JP2002003388A - 便秘解消剤組成物 - Google Patents

便秘解消剤組成物

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JP2002003388A JP2000185408A JP2000185408A JP2002003388A JP 2002003388 A JP2002003388 A JP 2002003388A JP 2000185408 A JP2000185408 A JP 2000185408A JP 2000185408 A JP2000185408 A JP 2000185408A JP 2002003388 A JP2002003388 A JP 2002003388A
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aloin
oil
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紘二 久保田
Itaru Murase
至 村瀬
Hiroshi Nakamura
宏 中村
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NIKKO YUSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の便秘解消剤が有している、便秘解消効
果に持続性がなく、排便時に腹痛を伴う、排便時下痢症
状がでる、宿便がなかなかでない、便秘解消剤の服用量
が多い、服用時の簡便性がない等の問題点を解消した、
快適でスムーズな排便が得られる優れた便秘解消組成物
を提供する。 【解決方法】A;カテキン0.5〜7重量%、B;アロ
イン0.2〜5重量%および、C;馬油88〜99.3
重量%とを有効成分とする便秘解消剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カテキン、アロイ
ンおよび馬油からなる便秘解消剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食事のインスタント化、高栄養食
化に伴って食物繊維系の摂取不足が顕著となり、かつ運
動不足も伴って、慢性便秘症が増大する傾向にある。慢
性便秘症は、大腸の運動機能の低下、排便反射機能の低
下等が原因となることがわかっている。この慢性便秘症
の解消剤には、増量緩下剤と腸管刺激性緩下剤がある。
増量緩下剤は、それ自身が水分によって容量が増加し、
大腸中の糞便容量を増大させる薬剤として利用されてい
る。この増量緩下剤による便秘の解消には、多量に使用
することが必要であり、また、いわゆる「宿便」と称さ
れる便秘解消には役立たないこと等の欠点がある。一
方、腸管刺激性緩下剤は、連続服用すると薬の効果が落
ちてくること、服用時に激しい下痢または腹痛を伴う等
の欠点がある。
【0003】これらの問題点を解決するため、天然物を
使用した便秘解消剤が提案されている。アロエを主原料
とする便秘解消剤は多く、例えば、特開平09−121
810号公報には、キダチアロエ粉末とアシタバ粉末と
を主原料として配合した粒状の健康食品が開示されてい
る。また、特開平01−197440号公報には、薬用
植物またはその抽出物入り便秘改善飴が開示されてい
る。しかし、これらはいずれも効果が不十分である。ま
た、特開平08−81381号公報には、お茶またはカ
テキンを便秘解消剤として使用した例として、SOD
(スーパーオキシドデスムターゼ)作用を有する健康・
美容促進剤、血圧抑制剤、および便秘解消剤が開示され
ている。しかし、お茶またはカテキン類が少ないため、
茶やカテキン類の効果を引き出したものではない。一
方、馬油は、近年精製技術が進歩し、食用としても利用
されるようになってきた。馬油を便秘解消に用いる試み
がなされたが、継続性がないことが大きな課題となって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の便秘解消剤が有している問題点、すなわち効果に持続
性がなく、排便時に腹痛を伴う、排便時下痢症状がで
る、宿便がなかなかでない、便秘解消剤の服用量が多
い、服用時の簡便性がない等の問題点を解消する便秘解
消剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の問
題点に鑑み鋭意検討した結果、特定の成分を特定の比率
で配合することにより、薬効の持続する便秘解消剤組成
物が得られることの知見を得て、本発明を完成するに至
った。即ち、本発明は、次の〔1〕〜〔3〕である。 〔1〕 A;カテキン0.5〜7重量%、B;アロイン
0.2〜5重量%および、C;馬油88〜99.3重量
%とを有効成分とする便秘解消剤組成物。 〔2〕 A成分のカテキンとしてカテキン含有茶類を用
い、B成分のアロインとしてアロイン含有アロエ類を用
いる前記〔1〕の便秘解消剤組成物。 〔3〕 前記の〔1〕または〔2〕に記載の組成物を内
包した便秘解消剤含有カプセル。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の便秘解消剤組成物は、A
成分;カテキン、B成分;アロインおよびC成分;馬油
を有効成分として配合するものである。本発明に用いる
A成分のカテキンとしては、カテキンを含有するもの
で、高純度カテキン、およびカテキンを含有する茶葉、
茶の葉軸等を挙げることができる。好ましくは、カテキ
ンを含有する茶葉、茶の葉軸等を乾燥して粉末状にした
乾燥緑茶が好ましく挙げられる。なお、カテキン含有物
は、便秘解消剤組成物中にカテキンが0.5〜7重量%
となるように計算して適量配合する。これらの乾燥緑茶
のカテキン含有率は、通常12〜15重量%である。前
記の高純度カテキンは、例えば、原料の茶葉を酢酸エチ
ル等の溶媒で抽出した後、脱溶媒して高純度化した品が
使用できる。また、カテキン含有茶類としては、緑茶粉
末がより好ましく、通常知られた製法により得られた緑
茶を粉末化、更に殺菌したものが好ましく挙げられる。
より好ましくは、超過熱水蒸気方法により製造される緑
茶葉が挙げられる。なお前記の緑茶は、通常、茶葉また
は従来使用できなかった刈り番茶を160〜250℃の
加熱水蒸気により酵素を失活させ、その後乾燥させて製
造する。酵素を失活させる工程前には、茶葉の洗浄が行
われ、その際には、ダイオキシンや残留農薬等が除去さ
れて、乾燥品は、香り高く、渋みや苦みが少ない安全性
の高い茶葉が製造できる。この茶葉を粉砕、殺菌したも
のがより好ましい。
【0007】本発明に用いるB成分のアロインは、バル
バロインとも言われる。通常アロインを含有するものが
用いられ、例えば、通常のキダチアロエ葉、アロエベラ
を乾燥し粉末化したもの、キダチアロエまたはアロエベ
ラを絞った液、キダチアロエまたはアロエベラを水また
は他の抽出液により抽出したもの、更にはこれらの抽出
した液状物質を粉末化したものが挙げられる。好ましく
は、アロイン含有量の点から、アロエエキスの凍結乾燥
品がより好ましく挙げられる。なお、アロイン含有物
は、便秘解消剤組成物中にアロインが0.2〜5重量%
となるように計算して適量配合する。
【0008】本発明に用いるC成分の馬油としては、例
えば、通常食用レベルまで精製された馬油が挙げられ
る。馬油としては、88〜99.3重量%の配合量であ
る。
【0009】本発明で用いる前記A成分、B成分および
C成分は、それぞれ三成分を基準にすると、A;カテキ
ン0.5〜7重量%、B;アロイン0.2〜5重量%お
よびC;馬油88〜99.3重量%の比率で配合してな
り、その相乗作用によって効果を発揮するものである。
A成分のカテキンが0.5重量%未満では、カテキンの
効果が減少し、7重量%より多くなると、必然的に他の
B成分およびC成分の配合量が少なくなりそれらの効果
が減少する。B成分のアロインが0.2重量%未満であ
ると、瀉下作用が緩慢になり効果が減少し、5重量%よ
り多くなると、効果はあるが下痢症状がでたり排便後腹
痛を伴ったりするので快適な便秘解消が望めない。C成
分の馬油が88重量%未満の場合は、排便時人によって
は苦労することもあり、99.3重量%より多く配合す
ると他の有効成分の配合量が必然的に少なくなりその結
果他の成分の効果が減少する。より好ましくは、A;カ
テキン1〜6重量%、B;アロイン0.5〜3重量%お
よび C;馬油90〜98重量%の配合組成である。
【0010】本発明の便秘解消剤組成物には、前記の
A、BおよびC成分の他に、本発明の効果を損なわない
範囲で、他の成分を配合することができる。その他の成
分として、例えば、乳化剤、ワックス類、油脂類、ビタ
ミン類、ミネラル等が挙げられる。前記の乳化剤として
は、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂
肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ステアロイル乳
酸カルシウム、プロピレングリコール脂肪酸エステル等
が挙げられる。前記のワックス類としては、ミツロウ等
が挙げられる。前記の油脂類としては、小麦胚芽油、オ
リーブ油等、ナタネ油、大豆油、シソ油、ひまわり油、
魚油、ヤシ油、ココナッツ油、パーム油等が挙げられ
る。またビタミン類としては、ビタミンA、ビタミン
B、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE等が挙げられ
る。ミネラル類としては、カルシウム、カリウム、マグ
ネシウム、鉄分等が挙げられる。さらに、ハーブ類、排
便時の臭いを少なくする消臭剤等を添加することもでき
る。
【0011】本発明の便秘解消剤組成物を用いる対象と
しては、人およびその他の動物が挙げられ、その他の動
物としては、例えば、犬、猫等のペット;豚、牛、馬等
家畜が挙げられる。
【0012】本発明の便秘解消剤組成物は、前記の組成
物をそのまま用いてもよいが、カテキンまたはアロエ類
の苦みを緩和するため、例えば、カプセル等に封入して
利用することが好ましい。カプセルに使用する材料とし
ては、ゼラチン、プルラン、アルギン酸カルシウム等が
挙げられる。カプセルで封入される前記便秘解消剤組成
物の量は、50〜1000mg/粒が望ましい。その
際、前記の条件により、カテキン0.25〜70mg/
粒、アロイン0.1〜50mg/粒、馬油44〜993
mg/粒が目安となる。カプセル化の製造方法として
は、例えば、馬油と乳化剤および乳化安定剤とを加熱混
合し、そこに他の油脂類を混合、一旦冷却後にアロエ
類、茶類とを攪拌下更に混合し、これらの混合物をホモ
ミキサーにより均一とし、その後脱泡してゼラチンカプ
セルに封入する方法が挙げられる。封入時粘度が10,
000cPを越える場合は、カプセル化に適する温度ま
で加熱し封入するとよい。
【0013】人を対象とした場合は、ゼラチン軟カプセ
ルに封入したものが好ましく、苦みが苦にならければ噬
んで摂取するか、一般には水またはぬるま湯でカプセル
をそのまま飲むのが好ましい。摂取時期は、いつでも構
わないが、夕食後または就寝前に摂取することが望まし
い。成人では、前記カプセルを2〜5粒/1回服用する
ことが望ましい。また症状又は個人差により、増減する
ことが望ましい。その際、前記の配合条件より、カテキ
ン0.5〜350mg/人/1回、アロイン0.2〜2
50mg/人/1回、馬油88〜4,965mg/人/
1回が服用の目安となる。
【0014】アロインは、大腸内の水分量を増加させて
便を軟らかくし、直腸やS字結腸を刺激して蠕動運動を
誘発することが知られている。カテキンは、抗菌作用に
より通常悪玉菌と言われる菌を抑制し、その結果善玉菌
が増加することによって腸内フローラが改善されること
が知られている。また、カテキンの消臭作用により便臭
も和らぐ効果が期待できる。馬油には、一般の油脂類が
有する便を軟らかくする作用とダイエット効果も期待で
きる。これら三成分を本発明の配合組成比率で配合する
と、それらのカプセルを服用した場合にそれぞれの相互
作用により、単に便秘を解消するだけでなく、下痢も抑
えられ、また腹痛を伴うことのない快適でスムーズな排
便が得られる便秘解消剤組成物が得られる。
【0015】
【発明の効果】本発明の便秘解消剤組成物は、従来の便
秘解消剤が有している問題点、すなわち便秘解消効果に
持続性がなく、排便時に腹痛を伴う、排便時下痢症状が
でる、宿便がなかなかでない、便秘解消剤の服用量が多
い、服用時の簡便性がない等の問題点を解消して、快適
でスムーズな排便が得られる優れた便秘解消剤組成物で
ある。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき更に詳細に説
明する。 実施例1 食用精製馬油(日光油脂社製)2,600gとミツロウ
(横関油脂工業社製)250gおよびグリセリン脂肪酸
エステル(理研ビタミン社製)250gとを70〜75
℃で加熱溶解させ、そこにビタミンE含有小麦胚芽油
(ビタミンE60%含有、ホーネンコーポレーション
製)150gを混合して一旦40℃以下まで冷却した。
その中に、キダチアロエエキスの凍結乾燥粉末(アロイ
ン0.7%含有、平田農園製)1,500gと、市販緑
茶を粉末化してその後殺菌した緑茶粉末(カテキン13
%含有)250gとを攪拌下で混入させた。これらの混
合物をホモミキサーによりコロイドミルとなし、その後
脱泡して混合液を約25℃で、ゼラチン、グリセリンお
よび水からなるゼラチン被包材によってカプセル化(内
容物は平均300mg/カプセル)した。その際の組成
物粘度は約10,000cPである。配合組成を表1お
よび2に示す。
【0017】実施例2 食用精製馬油(日光油脂社製)1,700gとミツロウ
(横関油脂工業社製)250gおよびグリセリン脂肪酸
エステル(理研ビタミン社製)250gを70〜75℃
で加熱溶解させ、そこにビタミンE含有小麦胚芽油(ビ
タミンE60%含有、ホーネンコーポレーション製)5
00gを混合、一旦40℃以下まで冷却した。その中
に、キダチアロエエキスの凍結乾燥粉末(アロイン0.
7%含有、平田農園製)2,250gと市販高純度カテ
キン(60%品、中国製)50gとを攪拌下で混入させ
た。これらの混合物をホモミキサーによりコロイドミル
となし、その後脱泡して混合液を約25℃で、ゼラチ
ン、グリセリンおよび水からなるゼラチン被包材によっ
てカプセル化(平均300mg/カプセル)した。その
際の組成物粘度は約10,000cPである。配合組成
を表1および2に示す。
【0018】実施例3 食用精製馬油(日光油脂社製)1,800gとミツロウ
(横関油脂工業社製)250gおよびグリセリン脂肪酸
エステル(理研ビタミン社製)250gを70〜75℃
で加熱溶解させ、そこにビタミンE含有小麦胚芽油(ビ
タミンE60%含有、ホーネンコーポレーション製)7
50gを混合し一旦40℃以下まで冷却した。その中に
キダチアロエエキスの凍結乾燥粉末(アロイン0.7%
含有、平田農園製)1,200gと、1番茶摘み取り後
の刈り番茶を洗浄して超加熱水蒸気(180℃)によっ
て乾燥、遠赤外線乾燥装置によって火入れを行った緑茶
を粉末化し、その後殺菌した緑茶粉末(カテキン13%
含有)750gを攪拌下で混入させた。これらの混合物
をホモミキサーによりコロイドミルとなし、その後脱泡
して混合液を約25℃に加熱し、ゼラチン、グリセリン
および水からなるゼラチン被包材によってカプセル化
(平均300mg/カプセル)した。その際の組成物粘
度は約10,000cPである。配合組成を表1および
2に示す。
【0019】実施例4 食用精製馬油(日光油脂社製)3,000gとミツロウ
(横関油脂工業社製)250gおよびグリセリン脂肪酸
エステル(理研ビタミン社製)250gを70〜75℃
で加熱溶解させ、そこにビタミンE含有小麦胚芽油(ビ
タミンE60%含有、ホーネンコーポレーション製)2
50gを混合、一旦40℃以下まで冷却した。その後キ
ダチアロエエキスの凍結乾燥粉末(アロイン0.7%含
有、平田農園製)500gと、市販緑茶を粉末化しその
後殺菌した緑茶粉末(カテキン13%含有)750gと
を攪拌下で混入させた。これらの混合物をホモミキサー
によりコロイドミルとなし、その後脱泡して混合液を約
25℃に加熱し、ゼラチン、グリセリンおよび水からな
るゼラチン被包材によってカプセル化(平均300mg
/カプセル)した。その際の組成物粘度は約10,00
0cPである。配合組成を表1および2に示す。
【0020】比較例1 食用精製サラダ油(その際の組成物粘度は約1万cPで
ある。ホーネンコーポレーション製)2,250gとミ
ツロウ(横関油脂工業社製)250gおよびグリセリン
脂肪酸エステル(理研ビタミン社製)250gを70〜
75℃で加熱溶解させ、そこにビタミンE含有小麦胚芽
油(ビタミンE60%含有、ホーネンコーポレーション
製)500gを混合し一旦40℃以下まで冷却した。そ
の後キダチアロエエキスの凍結乾燥粉末(アロイン0.
7%含有、平田農園製)1,500gと、市販緑茶を粉
末化しその後殺菌した緑茶粉末(カテキン13%含有)
250gとを攪拌下で混入させた。これらの混合物をホ
モミキサーによりコロイドミルとなし、その後脱泡して
混合液を約25℃に加熱し、ゼラチン、グリセリンおよ
び水からなるゼラチン被包材によってカプセル化(平均
300mg/カプセル)した。その際の組成物粘度は約
10,000cPである。配合組成を表1および3に示
す。
【0021】比較例2 食用精製馬油(日光油脂社製)2,600g、食用精製
サラダ油(ホーネンコーポレーション製)1,092g
とミツロウ(横関油脂工業社製)250gおよびグリセ
リン脂肪酸エステル(理研ビタミン社製)250gを7
0〜75℃で加熱溶解させ、そこにビタミンE含有小麦
胚芽油(ビタミンE60%含有、ホーネンコーポレーシ
ョン製)500gを混合して一旦40℃以下まで冷却
後、市販緑茶を粉末化しその後殺菌した緑茶粉末(カテ
キン13%含有)1,616gとを攪拌下で混入させ
た。これらの混合物をホモミキサーによりコロイドミル
となし、その後脱泡して混合液を約25℃に加熱し、ゼ
ラチン、グリセリンおよび水からなるゼラチン被包材に
よってカプセル化(平均300mg/カプセル)した。
その際の組成物粘度は約10,000cPである。配合
組成を表1および3に示す。
【0022】比較例3 食用精製馬油(日光油脂社製)160g、食用精製サラ
ダ油(ホーネンコーポレーション製)1,840gとミ
ツロウ(横関油脂工業社製)250gおよびグリセリン
脂肪酸エステル(理研ビタミン社製)250gを70〜
75℃で加熱溶解させた容器に、ビタミンE含有小麦胚
芽油(ビタミンE60%含有、ホーネンコーポレーショ
ン製)457gを混合し、一旦40℃以下まで冷却し
た。次にキダチアロエエキスの凍結乾燥粉末(アロイン
0.7%含有、平田農園製)2,000gを攪拌下で混
入させた。これらの混合物をホモミキサーによりコロイ
ドミルとなし、その後脱泡して混合液を約25℃に加熱
し、ゼラチン、グリセリンおよび水からなるゼラチン被
包材によってカプセル化(平均300mg/カプセル)
した。その際の組成物粘度は約10,000cPであ
る。配合組成を表1及び3に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】試験例1 実施例1で得られたカプセルを便秘症状によって粒数を
加減し、水またはお湯によって就寝前に摂取させた。結
果は、アンケート方式にて調査し、表4にまとめた。
【0027】
【表4】
【0028】試験例2 実施例2で得られたカプセルを便秘症状によって粒数を
加減し、水またはお湯によって就寝前に摂取させた。結
果は、アンケート方式にて調査し、表5にまとめた。
【0029】
【表5】
【0030】試験例3 実施例3で得られたカプセルを便秘症状によって粒数を
加減し、水またはお湯によって就寝前に摂取させた。結
果は、アンケート方式にて調査し、表6にまとめた。
【0031】
【表6】
【0032】試験例4 実施例4で得られたカプセルを便秘症状によって粒数を
加減し、水またはお湯によって就寝前に摂取させた。結
果は、アンケート方式にて調査し、表7にまとめた。
【0033】
【表7】
【0034】比較試験例1 比較例1で得られたカプセルを便秘症状によって粒数を
加減し、水またはお湯によって就寝前に摂取させた。結
果は、アンケート方式にて調査し、表8にまとめた。
【0035】
【表8】
【0036】比較試験例2 比較例2で得られたカプセルを便秘症状によって粒数を
加減し、水またはお湯によって就寝前に摂取させた。結
果は、アンケート方式にて調査し、表9にまとめた。
【0037】
【表9】
【0038】比較試験例3 比較例3で得られたカプセルを便秘症状によって粒数を
加減し、水またはお湯によって就寝前に摂取させた。結
果は、アンケート方式にて調査し、表10にまとめた。
【0039】
【表10】
【0040】以上の試験例1〜4および比較試験例1〜
3の結果をまとめて表11に示す。
【0041】
【表11】
【0042】表中の総合評価記号は、次のとおりであ
る。 ○ ;良い、△;良いとも悪いとも言えない、×;悪い 以上の結果、本発明の3成分を配合した実施例1〜4の
便秘解消剤組成物は、比較例1〜3に比べて、優れた便
秘解消剤であることが分かる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 BA08 EA10 MA03 MA04 MA37 MA52 NA05 NA10 NA14 ZA72 ZC75 4C087 AA01 AA02 BB33 CA19 MA02 MA37 MA52 NA05 NA10 NA14 ZA72 ZC75 4C088 AB45 AB86 AC05 AD13 BA08 BA09 CA05 CA07 CA11 MA37 MA52 NA14 ZA72 ZC75

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A;カテキン0.5〜7重量%、 B;アロイン0.2〜5重量%および、 C;馬油88〜99.3重量%とを有効成分とする便秘
    解消剤組成物。
  2. 【請求項2】A;カテキンとしてカテキン含有茶類を用
    い、 B;アロインとしてアロイン含有アロエ類を用いる請求
    項1記載の便秘解消剤組成物。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の組成物を内
    包した、便秘解消剤含有カプセル。
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