JP2002002989A - プリンタの自動給紙装置 - Google Patents

プリンタの自動給紙装置

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JP2002002989A JP2000184567A JP2000184567A JP2002002989A JP 2002002989 A JP2002002989 A JP 2002002989A JP 2000184567 A JP2000184567 A JP 2000184567A JP 2000184567 A JP2000184567 A JP 2000184567A JP 2002002989 A JP2002002989 A JP 2002002989A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙の種類に応じて、給紙切換えレバーな
どの操作を必要とせず、用紙載置部に載置した記録紙の
位置を変えるだけで、スムーズに紙送りされる。 【解決手段】 複数枚の記録紙100を載置可能な用紙
載置部20を取付けて、用紙載置部20の下端に、用紙
載置部20の上面からの傾斜角度の異なる少なくとも2
つの傾斜部を有する分離板22を設け、記録紙100の
種類に応じて、傾斜部22a、22bの選択された1つ
に記録紙100の先端縁を当接させて、記録紙100が
1枚ずつ分離されて傾斜部22a、22b上を摺接しな
がら紙送りされるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの自動給
紙装置に関し、とくに、積層された複数枚の記録紙から
記録紙を1枚ずつ分離させて印刷記録に供するプリンタ
の自動給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ、ワードプロセッ
サ、ファクシミリなどの出力装置として熱転写プリン
タ、インクジェットプリンタ等の各種のプリンタが用い
られている。
【0003】このようなプリンタにおいて、所望の印刷
記録を行う場合には、プリンタフレームに取付けた用紙
載置部に複数枚の記録紙を収納し、この記録紙の最上部
の1枚に給紙ローラを当接して、この給紙ローラを回転
駆動させることにより、記録紙を1枚ずつ分離して搬送
するようになっている。この給紙ローラにより搬送され
た記録紙は、プリンタの記録位置の手前に配置された紙
送りローラに向かって搬送され、記録紙の給紙(紙送
り)方向の下流側が紙送りローラに達すると、記録紙の
搬送が給紙ローラから紙送りローラに引き継がれるよう
になっている。
【0004】ところで、従来の自動給紙装置を適用した
プリンタは、プリンタフレームの幅方向に延在する平板
状をしたプラテンを設けて、このプリンタフレームに
は、駆動機構によりプラテンに沿って往復移動するキャ
リッジが設けられている。キャリッジには、複数の発熱
素子が整列配置されたサーマルヘッドがプラテンに接離
可能に配設されていて、さらに、インクリボンを備えた
リボンカセットが着脱するようになっている。この用紙
載置部には、記録紙の幅方向を規制するガイド板が移動
可能に設けられている。また、プリンタフレームには、
用紙載置部と対向配置され、用紙載置部に載置された記
録紙と接離する、回転駆動可能な給紙ローラが設けられ
ている。
【0005】給紙ローラの下方には、用紙載置部に載置
された記録紙の先端縁が当接し、積層された記録紙のう
ち最上部の記録紙のみを分離するための分離板が用紙載
置部に対して所定の傾斜角度をもって配設されている。
また、プリンタフレームには、給紙切換えレバーが切換
え可能に設けられ、この給紙切換えレバーに上記分離板
が繋がっていて、給紙切換えレバーの動きに応じて分離
板を所定の傾斜角度をもつように手で操作できるように
なっている。
【0006】そして、上記記録紙が普通紙(カット紙)
のときには、給紙切換えレバーを一方に切換えて、カッ
ト紙の先端に当接する分離板を用紙載置板に対してやや
傾斜角度をもたせるようにし、上記記録紙がはがきなど
の厚紙のときには、給紙切換えレバーを他方に切換え
て、この厚紙の先端縁に当接する分離板の傾斜角度を上
記カット紙の場合に比べて、大きくなるようにする。こ
のように、手動にて給紙切換えレバーを可動させること
により、用紙載置部に載置した記録紙の種類に応じて、
記録紙を確実に搬送するようにしている。このように、
用紙載置部に載置された記録紙は、給紙切換えレバーを
可動させてその種類に応じた設定にした後、給紙ローラ
によってその最上部の1枚が分離板を介して給紙され、
続いて、紙送りローラによって、印刷記録位置である、
プラテンとサーマルヘッドとの間に搬送され、リボンカ
セットのインクリボンと重ねた状態で、加熱された発熱
素子を有するサーマルヘッドをプラテンに対して圧接し
て、インクリボンのインクを記録紙に転写し、印刷記録
するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
給紙装置を取付けたプリンタでは、用紙載置部に載置し
た記録紙の紙質や厚みなどの種類に合わせて、給紙切換
えレバーを手で切換えて、用紙載置部に対して所定の傾
斜角度を有するように分離板を設定する必要があった。
そのために、記録紙の上記種類に応じて、操作者が判断
して、給紙切換えレバーの切換えをする必要があり、操
作する手間がかかるという問題があった。
【0008】さらに、用紙載置部に載置した記録紙が普
通紙であるのに、操作者が厚紙を載置したと勘違いし
て、給紙切換えレバーを手で切換える際に、分離板の傾
斜角度を誤った方の設定にしてしまい、この記録紙がス
ムーズに紙送りされないおそれがあった。
【0009】本発明の目的は、記録紙の種類に応じて、
給紙切換えレバーなどの操作を必要とせず、用紙載置部
に載置した記録紙の位置を変えるだけで、スムーズに紙
送りされるプリンタの自動給紙装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、プリンタフレームに、複数枚
の記録紙を載置可能な用紙載置部をを取付けて、用紙載
置部の下端に、用紙載置部の面からの傾斜角度の異なる
少なくとも2つの傾斜部を有する分離板を設け、用紙載
置部に載置された記録紙の種類に応じて、傾斜部の選択
された1つに記録紙の先端縁を当接させて、記録紙が1
枚ずつ分離されて傾斜部上を摺接しながら紙送りされる
ようにしたものである。
【0011】また、第2の解決手段として、分離板の傾
斜部は、その中央に第1の傾斜部と、その両側に隣接す
る第2の傾斜部とからなり、第1の傾斜部の傾斜角度を
第2の傾斜部よりも大きく形成し、厚紙からなる記録紙
はその先端縁が第1の傾斜部に当接し、普通紙からなる
記録紙はその先端縁が第2の傾斜部に当接させるように
したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動給紙装置
を適用したプリンタの一実施形態を図1乃至図7に基づ
いて説明する。図1に示すように、プリンタ10は、図
示しないプリンタケースの内部に配設されるプリンタフ
レーム12を有している。
【0013】直方体をした金属製のプリンタフレーム1
2には、その前面部12a側に図示しない駆動機構によ
り往復移動可能なキャリッジ14が取付けられている。
キャリッジ14には、内部に所望の色のインクリボンが
巻回されたリボンカセットが着脱可能に装着されるよう
になっている。このキャリッジ14の下方には、プリン
タフレーム12の幅方向に延在する平板状をしたプラテ
ン16が図示しないプリンタケースに軸支されて設けら
れている。
【0014】キャリッジ14の下端部には、複数の発熱
素子が整列配置されたサーマルヘッドが図示しない駆動
機構によりプラテン16に対して接離可能に設けられて
いる。リボンカセットのインクリボンは、サーマルヘッ
ドの発熱素子とプラテン16との間に案内され、プラテ
ン16とサーマルヘッドとの間に記録紙100(図6参
照)とインクリボンとを重ねた状態で配して、加熱され
た発熱素子を有するサーマルヘッドをプラテン16に対
して圧接させて、インクリボンの一部を記録紙100に
転写して、印刷記録するようになっている。
【0015】プリンタフレーム12には、その背面部1
2b側に斜めに配設された用紙載置部20が一体に取付
けられている。用紙載置部20の上面には、複数枚の記
録紙100が積層して載置されるようになっている。プ
リンタフレーム12の背面部12bと用紙載置部20と
の繋ぎ部分であるその下端部分には、略平板状をした分
離板22がプリンタフレーム12の幅方向に延在して設
けられている。
【0016】図2乃至図5に示すように、分離板22
は、その上面部の中央に、幅寸法がはがきサイズをした
傾斜を有する第1の傾斜部22aと、この第1の傾斜部
22aの両側に隣接し、その両端間の幅寸法がA4サイ
ズのカット紙とほぼ同じとした第2の傾斜部22bとを
備えている。そして、分離板22の第1、第2の傾斜部
22a、22bは、用紙載置部20の上面に対して、そ
れぞれ所定の傾斜角度(分離角度)α、βを持って取付
けられ、記録紙100を用紙載置部20に装着した際
に、この分離板22の各傾斜部22a、22bにその記
録紙100の先端縁を当接するようにしている。また、
第1の傾斜部22aは、その上面の傾斜が第2の傾斜部
22bのものよりも緩やかな角度となっている。その結
果、第1の傾斜部22aの傾斜角度αは、用紙載置部2
0の上面に対して、第2の傾斜部22bの傾斜角度βよ
りも大きく形成される。
【0017】図6に示すように、用紙載置部20には、
その上面に記録紙100の幅方向に移動可能な一対の用
紙ガイド24が取付けられていて、この用紙ガイド24
に規制されながら、積層された記録紙100を1枚ずつ
プリンタ10内へ紙送りするようになっている。用紙ガ
イド24はその一方を記録紙100の幅方向に動かす
と、その他方も連動して動くようになっている。
【0018】図1に示すように、プリンタ10内におけ
る用紙載置部21の配置位置の上方には、プリンタフレ
ーム12の幅方向に延在した、回転可能な給紙ローラ2
6が設けられている。この給紙ローラ26の駆動軸26
aには、その端部を回転可能に支持する連結アーム28
が設けられていて、この連結アーム28の一端には支持
軸30が設けられている。この支持軸30を介して、連
結アーム28は、用紙載置部20の図示しない溝部内に
案内されて図示矢印に示す円弧状に移動するようになっ
ている。そして、連結アーム28の円弧状の動きに応じ
て、給紙ローラ26は用紙載置部20の上面に接離する
ようになっている。
【0019】また、プリンタ10内における、給紙ロー
ラ26とプラテン16との間には、ガイド板30が設け
られ、用紙載置部20から紙送りされた記録紙100の
1枚がガイド板30により案内されて紙送りローラ32
に導出するようになっている。この紙送りローラ32
は、キャリッジ14の下方に、プラテン16の紙送り上
流側に隣接して設けられている。
【0020】さらに、プリンタフレーム12は、プラテ
ン16の紙送り方向下流側に、プリンタフレーム12の
幅方向に延在し、プリンタフレーム12に支持された排
紙ローラ34を回転可能に設けていて、この排紙ローラ
34により、印刷記録の終了した記録紙100を外部に
排出するようになっている。
【0021】次に、本実施形態における、用紙載置部2
0に記録紙100を載置した際の作用について以下に説
明する。図7に示すように、先ず、用紙載置部20の上
面に複数枚の記録紙100を重ねて載置する。用紙載置
部20は斜めに配設されているので、記録紙100は、
用紙載置部20の上面に載置されながら、紙送り方向上
流側から下流側に摺接しながら移動し、その先端縁を分
離板22に当接する。図2、図4及び図6に示すよう
に、記録紙100がはがきなどの厚紙101の場合に
は、用紙載置部20の上面にはがきを縦に挿入した後、
はがきの幅方向を一対の用紙ガイド24で両側から挟み
込んで保持する。このとき、用紙載置部20の上面に対
して約130°(=α°)の傾斜角度をもつ第1の傾斜
部22aに、はがきの先端縁が当接してセットされる。
【0022】また、図2、図5及び図6に示すように、
記録紙100がA4サイズの薄い普通紙(カット紙)1
02の場合には、用紙載置部20の上面に普通紙102
を挿入した後、普通紙102の幅方向を一対の用紙ガイ
ド24で両側から挟み込んで保持する。このとき、用紙
載置部20の上面に対して約110°(=β°)の傾斜
角度をもつ第2の傾斜部22bに、普通紙102の先端
縁が当接してセットされる。そのため、はがきなどの厚
紙101、普通紙102は、それぞれ所定の傾斜角度
α、βを有する分離板22で確実に支持されているの
で、用紙載置部20の上面に記録紙100を載置する際
に、謝って紙送り方向に搬入されるおそれがない。な
お、上述した記録紙100を用紙載置部20にセットす
る動作では、給紙ローラ26は記録紙100を載置した
用紙載置部20の上面から離間した位置にある。
【0023】次に、連結アーム28の動きに連動して、
給紙ローラ26を用紙載置部20へ移動させ、用紙載置
部20の上面に載置した記録紙100の最上部の1枚に
当接させる。続いて、給紙ローラ26を回転駆動させ
と、記録紙100の最上部の1枚が、用紙ガイド24に
沿って紙送り下流側に搬送され、記録紙100の種類に
応じた傾斜角度となった分離板22を乗り越え、残りの
記録紙100は、分離板22が障壁となって、分離板2
2に当接された状態が維持される。上記分離板22上を
摺接した最上部の記録紙100は、ガイド板30の下面
に案内されて、紙送りローラ32にその先端縁が導出さ
れる。次に、給紙ローラ26が用紙載置部20から離間
する元の位置に戻るとともに、紙送りローラ32に上記
記録紙100をガイド板30の下面で押さえながら、紙
送りローラ32が回転駆動することにより、上記記録紙
100が紙送り下流側であるプラテン16側へさらに搬
送される。
【0024】次に、記録紙100はプラテン16とサー
マルヘッドとの間に位置して、記録紙100の先端縁が
排紙ローラ34側から外部に一旦突出させた後、紙送り
ローラ32を逆回転させ、記録紙100を紙送り方向上
流側に逆搬送させて、記録紙100の印刷記録の開始位
置の頭出しを行う。このようにしてから、印刷記録の頭
出しがされた開始位置で所定の印刷記録が開始される。
すなわち、プリンタ10内において、サーマルヘッドを
インクリボンと記録紙100を介してプラテン16に圧
接し、キャリッジ14をプラテン16に沿って移動させ
ながら、印刷記録情報に基づいてサーマルヘッドの発熱
素子を選択的に駆動して、記録紙100に印刷記録す
る。
【0025】そして、印刷記録に必要な改行動作に伴っ
て、紙送りローラ32を記録紙100の紙送り方向へ回
転させて、紙送りを行い、記録紙100への印刷記録が
完了した後、排紙ローラ34を回転させて、記録紙10
0を排紙する。
【0026】このように構成されたプリンタ10の自動
給紙装置11は、以下のような効果を奏する。 1)プリンタフレーム12に、複数枚の記録紙100を
載置可能な用紙載置部を取付けし、用紙載置部20の紙
送り下流側(下端)に、傾斜角度の異なる第1と第2の
傾斜部22a、22bを有する分離板22を設け、記録
紙100の厚み、大きさ、材質の種類に応じて、用紙載
置部20の上面に対する傾斜部22a、22bの所定の
取付角度を保持した状態で、傾斜部22a、22bの1
つに記録紙100の先端縁を当接させて、記録紙100
が1枚ずつ分離されて傾斜部22a、22b上を摺接し
ながら紙送りされるようにしたことにより、記録紙10
0の上記種類に応じて、その先端縁を所定の傾斜部、例
えば、はがきなどの厚紙101の場合に第1の傾斜部2
2aが、A4サイズの普通紙(カット紙)102の場合
に第2の傾斜部22bが当接するので、それぞれの所定
の角度で記録紙100の最上部の1枚を適切に分離する
ことができ、しかも、給紙の切換えを自動的に設定する
ことができ、操作性を向上させることができる。
【0027】2)さらに、分離板22は、その中央に第
1の傾斜部22aとその両側に隣接する第2の傾斜部2
2bとからなり、第1の傾斜部22aの傾斜角度を第2
の傾斜部22bの傾斜角度よりも大きく形成し、記録紙
100がはがきなどの厚紙101の際には上記第1の傾
斜部22aにその先端縁を当接し、A4サイズの普通紙
(カット紙)102の際には上記第2の傾斜部22bに
その先端縁を当接させたことにより、比較的使用頻度の
高い、A4サイズなどの幅の広い普通紙(カット紙)1
02をその両側を第2の傾斜部22bで確実に支持する
ことができるので、斜め搬送(スキュー)などの誤った
紙送り操作がおこなわれることがなく、確実に紙送り操
作することができる。
【0028】3)さらに、用紙載置部20には、記録紙
100の幅方向を規制する一対の用紙ガイド24が設け
られて、この用紙ガイド24に沿って、用紙載置部20
の上面に載置された記録紙100を第1または第2の傾
斜部22a、22bのいずれか一方に搬送させるように
したことにより、用紙載置部20の上面に載置した記録
紙100を単に用紙ガイド24に沿ってセットするだけ
で、記録紙100の先端縁を所定の傾斜角度をもった各
傾斜部22a、22bにそれぞれ当接させることができ
る。使用頻度の高い、普通紙(カット紙)102やはが
きなどの厚紙101などに印刷記録する際に、所定の傾
斜部をもった分離板22に従来の手動による誤操作を生
じることなく確実にセットし、印刷記録位置に搬送する
ことができる。
【0029】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、
その主旨を逸脱しない範囲内において変更して実施する
ことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の自動給紙装置は、プリンタフレ
ームに、複数枚の記録紙を載置可能な用紙載置部を取付
けて、用紙載置部の下端に、用紙載置部の面からの傾斜
角度の異なる少なくとも2つの傾斜部を有する分離板を
設け、記録紙の種類に応じて、傾斜部の選択された1つ
に記録紙の先端縁を当接させて、記録紙が1枚ずつ分離
されて傾斜部上を摺接しながら紙送りされるようにした
ことにより、それぞれの所定の角度で記録紙の最上部の
1枚を適切に分離することができ、しかも、給紙の切換
えを自動的に設定するので、操作性を向上させることが
できる。
【0031】また、分離板の傾斜部は、その中央に第1
の傾斜部と、その両側に隣接する第2の傾斜部とからな
り、第1の傾斜部の傾斜角度を第2の傾斜部よりも大き
く形成し、厚紙からなる記録紙はその先端縁が第1の傾
斜部に当接し、普通紙からなる記録紙はその先端縁が第
2の傾斜部に当接させたことにより、比較的使用頻度の
高い、A4サイズの幅の広い普通紙、及びはがきをその
所定の傾斜をもった分離板の傾斜部で記録紙を分離する
ことができ、さらに、幅の広い普通紙がその両側を第2
の傾斜部で確実に支持することができるので、斜めに搬
送するなどの誤った紙送り操作がおこなわれることがな
く、確実に紙送り操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である、プリンタの自動給
紙装置の概略断面図である。
【図2】本発明の一実施形態である、プリンタの自動給
紙装置の要部斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態である、プリンタの自動給
紙装置の概略平面図である。
【図4】本発明の一実施形態である、プリンタの自動給
紙装置において、厚紙を給紙する際の概略断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態である、プリンタの自動給
紙装置において、普通紙を供給する際の概略断面図であ
る。
【図6】本発明の一実施形態である、プリンタの自動給
紙装置の平面図である。
【図7】本発明の一実施形態である、プリンタの自動給
紙装置において、記録紙を載置した状態の概略断面図で
ある。
【符号の説明】
10 プリンタ 11 自動給紙装置 12 プリンタフレーム 20 用紙載置部 22 分離板 22a 第1の傾斜部(傾斜部) 22b 第2の傾斜部(傾斜部) 24 用紙ガイド 100 記録紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタフレームに、複数枚の記録紙を
    載置可能な用紙載置部を取付けて、前記用紙載置部の下
    端に、前記用紙載置部の面からの傾斜角度の異なる少な
    くとも2つの傾斜部を有する分離板を設け、前記用紙載
    置部に載置された前記記録紙の種類に応じて、前記傾斜
    部の選択された1つに前記記録紙の先端縁を当接させ
    て、前記記録紙が1枚ずつ分離されて前記傾斜部上を摺
    接しながら紙送りされるようにしたことを特徴とするプ
    リンタの自動給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記分離板の傾斜部は、その中央に第1
    の傾斜部と、その両側に隣接する第2の傾斜部とからな
    り、第1の傾斜部の傾斜角度を第2の傾斜部よりも大き
    く形成し、厚紙からなる前記記録紙はその先端縁が前記
    第1の傾斜部に当接し、普通紙からなる前記記録紙はそ
    の先端縁が第2の傾斜部に当接させるようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のプリンタの自動給紙装置。
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