JP2002004927A - 内燃機関の制御方法および制御装置 - Google Patents
内燃機関の制御方法および制御装置Info
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Abstract
定の関係を達成できるようにすることである。 【解決手段】 第2の部分噴射の制御開始を、第1の部
分噴射の制御終了後の所定の第1の時間間隔で行う。
Description
概念による内燃機関の制御方法および制御装置に関す
る。
えばDE−OS4411789から公知である。そこに
記載された方法では、噴射が少なくとも2つの部分噴射
に分割される。燃料噴射を制御するためにここでは調整
素子が使用され、この調整素子は有利には電磁弁として
構成されている。
磁弁の開放過程は、予噴射の終了時に、主噴射に対する
電磁弁の新たな制御によって調整される。この過程は主
噴射の開始前に、クランクシャフトないしカムシャフト
の所定の角度位置で行わなければならない。これは消費
および出力の点で有利な燃焼を達成するためである。
噴射との時間間隔は所定の値をとらなければならない。
この時間的間隔はさらに、クランクシャフトないしカム
シャフトが回転する、回転数に依存する角度に相当す
る。予噴射の制御と主噴射の搬送開始との間で瞬時回転
数が変化することにより、予噴射の制御と主噴射の制御
開始との間の角度差が変動し、このことは予噴射の不正
確さにつながる。
射の制御と主噴射の搬送開始との間で所定の関係を達成
できるようにすることである。
噴射の制御開始を、第1の部分噴射の制御終了後の所定
の第1の時間間隔で行うことにより解決される。
る時点を搬送開始と称する。
第1の部分噴射の制御終了後の第2の所定の時間間隔で
行われるように設定すると有利である。この第2の時間
間隔を以下、搬送休止と称する。
1つの閉鎖時間と第2の時間間隔に基づいて設定すると
本発明の方法が特に簡単に実現される。このことは、第
1の時間間隔が所望の搬送休止と、有利には電磁弁およ
び/または圧電調整器として構成された調整素子の閉鎖
時間とに基づいて設定されることを意味する。閉鎖時間
は、制御開始と搬送開始との間の時間に相応する。
機関の少なくとも回転数に依存して設定可能であると内
燃機関の特性に良好に適合することができる。特に有利
にはさらに別のパラメータを考慮する。
終了を搬送開始に基づいて補正することによって、燃料
調量の精度が改善される。とりわけ搬送休止が一定に保
持されることにより生じるエラーが補償される。
し、比較に基づいて補正を行うと簡単な補正が得られ
る。
路図として示されている。以下、本発明の手段を電磁弁
制御される分配噴射ポンプの例で説明する。しかし本発
明の手段はこれに制限されるものではなく、他の電磁弁
制御される燃料調量装置に使用することができる。さら
に電磁弁の代わりに他の調整素子、例えば圧電アクチュ
エータを使用することもできる。
の調整素子は一方では供給電圧Ubatと、他方ではス
イッチ素子110と接続している。スイッチ素子110
はさらに電流測定手段120を介してアース端子と接続
されている。調整素子100,スイッチ素子110およ
び電流測定手段120の直列回路は、単なる例として選
択された。これらの直列回路を他の順序で設けることも
できる。さらに別のスイッチ手段を調整素子100の制
御に使用することもできる。図1は単なる例である。
り制御信号Aが印加される。電流測定手段120は有利
には抵抗として構成されており、信号を出力段に送出す
る。この信号は調整素子を流れる電流Iを表す。出力段
130は制御ユニット140に信号を供給し、また制御
ユニット130から制御信号が供給される。
オン/オフ制御部141,噴射制御部142およびスイ
ッチ時間検出部143を有する。制御ユニット140に
はセンサ150から種々の信号が供給される。これらの
信号は内燃機関の動作パラメータおよび/または環境条
件を表す。ここでの重要なパラメータは内燃機関の回転
数Nである。
射制御部はこのセンサ信号および別のデータに基づいて
種々のパラメータを検出する。これらのパラメータは例
えば搬送開始FBSに対する目標値、主噴射の制御終了
AES、予噴射の制御終了VEAE、搬送休止FP、お
よび主噴射FDの搬送持続時間に対する目標値を表し、
スイッチオン/オフ制御部141に送出される。
のパラメータおよび別のパラメータ、例えばスイッチ時
間検出部143から送出されたスイッチ時間SZに基づ
いて出力段130に印加するための信号を検出する。こ
の信号は主分差の制御開始を表す信号AB、および主噴
射の終了を表す信号AEである。ここでスイッチオン/
オフ回路は予噴射の制御開始と制御終了を表す信号を送
出する。
細に示されている。噴射制御部142での種々のパラメ
ータの計算は、種々のやり方で行うことができ、以下に
は詳細に説明しない。
めの制御信号Aと、調整素子100を流れる電流Iとが
時間tについてプロットされている。図2には噴射過程
が示されており、この噴射過程では噴射が少なくとも2
つの部分噴射に分割されている。第1の部分噴射は予噴
射VEと、第2の部分噴射は主噴射HEと称する。通
常、予噴射はノイズ発生を低減するために使用される。
この予噴射の課題は、2つの部分噴射が相互に所定の時
間的関係にある場合だけ解決することができる。
れた場合の適用に制限されるものではない。本発明の手
段は、少なくとも2つの部分噴射が設けられている全て
の噴射システムで適用することができる。例えば3つ以
上の部分噴射が設けられている場合でも適用できる。
取る。すなわち調整素子100に電流の流れることがイ
ネーブルされる。これは、電流Iが非常に急速の高い値
に上昇することを意味する。
均的レベルに制御される。時点t31で制御信号はさら
に戻され、電流は保持電流レベルに低下する。時点t4
1で制御信号は0に戻され、電流は時点51までに0に
低下する。
11とt51との間の噴射過程は予噴射と称される。最
も簡単な制御では、電流レベルが時点t21とt41と
の間で一定の値を取る、すなわち制御信号Aが一定の値
を取り、比較的に低い値に降下しないようにすることが
できる。
わち制御信号が再び高い値に上昇し、電流も高い値に上
昇する。時点t22で制御信号は戻され、電流も保持電
流レベルに低下する。時点t42で制御信号はキャンセ
ルされ、電流は時点t52までに0に降下する。
ちこの実施例では噴射開始の時点はBIPと垂直の矢印
により示されている。この時点で噴射が開始される。こ
の時点は搬送開始とも称される。
時間間隔が示されている。さらに搬送休止FPが、予噴
射の制御終了に相応する時点t41と、主噴射が開始さ
れる時点との間に示されている。
詳細に示されている。このスイッチオン/オフ回路14
1は実質的に、制御および搬送開始計算部200,搬送
開始観察部220,並びに制御持続時間補正部230を
有する。制御および搬送開始計算部200は、スイッチ
時間検出部143により作成されたスイッチ時間SZ、
および噴射制御部142により作成された予噴射VEA
Eの制御終了に基づき、主噴射の制御開始を定める信号
AB、および補間された搬送開始FBI並びに外挿され
た搬送開始FBEを検出する。
は搬送開始観察部220に供給される。制御開始ABは
出力段130に供給される。さらに制御および搬送開始
計算部200は、噴射制御部142により作成された搬
送休止についての信号FPと回転数センサ150の回転
数信号Nを処理する。
て結合点204と角度/時間変換部201に達する。搬
送休止FPは結合点205を介し、正の符号を以て結合
点204の別の入力端に達する。結合点205の別の入
力端には回転数Nが印加される。結合点205では2つ
のパラメータが有利には乗算結合される。
点202の第1の入力端に印加され、その第2の入力端
には角度/時間変換部201の出力信号が正の符号を以
て印加される。結合点202の出力信号は一方では時間
/角度変換部206に、他方では正の符号を以て結合点
203に供給される。
された搬送開始FBI出力される。結合点204の出力
端には外挿された搬送開始FBEが出力される。
を以てスイッチ時間SZが印加される。結合点203の
出力端には制御開始ABを出力される。
て結合点226に達し、この結合点の出力信号は結合点
222に負の符号を以て達する。結合点222の第2入
力端には正の符号を以て、補間された搬送開始FBIが
供給される。結合点222の出力信号は制御器224に
供給される。制御器224は正の符号を以て信号を結合
点226に出力する。結合点226の出力端には予想さ
れる搬送開始FBERが出力され、さらに制御補正部2
30に供給される。
送開始観察部を形成する。
説明する。予想される搬送開始FBERは正の符号を以
て結合点237と結合点236に達する。結合点236
の第2入力端には、同様に噴射制御部142により作成
された搬送持続時間FDが供給される。結合点236の
出力信号は正の符号を以て結合点235に達する。結合
点235の出力端には制御終了AEが出力される。
以て搬送開始目標値FBSが印加される。この値はさら
に特性マップ231を介して結合点233に達する。制
御終了目標値は特性マップ322を介して同様に結合点
233に達する。結合点233の出力信号は結合点23
4の第2入力端に達し、その第1入力端には結合点23
7の出力信号が供給される。結合点234の出力信号は
正の符号を以て結合点235の第2入力端に供給され
る。
開始ABとの間で時間的に定義された関係を得るため
に、少なくとも回転数Nに依存する搬送休止FPが設定
される。搬送休止は予噴射の制御終了VEAEと主噴射
の搬送開始FBとの間の時間間隔に相当する。
終了VEAEが角度/時間変換部201により時点に変
換される。結合点202ではこの時点に対して搬送休止
FPが時間量として加算される。続いてこの時点は時間
/角度変化部206により再び角度量に変換される。こ
の角度量はまた補間された搬送開始FBIとも称され
る。従って搬送開始は予噴射の制御終了後、所定の時間
間隔で行われる。
からスイッチ時間SZが減算され、制御開始ABが計算
される。この手段により予噴射量の精度が保証される。
すなわち主噴射開始と予噴射終了との間の間隔が回転数
に依存して所定の値に設定される。このことは、主噴射
の制御開始と予噴射の制御終了との間隔が所定の時間間
隔、すなわち搬送休止とスイッチ素子の閉鎖時間に基づ
いて設定可能であることを意味する。
部20を介して学習され、続いて制御持続時間補正部2
30により制御終了AEの検出の際に考慮される。
FBERとの間の搬送開始差は制御終了時に追加され
る。すなわち制御持続時間はこの値だけ延長される。搬
送開始観察部220は予想される搬送開始FBERを補
間された搬送開始FBIと比較し、この比較に基づいて
制御器224により補正値を、外挿された搬送開始FB
Eの補正のために検出する。この補正値だけ補正された
外挿搬送開始FBEは予想搬送開始FBERとして用い
られる。予想搬送開始FBERと搬送持続時間FDとの
加算によって制御終了AEが得られる。
るカム勾配に基づき制御終了時と搬送開始時とで異なる
から、ブロック231と232でこの影響の相応の補正
が行われる。このことは特性フィールド231と232
に、制御持続時間を補正するための補正値がファイルさ
れており、子により上記の影響を補正することを意味す
る。
ック回路図。
た線図。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 燃料噴射を制御するための調整素子を有
する内燃機関の制御方法であって、 燃料噴射は少なくとも第1の部分噴射と第2の部分噴射
に分割されている形式の方法において、 第2の部分噴射の制御開始を、第1の部分噴射の制御終
了後の所定の第1の時間間隔で行う、ことを特徴とする
制御方法。 - 【請求項2】 前記時間間隔は、第2の部分噴射の搬送
開始が第1の部分噴射の制御終了後の所定の第2の時間
間隔で行われるように設定される、請求項1記載の制御
方法。 - 【請求項3】 第1の時間間隔は、調整素子の少なくと
も閉鎖時間と第2の時間間隔に基づいて設定される、請
求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 第2の時間間隔は、少なくとも回転数に
依存して設定される、請求項1から3までのいずれか1
項記載の方法。 - 【請求項5】 第2の部分噴射の制御持続時間または制
御終了は搬送開始に基づいて補正される、請求項1から
4までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 搬送開始を学習し、目標搬送開始と比較
し、該比較に基づいて補正を行う、請求項1から5まで
のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 燃料噴射を制御するための調整素子を有
する内燃機関の制御装置であって、 燃料噴射は少なくとも第1の部分噴射と第2の部分噴射
に分割されている形式の制御装置において、 第2の部分噴射の制御開始を、第1の部分噴射の制御終
了後の所定の第1の時間間隔で行うための手段が設けら
れている、ことを特徴とする制御装置。
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JPH06101552A (ja) * | 1992-09-18 | 1994-04-12 | Nippondenso Co Ltd | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
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2001
- 2001-05-18 GB GB0112215A patent/GB2362723B/en not_active Expired - Fee Related
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Patent Citations (3)
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