JP2002010562A - 電気自動車のモータ収容ケース - Google Patents

電気自動車のモータ収容ケース

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JP2002010562A
JP2002010562A JP2000181702A JP2000181702A JP2002010562A JP 2002010562 A JP2002010562 A JP 2002010562A JP 2000181702 A JP2000181702 A JP 2000181702A JP 2000181702 A JP2000181702 A JP 2000181702A JP 2002010562 A JP2002010562 A JP 2002010562A
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JP
Japan
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case
stator
motor
electric vehicle
casting
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JP2000181702A
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English (en)
Inventor
Takenori Hashimoto
武典 橋本
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋳造で製作されるモータ収納ケースに対する
機械加工の面積を減少させて内部の巣の連通を回避し、
隣接する変速機側からのオイルや冷却水の侵入を防止す
る。 【解決手段】 ケース4の鋳造後、モータ1のステータ
3の外径より若干大径の円筒内周面11aから突出する
複数の突部11bを円筒加工してロータ2に対する同心
度を所定の精度に仕上げ、ステータ3が嵌合される嵌合
部11を形成する。また、ステータ3の端面に対する突
き当て面となるケース4の肩部12を、ボルト13のね
じ孔13a周囲の所定範囲に設けた複数の突部12aを
平面加工して形成し、ロータ2に対する垂直度を所定の
精度に仕上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造で製作される
モータ収納ケースに対する機械加工の面積を減少させる
電気自動車のモータ収容ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハイブリッド車を含む電気自動車
では、特開平6−105516号公報等に開示されてい
るように、変速駆動装置、モータ、及びモータの回転位
置を検出するレゾルバ等の位置検出センサを一体的に組
み込むことにより、省スペースを図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、モータを収納するケースは、アルミニウム合金等の
鋳造で製作され、モータやレゾルバのステータを固定す
る部位は、ロータに対する位置精度を確保するために機
械加工を行なう必要がある。このため、機械加工によっ
てケース内部の鋳造の巣が表面に露出して隣接する変速
機室と連通する可能性があり、変速機側からのオイルや
冷却水がモータを収納するモータ室に侵入する虞があ
る。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、鋳造で製作されるモータ収納ケースに対する機械加
工の面積を減少させて内部の巣の連通を回避し、隣接す
る変速機側からのオイルや冷却水の侵入を防止する電気
自動車のモータ収容ケースを提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、鋳造で製作されて電気自動
車のモータを収納するケースにおいて、上記ケースにス
テータを取付ける部位に、少なくとも2箇所の突部を設
け、この突部を機械加工して上記ステータの鉄心外周部
を嵌合する嵌合部とすることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、鋳造で製作されて
電気自動車のモータを収納するケースにおいて、上記ケ
ースにステータを取付ける部位に突部を設け、この突部
を機械加工して上記ステータの鉄心端面を突き当てる突
き当て面とすることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、鋳造で製作されて
電気自動車のモータを収納するケースにおいて、上記ケ
ースにステータを取付ける部位に凹部を設け、この凹部
を除く部位を機械加工して上記ステータの鉄心端面を突
き当てる突き当て面とすることを特徴とする。
【0008】すなわち、請求項1記載の発明は、ケース
のステータを取付ける部位に少なくとも2箇所の突部を
設け、この突部を機械加工してステータの鉄心外周部を
嵌合することで正確な芯出しを可能としつつ機械加工面
を減少させ、ケース内部の巣の連通を回避して隣接する
変速機側からのオイルや冷却水の侵入を防止する。
【0009】請求項2記載の発明は、ケースのステータ
を取付ける部位に突部を設け、この突部を機械加工して
ステータの鉄心端面を突き当てる突き当て面とすること
でステータの確実な固定を可能としつつ機械加工面を減
少させ、ケース内部の巣の連通を回避して隣接する変速
機側からのオイルや冷却水の侵入を防止する。
【0010】請求項3記載の発明は、ケースのステータ
を取付ける部位に凹部を設け、この凹部を除く部位を機
械加工してステータの鉄心端面を突き当てる突き当て面
とすることでステータの確実な固定を可能としつつ機械
加工面を減少させ、ケース内部の巣の連通を回避して隣
接する変速機側からのオイルや冷却水の侵入を防止す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の実施の第1
形態に係わり、図1はモータ取付部の断面図、図2はケ
ースの加工部を示す要部断面図、図3は図2のA矢視図
である。
【0012】図1において、符号1は、電気自動車のモ
ータであり、ロータ2と、このロータ2の外周に所定の
空隙をもって同軸上に配設されるステータ3とを備えて
構成され、略円筒状のケース4と、このケース4に同軸
的に結合されるカバー5とで形成されるモータ室6に収
納される。ケース4は、図示しない変速機を収納する変
速機室7との隔壁を形成しており、図示しない変速機に
連結される駆動軸8がケース4端部に配設された軸受9
とカバー5に配設された軸受10とにより軸支され、駆
動軸8にロータ2が軸着されている。
【0013】ロータ2の外周に配設されるステータ3
は、その鉄心3aの外周がケース4の嵌合部11に嵌合
され、且つ鉄心3aの端面がケース4の肩部12に突き
当てられて複数のボルト13で固定されている。更に、
ロータ2前方の軸受9寄りに、ロータ2の回転位置を検
出するためのレゾルバ14が配設されている。このレゾ
ルバ14は、モータ1と同様の構成であり、駆動軸8に
軸着されるロータ15と、このロータ15の外周に所定
の空隙を持って同軸上に配設されるステータ16とから
なり、ステータ16の鉄心がケース4の嵌合部11より
小径の嵌合部17に嵌合され、且つ鉄心の端面が肩部1
2より小径の肩部18に突き当てられ、複数のボルト1
9で固定されている。
【0014】ここで、ケース4は、アルミニウム合金等
の鋳造によって製作されるため、モータ1のステータ3
が取付けられるケース4の嵌合部11及び肩部12に
は、切削加工等の機械加工を行い、ロータ2との垂直度
及び同心度を確保する。レゾルバ14についても同様で
あり、ステータ16が取付けられるケース4の嵌合部1
7及び肩部18には、ロータ15との垂直度及び同心度
を確保するため、機械加工が施される。
【0015】この場合、ケース4の変速機室7側には、
トランスミッションオイルや冷却水が存在し、一方、モ
ータ室6側は、大気に開放されている。従って、ケース
4の機械加工により、鋳造で発生したケース4内部の巣
が連通して変速機室7からモータ室6へトランスミッシ
ョンオイルや冷却水が侵入する懸念がある。このため、
ケース4は、機械加工を施す部位を極力少なくして鋳造
の素材面を可能な限り残す構成とされ、内部の鋳造欠陥
の影響を回避する。
【0016】具体的には、図2,3に示すように、ケー
ス4には、モータ1のステータ3の外径より若干大径の
円筒内周面11aから突出する複数(少なくとも2箇
所)の突部11bを設け、鋳造後、これらの突部11b
を円筒加工して駆動軸8の取付部に対する同心度すなわ
ちロータ2に対する同心度を所定の精度に仕上げ、ステ
ータ3が嵌合される嵌合部11を形成する。また、ステ
ータ3の端面に対する突き当て面となるケース4の肩部
12は、ボルト13のねじ孔13a周囲の所定範囲に設
けた複数の突部12aを平面加工して形成され、駆動軸
8の取付部に対する垂直度すなわちロータ2に対する垂
直度が所定の精度に仕上げられる。レゾルバ14のステ
ータ16を取付ける部位も同様である。
【0017】これにより、機械加工面積を減少しつつ、
モータ1のステータ3或いはレゾルバ14のステータ1
6に対する正確な芯出しと垂直面を確保することがで
き、ケース4内部の巣によって変速機室7からモータ室
6へトランスミッションオイルや冷却水が侵入すること
もなく、モータ1やレゾルバ14の故障を未然に防止し
て信頼性を向上することができる。
【0018】尚、ケース4の鋳造方法によって巣の発生
を抑制可能な場合には、嵌合部11を形成するための突
部11b或いは肩部12の突き当て面を形成するための
突部12aを省略して一方のみとすることも可能であ
り、その場合には、嵌合部11全周の円筒加工、或いは
肩部12全面の平面加工を行なう。
【0019】図4及び図5は本発明の実施の第2形態に
係わり、図4はケースの加工部を示す要部断面図、図5
は図4のB矢視図である。
【0020】第2形態は、ケース4の肩部12の形状を
若干変更するものである。すなわち、図4及び図5に示
すように、モータ1のステータ3に対する突き当て面と
なるケース4の肩部12では、複数のねじ孔13aの間
で円弧状に凹部12cを設けてステータ3への接触面を
除肉し、ねじ孔13aが穿設される平面部の加工面を減
少させる。レゾルバ14のステータ16を取付ける部位
も同様である。
【0021】第2形態においても、第1形態と同様、ケ
ース4内部の巣によって変速機室7からモータ室6へト
ランスミッションオイルや冷却水が侵入することを防止
することができ、且つ、第2形態では、機械加工面積を
減少させつつ、モータ1のステータ3或いはレゾルバ1
4のステータ16に対する突き当て面の面積を増加させ
ることができる。この場合においても、前述したように
ケース4の鋳造方法によって巣の発生を抑制可能な場合
には、嵌合部11を形成するための突部11bを省略す
ることも可能であり、嵌合部11を円筒加工で形成して
も良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、鋳
造で製作されるモータ収納ケースに対する機械加工の面
積を減少させて内部の巣の連通を回避し、隣接する変速
機側からのオイルや冷却水の侵入を防止することがで
き、故障を未然に回避して製品の信頼性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係わり、モータ取付
部の断面図
【図2】同上、ケースの加工部を示す要部断面図
【図3】同上、図2のA矢視図
【図4】本発明の実施の第2形態に係わり、ケースの加
工部を示す要部断面図
【図5】同上、図4のB矢視図
【符号の説明】
1 モータ 3 ステータ 3a 鉄心 4 ケース 7 変速機室 11 嵌合部 11b 突部 12 肩部 12a 突部 12c 凹部 14 レゾルバ 16 ステータ 17 嵌合部 18 肩部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳造で製作されて電気自動車のモータを
    収納するケースにおいて、 上記ケースにステータを取付ける部位に、少なくとも2
    箇所の突部を設け、この突部を機械加工して上記ステー
    タの鉄心外周部を嵌合する嵌合部とすることを特徴とす
    る電気自動車のモータ収容ケース。
  2. 【請求項2】 鋳造で製作されて電気自動車のモータを
    収納するケースにおいて、 上記ケースにステータを取付ける部位に突部を設け、こ
    の突部を機械加工して上記ステータの鉄心端面を突き当
    てる突き当て面とすることを特徴とする電気自動車のモ
    ータ収容ケース。
  3. 【請求項3】 鋳造で製作されて電気自動車のモータを
    収納するケースにおいて、 上記ケースにステータを取付ける部位に凹部を設け、こ
    の凹部を除く部位を機械加工して上記ステータの鉄心端
    面を突き当てる突き当て面とすることを特徴とする電気
    自動車のモータ収容ケース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012056488A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Aisin Seiki Co Ltd ハイブリッド車両用駆動装置およびケース
EP3210283B1 (fr) * 2014-10-23 2020-05-13 Renault s.a.s Carter pour moteur de traction de vehicule automobile
JP7465167B2 (ja) 2020-07-20 2024-04-10 リョービ株式会社 物品素材の鋳造方法及び鋳造品並びに鋳造品の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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