JP2002008940A - 乾式金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

乾式金属化フィルムコンデンサ

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JP2002008940A
JP2002008940A JP2000189769A JP2000189769A JP2002008940A JP 2002008940 A JP2002008940 A JP 2002008940A JP 2000189769 A JP2000189769 A JP 2000189769A JP 2000189769 A JP2000189769 A JP 2000189769A JP 2002008940 A JP2002008940 A JP 2002008940A
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Atsushi Suezaki
淳 末崎
Yasuhiro Kubo
泰宏 久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾式金属化フィルムコンデンサのコンデンサ
素子の外周にバリヤ性プラスチックフィルム巻回し、耐
湿性を向上させ、品質を安定化させる。 【解決手段】 一対の金属化フィルム8を重ねて巻回し
たコンデンサ素子1にバリヤ性プラスチックフィルム2
を巻回し、端面の電極引出部5に外部端子6を接続し、
外周部にプラスチックテープ3を巻回し、端面に絶縁樹
脂4を被覆してなることを特徴とし、また、一対の金属
化フィルム8を重ねて巻回したコンデンサ素子1にプラ
スチックフィルム7を保護巻回し、端面の電極引出部5
に外部端子6を接続し、上記プラスチックフィルム7の
外周部にバリヤ性プラスチックフィルム2を被覆し、さ
らにプラスチックテープ3を巻回し、端面に絶縁樹脂4
を被覆してなることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属化フィルムを
用いた乾式金属化フィルムコンデンサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の乾式金属化フィルムコンデンサは
図9のように、一対の金属化フィルム8(図4)を重ね
て巻回し、後巻フィルム7としてポリプロピレンフィル
ムなどのプラスチックフィルムを巻回し、巻回端面に亜
鉛などの金属を溶射して電極引出部5を形成してなるコ
ンデンサ素子1と、該コンデンサ素子1の電極引出部5
に接続された外部端子6と、雰囲気の影響を遮断するた
めにコンデンサ素子1の側面外周部をポリエチレンテレ
フタレートフィルムの粘着テープ3で被覆し、該粘着テ
ープとコンデンサ素子の両電極引出部との空間に充填さ
れるエポキシ樹脂などの絶縁樹脂4とで構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の乾式金属化フィ
ルムコンデンサでは、コンデンサ素子の後巻フィルムと
してポリプロピレンフィルムなどのプラスチックフィル
ムを巻回し、コンデンサ素子を樹脂外装で被覆している
が、コンデンサの製造工程中や使用中に、コンデンサ素
子の表層部から侵入する水蒸気や酸素などの雰囲気の影
響を受けてコンデンサの特性が劣化するという問題が生
じており、水蒸気や酸素の影響を抑えることが可能な構
造が要求されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、コンデンサ素子を形成す
る後巻フィルムとして、水蒸気や酸素等に対してバリヤ
性のあるプラスチックフィルムを巻回するか、または後
巻フィルムとしてプラスチックフィルムを巻回したコン
デンサ素子の側面外周部に水分および酸素に対しバリヤ
性のあるプラスチックフィルムを巻回し、そのバリヤ効
果により耐環境性の良好な乾式金属化フィルムコンデン
サを提供するものである。
【0005】すなわち、一対の金属化フィルム8を重ね
て巻回したコンデンサ素子1にバリヤ性プラスチックフ
ィルム2を巻回し、端面の電極引出部5に外部端子6を
接続し、外周部にプラスチックテープ3を巻回し、端面
に絶縁樹脂4を被覆してなることを特徴とする乾式金属
化フィルムコンデンサである。
【0006】また、一対の金属化フィルム8を重ねて巻
回したコンデンサ素子1にプラスチックフィルム7を保
護巻回し、端面の電極引出部5に外部端子6を接続し、
上記プラスチックフィルム7の外周部にバリヤ性プラス
チックフィルム2を被覆し、さらにプラスチックテープ
3を巻回し、端面に絶縁樹脂4を被覆してなることを特
徴とする乾式金属化フィルムコンデンサである。
【0007】さらに、上記バリヤ性プラスチックフィル
ム7の酸素ガスのガス透過度が100cc/m・h・
atm/25μm(25℃)以下であることを特徴とす
る乾式金属化フィルムコンデンサである。
【0008】そして、上記バリヤ性プラスチックフィル
ム7の水分の透湿度が50g/m・24h/25μm
(40℃、90%RH)以下であることを特徴とする乾
式金属化フィルムコンデンサである。
【0009】また、上記バリヤ性プラスチックフィルム
2が、エバール樹脂フィルム、ポリ塩化ビニリデン樹脂
フィルム、ポリエステル樹脂フィルム、m−キシリレン
アジバミド樹脂フィルム、変性ナイロン樹脂フィルム、
またはポリアクリロニトリル樹脂フィルムの少なくとも
1種からなることを特徴とする乾式金属化フィルムコン
デンサである。
【0010】さらに、上記バリヤ性プラスチックフィル
ム2が、ポリエチレンテレフタレートと低密度ポリエチ
レンの2層からなるフィルムであることを特徴とする乾
式金属化フィルムコンデンサである。
【0011】そして、上記バリヤ性プラスチックフィル
ム2が、ポリエチレンテレフタレートとポリ塩化ビニリ
デン、ナイロン樹脂とエバール樹脂、またはポリエチレ
ンテレフタレートとエバール樹脂と、低密度ポリエチレ
ンとを組み合わせた3層からなるフィルムであることを
特徴とする乾式金属化フィルムコンデンサである。
【0012】
【発明の実施の形態】一対の金属化フィルム8を重ねて
巻回した後、コンデンサ素子1にバリヤ性プラスチック
フィルム2を巻回し、端面に電極引出部5を形成し、該
電極引出部5に外部端子6を接続し、外周部にプラスチ
ックテープ3を巻回し、端面に絶縁樹脂4を被覆する
か、または、コンデンサ素子1にプラスチックフィルム
7を保護巻回し、端面に電極引出部5を形成し、該電極
引出部5に外部端子6を接続し、上記プラスチックフィ
ルム7の外周部に上記のバリヤ性プラスチックフィルム
2を巻回し、外周部にプラスチックテープ3を複数回巻
回し、端面に絶縁樹脂4を被覆する。バリヤ性プラスチ
ックフィルムにより、コンデンサ素子1の表層部からの
水分や酸素の侵入を防止することができ、品質の安定化
を図ることができる。
【0013】
【実施例】〔実施例1〜10〕図1は本発明の乾式金属
化フィルムコンデンサの一実施例を示す図面で、(a)
は縦断面図、(b)は側面図で、図2は図1を構成する
コンデンサ素子の斜視図で、図4はコンデンサ素子を構
成する金属化フィルムの展開図である。以下、本発明の
実施例について、図面を参照しながら説明するが、この
発明は以下の実施例に限定されるものではない。図1に
示す乾式金属化フィルムコンデンサは、図4に示す一対
の金属化フィルム8を重ねて巻回し、図2に示すように
バリヤ性プラスチックフィルム2を複数回巻回し、その
端面に亜鉛、はんだなどの金属を溶射して電極引出部5
を形成し、該電極引出部5に外部端子6を溶接またはは
んだ付けなどで接続することによりコンデンサ素子1を
形成している。そして、上記コンデンサ素子1の側面外
周部をポリエチレンテレフタレートフィルムなどからな
る粘着テープ3にて複数回巻回し、該粘着テープ3とコ
ンデンサ素子1の両電極引出部5との間にエポキシ樹脂
などの絶縁樹脂4を注入、充填後、硬化し、乾式金属化
フィルムコンデンサを得る。
【0014】本実施例では、厚さ5μm、幅100mm
の一対のアルミ蒸着金属化ポリプロピレンフィルムを重
ねて巻回し、〔表1〕に示す実施例1〜10のバリヤ性
プラスチックフィルムを厚さ55μm、幅101mmの
後巻フィルムとして10回巻回したコンデンサ素子を形
成し、該コンデンサ素子の側面外周部を厚さ50μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる粘着テー
プにて3回巻回し、エポキシ樹脂を注入、充填後、硬化
し、66μF×1125VDCの乾式金属化フィルムコン
デンサを各10台作製した。
【0015】〔実施例11〜20〕図3は本発明の他の
実施例による乾式金属化フィルムコンデンサの図面で、
(a)は縦断面図、(b)は側面図であり、図において
同一番号を付したものは同一部品であり、その説明は省
略する。前述の実施例と相違する点は、コンデンサ素子
1の後巻フィルム7の構成であって、図4に示す一対の
金属化フィルム8を重ねて巻回し、後巻フィルム7とし
てポリプロピレンフィルムを複数回巻回し、その端面に
電極引出部5を形成し、該電極引出部5に外部端子6を
接続してなるコンデンサ素子1の側面外周部にバリヤ性
プラスチックフィルム2を複数回巻回し、更にその側面
外周部をポリエチレンテレフタレートフィルムからなる
粘着テープ3にて複数回巻回することにある。
【0016】本実施例では、厚さ5μm、幅巾100m
mの一対のアルミ蒸着金属化ポリプロピレンフィルムを
重ねて巻回し、後巻フィルムとして厚さ25μm、幅1
00mmの従来から使用しているポリプロピレンフィル
ムを10回巻回し、コンデンサ素子を形成し、コンデン
サ素子の側面外周部を〔表1〕に示す、実施例11〜2
0のバリヤ性プラスチックフィルム(厚さ55μm、幅
101mm)を3回巻回し、更にその側面外周部を厚さ
50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムからな
る粘着テープにて3回被覆し、エポキシ樹脂を注入、充
填後、硬化し、66μF×1125VDCの乾式金属化フ
ィルムコンデンサを各10台作製した。
【0017】〔従来例〕上記実施例1〜20の66μF
×1125VDCと同じ定格で、後巻フィルムとして、厚
さ25μm、幅100mmの従来から使用しているポリ
プロピレンフィルムを10回巻回した、図9の従来例に
よる乾式金属化フィルムコンデンサを10台作製した。
【0018】
【表1】
【0019】これら実施例1〜20および従来例による
乾式金属化フィルムコンデンサの各5台について、温度
40℃、相対湿度90〜95%の環境下で、印加電圧1
125Vの耐湿負荷試験、および温度60℃、印加電圧
1350VDC(定格電圧×1.2)の高温負荷試験を行
った。その結果を図5〜8に示す。図5、6は耐湿負荷
試験、図7、8は高温負荷試験の結果である。
【0020】これらの試験結果から次のことが判明し
た。耐湿負荷試験では、本発明の乾式金属化フィルムコ
ンデンサは、容量変化が1500時間経過後、高々−
0.3%程度で安定しているのに対し、従来例では−
1.2%程度にも達している。また、高温負荷試験で
は、本発明の乾式金属化フィルムコンデンサは、150
0時間経過後、−15%以下の容量変化であるのに対
し、従来例では容量が−33%程度と大幅に減少してい
る。
【0021】これは、本発明の乾式金属化フィルムコン
デンサは、コンデンサ素子の後巻フィルムにバリヤ性プ
ラスチックフィルムを巻回するか、あるいは通常の後巻
フィルムを巻回後、更にその側面外周部にバリヤ性プラ
スチックフィルムを巻回しているので、コンデンサ素子
の表層部のフィルムを透過して侵入する水蒸気や酸素が
遮断され、容量減少が抑えられていることを示す。
【0022】上記試験の結果、コンデンサ素子の後巻フ
ィルムとしてバリヤ性プラスチックフィルムを巻回、あ
るいは通常の後巻フィルムを巻回後、更にその側面外周
部にバリヤ性プラスチックフィルムを巻回することによ
りコンデンサ素子の表層部のフィルムを透過して侵入す
る水蒸気や酸素を遮断する効果があり、容量減少が抑え
られ、品質安定化が可能となることが分かった。なお、
ここでバリヤ性プラスチックフィルムの酸素ガスの透過
度が100cc・m・h・atm/25μm(25
℃)を超え、かつ水分の透湿度が50g/m・24h
/25μm(40℃)を超えると、バリヤ効果が小さく
なるので、不適である。
【0023】上記実施例では、一対の金属化フィルムを
重ねて巻回し、後巻フィルムとしてバリヤ性プラスチッ
クフィルムを巻回しているが、一対の金属化フィルムを
重ねて巻回し、その巻終わり部をバーンオフと呼ぶ電気
的な処理によって金属化フィルムの蒸着金属を飛散させ
て巻回し、その側面外周部に後巻フィルムとして上記バ
リヤ性プラスチックフィルムを巻回してもよい。また、
上記バリヤ性プラスチックフィルムのどちらか一方の面
側に熱もしくは超音波接着用のコーティングを施しても
よい。
【0024】さらに、誘電体の蒸着金属としてアルミニ
ウムを使用したが、これに限定されるものではなく、亜
鉛や亜鉛/アルミニウム混合物などの他の金属でもよ
く、誘電体としてポリプロピレンフィルムを使用した
が、これに限定されるものではなく、ポリエチレンテレ
フタレートフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリフェ
ニレンスルフィドフィルム等でもよい。そして、一対の
金属化フィルムとして、両方の蒸着面が分割電極の保安
機構付金属化フィルムを使用したが、一対の金属化フィ
ルムの蒸着面両方がベタ蒸着、あるいは片方が分割電極
などからなる金属化フィルムを使用しても差し支えな
い。
【0025】上記実施例では、コンデンサ素子の側面外
周部を粘着テープにて複数回巻回し、該粘着テープとコ
ンデンサ素子の両電極引出部との間にエポキシ樹脂など
の熱硬化性樹脂などからなる絶縁樹脂を注入、充填後、
硬化して樹脂外装としているが、後巻フィルムとしてバ
リヤ性プラスチックフィルムを巻回したコンデンサ素子
を形成し、ポリブチレンテレフタレートなどからなる角
形樹脂ケースに収納し、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹
脂を注入、充填、硬化した樹脂外装、あるいは液状もし
くはパウダーの樹脂を外装として被覆した乾式金属化フ
ィルムコンデンサを形成しても同等の効果を得ることが
できる。
【0026】
【発明の効果】本発明の乾式金属化フィルムコンデンサ
は、コンデンサ素子の後巻フィルムとして水分および酸
素に対しバリヤ性プラスチックフィルムを巻回するか、
または通常の後巻フィルムを巻回したコンデンサ素子の
側面外周部に上記バリヤ性プラスチックフィルムを巻回
することで、コンデンサ素子の表層部のフィルムから侵
入する水蒸気や酸素が遮断され、コンデンサ素子を構成
する金属化フィルムの劣化が抑えられ、容量減少が抑え
られ、より品質安定化を図ることが可能となり、工業
的、実用的にその価値は極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乾式金属化フィルムコンデンサの一実
施例を示す図面で、(a)は縦断面図、(b)は側面図
である。
【図2】図1を構成するコンデンサ素子の斜視図であ
る。
【図3】本発明の他の一実施例による乾式金属化フィル
ムコンデンサの図面で、(a)は縦断面図、(b)は側
面図である。
【図4】本発明のコンデンサ素子を構成する一対の金属
化フィルムの展開図である。
【図5】本発明の実施例による耐湿負荷試験結果を示す
図である。
【図6】本発明の他の実施例による耐湿負荷試験結果を
示す図である。
【図7】本発明の実施例による高温負荷試験結果を示す
図である。
【図8】本発明の他の実施例による高温負荷試験結果を
示す図である。
【図9】従来例による乾式金属化フィルムコンデンサの
縦断面図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 バリヤ性のあるプラスチックフィルム 3 プラスチックテープ(粘着テープ) 4 絶縁樹脂 5 電極引出部 6 外部端子 7 プラスチックフィルム(後巻フィルム) 8 金属化フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E082 AA06 AB04 EE07 EE11 EE23 EE37 FF05 FG06 FG34 GG04 GG10 GG11 GG27 HH22 HH25 JJ04 JJ15 JJ25 PP10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の金属化フィルムを重ねて巻回した
    コンデンサ素子にバリヤ性プラスチックフィルムを巻回
    し、端面の電極引出部に外部端子を接続し、外周部にプ
    ラスチックテープを巻回し、端面に絶縁樹脂を被覆して
    なることを特徴とする乾式金属化フィルムコンデンサ。
  2. 【請求項2】 一対の金属化フィルムを重ねて巻回した
    コンデンサ素子にプラスチックフィルムを保護巻回し、
    端面の電極引出部に外部端子を接続し、上記プラスチッ
    クフィルムの外周部にバリヤ性プラスチックフィルムを
    被覆し、さらにプラスチックテープを巻回し、端面に絶
    縁樹脂を被覆してなることを特徴とする乾式金属化フィ
    ルムコンデンサ。
  3. 【請求項3】 上記バリヤ性プラスチックフィルムの酸
    素ガスのガス透過度が100cc/m・h・atm/
    25μm(25℃)以下であることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の乾式金属化フィルムコンデン
    サ。
  4. 【請求項4】 上記バリヤ性プラスチックフィルムの水
    分の透湿度が50g/m・24h/25μm(40
    ℃、90%RH)以下であることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の乾式金属化フィルムコンデンサ。
  5. 【請求項5】 上記バリヤ性プラスチックフィルムが、
    エバール樹脂フィルム、ポリ塩化ビニリデン樹脂フィル
    ム、ポリエステル樹脂フィルム、m−キシリレンアジバ
    ミド樹脂フィルム、変性ナイロン樹脂フィルム、または
    ポリアクリロニトリル樹脂フィルムの少なくとも1種か
    らなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    乾式金属化フィルムコンデンサ。
  6. 【請求項6】 上記バリヤ性プラスチックフィルムが、
    ポリエチレンテレフタレートと低密度ポリエチレンの2
    層からなるフィルムであることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の乾式金属化フィルムコンデンサ。
  7. 【請求項7】 上記バリヤ性プラスチックフィルムが、
    ポリエチレンテレフタレートとポリ塩化ビニリデン、ナ
    イロン樹脂とエバール樹脂、またはポリエチレンテレフ
    タレートとエバール樹脂と、低密度ポリエチレンとを組
    み合わせた3層からなるフィルムであることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の乾式金属化フィルムコ
    ンデンサ。
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