JP2002010070A - 画像処理装置および画像表示装置、画像処理方法および画像表示方法 - Google Patents
画像処理装置および画像表示装置、画像処理方法および画像表示方法Info
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Abstract
下、あるいはその鮮鋭度を改善するためにアンダーシュ
ート(プリシュート)やオーバーシュートが発生し輪郭
の鮮鋭度が低下する問題点があった。 【解決手段】 画像の変化量を検出する高域成分検出手
段と画像を任意の倍率に変換する画素数変換手段を有
し、画像データのレベルの変化量に応じて変換倍率をレ
ベル変化部に対応する新たな画像データを生成するよう
にした。
Description
任意の倍率に拡大あるいは縮小する画像処理装置および
画像表示装置,画像処理方法および画像表示方法に係わ
る。
数を3倍に変換した場合を示す図である。図において横
軸は、画像の水平位置または垂直位置を示し、縦軸は、
画像データのレベル(明るさ)を示す。水平方向と垂直
方向の画素数の変換は、動作が同じであるので、水平方
向の画素数変換の動作のみ説明する。
(h)と輪郭部(j、k)で構成されている場合、平坦
部(h)もレベル変化部(j、k)も一律に3倍に変換
されるため、輪郭部は、j1、k1のように滑らかな輪
郭に変換される。
方法の詳細な動作を説明する図である。図においてp
(n)、p(n+1)は入力画像データの隣接した2画
素、q(m)は出力画像データの1画素、F(x)は画
素数変換に用いるフィルタのレスポンス特性の一例であ
る。
出力画像q(m)がp(n)から距離rの位置の場合、
出力画像q(m)は以下の式により求められる。 q(m)=F(r)×p(n)+F(1−r)×p(n
+1)
素ごと(q1からq7)に上記演算を実施することで画
素数を変換することができる。
ス特性として図15に示した線形フィルタを用いた場合
を示したが、図17のようなレスポンス特性のフィルタ
を用いて、輪郭部(j1、k1)の鮮鋭度を改善する場
合もある。
ス特性のフィルタを用意し、画像に応じて切り替える方
式が、特開平9−266531号公報に開示されてい
る。
は、以上のように構成されているので、画像を拡大する
場合に輪郭部分の鮮鋭度の低下や鮮鋭度を改善するため
に新たにアンダーシュート(プリシュート)やオーバー
シュートが発生し、また、画像を縮小する場合に輪郭部
の画素が欠けるなどのいわゆる輪郭部の画質劣化が発生
するといった問題点がある。
ことで、フィルタの切り替わり部分で画像の連続性が損
なわれるといった問題点もある。
るためになされたもので、輪郭部の画質劣化を抑えて画
像処理を行うこと、より詳しくは任意の倍率に変倍する
ことを目的とする。
置においては、元画像データ間のレベル変化より前記元
画像データにおけるレベル変化部を検出するレベル変化
検出手段と、該レベル変化検出手段から出力される検出
出力に基づいて前記レベル変化部に対応する前記元画像
データから前記レベル変化部に対応する新たな画像デー
タを生成する際の生成条件を生成する生成条件生成手段
と、該生成条件生成手段から出力される前記生成条件に
基づいて前記レベル変化部に対応する前記元画像データ
から前記レベル変化部に対応する新たな画像データを生
成する画像データ生成手段とを備えることを特徴とす
る。
ータの総数に比して変更されることを特徴とする。
れ、それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成
する際の生成条件が前記それぞれの領域において異なる
ことを特徴とする。
水平方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成手段は前記水平方向における新たな画
像データの生成条件を出力することを特徴とする。
水平方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とする。
垂直方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成手段は前記垂直方向における新たな画
像データの生成条件を出力することを特徴とする。
垂直方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とする。
元画像データを記憶するメモリ手段と、該メモリ手段に
記憶された元画像データ間のレベル変化より前記元画像
データにおけるレベル変化部を検出するレベル変化検出
手段と、該レベル変化検出手段から出力される検出出力
に基づいて前記レベル変化部に対応する前記元画像デー
タから前記レベル変化部に対応する新たな画像データを
生成する際の生成条件を生成する生成条件生成手段と、
該生成条件生成手段から出力される前記生成条件に基づ
いて前記レベル変化部に対応する前記元画像データから
前記レベル変化部に対応する新たな画像データを生成す
る画像データ生成手段と、該画像データ生成手段によっ
て生成される新たな画像データに対応する表示画像を表
示する表示手段とを備えることを特徴とする。
ータの総数に比して変更されることを特徴とする。
れ、それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成
する際の生成条件が前記それぞれの領域において異なる
ことを特徴とする。
水平方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成手段は前記水平方向における新たな画
像データの生成条件を生成することを特徴とする。
水平方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とする。
垂直方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成手段は前記垂直方向における新たな画
像データの生成条件を生成することを特徴とする。
垂直方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とする。
タ間のレベル変化より前記元画像データにおけるレベル
変化部を検出するレベル変化検出工程と、該レベル変化
検出工程により得られる検出結果に基づいて前記レベル
変化部に対応する前記元画像データから前記レベル変化
部に対応する新たな画像データを生成する際の生成条件
を生成する生成条件生成工程と、該生成条件生成工程に
より得られる前記生成条件に基づいて前記レベル変化部
に対応する前記元画像データから前記レベル変化部に対
応する新たな画像データを生成する画像データ生成工程
とを含むことを特徴とする。
ータの総数に比して変更されることを特徴とする。
れ、それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成
する際の前記それぞれの領域における生成条件を異なら
せることを特徴とする。
の水平方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検
出し、生成条件生成工程では前記水平方向における新た
な画像データの生成条件を生成することを特徴とする。
の水平方向に対応する互いに隣接する元画像データ間の
レベル変化を検出することを特徴とする。
の垂直方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検
出し、生成条件生成工程では前記垂直方向における新た
な画像データの生成条件を生成することを特徴とする。
の垂直方向に対応する互いに隣接する元画像データ間の
レベル変化を検出することを特徴とする。
元画像データを記憶する記憶工程と、該記憶工程におい
て記憶された元画像データ間のレベル変化より前記元画
像データにおけるレベル変化部を検出するレベル変化検
出工程と、該レベル変化検出工程により得られる検出結
果に基づいて前記レベル変化部に対応する前記元画像デ
ータから前記レベル変化部に対応する新たな画像データ
を生成する際の生成条件を生成する生成条件生成工程
と、該生成条件生成工程により得られる前記生成条件に
基づいて前記レベル変化部に対応する前記元画像データ
から前記レベル変化部に対応する新たな画像データを生
成する画像データ生成工程と、該画像データ生成工程に
よって生成される新たな画像データに対応する表示画像
を表示する表示工程とを含むことを特徴とする。
ータの総数に比して変更されることを特徴とする。
れ、それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成
する際の前記それぞれの領域における生成条件を異なら
せることを特徴とする。
の水平方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検
出し、生成条件生成工程では前記水平方向における新た
な画像データの生成条件を生成することを特徴とする。
の水平方向に対応する互いに隣接する元画像データ間の
レベル変化を検出することを特徴とする。
の垂直方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検
出し、生成条件生成工程では前記垂直方向における新た
な画像データの生成条件を生成することを特徴とする。
の垂直方向に対応する互いに隣接する元画像データ間の
レベル変化を検出することを特徴とする。
の実施の形態1における画像処理方法を説明するための
説明図である。図において横軸は、画像の水平位置ある
いは垂直位置、縦軸は、画像データのレベル(明るさ)
を示している。また、図中上段は、入力画像データ、下
段は、前記入力画像データを拡大した場合を示してい
る。
において、垂直画素数の変換と水平画素数の変換は、同
様の動作によって実現されるので、ここでは、水平画素
数の変換の動作について説明する。
検出し、平坦部(期間a)とレベル変化部に相当する輪
郭部(期間bおよびc)を判別する(以降、簡単のため
レベル変化部を輪郭部として説明する)。
前部(期間b)と後部(期間c)に判別する(この場
合、入力画像データが元画像データであり、この元画像
データ間のレベル変化より、元画像データにおける輪郭
部を検出する(レベル変化検出工程)。ここで検出され
た輪郭部は複数の領域に分けられる)。
倍率nで画素数を変換する。ここで、一定の変換倍率n
とは、画像のフォーマット変換や画像を任意の倍率で拡
大あるいは縮小するために必要な任意の倍率である。画
像のフォーマット変換の一例として、パーソナルコンピ
ュータ(PC)の出力フォーマットの1つである640
画素×480ラインの画像を1024画素×768ライ
ンの画像に変換する場合、変換倍率nは、1.6倍であ
る。
の変化量に応じて変換倍率を制御する。すなわち、複数
の領域に分けられた輪郭部では、それぞれの領域に対応
する新たな画像データを生成する際の生成条件(ここで
いう生成条件とは、例えば、変換倍率である)が異な
る。より具体的には、輪郭の前部bは、平坦部aより高
い倍率で変換し、後部cは、平坦部aより低い倍率で画
素数を変換する(レベル変化検出工程により得られる検
出結果に基づいて輪郭部に対応する元画像データからレ
ベル変化(輪郭)部に対応する新たな画像データを生成
する際の生成条件を生成する生成条件工程、生成条件に
基づいてレベル変化(輪郭)部に対応する元画像データ
からレベル変化(輪郭)部に対応する新たな画像データ
を生成する画像データ生成工程を含む)。
示した図である。画像の平坦部aは、一定の変換倍率で
縮小し、輪郭の前部bは、平坦部aより高い倍率で変換
し、輪郭の後部cは、平坦部aより低い倍率で変換する
(輪郭部が複数の領域に分けられ、それぞれの領域に対
応する生成条件を異ならせている(あるいは生成条件が
異なっている)。この場合、複数の領域の内の、少なく
とも隣接する2つの領域に関して異なっていることが必
要である。
施することで、画素数を変換することができる。
画素数変換は、順次実施することも同時に実施すること
もできる。
換倍率は、異なる倍率でも良い。
の水平方向について説明しているが、垂直方向に同様の
動作を施せば、垂直方向の画像処理を実現できる。
について輪郭部を検出した場合には、水平方向(輪郭部
の検出が垂直方向の場合には垂直方向)における新たな
画像データの生成条件を出力するが、輪郭検出を行う場
合に水平方向(垂直方向)に対応する互いに隣接する元
画像データ間のレベル変化を検出すると、処理が単純化
され、装置を簡略化することができる。
細な形態について説明する。図3は、この発明の実施の
形態1における画像表示装置を表す図である。図におい
て、1は画像信号の入力端子、2は同期信号の入力端
子、3はA/D変換手段、4は画像調整手段、5は入力
された元画像データを記憶するメモリ手段、6は画素数
変換器、7は画像調整手段、8はD/A変換手段、9は
表示手段、10は制御手段である。
力される。制御手段10は、入力端子2に入力された同
期信号を基準に所定の周波数のサンプリングクロックと
画像調整手段4以降を制御するクロックやタイミング信
号を発生する。A/D変換手段3は、入力端子1に入力
された画像信号を制御手段10が出力したサンプリング
クロックでサンプリングし、デジタルの画像データに変
換する。A/D変換手段3で変換された画像データは、
画像調整手段4に入力され、所望の画像調整が施され
る。
リ手段5以降を3原色のデータとして処理する場合に、
入力画像信号として輝度信号と色信号が入力される場合
やコンポジット信号が入力される場合は、輝度信号と色
信号から3原色のデータへの変換やコンポジット信号か
ら3原色のデータへの変換、あるいは、その逆に3原色
の信号が入力され,メモリ手段5以降を輝度信号と色信
号で処理する場合は、3原色のデータから処理に適した
形式のデータへの変換などが考えられる。さらに、明る
さやコントラストの調整など、画素数変換とは独立した
任意の画像調整が施されても良い。
は、メモリ手段5に一時的に記憶される(記憶工程)。
ここで、メモリ手段5は、以降の画素数変換に必要な画
素を記憶できるだけ(少なくとも2ライン以上)の容量
を持つ。
リ手段5から所定のタイミングで画像データが読み出さ
れるが、必ずしもサンプリングクロックと同一のタイミ
ングでなくても良く、表示手段9を制御するのに必要な
任意の周波数で読み出すことができる。
Piは、画素数変換器6に入力され、前述したように、
画像の輪郭部において、画像のレベルの変化量に応じて
変換倍率が制御されながら画素数の変換が行われ、変換
後の画像データPoが出力される。
画像調整手段7に入力され、所望の画像調整が施され
る。ここで、所望の画像調整とは、明るさ、コントラス
ト、彩度の調整や階調制御などの画素数変換に独立した
各種処理および補正や、表示手段9に入力するための信
号形式の変換などが含まれる。
は、D/A変換手段8に入力され、アナログの画像信号
に変換される。D/A変換手段8で変換された画像信号
は、表示手段9に入力され、制御手段10の制御により
所定のタイミングで表示される。
ログの画像信号に変換して、表示手段9に入力する構成
について示したが、表示手段9がデジタルの画像データ
を直接入力して表示できる場合は、D/A変換手段8を
省略することができる(この表示手段9における動作が
表示工程に対応する)。
ついて説明する。ここで画素数変換器6は水平、垂直の
それぞれの方向に独立に画素数変換を行うように構成し
て良いが、ここでは垂直方向および水平方向の両方向に
対して画素数変換を行う場合について説明する。
画素数変換器6の詳細な構成を示す図である。図におい
て、11は、垂直画素数変換手段、12は、垂直高域成
分検出手段、13は、垂直変換倍率制御手段、14は、
水平画素数変換手段、15は、水平高域成分検出手段、
16は、水平変換倍率制御手段である。
Piの垂直方向の高域成分(レベルの変化量)として、
垂直方向の1次微分結果vd1と2次微分結果vd2を
出力する。ここで、画像データPiは、図3に示したメ
モリ手段5から読み出された画像データで、垂直画素数
変換手段11および垂直高域成分検出手段12が必要と
する複数の画素で構成される。
分検出手段12が出力する垂直方向の高域成分vd1、
vd2から垂直方向の変換倍率vc1を求め、垂直画素
数変換手段11に出力する。垂直画素数変換手段11
は、垂直方向の変換倍率vc1に基づいて入力画像の垂
直方向の画素数を変換し、変換結果Pvを出力する。
画素数変換手段11が出力した画像データPvの水平方
向の高域成分(レベルの変化量)として、水平方向の1
次微分結果hd1と水平方向の2次微分結果hd2を出
力する。水平変換倍率制御手段16は、水平高域成分検
出手段15が出力する水平方向の高域成分hd1、hd
2から水平方向の変換倍率hc1を求め、水平画素数変
換手段14に出力する。水平画素数変換手段14は、水
平方向の変換倍率hc1に基づいて入力画像の水平方向
の画素数を変換し、変換結果Poを出力する。
両方向に画素数変換を施す構成例について述べたが、以
下では画素数変換の動作について述べる。なお、理解し
易くするために水平方向の画素数変換の動作について説
明する。
出手段12、水平高域検出手段15は輪郭検出手段とし
て機能し、垂直変換倍率制御手段13、水平変換倍率制
御手段16は生成条件生成手段として機能し、垂直画素
数変換手段11、水平画素数変換手段14は画像データ
生成手段として機能する(もちろん、垂直、水平のいず
れか一方のデータ処理のための構成、例えば垂直方向に
対する新たな画像データ生成においては、垂直高域成分
検出手段12、垂直変換倍率制御手段13、垂直画素数
変換手段11のみによって画像処理系が構成されていて
も良く、水平方向に関しても同様である)。
明したが、メモリ手段5からの出力Piに対して、垂直
高域成分検出手段12の直前に雑音除去のための低域濾
波器(ローパスフィルタ:LPF)を設けても良い。こ
の場合、垂直画素数変換手段11には出力Piをそのま
ま入力し、垂直高域成分検出手段12にはこの直前に設
けられるLPFの出力を入力する。このようにすると、
出力Pi上に存在する雑音を輪郭部として処理すること
がなくなり、輪郭部のみ的確に処理することが可能とな
る(この場合には、垂直高域成分検出手段12およびL
PFにより輪郭検出手段が構成される)。
分検出手段15の直前に配置することもでき、垂直方向
のデータ処理と同様の効果を水平方向に対して得ること
ができる(この場合には、水平高域成分検出手段15お
よびLPFにより輪郭検出手段が構成される)。もちろ
ん垂直方向、水平方向のいずれか一方向、あるいは両方
向に対してこれらの構成を採用することが可能である。
は垂直高域成分検出手段12あるいはその前段にLPF
を設けるものについて述べたが、垂直変換倍率制御手段
13の前段がバンドパスフィルタ(BPF)であっても
同様の効果を期待できる(これは言うまでもなく、水平
方向に対しても同様の構成を採用すれば同様の効果を得
ることができる)。この場合には、垂直高域成分検出手
段12およびLPF(あるいは水平高域成分検出手段1
5およびLPF)により輪郭検出手段が構成される。
は水平高域成分検出手段15)、あるいは垂直高域成分
検出手段12およびLPF(あるいは水平高域成分検出
手段15およびLPF)により輪郭検出手段を構成した
が、垂直高域成分検出手段12(あるいは水平高域成分
検出手段15)の後段あるいは垂直変換倍率制御手段1
3(あるいは水平変換倍率制御手段16)の前段に不感
帯を設けるためのコアリング手段を設けることもでき、
これによっても上述したものと同様の効果を得ることが
できる。
説明する図である。図5のhd1およびhd2は、画像
データPvに対応する水平方向の1次微分結果と2次微
分結果を示す。水平変換倍率hc1は、 hc1=n+k×hd1×hd2 で示されるように、任意の変換倍率nに1次微分結果h
d1と2次微分結果hd2を掛け合わせたものに任意の
数kを乗じた結果を加算したものである。この結果、期
間aは、任意の変換倍率n、期間bでは、nより高い倍
率、期間cでは、nより低い倍率で画素数が変換される
ことになる。ただし、以下の式で示されるように1ライ
ンにおける水平変換倍率hc1の平均値は、nであるの
で、画像の変換倍率は局部的に上下するが、画像全体の
変換倍率はnとなる。 AVE(hc1)=n ただし、AVE(x)は変倍率xの1ラインの平均値を
示す。
率hc1を任意の倍率nに1次微分結果hd1と2次微
分結果hd2の掛け合わせたものに任意の数kを乗じた
結果を加算する場合について示したが、任意の数kを乗
じた結果に最大値と最小値の制限を設けたり、任意の数
kを乗ずる代わりに非線形の変換を行うことで、任意の
特性を有する輪郭部分において変換倍率を自由に制御す
ることができるようになる。
向の画素数変換と同様の動作であり、この垂直の場合に
おいても垂直方向の画素数の平均値はnとなる(垂直方
向の変換倍率がnの場合。もちろん水平方向、垂直方向
の変換倍率はそれぞれ独立に設定することができる)。
換の動作をより詳細に説明するための説明図である。
2、p3)は、上記動作によって、q11〜q17のよ
うに変換される。期間bでは、期間aより画素の密度が
高くなり、期間cでは、期間aより画素の密度が低くな
る。この結果(q11〜q17)が表示手段9では、s
11〜s17に示したように等しい間隔で表示されるの
で、画素密度が高い部分は、nより高い倍率で拡大さ
れ、画素密度の低い部分では、nより低い倍率で拡大さ
れることになる。
p1とp2の距離(処理前の画素の間隔)を1とした場
合,q12における変換倍率の逆数で示される。また、
q11からq13の距離は,q11からq12の距離に
q13における変換倍率の逆数を加算すればよい。この
ように、水平変換倍率制御手段16が出力する変換倍率
hc1の逆数を水平方向に累積加算することで,各画素
の位置が求められる。
処理に必要な画素(例えば,p1、p2、p1などの画
素が記憶されたメモリ手段のアドレス)やフィルタ係数
(フィルタ係数の番号やフィルタ係数そのものを指し示
す)を求めることができる。
の一部(p1、p2、p3)は、q11〜q17のよう
に変換される。期間bでは、期間aより画素の密度が高
くなり、期間cでは、期間aより画素の密度が低くな
る。より具体的には,この結果(q11〜q17)が表
示手段9では、s11〜s17に示したように等しい間
隔で表示されるので、画素密度が高い部分は、nより高
い倍率で拡大され、画素密度の低い部分では、nより低
い倍率で拡大されることになる。
る場合について説明したが、画像を縮小する場合も同様
で、期間bでnより高い倍率で縮小され、期間cでは、
nより低い倍率で縮小される。
きい場合は、輪郭部の鮮鋭度を損なうことなく画像が拡
大され、1より小さい場合は、輪郭部の画像の欠けが減
るように画像が縮小される。すなわち、拡大、縮小の両
方において入力画像の輪郭情報を保存する効果がある。
力画像の輪郭の鮮鋭度を高くすることができ、任意の数
kによって輪郭部の鮮鋭度を制御することができる。
全体の拡大・縮小は行われず、輪郭部の鮮鋭度のみが制
御される。
直方向と水平方向で独立に設定することで、水平方向の
変換倍率と水平方向の輪郭の鮮鋭度、および垂直方向の
変換倍率と垂直方向の輪郭の鮮鋭度を独立に制御するこ
とができる。
し、水平方向の変換倍率nを1に設定することで、イン
タレース画像からノンインタレース画像に変換(走査線
補間)することができ、水平方向と垂直方向の輪郭を独
立に所望の鮮鋭度に制御できる。
動作として垂直方向の画素数変換と水平方向の画素数変
換の動作を順次実施する場合について説明したが、水平
方向の画素数を変換した後に垂直方向の画素数を変換し
ても同様の効果を得ることができる。
画素数変換を同時に実施しても同様の効果を得ることが
できる。
に用いるフィルタとして線形フィルタの場合について説
明したが、非線形などの任意の形のフィルタを用いるこ
とができる。
方向の画素数変換を同時に行う場合の構成を示す図であ
る。図において17は、画素数変換手段、18は、高域
成分検出手段、19は、変換倍率制御手段である。高域
成分検出手段18は、画像データPiの垂直および水平
方向の変化量として1次微分結果d1と2次微分結果d
2を出力する。変換倍率制御手段19は、1次微分結果
d1と2次微分結果d2に基づいて変換倍率c1を決定
し、画素数変換手段17に出力する。画素数変換手段1
7は、変換倍率c1に基づいて垂直方向と水平方向の画
素数を同時に二次元的に変換する。
倍率c1の関係は、図5のhd1、hd2およびhc1
の関係と同様であるので、詳細な説明は省略する。
画像の高域成分(レベルの変化量)として1次微分結果
と2次微分結果を用いて、変換倍率を制御する構成につ
いて説明したが、隣接する画素の1次微分結果のみを用
いて変換倍率を制御することにより、構成を簡略化する
ことができる。
ついて説明する。ここで画素数変換器6は水平、垂直の
それぞれの方向に独立に画素数変換を行うように構成し
て良いが、ここでは垂直方向および水平方向の両方向に
対して画素数変換を行う場合について説明する。
器6を示す図である。図において20は、垂直高域成分
検出手段、21は、垂直変換倍率制御手段、22は、水
平高域成分検出手段、23は、水平変換倍率制御手段で
ある。
Piの垂直方向の高域成分(レベルの変化量)として、
垂直方向に隣接する画素の1次微分結果vd1を出力す
る。垂直変換倍率制御手段21は、垂直高域成分検出手
段20が出力する垂直方向の1次微分結果vd1から垂
直方向の変換倍率vc2を求め、垂直画素数変換手段1
1に出力する。垂直画素数変換手段11は、垂直方向の
変換倍率vc2に基づいて入力画像の垂直方向の画素数
を変換し、変換結果Pvを出力する。
素数変換手段11が出力した画像データPvの水平方向
の高域成分(レベルの変化量)として、水平方向に隣接
した画素の1次微分結果hd1を出力する。水平変換倍
率制御手段23は、水平高域成分検出手段22が出力す
る水平方向の一次微分結果hd1から水平方向の変換倍
率hc2を求め、水平画素数変換手段14に出力する。
水平画素数変換手段14は、水平方向の変換倍率hc2
に基づいて入力画像の水平方向の画素数を変換し、変換
結果Poを出力する。
両方向に画素数変換を施す構成例について述べたが、以
下では画素数変換の動作について述べる。なお、理解し
易くするために水平方向の画素数変換の動作について説
明する。
説明する図である。図9のhd1は、画像データPvに
対応する水平方向の1次微分結果である。水平変換倍率
hc2は、任意の変換倍率nに1次微分結果hd1の前
半を正、後半を負に変換した結果に任意の数kを乗じた
ものを加算する。1次微分結果hd1の具体的な極性変
換の方法は、後述する。なお、任意の変換倍率nと任意
の数kは、実施の形態1と同様である(輪郭検出工程。
ここで検出された輪郭部は複数の領域に分けられる)。
倍率n、期間bでは、nより高い倍率、期間cでは、n
より低い倍率で画素数が変換されることになる。すなわ
ち、複数の領域に分けられた輪郭部それぞれの領域に対
応する新たな画像データを生成する際の生成条件(例え
ば、ここでいう生成条件とは変換倍率である)が異な
る。
出結果に基づいて輪郭部に対応する元画像データ(入力
画像データ)から輪郭部に対応する新たな画像データを
生成する際の生成条件を生成する生成条件工程、生成条
件に基づいて輪郭部に対応する元画像データから輪郭部
に対応する新たな画像データを生成する画像データ生成
工程を含む。
の水平方向について説明しているが、垂直方向に同様の
動作を施せば、垂直方向の画像処理を実現できる。
変換の動作をより詳細に説明する図である。図10を用
いて前述したhd1の極性変換の具体例を説明する。
4、p5の微分結果であり、hd1の極性の変換は、p
4、p5の中央付近を境に前半が正、後半が負になるよ
うに変換すればよい。より具体的には、hc2は以下の
式で示すことができる。0≦r<0.5のとき hc2=n+k×abs(hd1) 0.5≦r<1.0のとき hc2=n−k×abs(hd1) ここで、abs(x)は、xの絶対値を表し、rは、p
4とp5の距離を1とした場合の、変換倍率nにおける
出力画像の画素の位置を示す。ただし、以下の式で示さ
れるように1ラインにおける水平変換倍率hc2の平均
値は、nであるので、画像の変倍率は局部的に上下する
が、画像全体の変換倍率はnとなる。 AVE(hc2)=n
1次微分結果hd1の極性を変換する場合について示し
たが、これに限るものではなく、任意の境界を設定し
て、境界の前後で個別の係数を乗じて画面全体の変換倍
率がnになるようにしても良い。hd1の極性を変換す
る境界をi(ただし、0<i<1)とすると、以下の式
で示すことができる。0≦r<iのとき hc2=n+(1−i)×k×abs(hd1) i≦r<1.0のとき hc2=n−i×k×abs(hd1)
向の画素数変換と同様の動作であり、この垂直の場合に
おいても垂直方向の画素数の平均値はnとなる(垂直方
向の変換倍率がnの場合。もちろん水平方向、垂直方向
の変換倍率はそれぞれ独立に設定することができる)。
p4とp5の距離(処理前の画素の間隔)を1とした場
合,q21における変換倍率hc2の逆数で示される。
また、q20からq22の距離は,q20からq21の
距離にq22における変換倍率hc2の逆数を加算すれ
ばよい。このように、水平変換倍率制御手段23が出力
する変換倍率hc2の逆数を水平方向に累積加算するこ
とで,各画素の位置が求められる。より具体的には,こ
の累積加算結果から,処理に必要な画素(例えば,p
4、p5などの画素が記憶されたメモリ手段のアドレ
ス)やフィルタ係数(フィルタ係数の番号やフィルタ係
数そのものを指し示す)を求めることができる。
の一部(p4、p5)は、q20〜q25のように変換
される。期間bでは、期間aより画素の密度が高く、期
間cでは、期間aより画素の密度が低くなる。この結果
(q20〜q25)が表示手段9では、s20〜s25
に示したように等しい間隔で表示されるので、画素密度
が高い部分は、nより高い倍率で拡大され、画素密度の
低い部分では、nより低い倍率で拡大されることにな
る。
1次微分で参照する画素が2画素(p4、p5)の場合
について説明したが、これに限るものではなく,1次微
分で参照する画素は、任意の数でよく、このとき,上記
式で示したrおよびiは、参照する画素の両端の距離を
1として考えればよい。
同様であるので、説明を省略する。
換を同時に行う場合の構成を示す図である。図において
24は、高域成分検出手段、25は、変換倍率制御手段
である。高域成分検出手段24は、画像データPiの垂
直および水平方向の変化量として1次微分結果d1を出
力する。変換倍率制御手段25は、1次微分結果d1に
基づいて変換倍率c2を決定し、画素数変換手段17に
出力する。画素数変換手段17は、変換倍率c2に基づ
いて垂直方向と水平方向の画素数を同時に変換する(二
次元的に変換する)。
2の関係は、図9および図10のhd1、hc2と同様
であるので、詳細な説明は省略する。
よび2においては、入力される画像信号がアナログ信号
の場合について示したが、これに限るものではなく、デ
ジタルの画像データが入力されても良い。
る画像表示装置を示す図である。図において、26は、
デジタル画像データの入力端子、27は、デジタルデー
タを直接入力することができる表示手段、28は、制御
手段である。
像データが入力端子26に入力され、入力端子26に入
力された画像データは、画像調整手段4に入力される。
また、同期信号が入力端子2に入力され、入力端子2に
入力された同期信号は、制御手段28に入力される。
換器6、画像調整手段7は、制御手段28の制御によ
り、実施の形態1および実施の形態2と同様の動作によ
り、画素数の変換とその他の画像処理を行う。画像調整
手段7が出力した画像データは、表示手段27に直接入
力され、制御手段28の制御により所定のタイミングで
表示される。その他の詳細な動作の説明は、実施の形態
1および実施の形態2と同様であるので、説明は省略す
る。
明では、デジタル画像データを直接入力できる表示手段
27を用いて説明したが、表示手段27の代わりに実施
の形態1に示したD/A変換手段8および表示手段9を
用いて構成することもできる。
ら3では、ハードウェアによって画素数を変換する構成
について説明したが、ソフトウェアによって画素数の変
換を行うこともできる。図13は、ソフトウェア処理
(もちろん、ソフトウェア、ハードウェアが混在してい
ても良い)による画素数変換の動作(画像処理方法・画
像表示方法)を説明するフローチャートである。
数変換は、水平、垂直のそれぞれの方向に独立に画素数
変換を行うように構成して良いが、ここでは垂直方向お
よび水平方向の両方向に対して画素数変換を行う場合に
ついて説明する。
生成動作の開始)データ抽出部において、画素数を変換
する画像データ(図4のPiに相当)から着目画素に対
する垂直高域成分の算出とフィルタ演算に必要な複数の
画素データを抽出する。
部で抽出された複数の画素データから垂直方向の1次微
分結果(図4のvd1に相当)と垂直方向の2次微分結
果(図4のvd2に相当)を算出する(ここまでがレベ
ル変化検出工程に相当する)。
出部で算出された1次微分結果と2次微分結果および画
像全体の変換倍率(図5のnに相当)から着目画素に対
する垂直方向の変換倍率(図4のvc2に相当)を算出
する(生成条件生成工程)。
で算出された変換倍率とデータ抽出部で抽出された複数
の画素データからフィルタ演算を実施し、演算結果を保
存する(画像データ生成工程)。
で繰り返す。ここで、画像の端とは、画像の左側から演
算する場合は、画像の右端を示す。
画素を次のラインに移動し上記演算を実施する。この動
作を全画素に実施することで、垂直方向の画素数の変換
が完了する(図中Aのフローによる動作の終了)。
生成動作の開始)次のデータ抽出部では、垂直方向の画
素数が変換された画像データ(図4のPvに相当)か
ら、着目画素に対する水平高域成分の算出とフィルタ演
算に必要な複数の画素データを抽出する。水平高域成分
算出部において、データ抽出部で抽出された複数の画素
データから水平方向の1次微分結果(図4のhd1に相
当)と水平方向の2次微分結果(図4のhd2に相当)
を算出する。水平変換倍率算出部では、水平高域成分算
出部で算出された1次微分結果と2次微分結果および画
像全体の変換倍率(図5のnに相当)から着目画素に対
する水平方向の変換倍率(図4のhc2に相当)を算出
する。フィルタ演算部では、水平変換倍率演算部で算出
された変換倍率(新たな画像データを生成する際の生成
条件)とデータ抽出部で抽出された複数の画素データか
らフィルタ演算を実施し、演算結果を保存する。
るまで繰り返す。
画素を次のラインに移動し上記演算を実施する。この動
作を全着目画素に実施することで、画素数の変換が完了
する(図中Bのフローによる動作の終了)。
素数を変換した後に水平方向の画素数を変換する場合に
ついて示したが、水平方向の画素数を変換した後に垂直
方向の画素数を変換しても良い(すなわち、図中Bのフ
ローによる動作を先に実施した後、図中Aのフローによ
る動作が行われても良い)。また、先に述べたように、
図中Aのフローによる動作と、図中Bのフローによる動
作のいずれか一方の動作が実施されても良い。
平の画素数を変換する際に着目画素を画像の左から右、
上から下の順番で演算する場合について示したが、この
限りではなく、任意の方向から演算しても同様の結果を
得ることができる。
ンの平均値n(垂直、水平のいずれかの方向の変換倍率
がnのとき。もちろん、垂直、水平各方向の変換倍率は
それぞれ独立に設定することができる)は、垂直、水平
の両方向(両方向に変換倍率がnであるとき)あるいは
いずれか一方の方向において成立するように構成する。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
画像データ間のレベル変化より前記元画像データにおけ
るレベル変化部を検出するレベル変化検出手段と、該レ
ベル変化検出手段から出力される検出出力に基づいて前
記レベル変化部に対応する前記元画像データから前記レ
ベル変化部に対応する新たな画像データを生成する際の
生成条件を生成する生成条件生成手段と、該生成条件生
成手段から出力される前記生成条件に基づいて前記レベ
ル変化部に対応する前記元画像データから前記レベル変
化部に対応する新たな画像データを生成する画像データ
生成手段とを備えることを特徴とするので、アンダーシ
ュート(プリシュート)やオーバーシュートを発生させ
ることなく画像の連続性を損なわずにレベル変化部の鮮
鋭度を保つことができる、あるいは画像の拡大または縮
小を行ってもレベル変化部を保つことができる。
ータの総数に比して変更されることを特徴とするので、
簡単な構成で画像の拡大や縮小を実現することができ
る。
れ、それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成
する際の生成条件が前記それぞれの領域において異なる
ことを特徴とするので、画像の連続性を損なうことがな
い。
水平方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成手段は前記水平方向における新たな画
像データの生成条件を出力することを特徴とするので、
水平方向における新たな画像データの生成条件を適切な
ものとすることができる。
水平方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とするので、より簡単な
構成で水平方向における新たな画像データの生成条件を
適切なものとすることができる。
垂直方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成手段は前記垂直方向における新たな画
像データの生成条件を出力することを特徴とするので、
垂直方向における新たな画像データの生成条件を適切な
ものとすることができる。
垂直方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とするので、より簡単な
構成で垂直方向における新たな画像データの生成条件を
適切なものとすることができる。
元画像データを記憶するメモリ手段と、該メモリ手段に
記憶された元画像データ間のレベル変化より前記元画像
データにおけるレベル変化部を検出するレベル変化検出
手段と、該レベル変化検出手段から出力される検出出力
に基づいて前記レベル変化部に対応する前記元画像デー
タから前記レベル変化部に対応する新たな画像データを
生成する際の生成条件を生成する生成条件生成手段と、
該生成条件生成手段から出力される前記生成条件に基づ
いて前記レベル変化部に対応する前記元画像データから
前記レベル変化部に対応する新たな画像データを生成す
る画像データ生成手段と、該画像データ生成手段によっ
て生成される新たな画像データに対応する表示画像を表
示する表示手段とを備えることを特徴とするので、アン
ダーシュート(プリシュート)やオーバーシュートを発
生させることなく画像の連続性を損なわずにレベル変化
部の鮮鋭度を保つことができる、あるいは画像の拡大ま
たは縮小を行ってもレベル変化部を保つことができる。
ータの総数に比して変更されることを特徴とするので、
簡単な構成で画像の拡大や縮小を実現することができ
る。
れ、それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成
する際の生成条件が前記それぞれの領域において異なる
ことを特徴とするので、画像の連続性を損なうことがな
い。
水平方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成手段は前記水平方向における新たな画
像データの生成条件を生成することを特徴とするので、
水平方向における新たな画像データの生成条件を適切な
ものとすることができる。
水平方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とするので、より簡単な
構成で水平方向における新たな画像データの生成条件を
適切なものとすることができる。
垂直方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成手段は前記垂直方向における新たな画
像データの生成条件を生成することを特徴とするので、
垂直方向における新たな画像データの生成条件を適切な
ものとすることができる。
垂直方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とするので、より簡単な
構成で垂直方向における新たな画像データの生成条件を
適切なものとすることができる。
タ間のレベル変化より前記元画像データにおけるレベル
変化部を検出するレベル変化検出工程と、該レベル変化
検出工程により得られる検出結果に基づいて前記レベル
変化部に対応する前記元画像データから前記レベル変化
部に対応する新たな画像データを生成する際の生成条件
を生成する生成条件生成工程と、該生成条件生成工程に
より得られる前記生成条件に基づいて前記レベル変化部
に対応する前記元画像データから前記レベル変化部に対
応する新たな画像データを生成する画像データ生成工程
とを含むことを特徴とするので、アンダーシュート(プ
リシュート)やオーバーシュートを発生させることなく
画像の連続性を損なわずにレベル変化部の鮮鋭度を保つ
ことができる、あるいは画像の拡大または縮小を行って
もレベル変化部を保つことができる。
ータの総数に比して変更されることを特徴とするので、
簡単な構成で画像の拡大や縮小を実現することができ
る。
れ、それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成
する際の前記それぞれの領域における生成条件を異なら
せることを特徴とするので、画像の連続性を損なうこと
がない。
の水平方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検
出し、生成条件生成工程では前記水平方向における新た
な画像データの生成条件を生成することを特徴とするの
で、水平方向における新たな画像データの生成条件を適
切なものとすることができる。
の水平方向に対応する互いに隣接する元画像データ間の
レベル変化を検出することを特徴とするので、より簡単
な構成で水平方向における新たな画像データの生成条件
を適切なものとすることができる。
の垂直方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検
出し、生成条件生成工程では前記垂直方向における新た
な画像データの生成条件を生成することを特徴とするの
で、垂直方向における新たな画像データの生成条件を適
切なものとすることができる。
の垂直方向に対応する互いに隣接する元画像データ間の
レベル変化を検出することを特徴とするので、より簡単
な構成で垂直方向における新たな画像データの生成条件
を適切なものとすることができる。
元画像データを記憶する記憶工程と、該記憶工程におい
て記憶された元画像データ間のレベル変化より前記元画
像データにおけるレベル変化部を検出するレベル変化検
出工程と、該レベル変化検出工程により得られる検出結
果に基づいて前記レベル変化部に対応する前記元画像デ
ータから前記レベル変化部に対応する新たな画像データ
を生成する際の生成条件を生成する生成条件生成工程
と、該生成条件生成工程により得られる前記生成条件に
基づいて前記レベル変化部に対応する前記元画像データ
から前記レベル変化部に対応する新たな画像データを生
成する画像データ生成工程と、該画像データ生成工程に
よって生成される新たな画像データに対応する表示画像
を表示する表示工程とを含むことを特徴とするので、ア
ンダーシュート(プリシュート)やオーバーシュートを
発生させることなく画像の連続性を損なわずにレベル変
化部の鮮鋭度を保つことができる、あるいは画像の拡大
または縮小を行ってもレベル変化部を保つことができ
る。
ータの総数に比して変更されることを特徴とするので、
簡単な構成で画像の拡大や縮小を実現することができ
る。
れ、それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成
する際の前記それぞれの領域における生成条件を異なら
せることを特徴とするので、画像の連続性を損なうこと
がない。
の水平方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検
出し、生成条件生成工程では前記水平方向における新た
な画像データの生成条件を生成することを特徴とするの
で、水平方向における新たな画像データの生成条件を適
切なものとすることができる。
の水平方向に対応する互いに隣接する元画像データ間の
レベル変化を検出することを特徴とするので、より簡単
な構成で水平方向における新たな画像データの生成条件
を適切なものとすることができる。
の垂直方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検
出し、生成条件生成工程では前記垂直方向における新た
な画像データの生成条件を生成することを特徴とするの
で、垂直方向における新たな画像データの生成条件を適
切なものとすることができる。
の垂直方向に対応する互いに隣接する元画像データ間の
レベル変化を検出することを特徴とするので、より簡単
な構成で垂直方向における新たな画像データの生成条件
を適切なものとすることができる。
である。
である。
示す図である。
示す図である。
である。
である。
成を示す図である。
示す図である。
である。
図である。
構成を示す図である。
を示す図である。
ーチャートである。
例を示す図である。
例を示す図である。
画像調整手段、5メモリ手段、6 画素数変換器、7
画像調整手段、8 D/A変換手段、9表示手段、1
0 制御手段、11 垂直画素数変換手段、12 垂直
高域成分検出手段、13 垂直変換倍率制御手段、14
水平画素数変換手段、15 水平高域成分検出手段、
16 水平変換倍率制御手段、17 画素数変換手段、
18高域成分検出手段、19 変換倍率制御手段、20
垂直高域成分検出手段、21 垂直変換倍率制御手
段、22 水平高域成分検出手段、23 水平変換倍率
制御手段、24 高域成分検出手段、25 変換倍率制
御手段、26 入力端子、27 表示手段、28 制御
手段。
0)
は垂直高域成分検出手段12あるいはその前段にLPF
を設けるものについて述べたが、垂直変換倍率制御手段
13の前段がバンドパスフィルタ(BPF)であっても
同様の効果を期待できる(これは言うまでもなく、水平
方向に対しても同様の構成を採用すれば同様の効果を得
ることができる)。この場合には、垂直高域成分検出手
段12およびBPF(あるいは水平高域成分検出手段1
5およびBPF)により輪郭検出手段が構成される。
Claims (28)
- 【請求項1】 元画像データ間のレベル変化より前記元
画像データにおけるレベル変化部を検出するレベル変化
検出手段と、 該レベル変化検出手段から出力される検出出力に基づい
て前記レベル変化部に対応する前記元画像データから前
記レベル変化部に対応する新たな画像データを生成する
際の生成条件を生成する生成条件生成手段と、 該生成条件生成手段から出力される前記生成条件に基づ
いて前記レベル変化部に対応する前記元画像データから
前記レベル変化部に対応する新たな画像データを生成す
る画像データ生成手段とを備えることを特徴とする画像
処理装置。 - 【請求項2】 新たな画像データの総数が元画像データ
の総数に比して変更されることを特徴とする請求項1に
記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 レベル変化部が複数の領域に分けられ、
それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成する
際の生成条件が前記それぞれの領域において異なること
を特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 レベル変化検出手段は表示画面上の水平
方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出し、
生成条件生成手段は前記水平方向における新たな画像デ
ータの生成条件を出力することを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 レベル変化検出手段は表示画面上の水平
方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレベル
変化を検出することを特徴とする請求項4に記載の画像
処理装置。 - 【請求項6】 レベル変化検出手段は表示画面上の垂直
方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出し、
生成条件生成手段は前記垂直方向における新たな画像デ
ータの生成条件を出力することを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 レベル変化検出手段は表示画面上の垂直
方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレベル
変化を検出することを特徴とする請求項6に記載の画像
処理装置。 - 【請求項8】 入力された元画像データを記憶するメモ
リ手段と、 該メモリ手段に記憶された元画像データ間のレベル変化
より前記元画像データにおけるレベル変化部を検出する
レベル変化検出手段と、 該レベル変化検出手段から出力される検出出力に基づい
て前記レベル変化部に対応する前記元画像データから前
記レベル変化部に対応する新たな画像データを生成する
際の生成条件を生成する生成条件生成手段と、 該生成条件生成手段から出力される前記生成条件に基づ
いて前記レベル変化部に対応する前記元画像データから
前記レベル変化部に対応する新たな画像データを生成す
る画像データ生成手段と、 該画像データ生成手段によって生成される新たな画像デ
ータに対応する表示画像を表示する表示手段とを備える
ことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項9】 新たな画像データの総数が元画像データ
の総数に比して変更されることを特徴とする請求項8に
記載の画像表示装置。 - 【請求項10】 レベル変化部が複数の領域に分けら
れ、それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成
する際の生成条件が前記それぞれの領域において異なる
ことを特徴とする請求項8または9に記載の画像表示装
置。 - 【請求項11】 レベル変化検出手段は表示画面上の水
平方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成手段は前記水平方向における新たな画
像データの生成条件を生成することを特徴とする請求項
8乃至10のいずれかに記載の画像表示装置。 - 【請求項12】 レベル変化検出手段は表示画面上の水
平方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレベ
ル変化を検出することを特徴とする請求項11に記載の
画像表示装置。 - 【請求項13】 レベル変化検出手段は表示画面上の垂
直方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成手段は前記垂直方向における新たな画
像データの生成条件を生成することを特徴とする請求項
8乃至10のいずれかに記載の画像表示装置。 - 【請求項14】 レベル変化検出手段は表示画面上の垂
直方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレベ
ル変化を検出することを特徴とする請求項13に記載の
画像表示装置。 - 【請求項15】 元画像データ間のレベル変化より前記
元画像データにおけるレベル変化部を検出するレベル変
化検出工程と、 該レベル変化検出工程により得られる検出結果に基づい
て前記レベル変化部に対応する前記元画像データから前
記レベル変化部に対応する新たな画像データを生成する
際の生成条件を生成する生成条件生成工程と、 該生成条件生成工程により得られる前記生成条件に基づ
いて前記レベル変化部に対応する前記元画像データから
前記レベル変化部に対応する新たな画像データを生成す
る画像データ生成工程とを含むことを特徴とする画像処
理方法。 - 【請求項16】 新たな画像データの総数が元画像デー
タの総数に比して変更されることを特徴とする請求項1
5に記載の画像処理方法。 - 【請求項17】 レベル変化部が複数の領域に分けら
れ、それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成
する際の前記それぞれの領域における生成条件を異なら
せることを特徴とする請求項15または16に記載の画
像処理方法。 - 【請求項18】 レベル変化検出工程では表示画面上の
水平方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成工程では前記水平方向における新たな
画像データの生成条件を生成することを特徴とする請求
項15乃至17のいずれかに記載の画像処理方法。 - 【請求項19】 レベル変化検出工程では表示画面上の
水平方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とする請求項18に記載
の画像処理方法。 - 【請求項20】 レベル変化検出工程では表示画面上の
垂直方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成工程では前記垂直方向における新たな
画像データの生成条件を生成することを特徴とする請求
項15乃至17のいずれかに記載の画像処理方法。 - 【請求項21】 レベル変化検出工程では表示画面上の
垂直方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とする請求項20に記載
の画像処理方法。 - 【請求項22】 入力された元画像データを記憶する記
憶工程と、 該記憶工程において記憶された元画像データ間のレベル
変化より前記元画像データにおけるレベル変化部を検出
するレベル変化検出工程と、 該レベル変化検出工程により得られる検出結果に基づい
て前記レベル変化部に対応する前記元画像データから前
記レベル変化部に対応する新たな画像データを生成する
際の生成条件を生成する生成条件生成工程と、 該生成条件生成工程により得られる前記生成条件に基づ
いて前記レベル変化部に対応する前記元画像データから
前記レベル変化部に対応する新たな画像データを生成す
る画像データ生成工程と、 該画像データ生成工程によって生成される新たな画像デ
ータに対応する表示画像を表示する表示工程とを含むこ
とを特徴とする画像表示方法。 - 【請求項23】 新たな画像データの総数が元画像デー
タの総数に比して変更されることを特徴とする請求項2
2に記載の画像表示方法。 - 【請求項24】 レベル変化部が複数の領域に分けら
れ、それぞれの領域に対応する新たな画像データを生成
する際の前記それぞれの領域における生成条件を異なら
せることを特徴とする請求項22または23に記載の画
像表示方法。 - 【請求項25】 レベル変化検出工程では表示画面上の
水平方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成工程では前記水平方向における新たな
画像データの生成条件を生成することを特徴とする請求
項22乃至24のいずれかに記載の画像表示方法。 - 【請求項26】 レベル変化検出工程では表示画面上の
水平方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とする請求項25に記載
の画像表示方法。 - 【請求項27】 レベル変化検出工程では表示画面上の
垂直方向に対応する元画像データ間のレベル変化を検出
し、生成条件生成工程では前記垂直方向における新たな
画像データの生成条件を生成することを特徴とする請求
項22乃至24のいずれかに記載の画像表示方法。 - 【請求項28】 レベル変化検出工程では表示画面上の
垂直方向に対応する互いに隣接する元画像データ間のレ
ベル変化を検出することを特徴とする請求項27に記載
の画像表示方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000184816A JP3695291B2 (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 画像処理装置、画像表示装置、および画像処理方法 |
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