JP2002005803A - 衝撃試験装置 - Google Patents

衝撃試験装置

Info

Publication number
JP2002005803A
JP2002005803A JP2000196305A JP2000196305A JP2002005803A JP 2002005803 A JP2002005803 A JP 2002005803A JP 2000196305 A JP2000196305 A JP 2000196305A JP 2000196305 A JP2000196305 A JP 2000196305A JP 2002005803 A JP2002005803 A JP 2002005803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test apparatus
elastic body
impact test
cam
dut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000196305A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3671817B2 (ja
Inventor
Takanori Watase
孝則 綿瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000196305A priority Critical patent/JP3671817B2/ja
Publication of JP2002005803A publication Critical patent/JP2002005803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3671817B2 publication Critical patent/JP3671817B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃力の強さを容易に変更することができ、
セットに要する時間が短くて、繰り返し衝撃力をも与え
得る、小型で軽量な衝撃試験装置の提供。 【解決手段】 直線状のガイド部15に沿って往復方向
に移動をすることができる保持部17に被試験物4を取
り付ける。保持部17は弾性体22によって付勢されて
静止体であるストッパ26に衝突する。弾性体22に弾
性エネルギーを蓄えるために減速機付きモータ28のよ
うな駆動手段と、回転する半円形カム30のような動力
伝達手段が設けられる。弾性体22のエネルギーは半円
形カム30の角のようなトリガー手段によって発動され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車部品のよう
に衝撃に曝される可能性がある物品について衝撃に対す
る強度を試験或いは測定するために使用される衝撃試験
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の衝撃試験装置においては、後に図
によって更に詳しく説明するが、よく知られている金属
材料試験片のためのシャルピー式やアイゾット式の衝撃
試験装置のように、長い振り子腕の上端を枢軸によって
回動可能に支持し、この振り子腕の下端に設けられた重
錘を兼ねる保持部に自動車部品のような被試験物を取り
付ける。そして、振り子腕の下端を上端の枢軸の回りに
回動させることによって被試験物を所定の高さまで上昇
させ(振り上げ)て、その位置で振り子腕を一時拘束し
て停止させた後に、振り子腕の拘束を急速に解くことに
より、保持部と被試験物を一体として重力によって枢軸
の回りに自由に回動させて落下させる。下部の基台上に
はストッパが固定的に取り付けられており、落下する保
持部をこのストッパに衝突させることによって、被試験
物に所定の大きさの衝撃力を与えて被試験物が破損する
か否か、或いはどのように破損するかというようなこと
を試験或いは調査する。
【0003】このような従来の衝撃試験装置において
は、頑丈に作られた重くて長い振り子腕を上端の枢軸の
回りに回動させて、振り子腕の下端の保持部と被試験物
を振り上げなければならないので、振り子腕にかなり大
きな力を加えることが必要になるから、駆動用のモータ
の出力回転数を大幅に減速してトルクを増大させること
によって、振り子腕をきわめてゆっくりと回動させて所
定の位置にセットするようになっている。言うまでもな
く、モータを使用しないで手動でセットする場合には、
試験装置の重い振り子腕を回動させるために大きな労力
を必要とするし、やはりゆっくりと慎重に回動させなけ
ればならない。従って、従来の衝撃試験装置によると、
振り子腕を振り上げてセットするのに要する時間のため
に、試験に非常に時間がかかるという問題がある。
【0004】しかも、このような機構では短時間内に繰
り返して衝撃力を加えることができないために、実際に
起こる状況に似た状態で試験を行うことができない。ま
た、従来の衝撃試験装置は機構を頑丈に製作する必要が
あるので、全体が大型化すると共に重量も大きくなる。
更に、衝撃力の大きさを変化させるためには振り子腕の
振り上げ角度を変化させてセットする必要があるので、
煩雑な段取り作業が必要になるという問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
おける前述のような問題に対処して、被試験物に与える
衝撃力の強さを容易に変更することができると共に、試
験開始の前のセットに長い時間を必要とすることがな
く、必要な場合には短時間内に繰り返して衝撃力を与え
ることもできるような、また、従来の装置に比べて小
型、軽量であって価格も低廉な、新規な構成の衝撃試験
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための手段として、特許請求の範囲の請求項1
に記載された衝撃試験装置を提供する。
【0007】本発明の衝撃試験装置においては、被試験
物を取り付けられた保持部が直線状のガイド部に沿って
往復方向に移動をすることができるので、動力伝達手段
を介して駆動手段によって弾性体に弾性エネルギーを蓄
えさせた後に、そのエネルギーをトリガー手段によって
急速に放出させて、保持部を付勢して走行させることに
より静止体に衝突させる。それによって被試験物に所定
の大きさの衝撃力を与えることができる。
【0008】本発明の衝撃試験装置によれば、動力伝達
手段をカム機構によって構成することができる。その場
合に、カム機構に回転するカムを用いるとか、直線的に
移動するカムを用いることができる。回転するカムを用
いると、被試験物に対して短時間内に繰り返して衝撃力
を与えることができる。また、動力伝達手段としてレバ
ー機構を用いることができる。レバー機構には増力作用
があるので、人力によっても容易に作動させることがで
きる。
【0009】本発明の衝撃試験装置においては、弾性体
の基端を支持する支持部を位置決め手段によって移動可
能とすることができる。それによって、弾性体に蓄える
エネルギーの大きさを変化させて、被試験物に与える衝
撃力の大きさを変更、調節することができる。支持部の
位置決め手段として減速機付きモータを用いると簡単に
この調節を行うことができる。駆動手段として減速機付
きモータを用いると労力を要しないで弾性体にエネルギ
ーを蓄えさせることができる。
【0010】いずれにしても、本発明の衝撃試験装置に
おいては、従来のように重力を利用しないで、保持部と
共に被試験物を弾性体に蓄えられた弾性エネルギーによ
って付勢して直線的なガイド部に沿って走行させるの
で、被試験物を取り付けた保持部が走行する距離も短く
て済む。また、長くて頑丈な振り子腕を必要としないの
で全体が小型で軽量となる。更に、被試験物に与える衝
撃力の強さを変更することが容易であると共に、弾性体
にエネルギーを蓄えさせるためのセットに要する時間も
従来の衝撃試験装置に比べて短くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の説明に入る前
に、先に簡単に触れた従来の衝撃試験装置10について
若干詳細に説明する。図3は従来の衝撃試験装置10の
要部を示すもので、長くて丈夫な振り子腕1の上端は、
この図には示されていない枢軸によって回動可能に支持
されている。この振り子腕1の下端には重錘を兼ねる保
持部2が略直角方向に取り付けられている。保持部2に
形成された段付きの穴3の中に、例えば自動車部品のよ
うな被試験物4が挿入される。挿入された被試験物4は
押さえ5によって固定される。
【0012】更に具体的に説明すると、振り子腕1の下
端近くの部分に溶接等によって略直角方向に取り付けら
れた突起部6には、振り子腕1に沿って下方へ延びる案
内軸7が固定されており、この軸7が押さえ5に形成さ
れた穴に緩く嵌合していて、押さえ5が腕1の回りに回
転することなく移動することができるように案内してい
る。案内軸7には押さえ5と突起部6との間にコイルス
プリング8が緩く嵌められており、その上端は突起部6
によって支持されているので、スプリング8の下端は押
さえ5を付勢して、押さえ5を被試験物4の上端に押し
付ける。また、基台の一部に静止体としてストッパ9が
固定されているが、ストッパ9の位置は振り子腕1が図
示しない上端の枢軸を中心として回動したときに保持部
2がストッパ9に衝突するように定められている。
【0013】従来の衝撃試験装置10はこのように構成
されているので、保持部2に被試験物4を挿入して押さ
え5によって固定した後に、動力又は人力によって振り
子腕1を図示しない上端の枢軸の回りに回動させること
によって、下端の保持部2と被試験物4を所定の高さま
で上昇させ(振り上げ)て、その位置で振り子腕を図示
しない手段によって一時的に拘束する(セットする)こ
とにより、試験のための準備を完了する。そして、振り
子腕の拘束を急速に解くことにより、保持部2と被試験
物4を一体として重力によって矢印のように自由に枢軸
の回りに回動させて落下させる。それによって保持部2
の前端はストッパ9に衝突し、或る程度跳ね返る。衝突
時に作用する所定の衝撃力の大きさは、衝突時の速度を
決定する振り子腕1のセット時の角度、即ち保持部2及
び被試験物4の振り上げ角度と、運動する部分の質量
(重量)等に基づいて定めることができる。
【0014】しかしながら、このような従来の衝撃試験
装置10においては、頑丈に作られた重くて長い振り子
腕1を図示しない上端の枢軸の回りに回動させて、振り
子腕1の下端の保持部2と被試験物4を振り上げなけれ
ばならないので、モータのような動力によって駆動する
にしても、或いは人力によるにしても、減速機構によっ
て回転を大幅に減速してトルクを増大させるというよう
な方法で振り子腕1をきわめてゆっくりと回動させて所
定の位置にセットする他はない。従って、従来の衝撃試
験装置10によると振り子腕1を振り上げてセットする
のに要する時間のために、1回毎の試験に非常に時間が
かかるという問題がある。
【0015】しかも、このような従来の衝撃試験装置1
0の機構では、短時間内に繰り返して振動的に衝撃力を
加えることができないので、自動車等において実際に起
こる状況に近い状態で試験を行うことができない。ま
た、従来の衝撃試験装置10においては機構を頑丈に製
作する必要があるので全体が大型化すると共に重量も大
きくなる。そればかりでなく、衝撃力の大きさを変化さ
せるためには振り子腕1の振り上げ角度を変化させてセ
ットする必要があるので、1回毎の試験の前に煩雑な段
取り作業が必要になるという問題もある。
【0016】このような従来の衝撃試験装置10の問題
を解消するために、本発明は実施例として図1に示すよ
うな衝撃試験装置11を提供する。図示実施例の衝撃試
験装置11においては、基台12の左右に短くて丈夫な
フレーム13及び14が立ち上がるように一体的に設け
られており、それらの間を橋絡するように軸状のガイド
部15が取り付けられている。ガイド部15にはそれに
緩く嵌合する貫通穴16を有する保持部17が左右の方
向に摺動自由に嵌装される。保持部17がガイド部15
上で回転しないように、ガイド部15の断面形状を正方
形等の角形に形成して貫通穴16の形状をガイド部15
の断面形に合わせる。ガイド部15として円柱状のもの
を用いるときは、ガイド部15に軸方向のキー溝を形成
すると共に、貫通穴16の内部にキーを設けて回り止め
とする。場合によっては円柱状のガイド部15を2本平
行に設けてもよく、この場合はキー溝等が不要になる。
【0017】保持部17には試験すべき被試験物4の形
状に応じて貫通穴16と干渉しない位置に段付きの穴1
8が形成され、この穴18の中に被試験物4が挿入され
る。19は押さえであって必要な数だけ使用され、保持
部17に植え込まれた数個のボルト20及びナット21
のような固定手段によって被試験物4を保持部17に対
して着脱可能に固定する。この押さえ19は先に説明し
た従来の衝撃試験装置10における押さえ5のように、
スプリング8の付勢のもとに案内軸7に沿って摺動する
ようなものとしてもよい。被試験物4の固定手段として
は、その他にも公知の色々な形のものを利用することが
できる。
【0018】被試験物4を取り付けられた保持部17を
ガイド部15上において右方向に付勢するために、保持
部17の左側には圧縮スプリングのような弾性体22が
装着される。弾性体22の図1における右端部(自由
端)は保持部17の側面に直接に接触してそれを押圧す
ると共に、弾性体22の左端部(基端)は弾性体支持部
23によって支持される。この実施例においては、弾性
体支持部23が中心に形成された穴25によってガイド
部15に緩やかに嵌合していて、外部から調整されるこ
とによって所定の範囲内においてガイド部15上を左右
に移動することができるようになっている。
【0019】弾性体支持部23をガイド部15上で移動
させるための詳細な機構は図示していないが、例えば、
軸状のガイド部15の左端寄りの部分を中空として、そ
の中に雄螺子と雌螺子を螺合させた螺子機構を挿入し、
左側のフレーム13に支持部23の位置決め手段として
取り付けられた減速機付きモータ24を駆動して螺子機
構の一方の螺子を回転させたときに他方の螺子が軸方向
に移動して、ガイド部15に形成された軸方向のスリッ
ト等を介して弾性体支持部23を移動させるように構成
することができる。
【0020】右側のフレーム14には保持部17を衝突
させるためのストッパ26が取り付けられている。静止
体としてのストッパ26はどのような形状のものであっ
てもよいが、図示実施例においてはボルトをフレーム1
4の側面に螺入して、その側面から所定の距離だけ突出
させている。ストッパ26をボルトによって形成する
と、そのねじ込み長さを変更することによって、保持部
17がストッパ26に衝突する時までに走行する距離を
変化させることができる。言うまでもなく、ストッパ2
6をガイド部15に突起状のものとして設けてもよい。
なお、図示実施例では保持部17の側にもストッパ26
と衝突する部分に突出部27を設けているが、これは必
須のものではない。
【0021】被試験物4と保持部17をストッパ26に
向かって付勢する弾性体22にエネルギーを蓄えるため
に、駆動部として図示実施例においては基台12上に減
速機付きモータ28が設けられる。モータ28の出力軸
29にはカム30が取り付けられていて、このカム30
が保持部17の一部から突出して設けられたカムフォロ
ワー31に係合し得るようになっている。カム30とし
ては、例えば図2に示したような半円形の回転カムを用
いることができる。また、カムフォロワー31としては
単なる突起状のものよりも、保持部17に取り付けられ
た短い軸にローラを回転可能に取り付けたようなものが
望ましい。
【0022】図2の(a)から(c)を参照すれば明ら
かなように、減速機付きモータ28が駆動されることに
よって出力軸29に取り付けられたカム30が回動する
と、図2の(a)から(b)へ移行するように、カムフ
ォロワー31がカム30によって図において左方へ移動
させられる。そして図2(c)の状態まで移動するとカ
ムフォロワー31はカム30の先端の角32から離れ
て、伸長する弾性体22の付勢によって自由に且つ急速
に右の方向へ移動する。このように、図示実施例におい
ては、半円形のカム30の角32が引き金(トリガー手
段)になっているので、特別のトリガー手段を別に設け
る必要はないが、カム30が弾性体22のための単なる
圧縮手段である場合には、弾性体に蓄えられた弾性エネ
ルギーを急速に解き放つためのトリガー手段を別に設け
ることが必要になる場合もある。トリガー手段は自動的
に作動するものであってもよいし、また、人為的に作動
させるものであってもよい。
【0023】それと同時に保持部17及び被試験物4も
弾性体22の付勢によって急速に右へ移動し、保持部1
7の突出部27が右側フレーム14のストッパ26に衝
突することによって停止する。カム30は略半周した後
に、可動範囲の右端で停止しているカムフォロワー31
に再び接触し、それを前回と同様に図において左方向へ
移動させることができる。このように動力伝達手段とし
てカム30のような回転するカムを含むカム機構を用い
ると、この作動はモータ28によってカム30が回転し
ている間は繰り返して行われるので、保持部17を振動
的に短時間内に繰り返してストッパ26に衝突させるこ
とができる。いずれにしても保持部17をストッパ26
に衝突させることにより、保持部17に支持されている
被試験物4に方向や値が急激に変化する大きな加速度を
与えて、被試験物4に所望の大きさの衝撃力を作用させ
る。
【0024】このときに作用する衝撃力の大きさは弾性
体22の自由長さと、モータ24によって調整される支
持部23の位置に応じて変化する弾性体22の圧縮長さ
と、保持部17が弾性体22に付勢されてストッパ26
に衝突するときまでに走行する距離などから算出し得る
衝突時の弾性体22の反発力と、被試験物4を含む保持
部17の質量(重量)の大きさに応じて決まるので、同
じか或いは異なる被試験物4に同じ大きさの衝撃力を与
えて比較試験を行うことも容易であるし、衝撃力の大き
さを変更することも、モータ24を駆動して弾性体支持
部23を移動させることにより任意になし得る。
【0025】なお、図示実施例においては、弾性体22
を圧縮するために半円形のカム30を用いているが、こ
のような回転する曲線状のカムだけでなく、他にも例え
ば、図示しない三角形状の平面カムを、ガイド部15と
直角の方向に直線的に移動させることによって、弾性体
22を圧縮した後にそれを急速に放すことが可能である
し、振動的な衝撃力を繰り返して与えることを主目的と
する場合には、正多角形又は星型等のカムをモータ28
によって回転駆動すればよい。カム30を含むカム機構
によって代表されるものは、一般的には動力伝達手段と
呼ぶべきものであって、要するに駆動手段が発生する動
力を変換して弾性体に弾性エネルギーとして蓄えさせる
ものであればよい。
【0026】従って、動力伝達手段は自動車のサイドブ
レーキレバーのように人力によって作動させ得るレバー
(梃子)機構のようなものであってもよい。具体的に
は、レバーの基端に接続したワイヤ等を介して保持部1
7を図1において左方へ牽引するように構成すればよ
い。レバー機構によって増大する力を利用するので、人
力によって操作することも可能になる。この場合はレバ
ーのための歯止めとして周知のラチェット機構を併用す
ることが望ましい。ラチェット機構におけるラチェット
(爪)を利用してトリガー手段の一部を構成することも
できる。また、図示実施例では、弾性体22として圧縮
スプリングを用いているが、それに代えてコイルスプリ
ングを引っ張り状態で使用するとか、板ばねを屈曲可能
な状態で使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衝撃試験装置の実施例を示す一部縦断
正面図である。
【図2】(a)〜(c)はカム機構とその作動を経時的
に示す平面図である。
【図3】従来の衝撃試験装置の要部を示す一部縦断正面
図である。
【符号の説明】
1…振り子腕 2…保持部 10…従来の衝撃試験装置 11…実施例の衝撃試験装置 15…ガイド部 17…保持部 22…弾性体 23…弾性体支持部 24…減速機付きモータ(支持部の位置決め手段) 26…ストッパ(静止体) 28…減速機付きモータ(駆動手段) 30…カム 31…カムフォロワー 32…半円形カムの角(トリガー手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも基台と、前記基台によって支
    持されている直線状のガイド部と、被試験物を取り付け
    られて前記ガイド部に沿って往復方向に移動をすること
    ができる保持部と、静止体に向かって蓄えられた弾性エ
    ネルギーによって前記保持部を付勢して衝突させる弾性
    体と、動力を受け入れると共に前記弾性体を弾性変形さ
    せてエネルギーを蓄えさせる動力伝達手段と、前記弾性
    体に蓄えられたエネルギーを前記保持部を移動させるた
    めに急速に放出させるトリガー手段と、前記動力伝達手
    段を介して前記弾性体を弾性変形させる駆動手段とを含
    むことを特徴とする衝撃試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記動力伝達手段が
    カム機構からなることを特徴とする衝撃試験装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記カム機構が回転
    するカムを含むことを特徴とする衝撃試験装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記カム機構が直線
    的に移動するカムを含むことを特徴とする衝撃試験装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記動力伝達手段が
    レバー機構からなることを特徴とする衝撃試験装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記弾性体の基端を支持する支持部が位置決め手段によ
    って移動可能となっていることを特徴とする衝撃試験装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記支持部の位置決
    め手段が減速機付きモータであることを特徴とする衝撃
    試験装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
    前記駆動手段が減速機付きモータであることを特徴とす
    る衝撃試験装置。
JP2000196305A 2000-06-26 2000-06-26 衝撃試験装置 Expired - Fee Related JP3671817B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000196305A JP3671817B2 (ja) 2000-06-26 2000-06-26 衝撃試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000196305A JP3671817B2 (ja) 2000-06-26 2000-06-26 衝撃試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002005803A true JP2002005803A (ja) 2002-01-09
JP3671817B2 JP3671817B2 (ja) 2005-07-13

Family

ID=18694825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000196305A Expired - Fee Related JP3671817B2 (ja) 2000-06-26 2000-06-26 衝撃試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3671817B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100365404C (zh) * 2005-06-10 2008-01-30 苏州东菱振动试验仪器有限公司 冲击试验台活塞式高加速度冲击响应锤
CN102519517A (zh) * 2011-12-23 2012-06-27 浙江天翀车灯集团有限公司 车灯用调光电机自动检测系统的传力机构
CN104913990A (zh) * 2015-06-09 2015-09-16 上海交通大学 一种摇臂式小质量冲击试验机
CN105043903A (zh) * 2015-06-26 2015-11-11 黑龙江科技大学 一种冲击地压/岩爆模拟仿真储能-时间罐装置
CN107796586A (zh) * 2017-10-20 2018-03-13 广州大冷王测控设备有限公司 一种能够连续进行冲击试验的冲击试验箱
CN108981996A (zh) * 2018-07-27 2018-12-11 沈阳工业大学 中低频冲击响应谱测量装置
CN112304546A (zh) * 2020-10-29 2021-02-02 博众精工科技股份有限公司 一种振动测试装置
CN113008658A (zh) * 2021-02-02 2021-06-22 广州城建职业学院 一种基于双轴shpb实验的二波分解自平衡支撑装置
CN114279668A (zh) * 2021-12-27 2022-04-05 湖南航天天麓新材料检测有限责任公司 一种结构动力学可靠性试验装置
KR20230105215A (ko) * 2022-01-03 2023-07-11 하성준 콘크리트 전주의 열화 진단 장치
CN117554019A (zh) * 2024-01-02 2024-02-13 福建首盛消防科技股份有限公司 一种七氟丙烷灭火器性能检测装置
CN114279668B (zh) * 2021-12-27 2024-05-14 湖南航天天麓新材料检测有限责任公司 一种结构动力学可靠性试验装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104977164A (zh) * 2015-07-02 2015-10-14 肖叶 一种弹簧抗拉能力检测基座
CN105758718B (zh) * 2016-04-19 2018-07-31 镇江市建科工程质量检测中心有限公司 一种夹具及具有该夹具的检测装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100365404C (zh) * 2005-06-10 2008-01-30 苏州东菱振动试验仪器有限公司 冲击试验台活塞式高加速度冲击响应锤
CN102519517A (zh) * 2011-12-23 2012-06-27 浙江天翀车灯集团有限公司 车灯用调光电机自动检测系统的传力机构
CN104913990A (zh) * 2015-06-09 2015-09-16 上海交通大学 一种摇臂式小质量冲击试验机
CN105043903A (zh) * 2015-06-26 2015-11-11 黑龙江科技大学 一种冲击地压/岩爆模拟仿真储能-时间罐装置
CN107796586A (zh) * 2017-10-20 2018-03-13 广州大冷王测控设备有限公司 一种能够连续进行冲击试验的冲击试验箱
CN108981996A (zh) * 2018-07-27 2018-12-11 沈阳工业大学 中低频冲击响应谱测量装置
CN112304546A (zh) * 2020-10-29 2021-02-02 博众精工科技股份有限公司 一种振动测试装置
CN113008658A (zh) * 2021-02-02 2021-06-22 广州城建职业学院 一种基于双轴shpb实验的二波分解自平衡支撑装置
CN113008658B (zh) * 2021-02-02 2024-05-03 广州城建职业学院 一种基于双轴shpb实验的二波分解自平衡支撑装置
CN114279668A (zh) * 2021-12-27 2022-04-05 湖南航天天麓新材料检测有限责任公司 一种结构动力学可靠性试验装置
CN114279668B (zh) * 2021-12-27 2024-05-14 湖南航天天麓新材料检测有限责任公司 一种结构动力学可靠性试验装置
KR20230105215A (ko) * 2022-01-03 2023-07-11 하성준 콘크리트 전주의 열화 진단 장치
KR102609471B1 (ko) 2022-01-03 2023-12-04 하성준 콘크리트 전주의 열화 진단 장치
CN117554019A (zh) * 2024-01-02 2024-02-13 福建首盛消防科技股份有限公司 一种七氟丙烷灭火器性能检测装置
CN117554019B (zh) * 2024-01-02 2024-03-29 福建首盛消防科技股份有限公司 一种七氟丙烷灭火器性能检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3671817B2 (ja) 2005-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002005803A (ja) 衝撃試験装置
JP5192275B2 (ja) 打込み装置
GB1576899A (en) Rotary motor driven nailing device
JP4321393B2 (ja) ファスナ打込機
JP4708652B2 (ja) 可逆電動モーターを備えた綴じ具
CN115144146B (zh) 一种无人机地面撞击试验装置
KR101755928B1 (ko) 자동차의 도어 아웃사이드 핸들 시험 장치
JPH0120370B2 (ja)
US4022056A (en) Hardness testing apparatus
US20070266813A1 (en) Xy stage
JPH03118299A (ja) 構造物の結合機構
JP4643191B2 (ja) 一眼レフカメラのクイックリターン機構
JPS6148099B2 (ja)
JPH11153532A (ja) 衝撃試験装置及び衝撃試験方法
US4373708A (en) Thrust absorption mechanism
SU1010486A1 (ru) Стенд дл испытаний зубьев зубчатых колес при динамических нагрузках
JP2004012320A (ja) 打撃装置および打撃方法
JP3015418U (ja) 弾性ゴムばねを用いた衝撃試験装置
KR19980085561A (ko) 선형부재의 굴곡시험 및 인장강도 측정장치
CN114295510B (zh) 一种润滑脂直线加速性能试验机
CN216560125U (zh) 回弹仪校准装置
JPS6339863Y2 (ja)
JPS6249571B2 (ja)
JP3148985B2 (ja) 落下式衝撃試験装置の懸垂装置
JP2006030498A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080428

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees