに各々表示駆動手段を有し、
    各々の表示駆動手段の操作入力手段とを備えたことを特
    徴とする手術用顕微鏡。
  3. 【請求項3】 術部を立体観察する鏡体と、前記鏡体の
    左右の観察像に画像を表示させる視野内表示手段と、前
    記鏡体の光学観察像に重畳させる画像重畳手段と、前記
    鏡体の接眼光学系と異なる画像観察手段とを有する手術
    用顕微鏡において、 前記視野内表示手段における各モニター、画像観察手段
    における各モニター、画像重畳手段のモニターの表示制
    御用に、各々表示駆動手段を有し、各々の表示画像を選
    択する画像セレクターと、選択された画像を対応するモ
    ニターへ表示すべく表示制御手段と、前記表示制御手段
    の操作入力手段とを備えたことを特徴とする手術用顕微
    鏡。
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