JP2002005541A - ヒートポンプ利用融雪設備 - Google Patents

ヒートポンプ利用融雪設備

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JP2002005541A
JP2002005541A JP2000182568A JP2000182568A JP2002005541A JP 2002005541 A JP2002005541 A JP 2002005541A JP 2000182568 A JP2000182568 A JP 2000182568A JP 2000182568 A JP2000182568 A JP 2000182568A JP 2002005541 A JP2002005541 A JP 2002005541A
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Japan
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heat
pump
heat pump
circulation
refrigerant
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Masahisa Fukahori
賢久 深堀
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートポンプ及び循環ポンプの設置面積が小
さいヒートポンプ利用融雪設備を提供する。 【解決手段】 ヒートポンプHPが上部に位置し、その
下部に熱源用循環ポンプ11及び負荷用循環ポンプ12
が位置する配置形態、又は、上記両循環ポンプ11,1
2が上部に位置しその下部にヒートポンプHPが位置す
る配置形態で、ヒートポンプHPと両循環ポンプ11,
12とが上下2段配置形態で設置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒蒸発器及び冷
媒凝縮器を備えて、熱源に設けられた採熱用熱交換器と
の間で循環される採熱用熱媒から前記冷媒蒸発器が吸熱
した熱を、融雪対象域に設けられた融雪用熱交換器との
間で循環される放熱用熱媒に対して前記冷媒凝縮器が放
熱するように構成されたヒートポンプと、前記採熱用熱
交換器と前記冷媒蒸発器との間で前記採熱用熱媒を循環
させる熱源用循環ポンプと、前記融雪用熱交換器と前記
冷媒凝縮器との間で前記放熱用熱媒を循環させる負荷用
循環ポンプとが設けられたヒートポンプ利用融雪設備に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記ヒートポンプ利用融雪設備では、図
2に示すように、熱源用循環ポンプ11によって、採熱
用熱交換器15(本例では地中Gを熱源とする地中熱交
換器)とヒートポンプHPの冷媒蒸発器5との間で採熱
用熱媒R2を循環させるとともに、負荷用循環ポンプ1
2によって、融雪対象域(例えば駐車エリア1)に施設
された融雪用熱交換器2とヒートポンプHPの冷媒凝縮
器6との間で放熱用熱媒R1を循環させている。そし
て、従来では、上記ヒートポンプHPと、上記両循環ポ
ンプ11,12とが、横方向に並ぶ状態で設置されてい
た。尚、図2では、ヒートポンプHPは、冷媒蒸発器
5、冷媒凝縮器6、圧縮器7、膨張弁8、制御部9等を
フレームF1に組み付けてユニット状に形成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、融雪用のヒ
ートポンプには大きな温熱発生能力が要求されるために
ヒートポンプ自体が大型の装置になるが、上記従来技術
では、ヒートポンプHPと両循環ポンプ11,12とを
横方向に並べて設置していたので、ヒートポンプ利用融
雪設備の施設において、ヒートポンプHP及び各循環ポ
ンプ11,12を設置するために広い面積が必要になる
という不具合があった。例えば道路を融雪対象域とする
場合には、道路際に広い面積を確保することが難しい場
合も多く、この点、上記設置面積を極力狭くして容易に
設置できるようにする必要があった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、ヒートポンプ利用融雪設備におい
て、ヒートポンプ及び循環ポンプの必要設置面積を小さ
くする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、前記
ヒートポンプと、前記両循環ポンプとを、その一方が他
方の上方に位置する上下2段配置形態に配置してある。
即ち、ヒートポンプが上部に位置しその下部に両循環ポ
ンプが位置する配置形態、又は、両循環ポンプが上部に
位置しその下部にヒートポンプが位置する配置形態で、
ヒートポンプと両循環ポンプとが設置される。
【0006】従って、ヒートポンプの設置に必要な面積
と両循環ポンプの設置に必要な面積のうちで広い方の面
積に対応する設置面積内に、ヒートポンプと両循環ポン
プとを設置することができるので、ヒートポンプと両循
環ポンプとを横方向に並べて設置する場合に広い設置面
積が必要となるのに比べて、ヒートポンプ利用融雪設備
におけるヒートポンプと循環ポンプの必要設置面積を小
さくするすることができる。
【0007】請求項2によれば、請求項1において、前
記ヒートポンプがユニット状に形成され、そのユニット
状のヒートポンプを前記両循環ポンプの上方に位置させ
る状態で載置支持する支持体が設けられている。即ち、
ユニット状に形成されたヒートポンプが支持体に載置支
持されて、ヒートポンプが両循環ポンプの上方に位置す
る形態で配置される。
【0008】従って、ヒートポンプ支持用の支持体の上
に、予めユニット状に形成されたヒートポンプを載置す
るだけでよいので、ヒートポンプと両循環ポンプとの上
下2段配置形態での設置作業を短時間で容易に行うこと
ができる。さらに、ヒートポンプに加えて、両循環ポン
プもユニット状に形成すれば、より一層短時間で容易に
設置することができるようになる。また、ヒートポンプ
利用融雪設備の施設場所へのヒートポンプ及び循環ポン
プの出荷輸送を、ユニット化されたヒートポンプと両循
環ポンプとの分割状態で実施することができるので、そ
の輸送における各物の取扱いが容易になる。もって、請
求項1に係るヒートポンプ利用融雪設備を実施する際の
好適な手段が得られる。
【0009】請求項3によれば、請求項2において、前
記ユニット状のヒートポンプの下部側に、前記冷媒蒸発
器から延出する採熱用熱媒配管の端部接続口と、前記冷
媒凝縮器から延出する放熱用熱媒配管の端部接続口とが
設けられている。即ち、ユニット状のヒートポンプが両
循環ポンプの上方に位置する上下2段配置形態におい
て、そのユニット状のヒートポンプの下部側に設けられ
た採熱用熱媒配管の端部接続口(少なくともポンプ側の
接続口)を、ヒートポンプ下方の熱源用循環ポンプに配
管接続するとともに、同じくユニット状のヒートポンプ
の下部側に設けられた放熱用熱媒配管の端部接続口(少
なくともポンプ側の接続口)を、ヒートポンプ下方の負
荷用循環ポンプに配管接続して、ヒートポンプと各循環
ポンプとの熱媒経路上の接続を行う。
【0010】従って、ユニット状のヒートポンプの横側
部に上記の端部接続口を設けて、それら端部接続口をヒ
ートポンプの下方の各循環ポンプに配管接続するに比
べ、ヒートポンプの横側部における配管の出っ張りを少
なくして配管構成をコンパクトにするとともに、配管作
業も容易化することができ、もって、請求項2に係るヒ
ートポンプ利用融雪設備を実施する際の好適な手段が得
られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のヒートポンプ利用
融雪設備の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に
示すように、融雪対象域としての駐車エリア1に、その
全面に亘って融雪用熱交換器2が蛇行屈曲状に巡らせる
状態で埋設され、この融雪用熱交換器2とヒートポンプ
HPとの間で循環路4を介して放熱用熱媒R1(例えば
水やブライン)を循環させている。この熱媒循環により
ヒートポンプHPでの発生温熱を融雪用熱交換器2から
放出させることで、駐車エリア1に降雪する雪を解かし
て駐車エリア1を無積雪状態に保っている。
【0012】採熱用熱交換器としての地中熱交換器15
がU字管に形成されて、熱源としての地中Gに縦姿勢で
埋設され、この地中熱交換器15とヒートポンプHPと
の間で循環路16を介して採熱用熱媒R2(例えば水や
ブライン)を循環させている。この熱媒循環により地中
熱交換器15において地中Gとの熱交換によって加熱さ
れた採熱用熱媒R2から熱をヒートポンプHPへ取入れ
ている。
【0013】つまり、ヒートポンプHPは、冷媒蒸発器
5及び冷媒凝縮器6備えて、前記地中熱交換器15との
間で循環される採熱用熱媒R2から冷媒蒸発器5が吸熱
した熱を、前記融雪用熱交換器2との間で循環される放
熱用熱媒R1に対して冷媒凝縮器6が放熱するように構
成されている。尚、図中、7は冷媒圧縮機、8は冷媒膨
張弁8であり、上記冷媒蒸発器5及び冷媒凝縮器6と共
に、蒸気圧縮式のヒートポンプ回路を構成している。そ
して、これらの各構成物と、ヒートポンプ回路の運転制
御を行う制御部9とがケーシングを備えるフレームF1
に組み付けられて、ヒートポンプHPがユニット状に形
成されている。
【0014】ヒートポンプHPの下方には、前記地中熱
交換器15と前記冷媒蒸発器5との間で採熱用熱媒R2
を循環させる熱源用循環ポンプ11と、前記融雪用熱交
換器2と前記冷媒凝縮器6との間で放熱用熱媒R1を循
環させる負荷用循環ポンプ12とが配置されている。そ
して、上記両循環ポンプ11,12及び付属の配管類が
ケーシングを備えるフレームF2に組み付けられて、ユ
ニット状の循環ポンプ部10が構成されている。
【0015】上記ヒートポンプHPと、上記両循環ポン
プ11,12とは、ヒートポンプHPが上部に位置し、
両循環ポンプ11,12が下部に位置する上下2段配置
形態に配置してある。具体的には、ユニット状のヒート
ポンプHPがユニット状の循環ポンプ部10の上に載置
されている。つまり、ユニット状のヒートポンプHPを
両循環ポンプ11,12の上部に位置させる状態で載置
支持する支持体が、前記ユニット状の循環ポンプ部10
のフレームF2にて構成されている。
【0016】さらに、ユニット状のヒートポンプHPの
下部側に、前記冷媒蒸発器5から延出する採熱用熱媒配
管20の端部接続口20aと、前記冷媒凝縮器6から延
出する放熱用熱媒配管21の端部接続口21aとが設け
られ、上記各端部接続口20a,21aは夫々一対の接
続口からなる。そして、採熱用熱媒配管20の端部接続
口20aの一方は熱源用循環ポンプ11の吸い込み側に
接続され、他方は地中熱交換器15からの戻り配管に接
続され、又、放熱用熱媒配管21の端部接続口21aの
一方は負荷用循環ポンプ12の吸い込み側に接続され、
他方は融雪用熱交換器2からの戻り配管に接続されてい
る。
【0017】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。上記実施形態では、ヒートポンプHPと、両循環ポ
ンプ11,12とを、その一方が他方の上部に位置する
上下2段配置形態に配置するのに、ヒートポンプHPが
上部に位置し両循環ポンプ11,12が下部に位置する
上下配置形態に配置したが、逆に、両循環ポンプ11,
12が上部に位置しヒートポンプHPが下部に位置する
形態でもよい。
【0018】上記実施形態では、両循環ポンプ11,1
2もユニット状の循環ポンプ部10に構成して、その循
環ポンプ部10のフレームF2にて、上部に位置するユ
ニット状のヒートポンプHPを載置支持する支持体を構
成したが、これ以外に、ユニット状のヒートポンプHP
を載置支持する専用の支持体を設けて、各循環ポンプ1
1,12を個別にヒートポンプHPの下部に設置するよ
うにしてよい。
【0019】ヒートポンプHPをユニット状に組立てた
状態で設置場所へ運搬する以外に、ヒートポンプHPを
構成する各構成物を設置場所において、フレームに組み
付けるようにしてよい。
【0020】上記実施形態では、熱源を地中として地中
熱をヒートポンプHPで汲み上げて融雪用に用いるよう
に構成したが、これ以外の井戸水や涌水等を熱源とする
ものでもよい。上記実施形態では、駐車エリア1を融雪
対象域としたが、これ以外の道路等を融雪対象域とする
ものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒートポンプ利用融雪設備の全体構成を示す側
面断面図
【図2】従来技術に係るヒートポンプ利用融雪設備の全
体構成を示す側面断面図
【符号の説明】
2 融雪用熱交換器 5 冷媒蒸発器 6 冷媒凝縮器 11 熱源用循環ポンプ 12 負荷用循環ポンプ 15 採熱用熱交換器 20 採熱用熱媒配管 20a 端部接続口 21 放熱用熱媒配管 21a 端部接続口 F2 支持体 G 熱源 HP ヒートポンプ R1 放熱用熱媒 R2 採熱用熱媒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒蒸発器及び冷媒凝縮器を備えて、熱
    源に設けられた採熱用熱交換器との間で循環される採熱
    用熱媒から前記冷媒蒸発器が吸熱した熱を、融雪対象域
    に設けられた融雪用熱交換器との間で循環される放熱用
    熱媒に対して前記冷媒凝縮器が放熱するように構成され
    たヒートポンプと、 前記採熱用熱交換器と前記冷媒蒸発器との間で前記採熱
    用熱媒を循環させる熱源用循環ポンプと、 前記融雪用熱交換器と前記冷媒凝縮器との間で前記放熱
    用熱媒を循環させる負荷用循環ポンプとが設けられたヒ
    ートポンプ利用融雪設備であって、 前記ヒートポンプと、前記両循環ポンプとを、その一方
    が他方の上方に位置する上下2段配置形態に配置してあ
    るヒートポンプ利用融雪設備。
  2. 【請求項2】 前記ヒートポンプがユニット状に形成さ
    れ、 そのユニット状のヒートポンプを前記両循環ポンプの上
    方に位置させる状態で載置支持する支持体が設けられて
    いる請求項1記載のヒートポンプ利用融雪設備。
  3. 【請求項3】 前記ユニット状のヒートポンプの下部側
    に、前記冷媒蒸発器から延出する採熱用熱媒配管の端部
    接続口と、前記冷媒凝縮器から延出する放熱用熱媒配管
    の端部接続口とが設けられている請求項2記載のヒート
    ポンプ利用融雪設備。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100846128B1 (ko) * 2007-02-27 2008-07-14 주식회사 탑솔 일체형 수대수형식의 지열원 히트펌프시스템
KR100921208B1 (ko) * 2009-03-12 2009-10-13 가진기업(주) 주택 보급용 일체형 지열히트펌프

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