JP2002004779A - 推進用立坑内の移動装置 - Google Patents

推進用立坑内の移動装置

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JP2002004779A
JP2002004779A JP2000182465A JP2000182465A JP2002004779A JP 2002004779 A JP2002004779 A JP 2002004779A JP 2000182465 A JP2000182465 A JP 2000182465A JP 2000182465 A JP2000182465 A JP 2000182465A JP 2002004779 A JP2002004779 A JP 2002004779A
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JP
Japan
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shaft
main
propulsion
girder
main shaft
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JP2000182465A
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English (en)
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Nobuhiko Kimura
村 信 彦 木
Takakiyo Nakashita
下 孝 清 中
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Kidoh Construction Co Ltd
Original Assignee
Kidoh Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、道路上に本立坑が解放できない場合
に、本立坑の横にサイド立坑を設け、サイド立坑から本
立坑にシールド掘進機や推進管等を取り込むための移動
装置をを提供するものである。 【構成】本発明は、本立坑及びサイド立坑の前後の土留
め壁に沿って平行に設けた2本の受桁と、前記受桁を所
定の間隔をおいて支持するように設けた支柱と、前記受
桁上に設置された2本のレール材と、前記2本のレール
材に渡すように設けた主桁と、前記主桁の両端に連結し
てレール上を走行可能にした走行台車と、前記主桁を横
行可能に設置した吊具と、によって構成される推進用立
坑内の移動装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下水道、ガス、
電気等の管が埋設される道路上に本立坑が開放できない
場合に、本立坑横にサイド立坑を構築し、サイド立坑か
ら推進管等を吊り降ろし、本立坑内の計画路線上に取り
込むための移動装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】市街地においては、車両等の交通に支障が
なく、また、地下埋設物にも悪影響をあたえることの少
ない方法として、推進工法が多く採用されている。推進
工法とは、推進管の埋設区間の一端に設けた発進立坑よ
り、トンネル孔を形成しながら推進管を順次地中に押し
圧して他端に設けた到達立坑まで推進埋設する方法であ
る。
【0003】近年、市街地における車両の通行量はます
ます増加する傾向にあり、推進区間の両端に設けられる
本立坑も交通の支障となり、道路上の本立坑部分は鋼製
の覆工板により蓋をして閉塞し、本立坑の横にサイド立
坑を構築して、サイド立坑から推進管等の資材を吊り降
ろして、サイド立坑内から道路下の本立坑内に取り込む
方法が開発されている。
【0004】シールド掘進機や推進管のサイド立坑内か
ら本立坑内の推進位置までの取り込み方法として、サイ
ド立坑から本立坑まで水平にレール材を敷き、レール材
上を回転させることによって運搬する方法が用いられて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した推進管等を回
転させる方法は、サイド立坑から本立坑内の計画路線位
置まで推進管等を運搬するのに労力を必要とし、作業効
率が悪くなることや狭い立坑内で重量物を回転させると
いう不安全な作業となる。
【0006】このため、本発明は、立坑内の推進管等を
取り込みや据え付けが、効率良く行える推進用立坑の移
動装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、本立
坑及びサイド立坑の前後の土留め壁に沿って平行に設け
た2本の受桁と、前記受桁を所定の間隔をおいて支持す
るように設けた支柱と、前記受桁上に設置された2本の
レール材と、前記2本のレール材に渡すように設けた主
桁と、前記主桁の両端に連結してレール上を走行可能に
した走行台車と、前記主桁を横行可能に設置した吊具
と、によって構成される推進用立坑内の移動装置であ
る。
【0008】受桁及び支柱は、レール材や主桁の重量及
び吊り荷を支えることができるように、比較的強度のあ
るH型鋼材等が使用される。支柱の高さは、シールド掘
進機や推進管を吊って移動させることができる高さが必
要であり、管径や土留め壁の支保工材位置等を考慮して
決定される。
【0009】受桁上に設置されるレール材は、従来用い
られている標準のレール材を用いればよい。受桁への固
定は、ボルトナットや溶接による方法で行われる。
【0010】主桁は、吊具によって吊り揚げられる推進
管等の荷重に対して十分に対抗できる強度が必要で、I
型鋼材等を使用して強固に製作されている。吊具として
は、通常使用されているホイストやチェンブロックが施
工状況に応じて搭載され、主桁を横行可能な構造となっ
ている。
【0011】主桁の両端に固定して設けられた走行台車
は、走行台車に備えられた電動機の回転を車輪に伝達さ
せてレール材上を走行する。
【0012】サイド立坑の吊り設備によりサイド立坑内
に吊り降ろされた推進管等は、一度サイド立坑の底部に
仮置きされ、本立坑内及びサイド立坑内に設置された移
動装置の吊具によって吊り揚げられ、走行台車を稼働さ
せることによって推進管等を本立坑内の所定の位置まで
移動させる。そして、計画路線上に設置された推進台に
推進管等を据え付け、本立坑の後方に設置した推進設備
で推進管の後端を押圧して、推進管を地中に推進埋設し
ていく。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
基に説明する。図1は、本発明の推進用立坑の移動装置
を説明する横断面図である。地中に埋設される管路の計
画路線位置が道路上にある場合、本立坑1と本立坑1の
横にサイド立坑2を延長して構築し、道路に当たる部分
の本立坑1の開口部は鋼製の覆工板4を設置して閉塞
し、覆工板4上は車両が通行させる。本立坑1とサイド
立坑2を形成する土留め壁5は、支保工材3とともに強
度計算が行われて土圧や水圧に対して十分に耐える構造
となっている。本立坑1とサイド立坑2内の前後の土留
め壁5に沿って平行に2本の受桁6が設けられている。
受桁6は、所定の間隔を置いて支柱7によって支持固定
されている。受桁6の上部には、レール材8が設置され
ている。レール材8に渡すように設置された主桁9は、
両端に装備した走行台車10がレール材8上に載るよう
に構成されている。主桁9は、走行台車10の電動機に
よって受桁6方向に走行可能となっている。主桁9に装
備された吊具12は、ホイストやチェーン式の電動チェ
ーンブロック等が用いられ、主桁9の横行は、施工条件
によって電動横行や手押し横行が採用される。
【0014】土留め壁5は、土質条件や掘削深さ及び立
坑の大きさ等を考慮して、鋼矢板工法やコンクリートを
打設する連続地中壁工法等が採用される。土留め壁5に
設置される支保工材3の位置は、支保工材3の下方に設
置される移動装置によって推進管13等が吊り上げるこ
とのできる空間を確保することが必要である。支保工材
3としては、土圧や水圧に十分対抗できるように強度の
あるH型鋼材等が一般に用いられる。
【0015】本立坑1及びサイド立坑2の前後の土留め
壁5に沿って設けられる受桁6や受桁6を支持する支柱
7は、受桁6上を走行する主桁9の重量や吊り荷を受け
持つため、強度のあるH型鋼材等が使用される。
【0016】レール材8は、通常用いられている標準の
レール材が用いられ、受桁6上にボルトナットや溶接等
によって固定される。主桁9の両端に固設されている走
行台車10は、電動機の回転力を車輪に伝達させること
によってレール材8上を走行することができる。
【0017】図2は、本発明の推進用立坑の移動装置を
説明する縦断面図である。本立坑1の開口部には、覆工
板4が設置されている。本立坑1の前後の土留め壁5に
沿って、受桁6が設けられ、受桁6は支柱7によって支
持されている。支柱7は、所定の間隔を置いて上下に渡
し材15を設けることによって強固な構造とすることが
できる。レール材8上に架けられた主桁9には、吊具1
2であるホイストが設けられ、ホイストに装備した電動
機によって主桁9を横行することが可能となっている。
【0018】次に、本発明の移動装置の使用方法につい
て説明する。サイド立坑2の開口部に設置したクレーン
設備(図示省略)により、推進管13がサイド立坑内2
に吊り降ろされ、サイド立坑2の底部に仮置きする。走
行台車10を稼動することによって主桁9を推進管13
の方向に走行させて、推進管13上で停止される。そし
て、吊具12によって推進管13を吊り上げ、走行台車
10を稼動させて主桁9を推進管13の計画路線上に移
動させる。推進管13を計画路線上に合わせると、主桁
9の吊具12を稼動させて推進管13を前後させて所定
の位置に合わせ、推進管13を吊り降ろして推進台14
に据え付ける。
【0019】本実施形態では、推進管13の移動方法に
ついて説明したが、シールド掘進機や他の資材の場合も
同様の方法で移動することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明の推進用立坑の移
動装置により、従来のように重量物を回転させて移動す
るという作業効率の悪い作業がなくなり、サイド立坑か
ら本立坑へシールド掘進機や推進管を坑効率良く移動さ
せることが可能となり、資材の取り込み、据え付け作業
が迅速に安全に行え、工期の短縮を可能とした。また、
工事期間の短縮に伴って、工事費用の低減も可能とし
た。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の推進用立坑の移動装置を説明する横断
面図である。
【図2】本発明の推進用立坑の移動装置を説明する縦断
面図である。
【符号の説明】
1 本立坑 2 サイド立坑 3 支保工材 4 覆工板 5 土留め壁 6 受桁 7 支柱 8 レール材 9 主桁 10 走行台車 11 調整材 12 吊具 13 推進管 14 推進台 15 渡し材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計画路線上に設置した本立坑が常時開放す
    ることができない推進工法で、前記本立坑の横に設けた
    サイド立坑からシールド掘進機や推進管を吊り降ろし、
    本立坑内の計画路線上に取り込むための推進用立坑内の
    移動装置であって、本立坑及びサイド立坑の前後の土留
    め壁に沿って平行に設けた2本の受桁と、前記受桁を所
    定の間隔をおいて支持するように設けた支柱と、前記受
    桁上に設置された2本のレール材と、前記2本のレール
    材に渡すように設けた主桁と、前記主桁の両端に連結し
    てレール上を走行可能にした走行台車と、前記主桁を横
    行可能に設置した吊具と、によって構成されることを特
    徴とする推進用立坑内の移動装置。
JP2000182465A 2000-06-19 2000-06-19 推進用立坑内の移動装置 Pending JP2002004779A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008190221A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Okumura Corp 発進立坑における横移動設備
JP2008190222A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Okumura Corp 発進立坑における推進管の横移動台車
JP2014129664A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Okumura Corp 函体構造物の設置方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008190221A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Okumura Corp 発進立坑における横移動設備
JP2008190222A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Okumura Corp 発進立坑における推進管の横移動台車
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