JP2002006352A - 半導体可変波長変換装置 - Google Patents

半導体可変波長変換装置

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JP2002006352A
JP2002006352A JP2000187328A JP2000187328A JP2002006352A JP 2002006352 A JP2002006352 A JP 2002006352A JP 2000187328 A JP2000187328 A JP 2000187328A JP 2000187328 A JP2000187328 A JP 2000187328A JP 2002006352 A JP2002006352 A JP 2002006352A
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waveguide
wavelength
semiconductor
light
laser
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JP2000187328A
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Minefumi Shimoyama
峰史 下山
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体可変波長変換装置に関し、小型の波長
可変光源を用いるとともに、変換効率の離調依存性を低
減する。 【解決手段】 発振波長が互いに異なる端面出射型半導
体レーザ導波路1を複数個配列し、その内の少なくとも
任意の一つを選択して発振させる手段を備えた波長可変
レーザ2と、外部からの光信号を導入する第1の半導体
光増幅導波路3とを並列に配置するとともに、光の線形
増幅及び複数のレーザ光間の非線形相互作用を行う第2
の半導体光増幅導波路5、及び、端面出射型半導体レー
ザ導波路1及び第1の半導体光増幅導波路3からの光を
第2の半導体光増幅導波路5へ結合させる光結合導波路
4とをモノリシックに一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体可変波長変換
装置に関するものであり、特に、波長多重通信に用いる
四光波混合による可変波長変換装置における変換効率の
離調依存性を低減するための構成に特徴のある半導体可
変波長変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット利用者数の急激な
増大に伴って、光通信システムの整備が急ピッチで進め
られている。しかし、動画などの大規模データを必要な
遠隔地から受け取るといった新しい形態のサービスも始
まりつつあり、さらなる、指数関数的な通信量の増大が
見込まれる現在、従来の時分割多重通信システムでは早
晩限界に達すると考えられている。
【0003】そこで、この様な問題を解決するための手
法として、異なる複数の波長の光を一本の光ファイバへ
導入する波長多重通信(WDM:Wavelength
Division Multiplexing)への
移行が叫ばれている所以である。
【0004】この次世代の通信手段と目される波長多重
通信システムを大規模に展開するためには、個々のサブ
ネットワーク内で独立な波長による信号の経路制御が行
われることが必要であり、それには幹線からサブネット
への光入出口での波長変換が必要になる。
【0005】特に、幹線の任意波長からサブネット内の
所望の波長への、或いは、サブネット内の任意波長から
幹線への所望波長へと変換する可変波長型の変換器は、
大規模ネットワークの設計を飛躍的に容易なものにする
ことが期待されている待望の素子である。
【0006】現在、既に実用段階にある波長変換器は、
一度光から電気信号への変換を行い、再び、異なる波長
の光へと変換するO/E−E/O変換型のものである。
しかし、この様なO/E−E/O変換型の波長変換器に
おいては、変換帯域が電子部品によって制限され、大容
量通信には不向きである。
【0007】一方、光を電気信号に変換することのない
全光型の波長変換器としては、XGM(Cross G
ain Modulation)を用いる方法と、3次
の非線形相互作用である四光波混合を用いる方法が代表
的である。
【0008】この内、XGMを用いる方法においては、
λ2 で連続発振しているレーザ素子の光軸に対して垂直
方向からλ1 の波長の信号レーザ光を入射すると、レー
ザ素子から入射光の信号波形を有するとともに波長がλ
2 の変換光が出力されることになり、波長変換と同時に
強度変調が行われる。
【0009】この様なXGMを用いる方法の場合、信号
光入力によってレーザ素子の発振強度を変調する方式が
ほとんどであり、変換光の波長はレーザ素子の発振波長
λ2に固定されることになり、任意の波長を任意の波長
に変換することが必要なWDMシステム中に組み込むこ
とはできないものである。
【0010】一方、四光波混合を用いる方法は、非常に
高速な応答が期待できるという利点があり、また、強度
変調信号のみならず、位相変調信号の変換も可能である
という利点もある。この場合、ポンプ光の周波数を
ωp 、入力信号光の周波数をωs 、波長変換されて出射
される出力変換光の周波数をωc とした場合、 ωc =2ωp −ωs の関係になることが知られている。
【0011】また、四光波混合をDFB(分布帰還型)
半導体レーザ内で行うことによって、外部のポンプ光源
を必要としない波長変換素子も提案されている(必要な
らば、特開平7−296524号公報参照)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、DFB半導体
レーザを用いた四光波混合の場合には、DFB半導体レ
ーザの発振波長によって変換される波長が決定されるた
め、やはり任意の波長の変換光が得られる可変型の波長
変換器を実現することができないという問題がある。
【0013】四光波混合を利用して可変型の波長変換器
を構成するためには、外部に可動な回折格子を配置した
可変波長レーザの発振光をポンプ光として信号光ととも
にSOA(半導体光増幅器)に導入して四光波混合を行
うことが考えられが、この場合には、非常に高価で、且
つ、大型の装置になるという問題がある。
【0014】さらに、半導体光導波路中で四光波混合を
利用して波長変換した場合に、入力信号光から出力変換
光への変換効率は、一般に信号光周波数ωs とポンプ光
周波数ωp との離調Δωに大きく依存して、変換帯域を
大きく取れないという問題があるので、この事情を図1
1を参照して説明する。
【0015】図11(a)及び(b)参照 図11(a)に示すように、信号光周波数ωs とポンプ
光周波数ωp との離調Δωが小さな場合、波長がλc
変換光の変換効率は比較的大きいが、図11(b)に示
すように、離調Δωが大きな場合には変換効率が非常に
小さくなる。したがって、波長がλs の入力信号光をポ
ンプ光の波長λp を変えることによって任意の波長λc
(1/λc =2/λp −1/λs )の光に変換する場合
に、波長λc によって変換効率が異なるため、信頼性の
高い変換を行うためには変換帯域を大きく取れなくなる
(必要ならば、H.Kuwatsuka,et.a
l.,IEEE Journal of Quantu
m Electronics,Vol.33,No1
1,pp.2002,1997参照)。
【0016】したがって、本発明は、小型の波長可変光
源を用いるとともに、変換効率の離調依存性を低減する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1参照 上述の目的を達成するためには、本発明においては、発
振波長が互いに異なる端面出射型半導体レーザ導波路1
を複数個配列し、その内の少なくとも任意の一つを選択
して発振させる手段を備えた波長可変レーザ2と、外部
からの光信号を導入する第1の半導体光増幅導波路3と
を並列に配置するとともに、光の線形増幅及び複数のレ
ーザ光間の非線形相互作用を行う第2の半導体光増幅導
波路5、及び、端面出射型半導体レーザ導波路1及び第
1の半導体光増幅導波路3からの光を第2の半導体光増
幅導波路5へ結合させる光結合導波路4とをモノリシッ
クに一体化したことを特徴とする。
【0018】この様に、ポンプ光源として、発振波長が
互いに異なる端面出射型半導体レーザ導波路1を複数個
(n個)配列し、その内の少なくとも任意の一つを選択
して発振させる手段を備えた波長可変レーザ2を用いる
ことによって、任意の一つのみを選択した場合には、波
長変換光λc の波長をn通りに変化させることができ、
また、任意の二つを選択した場合には、 n2 通りに変
化させることができ、合わせて、(n+ n2 )通りの
異なった波長の波長変換光λc を得ることができる。
【0019】特に、任意の二つを選択した場合には、変
換効率の離調依存性がほとんど無くなるため、広帯域に
おいて常にほぼ均一な強度の波長変換光λc を得ること
ができる(必要ならば、Trefor J.Morga
n,et.al.,IEEEPhotonics Te
chnology Letters,Vol.10,N
o.10,pp.1401,1998参照)。
【0020】また、この様な波長可変レーザ2と、外部
からの光信号を導入する第1の半導体光増幅導波路3及
び光の線形増幅及び複数のレーザ光間の非線形相互作用
を行う第2の半導体光増幅導波路5とをモノリシックに
一体化しているので、外部に可動の回折格子等を設ける
必要がなく、全体構成を小型化することができるととも
に、低コスト化が可能になる。
【0021】また、本発明においては、第2の半導体光
増幅導波路5の出力端に波長フィルタ機構を有する導波
路6を結合したことを特徴とする。
【0022】この様に、第2の半導体光増幅導波路5の
出力端に分布ブラッグ反射器7等からなる波長フィルタ
機構を有する導波路6を結合することによって、波長変
換光λc のみを選択的に透過或いは反射することがで
き、所望の出力のみを取り出すことができる。特に、反
射型の波長フィルタ機構を用いた場合には、入出力を同
一の光学系で行うことができるので、装置の全体構成を
簡略化することができる。
【0023】また、本発明においては、少なくとも第1
の半導体光増幅導波路3の光入力側にスポットサイズ変
換器を設けることが望ましく、また、光結合導波路4と
しては、多モード干渉(MMI:Multi−mode
Interference)型光結合導波路4或いは
アレイ導波路回折格子(AWG:Arrayed Wa
veguide Grating)型光結合導波路4が
望ましい。
【0024】光結合導波路4としては、波長無依存型で
n波を均等に結合する導波路6である単純に曲がり導波
路によって物理的に結合したY字導波路を用いても良い
し、或いは、エバネッセント結合を利用しても良いが、
上述のように、波長に依存させて合波させるMMIやA
WGを用いることが望ましい。即ち、波長無依存型の結
合器を用いた場合には、導波路内の電界分布の境界条件
にしたがい本質的に光は1/nになるのに対して、波長
依存型のMMI或いはAWGの場合には、1対1の結合
が可能になるためである。
【0025】
【発明の実施の形態】ここで、図2乃至図8を参照して
本発明の第1の実施の形態を説明するが、まず、図2乃
至図5を参照して本発明の第1の実施の形態の製造工程
を説明する。なお、各図における下側の図は概略的平面
図であり、上側の図は下側の図におけるA−A′或いは
B−B′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図である。 図2(a)参照 まず、n型InP基板11上にフォトレジストを塗布
し、電子ビーム露光装置を用いてn型InP基板11の
両端に回折格子12,13を形成するための周期的縞状
パターンが形成されるように露光したのち、現像し、次
いで、形成した周期的島状のレジストパターン(図示せ
ず)をマスクとしてエッチングを施すことによって、回
折格子12,13を形成する。
【0026】なお、回折格子12においては、回折格子
の周期が徐々に変化するように形成してレーザアレイ
(LD)部とし、その中央部に位相がπ/2だけシフト
したλ/4位相シフト領域(図示を省略)を形成してお
く。また、図においてn型InP基板11の左側の回折
格子12と平行な領域は、平坦なままとしておき、入力
側の半導体光増幅器(SOA)部とする。
【0027】なお、この場合の縞状パターンの周期は、
レーザアレイを構成する各レーザ部における発振波長を
λp1,λp2,λp3,・・・,λpnとする場合、後の工程
でこの領域に形成される導波路の実効屈折率をneff1
したとき、夫々の領域における縞状パターンの周期を、
eff1×λp1,neff1×λp2,・・・,neff1×λpn
設定する。
【0028】一方、逆側の回折格子13においては、平
行な縞状パターンからなる回折格子とし、分布ブラッグ
反射器(DBR)を構成する。また、この場合の縞状パ
ターンの周期は、後述するように、透過型フィルタを構
成するか或いは反射型フィルタを構成するかによって、
周期を決定するものである。
【0029】また、n型InP基板11の回折格子の形
成されていない中央の平坦部14は、光結合導波路を形
成するMMI(Multi−mode Interfe
rence)部、及び、四光波混合を行う出力側の半導
体光増幅器(SOA)部を構成する。
【0030】図2(b)参照 次いで、レジストパターンを除去したのち、MOVPE
法(有機金属気相成長法)を用いて、バンドギャップ波
長λg が、例えば、1.23μm組成で、厚さが、例え
ば、70nmのn型InGaAsPクラッド層15、バ
ンドギャップ波長λg が、例えば、1.15μm組成
で、厚さが、例えば、30nmのn型InGaAsPS
CH(Separate Confinement H
eterostructure)層16、MQW活性層
17、及び、バンドギャップ波長λ g が、例えば、1.
15μm組成で、厚さが、例えば、100nmのp型I
nGaAsPSCH層18を順次成長させる。
【0031】なお、この場合のMQW活性層17は、バ
ンドギャップ波長λg が、例えば、1.3μm組成で、
厚さが、例えば、10nmのi型InGaAsPバリア
層と、バンドギャップ波長λg が、例えば、1.78μ
m組成で、厚さが、例えば、5nmのi型InGaAs
井戸層とを交互に10ペア成長させたものである。
【0032】図3(c)参照 次いで、CVD法によって厚さ0.3μmのSiO2
19を堆積させたのち、フォトレジストを塗布し、露光
・現像することによってDBR部のみが露出するレジス
トパターン20を形成し、レジストパターン20をマス
クとしてSiO 2 膜19の露出部をエッチングし、次い
で、レジストパターンを除去したのち、SiO2 膜19
をマスクとして、その下の半導体層を、少なくとも、M
QW活性層17が完全になくなるまでエッチングする。
【0033】図3(d)参照 次いで、SiO2 膜19をそのまま選択成長マスクとし
て用いて、再び、MOVPE法によってバンドギャップ
波長λg が、例えば、1.4μm組成で、厚さが、例え
ば、150nmのi型InGaAsP導波層21、及
び、バンドギャップ波長λg が、例えば、1.15μm
組成で、厚さが、例えば、100nmのp型InGaA
sSCH層22を順次成長させる。
【0034】この場合のi型InGaAsP導波層21
の組成は、レーザアレイからのポンプ光に対して透明に
なるようにする必要があり、また、この選択成長工程に
おいて、i型InGaAsP導波層21と、MQW活性
層17の高さがほぼ一致して、バッドジョイントによっ
て光学結合することになる。
【0035】図4(e)参照 次いで、SiO2 膜19を除去したのち、再び、MOV
PE法を用いて、全面に、厚さが、例えば、50nmの
p型InPクラッド層23、及び、バンドギャップ波長
λg が、例えば、1.3μm組成で、厚さが、例えば、
50nmのp型InGaAsPコンタクト層24を順次
成長させて表面を平坦化する。
【0036】図4(f)参照 次いで、再び、CVD法を用いてSiO2 膜(図示せ
ず)を全面に堆積させたのち、全面にフォトレジストを
塗布し、露光・現像することによって、入力導波路用ス
トライプ25、レーザ導波路用ストライプ26,27、
出力導波路用ストライプ28、及び、MMI部に対応す
るパターンのレジストパターン(図示せず)を形成し、
このレジストパターンをマスクとして、SiO2 膜を選
択的にエッチングする。
【0037】次いで、レジストパターンを除去したの
ち、エタン+水素+微量酸素からなるエタン系のガスを
用いたRIE(反応性イオンエッチング)法によって、
n型InGaAsPクラッド層15に達するまでエッチ
ングを施すことによって、入力導波路用ストライプ2
5、レーザ導波路用ストライプ26,27、及び、出力
導波路用ストライプ28を形成する。なお、レーザ導波
路用ストライプは2本しか図示していないものの、必要
とする波長数に応じた数をレーザ導波路用ストライプと
して形成するものである。
【0038】図5(g)参照 次いで、SiO2 膜をそのまま選択成長マスクとして用
いて、MOVPE法によってFeドープInP高抵抗層
29を選択成長させることによって、入力導波路用スト
ライプ25、レーザ導波路用ストライプ26,27、及
び、出力導波路用ストライプ28の側部を埋め込む。
【0039】図5(h)参照 次いで、SiO2 膜を除去したのち、新たなエッチング
マスクを用いて、LD&SOA部とMMI部との境、M
MI部とSOA部との境、及び、SOA部とDBR部と
の境においてp型InGaAsPコンタクト層24を選
択的エッチングすることによって、夫々の領域の間を抵
抗分離する。
【0040】最後に、入力導波路用ストライプ25、レ
ーザ導波路用ストライプ26,27、及び、出力導波路
用ストライプ28のSOA部にTi/Pt/Au電極を
蒸着させてp側電極30を形成するとともに、n型In
P基板11の裏面にAu−Ge/Au電極を蒸着させて
n側電極31を形成することによって半導体可変波長変
換装置の基本的構成が完成する。
【0041】この様な半導体可変波長変換装置におい
て、ポンプ光としてLD&SOA部におけるn個のレー
ザから任意の一つのレーザを選択することによって、従
来の四光波混合と同様に波長変換光を得ることができ
る。即ち、ポンプ光の周波数をωp 、入力信号光の周波
数をωs 、波長変換光の周波数をωc とすると、 ωc =2ωp −ωs の関係のn通りの波長変換光が得られる。
【0042】一方、ポンプ光としてLD&SOA部にお
けるn個のレーザから任意の二つのレーザを選択した場
合には、四光波混合によって、二つのポンプ光の周波数
をω p1,ωp2、入力信号光の周波数をωs 、波長変換光
の周波数をωc とすると、 ωc =ωp1+ωp2−ωs の関係の 2n 通りの波長変換光が得られることにな
る。
【0043】図6(a)参照 図6(a)は、二つのポンプ光λp1,λp2に対し、λp1
とλp2との間の波長で、且つ、二つのポンプ光の中間よ
りの離調の小さな波長λs の入力信号光が入射した場合
の波長変換光λc の波長と光強度の関係を示したもので
ある。
【0044】図6(b)参照 図6(b)は、二つのポンプ光λp1,λp2に対し、いず
れかの波長に近い離調の大きな波長λs の入力信号光が
入射した場合の波長変換光λc の波長と光強度の関係を
示したものである。この場合、入力信号光λs とポンプ
光λp1との離調を大きくすると、ポンプ光λp2との離調
が小さくなり、一方、入力信号光λs とポンプ光λp2
の離調を大きくすると、ポンプ光λp1との離調が小さく
なるので、変化効率の入力信号光λ s に対する依存性を
平坦化することができる。
【0045】即ち、図6(a)の場合も、図6(b)の
場合も、変換効率はほぼ等しくなるので、変換帯域を広
く取ることができる。即ち、同じ波長の入力信号に対し
て、二つのポンプ光λp1,λp2の波長を適宜選択するこ
とによって、 2n 通りの任意の波長で且つ安定した強
度の波長変換光λc を得ることができる。
【0046】また、この第1の実施の形態においては、
光結合導波路として、波長依存性を持たせたMMIを用
いているので、1対1の結合が可能になり、結合損失を
抑えることができる。
【0047】また、波長フィルタ機能を有するDBR部
をモノリシックに一体化しているので、四光波混合過程
に寄与する4つの光の波数保存則から、波長変換光λc
以外に、ポンプ光λp1,λp2と入力信号光λs を用いて
いるのが、雑音となるこれらの余分な光が変換信号光λ
c と同じ端面から出射されることがない。
【0048】図7(a)参照 図7(a)は、DBR部を透過型のDBR部とした場合
の反射率特性を示す図であり、ポンプ光及び入力信号光
の中心波長λp に対し、後の工程でこの領域に形成され
る導波路の実効屈折率をneff2としたとき、neff2×λ
p に周期を設定することによって、ポンプ光λp1〜λpn
及び入力信号光λs を99%以上の反射率で反射して、
波長変換光λc のみを選択的にDBR部から出射する。
【0049】図7(b)参照 図7(b)は、DBR部を反射型のDBR部とする場合
の反射率特性を示す図であり、変換波長帯域の中心波長
をλc とした場合、neff2×λc に周期を設定すること
により、波長変換光λc のみを選択的に99%以上の反
射率で反射して入力用SOA部の端部より出射する。
【0050】なお、いずれの場合も、高反射率を持つ波
長帯域(ストップバンド)が、透過すべき波長帯と重な
らないように、エッチング深さ、即ち、回折格子の光結
合係数と、当該部位の長さとの積を決定する必要があ
る。
【0051】図8(a)参照 図8(a)は、DBR部の反射率設計の説明図であり、
DBR部の一例を示すものである。例えば、n型InP
基板11に互いに深さの異なる凹凸からなる回折格子1
3を設けて構成するものであり、その際に、凹部の幅w
1 =1.29μmとするとともに、高さの異なる各回折
格子の凸部の幅を夫々、w2 =1.29μm、w3=w
4 =1.28μmにし、且つ、w2 にする領域において
は各20周期、w3にする領域においては各30周期、
4 にする領域においては100周期になるように周期
的凹凸を形成する。この場合、凹部における実効屈折率
が3.335になるのに対して、幅w2 の凸部における
実効屈折率は3.32に、幅w3 の凸部における実効屈
折率は3.31に、幅w4 の凸部における実効屈折率が
3.3となる。
【0052】図8(b)参照 図8(b)は、上記のDBR構造に反射率を伝播マトリ
ックス法で計算した結果を示した図であり、波長1.5
5μmにおいては95%の反射率を有し、一方、波長
1.53μmにおいては30%程度の低い反射率となっ
ている。したがって、上記の周期的凹凸の幅及び周期を
適宜設定することによって所期の反射特性を実現するこ
とができる。
【0053】次に、図9を参照して、本発明の第2の実
施の形態を説明するが、光結合導波路としてMMIの代
わりにAWG(Arrayed Waveguide
Grating)を用いたもので、その他の構成は上記
の第1の実施の形態と同様であるので、光結合導波路部
のみを説明する。
【0054】図9参照 図9は、本発明の第2の実施の形態の光結合導波路部を
構成するAWGの概念的構成図であり、平面図的に示し
ている。図に示すように、複数の光導波路411 〜41
n を並列配置したものであり、各光導波路411 〜41
n に設けた屈曲部421 〜42n 及び屈曲部431 〜4
n の曲率径は、各光導波路411 〜41n において同
一である。したがって、入出力端における隣接する光導
波路の間隔をd、中央部における隣接する光導波路の間
隔をDとした場合、隣接する光導波路間の長さの差ΔL
は、 ΔL=2(D−d) となり、nc を光導波路における実効屈折率、λを導波
光の波長とした場合、位相差は2πnc ΔL/λとな
る。
【0055】また、光導波路から出射される光の回折角
をθとした場合、ns を出射領域における屈折率、mを
回折次数とした場合、 nc ΔL+ns dsinθ=mλ となる。
【0056】したがって、波長可変レーザから各光導波
路411 〜41n へ微小波長差のレーザ光(λ1
λ2 ,λ3 )を入力した場合には、異なった光導波路4
1 〜41n を通った同一波長の光が干渉して、その結
果、波長毎に異なる出射角方向へ選択的に出射させるこ
とになる。したがって、AWGに対し、異なる波長の光
を異なる入射角で入射させた場合には、異なる波長の光
を一つに合わせて出射することができ、多重波長合波器
となるので、波長依存型の光結合導波路とすることがで
きる。
【0057】次に、図10を参照して、本発明の光入力
側の半導体光増幅器の入力端の構造の一例を説明する。 図10(a)参照 図10(a)は、光導波路の幅を入力端に向かって徐々
に狭くなるようにテーパ状にしたスポットサイズ変換器
の概略的斜視図であり、n型InGaAsPSCH層1
6/MQW活性層17/p型InGaAsPSCH層1
8からなる光導波路を端面において一定幅部の約1/3
の幅になるようにテーパ状に細くしたものであり、通常
のエッチング工程によって形成すれば良い。
【0058】図10(b)参照 図10(b)は、光導波路の層厚が入力端に向かって徐
々に薄くなるようにテーパ状にしたスポットサイズ変換
器の概略的斜視図であり、n型InGaAsPSCH層
16/MQW活性層17/p型InGaAsPSCH層
18からなる光導波路を端面において一定層厚部の約1
/3の厚さになるようにテーパ状に薄くしたものであ
る。
【0059】この様なスポットサイズ変換器を構成する
ためには、図2(b)におけるn型InGaAsPクラ
ッド層15乃至p型InGaAsPSCH層18を成長
させる際に、光入力側の半導体光増幅器を形成する領域
に選択的にSiO2 膜を設け、このSiO2 膜に一定幅
のストライプ状開口と、このストライプ状開口に繋がる
とともに光入力端面に向かって広がるテーパ状の開口部
を設ければ良く、この様なSiO2 マスクを用いて結晶
成長させれば良い。
【0060】図10(a)及び(b)のいずれのスポッ
トサイズ変換器を用いた場合にも、入射光の結合率を高
めることが可能になる。特に、DBR部を反射型とした
場合には、波長変換光と外部の光学系との光結合効率を
大きくすることが可能になる。
【0061】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は、上記の各実施の形態に記載した構成・
条件に限られるものではなく、各種の変更が可能であ
る。例えば、上記の各実施の形態においては、多波長光
源としてDFB(分布帰還型)レーザを用いているが、
DBR(分布ブラッグ反射型)レーザを用いても良いも
のである。
【0062】また、上記の各実施の形態においては、n
型InP基板に直接回折格子を形成しているが、n型I
nP基板上にn型InPバッファ層を設け、このn型I
nPバッファ層の表面に回折格子を形成しても良いもの
である。
【0063】また、上記の各実施の形態においては、I
nGaAsP光ガイド層を両側に設けているが、InG
aAsP光ガイド層は片側だけでも良く、或いは、省略
しても良く、また、活性層はMQW活性層に限られるも
のではなく、バルクのInGaAsP活性層を用いても
良いものである。
【0064】また、上記の各実施の形態においては、波
長フィルタ機能を有するDBR部をモノリシックに一体
に形成しているが、ハイブリッド的に構成しても良いも
のである。
【0065】また、上記の各実施の形態においては、光
結合導波路部として波長依存型のMMI或いはAWGを
用いているが、必ずしも波長依存型の光結合導波路に限
られるものではなく、Y字導波路やエバネッセント結合
を利用した波長無依存型の光結合器を用いても良いもの
である。
【0066】ここで、再び、図1を参照して、本発明の
付記を説明する。 図1参照 (付記1) 発振波長が互いに異なる端面出射型半導体
レーザ導波路1を複数個配列し、その内の少なくとも任
意の一つを選択して発振させる手段を備えた波長可変レ
ーザ2と、外部からの光信号を導入する第1の半導体光
増幅導波路3とを並列に配置するとともに、光の線形増
幅及び複数のレーザ光間の非線形相互作用を行って波長
変換光を生成する第2の半導体光増幅導波路5、及び、
前記端面出射型半導体レーザ導波路1及び第1の半導体
光増幅導波路3からの光を前記第2の半導体光増幅導波
路5へ結合させる光結合導波路4とをモノリシックに一
体化したことを特徴とする半導体可変波長変換装置。 (付記2) 上記端面出射型半導体レーザとして、分布
帰還型レーザ或いは分布ブラッグ反射型レーザのいずれ
かを用いたことを特徴とする付記1記載の半導体可変波
長変換装置。 (付記3) 上記第2の半導体光増幅導波路5の出力端
に波長フィルタ機構を有する導波路6を結合したことを
特徴とする付記1または2に記載の半導体可変波長変換
装置。 (付記4) 上記波長フィルタ機構を有する導波路6と
して、分布ブラッグ反射型導波路を用いたことを特徴と
する付記3記載の半導体可変波長変換装置。 (付記5) 上記分布ブラッグ反射型導波路の反射特性
を、上記生成した波長変換光を透過し、上記外部からの
信号光及び波長可変レーザ2からの光とを反射する特性
とすることを特徴とする付記4記載の半導体可変波長変
換装置。 (付記6) 上記分布ブラッグ反射型導波路の反射特性
を、上記生成した波長変換光を反射し、上記外部からの
信号光及び波長可変レーザ2からの光とを透過する特性
とすることを特徴とする付記4記載の半導体可変波長変
換装置。 (付記7) 上記第1の半導体光増幅導波路3の光入力
側に、導波路の幅または層厚の少なくとも一方が光入力
端面に向かってテーパ状に減少するスポットサイズ変換
器を設けたことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1
に記載の半導体可変波長変換装置。 (付記8) 上記光結合導波路4として、多モード干渉
型光結合導波路を用いたことを特徴とする付記1乃至7
のいずれか1に記載の半導体可変波長変換装置。 (付記9) 上記光結合導波路4として、アレイ導波路
回折格子型光結合導波路を用いたことを特徴とする付記
1乃至7のいずれか1に記載の半導体可変波長変換装
置。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも、ポンプ光
源として可変波長レーザを用い、可変波長レーザと入力
側光増幅器、光結合導波路、及び、四光波混合を行う光
増幅器とをモノリシックに一体化しているので、半導体
可変波長変換装置の全体構成を大型化することなく、任
意の波長の入力信号光を任意の波長の波長変換光へ安定
な変換効率で変換することができ、それによって、広帯
域な可変波長変換装置を実現することができるので、波
長多重通信の実現・発展に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の図2以降の途中ま
での製造工程の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の図3以降の途中ま
での製造工程の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の図4以降の製造工
程の説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における変換効率の
離調依存性の説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態のDBR部の反射特
性図である。
【図8】DBR部の反射率設計の説明図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の光結合導波路部の
概念的構成の説明図である。
【図10】本発明の各実施の形態におけるスポットサイ
ズ変換器の概略的構成図である。
【図11】従来の可変波長変換器における変換効率の離
調依存性の説明図である。
【符号の説明】
1 端面出射型半導体レーザ導波路 2 波長可変レーザ 3 半導体光増幅導波路 4 光結合導波路 5 半導体光増幅導波路 6 波長フィルタ機構を有する導波路 7 分布ブラッグ反射器 11 n型InP基板 12 回折格子 13 回折格子 14 平坦部 15 n型InGaAsPクラッド層 16 n型InGaAsPSCH層 17 MQW活性層 18 p型InGaAsPSCH層 19 SiO2 膜 20 レジストパターン 21 i型InGaAsP導波層 22 p型InGaAsPSCH層 23 p型InPクラッド層 24 p型InGaAsPコンタクト層 25 入力導波路用ストライプ 26 レーザ導波路用ストライプ 27 レーザ導波路用ストライプ 28 出力導波路用ストライプ 29 FeドープInP高抵抗層 30 p側電極 31 n側電極 411 〜41n 光導波路 421 〜42n 屈曲部 431 〜43n 屈曲部 45 クラッド層 46 光入射端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 5/16 H01S 5/16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振波長が互いに異なる端面出射型半導
    体レーザ導波路を複数個配列し、その内の少なくとも任
    意の一つを選択して発振させる手段を備えた波長可変レ
    ーザと、外部からの光信号を導入する第1の半導体光増
    幅導波路とを並列に配置するとともに、光の線形増幅及
    び複数のレーザ光間の非線形相互作用を行って波長変換
    光を生成する第2の半導体光増幅導波路、及び、前記端
    面出射型半導体レーザ導波路及び第1の半導体光増幅導
    波路からの光を前記第2の半導体光増幅導波路へ結合さ
    せる光結合導波路とをモノリシックに一体化したことを
    特徴とする半導体可変波長変換装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の半導体光増幅導波路の出力端
    に、波長フィルタ機構を有する導波路を結合したことを
    特徴とする請求項1記載の半導体可変波長変換装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の半導体光増幅導波路の光入力
    側に、導波路の幅または層厚の少なくとも一方が光入力
    端面に向かってテーパ状に減少するスポットサイズ変換
    器を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    半導体可変波長変換装置。
  4. 【請求項4】 上記光結合導波路として、多モード干渉
    型光結合導波路を用いたことを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載の半導体可変波長変換装置。
  5. 【請求項5】 上記光結合導波路として、アレイ導波路
    回折格子型光結合導波路を用いたことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体可変波長変換
    装置。
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