JP2002006061A - 腕時計用無線装置 - Google Patents

腕時計用無線装置

Info

Publication number
JP2002006061A
JP2002006061A JP2000183674A JP2000183674A JP2002006061A JP 2002006061 A JP2002006061 A JP 2002006061A JP 2000183674 A JP2000183674 A JP 2000183674A JP 2000183674 A JP2000183674 A JP 2000183674A JP 2002006061 A JP2002006061 A JP 2002006061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wristwatch
wireless device
band
wireless communication
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000183674A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiko Fujisawa
照彦 藤沢
Hiroyuki Chihara
博幸 千原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000183674A priority Critical patent/JP2002006061A/ja
Priority to CNB018022316A priority patent/CN1232890C/zh
Priority to PCT/JP2001/004539 priority patent/WO2001092970A1/en
Priority to US10/048,441 priority patent/US7181179B2/en
Priority to EP01934414A priority patent/EP1204903A4/en
Publication of JP2002006061A publication Critical patent/JP2002006061A/ja
Priority to HK02106427.8A priority patent/HK1044995A1/zh
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既に所有している腕時計に非接触ICカード
機能を簡単に持たせる。 【解決手段】 腕時計本体10の取付部12と、バンド
20の取付部23との間に、無線装置30を装着する。
この無線装置30は、非接触ICカード40を内蔵した
ケーシング31と、腕時計本体10の取付部12に取り
付けられる本体取付部バンド20と、バンド20の取付
部23に取り付けられるバンド側取付部34を有する。
ユーザは、既に所有している腕時計に、バネ棒61を用
いて無線装置30を簡単に装着することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動改札の
乗車券等に用いて好適な非接触ICカード機能を備える
腕時計用無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、普及している交通機関の自動改札
システムは、磁気によって各種情報が書き込まれた切符
や定期券等の乗車券を用いたものである。この自動改札
システムにおいては、利用者が自動改札機の通路を通過
する際、取り出した乗車券を投入口に投入し、通路を通
過した後、取出口から排出される乗車券を受け取る、と
いう煩雑な動作を行う必要があった。このシステムで
は、自動改札機の利用者それぞれがこの動作を行ってい
るため、自動改札機を通過する利用者の流れが滞ってし
まい、特にラッシュ時には自動改札機付近が混雑してし
まう、という問題があった。さらに、自動改札機には、
投入口から取出口に掛けて乗車券を搬送する機械的な搬
送機構が備えられていたため、この機械的な搬送機構が
故障するおそれがあった。
【0003】そこで、自動改札機を通過するときの利用
者の操作性の向上と、自動改札機の故障緩和のために、
無線通信によって情報の送受信を行う非接触ICカード
を乗車券として用いた非接触自動改札システムが提案さ
れている。既に、幾つかのスキー場では、非接触ICカ
ードをリフトパスとして使用したものが実用化されてい
る。ここで、この種の乗車券は、ループアンテナと、通
信部、制御部および記憶部を有するICチップとを備え
ている。また、記憶部には、例えば乗車区間、有効期限
等の改札情報が記憶される。また、非接触自動改札機
は、アンテナと、このアンテナを介して乗車券との間で
改札情報の送受信を行う制御部とを具備している。そし
て、この非接触自動改札システムは、利用者が非接触改
札機の通路を通過する際、自動改札機のアンテナと乗車
券との距離が例えば30cm以内であれば無線の送受信
が可能であり、情報の授受が行われる。これにより、利
用者は、乗車券をポケット内、鞄の中、財布の中にしま
ったままであっても自動改札機を通過することが可能と
なる。
【0004】ここで、非接触ICカードは、昨今の薄膜
化技術の向上によりカード自体の小型化が容易である。
このため、以下の説明においては、非接触カードと同様
の構成を有するものは、カード形状か否かに拘わらず、
「非接触ICカード」と呼び、非接触ICカードの構成
のものにおいて、前述した乗車券のように外部の無線装
置との間で無線通信を行う機能を、「非接触ICカード
機能」と呼ぶものとする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような技術背景の
元に、小型薄型の非接触ICカードが腕時計の腕時計本
体内に内蔵されたものも考案されている。このような構
成を採用する場合、利用者は、今まで愛用していた腕時
計に加えて新たに腕時計を購入しなくてはならず、不経
済である。また、既に所有している腕時計には、非接触
ICカード機能を持たせることができなかったため、今
まで愛用した腕時計を使用することができなくなってし
まう、等の問題があった。
【0006】本発明は、以上の問題に鑑みてなされたも
のであって、既に所有している腕時計に非接触ICカー
ド機能を簡単に持たせることのできる腕時計用無線装置
を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】上記課題を解決するため、請求項1記載の
発明は、腕時計に着脱可能なケーシングと、該ケーシン
グに設けられ、外部の無線装置との間でデータの送受信
を無線通信によって行う無線通信手段と、を具備したこ
とを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、腕時計本体とバン
ドとの間に連結可能なケーシングと、該ケーシング内に
内蔵され、外部の無線装置との間でデータの送受信を無
線通信によって行う無線通信手段と、を具備したことを
特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の腕
時計用無線装置において、前記ケーシングは、腕時計本
体の12時側に設けられたことを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2記載の腕
時計用無線装置において、前記ケーシングは、前記腕時
計本体の取付部に取り付けられる本体側取付部と、前記
バンドの取付部に取り付けられるバンド側取付部と、を
具備したことを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載の腕
時計用無線装置において、前記バンド側取付部は、対向
面にバネ棒の先端が係合される係合穴が穿設された一対
の突起部を有し、前記本体側取付部は、バネ棒が挿通さ
れる挿通孔を有することを特徴としている。
【0012】請求項6記載の発明は、外部の無線装置と
の間でデータの送受信を無線通信によって行う無線通信
手段を備え、該無線通信手段を腕時計本体またはバンド
に着脱可能としたことを特徴としている。
【0013】請求項7記載の発明は、腕時計本体に着脱
可能な略リング状に形成されたケーシングと、該ケーシ
ングに設けられ、外部の無線装置との間でデータの送受
信を無線通信によって行う無線通信手段と、を具備した
ことを特徴としている。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項7記載の腕
時計用無線装置において、前記ケーシングは、前記腕時
計本体の外周に沿って係合される係合部を備えたことを
特徴としている。
【0015】請求項9記載の発明は、バンドに着脱可能
なケーシングと、該ケーシングに設けられ、外部の無線
装置との間でデータの送受信を無線通信によって行う無
線通信手段と、を具備したことを特徴としている。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
腕時計用無線装置において、前記ケーシングは、前記バ
ンドに対して折り曲げらて係合される係合爪を備えたこ
とを特徴としている。
【0017】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
腕時計用無線装置において、前記ケーシングは、前記バ
ンドを通す孔を備えたことを特徴としている。
【0018】請求項12記載の発明は、腕時計本体に着
脱可能なバンドと、該バンド内に設けられ、外部の無線
装置との間でデータの送受信を無線通信によって行う無
線通信手段と、を具備したことを特徴としている。
【0019】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の腕時計用無線装置において、前記無線通信手段は、腕
時計本体の12時側のバンドに設けたことを特徴として
いる。
【0020】請求項14記載の発明は、請求項12記載
の腕時計用無線装置において、前記バンドは、複数の駒
を有し、前記無線通信手段は、前記複数の駒のうち一の
駒内に内蔵したことを特徴としている。
【0021】請求項15記載の発明は、請求項12記載
の腕時計用無線装置において、前記バンドは、一対の帯
状バンドを有し、前記無線通信手段は、各帯状バンドの
うち一方の帯状バンド内に内蔵したことを特徴としてい
る。
【0022】請求項16記載の発明は、請求項1〜15
記載の腕時計用無線装置において、前記無線通信手段
は、アンテナと、データの変復調を行う通信部、各部を
制御する制御部およびデータを記憶する記憶部を有する
ICチップとを具備したことを特徴としている。
【0023】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の腕時計用無線装置において、外部の無線装置からの信
号を受信したとき、この信号から駆動電源を生成する駆
動電源生成部を、さらに備えたことを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態について説明する。 [1] 第1実施形態 図1は、本発明の第1実施形態に係る腕時計1の分解斜
視図である。
【0025】[1.1] 全体構成 図1に、第1実施形態による腕時計の概略構成を示す。
腕時計1は、腕時計本体10と、この腕時計本体10の
両側に取り付けられたバンド20とを具備する。また、
腕時計用無線装置30(以下、無線装置30という)
は、腕時計本体10の12時側とバンド20との間に装
着されることにより、腕時計1の一部として構成されこ
とになる。
【0026】ここで、腕時計本体10は、時計機能(図
示せず)が内蔵された時計ケース11と、この時計ケー
ス11の両側(12時と6時方向)に突出して形成され
た取付部12とを備えている。これらの取付部12は、
腕時計本体10から突設された一対の突起部13と、こ
れらの突起部13の対向する面の所定位置に穿設された
係合穴14とを具備している。そして、各係合穴14に
はバネ棒61の先端が係合されるものである。
【0027】バンド20は、金属材料によって形成され
た複数の駒21を鎖状に連結させたものである。また、
これらの駒21のうち腕時計本体10に近い駒21は、
駒本体22と、この駒本体22の一側に突出して形成さ
れ、バネ棒61が挿通される挿通孔24が穿設された取
付部23と、駒本体22の他側に突出して形成された駒
取付部25とを備えている。
【0028】[1.2] 腕時計用無線装置30の構成 次に、図1ないし図4に基づいて無線装置30の構成に
ついて説明する。無線装置30は、腕時計本体10とバ
ンド20との間に装着される。この無線装置30は、絶
縁材料(例えば、ブラスチック等の樹脂材料)によって
矩形状に形成されたケーシング31と、このケーシング
31の一側に突出して形成された本体側取付部32と、
他側に突出して形成されたバンド側取付部34と、を備
えている。また、ケーシング31の表面をバンド20の
色で、コーティング或いは印刷等によって着色すること
により、腕時計1自体のデザイン性が損なうのを防止し
ている。
【0029】本体側取付部32には、バネ棒61が挿通
される挿通孔33が穿設され、バンド側取付部34は、
ケーシング31から突設された一対の突起部35と、こ
れらの突起部35の対向する面の所定位置に穿設された
係合穴36とからなる。そして、無線装置30の本体側
取付部32は、腕時計本体10の取付部12にバネ棒6
1を介して装着され、無線装置30のバンド側取付部3
4は、バンド20の取付部23にバネ棒61を介して装
着される。このように、無線装置30は、ユーザによっ
て、腕時計本体10とバンド20との間に簡単に連結さ
れる。これにより、愛用の腕時計に非接触ICカード機
能を持たせることが可能となる。また、ケーシング31
内には、図2および図3に示すように、後述する非接触
ICカード40が収容される収容室37が形成され、こ
の収容室37の開口部は蓋体38によって施蓋されてい
る。
【0030】次に、非接触ICカード40の電気的な構
成について、図4に基づいて説明する。図4は非接触I
Cカード40のブロック図である。この非接触ICカー
ド40は、フィルム基板41と、このフィルム基板41
上に銅箔が貼着されることにより形成された2重巻のル
ープアンテナ42と、同調用コンデンサ43およびIC
チップ44とを備えて構成される。ここで、ループアン
テナ42のアンテナ効率を大きくするには、ループアン
テナ42の開口面積が大きい方が望ましく、ケーシング
31内のスペースが許せばICチップ44はルーフアン
テナ42の外側に形成した方が通信品質が向上し、無線
通信装置30と外部の通信装置との間での通信距離が伸
びることになる。
【0031】また、ルーフアンテナ42のターン数は、
13.56MHzの短波帯の周波数を通信に使う場合に
は数ターン程度、125kHzや134kHzの長波帯
を使う場合には数十ターンとなる。このターン数が数十
ターンの場合はフィル部基板41上に銅箔パターンでル
ーフアンテナ42を形成するのは面積上難しいので、銅
線等を巻いてループアンテナ42を立体的に形成すれば
よい。さらに、2.45GHzのマイクロ波帯を通信周
波数に使う場合には、マイクロストリップアンテナをフ
ィルム基板41上に形成すればよい。
【0032】ICチップ44は、受信された信号を整流
することによって駆動電圧を発生する整流回路45と、
信号から基準クロック信号を生成する基準信号生成部4
6と、信号の復調を行う復調部47、変調を行う変調部
48(RF部)と、復調部47および変調部48との間
でパラレル/シリアル変換を行うSP/PS変換部49
と、各部の制御を司る中央制御部50と、データの暗号
化/復号を行う暗号処理部51と、データを記憶する不
揮発性メモリ52とを具備している。また、基準信号生
成部46、復調部47、変調部48、中央制御部50、
暗号処理部51および不揮発性メモリ52は、整流回路
45から出力される駆動電源を受けて駆動する駆動部A
を構成している。
【0033】整流回路45は、外部の無線装置(例えば
非接触自動改札機)からの誘導磁界がループアンテナ4
2および同調用コンデンサ43を介して信号として受信
されると、この信号を整流して得た駆動電源を駆動部A
に出力するものである。また、整流回路45は、ダイオ
ードによって構成することにより、半波整流或いは全波
整流の駆動電源を出力する。このため、非接触ICカー
ド40は電源を備えることなしに、駆動部Aを駆動する
ことが可能となる。基準信号生成部46は、ループアン
テナ42および同調用コンデンサ43を介して受信され
た信号から基準クロック信号を生成し、中央制御部50
に出力するものである。
【0034】復調部47は、ループアンテナ42および
同調コンデンサ43を介して受信した信号を変調し、S
P/PS変換部49でパラレル信号に変換して中央制御
部50に送信するものである。変調部48は、中央制御
部50からSP/PS変換部49を介してシリアル変換
された送信データを変調して同調コンデンサ43および
ループアンテナ42に供給するものである。なお、SP
/PS変換部49は、基準信号生成部46から出力され
る基準クロック信号に基づいて駆動される。
【0035】中央制御部50は、基準生成部46からの
基準クロック信号に基づいて各種制御を行うもので、C
PU、RAMおよびROM等(いずれも図示せず)を備
えている。ROMには各種制御を行うための制御プログ
ラムおよびパラメータ等が格納されている。そして、中
央制御部50は、制御プログラムに従って、高周波部4
7と暗号処理部51との間でデータの授受を行う。
【0036】暗号処理部51は、非暗号化データを受信
した場合に暗号化を行い、暗号化したデータを不揮発性
メモリ52に供給すると共に、不揮発性メモリ52から
読出されたデータを、中央制御部50の指示下で、復号
して中央制御部50に供給するものである。不揮発性メ
モリ52は、例えばEEPROMによって構成され、暗
号処理部51から供給される暗号化されたデータを書き
込むと共に、中央制御部50からの指令を受けて、記憶
されたデータを読出すものである。
【0037】以下、概要動作を説明する。非接触ICカ
ード40の中央制御部50は、ループアンテナ42およ
び同調用コンデンサ43を介して外部の無線装置から誘
導磁界で送られてくるデジタル変調(ASKまたはFS
K等)されたボーリング信号を検出し、指定されたメモ
リアドレスからパラレルデータを読出す。メモリから読
出されたパラレルデータを、送られてきた変調信号に同
期させてパラレル−シリアル(PS)変換し、シリアル
データである送信データとして出力する。変調部48
は、この送信データを変調し、ループアンテナ42およ
び同調コンデンサ43で構成されるタンク回路の共振状
態を変化させることにより、送信データを外部の無線装
置に向けて送信する。一方、必要な電力は全て外部の無
線装置から供給され、データメモリもEEPROMや強
誘電体メモリという不揮発性メモリを使っているため、
非接触ICカード40は完全なバッテリレスとなる。
【0038】[1.3] 使用形態の説明 〈1.3.1〉 腕時計1に装着した無線装置30を定
期券として使用する場合 ここで、この無線装置30を備えた腕時計1を非接触自
動改札システムの乗車券として用いる場合を例に挙げて
説明する。この場合、不揮発性メモリ52には、乗車区
間および有効期限等の改札情報が予め書き込まれている
ものとする。
【0039】図5は、利用者Rが腕時計1を装着して非
接触自動改札機100を通過するときの図である。非接
触自動改札機100には、アンテナ101と、このアン
テナ101を介して無線装置30との間で改札情報の送
受信を行う制御部(図示せず)とを具備している。利用
者Rが非接触改札機100の通路に差し掛かると、自動
改札機100のアンテナ101から送信された誘導磁界
が腕時計1の無線装置30で受信される。これにより、
誘導磁界に対応した信号が整流回路45で整流されて駆
動電源が発生し、この駆動電源によって駆動部Aが駆動
される。そして、中央制御部50は、制御プログラムに
従って、信号に対応したデータを不揮発性メモリ52に
記憶すると共に、不揮発性メモリ52に記憶されたデー
タをループアンテナ42から送信する。これにより、不
揮発性メモリ52と自動改札機100の制御部との間で
データの送受信が行われることになる。そして、自動改
札機100の制御部は、利用者Rが改札を通過して良い
か否かの判定を行い、利用者Rの無線装置30が正規の
改札情報を有している場合には通過を許可し、不正の改
札情報(例えば有効期限が過ぎている)が記憶されてい
る場合には通路をフラッパで閉じるようにする。このよ
うに、利用者Rは、腕に装着した腕時計1の無線装置3
0を乗車券として使用するため、わざわざ乗車券を取り
出す等の煩わしい動作が不必要となる。
【0040】しかも、本実施形態では、腕時計本体10
の12時側に無線装置30を設けているから、無線装置
30を腕時計本体10の6時側に取り付けた場合よりも
12時側に取り付けた方が、自動改札機100のアンテ
ナ101に近づくことになる。これにより、外部の無線
装置と無線装置30との間の無線通信を確実に行う異が
可能となる。また、外部のアンテナ101に腕時計を近
づける際、腕時計1を外部の無線装置のアンテナ101
にかざすという簡単な動作によって、無線通信がより確
実となる。
【0041】〈1.3.2〉 腕時計1に装着した無線
装置30をプリペイドカードとして使用する場合 次に、この無線装置30を備えた腕時計1をプリペイド
カードとして用いる場合を例に挙げて説明する。この場
合、不揮発性メモリ52には、個人情報(ユーザIDお
よび与信限度額等)が予め記憶されているものとする。
この場合、外部の通信装置は、店のレジに備えられてい
るものとする。
【0042】ユーザが店で商品を購入すると、レジの店
員がレジスタに商品の購入金額を入力すると共に、ユー
ザが腕時計1を通信装置に近づけることによって、通信
装置30の不揮発性メモリ52とレジ側通信装置との間
でデータの送受信が行われる。この無線通信によって、
レジ側通信装置にはユーザIDおよび与信限度額が送信
され、レジから領収書が発行される。一方、不揮発性メ
モリ52には商品の購入金額が書き込まれる。この際、
不揮発性メモリ52の与信限度額は、購入金額を引いた
金額となる。このように、ユーザは、腕に装着した腕時
計1の無線装置30をプリペイドカードとして使用する
ため、商品を購入する際、財布からのお金またはプリペ
イドカード等の取り出しを行うことなく、支払いを済ま
せることができる。
【0043】〈1.3.3〉 種々の使用形態 腕時計1に装着した無線装置30は、クレジットカー
ド或いは電子マネーとして使用することも可能である。 腕時計1に装着した無線装置30は、乗車券として使
用する場合に限らず、スキー場のリフトパス、遊園地の
入場券および乗車券、映画館の入場パス等、種々の入場
券、或いは乗車券として使用可能である。 さらに、腕時計1に装着した無線装置30は、上述し
た使用範囲に限らず、非接触ICカードが使用される範
囲、即ちテレフォンカード、図書館の利用カード、医療
カルテ等、多種に亘って使用可能である。
【0044】[1.4] 本実施形態の作用・効果 本実施形態による無線装置30は、図1に示すように、
ユーザによって腕時計本体10とバンド20との間に、
簡単に連結することが可能となる。これにより、今まで
使用していた腕時計に、非接触ICカード機能を容易に
持たせることができる。この結果、今まで愛用していた
腕時計をそのまま使用することができ、不必要な出費し
て新たに腕時計を購入することもなく、非接触ICカー
ド機能を腕時計に持たせることができる。しかも、無線
装置30の表面をバンド20と同色に着色することによ
り、腕時計1自体のデザイン性を損なうことなく使用す
ることが可能となる。また、腕時計を新しく購入した場
合でも、今まで使っていた無線装置30を新しい腕時計
に簡単に付け替えることができ、ICカード機能を継続
して使用することができる。
【0045】[2] 第2実施形態 [2.1] 全体構成 次に、図6および図7に基づいて本発明による第2実施
形態について説明する。本実施形態の特徴は、バンドを
一対の帯状バンドから構成し、これらの帯状バンドのう
ち一方のバンド内に非接触ICカードを設けたことにあ
る。なお、本実施形態では、前述した構成要素と同一の
構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するもの
とする。
【0046】本実施形態による腕時計は、腕時計本体1
0と、帯状バンド61、65からなるバンド60とによ
って構成されている。帯状バンド61、65は、例えば
皮材やウレタン、シリコン等の合成樹脂で形成されてい
る。一方の帯状バンド61は、その一端が本体取付部6
2となり、他端にはバックル63が取り付けられてい
る。他方の帯状バンド65は、その一端が本体取付部6
6となり、長さ方向中央部から他端に掛けてピン孔67
が複数個穿設されている。そして、バンド60は、本体
取付部62、66を腕時計本体10の各バンド取付部1
3にバネ棒61を介して取り付けることによって、腕時
計として構成する。また、ユーザは、腕時計を腕に巻き
付けた状態で、バンド60のバックル63のピンをピン
孔67に係合させることにより、腕時計を腕に装着す
る。
【0047】本実施形態では、帯バンド61内に非接触
ICカード40´が設けられている。非接触ICカード
40´は、図7に示すように、長方形状のフィルム基板
41´と、このフィルム基板41´上に銅箔を貼着する
ことにより形成した2重巻のループアンテナ42´と、
同調用コンデンサ43およびICチップ44とによって
構成される。ICチップ44の構成は、第1実施形態の
構成と同様であるのでその説明を省略する。この非接触
ICカード40´を帯状バンド61に設ける方法として
は、帯状バンド61が皮を合わせて縫い合わせたもので
あれば、非接触ICカード40´を皮で挟み込んで固定
してもよく、1枚の皮で形成されている場合には、接着
剤等によって貼着して形成し、或いは表面をカバーで覆
うようにしてもよい。
【0048】[2.2] 本実施形態の作用・効果 本実施形態においては、ユーザが、今まで愛用していた
腕時計のバンドを、非接触ICカード40´を内蔵した
バンドに交換するだけで、新たな腕時計を購入すること
なく、今までの腕時計に非接触ICカード機能を簡単に
持たせることができる。
【0049】[3] 実施形態の変形例 [3.1] 第1変形例 前記第1実施形態では、無線装置30の外形を駒の形状
にしたもの、第2実施形態では、帯状バンド61内に非
接触ICカード40´を設けたものを例示したが、本発
明はこれに限らず、以下のような形態としてもよい。 図8に示すように、無線装置70は、腕時計本体10
のガラス部分の外周に着脱可能に取り付けられるリング
状ケーシング70と、このリング状ケーシング70に設
けられた非接触ICカードとによって構成するようにし
てもよい。この場合、リングを交換することによって、
既に所有している腕時計に非接触ICカード機能を持た
せることができる。 腕時計本体のガラスを保護するプロテクタの一部をケ
ーシングとして、このケーシングに非接触ICカードを
設けるようにしてもよい。 バンドに無線装置を直接取り付けるようにしてもよ
い。この場合、図9に示すように、無線装置80は、両
側にバンド20に対して折り曲げられて係合される係合
爪82、82を有するケーシング81と、このケーシン
グ81内に設けられた非接触ICカードとによって構成
される。或いは、ケーシングにバンドを通す孔を設ける
ようにしてバンドに取り付けるようにしてもよい。 バンドに非接触ICカードを貼り付けるようにして
も、或いは腕時計本体10のガラス面に貼り付けるよう
にしてもよい。ガラス面に貼り付ける場合には、フィル
ム基板を透明な材料によって形成し、時計表示の邪魔に
ならないように貼り付ければよい。また、上記、、
の形態において、ケーシング内にアンテナを含む非接
触ICが設けられるため、ケーシングは非導電性の材料
で形成されていることが望ましい。
【0050】[3.2] 第2変形例 前記各実施形態では、非接触ICカード内に電源を備え
ないものとして記載したが、電源を備えたものであって
もよい。
【0051】[3.3] 第3変形例 前記各実施形態では、腕時計に無線装置を1個装着した
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
腕時計に乗車券として使用する無線装置と、クレジット
カードとして使用する無線装置との両方を腕時計に備え
てもよい。この場合、ユーザは、お金の出し入れを行う
ことなく、腕時計1の無線装置30と外部の通信装置と
の間での無線通信によって、乗り物の乗車および商品の
購入等を行うことができる。
【0052】[3.4] 第4変形例 前記無線装置は、腕時計に装着するのみでなく、他の部
材に装着することも可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明による腕時計用無線装置は、ユー
ザによって、既に所有している腕時計に装着することが
でき、非接触ICカード機能を腕時計に簡単に持たせる
ことが可能となる。また、腕時計を買い換えた場合であ
っても、今まで使用していた腕時計用無線装置を新しい
腕時計に簡単に取り付けることができ、非接触ICカー
ド機能を継続して使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態による腕時計の要部を示す分解
斜視図である。
【図2】 同実施形態中の無線装置を示す断面図であ
る。
【図3】 図2中の矢視III−III方向から見た縦断面図
である。
【図4】 同実施形態による非接触ICカードの構成を
示すブロック図である。
【図5】 同実施形態による腕時計の利用者が自動改札
を通るときの動作を示す説明図である。
【図6】 第2実施形態による時計を示す外観図であ
る。
【図7】 同実施形態による非接触ICカードの構成を
示すブロック図である。
【図8】 変形例による腕時計の要部を示す斜視図であ
る。
【図9】 他の変形例による腕時計の要部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…腕時計 10…腕時計本体 20…バンド 30、70、80…腕時計用無線装置 31、71、81…ケーシング 32、62、66…本体取付部 33…挿通孔 34…バンド取付部 35…突起部 36…係合穴 40、40´…非接触ICカード 41、41´…フィルム基板 42、42´…ループアンテナ 44…ICチップ 60…バンド 61、65…帯状バンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 B42D 15/10 521 G07B 15/00 501 G06K 19/00 H H04Q 7/32 Q // B42D 15/10 521 H04B 7/26 V Fターム(参考) 2C005 MB07 NA08 NA09 QC08 QC20 2F002 AA05 AB01 AB06 BA22 BB03 BB04 GA06 5B035 AA13 BA01 BA03 BB09 BC02 BC03 CA01 CA23 5B058 CA15 KA35 YA06 YA13 5K067 AA21 AA41 BB21 DD51 EE02 EE10 KK01 KK05 KK17

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕時計に着脱可能なケーシングと、 該ケーシングに設けられ、外部の無線装置との間でデー
    タの送受信を無線通信によって行う無線通信手段と、を
    具備したことを特徴とする腕時計用無線装置。
  2. 【請求項2】 腕時計本体とバンドとの間に連結可能な
    ケーシングと、 該ケーシング内に内蔵され、外部の無線装置との間でデ
    ータの送受信を無線通信によって行う無線通信手段と、
    を具備したことを特徴とする腕時計用無線装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の腕時計用無線装置におい
    て、 前記ケーシングは、腕時計本体の12時側に設けられた
    ことを特徴とする腕時計用無線装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の腕時計用無線装置におい
    て、 前記ケーシングは、前記腕時計本体の取付部に取り付け
    られる本体側取付部と、 前記バンドの取付部に取り付けられるバンド側取付部
    と、を具備したことを特徴とする腕時計用無線装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の腕時計用無線装置におい
    て、 前記バンド側取付部は、対向面にバネ棒の先端が係合さ
    れる係合穴が穿設された一対の突起部を有し、 前記本体側取付部は、バネ棒が挿通される挿通孔を有す
    ることを特徴とする腕時計用無線装置。
  6. 【請求項6】 外部の無線装置との間でデータの送受信
    を無線通信によって行う無線通信手段を備え、 該無線通信手段を腕時計本体またはバンドに着脱可能と
    したことを特徴とする腕時計用無線装置。
  7. 【請求項7】 腕時計本体に着脱可能な略リング状に形
    成されたケーシングと、 該ケーシングに設けられ、外部の無線装置との間でデー
    タの送受信を無線通信によって行う無線通信手段と、を
    具備したことを特徴とする腕時計用無線装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の腕時計用無線装置におい
    て、 前記ケーシングは、前記腕時計本体の外周に沿って係合
    される係合部を備えたことを特徴とする腕時計用無線装
    置。
  9. 【請求項9】 バンドに着脱可能なケーシングと、 該ケーシングに設けられ、外部の無線装置との間でデー
    タの送受信を無線通信によって行う無線通信手段と、を
    具備したことを特徴とする腕時計用無線装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の腕時計用無線装置にお
    いて、 前記ケーシングは、前記バンドに対して折り曲げらて係
    合される係合爪を備えたことを特徴とする腕時計用無線
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の腕時計用無線装置にお
    いて、 前記ケーシングは、前記バンドを通す孔を備えたことを
    特徴とする腕時計用無線装置。
  12. 【請求項12】 腕時計本体に着脱可能なバンドと、 該バンド内に設けられ、外部の無線装置との間でデータ
    の送受信を無線通信によって行う無線通信手段と、を具
    備したことを特徴とする腕時計用無線装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の腕時計用無線装置に
    おいて、 前記無線通信手段は、腕時計本体の12時側のバンドに
    設けたことを特徴とする腕時計用無線装置。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の腕時計用無線装置に
    おいて、 前記バンドは、複数の駒を有し、 前記無線通信手段は、前記複数の駒のうち一の駒内に内
    蔵したことを特徴とする腕時計用無線装置。
  15. 【請求項15】 請求項12記載の腕時計用無線装置に
    おいて、 前記バンドは、一対の帯状バンドを有し、 前記無線通信手段は、各帯状バンドのうち一方の帯状バ
    ンド内に内蔵したことを特徴とする腕時計用無線装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15記載の腕時計用無線装
    置において、 前記無線通信手段は、アンテナと、データの変復調を行
    う通信部、各部を制御する制御部およびデータを記憶す
    る記憶部を有するICチップとを具備したことを特徴と
    する腕時計用無線装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の腕時計用無線装置に
    おいて、 外部の無線装置からの信号を受信したとき、この信号か
    ら駆動電源を生成する駆動電源生成部を、さらに備えた
    ことを特徴とする腕時計用無線装置。
JP2000183674A 2000-05-30 2000-06-19 腕時計用無線装置 Pending JP2002006061A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000183674A JP2002006061A (ja) 2000-06-19 2000-06-19 腕時計用無線装置
CNB018022316A CN1232890C (zh) 2000-05-30 2001-05-30 袖珍电子设备
PCT/JP2001/004539 WO2001092970A1 (en) 2000-05-30 2001-05-30 Hand-held electronic device
US10/048,441 US7181179B2 (en) 2000-05-30 2001-05-30 Hand-held electronic device
EP01934414A EP1204903A4 (en) 2000-05-30 2001-05-30 PORTABLE ELECTRONIC DEVICE
HK02106427.8A HK1044995A1 (zh) 2000-05-30 2002-08-30 手提式電子裝置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000183674A JP2002006061A (ja) 2000-06-19 2000-06-19 腕時計用無線装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002006061A true JP2002006061A (ja) 2002-01-09

Family

ID=18684222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000183674A Pending JP2002006061A (ja) 2000-05-30 2000-06-19 腕時計用無線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002006061A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003023525A1 (fr) * 2001-09-07 2003-03-20 Seiko Epson Corporation Montre electronique presentant une fonction de communication de donnees sans contact et systeme de communication de donnees sans contact
JP2005098990A (ja) * 2003-09-04 2005-04-14 Casio Comput Co Ltd 手首装着機器
JP2005301553A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Leading Information Technology Institute 非接触電子タグ
US7889052B2 (en) 2001-07-10 2011-02-15 Xatra Fund Mx, Llc Authorizing payment subsequent to RF transactions
US8049594B1 (en) 2004-11-30 2011-11-01 Xatra Fund Mx, Llc Enhanced RFID instrument security
US8066181B2 (en) 2001-07-10 2011-11-29 Xatra Fund Mx, Llc RF transaction authentication using a random number
US8074889B2 (en) 2001-07-10 2011-12-13 Xatra Fund Mx, Llc System for biometric security using a fob
USRE43460E1 (en) 2000-01-21 2012-06-12 Xatra Fund Mx, Llc Public/private dual card system and method
US8279042B2 (en) 2001-07-10 2012-10-02 Xatra Fund Mx, Llc Iris scan biometrics on a payment device
US8289136B2 (en) 2001-07-10 2012-10-16 Xatra Fund Mx, Llc Hand geometry biometrics on a payment device
US8294552B2 (en) 2001-07-10 2012-10-23 Xatra Fund Mx, Llc Facial scan biometrics on a payment device
US8548927B2 (en) 2001-07-10 2013-10-01 Xatra Fund Mx, Llc Biometric registration for facilitating an RF transaction
US8872619B2 (en) 2001-07-10 2014-10-28 Xatra Fund Mx, Llc Securing a transaction between a transponder and a reader
JP2015032319A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 スキーデータ・アクチエンゲゼルシャフトSkidata Ag サービスの利用を記録するカスタマ媒体
USRE45615E1 (en) 2001-07-10 2015-07-14 Xatra Fund Mx, Llc RF transaction device
KR20160126837A (ko) * 2015-04-24 2016-11-02 삼성전기주식회사 통신 모듈을 포함하는 전자기기
US9881294B2 (en) 2001-07-10 2018-01-30 Chartoleaux Kg Limited Liability Company RF payment via a mobile device
US10839388B2 (en) 2001-07-10 2020-11-17 Liberty Peak Ventures, Llc Funding a radio frequency device transaction

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE43460E1 (en) 2000-01-21 2012-06-12 Xatra Fund Mx, Llc Public/private dual card system and method
US8548927B2 (en) 2001-07-10 2013-10-01 Xatra Fund Mx, Llc Biometric registration for facilitating an RF transaction
US9129453B2 (en) 2001-07-10 2015-09-08 Xatra Fund Mx, Llc DNA sample data in a transponder transaction
US8294552B2 (en) 2001-07-10 2012-10-23 Xatra Fund Mx, Llc Facial scan biometrics on a payment device
US7889052B2 (en) 2001-07-10 2011-02-15 Xatra Fund Mx, Llc Authorizing payment subsequent to RF transactions
US9886692B2 (en) 2001-07-10 2018-02-06 Chartoleaux Kg Limited Liability Company Securing a transaction between a transponder and a reader
US8066181B2 (en) 2001-07-10 2011-11-29 Xatra Fund Mx, Llc RF transaction authentication using a random number
US8074889B2 (en) 2001-07-10 2011-12-13 Xatra Fund Mx, Llc System for biometric security using a fob
US9881294B2 (en) 2001-07-10 2018-01-30 Chartoleaux Kg Limited Liability Company RF payment via a mobile device
US8635165B2 (en) 2001-07-10 2014-01-21 Xatra Fund Mx, Llc Biometric authorization of an RF transaction
US8279042B2 (en) 2001-07-10 2012-10-02 Xatra Fund Mx, Llc Iris scan biometrics on a payment device
US8284025B2 (en) 2001-07-10 2012-10-09 Xatra Fund Mx, Llc Method and system for auditory recognition biometrics on a FOB
US8289136B2 (en) 2001-07-10 2012-10-16 Xatra Fund Mx, Llc Hand geometry biometrics on a payment device
USRE45615E1 (en) 2001-07-10 2015-07-14 Xatra Fund Mx, Llc RF transaction device
US10839388B2 (en) 2001-07-10 2020-11-17 Liberty Peak Ventures, Llc Funding a radio frequency device transaction
US9336634B2 (en) 2001-07-10 2016-05-10 Chartoleaux Kg Limited Liability Company Hand geometry biometrics on a payment device
US8872619B2 (en) 2001-07-10 2014-10-28 Xatra Fund Mx, Llc Securing a transaction between a transponder and a reader
US6853605B2 (en) 2001-09-07 2005-02-08 Seiko Epson Corporation Electronic timepiece with a contactless data communication function, and a contactless data communication system
WO2003023525A1 (fr) * 2001-09-07 2003-03-20 Seiko Epson Corporation Montre electronique presentant une fonction de communication de donnees sans contact et systeme de communication de donnees sans contact
JP2005098990A (ja) * 2003-09-04 2005-04-14 Casio Comput Co Ltd 手首装着機器
JP2005301553A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Leading Information Technology Institute 非接触電子タグ
US8698595B2 (en) 2004-11-30 2014-04-15 QUALCOMM Incorporated4 System and method for enhanced RFID instrument security
US9262655B2 (en) 2004-11-30 2016-02-16 Qualcomm Fyx, Inc. System and method for enhanced RFID instrument security
US8264321B2 (en) 2004-11-30 2012-09-11 Xatra Fund Mx, Llc System and method for enhanced RFID instrument security
US8049594B1 (en) 2004-11-30 2011-11-01 Xatra Fund Mx, Llc Enhanced RFID instrument security
JP2015032319A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 スキーデータ・アクチエンゲゼルシャフトSkidata Ag サービスの利用を記録するカスタマ媒体
KR20160126837A (ko) * 2015-04-24 2016-11-02 삼성전기주식회사 통신 모듈을 포함하는 전자기기
KR102127812B1 (ko) * 2015-04-24 2020-06-29 삼성전기주식회사 통신 모듈을 포함하는 전자기기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002006061A (ja) 腕時計用無線装置
US7181179B2 (en) Hand-held electronic device
US6825751B1 (en) Data communication apparatus, wristwatch type electronic device, and authentication system
EP1895448B1 (en) Information processing system, and information processing apparatus and method
JP4165398B2 (ja) 非接触データ通信機能を有する電子時計及び非接触データ通信システム
US20160156603A1 (en) Low Power Secure User Identity Authentication Ring
JP2002257955A (ja) 通信機能付腕時計装置、情報表示方法、制御プログラム及び記録媒体
JP2003050983A (ja) 非接触データ通信機能を備えた装着型電子機器及び非接触データ通信システム
JP2004502246A (ja) 1つ以上の無接触式携帯周辺装置を有する無接触式携帯物体
JP2005110131A (ja) 中継装置及び通信システム
US6507535B2 (en) Portable object, in particular a watch, including multiple selectable electronic modules
US5478995A (en) Data carrier with disc shaped carrier structure
JPH03198532A (ja) ブレスレット型非接触記録媒体
JP2004214879A (ja) データ通信装置
JP2001006007A (ja) データ通信装置及びデータ通信システム
JP4029365B2 (ja) データキャリアシステム
JP2008217103A (ja) Icカード及び通信機器
JP2002197421A (ja) 腕時計型情報機器、情報記録媒体、通信システム及び腕時計型情報機器の通信制御方法
JP2002117382A (ja) 情報送受信装置
KR100827014B1 (ko) 결제 및 잔액확인 기능을 갖는 손목시계
KR100432510B1 (ko) 부착형 비접촉식 전자카드
JP2003067684A (ja) Icカード、及びicカード機能を具備した通信端末
JP2003046316A (ja) 非接触データ通信機能を備えた腕装着型電子機器及び非接触データ通信システム
JP2003066169A (ja) 非接触データ通信機能を備えた時計
CN206907090U (zh) 支付终端、微型无源支付设备及支付系统