JP2002004532A - 避難階段 - Google Patents

避難階段

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JP2002004532A
JP2002004532A JP2000187726A JP2000187726A JP2002004532A JP 2002004532 A JP2002004532 A JP 2002004532A JP 2000187726 A JP2000187726 A JP 2000187726A JP 2000187726 A JP2000187726 A JP 2000187726A JP 2002004532 A JP2002004532 A JP 2002004532A
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Kenji Okuda
健二 奥田
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Sanyo Kenko Co Ltd
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Sanyo Kenko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 普段は通常の屋外階段として使用でき、火災
等の緊急時には避難用すべり台として使用することので
きる避難階段を提供する。 【解決手段】 傾斜状の土台1上に複数の踏板2を階段
状に設け、各踏板2の土台1側である後端部を回動自在
に軸止すると共に、踏板2の前部両側端部を、踏板2の
直上に土台1と平行に設けた支持棒材3に回動自在に軸
止し、支持棒材3を巻上げ機4によって前後方向にスラ
イド自在とすると共に、その上下両端部を着脱自在のピ
ンボルト5で固定し、ピンボルト5を外して支持棒材3
を前方にスライドさせて、全ての踏板2をそれぞれの後
端部を軸として回動し、その踏板2ですべり台2Aを形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として老人ホー
ム、病院、福祉施設等の建物に設けられ、普段は通常の
屋外階段として使用でき、緊急時には避難用すべり台と
して使用することのできる避難階段に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、老人ホーム、病院、福祉施設
等の建物には、他の建物と同様な屋外階段が設けられて
おり、火災等の緊急時にはこの階段を利用して避難する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の通常の屋外階段を利用して、老人、患者あるいは身
体の不自由な人を安全に避難させることができるかにつ
いては疑問である。すなわち、車椅子を利用しないと動
けない人を含むこれらの人々を、段差の大きい階段を利
用して避難させることは容易ではない。特に、夜間等に
おいては誘導する人も少ないため、これらの人々を極め
て危険な状態におくことになってしまう。
【0004】そこで、本発明の目的とするところは、普
段は通常の屋外階段として使用でき、火災等の緊急時に
は避難用すべり台として使用することのできる避難階段
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載の避難階段は、通常時は
屋外階段として使用し、緊急時には避難用すべり台とし
て使用することのできる階段であって、傾斜状の土台
(1)上に複数の踏板(2)を階段状に設け、各踏板
(2)の土台(1)側である後端部を回動自在に軸止す
ると共に、踏板(2)の前部両側端部を、踏板(2)の
直上に土台(1)と平行に設けた支持棒材(3,30)
に回動自在に軸止し、支持棒材(3,30)を引き上げ
手段(4,31)によって前後方向にスライド自在とす
ると共に、支持棒材(3,30)を前方にスライドさせ
て、全ての踏板(2)をそれぞれの後端部を軸として回
動し、その踏板(2)ですべり台(2A)を形成してな
ることを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に記載の避難階段は、通
常時は屋外階段として使用し、緊急時には避難用すべり
台として使用することのできる階段であって、傾斜状の
土台(1)上に複数の踏板(2)を階段状に設け、最下
部の踏板を除く各踏板(2)の土台(1)側である後端
部を回動自在に軸止すると共に、最下部の踏板を除く各
踏板(2)の前部両側端部を、踏板(2)の直上に土台
(1)と平行に設けた支持棒材(3,30)に回動自在
に軸止し、支持棒材(3,30)を引き上げ手段(4,
31)によって前後方向にスライド自在とすると共に、
支持棒材(3,30)を前方にスライドさせて、最下部
の踏板を除く全ての踏板(2)をそれぞれの後端部を軸
として回動し、その踏板(2)ですべり台(2A)を形
成してなることを特徴とする。
【0007】なお、このような請求項1及び請求項2に
記載の避難階段を屋内階段としても使用してもよい。ま
た、踏板(2)に垂直な蹴込板(21)はあってもなく
てもよい。
【0008】また、請求項3に記載の避難階段は、踊場
(6)に、前端部を回動自在に軸止したプレート(7)
を設け、踏板(2)ですべり台(2A)を形成した際
に、すべり台(2A)側にプレート(7)を回動して、
踊場(6)とすべり台(2A)との間に接続スロープ
(7A)を形成してなることを特徴とする。
【0009】さらに、請求項4に記載の避難階段は、土
台(1)上の各踏板(2)の略中央部に対応する箇所に
受部材(8)を設け、各踏板(2)の前端部に係合部
(9)を形成すると共に後端部に支持部(10)を形成
し、踏板(2)ですべり台(2A)を形成した際に、受
部材(8)で踏板2を下から受けて支持すると共に、各
踏板(2)の支持部(10)で後方に位置する踏板
(2)の係合部(9)を支持してなることを特徴とす
る。
【0010】また、請求項5に記載の避難階段は、支持
部(10)を縦片(10a)と横片(10b)からなる
段部形状とすると共に、係合部(9)を垂直片状とし、
支持部(10)の横片(10b)で係合部(9)を下か
ら受けて支持してなることを特徴とする。
【0011】なお、カッコ内の記号は図面および後述す
る発明の実施の形態に記載された対応要素または対応事
項を示す。
【0012】本発明の請求項1に記載の避難階段によれ
ば、普段は通常の屋内又は屋外階段として利用でき、火
災等の緊急時には避難用すべり台として使用することが
できるので、老人や身体の不自由な人でも安全かつ迅速
に避難させることができる。
【0013】緊急時にあって、この階段を避難用すべり
台として利用するためには、まず、巻上げ機などの引き
上げ手段の引き上げ力を徐々に緩めて支持棒材を前方に
スライドさせる。これにより、当該支持棒材に前部が回
動自在に軸止され、後端部が土台側に回動自在に軸止さ
れている踏板が、後端部を軸に前方に回動しすべり台を
形成する。これにより、普段は通常の屋内又は屋外階段
として利用している階段を、緊急時に、簡単な操作で容
易に、踊場から地上に達する避難用すべり台とすること
ができる。
【0014】この避難用すべり台を使って避難する人々
は、踊場から接続スロープとすべり台を滑り降りること
によって、地上まで安全かつ迅速に避難することができ
る。老人や身体の不自由な人でも、階段を下りるのでは
なく、単にすべり台を滑るのみで地上に降りることがで
きるので、多くの労力を消費することなく楽に避難する
ことができる。また、車椅子を利用している人でも、車
椅子に座ったままの状態で誘導を受けながら避難するこ
とができる。
【0015】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用効果に加えて、最下部の踏板
は固定されたままであり、すべり台形成時に他の踏板の
ように回動するようなことはない。よって、この避難用
すべり台を使って避難する人々は地上まで一挙に滑り下
りるのではなく地上に到着する前で水平状態にある最下
部の踏板で速度が減速され、最下部の踏板から地上に足
を下ろすだけでよい。
【0016】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用効果に加えて、踊場に
設けたプレートをその前端部を軸として前方に回動し
て、踊場からすべり台に続く接続スロープを形成するの
で、より円滑な避難用すべり台とすることができる。
【0017】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
請求項1乃至3のうちいずれかに記載の発明の作用効果
に加えて、各踏板のほぼ中央部下面が土台に設けた受部
によって下から支持され、かつ各踏板の前端部(係合
部)が、隣接する踏板の後端部(支持部)によって下か
ら支持されるので、避難用すべり台として使用している
際に、各踏板が撓んでしまいすべり台として機能しない
といった問題を未然に防止することができる。
【0018】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項1乃至4のうちいずれかに記載の発明の作用効果に
加えて、支持部を縦片と横片からなる段部形状とし、そ
の横片で垂直片状の係合部を下から受けて支持すること
としているので、各踏板の前端部を確実に支持すること
ができる。従って、避難用すべり台として使用する際
に、踏板の撓みをより確実に防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1乃至図7を参照して、本発明
の実施形態に係る避難階段について説明する。図1は、
本発明の実施形態に係る避難階段において通常の屋外階
段(屋内階段としても使用することができる)として使
用する状態を示す概略側面図である。図2は、図1にお
ける避難階段において避難用すべり台として使用する状
態を示す概略側面図である。図3は、図1における避難
階段の要部を示す側面図である。図4は、図3に示す避
難階段において、通常の屋外階段として使用する状態を
示す要部拡大側面図である。図5は、図3に示す避難階
段において、避難用すべり台として使用する状態を示す
要部拡大側面図である。そして、図6は、図4における
A−A線断面図であり、図7は、図5におけるB−B線
断面図である。
【0020】本発明の実施形態に係る避難階段は、主
に、老人ホームや病院あるいは福祉施設等の身体の不自
由な人が多く生活している建物に設置されるものであ
り、普段は通常の屋外階段として使用し、緊急時には避
難用すべり台として使用することのできるものである。
【0021】この避難階段は、傾斜状の土台1上に複数
の踏板2を階段状に設け、各踏板2の土台1側である後
端部を回動自在に軸止すると共に、踏板2の前部両側端
部を、踏板2の直上に土台1と平行に設けた支持棒材3
に回動自在に軸止している。踏板2の後端部の軸止は、
踏板2の両側端部下面に平鋼製の固定片11を固定する
と共に、その固定片11に穿設した孔に丸鋼あるいはパ
イプ製の軸棒12を回転自在に挿通し、その軸棒12の
両端部を、踏板2の両側に位置する側壁13に取付ける
ことによって行っている。各軸棒12は、両側壁13間
を連通する一本の棒材で構成しているが、各側壁とそれ
に対応する固定片11のみとを連結する二本の棒材で構
成することができる。
【0022】また、踏板2の前部両側端部と支持棒材3
との軸止は、踏板2から立設した立設片14と、支持棒
材3から垂下設した垂下片15とを、両者に穿設した孔
に軸ピン16を挿通して回動自在に組付けることによっ
て行っている。この垂下片15は、支持棒材3に嵌合組
付けした嵌合部材17に固定され、また、嵌合部材17
は、支持棒材3に固定組付けした固定部材18によって
滑り落ち不能に支持棒材3に取付けられている。
【0023】この支持棒材3は丸鋼で形成し、引き上げ
手段の一例であるところの巻上げ機4から繰出されるワ
イヤーやチェーンで構成した巻上げライン19に連結
し、当該巻上げ機4によって前後方向にスライド自在と
している。当該支持棒材3の上下両端部には末端部材2
0を設け、その末端部材20の孔に着脱自在のピンボル
ト5を挿通し、当該ピンボルト5を側壁13に形成した
係合孔に嵌入し固定している。
【0024】この踏板2を階段状から避難用すべり台に
するには、巻上げ機4によって支持棒材3をやや巻上げ
た状態で、ピンボルト5を末端部材20および側壁13
から抜出し、巻上げ機4を緩めることによって支持棒材
3を前方にスライドさせる。これによって、支持棒材3
に軸止されている全ての踏板2が、支持棒材3のスライ
ドに同期して前方に回動し、すべり台2Aを形成する。
【0025】本実施形態にあっては、踊場6に、前端部
を回動自在に軸止したプレート7を設けている。このプ
レート7は、踏板2ですべり台2Aを形成した際に、す
べり台2A側にひっくり返すように回動して、踊場6と
すべり台2Aとの間に接続スロープ7Aを形成する。こ
の接続スロープ7Aを形成することによって、緊急時
に、踊場6から接続スロープ7Aを滑ってすべり台2A
に達し、当該すべり台2Aをそのまま滑り降りることに
よって地上まで安全かつ迅速に避難することができる。
【0026】また本実施形態に係る避難階段は、土台1
上の各踏板2のほぼ中央部の両側端部に対応する箇所に
アングル材で形成した受部材8を設けている。また、各
踏板2の前端部に係合部9を形成すると共に後端部に支
持部10を形成している。これにより、踏板2ですべり
台2Aを形成した際に、受部材8で踏板2を下から受け
て支持すると共に、各踏板2の支持部10で後方に位置
する踏板2の係合部9を支持することができる。従っ
て、避難中にすべり台2Aを構成する踏板2が撓んでし
まうことがなく、より安全かつ迅速に避難することがで
きる。
【0027】この支持部10は縦片10aと横片10b
からなる段部形状とし、係合部9は垂直片状としてい
る。これにより、支持部10の横片10bで係合部9を
下から受けて支持することができるので、踏板2の撓み
をさらに確実に防止することができ、安全かつ迅速な避
難を担保することができる。
【0028】なお、本実施形態に係る避難階段には踏板
2に垂直な蹴込板を特に設けなかったが、図8に示すよ
うに蹴込板21を設け、階段状から避難用すべり台にす
る場合には、踏板2とともに蹴込板21を前方に回動さ
せるようにしてもよい。その回動させた状態を図8では
2点鎖線で部分的に示した。この場合、係合部9や支持
部10は設けていない。また、引き上げ手段を図3で示
したような巻き上げ機4にかえてリンク機構からなるハ
ンドル式の引き上げ装置31にしてもよい。すなわち、
踏板2から立設した立設片14がピンで支持棒材30に
軸支されていて、支持棒材30は引き上げ装置31に軸
支されている。引き上げ装置31は踊場6に固定されて
いて、引き上げ装置31を回動することにより支持棒材
30を引き上げたり、引き下げたりできるようになって
いる。
【0029】さらには複数の踏板のうち最下部の踏板は
回動しないように固定し、その最下部の踏板を除く各踏
板をすべり台形成時に回動させるようにしてもよい。こ
れによれば、この避難用すべり台を使って避難する人々
は地上まで一挙に滑り下りるのではなく地上に到着する
前で水平状態にある最下部の踏板で速度が減速されるの
で、最下部の踏板から地上に足を下ろすだけでよい。
【0030】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の請求項1に記載
の避難階段によれば、普段は通常の屋内又は屋外階段と
して利用でき、火災等の緊急時には、踏板を前方に回動
してすべり台を形成することによって、容易に避難用す
べり台として使用できる態勢にすることができる。従っ
て、老人や身体の不自由な人あるいは車椅子を利用する
人でも安全かつ迅速に避難することができる。
【0031】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用効果に加えて、最下部の踏板
は固定されたままであり、すべり台形成時に他の踏板の
ように回動するようなことはない。よって、この避難用
すべり台を使って避難する人々は地上まで一挙に滑り下
りるのではなく地上に到着する前で水平状態にある最下
部の踏板で速度が減速され、最下部の踏板から地上に足
を下ろすだけでよい。
【0032】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用効果に加えて、踊場に
設けたプレートをその前端部を軸として前方に回動し
て、踊場からすべり台に続く接続スロープを形成するの
で、より円滑な避難用すべり台とすることができる。
【0033】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
請求項1乃至3のうちいずれかに記載の発明の作用効果
に加えて、各踏板のほぼ中央部下面が土台に設けた受部
によって下から支持され、かつ各踏板の前端部(係合
部)が、隣接する踏板の後端部(支持部)によって下か
ら支持されるので、避難用すべり台として使用している
際に、各踏板が撓んでしまいすべり台として機能しない
といった問題を未然に防止することができる。従って、
避難用すべり台として有効に作用し、安全かつ迅速な避
難を担保することができる。
【0034】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項1乃至4のうちいずれかに記載の発明の作用効果に
加えて、支持部を縦片と横片からなる段部形状とし、そ
の横片で垂直片状の係合部を下から受けて支持すること
としているので、各踏板の前端部を確実に支持すること
ができる。従って、避難用すべり台として使用する際
に、踏板の撓みをより確実に防止することができ、さら
に安全かつ迅速な避難を担保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る避難階段において通常
の屋外階段として使用する状態を示す概略側面図であ
る。
【図2】図1における避難階段において避難用すべり台
として使用する状態を示す概略側面図である。
【図3】図1における避難階段の要部を示す側面図であ
る。
【図4】図3に示す避難階段において、通常の屋外階段
として使用する状態を示す要部拡大側面図である。
【図5】図3に示す避難階段において、避難用すべり台
として使用する状態を示す要部拡大側面図である。
【図6】図4におけるA−A線断面図である。
【図7】図5におけるB−B線断面図である。
【図8】別の実施形態を示す避難階段の要部を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 土台 2 踏板 2A すべり台 3 支持棒材 4 巻上げ機 5 ピンボルト 6 踊場 7 プレート 7A 接続スロープ 8 受部材 9 係合部 10 支持部 10a 縦片 10b 横片 11 固定片 12 軸棒 13 側壁 14 立設片 15 垂下片 16 軸ピン 17 嵌合部材 18 固定部材 19 巻上げライン 20 末端部材 21 蹴込板 30 支持棒材 31 引き上げ装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】普段は通常の屋内階段又は屋外階段として
    使用し、緊急時には避難用すべり台として使用すること
    のできる避難階段であって、 傾斜状の土台上に複数の踏板を階段状に設け、各踏板の
    土台側である後端部を回動自在に軸止すると共に、前記
    踏板の前部両側端部を、踏板の直上に土台と平行に設け
    た支持棒材に回動自在に軸止し、支持棒材を引き上げ手
    段によって前後方向にスライド自在とすると共に、その
    支持棒材を前方にスライドさせて、全ての踏板をそれぞ
    れの後端部を軸として回動し、その踏板ですべり台を形
    成してなることを特徴とする避難階段。
  2. 【請求項2】普段は通常の屋内階段又は屋外階段として
    使用し、緊急時には避難用すべり台として使用すること
    のできる避難階段であって、 傾斜状の土台上に複数の踏板を階段状に設け、最下部の
    踏板を除く各踏板の土台側である後端部を回動自在に軸
    止すると共に、前記最下部の踏板を除く各踏板の前部両
    側端部を、踏板の直上に土台と平行に設けた支持棒材に
    回動自在に軸止し、支持棒材を引き上げ手段によって前
    後方向にスライド自在とすると共に、その支持棒材を前
    方にスライドさせて、最下部の踏板を除く全ての踏板を
    それぞれの後端部を軸として回動し、その踏板ですべり
    台を形成してなることを特徴とする避難階段。
  3. 【請求項3】踊場に、前端部を回動自在に軸止したプレ
    ートを設け、前記踏板ですべり台を形成した際に、すべ
    り台側に該プレートを回動して、踊場とすべり台との間
    に接続スロープを形成してなることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の避難階段。
  4. 【請求項4】前記土台上の各踏板の略中央部に対応する
    箇所に受部材を設け、各踏板の前端部に係合部を形成す
    ると共に後端部に支持部を形成し、前記踏板ですべり台
    を形成した際に、受部材で踏板を下から受けて支持する
    と共に、各踏板の支持部で後方に位置する踏板の係合部
    を支持してなることを特徴とする請求項1乃至3のうち
    いずれか一つに記載の避難階段。
  5. 【請求項5】前記支持部を縦片と横片からなる段部形状
    とすると共に、前記係合部を垂直片状とし、支持部の横
    片で係合部を下から受けて支持してなることを特徴とす
    る請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載の避難階
    段。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100657848B1 (ko) 2006-09-29 2006-12-15 주식회사 티아이엔지니어링건축사사무소 장애인과 유아를 위한 건축용 계단구조
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CN112089992A (zh) * 2020-09-01 2020-12-18 威海广泰空港设备股份有限公司 一种应用于机场的可调向可展开的逃生装置

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