JP2002005603A - 比較測定器 - Google Patents
比較測定器Info
- Publication number
- JP2002005603A JP2002005603A JP2000182987A JP2000182987A JP2002005603A JP 2002005603 A JP2002005603 A JP 2002005603A JP 2000182987 A JP2000182987 A JP 2000182987A JP 2000182987 A JP2000182987 A JP 2000182987A JP 2002005603 A JP2002005603 A JP 2002005603A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anvil
- frame
- spindle
- indicator
- urging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被測定物の材質に制約されることなく正確に
測定できる比較測定器を提供すること。 【解決手段】 フレーム2と、このフレーム2に支持さ
れ軸方向に進退するスピンドルおよびアンビル4と、前
記アンビル4を前記スピンドルに向かって付勢する付勢
手段39と、前記付勢手段39に抗して前記アンビル4
を前記スピンドルに対して後退させる離隔手段6と、イ
ンジケータ7と、前記アンビル4の移動量を前記インジ
ケータ7に伝達するインジケータ駆動手段8とを備えた
比較測定器において、前記付勢手段39の付勢力を可変
させる付勢力調整手段5を備えていることを特徴とする
比較測定器。
測定できる比較測定器を提供すること。 【解決手段】 フレーム2と、このフレーム2に支持さ
れ軸方向に進退するスピンドルおよびアンビル4と、前
記アンビル4を前記スピンドルに向かって付勢する付勢
手段39と、前記付勢手段39に抗して前記アンビル4
を前記スピンドルに対して後退させる離隔手段6と、イ
ンジケータ7と、前記アンビル4の移動量を前記インジ
ケータ7に伝達するインジケータ駆動手段8とを備えた
比較測定器において、前記付勢手段39の付勢力を可変
させる付勢力調整手段5を備えていることを特徴とする
比較測定器。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基準寸法品に対す
る被測定物の寸法差を測定する比較測定器に関する。例
えば、マスタに対するワークの寸法差の測定に利用でき
る。
る被測定物の寸法差を測定する比較測定器に関する。例
えば、マスタに対するワークの寸法差の測定に利用でき
る。
【0002】
【背景技術】マスタに対するワークの寸法差を測定する
方法として、比較測定器を使用する方法が知られてい
る。従来の比較測定器は、フレームと、このフレームに
支持され軸方向に進退することによって互いに離隔およ
び近接するスピンドルおよびアンビルと、前記フレーム
に設けられ前記アンビルを前記スピンドルに向かって付
勢する付勢手段と、前記付勢手段に抗して前記アンビル
を前記スピンドルに対して後退させる離隔手段と、前記
フレームに設けられたインジケータと、前記フレームに
設けられ前記アンビルの移動量を前記インジケータに伝
達するインジケータ駆動手段とで構成されている。
方法として、比較測定器を使用する方法が知られてい
る。従来の比較測定器は、フレームと、このフレームに
支持され軸方向に進退することによって互いに離隔およ
び近接するスピンドルおよびアンビルと、前記フレーム
に設けられ前記アンビルを前記スピンドルに向かって付
勢する付勢手段と、前記付勢手段に抗して前記アンビル
を前記スピンドルに対して後退させる離隔手段と、前記
フレームに設けられたインジケータと、前記フレームに
設けられ前記アンビルの移動量を前記インジケータに伝
達するインジケータ駆動手段とで構成されている。
【0003】このような構成において、マスタに対する
ワークの寸法差を測定するには、先ず、離隔手段によっ
てアンビルをスピンドルから離隔する方向に後退させ
る。そして、マスタをアンビルとスピンドルの間に介在
させた後、離隔手段の離隔動作を解放すると、付勢手段
によってアンビルがスピンドルに向かって前進される。
これによりマスタがアンビルとスピンドルとで挟まれ
る。この際、スピンドルを軸方向に移動させるか、また
は、インジケータの目盛盤を回転させて、指針の零調整
を行う。その後、離隔手段によってアンビルを後退させ
てマスタを比較測定器から取り外した後、同様な操作に
よって今度はワークをアンビルとスピンドルとで挟んで
測定する。すると、この時のインジケータの表示をマス
タに対するワークの寸法差として求めることができる。
ワークの寸法差を測定するには、先ず、離隔手段によっ
てアンビルをスピンドルから離隔する方向に後退させ
る。そして、マスタをアンビルとスピンドルの間に介在
させた後、離隔手段の離隔動作を解放すると、付勢手段
によってアンビルがスピンドルに向かって前進される。
これによりマスタがアンビルとスピンドルとで挟まれ
る。この際、スピンドルを軸方向に移動させるか、また
は、インジケータの目盛盤を回転させて、指針の零調整
を行う。その後、離隔手段によってアンビルを後退させ
てマスタを比較測定器から取り外した後、同様な操作に
よって今度はワークをアンビルとスピンドルとで挟んで
測定する。すると、この時のインジケータの表示をマス
タに対するワークの寸法差として求めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな比較測定器は、スピンドルとアンビルとでワークや
マスタを挟んで測定する構造であるから、ワークの材質
によっては正確な測定ができない場合がある。特に、軟
質のワーク、例えば樹脂製のワークを測定する場合、測
定力でワークが変形してしまうおそれがあり、正確な測
定ができない。
うな比較測定器は、スピンドルとアンビルとでワークや
マスタを挟んで測定する構造であるから、ワークの材質
によっては正確な測定ができない場合がある。特に、軟
質のワーク、例えば樹脂製のワークを測定する場合、測
定力でワークが変形してしまうおそれがあり、正確な測
定ができない。
【0005】本発明の目的は、被測定物の材質に制約さ
れることなく正確に測定できる比較測定器を提供するこ
とにある。
れることなく正確に測定できる比較測定器を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の比較測定器は、以下の構成を採用する。請
求項1に記載の比較測定器は、フレームと、このフレー
ムに支持され軸方向に進退することによって互いに離隔
および近接するスピンドルおよびアンビルと、前記フレ
ームに設けられ前記アンビルを前記スピンドルに向かっ
て付勢する付勢手段と、前記付勢手段に抗して前記アン
ビルを前記スピンドルに対して後退させる離隔手段と、
前記フレームに設けられたインジケータと、前記フレー
ムに設けられ前記アンビルの移動量を前記インジケータ
に伝達するインジケータ駆動手段とを備えた比較測定器
において、前記付勢手段の付勢力を可変させる付勢力調
整手段を備えていることを特徴とする。
め、本発明の比較測定器は、以下の構成を採用する。請
求項1に記載の比較測定器は、フレームと、このフレー
ムに支持され軸方向に進退することによって互いに離隔
および近接するスピンドルおよびアンビルと、前記フレ
ームに設けられ前記アンビルを前記スピンドルに向かっ
て付勢する付勢手段と、前記付勢手段に抗して前記アン
ビルを前記スピンドルに対して後退させる離隔手段と、
前記フレームに設けられたインジケータと、前記フレー
ムに設けられ前記アンビルの移動量を前記インジケータ
に伝達するインジケータ駆動手段とを備えた比較測定器
において、前記付勢手段の付勢力を可変させる付勢力調
整手段を備えていることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、被測定物が軟質であっ
ても、付勢力調整手段によって被測定物の形状に影響を
与えない範囲まで測定力を低下させることができるか
ら、測定力によって被測定物が変形することがないの
で、正確な測定ができ、よって、比較測定器の信頼性が
向上する。
ても、付勢力調整手段によって被測定物の形状に影響を
与えない範囲まで測定力を低下させることができるか
ら、測定力によって被測定物が変形することがないの
で、正確な測定ができ、よって、比較測定器の信頼性が
向上する。
【0008】請求項2に記載の比較測定器は、請求項1
に記載の比較測定器において、前記付勢力調整手段は、
前記アンビル外端側と対向する前記フレームに螺合され
るスリーブと、このスリーブに螺合される調整つまみと
を備え、この調整つまみと前記アンビルとの間に前記付
勢手段が介在されていることを特徴とする。この発明に
よれば、調整つまみを回転させることによって、前記ア
ンビルから前記調整つまみまでの距離が変化するから、
つまり付勢手段の長さを僅かずつ変化させることができ
るから、測定力を微調整することができる。
に記載の比較測定器において、前記付勢力調整手段は、
前記アンビル外端側と対向する前記フレームに螺合され
るスリーブと、このスリーブに螺合される調整つまみと
を備え、この調整つまみと前記アンビルとの間に前記付
勢手段が介在されていることを特徴とする。この発明に
よれば、調整つまみを回転させることによって、前記ア
ンビルから前記調整つまみまでの距離が変化するから、
つまり付勢手段の長さを僅かずつ変化させることができ
るから、測定力を微調整することができる。
【0009】請求項3に記載の比較測定器は、請求項2
に記載の比較測定器において、前記スリーブの外周軸方
向には、前記付勢力の強さを表す目盛りが設けられてい
ることを特徴とする。この発明によれば、スリーブの外
周軸方向に目盛りが設けられることによって、前記アン
ビルから前記調整つまみまでの距離が正確に算出される
から、測定力の大きさを確認しながら設定できる。
に記載の比較測定器において、前記スリーブの外周軸方
向には、前記付勢力の強さを表す目盛りが設けられてい
ることを特徴とする。この発明によれば、スリーブの外
周軸方向に目盛りが設けられることによって、前記アン
ビルから前記調整つまみまでの距離が正確に算出される
から、測定力の大きさを確認しながら設定できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本実施形態の比較測定
器1が示されている。同比較測定器1は、U字状のフレ
ーム2と、このフレーム2の一端に支持され軸方向に進
退するスピンドル3と、フレーム2の他端に支持され軸
方向に進退することによってスピンドル3に対して離隔
および近接するアンビル4と、フレーム2に設けられア
ンビル4を前記スピンドル3に向かって付勢するととも
に、その付勢力を調整可能な付勢力調整手段5と、この
付勢力調整手段5の付勢力に抗してアンビル4をスピン
ドル3に対して後退させる離隔手段6と、フレーム2の
略中央アンビル4寄りに設けられたインジケータ7と、
フレーム2に設けられアンビル4の移動量をインジケー
タ7に伝達するインジケータ駆動手段8と、フレーム2
に設けられ被測定物を支持する支持台9とを備えてい
る。
に基づいて説明する。図1には、本実施形態の比較測定
器1が示されている。同比較測定器1は、U字状のフレ
ーム2と、このフレーム2の一端に支持され軸方向に進
退するスピンドル3と、フレーム2の他端に支持され軸
方向に進退することによってスピンドル3に対して離隔
および近接するアンビル4と、フレーム2に設けられア
ンビル4を前記スピンドル3に向かって付勢するととも
に、その付勢力を調整可能な付勢力調整手段5と、この
付勢力調整手段5の付勢力に抗してアンビル4をスピン
ドル3に対して後退させる離隔手段6と、フレーム2の
略中央アンビル4寄りに設けられたインジケータ7と、
フレーム2に設けられアンビル4の移動量をインジケー
タ7に伝達するインジケータ駆動手段8と、フレーム2
に設けられ被測定物を支持する支持台9とを備えてい
る。
【0011】図2には、スピンドル3の支持部近傍の拡
大断面図が示されている。フレーム2の一端には、アン
ビル4の軸方向と同軸上に位置する挿通孔21と、この
挿通孔21の途中にこれと直交する凹部20とが、それ
ぞれ形成されている。挿通孔21には、スピンドル3が
軸方向に進退自在に挿入されているとともに、凹部20
には、スピンドル3を進退させるスピンドル進退リング
23が回転可能に設けられている。スピンドル3は、そ
の内端(アンビル4側の端部)に硬質の接触子24を備
えており、スピンドル3の略中央から外端までの外周に
雄ねじ25が刻設され、かつ、この雄ねじ25にはスピ
ンドル3の軸方向に沿ってキー溝26が形成されてい
る。キー溝26には、フレーム2に螺合されたボルト2
8の先端が係合されるとともに、雄ねじ25の中間部分
には、凹部20に配置されたスピンドル進退リング23
が、外端側部分にはクランプキャップ22が、それぞれ
螺合されている。
大断面図が示されている。フレーム2の一端には、アン
ビル4の軸方向と同軸上に位置する挿通孔21と、この
挿通孔21の途中にこれと直交する凹部20とが、それ
ぞれ形成されている。挿通孔21には、スピンドル3が
軸方向に進退自在に挿入されているとともに、凹部20
には、スピンドル3を進退させるスピンドル進退リング
23が回転可能に設けられている。スピンドル3は、そ
の内端(アンビル4側の端部)に硬質の接触子24を備
えており、スピンドル3の略中央から外端までの外周に
雄ねじ25が刻設され、かつ、この雄ねじ25にはスピ
ンドル3の軸方向に沿ってキー溝26が形成されてい
る。キー溝26には、フレーム2に螺合されたボルト2
8の先端が係合されるとともに、雄ねじ25の中間部分
には、凹部20に配置されたスピンドル進退リング23
が、外端側部分にはクランプキャップ22が、それぞれ
螺合されている。
【0012】スピンドル進退リング23は、凹部20内
にスピンドル3の軸方向への移動が規制された状態で回
転可能に設けられている。したがって、スピンドル3の
回転がボルト28およびキー溝26によって規制されて
いるから、スピンドル進退リング23を回転させること
により、スピンドル3がその軸方向に進退されるように
なっている。また、スピンドル進退リング23の一端面
と凹部20との間には板ばね29が介装され、この板ば
ね29によってスピンドル進退リング23が凹部20の
壁面に押しつけられ、スピンドル進退リング23の回転
の抵抗となって、不用意に作動しないようになってい
る。
にスピンドル3の軸方向への移動が規制された状態で回
転可能に設けられている。したがって、スピンドル3の
回転がボルト28およびキー溝26によって規制されて
いるから、スピンドル進退リング23を回転させること
により、スピンドル3がその軸方向に進退されるように
なっている。また、スピンドル進退リング23の一端面
と凹部20との間には板ばね29が介装され、この板ば
ね29によってスピンドル進退リング23が凹部20の
壁面に押しつけられ、スピンドル進退リング23の回転
の抵抗となって、不用意に作動しないようになってい
る。
【0013】クランプキャップ22は、スピンドル3の
進退調整可能な長さ寸法より軸方向に長い円筒形であっ
て、スピンドル3の外端側に螺合されている。したがっ
て、スピンドル3がどの位置にあっても、クランプキャ
ップ22を回転させてその内端をフレーム2に当接させ
ることにより、スピンドル3がフレーム2にクランプさ
れるようになっている。
進退調整可能な長さ寸法より軸方向に長い円筒形であっ
て、スピンドル3の外端側に螺合されている。したがっ
て、スピンドル3がどの位置にあっても、クランプキャ
ップ22を回転させてその内端をフレーム2に当接させ
ることにより、スピンドル3がフレーム2にクランプさ
れるようになっている。
【0014】図3には、アンビル4の支持部、付勢力調
整手段5、離隔手段6およびインジケータ駆動手段8の
拡大断面図が示されている。フレーム2の他端(スピン
ドル3と反対側の端部)には、スピンドル3の軸方向と
同軸上に挿通孔30が形成され、この挿通孔30にアン
ビル4が軸方向に進退自在に収納されている。アンビル
4は、その内端(スピンドル3側の端部)に硬質の接触
子46を備え、その略中央にはアンビル4の軸方向に対
し直交する当接面4Aおよび当接面4Bが切り欠き形成
され、かつ、アンビル4の軸方向に沿ってキー溝33が
形成されている。当接面4Aはアンビル4の内端面とは
反対向きに形成され、当接面4Bは当接面4Aと対向し
て形成されている。キー溝33には、フレーム2に螺合
されたボルト32の先端が係合され、アンビル4の回転
を規制している。また、アンビル4の内端側かつフレー
ムから突出する境界部分には、筒状かつ断面蛇腹形状で
あって伸縮可能なシール部材47が設けられている。こ
のシール部材47は、その一端が接触子46近傍のアン
ビル4の外周に接続され、他端がアンビル4外周のフレ
ーム2に接続されている。
整手段5、離隔手段6およびインジケータ駆動手段8の
拡大断面図が示されている。フレーム2の他端(スピン
ドル3と反対側の端部)には、スピンドル3の軸方向と
同軸上に挿通孔30が形成され、この挿通孔30にアン
ビル4が軸方向に進退自在に収納されている。アンビル
4は、その内端(スピンドル3側の端部)に硬質の接触
子46を備え、その略中央にはアンビル4の軸方向に対
し直交する当接面4Aおよび当接面4Bが切り欠き形成
され、かつ、アンビル4の軸方向に沿ってキー溝33が
形成されている。当接面4Aはアンビル4の内端面とは
反対向きに形成され、当接面4Bは当接面4Aと対向し
て形成されている。キー溝33には、フレーム2に螺合
されたボルト32の先端が係合され、アンビル4の回転
を規制している。また、アンビル4の内端側かつフレー
ムから突出する境界部分には、筒状かつ断面蛇腹形状で
あって伸縮可能なシール部材47が設けられている。こ
のシール部材47は、その一端が接触子46近傍のアン
ビル4の外周に接続され、他端がアンビル4外周のフレ
ーム2に接続されている。
【0015】付勢力調整手段5は、挿通孔21内におい
てアンビル4の外端側に収納された付勢手段としての圧
縮ばね39と、挿通孔21の外端側に螺合された圧縮ば
ね39の付勢力を調整可能なキャップとしての付勢力調
整機構36とから構成されている。付勢力調整機構36
は、フレーム2の挿通孔30の外端側に螺合されたスリ
ーブ37と、このスリーブ37の外端に螺合された調整
つまみ38とを備えている。スリーブ37の外周面に
は、その軸方向に沿う基線37Aと、この基線37Aに
直交して付勢力の強さを表す目盛り37Bとが設けられ
ている。調整つまみ38は、スリーブ37に螺合されて
圧縮ばね39を押圧する押圧部381と、この押圧部3
81に止めねじ383を介して固定されスリーブ37の
外側に被嵌されたシンブル382とを備えている。ま
た、スリーブ37と挿通孔30との間には、環状のシー
ル部材40が介在され、スリーブ37と挿通孔30との
隙間を密封している。
てアンビル4の外端側に収納された付勢手段としての圧
縮ばね39と、挿通孔21の外端側に螺合された圧縮ば
ね39の付勢力を調整可能なキャップとしての付勢力調
整機構36とから構成されている。付勢力調整機構36
は、フレーム2の挿通孔30の外端側に螺合されたスリ
ーブ37と、このスリーブ37の外端に螺合された調整
つまみ38とを備えている。スリーブ37の外周面に
は、その軸方向に沿う基線37Aと、この基線37Aに
直交して付勢力の強さを表す目盛り37Bとが設けられ
ている。調整つまみ38は、スリーブ37に螺合されて
圧縮ばね39を押圧する押圧部381と、この押圧部3
81に止めねじ383を介して固定されスリーブ37の
外側に被嵌されたシンブル382とを備えている。ま
た、スリーブ37と挿通孔30との間には、環状のシー
ル部材40が介在され、スリーブ37と挿通孔30との
隙間を密封している。
【0016】離隔手段6は、フレーム2の内部から外部
へ突出され、かつ軸方向に進退自在な操作つまみ42
と、この操作つまみ42とアンビル4との間に設けら
れ、操作つまみ42の操作に連動して、アンビル4をス
ピンドル3に対して後退させる連動アーム35とを備え
ている。操作つまみ42は、挿通筒41を介してフレー
ム2に支持されているとともに、挿通筒41と操作つま
み42との間には、筒状かつ断面蛇腹形状であって伸縮
可能なシール部材43が設けられている。シール部材4
3は、その一端が挿通筒41に接続され、他端が操作つ
まみ42の外端外周に接続されている。
へ突出され、かつ軸方向に進退自在な操作つまみ42
と、この操作つまみ42とアンビル4との間に設けら
れ、操作つまみ42の操作に連動して、アンビル4をス
ピンドル3に対して後退させる連動アーム35とを備え
ている。操作つまみ42は、挿通筒41を介してフレー
ム2に支持されているとともに、挿通筒41と操作つま
み42との間には、筒状かつ断面蛇腹形状であって伸縮
可能なシール部材43が設けられている。シール部材4
3は、その一端が挿通筒41に接続され、他端が操作つ
まみ42の外端外周に接続されている。
【0017】連動アーム35は中心軸34を介して回転
可能に支持され、その一端は当接面4Bに当接され、そ
の他端は操作つまみ42の内端に当接されている。連動
アームの他端と中心軸34との間には、突起部35Aが
設けられ、フレーム2に設けられたストッパ65に当接
されている。これにより、アンビル4の移動が停止され
るから、それ以上のアンビル4の内端側への移動が規制
されている。
可能に支持され、その一端は当接面4Bに当接され、そ
の他端は操作つまみ42の内端に当接されている。連動
アームの他端と中心軸34との間には、突起部35Aが
設けられ、フレーム2に設けられたストッパ65に当接
されている。これにより、アンビル4の移動が停止され
るから、それ以上のアンビル4の内端側への移動が規制
されている。
【0018】インジケータ駆動手段8は、フレーム2内
に形成された凹部27に固定された底部地板44と、こ
の底部地板44に図示しないスペーサを介して所定間隔
を置いて固定された天部地板45と、これらの地板4
4,45間に設けられてアンビル4の移動に従って揺動
する連動部材49と、この連動部材49の揺動に連動し
て揺動する揺動部材50と、この揺動部材50に連動し
て回転するピニオン54とを備えている。連動部材49
は、その一端近傍に設けられたピン48を介して回動自
在に支持されるとともに、その一端が当接面4Aに当接
され、その他端にピン66を有している。また、連動部
材49の他端近傍が、ばね52によって常時アンビル4
の軸方向外端側、つまり図3中反時計方向に付勢されて
いる。よって、連動部材49の一端は常に当接面4Aに
当接されている。
に形成された凹部27に固定された底部地板44と、こ
の底部地板44に図示しないスペーサを介して所定間隔
を置いて固定された天部地板45と、これらの地板4
4,45間に設けられてアンビル4の移動に従って揺動
する連動部材49と、この連動部材49の揺動に連動し
て揺動する揺動部材50と、この揺動部材50に連動し
て回転するピニオン54とを備えている。連動部材49
は、その一端近傍に設けられたピン48を介して回動自
在に支持されるとともに、その一端が当接面4Aに当接
され、その他端にピン66を有している。また、連動部
材49の他端近傍が、ばね52によって常時アンビル4
の軸方向外端側、つまり図3中反時計方向に付勢されて
いる。よって、連動部材49の一端は常に当接面4Aに
当接されている。
【0019】揺動部材50は、中心軸53を介して回動
自在に支持されるとともに、この中心軸53を中心とす
る同一円周上に、ピニオン54に噛合するセクターギア
31が、このセクターギア31と中心軸53との間に、
ピン66に当接するピン51が、それぞれ設けられてい
る。ピニオン54は、中心軸55を介して両地板44,
45に回転自在に支持されるとともに、一端は天部地板
45を貫通して突出されている。
自在に支持されるとともに、この中心軸53を中心とす
る同一円周上に、ピニオン54に噛合するセクターギア
31が、このセクターギア31と中心軸53との間に、
ピン66に当接するピン51が、それぞれ設けられてい
る。ピニオン54は、中心軸55を介して両地板44,
45に回転自在に支持されるとともに、一端は天部地板
45を貫通して突出されている。
【0020】図4には、インジケータ7部分の断面図が
示されている。インジケータ7は、ケース60と、この
ケース60に内蔵された目盛盤57および指針56と、
ケース60の開口を覆う透明板61と、この透明板61
をケース60に保持する外枠62とを備えている。ま
た、ケース60と透明板61との間には環状のシール部
材63が介在されて、ケース60と透明板61との隙間
が密封され、外枠62とフレーム2との間には環状のシ
ール部材64が介在されて外枠62とフレーム2との隙
間が密封されている。
示されている。インジケータ7は、ケース60と、この
ケース60に内蔵された目盛盤57および指針56と、
ケース60の開口を覆う透明板61と、この透明板61
をケース60に保持する外枠62とを備えている。ま
た、ケース60と透明板61との間には環状のシール部
材63が介在されて、ケース60と透明板61との隙間
が密封され、外枠62とフレーム2との間には環状のシ
ール部材64が介在されて外枠62とフレーム2との隙
間が密封されている。
【0021】目盛盤57は、図3に示すように、二点鎖
線で示される円盤状であって、天部地板45上に設けら
れ、中心軸55を中心として回転可能に支持される。ま
た、目盛盤57の外周には、図示しない歯が形成され、
この歯にピニオン58が噛合されている。ピニオン58
は、フレーム2の裏面から外部へ突出された調整つまみ
59と一体回転するように支持され、調整つまみ59
は、外部から操作できるようになっている。指針56
は、天部地板45および目盛盤57を貫通する中心軸5
5に固定され、ピニオン54と一体化して回転するよう
になっている。
線で示される円盤状であって、天部地板45上に設けら
れ、中心軸55を中心として回転可能に支持される。ま
た、目盛盤57の外周には、図示しない歯が形成され、
この歯にピニオン58が噛合されている。ピニオン58
は、フレーム2の裏面から外部へ突出された調整つまみ
59と一体回転するように支持され、調整つまみ59
は、外部から操作できるようになっている。指針56
は、天部地板45および目盛盤57を貫通する中心軸5
5に固定され、ピニオン54と一体化して回転するよう
になっている。
【0022】次に本実施形態の使用方法を説明する。先
ず、ワークの加工寸法に合ったマスタを用意するととも
に、マスタの形状に合わせて、クランプキャップ22を
緩めた状態で、スピンドル進退リング23を回転させ
て、スピンドル3の位置をマスタの寸法に合わせて設定
し、クランプキャップ22を締め付けて固定する。ま
た、基線37Aおよび目盛り37Bで測定力の大きさを
確認しながら、調整つまみ38を回転させ、圧縮ばね3
9の長さを僅かずつ変化させて、ワークの材質に応じて
測定力を微調整する。この状態で操作つまみ42を押し
込むと、図3中二点鎖線で示すように、連動アーム35
が時計方向に回転し、圧縮ばね39に抗してアンビル4
が外端側(スピンドル3と反対側)に後退される。そし
て、スピンドル3とアンビル4との間にマスタを挿入し
て支持台9で支持し、操作つまみ42の押し込みを解除
する。
ず、ワークの加工寸法に合ったマスタを用意するととも
に、マスタの形状に合わせて、クランプキャップ22を
緩めた状態で、スピンドル進退リング23を回転させ
て、スピンドル3の位置をマスタの寸法に合わせて設定
し、クランプキャップ22を締め付けて固定する。ま
た、基線37Aおよび目盛り37Bで測定力の大きさを
確認しながら、調整つまみ38を回転させ、圧縮ばね3
9の長さを僅かずつ変化させて、ワークの材質に応じて
測定力を微調整する。この状態で操作つまみ42を押し
込むと、図3中二点鎖線で示すように、連動アーム35
が時計方向に回転し、圧縮ばね39に抗してアンビル4
が外端側(スピンドル3と反対側)に後退される。そし
て、スピンドル3とアンビル4との間にマスタを挿入し
て支持台9で支持し、操作つまみ42の押し込みを解除
する。
【0023】操作つまみ42の解除に伴い、アンビル4
は圧縮ばね39の作用により前進され、このアンビル4
とスピンドル3との間にマスタが挟持される。アンビル
4の動作は、当接面4Aに当接されている連動部材4
9、ピン66、ピン51、揺動部材50、セクターギア
31、ピニオン54、中心軸55を介して、指針56に
伝達される。マスタを挟持した状態で、指針56は、図
3中二点鎖線で示される方向を指すように設定されてい
るが、この時指針56の方向が目盛盤57の零目盛を示
すとは限らないので、指針56が丁度零目盛を示すよう
に調整つまみ59を回転させて調整する。
は圧縮ばね39の作用により前進され、このアンビル4
とスピンドル3との間にマスタが挟持される。アンビル
4の動作は、当接面4Aに当接されている連動部材4
9、ピン66、ピン51、揺動部材50、セクターギア
31、ピニオン54、中心軸55を介して、指針56に
伝達される。マスタを挟持した状態で、指針56は、図
3中二点鎖線で示される方向を指すように設定されてい
るが、この時指針56の方向が目盛盤57の零目盛を示
すとは限らないので、指針56が丁度零目盛を示すよう
に調整つまみ59を回転させて調整する。
【0024】この後、操作つまみ42を押し込んで、ス
ピンドル3とアンビル4とで挟持されていたマスタを解
除して取り出し、マスタの替わりにワークを挿入した
後、操作つまみ42の押し込みを解除すれば、スピンド
ル3とアンビル4との間にワークが挟持される。この時
のアンビル4の変位量が指針56の零目盛からのずれと
して判読でき、これから、ワークの寸法を得ることがで
きる。
ピンドル3とアンビル4とで挟持されていたマスタを解
除して取り出し、マスタの替わりにワークを挿入した
後、操作つまみ42の押し込みを解除すれば、スピンド
ル3とアンビル4との間にワークが挟持される。この時
のアンビル4の変位量が指針56の零目盛からのずれと
して判読でき、これから、ワークの寸法を得ることがで
きる。
【0025】したがって、本実施形態によれば、以下の
効果がある。 (1)アンビル4、付勢手段5、離隔手段6およびイン
ジケータ7とフレーム2との間には僅かな隙間が生じる
可能性があるが、これらの隙間をシール部材で密封する
ので、加工現場等で研削クーラントや水等の異物がイン
ジケータ駆動手段8へ浸入するのを阻止し、動作や測定
精度を維持できる。したがって、比較測定器の耐久性お
よび信頼性が向上する。
効果がある。 (1)アンビル4、付勢手段5、離隔手段6およびイン
ジケータ7とフレーム2との間には僅かな隙間が生じる
可能性があるが、これらの隙間をシール部材で密封する
ので、加工現場等で研削クーラントや水等の異物がイン
ジケータ駆動手段8へ浸入するのを阻止し、動作や測定
精度を維持できる。したがって、比較測定器の耐久性お
よび信頼性が向上する。
【0026】(2)アンビル4とフレーム2との隙間を
筒状のシール部材47を用いて覆ったので、この隙間に
異物が浸入することがない。また、シール部材47を伸
縮可能に形成したので、アンビルの軸方向に進退する動
作に追随してシール部材47が伸縮し、アンビル4の動
作の障害となることはない。したがって、作業性を損な
わずに異物のフレーム2内への浸入を阻止できる。
筒状のシール部材47を用いて覆ったので、この隙間に
異物が浸入することがない。また、シール部材47を伸
縮可能に形成したので、アンビルの軸方向に進退する動
作に追随してシール部材47が伸縮し、アンビル4の動
作の障害となることはない。したがって、作業性を損な
わずに異物のフレーム2内への浸入を阻止できる。
【0027】(3)アンビル4をスピンドル3へ向かっ
て付勢させる圧縮ばね39を、フレーム2に螺合した付
勢力調整機構36で保持し、付勢力調整機構36とフレ
ーム2との隙間をシール部材40で密封するので、異物
のフレーム2内への浸入を阻止できる。また、付勢力調
整機構36がフレーム2に螺合されているから、圧縮ば
ね39の交換を容易に行うことができ、圧縮ばね39の
交換による付勢力の調整が自在にできる。
て付勢させる圧縮ばね39を、フレーム2に螺合した付
勢力調整機構36で保持し、付勢力調整機構36とフレ
ーム2との隙間をシール部材40で密封するので、異物
のフレーム2内への浸入を阻止できる。また、付勢力調
整機構36がフレーム2に螺合されているから、圧縮ば
ね39の交換を容易に行うことができ、圧縮ばね39の
交換による付勢力の調整が自在にできる。
【0028】(4)調整つまみ38を回転させることに
よって、押圧部381の内端からアンビル4の外端まで
の距離が変化するから、つまり圧縮ばね39の長さを僅
かずつ変化させることができるから、測定力を微調整す
ることができる。ちなみに本実施形態では、3Nから6
Nの範囲で測定力を調整することが可能である。したが
って、ワークが軟質材料であっても、測定力の調整によ
ってワークが変形することがないので、正確な測定がで
きる。また、スリーブ37の外周面には、基線37Aと
目盛り37Bとが設けられているので、測定力の大きさ
を確認しながら設定できる。
よって、押圧部381の内端からアンビル4の外端まで
の距離が変化するから、つまり圧縮ばね39の長さを僅
かずつ変化させることができるから、測定力を微調整す
ることができる。ちなみに本実施形態では、3Nから6
Nの範囲で測定力を調整することが可能である。したが
って、ワークが軟質材料であっても、測定力の調整によ
ってワークが変形することがないので、正確な測定がで
きる。また、スリーブ37の外周面には、基線37Aと
目盛り37Bとが設けられているので、測定力の大きさ
を確認しながら設定できる。
【0029】(5)操作つまみ42と挿通筒41との隙
間を筒状のシール部材43を用いて覆ったので、この隙
間に異物が浸入することがない。また、シール部材43
を伸縮可能に形成したので、操作つまみ42の軸方向に
進退する動作に追随してシール部材43が伸縮し、操作
つまみ42の動作の障害となることはない。したがっ
て、作業性を損なわずに異物のフレーム2内への浸入を
阻止できる。
間を筒状のシール部材43を用いて覆ったので、この隙
間に異物が浸入することがない。また、シール部材43
を伸縮可能に形成したので、操作つまみ42の軸方向に
進退する動作に追随してシール部材43が伸縮し、操作
つまみ42の動作の障害となることはない。したがっ
て、作業性を損なわずに異物のフレーム2内への浸入を
阻止できる。
【0030】(6)外枠62とフレーム2との隙間をシ
ール部材64で密封するので、インジケータ駆動手段8
への異物の浸入を阻止できる。しかも、インジケータ7
を構成するケース60と透明板61との隙間をシール部
材63で密封するので、インジケータ7への異物の浸入
を阻止できる。
ール部材64で密封するので、インジケータ駆動手段8
への異物の浸入を阻止できる。しかも、インジケータ7
を構成するケース60と透明板61との隙間をシール部
材63で密封するので、インジケータ7への異物の浸入
を阻止できる。
【0031】なお、本発明は前述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、前
記実施形態ではアナログ式のインジケータ7およびイン
ジケータ駆動手段8を用いたが、これに限定されず、デ
ジタル式のインジケータおよびインジケータ駆動手段を
用いても同様の効果が得られる。また、前記実施形態で
は、目盛盤57を平歯車としてピニオン58と噛合させ
たが、目盛盤57に歯を設けずにゴム等からなるロール
を当接させてもよい。
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、前
記実施形態ではアナログ式のインジケータ7およびイン
ジケータ駆動手段8を用いたが、これに限定されず、デ
ジタル式のインジケータおよびインジケータ駆動手段を
用いても同様の効果が得られる。また、前記実施形態で
は、目盛盤57を平歯車としてピニオン58と噛合させ
たが、目盛盤57に歯を設けずにゴム等からなるロール
を当接させてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明の比較測定器によれば、付勢手段
の付勢力を可変させる付勢力調整手段を備えているの
で、被測定物が軟質であっても、付勢力調整手段によっ
て被測定物の形状に影響を与えない範囲まで測定力を低
下させることができるから、測定力によって被測定物が
変形することがないので、正確な測定ができ、よって、
比較測定器の信頼性が向上する。
の付勢力を可変させる付勢力調整手段を備えているの
で、被測定物が軟質であっても、付勢力調整手段によっ
て被測定物の形状に影響を与えない範囲まで測定力を低
下させることができるから、測定力によって被測定物が
変形することがないので、正確な測定ができ、よって、
比較測定器の信頼性が向上する。
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】前記実施形態におけるスピンドルの支持部近傍
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図3】前記実施形態におけるアンビルの支持部、付勢
力調整手段、離隔手段およびインジケータ駆動手段の拡
大断面図である。
力調整手段、離隔手段およびインジケータ駆動手段の拡
大断面図である。
【図4】前記実施形態におけるインジケータ部分の拡大
断面図である。
断面図である。
1 比較測定器 2 フレーム 3 スピンドル 4 アンビル 5 付勢力調整手段 6 離隔手段 7 インジケータ 8 インジケータ駆動手段 22 クランプキャップ 23 スピンドル進退リング 35 連動アーム 36 付勢力調整機構 37 スリーブ 37A 基線 37B 目盛り 38 調整つまみ 39 付勢手段としての圧縮ばね 40 シール部材 42 操作つまみ 43 シール部材 47 シール部材 56 指針 57 目盛盤 60 ケース 61 透明板 62 外枠 63 シール部材 64 シール部材
Claims (3)
- 【請求項1】 フレームと、このフレームに支持され軸
方向に進退することによって互いに離隔および近接する
スピンドルおよびアンビルと、前記フレームに設けられ
前記アンビルを前記スピンドルに向かって付勢する付勢
手段と、この付勢手段に抗して前記アンビルを前記スピ
ンドルに対して後退させる離隔手段と、前記フレームに
設けられたインジケータと、前記フレームに設けられ前
記アンビルの移動量を前記インジケータに伝達するイン
ジケータ駆動手段とを備えた比較測定器において、 前記付勢手段の付勢力を可変させる付勢力調整手段を備
えていることを特徴とする比較測定器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の比較測定器において、
前記付勢力調整手段は、前記アンビル外端側と対向する
前記フレームに螺合されるスリーブと、このスリーブに
螺合される調整つまみとを備え、この調整つまみと前記
アンビルとの間に前記付勢手段が介在されていることを
特徴とする比較測定器。 - 【請求項3】 請求項2に記載の比較測定器において、
前記スリーブの外周軸方向には、前記付勢力の強さを表
す目盛りが設けられていることを特徴とする比較測定
器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000182987A JP2002005603A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 比較測定器 |
US09/879,140 US6505414B2 (en) | 2000-06-19 | 2001-06-13 | Comparator |
DE10129284A DE10129284B4 (de) | 2000-06-19 | 2001-06-18 | Komparator |
CNB011219882A CN1172160C (zh) | 2000-06-19 | 2001-06-19 | 比较测定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000182987A JP2002005603A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 比較測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002005603A true JP2002005603A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18683638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000182987A Pending JP2002005603A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 比較測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002005603A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003075102A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-12 | Mitsutoyo Corp | 比較測定器 |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000182987A patent/JP2002005603A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003075102A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-12 | Mitsutoyo Corp | 比較測定器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1892497B1 (en) | Caliper gauge | |
EP3842731B1 (en) | Misalignment determining device | |
US7111413B2 (en) | Precision distance-measuring instrument | |
EP1429108B1 (en) | Rotary movement converting mechanism and measuring instrument | |
US6505414B2 (en) | Comparator | |
JP2002005602A (ja) | 比較測定器 | |
JP2002005603A (ja) | 比較測定器 | |
JP2003528302A (ja) | 距離測定方法及び装置 | |
JP6416499B2 (ja) | デジタル式比較測定器 | |
JPH0374321B2 (ja) | ||
JP3304266B2 (ja) | ダイヤルゲージの変換機構 | |
JP3497125B2 (ja) | マイクロメータ | |
US3924338A (en) | Rotary positioning apparatus and method | |
JP3530809B2 (ja) | 所定回転未満ダイヤルゲージ | |
JPS6133521Y2 (ja) | ||
JPS6117362Y2 (ja) | ||
JPS61111409A (ja) | エンコ−ダ内蔵型測定器 | |
JP4918198B2 (ja) | 比較測定器 | |
JP2011007500A (ja) | 内側測定器 | |
JPH0421053Y2 (ja) | ||
US3045504A (en) | Device for overcoming a false indication due to an actual linear error in lead screwtherads | |
JP2009121962A (ja) | クロノグラフ表示機構及びこれを備えたクロノグラフ時計 | |
JP2587998Y2 (ja) | 硬度計 | |
JPS6145162B2 (ja) | ||
JP2011226879A (ja) | 測定器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050105 |