JP2002004887A - ガスタービン発電装置の制御装置 - Google Patents

ガスタービン発電装置の制御装置

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JP2002004887A
JP2002004887A JP2000184941A JP2000184941A JP2002004887A JP 2002004887 A JP2002004887 A JP 2002004887A JP 2000184941 A JP2000184941 A JP 2000184941A JP 2000184941 A JP2000184941 A JP 2000184941A JP 2002004887 A JP2002004887 A JP 2002004887A
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gas turbine
controller
control
control device
turbine power
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JP2000184941A
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Kazuaki Nakada
和章 中田
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガスタービン発電装置の制御装置において、運
転に関するパラメータを簡単な操作で設定変更できるよ
うにする。 【解決手段】ガスタービン制御装置1において、表示装
置2とプログラマブルロジックコントローラ3は通信ケ
ーブル4で接続される。新たに設定されたデータが表示
装置2の制御手段が有している記憶手段に記憶される。
このデータは、通信ケーブル4を介してコントローラ3
にも送られ、コントローラ3の制御手段5に記憶され
る。新たに設定された運転パラメータのデータと、コン
トローラ3に当初から記憶されている制御プラグラムに
基づき、コントローラ3はガスタービンの運転を制御す
る。ガスタービンの運転パラメータの設定変更が表示画
面を見ながら簡単なパネルタッチ操作で行える。コント
ローラ3に格納した制御プラグラムを直接書き換える必
要がなく、そのための特殊な技術や知識、特別な書き換
え装置なども必要ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービン発電
装置において、ガスタービン制御盤面に設けられるタッ
チパネル入力方式の表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスタービンの運転に関するパラ
メータの設定変更は、ガスタービン制御盤内に設けられ
たプログラマブルロジックコントローラの制御プログラ
ムを直接書き換えて行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パラメータの設定変更
の際、プログラマブルロジックコントローラ用のプログ
ラム入力装置を別途用意する必要がある。個々のガスタ
ービン発電装置固有のパラメータが制御プログラムに書
き込まれることとなり、他の同型式のガスタービン発電
装置との間に制御プログラムの差異が生じる。調整者は
プログラム入力装置および制御プリグラム作成用のソフ
トウェアについての知識が必要になる。制御プログラム
を誤って変更、調整した結果、ガスタービンが異常な動
作をする等、運転に支障が出る可能性がある。
【0004】本発明は、ガスタービン発電装置の制御装
置において、運転に関するパラメータを表示画面上の簡
単な操作で設定変更できるようにすることを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載されたガ
スタービン発電装置の制御装置は、ガスタービン発電装
置の運転に関するパラメータが設定されたプログラマブ
ルロジックコントローラを備えてガスタービン発電装置
の運転を制御するガスタービン制御装置において、表示
装置と、前記表示装置においてタッチパネル入力方式で
前記パラメータを設定変更できるように前記表示装置と
前記プログラマブルロジックコントローラを制御する制
御手段を備えたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図1
〜図3を参照して説明する。図1は、本例のガスタービ
ン制御装置1に設けられた表示装置2において、パラメ
ータ設定変更画面が画面表示部2aに表示されていると
ころを示したものである。図2は、本例のガスタービン
制御装置1の全体の構成を簡略化して示した模式図であ
り、図3は同ブロック構成図である。
【0007】ガスタービン制御装置1に設けられる表示
装置2に、ガスタービンの運転に関するパラメータ設定
変更用の表示装置2を新たに設ける。表示装置2はパラ
メータ表示用の画面表示部2aと、タッチパネル入力方
式の数値ボタン等により構成されるデータ入力部2bを
有する。調整者は設定変更するパラメータを選択した
後、データ入力部2bの数値入力ボタンにより値を変更
する。
【0008】本例のガスタービン制御装置1において、
表示装置2とプログラマブルロジックコントローラ3は
通信ケーブル4で接続されている。変更されたパラメー
タは表示装置2内に記憶されるとともに、通信にてプロ
グラマブルロジックコントローラ3へ送られ、ガスター
ビンの運転動作に反映される。
【0009】図1に示すように、表示装置2の画面表示
部2aをパラメータ設定変更画面に切り換えると、画面
表示部2aには運転パラメータの各項目と、各項目ごと
の設定値が表示される。テンキーなどで項目を選択して
数値を変更し、確定キーを押せば、データ入力部にて新
たに設定されたデータが表示装置2の制御手段が有して
いるデータ記憶部2cに記憶される。また、このデータ
は、通信ケーブル4を介してプログラマブルロジックコ
ントローラ3にも送られ、プログラマブルロジックコン
トローラ3内(又は該コントローラ3外)の制御手段5
のデータ記憶部3aに記憶される。この新たに設定され
た運転パラメータのデータと、プログラマブルロジック
コントローラ3に当初から記憶されている制御手段5の
制御プラグラムに基づき、プログラマブルロジックコン
トローラ3はガスタービンの運転を制御する。
【0010】本例のガスタービン制御においては、制御
プログラムとして燃料制御、NOX制御、補機シーケン
ス制御、システム制御などが挙げられる。これらのプロ
グラムを実行する際のパラメータとしては、例えばター
ビン回転数の上限又は下限(単位%)、ガバナーのゲイ
ン、排気温度の上限値・下限値・目標値(単位℃)、N
X 低減のための水噴射量(%)などがある。
【0011】本例によれば、ガスタービンの運転パラメ
ータの設定変更が画面表示部の表示画面を見ながら簡単
なパネルタッチ操作で行える。そして、設定変更したデ
ータは、本制御装置1内の表示装置2やプログラマブル
ロジックコントローラ3等に設けた制御手段の記憶装置
(データ記憶部)に格納する。ガスタービンの運転に際
しては、プログラマブルロジックコントローラ3に格納
した制御プラグラムに基づき、前記設定変更データを参
照しながら、運転制御を行う。従って、プログラマブル
ロジックコントローラ3に格納した制御プラグラムを直
接書き換える必要がなく、そのための特殊な技術や知
識、特別な書き換え装置なども必要ない。
【0012】
【発明の効果】本発明のガスタービン発電装置の制御装
置によれば、パラメータの設定変更に関して以下のよう
な効果を有する。
【0013】表示装置2のタッチパネルによる入力方式
の採用により、その他の入力装置を必要としない。
【0014】パラメータの設定変更を表示装置2で行う
ことにより、制御プログラムは他の同型式のガスタービ
ン発電装置との共有化が可能となる。
【0015】パラメータの設定変更は、表示装置2の画
面の指示に従ってタッチパネルにより入力する方式のた
め、調整者は特別な知識を必要としない。
【0016】制御プログラムの変更の必然性がなくなる
ことにより、制御プログラムを誤って変更し、ガスター
ビンの運転に支障がでるおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例における表示装置2の表示画面の
一例である。
【図2】本発明の一例におけるガスタービン発電装置の
制御装置の構成を模式的に示す斜視図である。
【図3】本発明の一例におけるガスタービン発電装置の
制御装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ガスタービン制御装置 2 表示装置 3 プログラマブルロジックコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービン発電装置の運転に関するパ
    ラメータが設定されたプログラマブルロジックコントロ
    ーラを備えてガスタービン発電装置の運転を制御するガ
    スタービン制御装置において、 表示装置と、前記表示装置においてタッチパネル入力方
    式で前記パラメータを設定変更できるように前記表示装
    置と前記プログラマブルロジックコントローラを制御す
    る制御手段を備えたことを特徴とするガスタービン発電
    装置の制御装置。
JP2000184941A 2000-06-20 2000-06-20 ガスタービン発電装置の制御装置 Withdrawn JP2002004887A (ja)

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Effective date: 20070904