JP2002010536A - モータにおける永久磁石の固定構造および固定方法 - Google Patents

モータにおける永久磁石の固定構造および固定方法

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JP2002010536A JP2000194437A JP2000194437A JP2002010536A JP 2002010536 A JP2002010536 A JP 2002010536A JP 2000194437 A JP2000194437 A JP 2000194437A JP 2000194437 A JP2000194437 A JP 2000194437A JP 2002010536 A JP2002010536 A JP 2002010536A
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diameter
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浩一 正田
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  • Dc Machiner (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシングに内嵌されるヨークの内周側に、
周回り方向に間隔を存して永久磁石を配してなるモータ
において、永久磁石を、接着材や固定用部品を用いたり
することなく、簡単にヨークに固定できるようにする。 【解決手段】 ヨーク10を、磁石嵌合部10aと小径
部10bとが周回り方向に交互に形成され、かつ軸方向
を向くスリット10cが形成されていて弾性変形できる
ものとする一方、ケーシング2の内周部に、前記ヨーク
小径部を内径側に押圧する押圧部2bを形成して、ヨー
ク小径部の押圧により磁石嵌合部の周回り方向両辺10
hの対向間隔を狭めて永久磁石9の挟持固定をするよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用電装品等に
用いられるモータにおける永久磁石の固定構造および固
定方法の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、モータのなかには、樹脂材等の
非磁性材からなる円筒形状のケーシングの内周側に、鉄
等の強磁性材からなるヨークを内嵌し、さらに該ヨーク
の内周側に周回り方向所定間隔を存して複数の永久磁石
を固定せしめるように構成したものがある。このものに
おいて、永久磁石をヨークに固定するにあたり、従来、
接着剤による固定や、二本のVまたはU字状ピンによる
固定、あるいはVまたはU字状ピンとヨークの切起しに
より永久磁石をヨークに固定していた。また、実公昭5
2−19124号公報に示される如く、周回り方向に隣
接する永久磁石同士のあいだに弾性枠を介装したものも
提唱されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに前記従来のも
のは、接着剤が必要であったり、あるいは永久磁石とヨ
ークの他に固定のための専用部品を必要とする。このた
め、部品点数の削減の妨げになるうえ、固定作業が煩雑
になるという問題があり、ここに本発明が解決しようと
する課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、円筒形状のケーシングの内周側
に、周回り方向に間隔を存して配される永久磁石と、該
永久磁石の外周側に配されて磁路を形成するヨークとを
取付けるにあたり、ヨークは、永久磁石が内嵌する磁石
嵌合部と、該磁石嵌合部よりも小径の小径部とが周回り
方向に交互に形成され、かつ軸方向を向くスリットが形
成されていて弾性変形できるものとする一方、ケーシン
グの内周部に、前記ヨーク小径部に干渉してヨーク小径
部を内径側に押圧する押圧部を形成して、ヨークをケー
シングに内嵌することに伴う押圧部のヨーク小径部の押
圧で磁石嵌合部の周回り方向両辺の対向間隔を狭めて永
久磁石の挟持固定をするように構成したものである。そ
して、この様にすることにより、接着材や固定用部品を
することなく、永久磁石をヨークに簡単に固定すること
ができる。このものにおいて、ケーシング押圧部を、小
径部の略中央部に対して周回り方向のスリット側に偏倚
した位置に形成することにより、ヨークの弾性変形を、
無理なく確実に行うことができる。また、ケーシング押
圧部が干渉する部位は、ヨーク小径部に外径方向に向け
て切起し形成された切起し爪とすることにより、該切起
し爪の反力で、部品寸法のバラツキや加工誤差等を弾性
吸収できる。さらに、ケーシング押圧部のヨーク嵌入側
部位に、ヨーク小径部を押圧ガイドするための傾斜状の
ガイド部が形成されたものでは、該ガイド部にガイドさ
れることにより、ヨーク嵌入時における押圧部によるヨ
ーク小径部の押圧作動をスムーズに行うことができる。
また、本発明は、円筒形状のケーシングの内周側に、周
回り方向に間隔を存して配される永久磁石と、該永久磁
石の外周側に配されて磁路を形成するヨークとを内嵌取
付けするにあたり、ヨークは、永久磁石が内嵌する磁石
嵌合部と、該磁石嵌合部に対して小径の小径部とが周回
り方向に交互に形成され、かつ軸方向を向くスリットが
形成されていて弾性変形できるものとし、該ヨークを、
ケーシングに内嵌することに伴い該ケーシングに形成の
押圧部がヨーク小径部を内径側に押圧することでヨーク
を弾性変形せしめて、磁石嵌合部の周回り方向両辺の対
向間隔を狭めることで永久磁石を挟持固定するようにし
たものである。そして、この様にすることにより、接着
材や固定用部品をすることなく、ヨークをケーシングを
内嵌することに伴って永久磁石をヨークに簡単に固定す
ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図面において、1は車両の窓等に
噴射されるウォッシャ液を吐出するためのウォッシャポ
ンプであって、該ウォッシャポンプ1の外殻を形成する
ケーシング2は、樹脂材等の非磁性体から形成され、モ
ータ部Mが収納されるモータ室2Aと、ポンプ部Pが収
納されるポンプ室2Bとが隔壁2aを介して区隔形成さ
れている。そして、該ケーシング2のモータ室2A側の
端部にはフロントカバー3が一体的に組み付けられ、ま
たポンプ室2B側の端部にはエンドカバー4が一体的に
組み付けられている。
【0006】前記モータ部Mは、モータ軸5、該モータ
軸5に固着されるロータコア6およびコンミテータ7、
ロータコア6に巻装されるコイル8、ロータコア6にエ
アギャップを存する状態で配される永久磁石9、該永久
磁石9の外周側に配されて磁路を形成するヨーク10等
の部材を用いて構成されている。ここで、上記モータ軸
5は、一端側がフロントカバー3に、他端側がケーシン
グ2の隔壁2aにそれぞれ回動自在に軸支されている
が、該モータ軸5の他端側は、隔壁2aを貫通してポン
プ室2B内に突出している。
【0007】一方、ポンプ部Pは、インペラ11等の部
材を用いて構成されているが、該インペラ11のボス部
11aは、前記ポンプ室2B内に突出するモータ軸5先
端部に形成される一方取り部に止着されている。そし
て、モータ軸5の回転と一体的にインペラ11が回転す
ることに伴い、ポンプ室2Bに形成された吸入口12か
ら吸入されたウォッシャ液が、ポンプ室2Bおよびエン
ドカバー4に形成された図示しない吐出路を経て、図示
しない吐出口から吐出されるようになっている。
【0008】尚、図中、14は隔壁2aのモータ軸5貫
通部をシールするためのシール部材である。また、前記
フロントカバー3には、外部電源側に接続される端子ユ
ニット15が内装されている。
【0009】扨、前記ケーシング2のモータ室2Aは、
フロントカバー3組付け側が開口した円筒形状をしてお
り、該筒内周部にヨーク10が内嵌され、さらに該ヨー
ク10の内周側に、本実施の形態では二個の永久磁石9
が周回り方向に間隔を存して固定されるが、該永久磁石
9の固定に本発明が実施されている。
【0010】つまり、前記ヨーク10は、鉄等の強磁性
材から形成されるものであって、一枚の平板状のものを
環状にカールさせて中空円筒状に形成した所謂巻きヨー
クであるが、該ヨーク10には、永久磁石9が内嵌され
る磁石嵌合部10aと、該磁石嵌合部10aに対して小
径の小径部10bとが周回り方向に交互に形成されてい
る。この磁石嵌合部10aおよび小径部10bは、永久
磁石9の数に対応して、つまり本実施の形態では二箇所
ずつ形成される。
【0011】さらに、前記磁石嵌合部10aのうちの何
れか一方には、軸方向を向く波状のスリット10cが軸
方向全長に亘って形成されており、これによりヨーク1
0は、径方向への弾性変形が許容される状態になってい
る。
【0012】また、前記各小径部10bには、後述する
ようにヨーク10をモータ室2Aに嵌入するときの嵌入
方向(図4の矢印方向)後側が外径方向に向けて拡開し
た切起し爪10dがそれぞれ切起し形成されているが、
該切起し爪10dが形成される部位は、小径部10bに
おける両方の磁石嵌合部10aに対し、スリット10c
が形成された磁石嵌合部10a側に周回り方向に偏倚し
た位置となるように設定されている。
【0013】一方、モータ室2Aの筒内周面部には、前
記ヨーク10の切起し爪10dに対応する部位に、内径
側に向けて突出する押圧部2bが軸方向に長く形成され
ているが、この押圧部2bのフロントカバー3側(ヨー
ク10が嵌入される入口側)部位には、嵌入方向奥側に
向けて内径側への突出量が次第に大きくなるよう傾斜し
たガイド部2cが形成されている。そして、後述するよ
うにフロントカバー3側からモータ室2A内にヨーク1
0を嵌入する場合に、押圧部2bによる切起し爪10d
の押圧作動が前記ガイド部2cによりガイドされる状態
でスムースに行われるようになっている。
【0014】また、前記ヨーク10の磁石嵌合部10a
のフロントカバー3側の端部には、内径方向に向けて拡
開した係止片10eが切起し形成されている。そしてこ
の係止片10eは、永久磁石9のフロントカバー3側の
端部に係止することで永久磁石9の軸方向一端側の位置
決めを行うように構成されている。一方、永久磁石9の
隔壁2a側の端部は、隔壁2aから突出形成された磁石
受片2dに突き当るように設定されており、これにより
永久磁石9の軸方向他端側の位置決め固定がなされるよ
うになっている。
【0015】さらに、ヨーク10の隔壁2a側の端縁に
は、凹状をした回り止め片10fが突出形成されてい
る。そして該回り止め片10fが、隔壁2aから突出形
成された係合突片2eに係合することで、ヨーク10の
ケーシング2に対する周回り方向の位置決め固定がなさ
れるようになっている。
【0016】一方、ヨーク10のフロントカバー3側の
端縁には、フロントカバー3側に突出する付き当て片1
0gが形成されている。そして該付き当て片10gが、
フロントカバー3のケーシング2組付け側の端縁に突き
当ることで、ヨーク10のフロントカバー3に対する位
置決め固定がなされるようになっている。
【0017】扨、前記ケーシング2のモータ室2Aにヨ
ーク10および永久磁石9を取付けるにあたり、まずヨ
ーク10の磁石嵌合部10aに、永久磁石9のフロント
カバー3側端部が係止片10eに当接するようにして、
永久磁石9を内嵌する。この場合、スリット10cが形
成されていない側の磁石嵌合部10aには、永久磁石9
が周回り方向にガタの少ない状態で挿入され、またスリ
ット10cが形成された側の磁石嵌合部10aには若干
のガタを有した状態で挿入されるように寸法設定されて
いる。
【0018】次いで、上記永久磁石9が内嵌されたヨー
ク10を、フロントカバー3側の開口からモータ室2A
の筒内周部に嵌入するが、該ヨーク10の嵌入に伴い、
ケーシング2側の押圧部2bがヨーク小径部10bに形
成された切起し爪10dを内径側に押圧する。この押圧
作動は、押圧部2bのフロントカバー3側部位に形成さ
れたガイド部2cにガイドされる状態でスムーズになさ
れる。そして、該切起し爪10dが押圧部2bに押圧さ
れることにより、切起し爪10dが内径側に変形すると
共にヨーク小径部10bが内径側に押圧される。この場
合、ヨーク10は、スリット10cにより弾性変形が許
容されており、而してヨーク10は、スリット10cの
間隙が狭くなる、つまり磁石嵌合部10aの周回り方向
両辺10hの対向間隔が狭くなるよう弾性変形し、該対
向間隔が狭くなった周回り方向両辺10hで永久磁石9
を挟持固定するようになっている。このとき、スリット
10cが形成されていない磁石嵌合部10a側の永久磁
石9が先に固定され、次いでスリット10cが形成され
た磁石嵌合部10a側の永久磁石9が固定される。而し
て、例えば永久磁石9の大きさにバラツキがあっても、
まずスリット10cが形成されていない側の永久磁石9
の固定が確実になされ、次いでスリット10cが形成さ
れた側の永久磁石9が、スリット10cと切起し爪10
dとによりバラツキを弾性吸収しながら確実にヨーク1
0に固定されるようになっている。そして、前記モータ
室2Aへのヨーク10の嵌入は、ヨーク10の回り止め
片10fが隔壁2aの係合突片2eに係合し、かつ永久
磁石9の隔壁2a側端部が磁石受片2dに突き当るまで
行われる。
【0019】ここで、前述したように、切起し爪10d
は、小径部10bにおける両方の磁石嵌合部10aに対
し、スリット10cが形成された磁石嵌合部10a側に
周回り方向に偏倚した部位に形成されている。これによ
り、前記ヨーク10のスリット10cの間隙が狭くなる
方向への弾性変形が、無理なく確実になされるように構
成されている。また、磁石嵌合部10aの形状は、ケー
シング2への嵌入に伴いヨーク10が弾性変形して磁石
嵌合部10aの周回り方向両辺10hの対向間隔が狭く
なる方向の力が作用したときに、永久磁石9が磁石嵌合
部10aに密着状に嵌合して固定されるように寸法設定
されている。この場合、スリット10cが形成されてい
ない側の磁石嵌合部10aは、スリット10cが形成さ
れている側の磁石嵌合部10aに対し弾性変形が小さい
が、前述したように、スリット10cが形成されていな
い側の磁石嵌合部10aには、永久磁石9が周回り方向
にガタの少ない状態で嵌合されるように設定されている
ため、弾性変形が小さくても永久磁石9を確実に挟持固
定できるようになっている。さらに、前記ヨーク10の
弾性変形は、押圧部2dが切起し爪10dを内径側に押
圧し、これにより切起し爪10dが内径側に変形するこ
とに伴いヨーク小径部10bが内径側に押圧されてなさ
れるようになっているから、切起し爪10dの反力によ
り、部品寸法のバラツキや加工誤差等を弾性吸収できる
ようになっている。
【0020】叙述の如く構成されたものにおいて、ヨー
ク10は、永久磁石9が内嵌される磁石嵌合部10a
と、該磁石嵌合部10aよりも小径の小径部10bとが
周回り方向に交互に形成されていると共に、磁石嵌合部
10aの一つには軸方向を向くスリット10cが形成さ
れている。そして、ケーシング2のモータ室Aにヨーク
10および永久磁石9を組付けるにあたり、ヨーク10
の磁石嵌合部10aに永久磁石9を内嵌した状態で、該
ヨーク10をケーシング2の筒内周部に嵌入すると、該
嵌入に伴い、ケーシング2の内周面部に形成された押圧
部2bがヨーク小径部10bに形成された切起し爪10
dを内径側に押圧し、これと共にヨーク小径部10bが
内径側に押圧されることで、ヨーク10はスリット10
cの間隙が狭くなるよう弾性変形し、これにより磁石嵌
合部10aの周回り方向両辺10hの対向間隔が狭くな
って該両辺10hで永久磁石9を挟持固定することにな
る。
【0021】この結果、永久磁石9のヨーク10への固
定を、従来のように接着材を用いたり、VまたはU字状
ピン等の部品を用いたりすることなく行えることになっ
て、部品点数の削減化に寄与できる。しかも、ヨーク1
0をケーシング2に嵌入することに伴って永久磁石9の
固定が自動的になされるから、固定のための工程を別途
設ける必要がなく、モータ部Mの組付けが簡単になっ
て、生産性が向上する。
【0022】尚、本発明は、上記実施の形態に限定され
ないことは勿論であって、永久磁石9の数は、周回り方
向に所定間隔を存して配されるものであれば、二個に限
定されることなく四個等であっても良い。この場合、磁
石嵌合部および小径部は、永久磁石の数に対応して形成
される。また、上記実施の形態では、切起し爪10dは
各ヨーク小径部10bに一つづつ形成されているが、各
ヨーク小径部10bの軸方向に複数づつ設けても良い。
さらに本発明は、ウォッシャポンプのモータだけでな
く、各種のモータに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウォッシャポンプの断面図である。
【図2】(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれヨ
ークの一部切欠き正面図、一部切欠き底面図、左側面
図、右側面図である。
【図3】(A)はケーシングモータ室の断面図、(B)
は(A)のX矢視図である。
【図4】ヨークのケーシングへの嵌入過程を示す図であ
る。
【図5】ヨークをケーシングに組み付けた状態を示す図
である。
【符号の説明】
2 ケーシング 2b 押圧部 2c ガイド部 9 永久磁石 10 ヨーク 10a 磁石嵌合部 10b 小径部 10c スリット 10d 切起し爪 10h 磁石嵌合部の周回り方向両辺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 AA07 BB05 CC01 CC03 CC09 CC10 DD09 EA06 EA10 EA15 EA29 EB06 EC05 EC08 5H621 BB07 GA02 GA05 GA14 GA16 HH01 HH09 JK02 JK04 JK07 5H622 CA02 CA10 CA12 CB04 CB05 PP04 PP10 PP11 PP15 PP16 PP17 5H623 AA10 BB07 GG13 GG18 GG19 GG22 JJ06 LL02 LL03 LL05 LL07 LL08 LL19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形状のケーシングに内嵌されるヨー
    クの内周側に、周回り方向に間隔を存して永久磁石を配
    してなるモータにおいて、前記ヨークは、永久磁石が内
    嵌する磁石嵌合部と、該磁石嵌合部よりも小径の小径部
    とが周回り方向に交互に形成され、かつ軸方向を向くス
    リットが形成されていて弾性変形できるものとする一
    方、ケーシングの内周部に、前記ヨーク小径部に干渉し
    てヨーク小径部を内径側に押圧する押圧部を形成して、
    ヨークをケーシングに内嵌することに伴う押圧部のヨー
    ク小径部の押圧で磁石嵌合部の周回り方向両辺の対向間
    隔を狭めて永久磁石の挟持固定をするように構成したこ
    とを特徴とするモータにおける永久磁石の固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ケーシング押圧部
    は、小径部の略中央部に対して周回り方向のスリット側
    に偏倚した位置に形成されていることを特徴とするモー
    タにおける永久磁石の固定構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、ケーシング
    押圧部が干渉する部位は、ヨーク小径部に外径方向に向
    けて切起し形成された切起し爪であることを特徴とする
    モータにおける永久磁石の固定構造。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、ケーシ
    ング押圧部のヨーク嵌入側部位には、ヨーク小径部を押
    圧ガイドするための傾斜状のガイド部が形成されている
    モータにおける永久磁石の固定構造。
  5. 【請求項5】 円筒形状のケーシングに内嵌されるヨー
    クの内周側に、周回り方向に間隔を存して永久磁石を配
    してなるモータにおいて、前記ヨークは、永久磁石が内
    嵌する磁石嵌合部と、該磁石嵌合部に対して小径の小径
    部とが周回り方向に交互に形成され、かつ軸方向を向く
    スリットが形成されていて弾性変形できるものとし、該
    ヨークを、ケーシングに内嵌することに伴い該ケーシン
    グに形成の押圧部がヨーク小径部を内径側に押圧するこ
    とでヨークを弾性変形せしめて、磁石嵌合部の周回り方
    向両辺の対向間隔を狭めることで永久磁石を挟持固定す
    るようにしたことを特徴とするモータにおける永久磁石
    の固定方法。
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