JP2002007010A - コネクタを備えた電子機器 - Google Patents

コネクタを備えた電子機器

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JP2002007010A
JP2002007010A JP2000191894A JP2000191894A JP2002007010A JP 2002007010 A JP2002007010 A JP 2002007010A JP 2000191894 A JP2000191894 A JP 2000191894A JP 2000191894 A JP2000191894 A JP 2000191894A JP 2002007010 A JP2002007010 A JP 2002007010A
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connector
standard
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pda
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Hiroaki Irie
宏明 入江
Masahiro Yamachika
優浩 山近
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つのコネクタで複数種の接続規格に対応でき
るようにする。 【解決手段】携帯型情報処理装置としてのPDA1が、
PDA1載置用の台座装置(クレイドル)41に設けた
コネクタ49を介して、コンピュータ等の他の電子機器
に接続される。コネクタ49の複数の接続端子49a乃
至49mは、機能分けされて、例えば接続端子49a、
49bがUSB規格用のデータ通信専用として設定さ
れ、接続端子49c乃至49gがRS232C規格用の
データ通信専用として設定されている。また、接続端子
49lが、接続規格の識別を示す識別信号が付与される
ように設定され、接続端子49jが、接続規格の識別信
号を付与していることを示すトリガ信号を付与するよう
に設定されている。その他の接続端子49h、49i、
49k、49mは、USB規格とRS232C規格との
共通用として設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ通信用のコネ
クタを備えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、PDA(Personal digital Assis
tants)で代表されるように、携帯型(可搬型やハンド
ヘルド型と呼ばれることもある)の情報処理装置が多数
種市販されている状況となっている。この種の携帯型情
報処理装置においては、使用されないときのために、携
帯型情報処理装置が着脱自在に載置される台座装置(以
下「クレイドル」と称することもある)が別途用意され
る。このクレイドルは、ACアダプタを介して携帯型情
報処理装置の充電を行ったり、他の情報処理装置や電子
機器類例えばコンピュータに対する接続の中継器として
機能されることが多い。この中継機能を果たすために、
クレイドルには、携帯型情報処理装置に着脱自在に接続
されるコネクタ、およびコンピュータ等に接続されるコ
ネクタを有していることが多い。勿論、携帯型情報処理
装置にあっても、上記クレイドルをはじめとして、他の
外部機器類(例えば通信モデム等の拡張モジュール)が
接続されるコネクタを備えているのが一般的であり、こ
のコネクタを介してデータ通信が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コネクタを
介してデータ通信を行う場合、例えば携帯型情報処理装
置をクレイドルを介してコンピュータ等と接続する場
合、接続規格を互いに統一する必要がある。一方、接続
規格としては、かなりの種類存在しており、コンピュー
タ等に対する接続規格の相違に広く応対すべく、1つの
電子機器に対してコネクタも複数種用意されることのが
一般的である。
【0004】しかしながら、複数種の接続規格に対応す
べく、接続規格毎に専用のコネクタをそれぞれ用意する
ことが事実上難しい場合がある。例えば携帯型情報処理
装置は、小型化かつ軽量化という要請があることから、
接続規格が相違する複数種のコネクタをそれぞれ専用に
設けることが難しいものとなる。
【0005】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、1つのコネクタで複数種の接
続規格に対応できるようにしたコネクタを備えた電子機
器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては、特許請求の範囲に記載されてい
るような解決手法を採択してあるが、基本的に、コネク
タが有する複数の接続端子を機能分けして、少なくと
も、第1の接続規格のデータ通信専用となる複数の接続
端子からなる第1接続端子と、この第1の接続規格とは
異なる第2の接続規格のデータ通信専用となる複数の接
続端子からなる第2接続端子と、前記接続規格の識別信
号が付与される第3接続端子として設定するようにして
ある。
【0007】上記解決手法によれば、接続規格の相違毎
に専用のデータ通信用として設定された接続端子が複数
(少なくとも2種類)存在することになる(例えば後述
するUSB規格用の第1接続端子とRS232C規格用
の第2接続端子とが設定される)が、第3接続端子から
の接続規格の識別信号をみることにより、どの接続規格
を採択すればよいかが識別可能とされる。
【0008】本発明の好ましい態様としては、以下のよ
うなものがある。すなわち、第1接続端子乃至第3接続
端子以外の接続端子に、第3接続端子に接続規格の識別
信号を付与するトリガ信号を付与するための第4接続端
子を設定することができる。この場合、第3接続端子
は、第4接続端子にトリガ信号が付与されたときにのみ
識別信号を付与すればよいことになり、第3接続端子に
対して常時識別信号を付与しておく場合に比して有利と
なる。
【0009】また、好ましい態様として、データ通信用
の接続端子を除く所定の接続端子を、複数種の接続規格
について共通用の第5接続端子として設定することがで
きる。この場合、接続規格毎に専用とされる接続端子の
数を極力少なくして、つまりコネクタが有する接続端子
の数を極力少なくする上で好ましいものとなる。
【0010】複数種の接続規格としては、広く使用され
ていて汎用性のあるUSB規格あるいはRS232C規
格を含むようにすることができる。また、電子機器とし
ては、コネクタを数多く設けることが事実上困難な携帯
型情報処理装置(例えばPDA)とすることができ、ま
た携帯型情報処理装置が着脱自在に接続されて他の情報
処理装置等に対する中継器として機能されることが望ま
れる台座装置とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は、情報処理装置と
してのPDA(Personal digital Assistants)1を示
すものである。このPDA1の外殻を構成するケースC
は、全体として偏平な細長方形状(ほぼ重宝長方形状)
とされて、前面部(表面部)1a、裏面部1b、上面部
1c、下面部1d、左右一対の側面部1e、1fの6面
を有する。このようなケースCは、偏平な長方形状とさ
れた第1ケース部C1、および第2ケース部C2とから
なり、両ケースC1およびC2はそれぞれ例えば合成樹
脂により形成されている。外部に露出する部分のうち、
第1ケース部C1によって前面部1a、上面部1cおよ
び下面部1dが形成され、第2ケース部C2によって裏
面部1bおよび左右の側面部1e、1fのほとんどの部
分が形成されている。また、第2ケース部C2は、前面
部1aの側縁部まで若干延長されて、手指で把持したと
きに触れる部分が、ほとんど第2ケース部C2となるよ
うに設定されている。そして、第1ケース部C1の上下
の各端部は、第2ケース部C2から若干突出されてい
る。このようなケースC内には、後述する情報処理のた
めの制御回路が装備されている。
【0012】前面部1aには、タッチパッド式の表示画
面2、手書き式の2つの入力面部3、4が位置される
他、各種操作キー5乃至17が装備されている。表示画
面2、入力面部3、操作キー5乃至17と制御回路との
関係は後述するが、その機能の概略は次のようになって
いる。まず、表示画面2は、各種情報を表示するもの
で、キー操作に応じて表示状態が変更される。入力面部
3、4は、手書き入力するためのもので、入力面部3は
アルファベット入力用、入力面部4は数字入力用とされ
ている。操作キー5は、予定表に関するプログラムを選
択するためのものである。操作キー6は、アドレス帳に
関するプログラムを選択するものである。操作キー7
は、表示画面2のスクロール用である。操作キー8は、
ToDo(早急に実行すべき内容メモ書き)に関するプ
ログラムを選択するものである。操作キー9は、メモ書
きに関するプログラムを選択するものである。
【0013】操作キー10は、ホームキーで、あらかじ
め登録されているプログラムのうち、操作キー5、6、
8、9で選択可能なプログラム以外のものを一覧表示さ
せるためのものである。操作キー11はメニューキー
で、表示画面2に表示されている内容の中味を開くため
のものである。操作キー12は、表示画面2にキーボー
ドを表示させるためのものである(ソフトキーボードに
よる入力を行う選択)。操作キー13は、検索のプログ
ラムを開始させるためのものである。
【0014】操作キー14は、漢字変換を指令するため
のものである。操作キー15は、選択肢の中から決定を
指令するためのものである。操作キー16は、ひらがな
入力とカタカナ入力とを切換えるためのものである。操
作キー17は、日本語入力と英語入力とを切換えるため
のものである。操作キー5乃至9は物理的なスイッチと
されている。これに対して、表示画面2をはじめとし
て、入力面部3、4、操作キー5乃至9は、それぞれタ
ッチパッド式とされていて、図2に示す入力ペン18を
利用してその操作が行われる。
【0015】上面部1cには、図5に示すように、電源
スイッチ18、チップ式の外部記憶媒体(実施形態では
後述するメモリスティック)の挿入口19、赤外線ポー
ト20が装備されている。また、上面部1cの側方端部
には、入力ペン21用の保持孔22が開口されている。
【0016】左側の側面部1eの上端部には、図2,図
3に示すように、回転かつプッシュ式のジョグダイアル
23が装備されている。このジョグダイアル23を利用
して、表示画面2に表示される内容を順次表示させるこ
とができ、ジョグダイアル23を軽く押し込み操作する
ことにより、順次表示された内容の中から所望のものが
選択される。裏面部1bのほぼ中央部分には、係合凹部
24が形成されている。この係合凹部24は、PDA1
を後述するクレイドルに載置したとき、クレイドルに設
けられて凸部に係合されて位置ずれ防止を行うためのも
のである。
【0017】下面部1cには、図6に示すように、その
幅方向中央部分において、第1コネクタ31が設けられ
ている。この第1コネクタ31を挟んで左右一対の嵌合
凹部32が形成され、この左右一対の嵌合凹部32を挟
んで左右一対の係止孔33が形成されている。この第1
コネクタ31、嵌合凹部32、係止孔33は、PDA1
とは別体の機能拡張装置の一例としてのモデム装置を着
脱自在に接続、連結するためのものであり、この点につ
いては後に詳述する。
【0018】図7乃至図9はクレイドル(台座装置)4
1を示し、図9ではPDA1が載置された状態が示され
る。このクレイドル41は、基台部42と、基台部42
の前端部から上方へ傾斜して伸びる背受け部43と、基
台部42の前端部で背受け部43の下部に位置する保持
部44とを一体的に有する。クレイドル41は、実施形
態では、PDA1を保持しておく機能の他、後述するよ
うに、ACアダプタからの電力供給用、コンピュータや
各種周辺機器との接続中継の機能を果たすものである。
【0019】上記保持部44は、その上部が嵌合凹部4
5とされて、PDA1の下端部がほぼがたつきなく嵌合
されるようになっている。この嵌合凹部45にPDA1
の下端部を嵌合させた状態で、PDA1の裏面部1bが
背受け部43によって支承される。このとき、背受け部
43に形成された係合凸部46が、PDA1の裏面部1
bに形成された係合凹部24に嵌合されて、PDA1が
クレイドル41に対し横方向へ倒れないように位置決め
された状態で保持されるようになっている。
【0020】基台部42の背面部には、図8に示すよう
に、ACアダプタに対する接続用のコネクタ47、コン
ピュータや周辺機器への接続用のコネクタ(これに接続
された接続ケーブルが符号48が示され、コネクタその
ものは図示されない)が装備されている。
【0021】前記保持部44の上部、つまり嵌合凹部4
5の底部には、コネクタ(第3コネクタ)49が装備さ
れて、PDA1の第1コネクタ31が接続される。この
コネクタ49、31を介してACアダプタからPDA1
へ電力供給される。クレイドル41は、その接続規格と
して、所定の1つの接続規格が選択されており、接続規
格が相違された複数種用意される。例えば、USB規格
クレイドルと、RS232C規格のクレイドルとが別個
に用意される。このため、クレイドル保持部44の前面
には、クレイドル41が複数の接続規格のうちどの接続
規格のものに設定されているかを識別させるために、押
圧操作されるHOTSYNC用スイッチ51が装備され
ている。なお、クレイドル41に設定されている接続規
格識別のための部分については後述する。
【0022】図10乃至図15は、PDA1に着脱自在
に接続、連結される機能拡張装置(拡張モジュール)と
してのモデム装置61が示される。このモデム装置61
の外殻を構成するケースCAは、それぞれ合成樹脂で形
成された上下の分割構造とされた第1ケース部CA1と
第2ケース部CA2とを組み合わせることにより構成さ
れている。ケースCAは、全体的に、その厚さがPDA
1の厚さとほぼ同じに設定され、かつその幅もPDA1
の幅とほぼ同じとされている。このモデム装置61は、
PDA1の下端部に直列に接続されるが(図1、図3の
一点鎖線参照)、上述のような寸法設定によって、PD
A1がモデム装置61の分だけ長くなった形状とされ
て、モデム装置61の連結時のデザイン上好ましいもの
となり、しかも手のひらに載せて使用する際に、モデム
装置61の有無にかかわらずPDA1を常にほぼ同じよ
うに操作することができるようにされている(モデム装
置61がPDA1の操作の邪魔とならないようにされて
いる)。
【0023】ケースCA内には、通信用モデムの実装基
板62が装備されている。すなわち実装基板モデム62
は、必要部品が実装された基板62aを有し、この基板
62aには、2つのコネクタ63、64も一体化されて
いる。コネクタ63は、PDA1のコネクタ31に接続
されるものである、コネクタ64は、それぞれ図示を略
すケーブルを介して通信機器としての携帯型の電話機に
接続されるものである。基板62aは、第1ケース部C
A1に対して、図14一点鎖線で示す位置において、ね
じ固定される。モデム61のケースCAに対する固定状
態において、コネクタ63は、その接続端面がケースC
AのうちPDA1の接続側端面(上面部)において外部
に露出するように位置設定されている。コネクタ64
は、その接続端面がコネクタ63とは反対側の端面(下
面部)において外部に露出するように位置設定されてい
る。
【0024】モデム62と第1ケース部CA1との間に
は、係止機構Kが装備されている。この係止機構Kは、
モデム装置61の幅方向に細長く伸びる金属板からなる
剛性の優れたフレーム板71を有し、このフレーム板7
1がねじ72によって第1ケースCA1に固定されてい
る。
【0025】フレーム部71には、モデム装置61の幅
方向に隔置させて、左右一対の係止爪73がピン74に
よって揺動自在に保持されている。係止爪73は、先端
部に爪部73aを有し、左右一対の爪部73aの向きは
互いに反対方向とされている。左右一対の係止爪73の
基端部同士、つまり揺動中心となるピン74を挟んで爪
部73aとは反対側の端部同士が、1つのスプリング
(実施形態ではコイルスプリング)75によって連結さ
れている。このスプリング75の引張力によって、左右
一対の係止爪73の基端部同士が互いに近接する方向に
付勢され、このような付勢は、左右一対の爪部73a同
士を互いに離間させる方向の付勢となる。左右一対の係
止爪73は、ケースCA(第1ケース部CA1)の上端
面に形成された開口部76(図13参照)からケース外
部へ突出されていて、コネクタ63よりも長く外部へ伸
びている。また、係止爪73は、突起状の受圧部73b
が形成されている。このような係止爪73は、PDA1
の係止孔33内に挿入されて、その爪部73aが係止孔
33内方側に形成されている係合段部に係合(係止)さ
れるようになっているが、この点については後述する。
【0026】ケースCAの上端面には、コネクタ63を
挟んで左右一対の嵌合突起部77が形成されている。こ
の嵌合突起部77は、剛性が十分大きいものとされて、
第1ケース部CA1に一体成形されている。この嵌合突
起部77は、PDA1の嵌合凹部32に対してがたつき
なく嵌合されるように寸法設定されている。このような
嵌合突起部77は、コネクタ63と係止爪74との間に
位置設定されている。
【0027】第2ケース部CA2には、幅方向端部内に
おいて、左右一対の解除操作部78が保持されている。
この解除操作部78は、例えば合成樹脂により一体成形
されて、細長く伸びる脚部78aと、脚部78aの先端
部に形成されたブロック状の入力部78bとを有する。
脚部78aの基端部は、第2ケース部CA2に形成され
た複数の挟持突起部79によってきつく挟持されてい
る。また、入力部78bは、ケースCA(第2ケース部
CA2)の側面に位置されて、その一部が外部に若干突
出する状態で外部に露出されている。解除操作部78の
入力部78bは、脚部78aの弾性変形によって、モデ
ム装置61の幅方向に変位可能とされている。
【0028】モデム装置61のケースCAは、PDA1
への接続端部において、PDA1の下端部がほぼがたつ
きなく嵌合される浅い嵌合凹部81が形成されている。
そして、この嵌合凹部81内に、コネクタ63、係止爪
73、嵌合突起部77が位置されている。
【0029】モデム装置61の上端面となるコネクタ6
3側の面を、PDA1の下端面に接近、押圧させること
により、図16に示すように、PDA1にモデム装置6
1を接続、連結したときの状態とされる。すなわち、コ
ネクタ31と63とが接続され、嵌合突起部77が嵌合
凹部32にがたつきなく挿入され、係止爪73が係止孔
33に挿入されて、爪部73aが係合段部80に係合
(係止)される。スプリング75によって、爪部73a
が係合段部80へ係合される方向に付勢されるので、モ
デム装置61のPDA1からの抜け防止が確実に行われ
る(連結解除方向とは交差する方向に伸びる面での係止
作用による抜け止め)。
【0030】係止爪73の係止孔33に対する挿入過程
において、爪部73a先端に形成されている傾斜面73
cによるガイド作用によって、係止爪73は係止孔33
内にスムーズに挿入され(傾斜面73cが係止孔33の
周縁部に当接したときは、左右一対の係止爪73の爪部
73a同士が互いに接近する方向(係合段部80に対す
る係合解除方向)に若干揺動されつつ、爪部73aが係
止孔33にスムーズに挿入されていく。爪部73aが係
止孔33内に完全に挿入された直後に、スプリング75
の付勢力によって爪部73aが係合段部80に係合され
ることになる。つまり、モデム装置61をほぼまっすぐ
PDA1に接近させていく動作を行うだけで、モデム装
置61とPDA1とが容易に連結され、しかもしっかり
とした連結が確保される。
【0031】コネクタ31、63を挟んだ左右一対の係
合によって、係止爪73の係止孔33からの抜け防止、
つまりモデム装置61のPDA1からの連結解除の防止
がより確実に行われる。嵌合凸部77の嵌合凹部32に
対するがたつきのない嵌合によって、PDA1とモデム
装置61との連結がよりしっかりとしたものになる。
【0032】図16の状態において、左右一対の解除操
作部78は、左右一対の係止爪73の外側に位置され
て、係止爪73の受圧部73bに対して、解除操作部7
8の入力部78bが当接可能に臨んでいる。したがっ
て、左右一対の入力部78bを押圧する(例えば片方の
手の親指と中指で把持する)ことにより、スプリング7
5の付勢力に抗して左右一対の爪部73a同士が互いに
接近する方向に揺動されて、爪部73aの係合段部80
からの係合が解除される。したがって、上述のように片
方の手で左右一対の入力部78bを押圧しつつ、他方の
手でPDA1を把持して、このモデム装置61とPDA
1とを互いに引き離すように操作するだけで、モデム装
置61とPDA1とを容易に分離(接続解除、連結解
除)させることができる。
【0033】図17は、モデム装置61に設けたコネク
タ63(クレイドル41のコネクタ49についても同
じ)部分の好ましい構成例を示すものである。実施形態
では、コネクタ63が複数(実施形態では13本)の突
起状の接続部(接続ピン)49a乃至49mを有して、
PDA1側のコネクタ31はこの突起状接続部が嵌合さ
れる凹部状接続部(接続孔)とされている(凹部状接続
部の数は、突起状接続部の数と同じ)。
【0034】突起状接続部49a乃至49mに対して、
カバー部材86が設けられる。このカバー部材86は、
その左右端部に、接続方向に向けて突出する突起部86
aを有し、この間の板状部分86bに、前記複数の取付
状接続部49a乃至49mが緩く嵌合される貫通孔86
cが形成されている。このようなカバー部材86は、ケ
ースCAに変位可能(実施形態では揺動自在であるが、
直線的に変位可能としてもよい)に保持されて、通常
は、突起状接続部49a乃至49mが外部へ長く露出し
ない図17の状態とされる(突起状接続部49a乃至4
9mの保護)。コネクタ63を、PDA1のコネクタ3
1に対して接続方向に接近させたとき、PDA1のうち
そのコネクタ31の周囲部分によって突起部86aが押
圧されて、カバー部材86が突起状接続部49a乃至4
9mに対して相対的に図17下方へと変位されて、突起
状接続部49a乃至49mが長く外部へ露出されて、P
DA1側のコネクタ31(の凹部状接続部)に対して嵌
合される。
【0035】次に、図18を参照しつつ、PDA1の回
路例について説明する。まず、CPU(Central Processin
g Unit)91は、クロック信号に同期して、FLASH ROM
(Read only Memory)92、またはEDO DRAM(Extended
Data Out Dynamic Random-Access Memory)93に格納
されている表示プログラムなどの各種プログラムを実行
する。FLASH ROM92は、EEPROM(Electrically Erasab
le Programmable ReadOnly Memory)の一種であるフラ
ッシュメモリで構成され、一般的には、CPU91が使用
するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に
固定のデータを格納する。EDO DRAM93は、CPU91の
実行時において使用するプログラムや、その実行におい
て適宜変化するパラメータを格納する。
【0036】メモリスティックインターフェイス94
は、前述の挿入口19(図5参照)に着脱自在に装着さ
れるメモリスティック(商標)95からデータを読み出
すと共に、CPU91から供給されたデータをメモリステ
ィック95に書き込む。メモリスティック95は、本出
願人によって開発されたフラッシュメモリカードの一種
である。メモリスティック95は、縦21.5×横50
×厚さ2.8(単位mm)の小型薄型形状のプラスチッ
クケース内に、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ
であるEEPROMの一種であるフラッシュメモリ素子を格納
したものであり、10ピン端子を介して、画像、音声、
音楽等の各種データの書き込みおよび読み出しが可能と
なっている。
【0037】USB(Universal Sirial Bus)インターフ
ェイス96は、前述したコネクタ31を介して接続され
ているUSB機器からデータまたはプログラムを受信す
ると共に、CPU91から供給されたデータをUSB機器
に供給する。Flash Rom92、EDO DRAM93、インター
フェイス94、96は、アドレスバスおよびデータバス
を介してCPU91に接続される。
【0038】表示画面2は、タッチパッド97、LCD(L
iquid Crystal Display)モジュール98、EL(elect
roluminescence)の積層構造とされている。タッチパッ
ド97を制御するタッチパッドコントローラ100は、
シリアルバスを介してCPU91に接続されて、タッチパ
ッド97のうちタッチ(接触操作)された部分に対応し
た役割の信号をCPU91に供給する。なお、タッチパ
ッド97は、入力面部3、4および操作キー10乃至1
7の部分にも位置されていて、これら3、4、10乃至
17の操作に対応した役割信号も、タッチパッドコント
ローラ100からCpu91へ供給される。LCDモジュール
98は、LCDバスを介して、CPU91によってその表示内
容が制御される。CPU91によって、ELドライバ10
1を介してEL99を制御することにより、LCDモジュ
ール98の表示の明るさが制御される。
【0039】前述したジョグダイアル23の操作信号お
よび各操作キー5乃至9からの操作信号は、それぞれC
PU91に入力される。すなわち、ジョグダイアル23
の回転操作(矢印aで示す)に応じた信号と、押圧操作
(矢印bで示す)に応じた信号とが別個にCPU91に
出力される。CPU91は、バッファ102を介して、
スピーカ103を制御する(例えばジョグダイアル23
を押し操作したきに操作確認音を発生等)。
【0040】CPU91は、さらに、UART(Univer
sal Asynchronous Receiver Transmitter)を介して、
赤外線による信号授受を行うためのIrDA(InfraRed
DataAssociation)107(図5の赤外線ポート20
用)、およびRS232C(Recommended Standard 232
-C)規格の機器接続用のインターフェイス105に接続
されている。このRS232C規格用のインターフェイ
ス105は、コネクタ31を介して、RS232C規格
の機器類に接続される。
【0041】電源制御部104は、内蔵されている2次
電池(例えばリチウムイオン電池)107からの電力を
CPU91等電力必要部品に供給し、ACアダプタ10
6に接続されているときは、ACアダプタ106からの
電力を上記電力必要部品へ供給すると共に、2次電池1
07に対して充電用電力を供給する。
【0042】PDA1のコネクタ31は、前述のよう
に、USB規格による通信プロトコルと、RS232C
規格による通信プロトコルとの2種類に共通したものと
されている。換言すれば、クレイドル41のコネクタ4
9も上記2種類共通用とされているが、クレイドル41
そのものは、USB規格用とRS232C用とで専用に
用意されている。PDA1が、上記規格の相違に対応し
て適切な通信プロトコロを選択するための手法につい
て、図19乃至図21を参照しつつ説明する。
【0043】まず、クレイドル41のコネクタ49は、
図19に示すように、複数本の接続ピン(接続端子)を
有する(実施形態では1番ピン49a乃至49mの合計
13ピンで、ここで言う「ピン」の意味は、物理的な突
起状のものを意味するものではなく、電気的な接続端子
を言うものである)。勿論、PDA1のコネクタ31も
コネクタ49の接続ピン数と同じ数の接続ピン数を有す
るものとされている。これらの接続ピン49a乃至49
mのうち、1番ピンと2番ピンはUSB規格専用とさ
れ、3番ピン49c乃至7番ピン49gはRS232C
規格専用とされ、8番ピン49h乃至13番ピン49m
は、両規格共通用とされている。
【0044】クレイドル41において、12番ピン49
lが、規格の相違に応じて相違する電圧が印加される規
格識別用接続端子とされている。すなわち、12番ピン
49lへの印加電圧は、USB規格用のクレイドル41
にあっては所定の第1電圧(例えば1.5ボルト)が印
加されるように設定され、RS232C規格用のクレイ
ドル41にあっては上記第1電圧とは相違する第2電圧
(例えば3ボルト)が印加されるように設定されてい
る。
【0045】10番ピン49jが、規格識別を行うこと
の要求信号(トリガ信号)の出力用とされている。すな
わち、10番ピン49jは、通常は例えば電圧印加なし
とされ(0ボルト)、クレイドル41に設けられている
HOT SYNC用の操作スイッチ51がON操作(例えば押圧
操作)されると、所定電圧(例えば3ボルト)の電圧が
印加されるようになっている。
【0046】特許請求の範囲との関係について補充説明
すると、1番ピン49a、2番ピン49bが、第1の接
続規格(USB規格)専用のデータ通信を行う第1接続
端子となる。3番ピン49c乃至49gが、第2の接続
規格(RS232C)専用のデータ通信を行う第2接続
端子となる。また、12番ピン49lが、接続規格の識
別信号が付与される第3接続端子となる。10番ピン4
9jが、識別信号を付与するトリガ信号を付与するため
の第4接続端子となる。8番ピン49h乃至49mが、
複数の接続規格共通用の第5接続端子となる。なお、第
10番ピンj、12番ピン49lは、接続規格を識別す
るために用いられる関係上複数の接続規格共通用とされ
るが、接続規格の識別後は特に必要とされないものであ
る(この意味において、接続規格の識別後も複数の接続
規格について共用とされるその他の第5接続端子49
h、49i、49k、49mとは区別される得る)。な
お、上記第3接続端子、第4接続端子は、接続規格に応
じたデータ通信用としては用いられない(接続規格とし
て3種類以上設けたときも同じ)。
【0047】クレイドル41のコネクタ49にPDA1
のコネクタ31が接続された状態(図7の状態)におい
て、PDA1がクレイドル41の規格に対応して適切な
通信プロトコルを選択する手法について、図20、図2
1のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以下
の説明でQはステップを示す。まず、図20は、クレイ
ドル41側での制御内容が示されるが、実際にはハード
ウエアによって達成されるものをソフトウエア式に示し
たものである。この図20のQ1において、HOT SYNC用
スイッチ51がON操作されたか否かが判別される。こ
の判別でNOのときはそのままリーンされる。Q1の判
別でYESのときは、Q2において、10番ピン49−
10に対して所定電圧を供給する(HOT SYNC信号の送
出)。
【0048】図21は、PDA1側の制御内容を示すも
のであり、まずQ11において、HOT SYNC用の10番ピ
ン49−10から所定電圧が供給されているか否かが判
別される(HOT SYNC信号の有無確認)。このQ11の判
別でNOのときは、そのままリターンされる。Q11の
判別でYESのときは、Q12において、12番ピン4
9−12からの印加電圧の大きさが検出される。Q13
では、Q12で検出された電圧の大きさに応じて、クレ
イドル41がどの規格のものであるかは識別される。Q
14では、Q13において識別された規格に応じた通信
プロトコルが選択されて、この選択された通信プロトコ
ルでもってデータ送出等の処理が行われる。
【0049】ここで、図22は、クレイドル41内に構
成される回路構成のうち要部を示すものである。この図
22で示されるのは、クレイドル41に設定されている
所定の接続規格を識別させるための部分を示すもので、
コネクタ49の10番ピン49jに対して接続規格識別
のトリガ信号付与する部分と、12番ピン49lに対し
てクレイドル41に設定されている所定の接続規格の識
別信号を付与する部分の構成が示される。
【0050】図22から明らかなように、操作スイッチ
51がOFFのときは、10番ピン49jの印加電圧は
0である。操作スイッチ51がONにされると、キャパ
シタC11を介して10番ピン49jへと電圧が印加さ
れる(接続規格識別のトリガ信号発生)。また、12番
ピン49jに対しては、抵抗器R11の抵抗値に応じた
電圧が印加されるが、USB規格が設定されているとき
と、RS232C規格が設定されているときとでは、抵
抗器R11の抵抗値が相違され、これにより、設定され
ている接続規格に応じた電圧が12番ピン49jに印加
される。
【0051】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。係止爪73をPDA1に設ける一方、係止孔33
(係合段部80)をモデム装置61に設けることもでき
る。係止爪73およびこれに対応した係止孔33の数
は、1または3以上の複数とすることもできる。係止爪
73(係止孔33)を1つとするときは、コネクタ31
(63)の幅方向ほぼ中間部に設けるのが好ましい。
【0052】係止爪73をPDA1に設けた場合あるい
はモデム装置61に設けた場合のいずれの場合にあって
も、解除操作部78を、PDA1あるいはモデム装置6
1の任意の一方に設けることができる。係止爪73の弾
性力を利用した係合方向への付勢力は、各係止爪73毎
に個々独立してスプリング75を設けるようにしてもよ
く、あるいは、別途スプリングを設けることなく、係止
爪73自身が有する弾性変形を利用して得るようにする
こともできる(解除操作部78の脚部78a自身による
弾性変形と同じ態様)。
【0053】係止孔33は、貫通孔形状に限らず、係止
爪73が挿入されて、その内部に係合段部80が形成で
きる深さがあれば、その内奥部が閉じられいてもよいも
のである。同様の意味合いで、嵌合凹部32は、内奥部
が閉じられた形状でも、貫通孔形式のいずれであっても
よい。係合段部80は、PDA1のケースC(あるいは
モデム装置61のケースCA)に一体成形するのが好ま
しいが、このケースとは別体とされてこれに固定される
別部材に形成することもできる(この場合、係止孔33
もこの別部材に形成するのが好ましい)。
【0054】モデム装置61等の機能拡張装置のPDA
1に対する接続、連結位置は、PDA1の下端部に限ら
ず、例えば上端部あるいは側端部であってもよく、さら
には裏面側にする等、適宜選択できる。本発明での情報
処理装置は、PDA1に限られるものではない(例えば
キーボードを有する携帯型のコンピュータ等にも本発明
を適用可能)。
【0055】クレイドル41に設定される所定の接続規
格としては、実施形態で示す他、適宜の接続規格を採択
できるものであり、また公式の規格に限定されないもの
である。クレイドル41に設定される所定の接続規格
は、接続ケーブル48に応じて決定されることにもなる
が、クレイドル41は、この接続ケーブル48が着脱自
在に接続されるコネクタを別途有するものであってもよ
く、あるいは接続ケーブル48はコネクタを介すること
なく常時コネクタ49に接続されるように設定すること
もできる(接続ケーブルの先端部のコネクタが、クレイ
ドル41のコンピュータ等に対する接続コネクタとして
機能する)。スイッチ51を別途設けないようにするこ
とも可能である(識別要求のトリガ信号を別途発生させ
ることなく、PDA1から所定タイミング毎に識別信号
が付与されている接続端子にアクセスする)。また、ト
リガ信号が発生されたことを条件として、例えば所定時
間だけ接続規格の識別信号を付与するように設定するこ
ともできる。
【0056】PDAに着脱自在に接続される機能拡張装
置としては、モデムに限らず、種々の適宜のものを選択
し得る。例えば、機能拡張装置としては、テレビジョン
チューナ、FMチューナ、AMチューナ、GPS(Glob
al Positioning Sensor)、指紋認証装置、デジタルカ
メラ、半導体メモリ、HDD(ハードディスクドライ
ブ)、それぞれ無線通信装置としてのBluetooth、IE
EE802−116、1EEE802−114等があ
る。
【0057】1つのコネクタに設定される複数の接続規
格の数は、実施形態で示す2種類に限らず、3種類以上
とすることができる。また、設定される接続規格は、実
施形態に示すものに限らず、各種の接続規格を適宜選択
できるものである。勿論、このようなコネクタが装備さ
れる電子機器としては、PDAのような携帯型情報処理
装置やクレイドルに限らず、例えばいわゆるノート型や
デスクトップ型の汎用コンピュータやサーバ用コンピュ
ータ等、複数種のデータ通信をコネクタを介して行うこ
とが要求される適宜のものが適用対象となる。なお、接
続規格の識別の手法を示すステップは、その時系列的な
処理手順は特に問わないものである。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、1つのコネクタを複数
の接続規格用として兼用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理装置としてのPDAを示す正面図で、
連結されるモデム装置を一点鎖線で示す。
【図2】図1の裏面図。
【図3】図1の左側面図で、連結されるモデム装置を一
点鎖線で示す。
【図4】図1の右側面図。
【図5】図1の上面図。
【図6】図1の下面図。
【図7】クレイドルの一例を示す斜視図。
【図8】クレイドルの背面のうち底部を示す図。
【図9】図7のクレイドルにPDAを保持させた状態を
示す斜視図。
【図10】モデム装置の上面図。
【図11】図10の下面図。
【図12】図12の右側面図。
【図13】図10の拡大上面図。
【図14】図10の内部構造を示す分解平面図。
【図15】図10の内部構造を示すもので、解除操作部
をケース内方側から見た要部平面図。
【図16】係止構造を示す簡略平面図。
【図17】PDAに対する接続用のコネクタの好ましい
構成例を示す要部側面断面図。
【図18】PDAの内部に構成される制御回路例を示す
ブロック回路図。
【図19】クレイドルに設けたPDA接続用のコネクタ
における各接続ピンの役割を示す説明図。
【図20】図19のコネクタを利用して、クレイドルの
規格の相違を検出するPDA側の制御例を示すフローチ
ャート。
【図21】図20に対応したクレイドル側の制御例を示
すフローチャート。
【図22】クレイドルのコネクタに接続規格識別信号と
識別開始のトリガ信号を付与する部分の回路例を示す
図。
【符号の説明】
1…PDA(情報処理装置)、2…表示画面、5乃至1
7…操作キー、31…第1コネクタ(PDA)、32…
嵌合凹部(PDA)、33…:係止孔(PDA)、41
…クレイドル(台座装置)、49…コネクタ(PDA接
続用)、49a乃至49m…複数の接続端子、49a、
49b…USB規格専用、49c乃至49i…RS23
2C専用、49j…トリガ信号用、49l…接続規格識
別用、49h乃至49m…複数の接続規格共通用、61
…モデム装置(機能拡張装置)、62a…通信用モデム
の基板、63…コネクタ(PDA接続用)、コネクタ6
4…(携帯電話接続用)、73…係止爪、73a…爪
部、74…ピン(係止爪の揺動中心)、75…スプリン
グ、77…嵌合凸部、78…解除操作部、78a…脚
部、78b…入力部、80…係合段部、C…ケース(P
DA)、CA…ケース(モデム装置)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ通信用のコネクタを備えた電子機器
    において、 前記コネクタが、複数の接続端子を有し、 前記複数の接続端子が機能分けされて、少なくとも、第
    1の接続規格のデータ通信専用とされた複数の接続端子
    からなる第1接続端子と、前記第1の接続規格とは異な
    る第2の接続規格のデータ通信専用とされた複数の接続
    端子からなる第2接続端子と、前記接続規格の識別信号
    が付与される第3の接続端子として設定されている、こ
    とを特徴とするコネクタを備えた電子機器。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記コネクタの複数の接続端子のうち前記第1接続端子
    と第2接続端子と第3接続端子を除く接続端子のうち所
    定の接続端子が、前記第3接続端子に前記識別信号を付
    与していることを示すトリガ信号付与のための第4接続
    端子として設定されている、ことを特徴とするコネクタ
    を備えた電子機器。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記コネクタの複数の接続端子のうち前記第1接続端子
    と第2接続端子と第3接続端子を除く接続端子のうち所
    定の接続端子が、前記複数の接続規格に共通用の第5接
    続端子として設定されている、ことを特徴とするコネク
    タを備えた電子機器。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記コネクタの複数の接続端子が、前記第1接続端子と
    第2接続端子と第3接続端子と第4接続端子以外に第5
    接続端子をさらに有し、 前記第5接続端子が、前記複数の接続規格について共通
    用として設定されている、ことを特徴とするコネクタを
    有する電子機器。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記複数の接続規格として、少なくともUSB規格が含
    まれる、ことを特徴とするコネクタを備えた電子機器。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記複数の接続規格として、少なくともRS232C規
    格が含まれる、ことを特徴とするコネクタを備えた電子
    機器。
  7. 【請求項7】請求項1において、 電子機器が携帯型情報処理装置とされている、ことを特
    徴とするコネクタを備えた電子機器。
  8. 【請求項8】請求項1において、 電子機器が、携帯型情報処理装置が着脱自在に載置され
    る台座装置とされている、ことを特徴とするコネクタを
    備えた電子機器。
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