JP2002010611A - 電磁アクチュエータ及びその製造方法 - Google Patents

電磁アクチュエータ及びその製造方法

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JP2002010611A JP2000192024A JP2000192024A JP2002010611A JP 2002010611 A JP2002010611 A JP 2002010611A JP 2000192024 A JP2000192024 A JP 2000192024A JP 2000192024 A JP2000192024 A JP 2000192024A JP 2002010611 A JP2002010611 A JP 2002010611A
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部 伸 昭 渡
Daisuke Yaginuma
沼 大 祐 柳
Tomokazu Kihara
原 朋 和 木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定の角度範囲を回動するロータを備えた電磁
アクチュエータにおいて、組み付け調整を容易にできる
ようにする。 【解決手段】出力ピン11を有するロータ10を回動自
在に支持するように、上側枠部材20及び下側枠部材3
0に組み付け、両枠部材20,30の周りにコイル40
を巻回し、上側枠部材20の外周面にヨーク50を取り
付け、上側枠部材20に形成された取り付け溝26a〜
27cに磁性ピン60を挿着し、その後作動特性が許容
範囲となるように磁性ピン60の取り替え等を行なって
組み付け調整を行なう。そして、組み付け調整が完了し
た後に、上側枠部材20に形成された接着剤用凹部24
に接着剤を注入して、上側枠部材20に対してヨーク5
0及び磁性ピン60を固着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の角度範囲を
回動するロータを備えた電磁アクチュエータ及びその製
造方法に関し、特に、カメラのシャッタ装置あるいは絞
り装置等の駆動源として用いられる電磁アクチュエータ
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁アクチュエータは、図6に示
すように、N極及びS極に着磁されかつ駆動ピン1aを
有するロータ1と、ロータ1を回動自在に支持する上側
枠部材2及び下側枠部材3と、両枠部材2,3の周りに
巻回された励磁用のコイル4と、上側枠部材2の外周に
取り付けられた円筒状のヨーク5と、上側枠部材2とヨ
ーク5との間に挿入された磁性ピン6等により構成され
ている。この電磁アクチュエータの製造に際しては、先
ず、下側枠部材3と上側枠部材2との間にロータ1を回
動自在に取り付けた状態で上側枠部材2及び下側枠部材
3を連結し、この両枠部材2,3の周りにコイル4を巻
回して取り付け、続いて、上側枠部材2の外周面2aに
接着剤を塗布してヨーク5を取り付け、その後、上側枠
部材2の溝2bに磁性ピン6を適宜挿入して取り付けて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な電磁アクチュエータにおいては、組み付け完了後にそ
の作動特性を検査した結果、その作動特性のバラツキが
許容範囲を超えていた場合は、バラツキを取るためのあ
るいは許容範囲内に抑えるための手直しが必要となる。
この手直しにおいては、既に挿着した磁性ピン6を抜き
取り他の磁性ピン6と取り替える等の作業を行なうこと
になるが、ヨーク5と上側枠部材2とは既に接着剤で固
着されており、又、この接着剤により磁性ピン6も固着
された状態となっている場合がある。それ故に、その抜
き取りが容易ではなく、作業が困難であり、又、場合に
よっては抜き取り作業時に力が加わり過ぎて部品が破損
する等の虞があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、組み付けが容易に行
なえるのは勿論のこと、組み付け後の手直し等により、
作動特性のバラツキ等を容易に調整することができる電
磁アクチュエータ及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電磁アクチ
ュエータは、異なる極性に着磁されかつ回転中心軸から
偏倚した位置に出力部を有するロータと、このロータを
回動自在に支持する枠部材と、この枠部材の周りに巻回
された励磁用のコイルと、枠部材の外周に取り付けられ
て磁路を形成するヨークと、コイルへの非通電時におけ
る磁気的吸引力を調整するべく枠部材とヨークとの間に
取り付けられる磁性部材とを備え、コイルへの通電及び
非通電により所定の角度範囲を回動して出力部により回
転力を出力する電磁アクチュエータであって、上記枠部
材には、組み付けの際の接着剤を注入するための接着剤
用凹部が設けられている、ことを特徴としている。この
構成によれば、枠部材に形成された接着剤用凹部に接着
剤を注入(あるいは充填)することにより、枠部材に対
してヨーク又は磁性部材が固着される。すなわち、ロー
タを枠部材に取り付け、この枠部材にコイルを巻回し、
このコイルを巻回した枠部材にヨークを取り付け、その
後磁性部材を取り付けて、組み付け調整を行なった後
(全ての組み付けが完了した後)に、接着剤により固着
することができる。
【0006】上記構成において、接着剤用凹部は、ロー
タの回転中心軸に対して、出力部が移動する側と反対側
に設けられている、構成を採用することができる。この
構成によれば、接着剤は、ロータの出力部から離れた位
置にある接着剤用凹部に注入(あるいは充填)されるた
め、仮に接着剤が溢れ出たりあるいは滲み出たりして
も、出力部の周りに流れてこの出力部が枠部材に固着す
る等の不具合を防止できる。それ故に、手直し等の作業
が発生せず、生産性が向上する。
【0007】上記構成において、ヨークは円筒状をな
し、磁性部材は略円柱状の磁性ピンからなり、枠部材
は、磁性ピンを挿入して取り付けるべくヨークが隣接す
る外周面においてロータの回転中心軸と平行に伸長する
ように形成された複数の取り付け溝を有し、接着剤用凹
部は、これら複数の取り付け溝のうち少なくとも一部の
取り付け溝の軸線方向端部及びヨークの内周面に面して
いる、構成を採用することができる。この構成によれ
ば、枠部材に形成された接着剤用凹部に接着剤が注入
(あるいは充填)されると、この接着剤は、ヨークの内
周面及び磁性ピンを挿入する取り付け溝の端部に密着し
て、あるいは、取り付け溝を伝わって磁性ピンの周りに
も流れ込み、確実な接着が行なわれる。また、ヨークの
上端を越えて接着剤が溢れ出るのを防止できる。
【0008】また、本発明に係る電磁アクチュエータの
製造方法は、異なる極性に着磁されたロータを回動自在
に枠部材に取り付けるロータ取り付け工程と、枠部材の
周りに励磁用のコイルを巻回して取り付けるコイル取り
付け工程と、枠部材の外周に磁路を形成するヨークを取
り付けるヨーク取り付け工程と、コイルへの非通電時に
おける磁気的吸引力を調整するための磁性部材を枠部材
とヨークとの間に取り付ける磁性部材取り付け工程とを
含む電磁アクチュエータの製造方法であって、上記ヨー
ク取り付け工程及び磁性部材取り付け工程の後に、電磁
アクチュエータの作動特性を所定の許容範囲内とするべ
く組み付け調整を行なう調整工程と、この調整工程の後
に、ヨークと枠部材とを接着剤により接着する接着工程
とを含む、ことを特徴としている。この構成によれば、
ヨークの取り付け及び磁性部材の取り付け後に、未接着
の状態で組み付け調整(磁性部材の取り替え等)が行な
われるため、この取り替え等の調整作業を容易に行なう
ことができ、又、調整作業が完了した後に接着作業が行
なわれるため、従来に比べて接着剤の無駄な使用を防止
することができる。
【0009】上記構成において、接着工程では、ヨーク
と磁性部材の少なくとも一部と枠部材とを接着剤により
接着する、構成を採用することができる。この構成によ
れば、ヨーク及び少なくとも一部(例えば、ロータの出
力部側と反対側に配置された)磁性部材が枠部材に固着
されるため、より堅固な構造とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しつつ説明する。図1及び図2は、
本発明に係る電磁アクチュエータの一実施形態を示すも
のである。この実施形態に係る電磁アクチュエータは、
図1及び図2に示すように、ロータ10と、ロータ10
を回動自在に支持する上側枠部材20及び下側枠部材3
0と、上側枠部材20及び下側枠部材30の周りに巻回
された励磁用のコイル40(図2参照)と、上側枠部材
20の外周に取り付けられて磁路を形成する円筒状のヨ
ーク50と、上側枠部材20とヨーク50との間に取り
付けられた磁性部材としての磁性ピン(鉄ピン)60等
を、その基本構成としている。
【0011】ロータ10は、異なる極性(N極とS極)
に着磁された円柱状の本体部と、この本体部の中心を通
る回転中心軸から偏倚した位置に出力部としての出力ピ
ン11を有し、又、回転中心軸の両端には、後述する上
側枠部材20の軸受け孔21に挿入される上側軸部12
及び下側枠部材30の軸受け孔31に挿入される下側軸
部13を有している。
【0012】上側枠部材20は、図1に示すように、両
側が開口した略キャップ(鍔付き帽子)形状をなし、そ
の上壁部には軸受け孔21及びコイル40を巻回するた
めの巻回溝22が形成されている。また、外周面23に
は、図1及び図2(a)に示すように、巻回溝22を境
として出力ピン11が移動する側の領域に、ロータ10
の回転中心軸と平行に伸長して形成された磁性ピン60
を挿入するための取り付け溝27a,27b,27cが
形成されており、一方、巻回溝22を境として出力ピン
11が移動する側と反対側の領域に、同様の取り付け溝
26a,26b,26cが形成されている。磁性ピン6
0は、コイル40への非通電時における磁気的吸引力が
所定の特性となるように、これらの取り付け溝26a,
26b,26c,27a,27b,27cの一部に対し
てあるいは全てに対して挿着される。
【0013】また、上側枠部材20の上壁部には、図1
及び図2に示すように、分離壁部25を境として巻回溝
22と反対側すなわち出力ピン11が移動する側と反対
側に、接着剤を注入するための接着剤用凹部24が形成
されている。この接着剤用凹部24は、取り付け溝26
a,26b,26cと連通するようにそれらの上端部
(軸線方向端部)に面し、又、ヨーク50が取り付けら
れた状態でその内周面51に面している。したがって、
この接着剤用凹部24に対して、例えばエポキシ樹脂材
等からなる接着剤が注入(あるいは充填)されると、図
2(b)に示すように、その表面張力も寄与して接着剤
の塊Bを形成し、上側枠部材20に対してヨーク50及
び取り付け溝26a,26b,26cに挿着された磁性
ピン60が堅固に固着されることになる。
【0014】また、このように、接着剤を設ける領域を
凹部としたことにより、図2(b)に示すように、注入
された接着剤(塊B)の上端面が上側枠部材20の上端
(線L)から飛び出ないように、又、注入された接着剤
がヨーク50の上端縁を越えて外側に溢れ出ないよう
に、容易に組み付けることができる。さらに、この接着
剤用凹部24は、出力ピン11が位置する側と反対側に
設けられているため、注入された接着剤が仮に溢れ出た
りあるいは滲み出たりしても、出力ピン11の周りに流
れ込むことを極力防止することができる。これにより、
この出力ピン11(ロータ10)が枠部材に固着するの
を防止でき、あるいは、出力ピン11に接着剤が付着す
ることでシャッタ羽根等の他の被駆動部材に連結するの
が困難になる等の組み付け時の不具合も予め防止でき
る。
【0015】この構成においては、取り付け溝27a,
27b,27cに挿着された磁性ピン60は接着されな
いが、磁性ピン60はヨーク50の内周面51と取り付
け溝26a,26b,26c,27a,27b,27c
との間において、圧入状態で固定されているため、その
抜け落ち等は防止できる。また、磁性ピン60の取り替
えにより作動特性を調整する際には、取り付け溝26
a,26b,26cに挿着された磁性ピン60を取り替
えることにより行なうが、その取替え等により取り付け
力(圧入による保持力)が弱くなって抜け落ち易くなっ
たとしても、この部分(取り付け溝26a,26b,2
6cの上端部)に接着剤を注入するため、組み付け完了
後には確実に固着されることになる。
【0016】尚、上側枠部材20の下端部には、図1及
び図2(b)に示すように、下側枠部材30に連結する
ためのフック等をなす連結部28が形成されており、こ
の連結部28を下側枠部材30に向けて押し込むことに
より、容易に連結できるようになっている。
【0017】下側枠部材30には、図1に示すように、
その下壁部において、軸受け孔31、コイル40を巻回
するための巻回溝32、出力ピン11を遊挿させる開口
34等が形成されている。また、この下壁部の両側に位
置する縦壁部には、上側枠部材20の連結部28を受け
入れる連結受部35が形成されており、さらに続いて水
平方向に拡がるフランジ部36が形成されている。この
フランジ部36には、ボルト80を通す貫通孔36aが
設けられており、例えば、カメラ用シャッタ装置の地板
70に形成されたボス部71に対して、このフランジ部
36が接合されボルト80により締結される。
【0018】次に、上記電磁アクチュエータの製造方法
について説明する。先ず、ロータ10の下側軸部13を
下側枠部材30の軸受け孔31に挿入しかつ上側軸部1
2を上側枠部材20の軸受け孔21に挿入しつつ、上側
枠部材20と下側枠部材30とを連結する(ロータ取り
付け工程)。これにより、ロータ10は両枠部材20,
30により回動自在に支持される。続いて、上側枠部材
20及び下側枠部材30の周りを取り囲むように、巻回
溝22,32に対して所定の巻き数となるようにコイル
40を巻回する(コイル取り付け工程)。
【0019】次に、上側枠部材20の外周面23と接合
するようにヨーク50を取り付ける(ヨーク取り付け工
程)。続いて、取り付け溝26a,26b,26c,2
7a,27b,27cのうち少なくとも一部あるいは全
ての取り付け溝に、例えば、取り付け溝26a,26
b,26c,及び取り付け溝27a,27b,27c
に、磁性ピン60を挿着する(磁性部材取り付け工
程)。
【0020】次に、上記のように組み付けられた電磁ア
クチュエータが、所定の作動特性を満たすか否か、例え
ば、コイル40への通電によりロータ10が所定の角度
範囲を回転するか否か、あるいは、コイル40への非通
電時にロータ10が所定の回転方向に所定の磁気的吸引
力で付勢されるか否か等の検査を行ない、許容範囲から
外れているときは、取り付け溝26a,26b,26c
に挿着された磁性ピン60を適宜取り外して別の磁性ピ
ン60と交換する。磁性ピン60の交換後、再び検査を
行ない、許容範囲内となるまで繰り返す。このように、
作動特性が許容範囲内となるように、磁性ピン60の取
り替え等による組み付け調整を行なう(調整工程)。こ
のように、ヨーク50及び磁性ピン60を取り付け後未
接着の状態で、組み付け調整(磁性ピン60の取り替え
等)を行なうため、この取り替え等の調整作業を容易に
行なうことができ、取り外しの際に無理な力を加えて部
品を破損させるようなこともない。
【0021】そして、上記組み付け調整が完了した後
に、接着剤用凹部24に対して、注入器(インジェク
タ)等を用いて接着剤を所定量注入し、ヨーク50と上
側枠部材20とを、あるいは、ヨーク50、取り付け溝
26a,26b,26cに挿着された磁性ピン60、及
び上側枠部材20を、相互に接着剤により接着する(接
着工程)。ここでは、接着剤を設ける領域が凹部となっ
ているため、注入された接着剤が上側枠部材20の上端
(線L)から飛び出ないように、又、注入された接着剤
がヨーク50の上端縁を越えて外側に溢れ出ないよう
に、接着剤の注入を容易に行なうことができる。
【0022】また、接着剤用凹部24は、出力ピン11
が位置する側と反対側に設けられているため、注入され
た接着剤が仮に溢れ出たりあるいは滲み出たりしても、
出力ピン11の周りに流れ込むことを極力防止できる。
それ故に、出力ピン11(ロータ10)が枠部材に固着
するのを防止でき、又、シャッタ羽根等の他の被駆動部
材に連結する際に、出力ピン11に付着した接着剤を取
り除く等の手直しの手間が省ける。さらに、調整作業が
完了した後に接着作業が行なわれるため、従来に比べて
接着剤の無駄な使用を防止できる。
【0023】上記の接着工程を完了すると、電磁アクチ
ュエータの組み付けが全て完了することになる。その
後、用途に応じて、例えば、カメラのシャッタ装置ある
いは絞り装置等の駆動源として組み込まれることにな
る。
【0024】図3ないし図5は、本発明の電磁アクチュ
エータを絞り兼用シャッタ装置の駆動源として適用した
例を示すものである。この絞り兼用シャッタ装置は、露
光用の開口部100a,110aを有する地板100及
び押え板110と、開口部100a,110aを開閉す
ると共に所望の口径に絞る絞り兼用のシャッタ羽根12
0と、シャッタ羽根120を駆動する駆動源としての本
発明に係る電磁アクチュエータ130等を備えている。
【0025】地板100と押え板110とは、図3に示
すように、羽根室Wを画定するように結合されており、
この羽根室Wに絞り兼用のシャッタ羽根120が配置さ
れている。地板100の上面には、電磁アクチュエータ
130が配置されている。この電磁アクチュエータ13
0は、図3に示すように、突出した出力ピン11を有し
かつN極及びS極に着磁されて所定の角度範囲を回動す
るロータ10と、ロータ10を回動自在に支持する上側
枠部材20及び下側枠部材30と、励磁用のコイル40
と、上側枠部材20に取り付けられた円筒状のヨーク5
0と、取り付け溝26a,26b,26cに挿着された
磁性ピン61及び取り付け溝27a,27b,27cに
挿着された磁性ピン62等を備えている。
【0026】そして、ヨーク50と磁性ピン61と上側
枠部材20とは、上側枠部材20の接着剤用凹部24に
注入された接着剤Bにより相互に堅固に固着され、下側
枠部材30のフランジ部36が地板100の取り付けボ
ス部101に対してボルト80により締結されている。
また、磁性ピン61,62が作用して、シャッタ羽根1
20が開口部100a,110aを開放する開放位置、
開口部100a,110aを所定の口径に絞る絞り位
置、開口部100a,110aを閉鎖する閉鎖位置にあ
るとき、コイル40への非通電状態でそれらの位置にシ
ャッタ羽根120を保持するように磁気的に付勢されて
いる。
【0027】絞り兼用のシャッタ羽根120は、図4及
び図5に示すように、第1シャッタ羽根121と第2シ
ャッタ羽根122との2枚羽根からなる。第1シャッタ
羽根121は地板100の支持軸102により、又、第
2シャッタ羽根122は地板100の支持軸103によ
り、それぞれ回動自在に支持されている。また、第1シ
ャッタ羽根121及び第2シャッタ羽根122の長孔1
21a,122aには、ロータ10の出力ピン11が連
結されている。そして、図4に示すように、出力ピン1
1が略下向きに(ロータ10が時計回りに)回転する
と、シャッタ羽根120は、それぞれの絞り縁部121
b,122bが開口部100aを完全に開放する開放位
置に至り、ストッパ104,105に当接して停止し、
その位置に位置決めされる。
【0028】一方、図5に示すように、出力ピン11が
略上向きに(ロータ10が反時計回りに)回転すると、
シャッタ羽根120は、それぞれの絞り縁部121b,
122bが開口部100aを所定の口径に絞る絞り位置
に至り、第1の安定位置(図4及び図5参照)にある規
制手段140の当接部141aに第1シャッタ羽根12
1の先端部が当接して、その位置に位置決めされる。ま
た、出力ピン11がさらに上向きに(ロータ10がさら
に反時計回りに)回転すると、開口部100aを完全に
閉鎖する閉鎖位置(不図示)に至り、第2の安定位置
(不図示)にある規制手段140の当接部141aに第
1シャッタ羽根121の先端部が当接して、あるいは、
第2シャッタ羽根122の先端部がストッパ106に当
接して、その位置に位置決めされる。
【0029】すなわち、第1シャッタ羽根121と第2
シャッタ羽根122とは、長孔121a,122aに挿
入された出力ピン11を介して連動させられる関係にあ
り、この連動関係の基で、地板100の軸部109に取
り付けられた捩じりスプリング150の一端部151が
第2シャッタ羽根122の一部に掛止されかつ他端部1
52が出力ピン11に掛止されているため、捩じりスプ
リング150により、ロータ10が時計回りに付勢され
ると共に第1シャッタ羽根121と第2シャッタ羽根1
22とが開放位置に向けて付勢されている。
【0030】規制手段140は、図3ないし図5に示す
ように、地板100の軸部107に回動自在に取り付け
られた規制レバー141と、規制レバー141の自由端
部に取り付けられかつ両端部が地板100の軸部108
に掛止されたスプリング142とにより構成されてい
る。規制レバー141は、その自由端部から羽根室W内
に伸長する当接部141aを有し、この当接部141a
に対して第1シャッタ羽根121の先端部が当接するよ
うになっている。そして、規制レバー141とスプリン
グ142とが、軸部107と軸部108とを結ぶ直線上
に並ぶときにスプリング142が捩じられて最も不安定
な状態となり、図4及び図5に示す位置(第1の安定位
置)にあるとき又は上記直線に対して線対称な右側の位
置(第2の安定位置)にあるとき最も安定した状態とな
る。
【0031】次に、上記絞り兼用シャッタ装置が、デジ
タルスチルカメラに搭載された場合の動作について説明
する。尚、デジタルスチルカメラには、種々の制御を司
る制御部(CPU等)、撮像素子としてのCCD、CC
Dから出力された画像信号の記憶処理等を行なう画像信
号処理回路、シャッタのレリーズ動作を行なう際のシャ
ッタレリーズスイッチ、メインスイッチ等が設けられて
いる。
【0032】先ず、撮影者がメインスイッチをONにす
ると、制御部から出力される制御信号によりCCDがO
N状態になり作動させられる。このとき、図4に示すよ
うに、シャッタ羽根120は、開口部100aを全開し
た開放位置に位置し、ストッパ104,105により位
置決めされている。すなわち、電磁アクチュエータ13
0のロータ10は、非通電状態においてその磁気吸引力
により又捩じりスプリング150の付勢力により、時計
回りに回転するように付勢されている。
【0033】上記のように、開口部100aが開放され
た状態において、CCDに被写体光が届くと、CCDの
出力信号に基づいて、制御部は適正な絞りを行なうか否
かの判断と露出時間(シャッタ秒時)を算出する。そし
て、絞り動作を行なわない作動モードでは、図4に示す
状態のまま撮影に備えて待機することになる。ここで、
レリーズ動作が行なわれると、制御部からの制御信号に
よりCCDがリセットされて電荷の蓄積を開始し、所定
時間(露出時間)経過した時点で、コイル40に所定方
向の電流が所定時間流される。これにより、電磁アクチ
ュエータ130のロータ10が反時計回りに回転し、第
1シャッタ羽根121及び第2シャッタ羽根122がそ
れぞれ直ちに閉鎖位置へと移動させられ、規制レバー1
41が第2の安定位置に移動して停止することで第1シ
ャッタ羽根121が停止すると共に、第2シャッタ羽根
122がストッパ106に当接して停止する。
【0034】続いて、制御部は画像信号処理回路等を介
して撮影された画像の信号を取り込む制御を行ない、メ
モリカード等の記憶部に記憶させる。これにより、1回
の撮影動作が完了する。その後、制御部から出力される
信号により、電磁アクチュエータ130のコイル40へ
逆向きの電流が流されると、ロータ10は時計回りに回
転し、第1シャッタ羽根121及び第2シャッタ羽根1
22はそれぞれ直ちに開放位置へと移動させられ、スト
ッパ104,105に当接して停止する。
【0035】一方、被写体光に曝されたCCDの出力信
号に基づいて、制御部が絞りを行なうと判断した場合の
作動モードでは、先ず、制御部から出力される信号によ
り、電磁アクチュエータ130のコイル40に対して、
所定方向の電流が所定時間流される。この通電により、
ロータ10が反時計回りに所定角度だけ回転すると、第
1シャッタ羽根121が時計回りにかつ第2シャッタ羽
根122が反時計回りに回転し、第1シャッタ羽根12
1が規制レバー141の当接部141aに当接して、図
5に示すような絞り位置に至る。
【0036】図5に示す絞り状態においては、開口部1
00aの絞り口径は、第1シャッタ羽根121の絞り縁
部121bと第2シャッタ羽根122の絞り縁部122
bとにより画定される。すなわち、ロータ10の回動動
作は、出力ピン11、長孔121a,122aを介し
て、第1シャッタ羽根121及び第2シャッタ羽根12
2の揺動動作として、増幅されて変換されることにな
る。したがって、ロータ10の回転角度が所定の許容範
囲から外れると、第1シャッタ羽根121の絞り縁部1
21bと第2シャッタ羽根122の絞り縁部122bと
により画定される絞り口径は所望の値から大きくずれる
ことになる。それ故に、電磁アクチュエータ130の作
動特性、すなわち、所定の通電に対するロータ10の回
動量(回転角度)及び磁気的付勢力は、高精度に管理さ
れる必要がある。ところで、本発明の電磁アクチュエー
タ130においては、この管理が確実にかつ容易に行な
われるため、このような絞りを行なう装置の駆動源とし
て用いられるのに適している。
【0037】この絞り状態で、レリーズ動作が行なわれ
ると、制御部から出力される制御信号によりCCDがリ
セットされて電荷の蓄積を開始し、所定時間(露出時
間)経過した時点で、電磁アクチュエータ130のコイ
ル40に所定方向の電流が所定時間流される。これによ
り、ロータ10が反時計回りに回転し、第1シャッタ羽
根121が時計回りにかつ第2シャッタ羽根122が反
時計回りにそれぞれ回転して閉鎖位置に移動させられ、
規制レバー141が第2の安定位置に移動して停止する
ことで第1シャッタ羽根121が停止すると共に、第2
シャッタ羽根122がストッパ106に当接して停止す
る。
【0038】続いて、制御部は画像信号処理回路等を介
して撮影された画像の信号を取り込む制御を行ない、メ
モリカード等の記憶部に記憶させる。これにより、1回
の撮影動作が完了する。その後、制御部から出力される
信号により、電磁アクチュエータ130のコイル40へ
逆向きの電流が流されると、ロータ10は時計回りに回
転し、第1シャッタ羽根121及び第2シャッタ羽根1
22はそれぞれ開放位置へ移動させられ、ストッパ10
4,105に当接して停止する。
【0039】以上の制御シーケンスにより、開口部10
0aが再び開放されて、CCDに被写体光が届くと、こ
のCCDの出力信号に基づいて、制御部は絞りを行なう
か否かの判断と露出時間(シャッタ秒時)を算出する。
そして、絞り動作を行なわない作動モードでは、図4に
示す状態で撮影に備えて待機し、又、絞り動作を行なう
作動モードでは、図5に示す状態で撮影に備えて待機す
ることになる。
【0040】以上述べたように、絞り兼用シャッタ装置
あるいは絞り装置においては、絞りの口径を高精度に制
御する必要があるため、本発明に係る電磁アクチュエー
タ130の如く作動特性が高精度にかつ容易に管理され
るものは、駆動源として好ましく適用することができ
る。
【0041】上記実施形態においては、接着剤を注入す
るための接着剤用凹部として、上側枠部材20の上面を
半月状に切り欠いた形状を採用したが、これに限定され
るものではなく、本発明と同様の作用効果が得られる限
りその他の形状を採用することも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の電磁アクチ
ュエータ及びその製造方法によれば、出力部を有するロ
ータを回動自在に支持する枠部材に対して、組み付けの
際の接着剤を注入するための接着剤用凹部を設けたこと
により、枠部材に対して、ロータの取り付け、コイルの
取り付け、ヨークの取り付け、磁性部材の取り付けを行
ない、さらに作動特性の調整(組み付け調整)を行なっ
た後(全ての組み付けが完了した後)に、接着剤を接着
剤用凹部に注入して固着することができる。したがっ
て、磁性部材の取り替え等による組み付け調整を容易に
行なうことができ、生産性が向上する。
【0043】また、接着剤用凹部を、ロータの回転中心
軸に対して出力部が移動する側と反対側に設けた場合
は、接着剤はロータの出力部から離れた位置に注入され
るため、仮に接着剤が溢れ出たりあるいは滲み出たりし
ても、出力部の周りに流れてこの出力部が枠部材に固着
する等のケースを防止できる。それ故に、手直し等の作
業が発生せず、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁アクチュエータの一実施形態
を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す電磁アクチュエータの部分拡大図で
あり、(a)は上側枠部材及びロータの部分の平面図、
(b)は(a)中のA−A部における断面図である。
【図3】本発明に係る電磁アクチュエータをカメラの絞
り兼用シャッタ装置に駆動源として適用した場合の一実
施形態を示す部分断面図である。
【図4】図3に示す絞り兼用シャッタ装置において、絞
り兼用のシャッタ羽根が開口部を開放した状態を示す平
面図である。
【図5】図3に示す絞り兼用シャッタ装置において、絞
り兼用のシャッタ羽根が開口部を所定の口径に絞った状
態を示す平面図である。
【図6】従来の電磁アクチュエータを示す部分拡大図で
あり、(a)は上側枠部材及びロータの部分の平面図、
(b)は(a)中のE−E部における断面図である。
【符号の説明】
10 ロータ 11 出力ピン(出力部) 20 上側枠部材 21 軸受け孔、 22 巻回溝、 23 外周
面、24 接着剤用凹部、 25 分離壁部 26a,26b,26c,27a,27b,27c 取
り付け溝 28 連結部 30 下側枠部材 31 軸受け孔、 32 巻回溝、 34 開
口、35 連結受部、 36 フランジ部 40 コイル 50 ヨーク 51 内周面 60 磁性ピン(磁性部材) 70 地板 100 地板 102,103 支持軸 104,105,106 ストッパ 107,108,109 軸部 110 押え板 120 シャッタ羽根 121 第1シャッタ羽根、121a 長孔、121b
絞り縁部 122 第2シャッタ羽根、122a 長孔、122b
絞り縁部 130 電磁アクチュエータ 140 規制手段 141 規制レバー、141a 当接部 142 スプリング 150 スプリング
フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 AA08 BB05 BB14 BB18 CC02 CC03 CC10 EA02 EA12 EA19 EA29 EB12 FF06 GG18 5H621 GA02 GA14 GA17 GB03 JK15 JK17 5H633 BB03 GG02 GG04 GG06 HH03 HH20 HH21 JA02 JA05 JB03 JB04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる極性に着磁されかつ回転中心軸か
    ら偏倚した位置に出力部を有するロータと、前記ロータ
    を回動自在に支持する枠部材と、前記枠部材の周りに巻
    回された励磁用のコイルと、前記枠部材の外周に取り付
    けられて磁路を形成するヨークと、前記コイルへの非通
    電時における磁気的吸引力を調整するべく前記枠部材と
    ヨークとの間に取り付けられる磁性部材とを備え、前記
    コイルへの通電及び非通電により所定の角度範囲を回動
    して出力部により回転力を出力する電磁アクチュエータ
    であって、 前記枠部材には、組み付けの際の接着剤を注入するため
    の接着剤用凹部が設けられている、ことを特徴とする電
    磁アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記接着剤用凹部は、前記ロータの回転
    中心軸に対して、前記出力部が移動する側と反対側に設
    けられている、ことを特徴とする請求項1記載の電磁ア
    クチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記ヨークは、円筒状をなし、 前記磁性部材は、略円柱状の磁性ピンからなり、 前記枠部材は、前記磁性ピンを挿入して取り付けるべ
    く、前記ヨークが隣接する外周面において前記ロータの
    回転中心軸と平行に伸長するように形成された複数の取
    り付け溝を有し、 前記接着剤用凹部は、前記複数の取り付け溝のうち少な
    くとも一部の取り付け溝の軸線方向端部及び前記ヨーク
    の内周面に面している、ことを特徴とする請求項1又は
    2記載の電磁アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 異なる極性に着磁されたロータを回動自
    在に枠部材に取り付けるロータ取り付け工程と、前記枠
    部材の周りに励磁用のコイルを巻回して取り付けるコイ
    ル取り付け工程と、前記枠部材の外周に磁路を形成する
    ヨークを取り付けるヨーク取り付け工程と、前記コイル
    への非通電時における磁気的吸引力を調整するための磁
    性部材を前記枠部材とヨークとの間に取り付ける磁性部
    材取り付け工程とを含む電磁アクチュエータの製造方法
    であって、 前記ヨーク取り付け工程及び磁性部材取り付け工程の後
    に、電磁アクチュエータの作動特性を所定の許容範囲内
    とするべく組み付け調整を行なう調整工程と、前記調整
    工程の後に、前記ヨークと前記枠部材とを接着剤により
    接着する接着工程と、を含む、ことを特徴とする電磁ア
    クチュエータの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記接着工程において、前記ヨークと前
    記磁性部材の少なくとも一部と前記枠部材とを接着剤に
    より接着する、ことを特徴とする請求項4記載の電磁ア
    クチュエータの製造方法。
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