JP2002003780A - ウレタン塗料,塗装鋼板及び塗装鋼板の製造方法 - Google Patents

ウレタン塗料,塗装鋼板及び塗装鋼板の製造方法

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JP2002003780A
JP2002003780A JP2000192050A JP2000192050A JP2002003780A JP 2002003780 A JP2002003780 A JP 2002003780A JP 2000192050 A JP2000192050 A JP 2000192050A JP 2000192050 A JP2000192050 A JP 2000192050A JP 2002003780 A JP2002003780 A JP 2002003780A
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steel plate
urethane
thermoplastic resin
coating film
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JP2000192050A
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Keimei Mori
啓明 森
Shinichi Kodama
真一 児玉
Ayako Matsumoto
亜矢子 松本
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウレタン系塗膜に熱可塑性樹脂粒子を分散さ
せることにより、エンボス加工で塩ビ鋼板に付与される
皮しぼ模様に類似した凹凸模様を付けた塗装鋼板を得
る。 【構成】 この塗装鋼板は、平均粒径5〜80μmの熱
可塑性樹脂粒子6が好ましくは1〜10質量%の割合で
分散し、熱可塑性樹脂粒子6によって皮しぼ調の凹凸模
様が付されている塗膜が鋼板表面に形成されている。好
ましくは下塗り塗膜を形成した塗装原板に、熱可塑性樹
脂粒子を配合したウレタン塗料を乾燥膜厚が好ましくは
10〜50μmになるように塗装し、最高到達板温20
0〜260℃で焼き付けることにより製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮しぼ調の凹凸模様を
もつウレタン系塗膜を形成するのに適したウレタン塗
料,及びエンボス加工で塩ビ鋼板に付与される皮しぼ調
模様に類似した凹凸模様がつけられた塗装鋼板及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】意匠性に優れた塗装鋼板として、塩ビ鋼
板が従来から使用されている。たとえば、塩ビゾル塗装
鋼板では、ロールコーター等により塩ビゾル塗料を塗布
した後、熱風オーブン等で焼付け乾燥し、直後にエンボ
スロールにより塗膜表面を圧加することにより、塗膜表
面に凹凸模様をつけて意匠性を向上させている。模様柄
はエンボスロールを換えることにより模様柄を自由に選
択できるが、多くは塩ビ鋼板の代表柄である皮しぼ模様
であり、内装建材,外装建材,家電製品等、広範な分野
で使用されている。
【0003】ところで、塩ビの使用は、昨今のダイオキ
シン問題を始めとして環境に及ぼす影響から敬遠される
傾向にあり、塗装鋼板においても塩ビ鋼板に代わる塗装
鋼板としてウレタン塗装鋼板が使用され始めている。塩
ビ鋼板の意匠性を向上させる深みのある皮しぼ模様は、
塩ビ代替の塗装鋼板でも要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】無機系骨材,ガラス繊
維,ガラスビーズ,有機系ビーズ等の骨材を添加したウ
レタン塗料から形成される塗膜は、骨材に起因した凹凸
のある膜面をもつものの、艶消し材としての効果が強
い。すなわち、この種の塗装鋼板の外観は、表面に生じ
た小さな凹凸の影響で低光沢の表面を呈し、塩ビ鋼板特
有の皮しぼ模様とは大きく異なる。
【0005】具体的には、皮しぼ模様のある塩ビ鋼板
は、断面を模式的に示す図1にみられるように、エンボ
ス加工によって塗膜1の表面に多数の凹部2が形成さ
れ、凹部2及び平坦部3の組合せによって皮しぼ模様が
発現される。他方、無機系骨材,ガラス繊維,ガラスビ
ーズ,有機系ビーズ等の骨材4を分散させた塗膜1で
は、図2に示すように骨材4の粒径に応じた凸部5が塗
膜1の表面に形成されるが、凹凸が小さなため皮しぼ調
とは大きく異なった艶消し外観になる。
【0006】また、塩ビ以外の塗料を用い、塗装,焼付
け乾燥直後にエンボス加工を施しても、基本的にウレタ
ン等の熱硬化性塗料の場合は、焼付乾燥直後に硬化する
ためエンボスが全く掛からない。塩ビ塗料と同様なフッ
素塗料等の熱可塑性塗料を使用しても、エンボスロール
の痕跡が僅かに残る程度で、塩ビ鋼板のような皮しぼ模
様が得られない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、熱可塑性樹脂を
配合したウレタン塗料を用いて塗膜を形成することによ
り、塩ビ鋼板特有の意匠である皮しぼ模様に類似した凹
凸模様を発現させ、意匠性を高めた塗装鋼板を提供する
ことを目的とする。
【0008】本発明の塗装鋼板は、その目的を達成する
ため、平均粒径5〜80μmの熱可塑性樹脂粒子が好ま
しくは1〜10質量%の割合で分散しており、該熱可塑
性樹脂粒子によって皮しぼ調の凹凸模様が付された塗膜
が鋼板表面に形成されていることを特徴とする。この塗
装鋼板製造に使用される塗料は、ポリエステル樹脂及び
イソシアネート硬化剤からなるウレタン塗料に好ましく
は平均粒径5〜80μmの熱可塑性樹脂粒子を1〜10
質量%配合している。
【0009】皮しぼ調の凹凸模様を付けた塗装鋼板は、
エポキシ変性ポリエステル系塗料,ポリエステル塗料,
ウレタン塗料等の下塗り塗料を鋼板表面に塗布し、好ま
しくは膜厚5〜30μmの下塗り塗膜を形成した後、ポ
リエステル樹脂とイソシアネート硬化剤からなるウレタ
ン塗料に平均粒径5〜80μmの熱可塑性樹脂粒子を好
ましくは1〜10質量%配合したウレタン塗料を乾燥膜
厚が好ましくは10〜50μmになるように塗装し、最
高到達板温200〜260℃で焼き付けることにより製
造される。
【0010】
【実施の形態】本発明では、塩ビ塗装鋼板の代替材料と
して、ウレタン塗料を用いた塗装鋼板が検討されてい
る。ウレタン塗膜は、ポリエステル樹脂(ポリエステル
ポリオール)とイソシアネート硬化剤との重付加反応に
よりウレタン結合を生成し、架橋・硬化し成膜する。ウ
レタン結合(−NHCOO−)は、水素結合を有する凝
集力の強いアミド結合(−NH・CO−)及び自由に回
転し伸縮性の高いエーテル結合(−O−)を組み合わせ
た結合であるため、耐久性及び加工性に優れている。ま
た、イソシアネート硬化剤を室温で安定化させるために
使用されているブロック剤の影響で硬化開始温度が高く
なって溶剤の揮発が促進される。通常では、130〜1
80℃でブロック剤が解離した後、イソシアネートの硬
化が始まる。そのため、ワキの発生が防止され、結果と
して厚膜化が可能になる。
【0011】ウレタン塗料は、末端に水酸基を有するポ
リエステル樹脂(ポリエステルポリオール)にイソシア
ネート硬化剤を配合することにより調整される。ポリエ
ステル樹脂としては、数平均分子量が1500〜350
00(好ましくは3000〜20000),ガラス転移
温度Tg:0〜80℃の樹脂が使用される。イソシアネ
ート硬化剤としては、TDI(トリレジンイソシアネー
ト),IPDI(イソホロンジイソシアネート),HD
I(ヘキサメチレンジイソシアネート),MDI(ジフ
ェニルメタンジイソシアネート),XDI(キシリレジ
ンジイソシアネート)等の1種又は2種以上が使用さ
れ、メチルケトンオキシム,ε−カプロラクタム,アセ
ト酢酸エチル,フェノール等のブロック剤が併用され
る。特に、一液型ウレタン塗料では、水との反応性に富
むイソシアネート基をブロック剤で不活性化することが
必要である。
【0012】このウレタン塗料に、平均粒径5〜80μ
mの熱可塑性樹脂粒子が好ましくは1〜10質量%の割
合で配合される。熱可塑性樹脂粒子の粒径は、塗膜の厚
みに応じて5〜80μmの範囲に定められる。膜厚10
μm程度の比較的薄膜の塗膜を形成する場合には平均粒
径20〜30μm程度の比較的小径の熱可塑性樹脂粒子
6が好ましく、膜厚50μm程度の比較的厚膜の塗膜を
形成する場合には平均粒径70〜80μm程度の比較的
大径の熱可塑性樹脂粒子が好ましい。何れの場合にも、
意匠性に優れた皮しぼ調の模様を発現させるためには、
20〜35μmの範囲で塗膜の膜厚を、40〜60μm
の範囲に熱可塑性樹脂粒子6の平均粒径を、熱可塑性樹
脂粒子6の配合量を2〜6質量%の範囲で定めることが
好ましい。
【0013】熱可塑性樹脂粒子には、ポリアミド樹脂,
アクリル樹脂,フッ素樹脂,ポリエチレン樹脂,ポリプ
ロピレン樹脂等が使用可能である。たとえば、ポリアミ
ド樹脂を使用する場合、ナイロン12を基本組成とし、
平均粒径5〜80μm(好ましくは40〜60μm)の
平均粒径を有する透明粒子又は着色樹脂が好適である。
熱可塑性樹脂粒子は、ウレタン塗料の焼付け乾燥時の加
熱で軟化又は溶融するように160〜180℃の範囲に
軟化点又は融点が調整されたものが好ましい。
【0014】熱可塑性樹脂を配合したウレタン塗料の使
用により、皮しぼ調の凹凸模様がある塗膜が形成される
ことは次のように推察される。熱可塑性樹脂を配合した
ウレタン塗料を鋼板表面に塗布すると、熱可塑性樹脂粒
子6が分散したウエットな塗膜7が形成される(図3
a)。熱可塑性樹脂粒子6は、ウレタン塗料とほぼ同じ
比重をもつことから塗膜7の内部に取り込まれ、熱可塑
性樹脂粒子6のある部分が凸部8になった表面が形成さ
れる。熱可塑性樹脂粒子6は、ウエットな塗膜7を焼付
け乾燥してドライな塗膜9にする加熱時に軟化又は溶融
して流動化するが、周囲をウレタン塗料の表面張力で拘
束されている。そのため、図3(b)→(c)に示すよ
うに熱可塑性樹脂粒子6が扁平化される。熱可塑性樹脂
粒子6の扁平化によりウエットな塗膜7の表面が引き込
まれ、凹部10が形成される。
【0015】凹部10は無機系骨材,ガラス繊維,ガラ
スビーズ,有機系ビーズ等の骨材4を分散させた塗膜1
(図2)に生じる凹部に比較して大きく、しかも塗膜9
の表面にはウレタン塗料の硬化収縮による皺が生じてい
る。その結果、塩ビ鋼板と同様な皮しぼ調の凹凸模様が
発現された塗装鋼板が得られる。図3に図解した熱可塑
性樹脂粒子6の扁平化により塗膜につけた凹部10で意
匠性に優れた皮しぼ調の模様を発現させるためには、後
述の実施例からも明らかなように鋼板表面に塗布したウ
レタン塗料を最高到達板温200〜260℃(好ましく
は、210〜250℃)で焼き付ける。この加熱温度に
よって、熱可塑性樹脂粒子6が適度に軟化又は溶融して
扁平化する。過度に高い焼付け温度では、塗膜が黄変す
る嫌いがある。また,塗膜の硬化が熱可塑性粒子の融点
以上の温度で起きるように硬化剤であるブロックイソシ
アネートを選定することが好ましい。
【0016】皮しぼ調の凹凸模様をもつ塗膜9は、塗装
原板の表面に直接形成することもできるが、塗膜密着性
を改善するためエポキシ変性ポリエステル,ポリエステ
ル,ウレタン系塗料等を用いて下塗り塗膜を形成するこ
とが好ましい。塗装原板としては,特に制約されるもの
ではないが、Znめっき鋼板、5%Al一Zn合金めっ
き鋼板、55%A1−Zn合金めっき鋼板,A1めっき
鋼板,各種ステンレス鋼板,アルミニュウム板,アルミ
ニウム合金板等が使用される。めっき原板や下塗り塗膜
の種類に関わらず、熱可塑性樹脂粒子6を配合したウレ
タン塗料の使用によって塗膜9に皮しぼ調の凹凸模様が
付与される。
【0017】
【実施例】数平均分子量6000〜8000のポリエス
テル樹脂に硬化剤としてIPDI及びブロック剤として
ε−カプロラクタムを配合することによりウレタン塗料
を調整した。比較のため、数平均分子量3000のポリ
エステル樹脂にメラミン硬化剤を配合したポリエステル
塗料を使用した。この2種類の塗料それぞれに、再沈殿
法で製造された平均粒子径40〜60μmのポリアミド
粒子(ナイロン12粒子:ダイセル・ヒュルス株式会社
製)を熱可塑性樹脂粒子6として重量加熱残分50%の
ウレタン塗料及び重量加熱残分50%のポリエステル塗
料に3質量%配合することにより上塗り塗料を用意し
た。塗装原板には、55%Al−Zn合金めっき鋼板を
使用した。塗装原板を脱脂・化成処理した後、エポキシ
変性ポリエステル系塗料,ポリエステル系塗料及びウレ
タン系塗料をそれぞれ塗布して焼付け乾燥することによ
り、所定膜厚の下塗り塗膜を形成した。
【0018】下塗り塗膜が形成された塗装原板に上塗り
塗料をロールコート法で塗布し、最高到達板温230〜
240℃で焼付け乾燥した。得られた各塗装鋼板の表面
を観察し、皮しぼ模様をつけた塩ビ塗装鋼板と比較し
た。そして、塩ビ塗装鋼板に類似した皮しぼ調の模様が
付与されたものを○,皮しぼ調の模様が若干観察された
ものを△,皮しぼ調の模様が観察されなかったものを×
として表面状態を評価した。
【0019】表1の調査結果にみられるように、平均粒
径5〜80μmのポリアミド粒子を塗膜を上塗り塗膜に
分散させることによって、皮しぼ調の凹凸模様が発現さ
れることが判る。なお、皮しぼ調模様の発現は、下塗り
塗膜の如何に拘わらず、ほぼ同じ傾向を示した。これに
対し、ポリアミド粒子の平均粒径が小さすぎると、皮し
ぼ調模様が発現されがたく、逆に平均粒径が大きすぎる
ポリアミド粒子を分散させると皮しぼ調模様の印象が薄
い塗膜となった。また、皮しぼ調模様を発現させるポリ
アミド粒子の平均粒径は、上塗り塗膜の膜厚増加に応じ
て大きくなる傾向が窺われる。比較のために使用したメ
ラミン硬化型ポリエステル塗料では、皮しぼ調類似模様
の発現がなく、艶消し調の外観を呈していた。
【0020】本発明者等は、使用する塗料に応じて発現
する模様が異なる理由を次のように検証した。ウレタン
塗料及びポリエステル塗料それぞれについて、塗料の硬
化過程を粘弾性測定装置(Rheogel−E4000:株式会社ユ
ー・ビー・エム製)により測定した。図4の測定結果に
みられるように、メラミン硬化型ポリエステル塗料の硬
化は動的粘性値(η’)の変化により100℃付近から
始まり、ポリアミドの融点170℃付近では硬化反応が
終盤にあり、塗膜形成も十分に進行していることが推測
される。そのため、ポリアミド粒子が170℃で溶融変
形しようとしても変形できず、皮しぼ調模様が発現しな
い。これに対し、ウレタン塗料の硬化は160℃付近か
ら始まり、ポリアミドの融点170℃付近は硬化過程の
初期に当たり、塗膜も未形成状態である。そのため、ポ
リアミド粒子が容易に溶融変形し、ポリアミド粒子部分
が凹部になった皮しぼ調類似の模様が発現する。
【0021】
【0022】また、平均粒径40〜60μmのポリアミ
ド粒子を種々の配合量でウレタン塗料に添加した塗料を
用い、同様な条件下で膜厚20〜35μmの上塗り塗膜
を形成したところ、表2にみられるようにウレタン塗料
に2〜6質量%のポリアミド粒子が分散している塗膜が
明瞭な皮しぼ調模様を呈していた。勿論、皮しぼ調模様
の発現に最適なポリアミド粒子の平均は、表1からも窺
われるように塗膜の厚みによって異なるものであり、表
2の結果が本発明を拘束するものではない。
【0023】
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の塗装鋼板は、平
均粒径が5〜80μmの熱可塑性樹脂粒子をウレタン塗
膜に分散させることにより、塗膜の焼付け硬化時の加熱
で熱可塑性樹脂粒子を扁平化させ、塩ビ鋼板の表面に類
似した皮しぼ調の凹凸模様を発現させている。この塗装
鋼板は、塩化ビニル樹脂を使用していないので、環境に
悪影響を及ぼすことのない製品として内装材,外装材,
家電機器用表層材等、広範な分野で使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エンボス加工で皮しぼ模様をつけた塩ビ鋼板
の表面を示す模式図
【図2】 骨材を分散させた塗膜の表面を示す模式図
【図3】 本発明に従った塗装鋼板において皮しぼ調の
凹凸模様が発現する過程を説明する図
【図4】 本発明に従ったウレタン塗料及びメラミン硬
化型ポリエステル塗料の硬化過程を測定したグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 15/08 B32B 15/08 G 27/40 27/40 31/26 31/26 C09D 5/28 C09D 5/28 201/00 201/00 (72)発明者 松本 亜矢子 千葉県市川市高谷新町7番1号 日新製鋼 株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 4D075 BB26Z BB93Z CB11 DC10 EB38 EC07 EC53 4F100 AB03B AB10 AB18 AB31 AK01A AK41A AK46 AK51A BA02 CA02A CC00A DE01A EA051 EH112 EH462 EH71 EJ082 EJ422 GB07 GB08 GB48 HB22A JB16A YY00A 4J038 CB022 CB082 CD092 CG002 DG111 DG262 DH002 MA02 NA01 PA19 PB05 PB09 PC02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル樹脂及びイソシアネート硬
    化剤からなるウレタン塗料に平均粒径5〜80μmの熱
    可塑性樹脂粒子を配合しているウレタン塗料。
  2. 【請求項2】 平均粒径5〜80μmの熱可塑性樹脂粒
    子が分散しており、該熱可塑性樹脂粒子によって皮しぼ
    調の凹凸模様が付されたウレタン系塗膜が鋼板表面に形
    成されている塗装鋼板。
  3. 【請求項3】 下塗り塗膜を形成した塗装原板に、ポリ
    エステル樹脂とイソシアネート硬化剤からなるウレタン
    塗料に平均粒径5〜80μmの熱可塑性樹脂粒子を配合
    したウレタン塗料を塗布し、最高到達板温200〜26
    0℃で焼き付ける塗装鋼板の製造方法。
JP2000192050A 2000-06-27 2000-06-27 ウレタン塗料,塗装鋼板及び塗装鋼板の製造方法 Withdrawn JP2002003780A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004092240A1 (en) * 2003-04-16 2004-10-28 Gentrol Water-based polyurethane composites and synthetic leathers of novel structure

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