JP2002008427A - メタルハライドランプ、照明装置及び光ファイバー照明装置 - Google Patents
メタルハライドランプ、照明装置及び光ファイバー照明装置Info
- Publication number
- JP2002008427A JP2002008427A JP2000186030A JP2000186030A JP2002008427A JP 2002008427 A JP2002008427 A JP 2002008427A JP 2000186030 A JP2000186030 A JP 2000186030A JP 2000186030 A JP2000186030 A JP 2000186030A JP 2002008427 A JP2002008427 A JP 2002008427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal halide
- halide lamp
- light
- reflecting mirror
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メタルハライドランプを反射鏡に取り付けて
使用する場合において、反射鏡での反射効率をアップさ
せることができるようにする。 【解決手段】 メタルハライドランプ12は、発光管1
3とこの発光管13を覆う外管14とから構成され、外
管14は、発光管13の発光部16を覆う大径部20と
発光管13の封止部17を覆う小径部21とを有する。
このメタルハライドランプ12を反射鏡23に取り付け
る場合に、小径部21を反射鏡23のネック部24で保
持するようにし、反射鏡23のネック部24の内径寸法
を小さくする。これにより、発光部16から見たネック
部24を見込む角度を小さくすることができ、発光管1
3から出射された光のうちネック部24に当たることに
より反射鏡23で反射されずに損失となる光の割合が低
くなり、反射鏡23の反射効率が高くなる。
使用する場合において、反射鏡での反射効率をアップさ
せることができるようにする。 【解決手段】 メタルハライドランプ12は、発光管1
3とこの発光管13を覆う外管14とから構成され、外
管14は、発光管13の発光部16を覆う大径部20と
発光管13の封止部17を覆う小径部21とを有する。
このメタルハライドランプ12を反射鏡23に取り付け
る場合に、小径部21を反射鏡23のネック部24で保
持するようにし、反射鏡23のネック部24の内径寸法
を小さくする。これにより、発光部16から見たネック
部24を見込む角度を小さくすることができ、発光管1
3から出射された光のうちネック部24に当たることに
より反射鏡23で反射されずに損失となる光の割合が低
くなり、反射鏡23の反射効率が高くなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタルハライドラ
ンプ、このメタルハライドランプを用いた照明装置及び
光ファイバー照明装置に関する。
ンプ、このメタルハライドランプを用いた照明装置及び
光ファイバー照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メタルハライドランプを反射鏡に取り付
けた照明装置の従来例を図5に基づいて説明する。メタ
ルハライドランプ1は、発光管2とこの発光管2を囲む
外管3とにより構成されている。発光管2は、内部に放
電空間4が形成された発光部5、発光部5の両端に形成
された一対の封止部6、封止部6内に封止されて先端部
が放電空間4内で対向する一対の電極7,8、放電空間
4内に封入された金属ハロゲン化合物を含む放電媒体等
により構成されている。
けた照明装置の従来例を図5に基づいて説明する。メタ
ルハライドランプ1は、発光管2とこの発光管2を囲む
外管3とにより構成されている。発光管2は、内部に放
電空間4が形成された発光部5、発光部5の両端に形成
された一対の封止部6、封止部6内に封止されて先端部
が放電空間4内で対向する一対の電極7,8、放電空間
4内に封入された金属ハロゲン化合物を含む放電媒体等
により構成されている。
【0003】ここで、メタルハライドランプ1が外管3
を用いる理由は、メタルハライドランプ1の点灯時には
発光部5の温度が約1000℃まで上昇するので、この
発光部5が冷やされないように保温するためである。
を用いる理由は、メタルハライドランプ1の点灯時には
発光部5の温度が約1000℃まで上昇するので、この
発光部5が冷やされないように保温するためである。
【0004】一方、外管3が発光部5からの熱で過熱さ
れることを防止するため、発光部5の外周面と外管3の
内周面との間には所定寸法の隙間が確保されている。こ
のため、外管3の外径寸法は、発光管2の発光部5の外
径寸法より大きく形成されている。
れることを防止するため、発光部5の外周面と外管3の
内周面との間には所定寸法の隙間が確保されている。こ
のため、外管3の外径寸法は、発光管2の発光部5の外
径寸法より大きく形成されている。
【0005】反射鏡9は凹面形状の反射面を有する椀形
状に形成され、その中央部にはメタルハライドランプ1
を取り付けるための丸穴状のネック部10が形成されて
いる。反射鏡9へのメタルハライドランプ1の取り付け
は、メタルハライドランプ1の外管3をネック部10に
差し込み、ネック部10の内周面と外管3の外周面との
間に接着固定用の樹脂11を充填することにより行われ
ている。
状に形成され、その中央部にはメタルハライドランプ1
を取り付けるための丸穴状のネック部10が形成されて
いる。反射鏡9へのメタルハライドランプ1の取り付け
は、メタルハライドランプ1の外管3をネック部10に
差し込み、ネック部10の内周面と外管3の外周面との
間に接着固定用の樹脂11を充填することにより行われ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】メタルハライドランプ
1を反射鏡9に取り付けた場合、発光部5から見たネッ
ク部10を見込む角度θ(但し、図5ではθ=66.5
°)の範囲内では、発光管2から出射された光がネック
部10に当たることにより反射鏡9で反射されずに損失
となるので、反射鏡9の反射効率は低下し、照明装置の
照度が低下する。
1を反射鏡9に取り付けた場合、発光部5から見たネッ
ク部10を見込む角度θ(但し、図5ではθ=66.5
°)の範囲内では、発光管2から出射された光がネック
部10に当たることにより反射鏡9で反射されずに損失
となるので、反射鏡9の反射効率は低下し、照明装置の
照度が低下する。
【0007】反射鏡9へのメタルハライドランプ1の取
り付けは、反射鏡9が小型化するにつれて発光部5が反
射鏡9に近付くように行われるので、発光部5から見た
ネック部10を見込む角度θが次第に大きくなる。即
ち、反射鏡9を小型化した小型の照明装置になる程、ネ
ック部10に当たることにより反射鏡9で反射されずに
損失となる光の割合が大きくなり、反射鏡9の反射効率
がより低下し、照明装置の照度がより低下する。
り付けは、反射鏡9が小型化するにつれて発光部5が反
射鏡9に近付くように行われるので、発光部5から見た
ネック部10を見込む角度θが次第に大きくなる。即
ち、反射鏡9を小型化した小型の照明装置になる程、ネ
ック部10に当たることにより反射鏡9で反射されずに
損失となる光の割合が大きくなり、反射鏡9の反射効率
がより低下し、照明装置の照度がより低下する。
【0008】本発明は、メタルハライドランプを反射鏡
に取り付けた場合、反射鏡での反射効率をアップさせる
ことができるメタルハライドランプ、照明装置及び光フ
ァイバー照明装置を提供することを目的とする。
に取り付けた場合、反射鏡での反射効率をアップさせる
ことができるメタルハライドランプ、照明装置及び光フ
ァイバー照明装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のメ
タルハライドランプは、内部に放電空間が形成された発
光部を有し、外径寸法が前記発光部の外径寸法より小さ
い一対の円柱状の封止部が前記発光部の両端に形成さ
れ、先端部が前記放電空間内で対向する一対の電極が前
記封止部内に封止され、前記放電空間内に放電媒体が封
入された発光管と;前記発光部を覆う大径部と、前記封
止部を覆う小径部と、これらの大径部と小径部とを繋ぐ
繋ぎ目部とが形成された外管と;を具備している。
タルハライドランプは、内部に放電空間が形成された発
光部を有し、外径寸法が前記発光部の外径寸法より小さ
い一対の円柱状の封止部が前記発光部の両端に形成さ
れ、先端部が前記放電空間内で対向する一対の電極が前
記封止部内に封止され、前記放電空間内に放電媒体が封
入された発光管と;前記発光部を覆う大径部と、前記封
止部を覆う小径部と、これらの大径部と小径部とを繋ぐ
繋ぎ目部とが形成された外管と;を具備している。
【0010】ここで、発光管における発光部はメタルハ
ライドランプの点灯時に高温(約1000℃)になるた
め、外管におけるこの発光部を覆う部分(大径部)は、
発光部の外周面との間に所定寸法の隙間を確保して大径
に形成する必要がある。一方、発光管における封止部は
メタルハライドランプの点灯時の温度が発光部に比べて
低い(約400〜700℃)ので、外管におけるこの封
止部を覆う部分(小径部)は、封止部の外周面に近接さ
せて小径に形成することができる。
ライドランプの点灯時に高温(約1000℃)になるた
め、外管におけるこの発光部を覆う部分(大径部)は、
発光部の外周面との間に所定寸法の隙間を確保して大径
に形成する必要がある。一方、発光管における封止部は
メタルハライドランプの点灯時の温度が発光部に比べて
低い(約400〜700℃)ので、外管におけるこの封
止部を覆う部分(小径部)は、封止部の外周面に近接さ
せて小径に形成することができる。
【0011】したがって、外管の一部に小径部を形成す
ることにより、メタルハライドランプを反射鏡に取り付
ける場合にこの小径部を反射鏡のネック部で保持するよ
うにすれば、反射鏡のネック部の内径寸法を小さくする
ことができ、発光部から見たネック部を見込む角度が小
さくなり、発光管から出射された光のうちネック部に当
たることにより反射鏡で反射されずに損失となる光の割
合が小さくなり、反射鏡の反射効率が高くなる。
ることにより、メタルハライドランプを反射鏡に取り付
ける場合にこの小径部を反射鏡のネック部で保持するよ
うにすれば、反射鏡のネック部の内径寸法を小さくする
ことができ、発光部から見たネック部を見込む角度が小
さくなり、発光管から出射された光のうちネック部に当
たることにより反射鏡で反射されずに損失となる光の割
合が小さくなり、反射鏡の反射効率が高くなる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のメ
タルハライドランプにおいて、前記発光管はセラミック
スにより形成され、直線透過率が30%以上である。
タルハライドランプにおいて、前記発光管はセラミック
スにより形成され、直線透過率が30%以上である。
【0013】ここで、放電媒体の1つとして水銀を用い
ているメタルハライドランプでは、発光管を石英ガラス
で形成したものが広く使用されている。しかし、近年で
は、環境保護の観点から水銀に代えてヘリウムやネオン
を使用したものが普及している。
ているメタルハライドランプでは、発光管を石英ガラス
で形成したものが広く使用されている。しかし、近年で
は、環境保護の観点から水銀に代えてヘリウムやネオン
を使用したものが普及している。
【0014】したがって、放電空間内に封入される放電
媒体の1つである水銀に代えてヘリウムやネオンを使用
した場合、発光管をセラミックスで形成することによ
り、原子半径が小さいヘリウムやネオンが発光管を透過
することを防止できる。また、発光管をモールド成形す
る場合には、セラミックスを使用することにより石英ガ
ラスを使用する場合に比べて高精度に成形することがで
きる。さらに、直線透過率を30%以上のセラミックス
を使用することにより、十分な輝度を確保することがで
きる。
媒体の1つである水銀に代えてヘリウムやネオンを使用
した場合、発光管をセラミックスで形成することによ
り、原子半径が小さいヘリウムやネオンが発光管を透過
することを防止できる。また、発光管をモールド成形す
る場合には、セラミックスを使用することにより石英ガ
ラスを使用する場合に比べて高精度に成形することがで
きる。さらに、直線透過率を30%以上のセラミックス
を使用することにより、十分な輝度を確保することがで
きる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のメタルハライドランプにおいて、前記電極間の距離
は0.5〜4.0mmである。
載のメタルハライドランプにおいて、前記電極間の距離
は0.5〜4.0mmである。
【0016】したがって、電極間の距離を0.5〜4.0
mmとすることにより、光源の大きさが小さい点光源と
なるメタルハライドランプを得ることができる。
mmとすることにより、光源の大きさが小さい点光源と
なるメタルハライドランプを得ることができる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載のメタルハライドランプにおいて、前
記大径部の外径寸法に対する前記小径部の外径寸法の比
率は0.238〜0.9である。
のいずれか一記載のメタルハライドランプにおいて、前
記大径部の外径寸法に対する前記小径部の外径寸法の比
率は0.238〜0.9である。
【0018】ここで、大径部の外径寸法に対する小径部
の外径寸法の比率が小さ過ぎると、大径部を絞るように
して小径部を形成するときに、大径部と小径部とを繋ぐ
繋ぎ目部の肉厚を均一にすることが難しくなり、繋ぎ目
部の肉厚が不均一になることにより発生するレンズ効果
によりこの繋ぎ目部を透過した光が偏向され、繋ぎ目部
を透過した光が反射鏡で反射された場合における光の集
光性が損なわれる。
の外径寸法の比率が小さ過ぎると、大径部を絞るように
して小径部を形成するときに、大径部と小径部とを繋ぐ
繋ぎ目部の肉厚を均一にすることが難しくなり、繋ぎ目
部の肉厚が不均一になることにより発生するレンズ効果
によりこの繋ぎ目部を透過した光が偏向され、繋ぎ目部
を透過した光が反射鏡で反射された場合における光の集
光性が損なわれる。
【0019】しかし、大径部の外径寸法に対する前記小
径部の外径寸法の比率が0.238〜0.9であり、極端
に小さな比率とはならないので、大径部を絞るようにし
て小径部を形成する作業において大径部と小径部とを繋
ぐ繋ぎ目部の肉厚を略均一に維持することができ、この
繋ぎ目部を透過する光の偏向を防止して等方的に透過さ
せることができ、繋ぎ目部を透過した光が反射鏡で反射
された場合における光の集光性を維持することができ
る。
径部の外径寸法の比率が0.238〜0.9であり、極端
に小さな比率とはならないので、大径部を絞るようにし
て小径部を形成する作業において大径部と小径部とを繋
ぐ繋ぎ目部の肉厚を略均一に維持することができ、この
繋ぎ目部を透過する光の偏向を防止して等方的に透過さ
せることができ、繋ぎ目部を透過した光が反射鏡で反射
された場合における光の集光性を維持することができ
る。
【0020】請求項5記載の発明の照明装置は、請求項
1ないし4のいずれか一記載のメタルハライドランプ
と、前記メタルハライドランプから出射された光を所定
の集光点へ集光させるように反射させる椀形状に形成さ
れ、その中央部に前記外管の前記小径部を保持するネッ
ク部が形成された反射鏡と;を具備している。
1ないし4のいずれか一記載のメタルハライドランプ
と、前記メタルハライドランプから出射された光を所定
の集光点へ集光させるように反射させる椀形状に形成さ
れ、その中央部に前記外管の前記小径部を保持するネッ
ク部が形成された反射鏡と;を具備している。
【0021】したがって、反射鏡のネック部の内径寸法
を小さくでき、発光部から見たネック部を見込む角度が
小さくなる。これにより、発光管から出射された光のう
ちネック部に当たることにより反射鏡で反射されずに損
失となる光の割合が小さくなり、反射鏡の反射効率が高
くなり、照明装置の照度が高くなる。特に、反射鏡の小
型化を図った場合において、反射鏡での反射効率のアッ
プが有効に行われ、メタルハライドランプを使用した小
型の照明装置における照度のアップを図ることができ
る。
を小さくでき、発光部から見たネック部を見込む角度が
小さくなる。これにより、発光管から出射された光のう
ちネック部に当たることにより反射鏡で反射されずに損
失となる光の割合が小さくなり、反射鏡の反射効率が高
くなり、照明装置の照度が高くなる。特に、反射鏡の小
型化を図った場合において、反射鏡での反射効率のアッ
プが有効に行われ、メタルハライドランプを使用した小
型の照明装置における照度のアップを図ることができ
る。
【0022】請求項6記載の発明の光ファイバー照明装
置は、請求項5記載の照明装置と;入射側端面部が前記
反射鏡の集光点の近傍に配置され、出射側端面部が被照
射領域に対向させて配置された光ファイバーと;を具備
している。
置は、請求項5記載の照明装置と;入射側端面部が前記
反射鏡の集光点の近傍に配置され、出射側端面部が被照
射領域に対向させて配置された光ファイバーと;を具備
している。
【0023】したがって、メタルハライドランプから出
射された光が反射鏡で反射されて集光点に集光され、集
光された光は入射側端面部から光ファイバー内へ入射さ
れ、光ファイバー内を伝送された後に出射側端面部から
被照射領域に向けて照射される。このような光ファイバ
ーを用いることにより、配光制御を簡単に行なえ、目に
触れる部分の構造がコンパクトな照明装置を得ることが
できる。さらに、この光ファイバー照明装置において
は、請求項5記載に記載された照明装置を使用している
ため、反射鏡での反射効率がアップして集光点に集光さ
れる光量が多くなり、出射側端面部から出射される光量
がアップされ、照度の高い光ファイバー照明装置を得る
ことができる。
射された光が反射鏡で反射されて集光点に集光され、集
光された光は入射側端面部から光ファイバー内へ入射さ
れ、光ファイバー内を伝送された後に出射側端面部から
被照射領域に向けて照射される。このような光ファイバ
ーを用いることにより、配光制御を簡単に行なえ、目に
触れる部分の構造がコンパクトな照明装置を得ることが
できる。さらに、この光ファイバー照明装置において
は、請求項5記載に記載された照明装置を使用している
ため、反射鏡での反射効率がアップして集光点に集光さ
れる光量が多くなり、出射側端面部から出射される光量
がアップされ、照度の高い光ファイバー照明装置を得る
ことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。図1はメタルハライドラ
ンプを反射鏡に取り付けた照明装置を示す縦断側面図、
図2は発光管の発光部から見たネック部を見込む角度
と、発光管から出射された光のうちネック部に当たるこ
とにより反射鏡で反射されずに損失となる光の割合との
関係を示すグラフである。
及び図2に基づいて説明する。図1はメタルハライドラ
ンプを反射鏡に取り付けた照明装置を示す縦断側面図、
図2は発光管の発光部から見たネック部を見込む角度
と、発光管から出射された光のうちネック部に当たるこ
とにより反射鏡で反射されずに損失となる光の割合との
関係を示すグラフである。
【0025】メタルハライドランプ12は、発光管13
とこの発光管13を囲む外管14とにより構成されてい
る。発光管13の構成は図5において説明した発光管2
と略同じであり、内部に放電空間15が形成された発光
部16、発光部16の両端に形成された一対の封止部1
7、封止部17内に封止されて先端部が放電空間15内
で対向する一対の電極18,19、放電空間15内に封
入された放電媒体等により構成されている。なお、放電
媒体としては、金属ハロゲン化合物、ヘリウムやネオン
等の希ガスが含まれ、水銀は含まれていない。
とこの発光管13を囲む外管14とにより構成されてい
る。発光管13の構成は図5において説明した発光管2
と略同じであり、内部に放電空間15が形成された発光
部16、発光部16の両端に形成された一対の封止部1
7、封止部17内に封止されて先端部が放電空間15内
で対向する一対の電極18,19、放電空間15内に封
入された放電媒体等により構成されている。なお、放電
媒体としては、金属ハロゲン化合物、ヘリウムやネオン
等の希ガスが含まれ、水銀は含まれていない。
【0026】発光管13は直線透過率が30%以上のセ
ラミックスによりモールド成形されている。
ラミックスによりモールド成形されている。
【0027】放電空間15内で対向して位置する電極1
8,19の間隔は、約3.0mmに設定されている。
8,19の間隔は、約3.0mmに設定されている。
【0028】外管14は、発光部16と一方の封止部1
7とを覆う大径部20と、他方の封止部17を覆う小径
部21と、これらの大径部20と小径部21とを繋ぐ繋
ぎ目部22とにより形成されている。大径部20の内周
面と発光部16の外周面との間には数ミリの隙間が形成
され、大径部20の外径寸法L1は12.0mmに形成
されている。小径部21の内周面と封止部17の外周面
との間にはほとんど隙間が設けられておらず、小径部2
1の外径寸法L2は4.0mmに形成され、大径部20
の外径寸法に対する小径部21の外径寸法の比率(L2
/L1)は0.333に設定されている。
7とを覆う大径部20と、他方の封止部17を覆う小径
部21と、これらの大径部20と小径部21とを繋ぐ繋
ぎ目部22とにより形成されている。大径部20の内周
面と発光部16の外周面との間には数ミリの隙間が形成
され、大径部20の外径寸法L1は12.0mmに形成
されている。小径部21の内周面と封止部17の外周面
との間にはほとんど隙間が設けられておらず、小径部2
1の外径寸法L2は4.0mmに形成され、大径部20
の外径寸法に対する小径部21の外径寸法の比率(L2
/L1)は0.333に設定されている。
【0029】反射鏡23は、凹面形状の反射面を有する
椀形状に形成され、その中央部に丸穴形状のネック部2
4が形成されている。そして、メタルハライドランプ1
2の反射鏡23への取り付けは、メタルハライドランプ
12の外管14の小径部21をネック部24に差し込
み、ネック部24の内周面と小径部21の外周面との間
に接着固定用の樹脂25を充填することにより行われて
いる。
椀形状に形成され、その中央部に丸穴形状のネック部2
4が形成されている。そして、メタルハライドランプ1
2の反射鏡23への取り付けは、メタルハライドランプ
12の外管14の小径部21をネック部24に差し込
み、ネック部24の内周面と小径部21の外周面との間
に接着固定用の樹脂25を充填することにより行われて
いる。
【0030】ここで、ネック部24の内径寸法は、小径
部21の外径寸法より僅かに大きく形成され、発光部1
6から見たネック部24を見込む角度はθ(但し、図1
ではθ=約32.5°)となる。
部21の外径寸法より僅かに大きく形成され、発光部1
6から見たネック部24を見込む角度はθ(但し、図1
ではθ=約32.5°)となる。
【0031】このような構成において、外管14の小径
部21を反射鏡23のネック部24で保持することによ
りメタルハライドランプ12を反射鏡23に取り付けた
場合、発光部16から見たネック部24を見込む角度θ
が約32.5°と小さいので、発光管13から出射され
た光のうちネック部24に当たることにより反射鏡23
で反射されずに損失となる割合が小さくなり、反射鏡2
3の反射効率が高くなり、照度の高い照明装置となる。
部21を反射鏡23のネック部24で保持することによ
りメタルハライドランプ12を反射鏡23に取り付けた
場合、発光部16から見たネック部24を見込む角度θ
が約32.5°と小さいので、発光管13から出射され
た光のうちネック部24に当たることにより反射鏡23
で反射されずに損失となる割合が小さくなり、反射鏡2
3の反射効率が高くなり、照度の高い照明装置となる。
【0032】発光部16から見たネック部24を見込む
角度θと、ネック部24に当たることにより反射鏡23
で反射されずに損失となる光の割合との関係を示す図2
のグラフによれば、見込む角度θが32.5°の場合に
はその損失は5%以下となり、これに対し、図5で示し
たように見込む角度θが66.5°の場合にはその損失
は約30%となる。したがって、本実施の形態のよう
に、外管14に小径部21を形成し、この小径部21を
保持する反射鏡23のネック部24の内径寸法を小さく
することにより、反射鏡23の反射効率をアップさせる
ことができ、照明装置の照度をアップさせることができ
る。
角度θと、ネック部24に当たることにより反射鏡23
で反射されずに損失となる光の割合との関係を示す図2
のグラフによれば、見込む角度θが32.5°の場合に
はその損失は5%以下となり、これに対し、図5で示し
たように見込む角度θが66.5°の場合にはその損失
は約30%となる。したがって、本実施の形態のよう
に、外管14に小径部21を形成し、この小径部21を
保持する反射鏡23のネック部24の内径寸法を小さく
することにより、反射鏡23の反射効率をアップさせる
ことができ、照明装置の照度をアップさせることができ
る。
【0033】また、発光管13はセラミックスでモール
ド成形されているので、石英ガラスで成形したものに比
べて形状の精度を高めることができ、発光管13の小型
化を図ることが可能となる。さらに、セラミックスは原
子半径が小さいヘリウムやネオンを透過させないので、
環境保護の観点から放電媒体として水銀に代えてヘリウ
ムやネオンを使用した場合でも、それらのヘリウムやネ
オンが発光管13を透過することを防止でき、ヘリウム
やネオンが透過減少することによる輝度の低下を防止で
きる。さらに、このセラミックスは直線透過率が30%
以上であるので、十分な輝度を確保することができる。
ド成形されているので、石英ガラスで成形したものに比
べて形状の精度を高めることができ、発光管13の小型
化を図ることが可能となる。さらに、セラミックスは原
子半径が小さいヘリウムやネオンを透過させないので、
環境保護の観点から放電媒体として水銀に代えてヘリウ
ムやネオンを使用した場合でも、それらのヘリウムやネ
オンが発光管13を透過することを防止でき、ヘリウム
やネオンが透過減少することによる輝度の低下を防止で
きる。さらに、このセラミックスは直線透過率が30%
以上であるので、十分な輝度を確保することができる。
【0034】また、電極18,19間の距離が約3.0
mmに設定されているので、このメタルハライドランプ
12を、光源の大きさが小さい点光源とすることができ
る。
mmに設定されているので、このメタルハライドランプ
12を、光源の大きさが小さい点光源とすることができ
る。
【0035】また、外管14は、大径部20の外径寸法
に対する小径部21の外径寸法の比率が0.333に設
定されているので、大径部20を絞るようにして小径部
21を形成する作業において大径部20と小径部21と
を繋いでいる繋ぎ目部22の肉厚を略均一に維持するこ
とができる。これにより、この繋ぎ目部22を透過する
光の偏向を防止して等方的に透過させることができ、反
射鏡23で反射された光の集光性能を維持することがで
きる。
に対する小径部21の外径寸法の比率が0.333に設
定されているので、大径部20を絞るようにして小径部
21を形成する作業において大径部20と小径部21と
を繋いでいる繋ぎ目部22の肉厚を略均一に維持するこ
とができる。これにより、この繋ぎ目部22を透過する
光の偏向を防止して等方的に透過させることができ、反
射鏡23で反射された光の集光性能を維持することがで
きる。
【0036】つぎに、本発明の第2の実施の形態を図3
及び図4に基づいて説明する。なお、図1及び図2にお
いて説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も
省略する。本実施の形態は、図1に示した照明装置から
出射された光を光ファイバーを使用して所定の被照射領
域に照射するようにした光ファイバー照明装置であり、
図3はその縦断側面図、図4は光ファイバー照明装置の
使用例を示す概略図である。
及び図4に基づいて説明する。なお、図1及び図2にお
いて説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も
省略する。本実施の形態は、図1に示した照明装置から
出射された光を光ファイバーを使用して所定の被照射領
域に照射するようにした光ファイバー照明装置であり、
図3はその縦断側面図、図4は光ファイバー照明装置の
使用例を示す概略図である。
【0037】メタルハライドランプ12を反射鏡23に
取り付けた照明装置及びメタルハライドランプ12を点
灯させるための安定器やコネクタ等の電気部品26が収
納ケース27内に収納され、この収納ケース27は室内
又は室外の壁面などに取り付けられている。さらに、こ
の収納ケース27には光ファイバー28の一端側(入射
側端面部29)が接続され、光ファイバー28の他端側
(出射側端面部30)が被照射領域に対向させて配置さ
れている。
取り付けた照明装置及びメタルハライドランプ12を点
灯させるための安定器やコネクタ等の電気部品26が収
納ケース27内に収納され、この収納ケース27は室内
又は室外の壁面などに取り付けられている。さらに、こ
の収納ケース27には光ファイバー28の一端側(入射
側端面部29)が接続され、光ファイバー28の他端側
(出射側端面部30)が被照射領域に対向させて配置さ
れている。
【0038】光ファイバー28の入射側端面部29は、
反射鏡23により反射される光の集光点の近傍に配置さ
れている。
反射鏡23により反射される光の集光点の近傍に配置さ
れている。
【0039】このような構成において、メタルハライド
ランプ12から出射された光が反射鏡23で反射されて
集光点に集光され、集光された光は入射側端面部29か
ら光ファイバー28内へ入射され、光ファイバー28内
を伝送された後に出射側端面部30から被照射領域に向
けて照射される。このため、この光ファイバー照明装置
によれば、配光制御を簡単に行え、また、目に触れる部
分の構造がコンパクトな照明装置を得ることができる。
そして、この光ファイバー照明装置は、反射鏡23の反
射効率がアップされた照明装置を使用しているため、集
光点に集光される光量が多くなり、出射側端面部30か
ら照射される光量がアップされ、十分に高い照度を得る
ことができる。
ランプ12から出射された光が反射鏡23で反射されて
集光点に集光され、集光された光は入射側端面部29か
ら光ファイバー28内へ入射され、光ファイバー28内
を伝送された後に出射側端面部30から被照射領域に向
けて照射される。このため、この光ファイバー照明装置
によれば、配光制御を簡単に行え、また、目に触れる部
分の構造がコンパクトな照明装置を得ることができる。
そして、この光ファイバー照明装置は、反射鏡23の反
射効率がアップされた照明装置を使用しているため、集
光点に集光される光量が多くなり、出射側端面部30か
ら照射される光量がアップされ、十分に高い照度を得る
ことができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明のメタルハライドラ
ンプによれば、発光管を覆う外管が、発光管の発光部を
覆う大径部と発光管の封止部を覆う小径部とを有するの
で、このメタルハライドランプを反射鏡に取り付ける場
合に小径部を反射鏡のネック部で保持するようにすれ
ば、反射鏡のネック部の内径寸法を小さくすることがで
き、発光部から見たネック部を見込む角度を小さくする
ことができ、これにより、発光管から出射された光のう
ちネック部に当たることにより反射鏡で反射されずに損
失となる光の割合を下げ、反射鏡の反射効率を高くする
ことができる。
ンプによれば、発光管を覆う外管が、発光管の発光部を
覆う大径部と発光管の封止部を覆う小径部とを有するの
で、このメタルハライドランプを反射鏡に取り付ける場
合に小径部を反射鏡のネック部で保持するようにすれ
ば、反射鏡のネック部の内径寸法を小さくすることがで
き、発光部から見たネック部を見込む角度を小さくする
ことができ、これにより、発光管から出射された光のう
ちネック部に当たることにより反射鏡で反射されずに損
失となる光の割合を下げ、反射鏡の反射効率を高くする
ことができる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のメタルハライドランプにおいて、発光管はセラミッ
クスにより形成されているので、放電空間内に封入され
る放電媒体の1つである水銀に代えてヘリウムやネオン
を使用した場合、原子半径が小さいヘリウムやネオンで
あっても発光管を透過することを防止でき、ヘリウムや
ネオンが透過損失することによる輝度低下を防止でき
る。さらに、セラミックスを使用することにより石英ガ
ラスを使用した場合に比べて高精度に成形することがで
き、発光管の小型化を図ることができる。さらに、使用
するセラミックスの直線透過率を30%以上とすること
により十分な輝度を確保することができる。
載のメタルハライドランプにおいて、発光管はセラミッ
クスにより形成されているので、放電空間内に封入され
る放電媒体の1つである水銀に代えてヘリウムやネオン
を使用した場合、原子半径が小さいヘリウムやネオンで
あっても発光管を透過することを防止でき、ヘリウムや
ネオンが透過損失することによる輝度低下を防止でき
る。さらに、セラミックスを使用することにより石英ガ
ラスを使用した場合に比べて高精度に成形することがで
き、発光管の小型化を図ることができる。さらに、使用
するセラミックスの直線透過率を30%以上とすること
により十分な輝度を確保することができる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載のメタルハライドランプにおいて、電極間の距
離は0.5〜4.0mmであるので、光源の大きさが小さ
い点光源となるメタルハライドランプを得ることができ
る。
は2記載のメタルハライドランプにおいて、電極間の距
離は0.5〜4.0mmであるので、光源の大きさが小さ
い点光源となるメタルハライドランプを得ることができ
る。
【0043】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれか一記載のメタルハライドランプにおい
て、外管における大径部の外径寸法に対する小径部の外
径寸法の比率は0.238〜0.9であり、極端に小さな
比率とはならないので、大径部を絞るようにして小径部
を形成する作業において大径部と小径部とを繋ぐ繋ぎ目
部の肉厚を略均一に維持することができ、これにより、
この繋ぎ目部を透過する光が偏向されることを防止して
等方的に透過させることができ、透過した光を反射鏡で
反射させて集光する場合の集光効率を高めることができ
る。
いし3のいずれか一記載のメタルハライドランプにおい
て、外管における大径部の外径寸法に対する小径部の外
径寸法の比率は0.238〜0.9であり、極端に小さな
比率とはならないので、大径部を絞るようにして小径部
を形成する作業において大径部と小径部とを繋ぐ繋ぎ目
部の肉厚を略均一に維持することができ、これにより、
この繋ぎ目部を透過する光が偏向されることを防止して
等方的に透過させることができ、透過した光を反射鏡で
反射させて集光する場合の集光効率を高めることができ
る。
【0044】請求項5記載の発明の照明装置によれば、
請求項1ないし4のいずれか一記載のメタルハライドラ
ンプと、メタルハライドランプから出射された光を所定
の集光点へ集光させるように反射させる椀形状に形成さ
れてその中央部に外管の小径部を保持するネック部が形
成された反射鏡とを具備しているので、反射鏡のネック
部の内径寸法を小さくでき、発光部から見たネック部を
見込む角度を小さくでき、これにより、発光管から出射
された光のうちネック部に当たることにより反射鏡で反
射されずに損失となる光の割合を下げ、反射鏡の反射効
率を高くすることができ、特に、反射鏡の小型化を図っ
た場合において反射鏡での反射効率を維持することがで
き、小型の照明装置であっても十分な照度を維持するこ
とができる。
請求項1ないし4のいずれか一記載のメタルハライドラ
ンプと、メタルハライドランプから出射された光を所定
の集光点へ集光させるように反射させる椀形状に形成さ
れてその中央部に外管の小径部を保持するネック部が形
成された反射鏡とを具備しているので、反射鏡のネック
部の内径寸法を小さくでき、発光部から見たネック部を
見込む角度を小さくでき、これにより、発光管から出射
された光のうちネック部に当たることにより反射鏡で反
射されずに損失となる光の割合を下げ、反射鏡の反射効
率を高くすることができ、特に、反射鏡の小型化を図っ
た場合において反射鏡での反射効率を維持することがで
き、小型の照明装置であっても十分な照度を維持するこ
とができる。
【0045】請求項6記載の発明の光ファイバー照明装
置によれば、請求項5記載の照明装置と、入射側端面部
が反射鏡の集光点の近傍に配置されて出射側端面部が被
照射領域に対向させて配置された光ファイバーとを具備
しているので、請求項5記載の照明装置を使用すること
により集光点に集光される光量がアップされるとともに
入射側端面部から光ファイバー内へ入射される光量がア
ップされるので、出射側端面部から照射される光量がア
ップする照度の高い光ファイバー照明装置を得ることが
できる。
置によれば、請求項5記載の照明装置と、入射側端面部
が反射鏡の集光点の近傍に配置されて出射側端面部が被
照射領域に対向させて配置された光ファイバーとを具備
しているので、請求項5記載の照明装置を使用すること
により集光点に集光される光量がアップされるとともに
入射側端面部から光ファイバー内へ入射される光量がア
ップされるので、出射側端面部から照射される光量がア
ップする照度の高い光ファイバー照明装置を得ることが
できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の照明装置を示す縦
断正面図である。
断正面図である。
【図2】発光管の発光部から見たネック部を見込む角度
と、発光管から出射された光のうちネック部に当たるこ
とにより反射鏡で反射されずに損失となる光の割合との
関係を示すグラフである。
と、発光管から出射された光のうちネック部に当たるこ
とにより反射鏡で反射されずに損失となる光の割合との
関係を示すグラフである。
【図3】本発明の第2の実施の形態の光ファイバー照明
装置を示す縦断側面図である。
装置を示す縦断側面図である。
【図4】光ファイバー照明装置の使用例を示す概略図で
ある。
ある。
【図5】メタルハライドランプを反射鏡に取り付けた照
明装置の従来例を示す縦断側面図である。
明装置の従来例を示す縦断側面図である。
12:メタルハライドランプ 13:発光管 14:外管 15:放電空間 16:発光部 17:封止部 18,19:電極 20:大径部 21:小径部 22:繋ぎ目部 23:反射鏡 24:ネック部 28:光ファイバー 29:入射側端面部 30:出射側端面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 61/88 F21Y 101:00 // F21Y 101:00 F21S 1/00 F
Claims (6)
- 【請求項1】 内部に放電空間が形成された発光部を有
し、外径寸法が前記発光部の外径寸法より小さい一対の
円柱状の封止部が前記発光部の両端に形成され、先端部
が前記放電空間内で対向する一対の電極が前記封止部内
に封止され、 前記放電空間内に放電媒体が封入された発光管と;前記
発光部を覆う大径部と、前記封止部を覆う小径部と、こ
れらの大径部と小径部とを繋ぐ繋ぎ目部とが形成された
外管と;を具備していることを特徴とするメタルハライ
ドランプ。 - 【請求項2】 前記発光管はセラミックスにより形成さ
れ、直線透過率が30%以上であることを特徴とする請
求項1記載のメタルハライドランプ。 - 【請求項3】 前記電極間の距離は0.5〜4.0mmで
あることを特徴とする請求項1又は2記載のメタルハラ
イドランプ。 - 【請求項4】 前記大径部の外径寸法に対する前記小径
部の外径寸法の比率は0.238〜0.9であることを特
徴する請求項1ないし3のいずれか一記載のメタルハラ
イドランプ。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一記載のメ
タルハライドランプと、 前記メタルハライドランプから出射された光を所定の集
光点へ集光させるように反射させる椀形状に形成され、
その中央部に前記外管の前記小径部を保持するネック部
が形成された反射鏡と;を具備していることを特徴とす
る照明装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の照明装置と;入射側端面
部が前記反射鏡の集光点の近傍に配置され、出射側端面
部が被照射領域に対向させて配置された光ファイバー
と;を具備していることを特徴とする光ファイバー照明
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000186030A JP2002008427A (ja) | 2000-06-21 | 2000-06-21 | メタルハライドランプ、照明装置及び光ファイバー照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000186030A JP2002008427A (ja) | 2000-06-21 | 2000-06-21 | メタルハライドランプ、照明装置及び光ファイバー照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002008427A true JP2002008427A (ja) | 2002-01-11 |
Family
ID=18686265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000186030A Withdrawn JP2002008427A (ja) | 2000-06-21 | 2000-06-21 | メタルハライドランプ、照明装置及び光ファイバー照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002008427A (ja) |
-
2000
- 2000-06-21 JP JP2000186030A patent/JP2002008427A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3184404B2 (ja) | 反射鏡付きメタルハライドランプ | |
US5016152A (en) | Focused light source and method | |
EP1180719A3 (en) | Light source device | |
JP2001216938A (ja) | ショートアーク型放電ランプおよび光源装置 | |
JP4631744B2 (ja) | 光源装置 | |
HU194057B (en) | Radiation device connected with reflector | |
JP3183213B2 (ja) | 反射鏡付き放電ランプ | |
JP4806460B2 (ja) | 高圧放電ランプ、ランプユニット及び画像表示装置 | |
US20070279916A1 (en) | Light source device | |
JP2002008427A (ja) | メタルハライドランプ、照明装置及び光ファイバー照明装置 | |
JP3173033B2 (ja) | 放光装置 | |
WO2000075960A1 (fr) | Dispositif d'eclairage | |
JPH05205698A (ja) | 発光室にレンズを形成した電灯 | |
JP2007335196A (ja) | 光源装置及びプロジェクタ | |
JP3235357B2 (ja) | 反射鏡付管球 | |
JP3557988B2 (ja) | 光源装置 | |
CN101082403A (zh) | 光源装置 | |
JP3387316B2 (ja) | 光源装置 | |
JP4492307B2 (ja) | 光源装置 | |
JP4517986B2 (ja) | 光源装置及び光源装置の製造方法 | |
JP2000330165A (ja) | 閃光発光装置 | |
JP2003331603A (ja) | 反射鏡付放電ランプ及び反射鏡付放電ランプの製造方法 | |
JP2002231184A (ja) | 光源装置およびこれを用いたプロジェクタ | |
JP2004119024A (ja) | ショートアーク型放電ランプ | |
JP2002184233A (ja) | 光源装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070514 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090327 |