JP2002004764A - シールド掘進機及びその仮推進方法 - Google Patents

シールド掘進機及びその仮推進方法

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JP2002004764A JP2000189571A JP2000189571A JP2002004764A JP 2002004764 A JP2002004764 A JP 2002004764A JP 2000189571 A JP2000189571 A JP 2000189571A JP 2000189571 A JP2000189571 A JP 2000189571A JP 2002004764 A JP2002004764 A JP 2002004764A
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祥治 桐谷
Noriyuki Sasaki
徳行 佐々木
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秀樹 田中
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清 勝沼
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】元押しジャッキ等の付帯設備を排除して発進立
坑を縮小することを可能とし、機体のコンパクト化を図
ったシールド掘進機を提供すると共に、更には、曲線施
工を容易に且つ円滑に行うことを可能にしたシールド掘
進機の仮推進方法を提供する。 【解決手段】各分割胴部52 〜54 内に装備する各種の機
器13,14等 をユニット化しシールド機長を短くして小さ
い曲率で屈曲することができる。また、分割胴部52 〜5
4 を立坑22から地山に推進させるとき、立坑に搬入した
先位の分割胴部52の仮推進用ジャッキ55の推力により土
中に貫入し、次位の分割胴部53を搬入して先位の前記分
割胴部52の後端に連結したのち、次位の分割胴部53の仮
推進用ジャッキ55により推進して、これを順次繰り返
す。立坑の築造による工事費が低減できると共に全体工
期が短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに分割可能な
複数の分割胴部から構成されたシールド掘進機及びその
仮推進方法に係わり、特に、発進立坑に仮推進用の元押
しジャッキを配置することなく仮推進可能にしたシール
ド掘進機及びその仮推進方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来シールド機械として、掘削機本体の
後方に後続台車を連結し、この後続台車上に運転装置や
パワーユニット等を設けてあるのが一般的である。
【0003】このような一般的なシールドとは別に、図
9に示すようなシールド機も考案されている。このシー
ルド機においては、従来後続台車上に設けていた各種機
器類をすべて機内に配置しており、それにより機長が長
くなった分、屈曲部(3箇所)を多く設けており、曲線
施工にも対応できるようにしている。以下、図9に基づ
いてこのシールド機械の構造について説明する。
【0004】図9に示すように、このシールド掘進機1
は円筒体をなしており、前分割胴部2、中分割胴部3及
び後分割胴部4からなる三分割構成とされている。各分
割胴部2〜4の固定連結部5は図示せぬボルト等により
着脱可能に連結固定されている。前記前分割胴部2の長
さ寸法は3,755mmであり、前記中分割胴部3の長
さ寸法は4,400mmある。前記後分割胴部4の長さ
寸法は3,260mmである。このシールド掘進機1の
全長は10,890mmとなり、その外径は1,930
mmである。
【0005】前記前分割胴部2はシールドプレート2a
の前端開口部を閉鎖するように円板状をなすカッタヘッ
ド6が配されており、そのカッタヘッド6の中心部に固
着された回転軸7が軸受部を介して駆動回転可能に前記
シールドプレート2a内に支承されている。同シールド
プレート2aの内部には、カッタヘッド駆動用減速電動
機8や、土砂排出用のスクリュコンベヤ9、スクリュコ
ンベヤ駆動用モータ10等が装備されている。前記シー
ルドプレート2aは前後に二分割され、前後の分割シー
ルドプレート2a−1,2a−2は球面状をなす嵌合面
2bを介して屈曲可能に連結固定されており、その屈曲
部2cの内壁面には4基の方向修正ジャッキ12,…,
12が等間隔に固定されている。
【0006】前記中分割胴部3の内部には操作盤13、
油圧タンク14やパワーユニット15等が装備されてい
る。その中分割胴部3のシールドプレート3aは前記前
分割胴部2と同様に前後に二分割され、前後の分割シー
ルドプレート3a−1,3a−2は球面状をなす嵌合面
3bを介して屈曲可能に連結固定されている。その屈曲
部3cの内壁面には4基の中折れジャッキ16,…,1
6が等間隔に固定されている。
【0007】前記後分割胴部4の内部にはテールシール
17、動力盤18、エレクタ19やエレクタ旋回モータ
20等が装備されている。前記後分割胴部4のシールド
プレート4aは前記前分割胴部2と同様に前後に二分割
され、前後の分割シールドプレート4a−1,4a−2
は球面状をなす嵌合面4bを介して屈曲可能に連結固定
されている。その屈曲部4cの内壁面には8基の中折れ
ジャッキ16,…,16及び8基の推進ジャッキ21,
…,21が固定されている。
【0008】この従来のシールド掘進機1を用いて下水
道等の曲線区間を施工する際には、図10に示すよう
に、先ず、各分割胴部2〜4を搬入可能な大きさに築造
された立坑22内に搬入する。続いて、図示せぬ排土用
ポンプや配管等を取り付けたのち、前記前分割胴部2の
後端部に押輪23を取り付ける。同押輪23を介して前
記立坑22の土留壁24に配した元押しジャッキ25を
伸長させ、前記前分割胴部2の後端部と前記元押しジャ
ッキ25との間に馬蹄形をなすストラット26を順次組
み込みながら、前記前分割胴部2を推進させる。
【0009】次に、前記中分割胴部3を搬入可能な所定
の距離に前記前分割胴部2を推進させたのち、前記元押
しジャッキ25等を初期の待機位置に戻して搬入空間を
形成し、前記中分割胴部3を立坑22内に搬入する。次
いで、前記前分割胴部2と中分割胴部3とを連結する。
同様の操作を順次繰り返すことにより前記中分割胴部3
と前記後分割胴部4とを連結したのち、前記シールド掘
進機1を下水道等の曲線線形に応じて屈曲させながら、
その曲線区間を施工する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の従来
のシールド掘進機1は、各分割胴部2〜4の間の各固定
連結部5と各分割胴部2〜4それぞれの屈曲部2c,3
c,4cとは異なる部位にそれぞれ設けられている。こ
のため、仮推進時に押輪23や元押しジャッキ25等の
付帯設備を必要とし、立坑22内に前記付帯設備の設置
スペースを確保しなければならない。これがため、立坑
22の用地を充分に確保しなければならなず、その開口
も必然的に大きくなり、工事費が増大すると共に全体工
期も長くなり、市街地等では立坑22の築造工事自体を
困難にする場合がある。
【0011】本発明は、かかる従来の課題を解消すべく
なされたものであり、元押しジャッキ等の付帯設備を排
除して発進立坑の開口を縮小することを可能とし、機体
のコンパクト化を図ったシールド掘進機を提供すること
を目的とし、更には、曲線施工を容易に且つ円滑に行う
ことを可能にしたシールド掘進機の仮推進方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用効果】前記目的は
本件請求項1〜5に記載された各発明により効果的に達
成される。本件請求項1に係る発明は、各分割胴部内に
各種の機器ユニットが収納され、互いに分割可能な複数
の分割胴部と、最後尾の分割胴部を除く各分割胴部の後
端部に、立坑内から地山に向かって推進する仮推進用ジ
ャッキとを備えてなることを特徴とするシールド掘進機
にある。
【0013】一般に、記述したとおり、この種のシール
ド掘進機は複数個に分割可能な胴部からなる分割体であ
り、その分割胴部を発進立坑内に搬入することは可能で
あっても、前記立坑内に押輪や元押しジャッキ等の付帯
設備を必要とし、しかも、その設置スペースを確保しな
ければならない。前記立坑内の狭い作業空間を考慮する
と、立坑の用地を充分に確保しなければならず、その開
口も必然的に大きくなる。その結果、工事費が増大する
と共に全体工期も長くなる。
【0014】上記発明にあっては、搬入可能な大きさに
築造された発進立坑に前記分割胴部を搬入する。発進立
坑から地山に推進させるとき、従来のごとく元押しジャ
ッキ等の付帯設備は不要であって、最後尾の分割胴部を
除く各分割胴部の後端部に備えられた仮推進用ジャッキ
の推力により順次推進させる。つまり、先の分割胴部を
前記立坑から土中に貫入させて、立坑内に次位の分割胴
部を搬入するスペースを確保する。次位の分割胴部を搬
入して先位の前記分割胴部の後端に連結したのち、次位
の分割胴部の後端部に備えられた仮推進用ジャッキによ
り推進して、これを順次繰り返す。
【0015】このように、本発明によれば分割胴部の後
端に備えた仮推進用ジャッキにより推進させることがで
きるため、元押しジャッキ等の付帯設備が不要となり、
従来の発進立坑よりも開口面積を小さくすることができ
る。その結果、立坑の築造による工事費が低減できると
共に全体工期が短縮できる。
【0016】また、各分割胴部に装備する各種のユニッ
ト類の配置を変更したり、ユニット類の小型化などによ
りシールド機長を短くできれば、曲率半径の小さいカー
ブ曲線やL型やS型をなすカーブ曲線の施工も円滑に行
うことができると共に、曲線施工の性能及び効率を著し
く向上させることができる。
【0017】請求項2に係る発明は、最後尾の分割胴部
を除く各分割胴部の後端部に、前記仮推進用ジャッキの
伸縮ロッド端の伸縮動に応じて連結胴部を屈曲させる屈
曲機構を有している。かかる構成に基づき、最後尾の分
割胴部を除く各分割胴部の後端部に備えられた上記請求
項1の仮推進用ジャッキは、連結胴部を屈曲させる前記
屈曲機構の作動用として兼用できる。例えば、シールド
掘進機が曲線上を掘進する場合には、所望の仮推進用ジ
ャッキの伸縮ロッド端を伸長させて連結胴部を上下左右
方向に自由に屈曲させる。また、シールド掘進機が直線
上を掘進する場合には、全ての仮推進用ジャッキの伸縮
ロッド端の収縮量を一致させて、前記屈曲機構が連結胴
部を直線状態に復帰させる。
【0018】この発明によれば、前記仮推進用ジャッキ
と最後尾の分割胴部を除く各分割胴部の後端部を構成す
る連結部分とが、屈曲部を構成する各分割胴部の後端に
配されているため、各分割胴部の固定連結部と屈曲部と
が推進方向の異なる部位に配された従来のシールド掘進
機と比べると、各分割胴部に装備する各種のユニット類
の配置を自由に設定することができ、機体のコンパクト
化が達成できる。シールド機長を短くできれば、更に立
坑寸法を小さくすることができると共に、曲線施工の性
能及び効率を著しく向上させることができる。
【0019】請求項3に係る発明は、最後尾の分割胴部
を除く各分割胴部の連結部に、前記仮推進用ジャッキの
伸縮ロッド端の伸縮動に応じて連結胴部間寸法を調整す
るスライド機構を有している。いま、土中に貫入された
シールド掘進機が曲線上を掘進するとき、例えば所望の
前記仮推進用ジャッキの伸縮ロッド端を伸長させる。続
いて、最後尾の分割胴部を除く所望の分割胴部の屈曲部
に備えられたスライド機構を介して最後尾の分割胴部を
除く前記分割胴部を僅かに直線的に推進させ、前記伸縮
ロッド端を収縮させる。これにより、最先端の分割胴部
と地山との間に僅かな間隙を形成する。次いで、最後尾
の分割胴部の後端部に備えられた所望の推進ジャッキを
伸長させ、同推進ジャッキの推力により分割胴部全体を
直線的に僅かに推進させたのち、所望の連結胴部を曲線
線形に沿わせた形状に屈曲させる。
【0020】このとき、前述のごとく最先端の前記前分
割胴部と地山との間に僅かな間隙を形成して屈曲方向に
対して自由空間(遊び)を作り、屈曲方向の自由度が与
えられるため、最先端の前記分割胴部を屈曲させる直前
に前記推進ジャッキの推力を分割胴部全体に直接に且つ
直線的に伝達することができる。最後尾の前記分割胴部
を除く各分割胴部の後端部に備えられた仮推進用ジャッ
キにより、屈曲時に必要な推力を個別に得るよりも、分
割胴部全体が直線状態にある時に、最後尾の前記分割胴
部の後端部に備えられた前記推進ジャッキにより分割胴
部全体に推力を与えることにより、同推進ジャッキに加
わる過大な反力を排除して、必要な推力を増大させるこ
とができると共に、急勾配や急曲線施工を円滑に行うこ
とができる。
【0021】請求項4に係る発明は、分割胴部が立坑の
搬入寸法に略等分割されていることを規定している。一
般的に、立坑の開口はシールド掘進機の分割胴部の長さ
寸法より広い所定の設定間隔をもって築造している。最
も長い前記分割胴部に合わせて立坑の搬入寸法を設定す
る必要があるため、立坑の開口が必然的に大きくなり、
立坑用地を充分に確保できない市街地等では、立坑の築
造工事自体が困難になる。
【0022】一方、立坑用地を充分に確保できないが、
工事区間の変更などが不可能であってシールド掘進機の
分割胴部を設定される立坑の搬入寸法に適合させる必要
が生じる場合がある。こうした場合にも、本発明にあっ
ては、既述したごとく各分割胴部の内部に装着される各
種装置がユニット化され、パワーユニットや各アクチュ
エータ等を狭い分割胴部内に配することが可能となるた
め、シールド掘進機の全長がコンパクト化され、しかも
シールド掘進機の分割胴部を略等分割すれば、前記分割
胴部の長さ寸法を最も短くすることが可能となり、立坑
の小さな開口にもよく適合させることができる。このた
め、立坑用地の選定や立坑の築造工事を容易に行うこと
ができる。
【0023】また、前述のごとく各分割胴部の内部に装
着される各種装置をユニット化し、パワーユニットや各
アクチュエータ等を同じ分割胴部内に配することが可能
であるため、配線や配管等の段取り作業が排除できる。
更に、各分割胴部の長さが略同一寸法となるため、各分
割胴部の軌道が常に同じ曲線線形に沿うようになり、各
分割胴部を円滑に追従させることができる。
【0024】本発明のシールド掘進機の分割胴部を発進
立坑内から地山に推進するとき、上記仮推進用ジャッキ
を使って効果的に実施される。その代表的な方法が、請
求項5に係る発明のごとくシールド掘進機の仮推進方法
であり、立坑に分割胴部を搬入すること、立坑に搬入し
た先位の分割胴部を、その後端部に設けた仮推進用ジャ
ッキを用いて仮推進すること、次位の分割胴部を前記立
坑に搬入すること、次位の前記分割胴部を先位の前記分
割胴部に連結することを含んでなることを特徴としてい
る。
【0025】機体の分割胴部を搬入可能な最小限の大き
さに築造された発進立坑内に前記分割胴部を順次搬入す
る際に、発進立坑からは元押しジャッキ等の付帯設備が
排除されている。発進立坑内に搬入された分割胴部のう
ち、最後尾の分割胴部を除く各分割胴部の後端部に備え
られた各仮推進用ジャッキの推力により発進立坑から地
山に順次推進させることができる。具体的には、先位の
分割胴部を前記仮推進用ジャッキの推力により推進して
同分割胴部が地中に貫入されたのち、立坑内に次位の分
割胴部を搬入して、先位の前記分割胴部の後端に連結す
る。同様の操作を順次繰り返して、狭い立坑内であって
も容易に且つ円滑に推進させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて具体的に説明する。図1〜図8は
本発明の代表的な実施形態を示している。図1はシール
ド掘進機の主要部の構成を概略的に示す内部断面図であ
り、図2は同シールド掘進機の分割胴部を概略的に示す
内部断面図であり、図3は同分割胴部の屈曲形態の一例
を概略的に示す内部断面図である。なお、これらの図に
あって既述した上記従来技術と機能面で実質的に一致す
る部材に関しては、同一の符号と部材名とを付してい
る。
【0027】これらの図において、本実施形態のシール
ド掘進機51は外径寸法が2,440mmの円筒体から
構成されており、前分割胴部52、中分割胴部53及び
後分割胴部54からなる三分割構成とされている。前分
割胴部52の長さ寸法は3,645mmであり、前記中
分割胴部53の長さ寸法は3,675mm、前記後分割
胴部54の長さ寸法は3,120mmである。このシー
ルド掘進機51の全長は10,440mmとなる。この
シールド掘進機51は各分割胴部52〜54の後端部と
後続の分割胴部の前端部とが分割可能に連結固定され
る。各分割胴部52〜54は下水道等の急勾配や急曲線
施工に対応して、それぞれの間で略く字状に屈曲するよ
うに構成されている。
【0028】前記前分割胴部52は、そのシールドプレ
ート52aの前端開口部にカッタヘッド6を備えてい
る。このカッタヘッド6はスポーク形状をなしており、
その中心部に固着された回転軸7及び支持体60が図示
せぬ軸受部を介して前記シールドプレート52aに固定
された支持円板52bに支承されている。前記回転軸7
及び支持体60は減速電動機8により駆動回転する。前
記カッタヘッド6の背面部に形成された掘削土砂類の取
り入れ空間の後方に延びたスクリュコンベヤ9やその駆
動用電動モータ10、ロータリポンプ11等の排土機構
などが前記前分割胴部52内に装着されている。前分割
胴部52に連結される前記中分割胴部53の内部には制
御盤13、油圧タンク14、油圧ポンプやモータ等の駆
動装置15が上下に並列した状態で収納されている。
【0029】前記中分割胴部53に連結される最後尾の
前記後分割胴部54の前端部の内周面には複数の推進ジ
ャッキ21が固定されており、その後端部にはテールシ
ール17等が設けられている。この後分割胴部54の内
部には、エレクタ19やエレクタ旋回モータ20等が設
置され、その後方にセグメント組立スペースを有してお
り、1掘進ごとにトンネル内壁面に円弧状のセグメント
27をリング状に組み立てていく。
【0030】本発明の最も特徴とするところは、最後尾
の前記分割胴部54を除く各分割胴部52,53の後端
部に、従来の上記元押しジャッキ25による推力を必要
とせずに立坑22内から地山に向かって推進可能な仮推
進用ジャッキ55を備えている点にある。本実施形態に
よれば、前記仮推進用ジャッキ55は、立坑22内に搬
入した各分割胴部52及び53を推進させる仮推進機能
を有すると共に、各分割胴部52〜54の連結された胴
部間を屈曲又はスライドさせる作動源としての機能をも
兼ね備えている。本実施形態にあっては、各分割胴部5
2〜54は立坑22の搬入寸法に略等分割される。
【0031】ここで、前記前分割胴部52の後端部と前
記中分割胴部53の後端部に関しては同一の構造を有し
ているため、同一の符号と部材名とを付している。従っ
て、以下の説明にあっては説明の冗長を避けるため、前
記中分割胴部53の後端部についての詳細な説明は省略
する。
【0032】本実施形態によれば、上記後分割胴部54
の後端部を除く前中の各分割胴部52及び53の後端部
の内壁面部には、複数の仮推進用ジャッキ55,…,5
5が周方向に固設されている。同仮推進用ジャッキ55
の本体55bは各分割胴部52,53のシールドプレー
ト52a,53aの内壁面部にそれぞれ取り付けられた
ブラケットを介して揺動自在に支承される。この仮推進
用ジャッキ55の伸縮ロッド端55aはリング状をなす
連結部材56に同じく揺動可能に固定されている。この
連結部材56はシール材を介して前記中分割胴部53の
前端部に固設されたリング状円板からなる連結部材5
6’に図示せぬ締結ボルトにより締結される。
【0033】前胴部52の前記連結部材56は、前記中
分割胴部53の前端部に連結固定される第1フレーム5
6aと、後述する摺動部材59を介して前記前分割胴部
52の後端部内周面に摺接して推進方向に摺動する第2
フレーム56bと、各フレーム56a及び56bの間に
あって複数の仮推進用ジャッキ55,…,55の各伸縮
ロッド端55aの支持位置に突設された第3フレーム5
6cとからなっている。同第3フレーム56cは前記伸
縮ロッド端55aを揺動可能に支持する。
【0034】また前記前分割胴部52の後端部には、シ
ールドプレート52aの内壁面部に取り付けられたブラ
ケットを介して複数の廻止めピン57,…,57が前記
仮推進用ジャッキ55と周方向に配されている。この廻
止めピン57の一端は前記連結部材56の第3フレーム
56cに着脱可能に固定されている。
【0035】更に、本発明にあっては、前記前分割胴部
52の後端部に上記仮推進用ジャッキ55の伸縮ロッド
端55aの伸縮動に応じて連結胴部間寸法を調整するス
ライド機構を有している。本実施形態によれば、前記シ
ールドプレート52aの後端部にはリング状をなすプレ
ート部材58が固設されており、同プレート部材58の
内周面は凹球面状をなしている。一方、前記連結部材5
6の第2フレーム56bには前記プレート部材58の内
周面に摺動する摺動部材59がシール材を介して着脱可
能に固定されている。この摺動部材59の外周面を構成
する摺動面は、前記プレート部材58の内周面と同一曲
率をもつ凸球面状をなしている。前記連結部材56と前
記シールドプレート52aの後端部とはシール材を介し
て液密に嵌着される。
【0036】上記構成を備えることにより、前記仮推進
用ジャッキ55と最後尾の上記分割胴部54を除く各分
割胴部52,53の屈曲機構である上記連結部材56,
プレート部材58及び摺動部材59とが各分割胴部5
2,53の後端部に集約して配されているため、発進立
坑から前部及び中部の各分割胴部52,53を発進させ
るとき、前記仮推進用ジャッキ55を推進ジャッキとし
て活用できることは勿論のこと、伸縮ロッド端55aの
伸縮動に応じて、連結された胴部52〜54間で上下左
右方向に自由に屈曲させる中折れジャッキとしての機能
をも有している。
【0037】いま、上記シールド掘進機51が曲線上を
掘進するとき、例えば前分割胴部52の所望の前記仮推
進用ジャッキ55の伸縮ロッド端55aを伸長させて連
結胴部を屈曲させる。このとき、前記仮推進用ジャッキ
55を方向修正ジャッキとして機能させることもでき
る。これとは逆に、前記シールド掘進機51が直線上を
掘進する場合には、全ての前記仮推進用ジャッキ55の
伸縮ロッド端55aを収縮限まで収縮させて、前記連結
胴部を直線状態に復帰させる。
【0038】以上のごとく構成された本発明のシールド
掘進機51は、前分割胴部52及び中分割胴部53の後
端部に仮推進機構、屈曲機構及びスライド機構を有して
いるため、従来の上記シールド掘進機のごとく各分割胴
部の固定連結部と屈曲部とを推進方向の異なる部位に配
する構造と比べると、各分割胴部52〜54内の中央部
分に配される方向修正ジャッキや中折れジャッキを排除
して胴部内の収納空間を拡げることが可能であり、各分
割胴部52〜54内に装備する各種の上記機器類をユニ
ット化することが可能となる。その結果、各種の上記ユ
ニット類の配置を自由に設定することができると共に、
従来の上記シールド掘進機の全長よりも短尺にして機体
のコンパクト化が達成できる。シールド推進機51の全
長を短くできれば、必然的に各分割胴部長さも短くな
り、その結果、立坑寸法を小さくすることができるよう
になり、同時に曲率半径の小さい曲線施工が可能になる
ばかりでなく、その施工効率を著しく向上させることが
できる。
【0039】図3は本発明のシールド掘進機における分
割胴部の屈曲形態の一例を概略的に示している。同図に
示すように、本発明のシールド掘進機51が、例えば下
水道等の曲線線形に応じて屈曲しながら、その曲線区間
を施工するとき、各分割胴部52〜54の連結された所
望の胴部間が曲率半径の小さい曲線線形に沿って屈曲さ
れる。
【0040】いま、土中に貫入されたシールド掘進機5
1が曲線上を掘進するとき、例えば最先端の前記前分割
胴部52の後端部における所望の上記仮推進用ジャッキ
55の伸縮ロッド端55aを僅かに伸長させると共に、
反対側の伸縮ロッド端55aを僅かに収縮させる。これ
らの伸縮ロッド端55aの伸縮により、最先端の前記前
分割胴部52は前記中分割胴部53に対して屈曲し、前
記前分割胴部52の後端部に設けられた前記プレート部
材58と前記連結部材56に固定された前記摺動部材5
9とが摺動する。このとき、連結胴部間が所望の間隔に
離れて、前記前分割胴部52は僅かに直線的に推進す
る。
【0041】次いで、前記伸縮ロッド端55aを収縮さ
せることにより前記前分割胴部52と図示せぬ地山との
間に僅かな間隙を形成する。続いて、最後尾の上記後分
割胴部54の後端部に備えられた所望の上記推進ジャッ
キ21を伸長させる。同ジャッキ21の推力により前記
分割胴部52〜54全体を直線的に推進させながら、所
望の前記仮推進用ジャッキ55を伸長させ、前記プレー
ト部材58と前記摺動部材59との摺動により連結胴部
を曲線線形に沿わせた形状に順次屈曲させる。
【0042】前記前分割胴部52が曲線区間を掘削する
に従って他の各分割胴部53,54の後端部に備えられ
た所望の前記仮推進用ジャッキ55を伸長させ、各分割
胴部53,54を前記前分割胴部52に追従させる。そ
して、曲線施工から直線施工に移るとき、前記仮推進用
ジャッキ55を各々伸縮させて、各連結胴部を直線状態
に復帰させる。
【0043】ところで、既述したごとく前記前分割胴部
52と図示せぬ地山との間に僅かな間隙を形成して屈曲
方向に対して自由空間を作り、屈曲方向の自由度が与え
られている。このため、各分割胴部52,53の連結胴
部を屈曲させる直前に上記推進ジャッキ21の推力を分
割胴部52〜54全体に直接に且つ直線的に伝達するこ
とができる。従って、前記分割胴部52〜54全体が直
線状態にある時に、前記後分割胴部54の前記推進ジャ
ッキ21により前記分割胴部52〜54全体に推力を与
えることによって、各分割胴部52,53の前記仮推進
用ジャッキ55により屈曲時に必要な推力を個別に得る
よりも、前記仮推進用ジャッキ55が過大な反力を受け
ることなく必要な推力を増大することができると共に、
急勾配や急曲線の施工を円滑に行うことができる。
【0044】図4〜図8は本発明のシールド掘進機の分
割胴部を立坑に搬入する手順を示している。これらの図
に示すように、本発明のシールド掘進機51の分割胴部
52〜54を発進立坑22内から地山に推進するときに
は上記仮推進用ジャッキ55を使って実施される。い
ま、前記シールド掘進機51の分割胴部52〜54を搬
入可能な大きさに築造された立坑22を介して、シール
ド掘進機51の推進方向に向けて前記前分割胴部52を
地下に搬入し、図示せぬ推進台に載置する。続いて、同
じく図示を省略した排土用ポンプや配管等を取り付けた
のち、前記前分割胴部52の後端部に上記押輪23やス
トラット26等を取り付ける。ここで、上記仮推進用ジ
ャッキ55に取り付けられた連結部材56と、前記前分
割胴部52の後端部に取り付けられた廻止めピン57
と、前分割胴部52の後端縁部に取り付けられた摺動部
材59との固定状態を解除しておく。
【0045】前記前分割胴部52の所望数の仮推進用ジ
ャッキ55を伸長させ、前記連結部材56を介して前記
ジャッキ55の伸縮ロッド端55aを前記押輪23に押
圧する。前記摺動部材59の下面が前記連結部材56に
摺動し、立坑22の土留壁24に抗して前分割胴部52
が直線的に順次推進する。前分割胴部52の推進に伴っ
て前記仮推進用ジャッキ55と土留壁24との間に前記
ストラット26を順次組み付けながら、前記伸縮ロッド
端55aを最大ストロークまで伸長させ、前記前分割胴
部52を地山に貫入推進する。
【0046】次に、次位の前記中分割胴部53を搬入可
能な所定の距離に前記前分割胴部52を推進させたの
ち、前記押輪23等を初期の待機位置に戻して搬入空間
を形成し、前記中分割胴部53を立坑22内に搬入す
る。次いで、前分割胴部52と同様の操作により前記中
分割胴部53を順次推進させる。このとき、前記前分割
胴部52における仮推進用ジャッキ55の伸縮ロッド端
55aは収縮され、前記連結部材56が前記摺動部材5
9の下面に密着された状態に戻る。
【0047】前記前分割胴部52と中分割胴部53とを
連結したのち、前記前分割胴部52と同様の操作を順次
繰り返すことにより前記中分割胴部53と前記後分割胴
部54とを連結する。次に、前記後分割胴部54内にセ
グメント27を組み立て、このセグメント27を後分割
胴部54の上記推進ジャッキ21により押して各分割胴
部52〜54を推進させる。そして、前記連結部材56
に前記廻止めピン57及び前記摺動部材59等を固定し
たのち、前記シールド掘進機51を下水道等の直線線形
や曲線線形に応じて直進や屈曲を行いながら、その直線
区間や曲線区間を掘削する。
【0048】以上の説明からも明らかなように、仮推進
用ジャッキと最後尾の分割胴部を除く各分割胴部の屈曲
機構である連結部材,プレート部材及び摺動部材とが各
分割胴部の後端部に集約して配されているため、各分割
胴部の内部に装着される各種装置がユニット化され、パ
ワーユニットや各アクチュエータ等を狭い分割胴部内に
配することが可能となる。このため、シールド掘進機の
全長がコンパクト化され、しかもシールド掘進機の分割
胴部を略等分割すれば、前記分割胴部の長さ寸法を最も
短くすることが可能となり、立坑の小さな開口にもよく
適合させることができる。その結果、立坑用地の選定や
立坑の築造工事を容易に行うことができる。
【0049】また、前述のごとく各分割胴部の内部に装
着される各種装置をユニット化し、パワーユニットや各
アクチュエータ等を同じ分割胴部内に配することが可能
であるため、配線や配管等の段取り作業が排除できる。
更に、各分割胴部の長さが略同一寸法となるため、各分
割胴部の軌道が常に同じ曲線線形に沿うようになり、各
分割胴部を円滑に追従させることができる。
【0050】本発明に係るシールド掘進機の仮推進方法
によれば、分割胴部を搬入可能な最小限の大きさに築造
された発進立坑内に前記分割胴部を順次搬入する際に、
発進立坑内に搬入された分割胴部のうち、最後尾の分割
胴部を除く各分割胴部の後端部に備えられた複数の仮推
進用ジャッキの推力により発進立坑から地山に順次推進
させることができる。仮推進用ジャッキにより推進させ
ることができるため、従来の元押しジャッキ等の付帯設
備を排除することができ、従来の発進立坑よりも開口面
積を小さくすることができる。その結果、立坑の築造に
よる工事費が低減できると共に全体工期が短縮できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
それらの実施例から当業者が容易に変更可能な技術的な
範囲をも当然に包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるシールド掘進
機の主要部の構成を概略的に示す内部断面図である。
【図2】同シールド掘進機の分割胴部を示す内部断面図
である。
【図3】同分割胴部の屈曲形態の一例を概略的に示す内
部断面図であり、
【図4】同分割胴部を立坑に搬入する工程を示す内部断
面図である。
【図5】図4の次の工程を示す内部断面図である。
【図6】図5の次の工程を示す内部断面図である。
【図7】図6の次の工程を示す内部断面図である。
【図8】図7の次の工程を示す内部断面図である。
【図9】従来のシールド掘進機の主要部の構成を概略的
に示す内部断面図である。
【図10】従来のシールド掘進機の分割胴部を立坑に搬
入する工程を説明するための概略内部断面図である。
【符号の説明】
1,51 シールド掘進機 2,52 前分割胴部 2a〜4a,52a,53a シールドプレート 2a-1,2a-2,3a-1,3a-2,4a-1,4a-2 分割シールドプレー
ト 2b〜4b 嵌合面 2c〜4c 屈曲部 3,53 中分割胴部 4,54 後分割胴部 5 固定連結部 6 カッタヘッド 7 回転軸 8 減速電動機 9 スクリュコンベヤ 10 スクリュコンベヤ駆動用モータ 11 ロータリポンプ 12 方向修正ジャッキ 13 操作盤 14 油圧タンク 15 駆動装置 16 中折れジャッキ 17 テールシール 18 動力盤 19 エレクタ 20 エレクタ旋回モータ 21 推進ジャッキ 22 立坑 23 押輪 24 土留壁 25 元押しジャッキ 26 ストラット 27 セグメント 52b 支持円板 55 仮推進用ジャッキ 55a 伸縮ロッド端 55b ジャッキ−本体 56,56’ 連結部材 56a〜56c 第1〜第3フレーム 57 廻止めピン 58 プレート部材 59 摺動部材 60 支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000000549 株式会社大林組 大阪府大阪市中央区北浜東4番33号 (71)出願人 000172813 佐藤工業株式会社 富山県富山市桜木町1番11号 (71)出願人 000230010 ジオスター株式会社 東京都港区芝4丁目2番3号 (72)発明者 高橋 良文 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 東 京都下水道サービス株式会社内 (72)発明者 山本 征彦 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組内 (72)発明者 武田 邦夫 東京都港区港南二丁目15番2号 株式会社 大林組内 (72)発明者 桐谷 祥治 東京都中央区日本橋本町四丁目12番20号 佐藤工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 徳行 東京都港区芝四丁目2番3号 ジオスター 株式会社内 (72)発明者 田中 秀樹 東京都港区芝四丁目2番3号 ジオスター 株式会社内 (72)発明者 勝沼 清 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所内 (72)発明者 菊池 幸雄 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所内 Fターム(参考) 2D054 AA02 AA07 AC18 AD02 AD19 AD20 AD33 DA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各分割胴部内に各種の機器ユニットが収
    納され、互いに分割可能な複数の分割胴部と、 最後尾の分割胴部を除く各分割胴部の後端部に、立坑内
    から地山に向かって推進する仮推進用ジャッキと、を備
    えてなることを特徴とするシールド掘進機。
  2. 【請求項2】 最後尾の分割胴部を除く各分割胴部の後
    端部に、前記仮推進用ジャッキの伸縮ロッド端の伸縮動
    に応じて連結胴部を屈曲させる屈曲機構を有してなる請
    求項1記載のシールド掘進機。
  3. 【請求項3】 最後尾の分割胴部を除く各分割胴部の連
    結部に、前記仮推進用ジャッキの伸縮ロッド端の伸縮動
    に応じて連結胴部間寸法を調整するスライド機構を有し
    てなる請求項1又は2記載のシールド掘進機。
  4. 【請求項4】 分割胴部が立坑の搬入寸法に略等分割さ
    れてなる請求項1〜3のいずれかに記載のシールド掘進
    機。
  5. 【請求項5】 立坑に分割胴部を搬入すること、 立坑に搬入した先位の分割胴部を、その後端部に設けた
    仮推進用ジャッキを用いて仮推進すること、 次位の分割胴部を前記立坑に搬入すること、 次位の前記分割胴部を先位の前記分割胴部に連結するこ
    と、を含んでなることを特徴とするシールド掘進機の仮
    推進方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008163624A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Okumura Corp トンネル掘削機とトンネル掘削方法
CN113622937A (zh) * 2021-09-09 2021-11-09 北京市市政二建设工程有限责任公司 一种淤泥地层顶管纠偏装置及纠偏方法

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