JP2002007578A - 患者家族等を優先させる滞在施設 - Google Patents

患者家族等を優先させる滞在施設

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JP2002007578A
JP2002007578A JP2000183963A JP2000183963A JP2002007578A JP 2002007578 A JP2002007578 A JP 2002007578A JP 2000183963 A JP2000183963 A JP 2000183963A JP 2000183963 A JP2000183963 A JP 2000183963A JP 2002007578 A JP2002007578 A JP 2002007578A
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Setsuko Mukai
節子 向井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】病院における入院患者の家族とその病院への外
来患者本人との少なくとも一方が病院外で滞在すること
を支援する。 【解決手段】病院12における入院患者の家族およびそ
の病院12への外来患者本人が他の者より優先的に滞在
する資格を有する優先室を少なくとも1つ有する滞在施
設10を、その病院12とは別の構造物として、その病
院12への外来者のための駐車場14と同じ土地を利用
して建設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院における入院
患者の家族とその病院への外来患者本人との少なくとも
一方が病院外で滞在することを支援する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】患者が病院に長期入院せざるを得ない場
合、その患者の家族は患者に長期にわたって付き添って
看護したいと希望する。この希望は、その病院が自宅に
近いか遠く離れているかという地理的事情には依存しな
い。
【0003】今日、情報の流通が活発になり、患者にと
っては、効き目がある新しい治療を行う病院を知る機会
が増している。また、交通手段の発達により、そのよう
な病院が自宅から遠く離れていても、患者は通院してそ
の治療を受けることが可能となった。さらに、医療技術
が進歩し、日帰り手術という言葉すら耳にするようにな
った今日、従来では入院患者しか受けられない治療を外
来患者でも受けることが可能となった。
【0004】介護が必要な高齢者など長期の入院患者を
受け入れる療養型病床の数が増加する傾向を示す今日、
厚生省は病床数の制限によって医療費抑制を推進しよう
とする。その一方で、厚生省は、病院の経営に競争の原
理を導入し、それにより、病院に対して医療サービスの
質の向上を促す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上、看護、医療およ
び病院経営の現状を患者家族、外来患者および病院のそ
れぞれの観点から説明したが、本発明者は、その現状に
対して以下のように指摘する。
【0006】患者家族の観点からは、現状では、付き添
い家族が同じ病院内に長期滞在の場所を確保することは
困難である。そのため、付き添い家族は、許される限り
において、病院の廊下やロビーなどで寝泊りしているの
が現状である。その結果、付き添い家族の負担が重な
り、患者に対して思うような看護ができないことがあ
る。
【0007】入院患者の観点からは、それに付き添って
いる患者家族の疲労が重いと、その患者家族を気遣う場
面が多くなり、安心して看護を受けることができないこ
ともある。
【0008】外来患者の観点からは、自分により効き目
があると信ずる治療法を実践する病院や日帰り可能な治
療を行う病院があることを知ったならば、それが遠く離
れた病院であっても、その病院に行ってその治療を受け
たいと希望する。しかし、遠方からの外来患者は長時間
の移動が原因で疲労してしまうし、遠方からの外来患者
に優先的に病床の使用を認める病院にめぐり合うことは
困難である。
【0009】病院の観点からは、経営への競争原理の導
入により、患者による病院の選別が進行する。そのた
め、病院は外来患者および入院患者のみならず患者家族
が真に満足するサービスを提供しなければ、存続が危う
くなる可能性がある。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】そのよ
うな事情を背景として、本発明は、病院における入院患
者の家族とその病院への外来患者本人との少なくとも一
方が病院外で滞在することを支援することを課題として
なされたものであり、本発明によって下記各態様が得ら
れる。各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項に
番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式
で記載する。これは、本明細書に記載の技術的特徴およ
びそれらの組合せのいくつかの理解を容易にするためで
あり、本明細書に記載の技術的特徴やそれらの組合せが
以下の態様に限定されると解釈されるべきではない。
【0011】(1) 病院における入院患者の家族とそ
の病院への外来患者本人との少なくとも一方が他の者よ
り優先的に滞在する資格を有する優先室を少なくとも1
つ有するとともに、前記病院とは別の構造物として、そ
の病院のための駐車場と同じ土地を利用して建設され
た、患者家族等を優先させる滞在施設[請求項1]。こ
の滞在施設によれば、患者家族および外来患者は滞在場
所を病院外に容易に確保し得る。したがって、患者家族
の観点からは、例えば、以前ほどの疲労を伴うことなく
入院患者に長期にわたって付き添って看護することが可
能となる。また、外来患者の観点からは、例えば、患者
が遠方の病院に通院することに起因する疲労を回復する
場所を容易に確保し得る。また、この滞在施設によれ
ば、上述のように、患者家族が以前ほどの疲労を伴うこ
となく入院患者に長期にわたって付き添って看護するこ
とが可能となるため、例えば、患者家族の肉体的疲労が
軽減されて思い通りの看護が可能となるとともに、入院
患者が患者家族を気遣う場面が少なくなって安心して看
護を受け入れることが可能となる。したがって、病院の
観点からは、患者のみならず患者家族の立場に深く配慮
したサービスを提供可能となり、医療サービスの高品質
化が容易となる。さらに、今日における医療技術の進歩
は、現在では実施病院が少ない脳ドックや一日では終わ
らない精密かつ高額な診断および検査の低価格化を可能
にすることが予想されるが、病床数が不足する現状にあ
っては、その低価格化にもかかわらず、精密な診断およ
び検査に対する需要に十分に応えることができない。こ
れに対して、本項に記載の滞在施設によれば、病床数の
不足を補う代替施設とすることが可能であるため、受診
者および受検者の増加が可能となり、医療サービスの充
実化が容易となる。さらに、本項に記載の滞在施設によ
れば、病院からそれほど遠く離れてはいない立地条件で
あるのが普通である駐車場と同じ土地に滞在施設がある
ことから、患者家族の観点からは、例えば、滞在施設と
病院との間の往復にかかる時間が短縮され、看護のため
の疲労が軽減される。さらにまた、本項に記載の滞在施
設は、病院のための駐車場が利用している土地を利用し
て建設される。したがって、滞在施設建設のために新た
に専用の土地を取得することが不可欠ではなくなり、そ
の結果、滞在施設の建設費用を削減し得る。本項の記載
において「優先的に滞在する資格」は、条件の如何を問
わず、患者家族と外来患者本人との少なくとも一方であ
る原則的該当者に限って滞在が許可される資格を意味す
ると解釈することができる。さらに、前記優先室の最大
収容人数から、その優先室に現に滞在している者(原則
的該当者であるか否かを問わない)の人数を差し引いた
数、またはこの数を前記最大収容人数で割り算した値で
ある空き率が、基準値より大きい場合には、原則的該当
者と他の者とを区別しないで、すなわち、他の者につい
ては例外的該当者として滞在が許可されるが、基準値よ
り大きくはない場合には、原則的該当者に限って滞在す
ることが許可される資格を意味すると解釈することもで
きる。これらの解釈は下記の各態様に対しても適用され
得る。また、本項に記載の滞在施設と駐車場との位置関
係については、例えば、駐車場の上に滞在施設が位置す
るようにしたり、滞在施設の上に駐車場が位置するよう
にすることができる。また、本項に記載の滞在施設は、
民営の施設としたり公営の施設としたり官民共同の経営
による施設とすることができ、また、有料の施設とした
り無料の施設とすることができる。また、滞在施設は、
患者家族または外来患者の宿泊を許容する施設とした
り、宿泊にならない範囲内での滞在のみを許容する施設
とすることができる。これらの解釈は下記の各態様に対
しても適用され得る。 (2) 病院における入院患者の家族とその病院への外
来患者本人との少なくとも一方が他の者より優先的に滞
在する資格を有する優先室を少なくとも1つ有するとと
もに、前記病院とは別の構造物として、それの建設の着
手前または完成前に建設が実質的に完了している通常の
滞在施設のいずれよりも前記病院に近い位置に建設され
た、患者家族等を優先させる滞在施設[請求項2]。こ
の滞在施設によれば、前記(1)項に記載の滞在施設と
同様に、患者家族の観点からは、例えば、入院患者に長
期にわたって付き添って看護することが可能となり、ま
た、外来患者の観点からは、例えば、疲労を回復する場
所を容易に確保し得、また、病院の観点からは、医療サ
ービスの高品質化および充実化が容易となる。さらに、
本項に記載の滞在施設は、それの建設の着手前または完
成前に建設が実質的に完了している通常の滞在施設のい
ずれよりも病院に近い位置に建設される。したがって、
患者家族の観点からは、滞在施設と病院との間の往復に
かかる時間が短縮され、看護のための疲労が軽減され
る。また、病院の観点からは、患者家族および外来患者
の利便性が向上し、医療サービスの高品質化および充実
化が容易となる。また、本項の記載において「通常の滞
在施設」は、前記優先室を有しない滞在施設を意味し、
例えば、ホテルおよび旅館が含まれる。 (3) 病院における入院患者の家族とその病院への外
来患者本人との少なくとも一方が他の者より優先的に滞
在する資格を有する優先室を少なくとも1つ有する、患
者家族等を優先させる滞在施設と、前記優先室の利用希
望者が前記資格を有する者であるか否かを識別する識別
設備とを含む患者家族等を優先させる滞在システム[請
求項3]。この滞在システムによれば、前記(1)項に
記載の滞在施設と同様に、患者家族の観点からは、例え
ば、入院患者に長期にわたって付き添って看護すること
が可能となり、また、外来患者の観点からは、例えば、
疲労を回復する場所を容易に確保し得、また、病院の観
点からは、医療サービスの高品質化および充実化が容易
となる。さらに、この滞在システムによれば、識別設備
により、優先室の利用希望者が前記資格を有する者であ
るか否かが識別される。ここに「識別設備」は、識別作
業が作業者により主体的に遂行される形式としたり、コ
ンピュータにより主体的に遂行される形式とすることが
できる。この解釈は下記の各態様に対しても適用され得
る。また「識別設備」は、滞在施設の内部に設置する形
式としたり、外部に設置する形式とすることができる。
後者の形式の一例によれば、「識別設備」が病院内に設
置される。 (4) 前記識別設備が、前記利用希望者のコンピュー
タと前記病院内に設置されたコンピュータとの少なくと
も一方に通信可能に接続されたコンピュータであって前
記識別を行うものを有する(3)項に記載の患者家族等
を優先させる滞在システム。この滞在システムにおいて
は、前記識別に必要な情報の入力が、その滞在施設の利
用希望者のコンピュータと病院内に設置されたコンピュ
ータとの少なくとも一方において行われ得る。したがっ
て、この滞在システムによれば、予約のために利用希望
者がわざわざ滞在施設に出向くことが不可欠ではなくな
り、予約が簡単になって滞在施設の利用し易さを容易に
向上させ得る。本項の記載において「病院内に設置され
るコンピュータ」は、病院用のコンピュータとして構成
したり、そのコンピュータとは別のコンピュータとして
構成することができる。 (5) 前記識別設備が、前記病院用のコンピュータに
通信可能に接続された識別用コンピュータを有し、か
つ、その識別用コンピュータは、前記利用希望者に自己
を識別するための識別情報を入力することを要求し、そ
の要求に応答して入力された識別情報と前記病院用のコ
ンピュータから入力された病院情報とを互いに照合し、
その照合結果に基づき、前記利用希望者が前記資格を有
する者であるか否かを識別するものである(3)または
(4)項に記載の患者家族等を優先させる滞在システム
[請求項4]。この滞在システムによれば、コンピュー
タ上において利用希望者の識別情報と病院から提供され
る病院情報とを利用することにより、利用希望者が前記
資格を有する者であるか否かを識別し得、この識別の自
動化によって前記識別設備の省力化を容易に推進し得
る。 (6)前記識別情報が、前記利用希望者が前記入院患者
の家族である場合にはその入院患者の診察券番号、前記
外来患者である場合には本人の診察券番号を含み、前記
病院情報が、前記利用希望者が前記入院患者の家族であ
る場合にはその入院患者の診察券番号、前記外来患者で
ある場合には本人の診察券番号を含む(5)項に記載の
患者家族等を優先させる滞在システム[請求項5]。こ
の滞在システムにおいては、患者の診察券番号が患者の
識別情報として有用であるという事実に着目することに
より、利用希望者が前記資格を有する者であるか否かが
識別される。したがって、その識別を簡単かつ正確に行
い得る。 (7)前記病院情報が、さらに、前記入院患者について
推定される入院期間と、前記外来患者が予約した診察日
または受診日との少なくとも一方を含む(6)項に記載
の患者家族等を優先させる滞在システム。この滞在シス
テムによれば、推定入院期間と予約診察日または受診日
との少なくとも一方を考慮することにより、利用希望者
が前記滞在施設の利用を、入院患者の家族と外来患者本
人との少なくとも一方の休養という本来の目的から時期
的に外れた目的で希望しているか否かを判断することが
できる。 (8)前記識別用コンピュータが、前記利用希望者が前
記外来患者本人である場合には設定期間、前記患者家族
である場合には前記入院患者の入院期間と等しい期間を
許容滞在期間として、その利用希望者の前記優先室にお
ける滞在を許可することを表示するものである(5)な
いし(7)項のいずれかに記載の患者家族等を優先させ
る滞在システム。この滞在システムによれば、利用希望
者が外来患者本人であるか患者家族であるかに応じて利
用希望者の許容滞在期間の長さが決定される。 (9) さらに、前記優先室が利用可能でない場合に、
利用可能である別の通常の滞在施設をコンピュータによ
りデータベースと電子地図と通信ネットワークとの少な
くとも一方を用いて検索し、その検索した通常の滞在施
設に関する滞在施設情報を前記利用希望者に提供する滞
在施設情報提供設備を有する(3)ないし(8)項のい
ずれかに記載の患者家族等を優先させる滞在システム
[請求項6]。この滞在システムによれば、優先室が利
用可能でない場合には、利用可能である別の通常の滞在
施設に関する情報が利用希望者に提供されるため、利用
希望者が別の滞在施設を探し出すことが支援される。本
項の記載において「通常の滞在施設」は、前記優先室を
有しない滞在施設を意味し、例えば、ホテルおよび旅館
が含まれる。 (10) 前記滞在施設情報が、前記滞在施設情報提供
設備により検索された通常の滞在施設から前記病院まで
の所要到達時間および道順とその通常の滞在施設の使用
料金との少なくとも一つを含む(9)項に記載の患者家
族等を優先させる滞在システム。この滞在システムにお
いては、優先室が利用可能でないために別の滞在施設を
探さなければならない利用希望者に、利用可能である別
の滞在施設に関して、その滞在施設から病院までの所要
到達時間および道順とその滞在施設の使用料金との少な
くとも一つが提供される。したがって、利用希望者は、
利用可能である通常の滞在施設に容易に到達し得る。 (11) 前記滞在施設が、前記病院とは別の構造物と
して、その病院のための駐車場と同じ土地を利用して建
設されたものである(3)ないし(10)項のいずれか
に記載の患者家族等を優先させる滞在システム。この滞
在システムによれば、前記(1)項の記載の滞在施設と
同様な作用効果が得られる。 (12) 前記滞在施設が、前記病院とは別の構造物と
して、それの建設の着手前または完成前に建設が実質的
に完了している通常の滞在施設のいずれよりも前記病院
に近い位置に建設されたものである(3)ないし(1
1)項のいずれかに記載の患者家族等を優先させる滞在
システム。この滞在システムによれば、前記(2)項の
記載の滞在施設と同様な作用効果が得られる。 (13) 前記優先室が、前記患者家族と外来患者本人
との少なくとも一方のみならず前記病院に勤務する医療
従事者も他の者より優先的に滞在する資格を有するもの
である(1)ないし(12)項のいずれかに記載の患者
家族等を優先させる滞在施設または滞在システム。この
滞在施設または滞在システムによれば、患者家族と外来
患者本人との少なくとも一方のみならず病院に勤務する
医師、看護婦等の医療従事者も病院外で滞在することを
支援することができる。 (14) 病院に近い滞在施設に関する情報を配信する
滞在施設情報配信方法であって、クライアント・コンピ
ュータにおいて、それのユーザが病院を指定するための
情報を入力することを要求するための表示を行うととも
に、その要求に応答して入力された情報をサーバ・コン
ピュータに送信し、そのサーバ・コンピュータにおい
て、前記クライアント・コンピュータから送信された情
報により特定された病院に近い滞在施設に関する滞在施
設情報を収集し、その収集した滞在施設情報を前記クラ
イアント・コンピュータに送信し、そのクライアント・
コンピュータにおいて、前記サーバ・コンピュータから
送信された滞在施設情報を表示する滞在施設情報配信方
法[請求項7]。この方法においては、クライアント・
コンピュータのユーザが、自己が指定する病院に近い滞
在施設に関する情報を取得する。したがって、ユーザ
は、特定の場所に出向いたりすることなく、必要な情報
を迅速かつ的確に取得し得る。本項の記載において「滞
在施設」は、前記優先室を有する特別の施設としたり、
有しない通常の施設とすることができる。 (15) 前記滞在施設情報の収集が、前記サーバ・コ
ンピュータにおいて、前記特定された病院から設定距離
内に位置する滞在施設をデータベースと電子地図と通信
ネットワークの少なくとも一つを用いて検索することに
より、行われる(14)項に記載の滞在施設情報配信方
法[請求項8]。この方法によれば、データベースと電
子地図と通信ネットワークとの少なくとも一つを利用す
ることにより、病院から設定距離内に位置する滞在施設
を簡単に検索し得る。 (16) 前記滞在施設情報が、前記特定された病院か
ら前記設定距離内に位置する複数の滞在施設のうち前記
特定された病院に最も近い滞在施設を指示する情報を含
む(14)または(15)項に記載の滞在施設情報配信
方法[請求項9]。この方法によれば、クライアント・
コンピュータのユーザは、病院に最も近い滞在施設に関
する情報を取得し得る。 (17) サーバ・コンピュータに通信可能に接続さ
れ、病院に近い滞在施設に関する情報をそのサーバ・コ
ンピュータから受信して表示するクライアント・コンピ
ュータであって、それのユーザが病院を指定するために
そのユーザにより入力された情報を表示するための画面
上の第1表示領域と、前記入力された情報が前記サーバ
・コンピュータに送信されることに応答してそのサーバ
・コンピュータから送信された情報であって、前記入力
された情報により特定された病院に近い滞在施設に関す
る滞在施設情報を表示するための画面上の第2表示領域
とを含むクライアント・コンピュータ[請求項10]。
この方法においては、クライアント・コンピュータのユ
ーザが、自己が指定する病院に近い滞在施設に関する情
報を取得する。したがって、ユーザは、特定の場所に出
向いたりすることなく、必要な情報を迅速かつ的確に取
得し得る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のさらに具体的な実
施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1には、本発明の第1実施形態である患
者家族等を優先させる滞在施設10が示されている。滞
在施設10は、病院12とは別の構造物として、その病
院12のための駐車場14と同じ土地を利用して建設さ
れる。具体的には、滞在施設10は駐車場14の一部の
上方空間に建設される。滞在施設10は、それの建設の
完了前に建設が実質的に完了しているホテル、旅館等の
通常の宿泊施設のいずれよりも病院12に近い位置に建
設される。
【0014】滞在施設10は、その運営が病院12とは
実質的に無関係な事業体により行われるものであるが、
病院12により行われるようにして本発明を実施するこ
とは可能である。
【0015】図2には、滞在施設10の1階フロアが平
面図で示されている。本実施形態の説明においては、滞
在施設10が駐車場14の上方に建設されている事実を
無視し、滞在施設10の建物のみに着目してそれのフロ
アに番号が付されている。1階フロアには、駐車場14
から1階フロアに至る階段20と、1階フロアから2階
フロアに至る階段22とが設けられている。それら階段
20,22は廊下23を経て複数の部屋につながってい
る。複数の部屋の一つは、受付け室24であり、階段2
0の近くに配置されている。受付け室24には、滞在施
設10のための管理人が常駐している。管理人は、滞在
施設10の利用者からその使用料を受領する。
【0016】受付け室24は、廊下23に面する壁26
と面しない3枚の壁28,30,32とにより外部から
仕切られている。壁26の一部は、図3に示すように、
開口部34を有する透明なパネル36により構成されて
いる。壁26からは内側にテーブル38が突き出させら
れており、このテーブル38上にコンピュータシステム
40が置かれている。コンピュータシステム40の詳細
は後述する。本実施形態においては、コンピュータシス
テム40が滞在施設10の利用希望者により直接に操作
可能とされているが、管理人により操作されるようにし
て本発明を実施することは可能である。
【0017】図2に示すように、廊下23からは通路4
4が、受付け室24を部分的に取り囲むようにL字状に
延びている。その通路44には前記壁28,30が面し
ている。それら壁28,30のそれぞれの一部も、前記
壁26と同様に、透明なパネルにより構成されている。
【0018】通路44のうちそれら壁28,30とは反
対側の部分に複数のロッカー48が一列に並んで配置さ
れている。それら複数個のロッカー48にはそれぞれ、
固有の番号が付与されている。それらロッカー48は、
滞在施設10における後述の大部屋54の利用者により
利用される。各ロッカー48は図示しないキーにより施
錠可能である。各ロッカー48の使用中にはキーがキー
穴から抜き取られるのに対して、非使用中にはキーがキ
ー穴に差し込まれる。
【0019】図2に示すように、滞在施設10の1階フ
ロアには、廊下23に面する複数の部屋が設けられてい
る。それら複数の部屋は、複数の個室52と複数の大部
屋54とを有している。図示しないが、個室52にはベ
ッドが1個ずつ用意されているのに対して、大部屋54
にはベッドが複数個ずつ用意されている。複数の大部屋
54における複数個のベッドの各々には固有の番号が予
め付与されている。個室52は利用者によって施錠可能
であるのに対して、大部屋54は施錠可能ではない。し
たがって、個室52の利用者は、自分の貴重品を自分の
部屋に保管可能であるが、大部屋54の利用者はそうで
はない。
【0020】本実施形態においては、ロッカー48の番
号と、大部屋54内のベッドの番号とが互いに対応させ
られている。そのため、本実施形態においては、大部屋
54のすべての利用者に対して、管理人から個別にキー
を借り受けてロッカー48を利用するとともに、そのロ
ッカー48の番号が対応するベッドを利用するという約
束が課せられている。
【0021】滞在施設10の1階フロアには、さらに、
シャワー室58が設けられている。シャワー室58に
は、シャワーの付いた個室60が複数設けられている。
本実施形態においては、利用者の身体を洗うための部屋
としてシャワー室58のみが設けられ、浴室は設けられ
ていない。これは、シャワー室58として利用可能なス
ペースの割に多くの利用者が身体を洗うことができるよ
うにするためである。
【0022】図4には、前記コンピュータシステム40
が示されている。コンピュータシステム40は滞在施設
コンピュータ70を備えている。滞在施設コンピュータ
70には、キーボード、マウス等の入力装置72と、画
面を有するディスプレイ等の出力装置74とが接続され
ている。滞在施設コンピュータ70は、専用の電話回線
により、病院12において病院情報を管理するために使
用される病院コンピュータ76に接続されている。その
接続が専用の電話回線により行われているのは、病院情
報が病院コンピュータ76から漏洩することを防止して
病院情報のセキュリティを確保するためであり、さら
に、本実施形態においては、病院情報のうち滞在施設コ
ンピュータ70の処理に必要な情報のみが病院コンピュ
ータ76から滞在施設コンピュータ70に転送が許可さ
れている。
【0023】病院コンピュータ76は、上述のように、
病院12において使用され、外来患者および入院患者に
関する情報である病院情報を処理する。外来患者に関す
る病院情報には、外来患者の診察券番号、保険証番号、
氏名、住所、電話番号、予定診察日等に関する情報を含
んでいる。これに対して、入院患者に関する病院情報
は、入院患者の診察券番号、保険証番号、氏名、住所、
電話番号、入院開始日、推定入院期間等に関する情報を
含んでいる。
【0024】前記滞在施設コンピュータ70は、さら
に、インターネット(専用の通信回線でも可。)によ
り、複数の宿泊施設においてそれぞれ使用される宿泊施
設コンピュータ80に接続されている。滞在施設コンピ
ュータ70は、複数の宿泊施設に関する種々の情報を受
信可能となっているのである。
【0025】図5には、滞在施設コンピュータ70によ
り実行される滞在許否判定プログラムがフローチャート
で表されている。このプログラムが実行されると、ま
ず、ステップS1において、滞在施設コンピュータ70
のオペレータ(本実施形態においては、滞在施設10の
利用希望者)に対して、第1識別情報の入力が要求され
る。第1識別情報は、滞在施設10の利用希望者が外来
患者本人または入院患者の家族であるか、それら以外の
者であるかを示す情報である。その入力要求に応答し、
利用希望者は第1識別情報を滞在施設コンピュータ70
に入力する。
【0026】その入力された第1識別情報が、利用希望
者が外来患者本人または患者家族であることを示す情報
である場合には、ステップS2において、利用希望者に
対して、外来患者本人である場合にはその本人の診察券
番号と電話番号、患者家族である場合には、入院患者の
診察券番号と電話番号をそれぞれ第2識別情報としてを
入力することが要求される。この入力要求に応答して利
用希望者は第2識別情報を入力する。
【0027】続いて、ステップS3において、利用希望
者による第2識別情報の入力が完了するのが待たれる。
完了したならば、このステップの判定がYESとなり、
その後、ステップS4に移行する。
【0028】このステップS4においては、上記ステッ
プS2において入力された第2識別情報、すなわち、診
察券番号および電話番号と、前記病院コンピュータ76
から送信される病院情報とが互いに照合される。この照
合は、利用希望者が外来患者本人である場合には本人
が、患者家族である場合にはそれの患者が、真に病院1
2の外来患者または入院患者であるか否かを確認するた
めに行われる。この照合においては、入力された第2識
別情報が、その送信された病院情報に含まれている情報
に該当するか否かが判定される。
【0029】入力された第2識別情報が病院情報に該当
する場合には、ステップS5の判定がYESとなり、そ
の後、ステップS6に移行する。このステップにおいて
は、滞在施設10が利用可能であるか否かが判定され
る。空室である個室52または満員でない大部屋54が
あるか否かが判定されるのである。この判定は、滞在施
設コンピュータ70のメモリに記憶されている、滞在施
設10の利用状況を表すデータを参照することによって
行われる。その利用状況を表すデータは管理人により更
新される。
【0030】空室である個室52または満員でない大部
屋54がある場合には、ステップS6の判定がYESと
なり、その後、ステップS7に移行する。このステップ
においては、前記ステップS2において入力された第2
識別情報に基づき、今回の利用希望者が外来患者本人で
あるか患者家族であるかが識別される。
【0031】今回の利用希望者が外来患者である場合に
は、ステップS8において、利用希望者の滞在施設10
における滞在が許可されるとともに、その許容滞在期間
が2日であることが出力装置74に表示される。利用希
望者が個室52でなく大部屋54の利用を希望する場合
には、大部屋54を3時間を単位として利用できる。利
用希望者が外来患者である場合に、許容滞在期間を2日
というように制限したり、大部屋54を3時間を単位と
して利用できるようにしたのは、滞在施設10の利用回
転率を高め、それにより、できる限り多数の者によって
滞在施設10が利用されるようにするためである。
【0032】これに対して、今回の利用希望者が患者家
族である場合には、ステップS9において、利用希望者
の滞在施設10における滞在が許可されるとともに、そ
の許容滞在期間が患者の入院期間と同じ期間であること
が出力装置74に表示される。
【0033】いずれの場合にも、以上でこのプログラム
の一回の実行が終了する。
【0034】以上、入力された第2識別情報、すなわ
ち、診察券番号および電話番号が病院情報に該当し、か
つ、空室である個室52または満員でない大部屋54が
ある場合を説明したが、入力された第2識別情報が病院
情報に該当するが、空室である個室52および満員でな
い大部屋54がない場合には、ステップS6の判定がN
Oとなり、ステップS10に移行する。このステップに
おいては、利用希望者の滞在施設10における滞在が許
可されないことが出力装置74に表示される。
【0035】以上、入力された第2識別情報、すなわ
ち、診察券番号および電話番号が病院情報に該当する2
つの場合を説明したが、該当しない場合には、ステップ
S5の判定がNOとなり、ステップS11に移行する。
このステップにおいては、滞在施設10の空き率が設定
値、すなわち、本実施形態においては50%より高いか
否かが判定される。外来患者本人でも患者家族でもない
利用希望者に滞在施設10の利用を許可しても、潜在的
な真の利用者に不都合が生じる可能性が低いか否かが判
定されるのである。
【0036】滞在施設10の空き率が50%より高くは
ない場合には、ステップS11の判定がNOとなり、そ
の後、前記ステップS10において、利用希望者の滞在
施設10における滞在が許可されないことが出力装置7
4に表示される。これに対して、滞在施設10の空き率
が50%より高い場合には、ステップS11の判定がY
ESとなり、その後、ステップS12において、利用希
望者の滞在施設10における滞在が許可されるととも
に、その許容滞在期間が、外来患者である場合と同様
に、2日であることが出力装置74に表示される。いず
れの場合にも、以上で、このプログラムの一回の実行が
終了する。
【0037】以上、利用希望者が外来患者本人または患
者家族である場合を説明したが、それら以外の者である
場合には、前記ステップS5の判定がNOである場合と
同様に、前記ステップS11以下のステップ群が実行さ
れ、滞在施設10の空き率に応じて利用希望者の滞在施
設10における滞在の許否が判定される。
【0038】滞在施設コンピュータ70は、さらに、上
記滞在許否判定プログラムの実行終了後、図6にフロー
チャートで表されている予約管理プログラムを実行す
る。
【0039】この予約管理プログラムが実行されると、
まず、ステップS21において、利用希望者が滞在施設
10の利用に関して予約をすることを希望するか否かが
判定される。利用希望者が、予約したい意思を滞在施設
コンピュータ70に対して表示しなかった場合には、ス
テップS21の判定がNOとなり、直ちにこのプログラ
ムの一回の実行が終了する。これに対して、予約したい
意思を滞在施設コンピュータ70に対して表示した場合
には、ステップS21の判定がYESとなり、ステップ
S22に移行する。
【0040】このステップS22においては、利用希望
者が、前記滞在許否判定プログラムの実行時に滞在施設
10における滞在が許可された者であるか否かが判定さ
れる。具体的には、利用希望者が、真の患者家族もしく
は外来患者本人と、真の患者家族でも外来患者本人でも
ないが滞在施設10の空き率が十分に高いために滞在を
許可された者とのいずれであるか否かが判定される。利
用希望者が滞在が許可された者である場合には、このス
テップS22の判定がYESとなり、ステップS23に
移行する。
【0041】このステップS23においては、利用希望
者が外来患者であるか否かが判定される。外来患者では
ない場合には、判定がNOとなり、ステップS24にお
いて、利用希望者に対して、それの名前と電話番号とを
入力することが要求される。予約に先立ち、外来患者で
ない者を特定することが必要であるからである。
【0042】これに対して、利用希望者が外来患者であ
る場合には、ステップS23の判定がYESとなり、ス
テップS24がスキップされる。利用希望者が外来患者
である場合には、前記滞在許否判定プログラムの実行時
に既にその外来患者が特定されていて、今回も特定する
ことは不要であるからである。
【0043】いずれの場合にも、その後、ステップS2
5において、利用希望者に対して、滞在施設10の利用
を開始する予定である日付と時刻との入力が要求され
る。利用希望者はその要求に応答して必要なデータを入
力する。
【0044】続いて、ステップS26において、利用希
望者に対して、滞在施設10の利用を終了する予定であ
る日付と時刻との入力が要求される。利用希望者はその
要求に応答して必要なデータを入力する。
【0045】その後、ステップS27において、利用希
望者が入力した情報が滞在施設コンピュータ70のメモ
リに登録され、これにより、予約のための一連の手続き
が完了する。以上で、この予約管理プログラムの一回の
実行が終了する。
【0046】以上、利用希望者が、滞在施設10におけ
る滞在を許可された者である場合を説明したが、許可さ
れた者でない場合には、ステップS22の判定がNOと
なり、ステップS28に移行する。
【0047】このステップS28においては、利用可能
な宿泊施設(滞在施設10とは別の通常の滞在施設の一
例である。)が、データベースと通信ネットワークとし
てのインターネットとを利用することにより、検索され
る。宿泊施設には例えば、ホテルおよび旅館が含まれ
る。上記データベースは、滞在施設コンピュータ70の
メモリに構築されている。データベースは、病院12か
ら設定距離内に位置する宿泊施設が予め調査された上
で、その調査結果が反映されるように構築されている。
【0048】このステップS10においては、具体的に
は、まず、上記データベースを利用することにより、病
院12から設定距離内に位置する宿泊施設が、利用可能
な宿泊施設の候補として検索される。続いて、インター
ネットを利用することにより、検索された宿泊施設ごと
にホームページへのアクセスが行われる。その後、その
ホームページ上の情報に基づき、各宿泊施設ごとに空室
状況がチェックされ、空室のある宿泊施設が、利用可能
な宿泊施設として最終的に決定される。
【0049】なお付言すれば、本実施形態においては、
病院12から設定距離内に位置する宿泊施設を検索する
ために専用のデータベースが利用されるが、このように
することは本発明を実施する上において不可欠なことで
はない。例えば、有償または無償で自由に配布される電
子地図を利用し、その電子地図上において、病院12か
ら設定距離内に位置する宿泊施設を検索するようにして
本発明を実施することが可能なのである。
【0050】このステップS28においては、さらに、
利用可能な宿泊施設を利用希望者に紹介するために、そ
の宿泊施設が出力装置74に表示される。このステップ
においては、前記データベースを利用することにより、
宿泊施設ごとに、宿泊施設から病院12までの所要到達
時間(および/または距離)および道順とその宿泊施設
の使用料金とが出力装置74に表示される。上記データ
ベースは、各宿泊施設への所要到達時間(および/また
は距離)および道順と使用料金とが予め調査された上
で、その調査結果が反映されるように構築されている。
このステップにおいては、さらに、利用可能な宿泊施設
の数が複数であった場合には、それらのうち病院12に
最も近い宿泊施設がどの宿泊施設であるかが出力装置7
4に表示される。
【0051】その後、ステップS29において、前記ス
テップS28において検索された空室のある宿泊施設の
うち利用希望者が宿泊を希望するものが選択される。そ
の選択に応答し、選択された宿泊施設のホームペ−ジが
前記出力装置74に表示される。利用希望者は、そのホ
ームページ上で必要なデータを入力することにより、予
約を行うことができる。以上で、このプログラムの一回
の実行が終了する。
【0052】本実施形態においては、滞在施設10の管
理人は、滞在施設コンピュータ70に対してデータの監
視および更新を行う。具体的には、管理人は、滞在施設
コンピュータ70から最新の予約状況を読み出し、さら
に、その滞在施設コンピュータ70のメモリにおいて滞
在施設10の空室状況を表すデータを更新する。
【0053】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、滞在施設10におけるすべての個室52
および大部屋54が、患者家族および外来患者が他の者
より優先的に滞在する資格を有する「優先室」なのであ
る。さらに、本実施形態においては、受付け室24およ
びコンピュータシステム40が請求項3の「識別設備」
の一例を構成し、滞在施設コンピュータ70が請求項4
の「識別用コンピュータ」の一例および請求項6の「滞
在施設情報提供設備」の一例を構成しているのである。
さらに、病院コンピュータ76が請求項4の「病院用の
コンピュータ」の一例を構成しているのである。
【0054】次に、本発明の第2実施形態である患者家
族等を優先させる滞在システムを説明する。ただし、第
1実施形態と共通する要素については、同一の符号を使
用することにより、詳細な説明を省略する。
【0055】本実施形態においては、図7に示すよう
に、前記病院コンピュータ76と滞在管理コンピュータ
90とが病院情報管理コンピュータ94を介して互いに
接続されている。病院情報管理コンピュータ94は、情
報漏洩に関して病院コンピュータ76の防火壁として機
能する。具体的には、滞在管理コンピュータ90からの
転送指令に応答してその滞在管理コンピュータ90がこ
れから行う処理に必要な病院情報のみを病院コンピュー
タ76から読み出して滞在管理コンピュータ90に転送
する。
【0056】滞在管理コンピュータ90は、キーボー
ド、マウス等の入力装置と、画面を有するディスプレイ
等の出力装置とに接続されていて、前記滞在許否判定プ
ログラム(図5参照)と予約管理プログラム(図6参
照)とをそれらの順に実行する。その結果、滞在施設1
0の利用希望者は、その滞在管理コンピュータ90に対
して情報入力を行って滞在施設10を利用するための予
約を行い得る。
【0057】本実施形態においては、滞在管理コンピュ
ータ90が別のコンピュータである予約用コンピュータ
96にも接続されている。この予約用コンピュータ96
も、滞在管理コンピュータ90と同様に、キーボード、
マウス等の入力装置と、画面を有するディスプレイ等の
出力装置とに接続されているが、前記滞在許否判定プロ
グラムと予約管理プログラムとの実行は行わない。予約
用コンピュータ96は、滞在管理コンピュータ90から
の指令に応じて出力装置の画面に対して表示を行うとと
もに、その表示に応答して利用希望者が情報を入力した
ならば、その入力された情報を滞在管理コンピュータ9
0に転送する。すなわち、予約用コンピュータ96は、
滞在管理コンピュータ90のスレーブすなわち単なる入
出力端末として機能するようになっているのである。
【0058】以上説明した病院情報管理コンピュータ9
4、滞在管理コンピュータ90および予約用コンピュー
タ96は、場所の如何を問わず、設置することができ
る。例えば、病院情報管理コンピュータ94、滞在管理
コンピュータ90および予約用コンピュータ96をいず
れも病院12内に設置したり、病院情報管理コンピュー
タ94および滞在管理コンピュータ90は病院12内
に、予約用コンピュータ96は病院12外に設置するこ
とができる。後者の場合、予約用コンピュータ96は、
第1実施形態におけると同様に、滞在施設10内に設置
することができる。さらに、後者の場合、予約用コンピ
ュータ96は、滞在施設10の利用希望者のパーソナル
コンピュータとして構成したり、文字情報の送受信が可
能な無線移動電話として構成することもできる。
【0059】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、滞在管理コンピュータ90、病院情報管
理コンピュータ94および予約用コンピュータ96が互
いに共同して請求項3の「識別設備」の一例および請求
項6の「滞在施設情報提供設備」の一例を構成している
のである。さらに、滞在管理コンピュータ90が請求項
4の「識別用コンピュータ」の一例を構成しているので
ある。
【0060】次に、本発明の第3実施形態を説明する。
本実施形態は、指定された病院に近い滞在施設としての
通常の宿泊施設に関する情報を配信する滞在施設情報配
信方法である。
【0061】図8には、その滞在施設情報配信方法を実
施するのに好適な滞在施設情報配信システムが示されて
いる。この情報配信システムはサーバ・コンピュータ1
00を備えている。サーバ・コンピュータ100は、デ
ータベースが構築されたデータストレージ102に接続
されている。サーバ・コンピュータ100は、さらに、
インターネットにより複数台のクライアント・コンピュ
ータ104と複数台の宿泊施設コンピュータ106とに
接続されている。
【0062】図9には、サーバ・コンピュータ100に
より実行されるプログラムがフローチャートで表されて
いる。このプログラムにおいては、まず、ステップS3
1において、いずれかのクライアント・コンピュータ1
04からアクセスがあるのが待たれる。
【0063】アクセスがあったならば、ステップS31
の判定がYESとなり、ステップS32に移行する。こ
のステップにおいては、予め設計されたWebページが
今回のクライアント・コンピュータ104に送信され
る。そのクライアント・コンピュータ104は、そのW
ebページを受信すると、それを自分の画面に表示す
る。図10には、クライアント・コンピュータ104の
画面に表示されるWebページが画面イメージで示され
ている。
【0064】その後、図9のステップS33において、
今回のクライアント・コンピュータ104のユーザが、
画面に表示されているWebページに対して、病院を指
定するためのデータを入力するのが待たれる。本実施形
態においては、病院を指定するために入力すべきデータ
は、図10に示すように、病院の名称と電話番号とであ
る。すなわち、本実施形態においては、クライアント・
コンピュータ104の画面のうち、ユーザが病院を指定
するために入力された情報を表示する部分が、請求項1
0の「第1表示領域」の一例なのである。
【0065】病院を指定するためのデータが入力された
ならば、図9のステップS33の判定がYESとなり、
ステップS34に移行する。このステップにおいては、
その入力されたデータがサーバ・コンピュータ100に
送信される。その後、そのデータにより特定された病院
が電子地図上で検索される。続いて、その特定された病
院から設定距離内に位置する宿泊施設がその電子地図上
で検索される。
【0066】なお付言すれば、本実施形態においては、
病院から設定距離内に位置する宿泊施設を検索するため
に電子地図が利用されるが、このようにすることは本発
明を実施する上において不可欠なことではない。例え
ば、病院から設定距離内に位置する宿泊施設を予め調査
しておき、その調査結果をデータベースとしてサーバ・
コンピュータ100のデータストレージ102に格納
し、その格納内容に基づいて病院から設定距離内に位置
する宿泊施設を検索するようにして本発明を実施するこ
とが可能なのである。
【0067】その後、ステップS35において、検索さ
れた宿泊施設を今回のクライアント・コンピュータ10
4の画面に表示するためのデータがそのクライアント・
コンピュータ104に送信される。そのデータを受信し
たクライアント・コンピュータ104は、ユーザにより
指定された病院から設定距離内に位置する宿泊施設の名
称を画面に表示する。
【0068】図11には、その表示の内容が画面イメー
ジで示されている。この表示においては、検索された宿
泊施設が複数である場合には、それら複数の宿泊施設の
名称が、ユーザにより指定された病院に近い順に並ぶよ
うに表示される。したがって、ユーザは、最寄りの宿泊
施設を直ちに探すことができる。すなわち、本実施形態
においては、クライアント・コンピュータ104の画面
のうち、ユーザにより指定された病院から設定距離内に
位置する宿泊施設に関する情報を表示する部分が請求項
10の「第2表示領域」の一例を構成しているのであ
る。
【0069】続いて、ステップS36において、ユーザ
がクライアント・コンピュータ104の画面上で、詳細
な情報を問い合わせることを希望する宿泊施設を選択す
るのが待たれる。選択されたならば、このステップの判
定がYESとなり、ステップS37に移行する。
【0070】このステップS37においては、ユーザに
より選択された宿泊施設がインターネット上のホームペ
ージを持っているか否かが判定される。持っている場合
には、このステップの判定がYESとなり、その後、ス
テップS38に移行する。
【0071】このステップS38においては、そのホー
ムページのWebサーバへのアクセスが行われ、さら
に、そのホームページを表示するためのデータがWeb
サーバから今回のクライアント・コンピュータ104に
転送される。そのデータを受信したクライアント・コン
ピュータ104は、それの画面にそのホームページを表
示する。
【0072】図12には、その表示の一例が画面イメー
ジで示されている。この例においては、ユーザにより選
択された宿泊施設に関し、名称および所在地と、ユーザ
により指定された病院からその宿泊施設への所要到達時
間(および/または距離)とが文字により表示されると
ともに、ユーザにより指定された病院からその宿泊施設
までの道順が地図により表示される。各宿泊施設の事業
者には予め、それら所要到達時間と道順とに関する情報
を各宿泊施設のホームページに掲載するように依頼して
あり、そのホームページに掲載された情報に基づき、そ
れら所要到達時間と道順とがクライアント・コンピュー
タ104の画面に表示される。その後、ユーザは、必要
であれば、そのホームページ上で今回の宿泊施設の利用
に関して予約を行う。以上で、このプログラムの一回の
実行が終了する。
【0073】なお付言すれば、本実施形態においては、
ユーザにより指定された病院から各宿泊施設への所要到
達時間と道順とが各宿泊施設のホームページから提供さ
れるが、このようにして本発明を実施することは不可欠
なことではない。例えば、日本全土または特定の地域に
所在する各病院から近隣の各宿泊施設への所要到達時間
と道順とを予め調査した後、その調査結果が反映される
ようにサーバ・コンピュータ100のデータストレージ
102にデータベースを構築し、そのデータベースを利
用して必要な情報を取得するようにして本発明を実施す
ることが可能である。
【0074】以上、ユーザにより選択された宿泊施設が
ホームページを持っている場合を説明したが、持ってい
ない場合には、ステップS37の判定がNOとなり、そ
の後、ステップS39において、ユーザにより選択され
た宿泊施設に関するデータが前記データストレージ10
2から読み出される。読み出されたデータは今回のクラ
イアント・コンピュータ104に送信され、そのクライ
アント・コンピュータ104はそのデータに基づき、ユ
ーザにより選択された宿泊施設に関する情報を画面に表
示する。その情報は、図12におけると同様に、宿泊施
設の名称および所在地と、ユーザにより指定された病院
からその宿泊施設への所要到達時間(および/または距
離)と、その病院から宿泊施設までの道順とを含んでい
る。
【0075】以上、本発明のいくつかの実施形態を図面
に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、前
記[課題を解決するための手段および発明の効果]の欄
に記載された態様を始めとして、当業者の知識に基づい
て種々の変形、改良を施した形態で本発明を実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である患者家族等を優先
させる滞在施設を病院および駐車場と共に示す斜視図で
ある。
【図2】図1の滞在施設の1階フロアの構成を示す平面
図である。
【図3】図2における受付け室の内部を示す斜視図であ
る。
【図4】図2の受付け室内に設置されたコンピュータシ
ステムの電気的構成を病院コンピュータおよび宿泊施設
コンピュータと共に示すブロック図である。
【図5】図4の滞在施設コンピュータにより実行される
滞在許否判定プログラムを示すフローチャートである。
【図6】図4の滞在施設コンピュータにより実行される
予約管理プログラムを示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態である患者家族等を優先
させる滞在システムにおける複数のコンピュータを示す
ブロック図である。
【図8】本発明の第3実施形態である滞在施設情報配信
方法を実施するのに好適な滞在施設情報配信システムを
示すブロック図である。
【図9】図8におけるサーバ・コンピュータにより実行
されるプログラムを示すフローチャートである。
【図10】図9のプログラムの実行により図8における
クライアント・コンピュータの画面に表示される情報を
画面イメージで示す図である。
【図11】図9のプログラムの実行により図8における
クライアント・コンピュータの画面に表示される情報を
画面イメージで示す図である。
【図12】図9のプログラムの実行により図8における
クライアント・コンピュータの画面に表示される情報を
画面イメージで示す図である。
【符号の説明】
10 滞在施設 12 病院 14 駐車場 24 受付け室 40 コンピュータシステム 70 滞在施設コンピュータ 76 病院コンピュータ 90 滞在管理コンピュータ 96 予約用コンピュータ 100 サーバ・コンピュータ 104 クライアント・コンピュータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 病院における入院患者の家族とその病院
    への外来患者本人との少なくとも一方が他の者より優先
    的に滞在する資格を有する優先室を少なくとも1つ有す
    るとともに、前記病院とは別の構造物として、その病院
    のための駐車場と同じ土地を利用して建設された、患者
    家族等を優先させる滞在施設。
  2. 【請求項2】 病院における入院患者の家族とその病院
    への外来患者本人との少なくとも一方が他の者より優先
    的に滞在する資格を有する優先室を少なくとも1つ有す
    るとともに、前記病院とは別の構造物として、それの建
    設の着手前または完成前に建設が実質的に完了している
    通常の滞在施設のいずれよりも前記病院に近い位置に建
    設された、患者家族等を優先させる滞在施設。
  3. 【請求項3】 病院における入院患者の家族とその病院
    への外来患者本人との少なくとも一方が他の者より優先
    的に滞在する資格を有する優先室を少なくとも1つ有す
    る、患者家族等を優先させる滞在施設と、 前記優先室の利用希望者が前記資格を有する者であるか
    否かを識別する識別設備とを含む患者家族等を優先させ
    る滞在システム。
  4. 【請求項4】 前記識別設備が、前記病院用のコンピュ
    ータに通信可能に接続された識別用コンピュータを有
    し、かつ、その識別用コンピュータは、前記利用希望者
    に自己を識別するための識別情報を入力することを要求
    し、その要求に応答して入力された識別情報と前記病院
    用のコンピュータから提供された病院情報とを互いに照
    合し、その照合結果に基づき、前記利用希望者が前記資
    格を有する者であるか否かを識別するものである請求項
    3に記載の患者家族等を優先させる滞在システム。
  5. 【請求項5】 前記識別情報が、前記利用希望者が前記
    入院患者の家族である場合にはその入院患者の診察券番
    号、前記外来患者である場合には本人の診察券番号を含
    み、前記病院情報が、前記利用希望者が前記入院患者の
    家族である場合にはその入院患者の診察券番号、前記外
    来患者である場合には本人の診察券番号を含む請求項4
    に記載の患者家族等を優先させる滞在システム。
  6. 【請求項6】 さらに、前記優先室が利用可能でない場
    合に、利用可能である別の通常の滞在施設をコンピュー
    タによりデータベースと電子地図と通信ネットワークと
    の少なくとも一方を用いて検索し、その検索した滞在施
    設に関する滞在施設情報を前記利用希望者に提供する滞
    在施設情報提供設備を含む請求項3ないし5のいずれか
    に記載の患者家族等を優先させる滞在システム。
  7. 【請求項7】 病院に近い滞在施設に関する情報を配信
    する滞在施設情報配信方法であって、 クライアント・コンピュータにおいて、それのユーザが
    病院を指定するための情報をそのユーザが入力すること
    を要求するための表示を行うとともに、その要求に応答
    して入力された情報をサーバ・コンピュータに送信し、 そのサーバ・コンピュータにおいて、前記クライアント
    ・コンピュータから送信された情報により特定された病
    院に近い滞在施設に関する滞在施設情報を収集し、その
    収集した滞在施設情報を前記クライアント・コンピュー
    タに送信し、 そのクライアント・コンピュータにおいて、前記サーバ
    ・コンピュータから送信された滞在施設情報を表示する
    滞在施設情報配信方法。
  8. 【請求項8】 前記滞在施設情報の収集が、前記サーバ
    ・コンピュータにおいて、前記特定された病院から設定
    距離内に位置する滞在施設をデータベースと電子地図と
    通信ネットワークとの少なくとも一つを用いて検索する
    ことにより、行われる請求項7に記載の滞在施設情報配
    信方法。
  9. 【請求項9】 前記滞在施設情報が、前記特定された病
    院から前記設定距離内に位置する複数の滞在施設のうち
    前記特定された病院に最も近い滞在施設を指示する情報
    を含む請求項7または8に記載の滞在施設情報配信方
    法。
  10. 【請求項10】 サーバ・コンピュータに通信可能に接
    続され、病院に近い滞在施設に関する情報をそのサーバ
    ・コンピュータから受信して表示するクライアント・コ
    ンピュータであって、 それのユーザが病院を指定するためにそのユーザにより
    入力された情報を表示するための画面上の第1表示領域
    と、 前記入力された情報が前記サーバ・コンピュータに送信
    されることに応答してそのサーバ・コンピュータから送
    信された情報であって、前記入力された情報により特定
    された病院に近い滞在施設に関する滞在施設情報を表示
    するための画面上の第2表示領域とを含むクライアント
    ・コンピュータ。
JP2000183963A 2000-06-20 2000-06-20 患者家族等を優先させる滞在施設 Pending JP2002007578A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243950A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Canon System Solutions Inc 情報処理装置及びその制御方法、プログラム
CN104298867A (zh) * 2014-09-30 2015-01-21 中国科学院苏州生物医学工程技术研究所 医疗资源整合系统及该系统的建立与使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006243950A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Canon System Solutions Inc 情報処理装置及びその制御方法、プログラム
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