JP2002003218A - 活性酸素種を包接する12CaO・7Al2O3化合物およびその製造方法 - Google Patents
活性酸素種を包接する12CaO・7Al2O3化合物およびその製造方法Info
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Abstract
ジカルおよび/またはO -イオンラジカルを1020cm
-3以上の高濃度に含むものとする。この化合物は、酸化
触媒、抗菌剤、イオン伝導体、固体電解質燃料電池用電
極などの用途に使用される。
Description
O2 -イオンラジカルおよびO-イオンラジカル(以下両酸
素イオンラジカルを総称して、活性酸素種と呼ぶ。)を
高濃度に包接する酸化物である12CaO・7Al2O3化合物と
その作成方法および該化合物の用途に関する。
であり、有機物や無機物の酸化過程で重要な役割を果た
すことが知られている。酸化物化合物の固体表面上に吸
着したO2 -については、広範な研究が行われている。(J.
H. Lunsford, Catal. Rev. 8,135, 1973, M. Che and
A. J. Tench, Adv. Catal, 32,1, 1983)。これらの研究
のほとんどは、γ線などの高エネルギーの放射線を酸化
物化合物表面に照射することによってO2 -イオンラジカ
ルを作成している。
結晶はRO2(R=アルカリ金属)が知られているが、これら
の化合物は、いずれも300℃以下の温度で容易に分解し
てしまうため、酸化触媒、イオン伝導体などの用途には
使用できない。
に比較しても、より活性である。アルカリハライド、カ
ルシウム・アルミガラス中などに少量含まれた例が報告
されている(J.R.Bralsford他,J.Chem.Physics,Vol.4
9,pp2237,1968、H.Hosono他,J.Am.Ceramic.Soc,7
0,867,1987)。しかし、O-イオンラジカルを構成イオ
ンとする結晶は、これまで、知られていない。
る12CaO・7Al2O3結晶においては、2分子を含む単位包に
ある66個の酸素のうち、2個はネットワークには含まれ
ず、結晶の中に存在するケージ内の空間に「フリー酸
素」として存在すると主張している。(H. B. Bartl and
T. Scheller, Neuses Jarhrb. Mineral., Monatsh. 19
70, 547)。
とAl2O3またはAl(OH)2を原料として空気中で1200℃の温
度で固相反応により合成した12CaO・37Al2O3結晶中に1
×101 9cm-3程度のO2 -が包接されていることを電子スピ
ン共鳴の測定から発見し、フリー酸素の一部がO2 -の形
でケージ内に存在するというモデルを提案している。
(H.Hosono and Y. Abe, Inorg. Che. 26, 1193, 198
7)。この12CaO・7Al2O3は、融点1415℃の安定な酸化物
であり、包接される活性酸素種の量を増加させ、可逆的
な取り込み、放出が可能となれば、酸化触媒、イオン伝
導体などとしての用途が開けるものと期待できる。
おいて、O2 -が包接されていることは、本発明者らの一
人により見出されていたが、その濃度は、1019cm-3と比
較的低濃度で、また、より活性なO-イオンラジカルは見
出されていなかった。さらに、そのO2 -を制御して、か
つ可逆的に外部に取り出したり、取り込んだりする手段
は見出されていなかった。
菌剤等として用いるためには、より高濃度の活性酸素種
を包接し、活性酸素種の取り出し、取り込みが可逆的に
できることが必要である。また、包接されている活性酸
素種の濃度を定量的に分析する手段を確立することも重
要である。
ムとアルミニウムを概略12:14の原子当量比で混合した
原料を、雰囲気と温度を制御した条件下で固相反応させ
ることにより、1020cm -3以上の高濃度の活性酸素種を包
接する12CaO・7Al2O3化合物が得られることをを新たに
見出した。本発明は、その化合物自体、その作成方法、
包接されたイオンの取り出し手段、および該化合物の用
途に関するものである。
略12:14の原子当量比で混合した原料、望ましくは、炭
酸カルシウムとγ-酸化アルミニウムを分子当量で12:7
で混合した原料を、酸素分圧104Pa以上、水蒸気分圧102
Pa以下、好ましくは酸素分圧105Pa以上、水蒸気分圧1Pa
以下に制御した雰囲気内で、焼成温度1200℃以上、好ま
しくは1300℃の高温度の条件下で、固相反応させ、12Ca
O・7Al2O3化合物が得られる。該化合物には、活性酸素
種が1020cm-3以上包接されている。包接量は、電子スピ
ン共鳴およびラマンスペクトルにより分析できる。
は水蒸気分圧102Pa以上のときは、包接される活性酸素
種濃度は、1020cm-3未満である。また、酸素分圧104Pa
以上かつ水蒸気分圧102Pa以下の乾燥酸化雰囲気でも、
焼成温度が1200℃未満では12CaO・7Al2O3化合物が合成
されにくい。焼成温度が1415℃を超えると、原料が溶融
し、12CaO・7Al2O3化合物が合成されにくい。固相反応
で、12CaO・7Al2O3を合成する場合、原料は、炭酸カル
シウムとγ-酸化アルミニウムが適しているが、水酸化
カルシウムもしくは酸化カルシウムと水酸化アルミニウ
ムもしくは各種酸化アルミニウム(α、δ、θ相)の組み
合わせでも合成は可能である。
物の77Kでの電子スピン共鳴(ESR)スペクトルは、gx =
2.00, gy=2.01, gz =2.04 にて規定されるスペク
トルと、gx=gy=2.05 , gz=2.00 にて規定されるス
ペクトルとの重ね合わせによって構成されている。これ
らのg値はそれぞれ、固体中でのO2 -イオンラジカルおよ
びO-イオンラジカルのg値と一致することから、12CaO・
7Al2O3化合物には、O2 -イオンラジカルとO-イオンラジ
カルが包接されていると結論される。ESR吸収バンド
は、室温では、対称的であり、77Kの低温では、非対称
になる。
ラジカルとO-イオンラジカルは回転運動しているが、低
温では、ケージの壁にあるCa2+イオンと静電気的に結合
し、空間的に固定されていることに対応している。ま
た、吸収バンドの強度からO2 -イオンラジカルおよびO-
イオンラジカルの濃度を定量することができる。
30cm-1付近に強い散乱ピークが見られる。このピーク
は、K. Nakamotoらによって(K. Nakamoto, Infrared an
d Raman Spectra of Inorganic and Coordination Comp
ound, 1978, Wiley) 報告されているO2 -イオンラジカル
のピークに一致する。ESRの吸収バンドと、ラマン散乱
強度には、相関関係があり、ラマン散乱強度から、包接
されているO2 -イオンラジカル強度を定量することがで
きる。該化合物を酸素分圧104Pa以下、もしくは水蒸気
分圧102Pa以上で加熱すると1200℃以上で活性酸素種な
いし酸素分子が放出される。
式図である。12CaO・7Al2O3は、立方晶の結晶系(格子定
数=11.97Å)で空間群はI43dで、単位格子あたり2式量の
イオンが存在する。融点は、1415℃である。該結晶はAl
O4の4面体が、重合したネットワーク構造にCa2+イオン
が配した構造をとっており、結晶格子中に空隙(ケージ)
を有している。
66 = [Ca24Al28O64]4+・2O2-であり、O2-は、フリー酸
素と呼ばれ、ケージの中に存在している。一般に、O2-
は、固体構造中では常にカチオンで配位されており、フ
リーな状態になることはほとんどない。しかし、12CaO
・7Al2O3結晶中では、O2-イオンは、ケージ内に存在
し、カチオンと結合できず、フリーな状態になってい
る。このような状態を「包接」という。この状態は、固
体表面に吸着した状態と類似しており、化学的に非常に
活性な状態である。
ジ内にあるため、直接、外界雰囲気との反応が防がれて
いる。しかし、1200℃以上の高温になると、熱膨張でケ
ージのサイズが大きくなり、雰囲気からの酸素分子がケ
ージのボトルネックを通過できるようになる。その結果
以下の反応が起こる。 O2-(ケージ内) + O2(雰囲気) = O- (ケージ内) + O
2 - (ケージ内)
イオンO2-から2つのO-とO2 -が生成される。O-とO2 -を高
濃度に包接する12CaO・7Al2O3化合物は、[Ca24Al28O64]
4+ ・mO2 - ・ mO- ・ (2 - m) O2-と記述される。ここ
で、m ≦ 2 であり、O2 -とO-とO2-はケージ内に包接さ
れている。
圧104Pa以下の雰囲気、もしくは水蒸気分圧102Pa以上の
雰囲気で熱処理することにより、ケージ内のボトルネッ
ク通過が活発になり、活性酸素イオンラジカルの濃度が
平衡濃度に遷る過程でケージ内の活性酸素イオンラジカ
ルを雰囲気中に取り出すことができる。
は、O2 -イオンラジカルによるラマンシフト1128cm-1近
傍の散乱強度を利用することによって12CaO・7Al2O3化
合物に包接されるO2 -イオンラジカルを定量分析するこ
とができる。
gz=2.04で規定される電子スピン共鳴吸収強度お
よびgx=gy=2.05、gz=2.00で規定され
る電子スピン共鳴吸収強度を利用することによって12Ca
O・7Al2O3化合物中に包接されるO2 -イオンラジカルおよ
びO-イオンラジカルを定量分析することができる。
度に包接する12CaO・7Al2O3化合物は、1250℃以上の高
温で、活性酸素種ないし酸素イオンあるは酸素分子を放
出させることができるので、酸化触媒として用いて、例
えば、有機物を酸化することができる。また、活性酸素
種は、優れた抗菌作用を持つことが知られており、活性
酸素種を多量に包接する本発明の12CaO・7Al2O3化合物
を抗菌剤として使用することができる。
O・7Al2O3化合物の活性酸素種は、ほぼフリーな状態で
存在して、結晶中を移動できるので、本発明の12CaO・7
Al2O 3化合物は、イオン伝導体として使用することがで
きる。また、該化合物の有するイオン伝導性と、有機物
を酸化する能力を組み合わせることにより、固体電解質
燃料電池用の電極材料として用いることができる。
料粉末を、酸素1気圧の雰囲気で、1300℃で2時間焼成し
た(試料1)。得られた化合物は12CaO・7Al2O3であること
をX線回折により確認した。得られた化合物の室温およ
び77KでのESRスペクトルを測定した。
物のそれぞれ室温および77KでのESRスペクトルを示す。
用いたマイクロ波の波長は、9.75GHzであった。室温で
は、磁界343mTに対照的な形状を持つ吸収バンドが見ら
れた。g値は2.02と求められた。77Kでは吸収バンドは非
対称的であった。この吸収バンドは、gx=2.002 , gy=
2.009 , gz =2.073 にて規定されるO2 -イオンラジカル
による吸収バンドと、gx=gy=2.042, gz=2.001 にて
規定されるO-イオンラジカルによる吸収バンドとの重ね
合わせによって構成されている。それぞれの吸収バンド
の強度から、O2 -イオンラジカルおよびO-イオンラジカ
ルの濃度は、それぞれ1×1021cm-3と定量される。
料粉末を、大気中で、1300℃で2時間焼成した。(試料
2、比較例1)。得られた化合物は12CaO・7Al2O3であるこ
とをX線回折により確認した。図3に77KでのESRスペクト
ルを示す。比較例1(試料2)においては、吸収バンドは3
つの成分に分かれ、それぞれgx=2.009, gy= 2.002, gz=
2.073と求めら、この吸収バンドはO2 -イオンラジカル
よるものであり、その濃度は1×1019cm-3と定量され
る。
して、ラマンスペクトルを測定した。図4に、実施例1お
よび比較例1で得られたラマンスペクトルを示す。いず
れのスペクトルにも、1000cm-1以下のエネルギー域に[C
a24Al28O64]4+による数本の散乱ラインが見られた。実
施例1(試料1)では、それに加え、1128cm-1にO2 -イオン
ラジカルによるラマンピークが見られた。
料粉末を、大気中で、1300℃で2時間焼成した後、さら
に酸素1気圧の雰囲気で、1300℃で2時間焼成した(試料
3)。得られた化合物は12CaO・7Al2O3であることをX線回
折により確認した。得られた12CaO・7Al2O3化合物中に
含まれるO2 -イオンラジカル濃度をESRおよびラマン散乱
スペクトルにより定量したが、包接量は、1×1021cm-3
であった。また、ESRスペクトルから、O-イオンラジ
カルが1×1021cm-3包接されていることがわかった。
2時間熱処理した。(試料4)。熱処理後の12CaO・7Al2O3
化合物中に含まれるO2 -をESRおよびラマン散乱スペクト
ルにより定量したが、包接量は、1×1019cm-3であっ
た。熱処理により単位格子あたり合計3.8−0.02 = 3.78
の活性酸素種が減少したことが分かる。その大半は大気
中に放出される。
1に示す。実施例1(試料1)および実施例2(試料3)に包接
される活性酸素種の量は、単位格子あたり3.8で、理論
的に予想される最大合計値2 + 2 = 4にほぼ等しい。
昇温脱離ガス分析を実施した。測定室の雰囲気は、真空
であった。実施例1で得られた化合物からは、1200℃以
上で、(分子量)/(電荷) =32のピークが急激に大きくな
り、活性酸素種が放出されることが確認された。図5
に、実施例1および比較例1で得られた12CaO・7Al2O3
化合物の(分子量)/(電荷) =32に対する昇温脱離ガス分
析カーブを示す。
・7Al2O3の焼成温度および雰囲気酸素分圧ならびに12Ca
O・7Al2O3の熱処理温度および雰囲気酸素分圧を制御す
ることにより、雰囲気中の酸素を該化合物に可逆的に取
り込み、また放出することができた。
図である。
ESRスペクトルを表すグラフである。
例1の77KでのESRスペクトルを表すグラフである。
合物のラマンスペクトルを示すグラフである。
2O3化合物の(分子量)/(電荷) =32に対する昇温離脱ガス
分析カーブを示すグラフである。
Claims (10)
- 【請求項1】 活性酸素種であるO2 -イオンラジカルお
よび/またはO-イオンラジカルを1020cm-3以上の高濃度
に包接することを特徴とする12CaO・7Al2O3化合物。 - 【請求項2】 カルシウム(Ca)とアルミニウム(Al)を原
子当量比で12:14に含む混合原料を用い、焼成温度1200
℃以上、1415℃未満、酸素分圧104Pa以上、水蒸気分圧1
02Pa以下の乾燥酸化雰囲気で固相反応させることを特徴
とする請求項1記載の12CaO・7Al2O3化合物の作成方
法。 - 【請求項3】 カルシウムとして炭酸カルシウムまたは
水酸化カルシウムまたは酸化カルシウムを、アルミニウ
ムとして、酸化アルミニウムまたは水酸化アルミニウム
を原料とすることを特徴とする請求項2記載の12CaO・7
Al2O3化合物の作成方法。 - 【請求項4】 温度1200℃以上、酸素分圧104Pa未満、
もしくは水蒸気分圧102Pa以上の雰囲気で熱処理するこ
とを特徴とする請求項1記載の12CaO・7Al2O3化合物に
包接される活性酸素種を取り出す方法。 - 【請求項5】 O2 -イオンラジカルによるラマンシフト1
128cm-1近傍の散乱強度を利用することを特徴とする請
求項1記載の12CaO・7Al2O3化合物に包接されるO2 -イオ
ンラジカルの定量分析法。 - 【請求項6】 gx=2.00、gy=2.01、gz
=2.04で規定される電子スピン共鳴吸収強度および
gx=gy=2.05、gz=2.00で規定される電
子スピン共鳴吸収強度を利用することを特徴とする請求
項1記載の12CaO・7Al2O3化合物中に包接されるO2 -イオ
ンラジカルおよびO-イオンラジカルの定量分析法。 - 【請求項7】 請求項1記載の12CaO・7Al2O3化合物を用
いた酸化触媒。 - 【請求項8】 請求項1記載の12CaO・7Al2O3化合物を用
いた抗菌剤。 - 【請求項9】 請求項1記載の12CaO・7Al2O3化合物を用
いたイオン伝導体。 - 【請求項10】 請求項1記載の12CaO・7Al2O3化合物を
用いた固体電解質燃料電池用電極。
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