JP2002002944A - 微小部品供給装置 - Google Patents
微小部品供給装置Info
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- JP2002002944A JP2002002944A JP2000281617A JP2000281617A JP2002002944A JP 2002002944 A JP2002002944 A JP 2002002944A JP 2000281617 A JP2000281617 A JP 2000281617A JP 2000281617 A JP2000281617 A JP 2000281617A JP 2002002944 A JP2002002944 A JP 2002002944A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 微小部品に帯電する静電気を確実に除電でき
る微小部品供給装置を提供することである。 【解決手段】 微小部品供給装置を構成するボウルフィ
ーダ3の搬送路2の搬送面2aと案内面2bとに、微小
部品Aの搬送の妨げとならない鋸歯状の溝7a、7bを
それぞれ設けて、両溝7a、7bの接続部に搬送路2の
下面側に貫通する孔9を設け、搬送面2aの内周側と案
内面2bの上方に、それぞれ溝7a、7bの端部に向け
てイオン照射口8a、8bを配置するとともに、孔9の
下方にエアの吸引口10を配置し、孔9から吸引口10
にエアを吸引することにより、各照射口8a、8bから
照射されるイオンをそれぞれ各溝7a、7bに沿って孔
9の方へ移動させて、微小部品Aの下面や側面と接触さ
せ、これらの各面に帯電した静電気を中和除電するよう
にした。
る微小部品供給装置を提供することである。 【解決手段】 微小部品供給装置を構成するボウルフィ
ーダ3の搬送路2の搬送面2aと案内面2bとに、微小
部品Aの搬送の妨げとならない鋸歯状の溝7a、7bを
それぞれ設けて、両溝7a、7bの接続部に搬送路2の
下面側に貫通する孔9を設け、搬送面2aの内周側と案
内面2bの上方に、それぞれ溝7a、7bの端部に向け
てイオン照射口8a、8bを配置するとともに、孔9の
下方にエアの吸引口10を配置し、孔9から吸引口10
にエアを吸引することにより、各照射口8a、8bから
照射されるイオンをそれぞれ各溝7a、7bに沿って孔
9の方へ移動させて、微小部品Aの下面や側面と接触さ
せ、これらの各面に帯電した静電気を中和除電するよう
にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チップ状電子部
品等の微小部品を搬送供給する微小部品供給装置に関す
るものである。
品等の微小部品を搬送供給する微小部品供給装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】チップ抵抗やチップコンデンサ等の微小
なチップ状電子部品は、静電気を帯びやすいセラミック
等を基本素材としたものが多い。このような静電気を帯
びやすい微小部品を、振動式ボウルフィーダや振動式直
進フィーダ等の振動式パーツフィーダを備えた部品供給
装置で搬送供給する際には、微小部品と搬送路との摩擦
や微小部品同士の摩擦で静電気が発生し、微小部品に静
電気が帯電する。
なチップ状電子部品は、静電気を帯びやすいセラミック
等を基本素材としたものが多い。このような静電気を帯
びやすい微小部品を、振動式ボウルフィーダや振動式直
進フィーダ等の振動式パーツフィーダを備えた部品供給
装置で搬送供給する際には、微小部品と搬送路との摩擦
や微小部品同士の摩擦で静電気が発生し、微小部品に静
電気が帯電する。
【0003】このように微小部品に静電気が帯電する
と、軽量な微小部品同士が搬送中に反発し合ったり、引
き合ったりし、微小部品の搬送や整列に支障を来す。ま
た、微小部品が静電気を帯電したまま次工程へ供給され
ると、空気中の塵埃が付着して、微小部品が組み込まれ
る電気製品等に欠陥を生じさせることもある。
と、軽量な微小部品同士が搬送中に反発し合ったり、引
き合ったりし、微小部品の搬送や整列に支障を来す。ま
た、微小部品が静電気を帯電したまま次工程へ供給され
ると、空気中の塵埃が付着して、微小部品が組み込まれ
る電気製品等に欠陥を生じさせることもある。
【0004】従来、このような微小部品を搬送供給する
微小部品供給装置では、微小部品に帯電する静電気を中
和するために、除電用イオンを混入したエアを供給装置
の上方から吹きかけている。
微小部品供給装置では、微小部品に帯電する静電気を中
和するために、除電用イオンを混入したエアを供給装置
の上方から吹きかけている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した摩擦で発生す
る静電気は、特に摩擦が継続する搬送路の搬送面と微小
部品の下面の間で多く発生し、この静電気は微小部品の
搬送が進むにつれて、微小部品の下面に大量に帯電す
る。搬送路に微小部品を案内する縦壁の案内面がある場
合は、この案内面と接触する微小部品の側面にも大量の
静電気が帯電する。
る静電気は、特に摩擦が継続する搬送路の搬送面と微小
部品の下面の間で多く発生し、この静電気は微小部品の
搬送が進むにつれて、微小部品の下面に大量に帯電す
る。搬送路に微小部品を案内する縦壁の案内面がある場
合は、この案内面と接触する微小部品の側面にも大量の
静電気が帯電する。
【0006】このため、従来のように、供給装置の上方
から除電用イオンを混入したエアを吹きかけたり、また
は、本出願人による特願平11−74017号に記載さ
れているように、搬送路途中の部品排除部で噴射するエ
アに除電用イオンを混入しても、これらの除電用イオン
が搬送路と接触する微小部品の部位、すなわち、微小部
品の下面や、場合によっては側面に直接当たらないの
で、これらの部位に帯電する静電気を効率よく中和でき
ず、微小部品の除電が不充分となる問題がある。
から除電用イオンを混入したエアを吹きかけたり、また
は、本出願人による特願平11−74017号に記載さ
れているように、搬送路途中の部品排除部で噴射するエ
アに除電用イオンを混入しても、これらの除電用イオン
が搬送路と接触する微小部品の部位、すなわち、微小部
品の下面や、場合によっては側面に直接当たらないの
で、これらの部位に帯電する静電気を効率よく中和でき
ず、微小部品の除電が不充分となる問題がある。
【0007】そこで、この発明の課題は、微小部品に帯
電する静電気を確実に除電できる微小部品供給装置を提
供することである。
電する静電気を確実に除電できる微小部品供給装置を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、微小部品を搬送路に沿って排出端に
搬送供給する微小部品供給装置において、前記搬送路と
接触する微小部品の部位に、静電気を中和するイオンを
照射する構成(請求項1)を採用したものである。
めに、この発明は、微小部品を搬送路に沿って排出端に
搬送供給する微小部品供給装置において、前記搬送路と
接触する微小部品の部位に、静電気を中和するイオンを
照射する構成(請求項1)を採用したものである。
【0009】すなわち、搬送路との摩擦で静電気が大量
に帯電する微小部品の搬送路との接触部位に静電気を中
和するイオンを照射することにより、この部位の静電気
を効率的に中和し、確実に微小部品から静電気を除電で
きるようにした。
に帯電する微小部品の搬送路との接触部位に静電気を中
和するイオンを照射することにより、この部位の静電気
を効率的に中和し、確実に微小部品から静電気を除電で
きるようにした。
【0010】前記搬送路と接触する微小部品の部位に静
電気を中和するイオンを照射する手段としては、搬送路
に微小部品の搬送の妨げとならないような微小な孔また
はスリットを設け、この孔またはスリットから静電気を
中和するイオンを照射する方法(請求項2)、搬送路に
微小部品の搬送の妨げとならないような微小な凹溝を設
け、この凹溝に沿って静電気を中和するイオンを照射す
る方法(請求項3)、搬送路の途中に微小部品の搬送の
妨げとならないような段差を設け、この段差の部分に静
電気を中和するイオンを照射する方法(請求項4)を採
用することができる。
電気を中和するイオンを照射する手段としては、搬送路
に微小部品の搬送の妨げとならないような微小な孔また
はスリットを設け、この孔またはスリットから静電気を
中和するイオンを照射する方法(請求項2)、搬送路に
微小部品の搬送の妨げとならないような微小な凹溝を設
け、この凹溝に沿って静電気を中和するイオンを照射す
る方法(請求項3)、搬送路の途中に微小部品の搬送の
妨げとならないような段差を設け、この段差の部分に静
電気を中和するイオンを照射する方法(請求項4)を採
用することができる。
【0011】前記静電気を中和するイオンをエアに混入
させることにより(請求項5)、イオンをより満遍なく
微小部品に接触させることができる。
させることにより(請求項5)、イオンをより満遍なく
微小部品に接触させることができる。
【0012】前記静電気を中和するイオンをエアに混入
させ照射する場合は、搬送路の途中に微小部品を通すチ
ューブを配設し、このチューブ内に静電気を中和するイ
オンを混入したエアを供給する方法(請求項6)、さら
に、このチューブの出口側端面を、エアは通すが微小部
品は通り抜けないように形成し、このチューブの出口側
下部に、微小部品が下方に抜け落ちる開口を設ける方法
(請求項7)も採用することができる。
させ照射する場合は、搬送路の途中に微小部品を通すチ
ューブを配設し、このチューブ内に静電気を中和するイ
オンを混入したエアを供給する方法(請求項6)、さら
に、このチューブの出口側端面を、エアは通すが微小部
品は通り抜けないように形成し、このチューブの出口側
下部に、微小部品が下方に抜け落ちる開口を設ける方法
(請求項7)も採用することができる。
【0013】前記静電気を中和するイオンをエアに混入
させる手段としては、イオンを照射するノズルをエア通
路の近傍に配置し、エアの流速で生じる負圧により、イ
オンをエアに混入させる方法(請求項8)、イオンを照
射するノズルにエアを供給し、イオンをエアに混入させ
る方法(請求項9)を採用することができる。
させる手段としては、イオンを照射するノズルをエア通
路の近傍に配置し、エアの流速で生じる負圧により、イ
オンをエアに混入させる方法(請求項8)、イオンを照
射するノズルにエアを供給し、イオンをエアに混入させ
る方法(請求項9)を採用することができる。
【0014】前記搬送路の途中に微小部品の排除手段を
設け、この排除手段で排除される微小部品を戻し搬送路
に沿って戻し搬送する手段を設け、前記静電気を中和す
るイオンをこの戻し搬送路の出口近傍で照射することに
より(請求項10)、戻し部品の除電効率を高めること
ができる。
設け、この排除手段で排除される微小部品を戻し搬送路
に沿って戻し搬送する手段を設け、前記静電気を中和す
るイオンをこの戻し搬送路の出口近傍で照射することに
より(請求項10)、戻し部品の除電効率を高めること
ができる。
【0015】前記戻し搬送路の出口を、前記搬送路の途
中に設けられた微小部品の整列部または選別部の直近上
流側に配置することにより(請求項11)、戻し部品の
不要な滞留や循環をなくし、かつ、戻し部品を除電され
て整列や選別に支障のない状態で整列部や選別部に送り
込むことができる。
中に設けられた微小部品の整列部または選別部の直近上
流側に配置することにより(請求項11)、戻し部品の
不要な滞留や循環をなくし、かつ、戻し部品を除電され
て整列や選別に支障のない状態で整列部や選別部に送り
込むことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図15に基づき、
この発明の実施形態を説明する。図1乃至図11は、第
1の実施形態を示す。この微小部品供給装置はチップ状
電子部品等の微小部品Aを搬送供給するものであり、図
1および図2に示すように、微小部品Aを貯蔵するボウ
ル1をねじり振動させ、微小部品Aをボウル1内の螺旋
状の搬送路2に沿ってその排出端に搬送する振動式ボウ
ルフィーダ3と、ボウルフィーダ3の排出端に接続さ
れ、トラフ4を往復振動させて、ボウルフィーダ3から
受け取った微小部品Aを、その直線状の搬送路5に沿っ
て搬送しながら次工程に整列供給する振動式直進フィー
ダ6とで基本的に構成されている。
この発明の実施形態を説明する。図1乃至図11は、第
1の実施形態を示す。この微小部品供給装置はチップ状
電子部品等の微小部品Aを搬送供給するものであり、図
1および図2に示すように、微小部品Aを貯蔵するボウ
ル1をねじり振動させ、微小部品Aをボウル1内の螺旋
状の搬送路2に沿ってその排出端に搬送する振動式ボウ
ルフィーダ3と、ボウルフィーダ3の排出端に接続さ
れ、トラフ4を往復振動させて、ボウルフィーダ3から
受け取った微小部品Aを、その直線状の搬送路5に沿っ
て搬送しながら次工程に整列供給する振動式直進フィー
ダ6とで基本的に構成されている。
【0017】図3(a)、(b)は、ボウル1の搬送路
2の一部を拡大して示す。搬送路2の搬送面2aには、
搬送路2と直交する鋸歯状の溝7aが設けられ、微小部
品Aが案内される搬送路2の外周側縦壁の案内面2bに
も、同様の鋸歯状の溝7bが溝7aに接続して垂直に設
けられている。これらの溝7a、7bの幅寸法は、搬送
される微小部品Aが沈み込まないように、微小部品Aの
長さ寸法よりも十分に小さく形成され、各溝7a、7b
の鋸歯形状は、微小部品Aの先端部が引っ掛からないよ
うに、搬送方向へ順に傾斜するように形成されている。
したがって、微小部品Aは各溝7a、7bによって搬送
を妨げられることなく、スムーズに搬送される。
2の一部を拡大して示す。搬送路2の搬送面2aには、
搬送路2と直交する鋸歯状の溝7aが設けられ、微小部
品Aが案内される搬送路2の外周側縦壁の案内面2bに
も、同様の鋸歯状の溝7bが溝7aに接続して垂直に設
けられている。これらの溝7a、7bの幅寸法は、搬送
される微小部品Aが沈み込まないように、微小部品Aの
長さ寸法よりも十分に小さく形成され、各溝7a、7b
の鋸歯形状は、微小部品Aの先端部が引っ掛からないよ
うに、搬送方向へ順に傾斜するように形成されている。
したがって、微小部品Aは各溝7a、7bによって搬送
を妨げられることなく、スムーズに搬送される。
【0018】前記搬送面2aの内周側と案内面2bの上
方には、イオン発生器(図示省略)に接続されたイオン
照射口8a、8bが、それぞれ溝7a、7bの端部に向
けて配置されている。また、搬送面2aの溝7aと案内
面2bの溝7bの接続部には、搬送路2の下面側に貫通
する孔9が設けられ、この孔9の下方に負圧源(図示省
略)に接続されたエアの吸引口10が設けられている。
したがって、各照射口8a、8bから照射されるイオン
は、孔9から吸引口10に吸引されるエアに混入して、
それぞれ各溝7a、7bに沿って孔9の方へ移動し、搬
送面2aや案内面2bとの摩擦で静電気が帯電した微小
部品Aの下面や側面と接触して、これらの各面の静電気
を中和除電する。なお、イオン発生器は、交流式、直流
式、高周波式またはパルス式のいずれのものでもよい。
方には、イオン発生器(図示省略)に接続されたイオン
照射口8a、8bが、それぞれ溝7a、7bの端部に向
けて配置されている。また、搬送面2aの溝7aと案内
面2bの溝7bの接続部には、搬送路2の下面側に貫通
する孔9が設けられ、この孔9の下方に負圧源(図示省
略)に接続されたエアの吸引口10が設けられている。
したがって、各照射口8a、8bから照射されるイオン
は、孔9から吸引口10に吸引されるエアに混入して、
それぞれ各溝7a、7bに沿って孔9の方へ移動し、搬
送面2aや案内面2bとの摩擦で静電気が帯電した微小
部品Aの下面や側面と接触して、これらの各面の静電気
を中和除電する。なお、イオン発生器は、交流式、直流
式、高周波式またはパルス式のいずれのものでもよい。
【0019】図4は、図3に示したボウル1の搬送路2
の変形例を示す。この搬送路2は、搬送面2aを外周側
の案内面2bに向かって下向きに傾斜させ、搬送面2a
上の塵等を溝7aと溝7bの接続部の孔9に落下させて
除去できるようになっている。その他は、図3の搬送路
2と同じである。
の変形例を示す。この搬送路2は、搬送面2aを外周側
の案内面2bに向かって下向きに傾斜させ、搬送面2a
上の塵等を溝7aと溝7bの接続部の孔9に落下させて
除去できるようになっている。その他は、図3の搬送路
2と同じである。
【0020】図5(a)、(b)は、トラフ4の搬送路
5の一部を拡大して示す。この搬送路5には、搬送路5
と直交する複数のスリット11が設けられ、搬送路5の
下側には、各スリット11に向けてイオンを照射するイ
オン発生器12が配置されている。したがって、イオン
発生器12から照射されるイオンが、各スリット11を
通って微小部品Aの下面と接触し、搬送路5との摩擦で
この下面に帯電した静電気を中和除電する。なお、微小
部品Aの搬送の妨げとならないように、スリット11の
幅は、微小部品Aの長さ寸法よりも十分に狭く形成さ
れ、その断面形状は、上端側が微小部品Aの搬送方向に
向くように傾けて形成されている。
5の一部を拡大して示す。この搬送路5には、搬送路5
と直交する複数のスリット11が設けられ、搬送路5の
下側には、各スリット11に向けてイオンを照射するイ
オン発生器12が配置されている。したがって、イオン
発生器12から照射されるイオンが、各スリット11を
通って微小部品Aの下面と接触し、搬送路5との摩擦で
この下面に帯電した静電気を中和除電する。なお、微小
部品Aの搬送の妨げとならないように、スリット11の
幅は、微小部品Aの長さ寸法よりも十分に狭く形成さ
れ、その断面形状は、上端側が微小部品Aの搬送方向に
向くように傾けて形成されている。
【0021】図6および図7は、図5に示したトラフ4
の搬送路5の変形例を示す。図6(a)、(b)、
(c)は、それぞれ前記スリット11の断面形状を変え
たものであり、(a)のスリット11aは下流側の上端
縁に丸みを設けたもの、(b)のスリット11bは上下
流側両方の上端縁に丸みを設けたもの、(c)のスリッ
ト11cは下流側の上端縁に面取りを設けたものであ
り、いずれも搬送される微小部品Aの先端部が引っ掛か
らないように形成されている。これらの各スリット1
1、11a、11b、11cの平面形状は、搬送路5の
搬送方向に直交する方向から斜めに傾けて形成してもよ
い。
の搬送路5の変形例を示す。図6(a)、(b)、
(c)は、それぞれ前記スリット11の断面形状を変え
たものであり、(a)のスリット11aは下流側の上端
縁に丸みを設けたもの、(b)のスリット11bは上下
流側両方の上端縁に丸みを設けたもの、(c)のスリッ
ト11cは下流側の上端縁に面取りを設けたものであ
り、いずれも搬送される微小部品Aの先端部が引っ掛か
らないように形成されている。これらの各スリット1
1、11a、11b、11cの平面形状は、搬送路5の
搬送方向に直交する方向から斜めに傾けて形成してもよ
い。
【0022】図7(a)、(b)は、前記スリット11
の替わりに複数の孔13を設けたものであり、孔13を
通してイオン発生器12から照射されるイオンが微小部
品Aの下面と接触する。この孔13の直径も、微小部品
Aの搬送の妨げとならないように、微小部品Aの寸法よ
りも十分に小さく形成されている。
の替わりに複数の孔13を設けたものであり、孔13を
通してイオン発生器12から照射されるイオンが微小部
品Aの下面と接触する。この孔13の直径も、微小部品
Aの搬送の妨げとならないように、微小部品Aの寸法よ
りも十分に小さく形成されている。
【0023】図8(a)、(b)は、ボウル1の搬送路
2とトラフ4の搬送路5の接続部を拡大して示す。この
接続部には、ボウル1の搬送路2側をトラフ4の搬送路
5の上側に迫り出させた段差14が設けられ、この段差
14を有する接続部の下側には、両搬送路2、5間の隙
間15に向けてイオンを照射するイオン発生器16が配
置されている。したがって、イオン発生器16から照射
されるイオンが隙間15を通って、接続部を通過する微
小部品Aの下面と接触し、この下面に帯電した静電気を
中和除電する。なお、段差14の高さは、微小部品Aの
通過の妨げとならないように、微小部品Aの厚み寸法よ
りも低く形成されている。
2とトラフ4の搬送路5の接続部を拡大して示す。この
接続部には、ボウル1の搬送路2側をトラフ4の搬送路
5の上側に迫り出させた段差14が設けられ、この段差
14を有する接続部の下側には、両搬送路2、5間の隙
間15に向けてイオンを照射するイオン発生器16が配
置されている。したがって、イオン発生器16から照射
されるイオンが隙間15を通って、接続部を通過する微
小部品Aの下面と接触し、この下面に帯電した静電気を
中和除電する。なお、段差14の高さは、微小部品Aの
通過の妨げとならないように、微小部品Aの厚み寸法よ
りも低く形成されている。
【0024】図9(a)、(b)は、図8に示した接続
部の変形例を示す。この接続部では、ボウル1の搬送路
2とトラフ4の搬送路5の間に間隔が開けられ、この間
隔を開けられた両搬送路2、5間に円筒状のチューブ1
7が差し渡されている。チューブ17の搬送路2側に
は、チューブ17の上流側開口端に向けてイオンを混入
したエアを噴射するノズル18が配置されている。
部の変形例を示す。この接続部では、ボウル1の搬送路
2とトラフ4の搬送路5の間に間隔が開けられ、この間
隔を開けられた両搬送路2、5間に円筒状のチューブ1
7が差し渡されている。チューブ17の搬送路2側に
は、チューブ17の上流側開口端に向けてイオンを混入
したエアを噴射するノズル18が配置されている。
【0025】前記ノズル18はチューブ17の内周面の
接線方向に向けられており、ノズル18から噴射される
エアは、チューブ17の中でスパイラル状に旋回しなが
らチューブ17の下流側に向かう。したがって、搬送路
2からチューブ17の中に排出される微小部品Aは、こ
の旋回するエアの流れによって浮き上がり、エアに混入
されたイオンで静電気を中和除電されながら下流側へ搬
送され、トラフ4の搬送路5上に排出される。
接線方向に向けられており、ノズル18から噴射される
エアは、チューブ17の中でスパイラル状に旋回しなが
らチューブ17の下流側に向かう。したがって、搬送路
2からチューブ17の中に排出される微小部品Aは、こ
の旋回するエアの流れによって浮き上がり、エアに混入
されたイオンで静電気を中和除電されながら下流側へ搬
送され、トラフ4の搬送路5上に排出される。
【0026】図10は、図9のイオンを混入したエアを
噴射するノズル18の替わりに、イオン照射口19とエ
アを噴射するノズル20を別々に設けたものである。ノ
ズル20の先端はチューブ17の中に挿入されており、
ノズル20から噴射されるエアによりチューブ17の内
側は負圧となり、照射口19から照射されるイオンは、
この負圧で生じるエアの流れによってチューブ17の中
に運ばれ、チューブ17の中を搬送される微小部品Aの
静電気を中和除電する。なお、チューブ17の形状は円
筒状以外の形状でもよく、また、接続部の状態によって
は搬送方向にカーブさせてもよい。
噴射するノズル18の替わりに、イオン照射口19とエ
アを噴射するノズル20を別々に設けたものである。ノ
ズル20の先端はチューブ17の中に挿入されており、
ノズル20から噴射されるエアによりチューブ17の内
側は負圧となり、照射口19から照射されるイオンは、
この負圧で生じるエアの流れによってチューブ17の中
に運ばれ、チューブ17の中を搬送される微小部品Aの
静電気を中和除電する。なお、チューブ17の形状は円
筒状以外の形状でもよく、また、接続部の状態によって
は搬送方向にカーブさせてもよい。
【0027】図11(a)、(b)は、図9のチューブ
17の出口側端面に、エアは通すが微小部品Aは通さな
いメッシュ状の蓋21を取り付け、この蓋21を取り付
けたチューブ17の出口側下部に、微小部品Aが抜け落
ちる開口22を設けたものである。
17の出口側端面に、エアは通すが微小部品Aは通さな
いメッシュ状の蓋21を取り付け、この蓋21を取り付
けたチューブ17の出口側下部に、微小部品Aが抜け落
ちる開口22を設けたものである。
【0028】この場合は、前記ノズル18から噴射され
るエアで浮き上がる微小部品Aが、蓋21に引っ掛かっ
て重力により落下し、開口22からトラフ4の搬送路5
上に抜け落ちるので、ノズル18から噴射するエアの流
速を高めても、微小部品Aが搬送路5上に勢いよく飛び
出して、その整列に支障を来す心配がない。したがっ
て、ノズル18からのエアの流量の細かい調整が不要と
なり、エアの流量を多めに設定して、微小部品Aをチュ
ーブ17内で確実に浮き上がらせ、より効率的に微小部
品Aの静電気を中和除電することができる。なお、蓋2
1をメッシュ状とする替わりに、エアは通すが微小部品
Aは通さない孔やスリットを設けてもよい。また、チュ
ーブ17の出口側端面を閉塞し、この端面に同様の孔や
スリットを設けてもよい。
るエアで浮き上がる微小部品Aが、蓋21に引っ掛かっ
て重力により落下し、開口22からトラフ4の搬送路5
上に抜け落ちるので、ノズル18から噴射するエアの流
速を高めても、微小部品Aが搬送路5上に勢いよく飛び
出して、その整列に支障を来す心配がない。したがっ
て、ノズル18からのエアの流量の細かい調整が不要と
なり、エアの流量を多めに設定して、微小部品Aをチュ
ーブ17内で確実に浮き上がらせ、より効率的に微小部
品Aの静電気を中和除電することができる。なお、蓋2
1をメッシュ状とする替わりに、エアは通すが微小部品
Aは通さない孔やスリットを設けてもよい。また、チュ
ーブ17の出口側端面を閉塞し、この端面に同様の孔や
スリットを設けてもよい。
【0029】この実施形態では、ボウルの搬送路に溝を
設け、トラフの搬送路にスリットまたは孔を設けて、こ
れらにイオンを通すようにしたが、ボウルの搬送路にス
リットや孔を設け、トラフの搬送路に溝を設けることも
でき、溝は搬送面と案内面のいずれか一方のみに設けて
もよい。
設け、トラフの搬送路にスリットまたは孔を設けて、こ
れらにイオンを通すようにしたが、ボウルの搬送路にス
リットや孔を設け、トラフの搬送路に溝を設けることも
でき、溝は搬送面と案内面のいずれか一方のみに設けて
もよい。
【0030】図12乃至図15は、第2の実施形態を示
す。この微小部品供給装置は、図12に示すように、第
1の実施形態と同様の微小部品Aを貯蔵するボウル23
を備えた振動式ボウルフィーダ24の排出端に、ボウル
フィーダ24から受け取った微小部品Aを整列して、次
工程に供給する振動式直進フィーダ25を接続したもの
であり、直進フィーダ25の整列部26で排除された微
小部品Aを、ボウルフィーダ24の排出端近くに戻す戻
し搬送路27が設けられている点が第1の実施形態と異
なる。
す。この微小部品供給装置は、図12に示すように、第
1の実施形態と同様の微小部品Aを貯蔵するボウル23
を備えた振動式ボウルフィーダ24の排出端に、ボウル
フィーダ24から受け取った微小部品Aを整列して、次
工程に供給する振動式直進フィーダ25を接続したもの
であり、直進フィーダ25の整列部26で排除された微
小部品Aを、ボウルフィーダ24の排出端近くに戻す戻
し搬送路27が設けられている点が第1の実施形態と異
なる。
【0031】前記整列部26は、図13に示すように、
直進フィーダ25のトラフ28の搬送路29の途中に幅
狭の部分を設けて、搬送路29を搬送されてくる微小部
品Aを単列に整列するとともに、単列に整列した各微小
部品Aの表裏を光電センサ30で判別して、裏向きと判
定された微小部品Aをノズル31から噴射されるエア
で、搬送路29と平行な溝32に吹き落として、次工程
に供給する微小部品Aを表向きに整列する構成になって
いる。
直進フィーダ25のトラフ28の搬送路29の途中に幅
狭の部分を設けて、搬送路29を搬送されてくる微小部
品Aを単列に整列するとともに、単列に整列した各微小
部品Aの表裏を光電センサ30で判別して、裏向きと判
定された微小部品Aをノズル31から噴射されるエア
で、搬送路29と平行な溝32に吹き落として、次工程
に供給する微小部品Aを表向きに整列する構成になって
いる。
【0032】前記戻し搬送路27は、図14に示すよう
に、管路33の出口端に下向きに開口するカップ状の減
速容器34を接続したものである。管路33の入口は前
記溝32の終端に開口し、この管路33の入口にエアを
噴出するノズル35が挿入されている。前記ノズル31
で溝32に吹き落とされた微小部品Aは、ノズル35か
ら噴出されるエアにより負圧となる管路33の入口に吸
い込まれ、さらにこのエアによって管路33を高速で戻
し搬送される。
に、管路33の出口端に下向きに開口するカップ状の減
速容器34を接続したものである。管路33の入口は前
記溝32の終端に開口し、この管路33の入口にエアを
噴出するノズル35が挿入されている。前記ノズル31
で溝32に吹き落とされた微小部品Aは、ノズル35か
ら噴出されるエアにより負圧となる管路33の入口に吸
い込まれ、さらにこのエアによって管路33を高速で戻
し搬送される。
【0033】前記カップ状の減速容器34は、図15に
示すように、内周面を下方に狭まる円錐面36で形成さ
れ、戻し搬送路27の出口となる下端の開口部37が、
前記整列部26の直近上流側であるボウルフィーダ24
の排出端近くのV溝状の搬送路38の上に来るように配
置されている。
示すように、内周面を下方に狭まる円錐面36で形成さ
れ、戻し搬送路27の出口となる下端の開口部37が、
前記整列部26の直近上流側であるボウルフィーダ24
の排出端近くのV溝状の搬送路38の上に来るように配
置されている。
【0034】前記管路33の出口端は、減速容器34内
の上部に接線方向を向けて開口され、管路33から高速
で戻し搬送される微小部品Aは、円錐面36に沿って螺
旋状に下降しながら減速されて、開口部37から搬送路
38に戻される。減速容器34の上部と下部には、それ
ぞれイオンが混入されたエアを供給する配管39、40
が接続されており、搬送路38に戻される微小部品Aが
確実に中和除電されるようになっている。
の上部に接線方向を向けて開口され、管路33から高速
で戻し搬送される微小部品Aは、円錐面36に沿って螺
旋状に下降しながら減速されて、開口部37から搬送路
38に戻される。減速容器34の上部と下部には、それ
ぞれイオンが混入されたエアを供給する配管39、40
が接続されており、搬送路38に戻される微小部品Aが
確実に中和除電されるようになっている。
【0035】上述した各実施形態では、ボウルフィーダ
と直進フィーダを組み合わせたものとしたが、本発明に
係る微小部品供給装置は、いずれか一方のフィーダの
み、または、これらを他の搬送装置と組み合わせたもの
にも適用できる。
と直進フィーダを組み合わせたものとしたが、本発明に
係る微小部品供給装置は、いずれか一方のフィーダの
み、または、これらを他の搬送装置と組み合わせたもの
にも適用できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明の微小部品供給
装置は、搬送路との摩擦で静電気が大量に帯電する微小
部品の搬送路との接触部位、すなわち微小部品の下面や
側面に静電気を中和するイオンを照射するようにしたの
で、この部位の静電気を効率的に中和し、確実に微小部
品から静電気を除電することができる。
装置は、搬送路との摩擦で静電気が大量に帯電する微小
部品の搬送路との接触部位、すなわち微小部品の下面や
側面に静電気を中和するイオンを照射するようにしたの
で、この部位の静電気を効率的に中和し、確実に微小部
品から静電気を除電することができる。
【0037】前記搬送路と接触する微小部品の部位に静
電気を中和するイオンを照射する手段として、搬送路に
微小部品の搬送の妨げとならない微小な孔、スリット、
凹溝または段差を設け、これらの孔、スリット、凹溝ま
たは段差の各部にイオンを照射することにより、微小部
品をスムーズに搬送しながら、搬送路との接触部位の静
電気を除電することができる。
電気を中和するイオンを照射する手段として、搬送路に
微小部品の搬送の妨げとならない微小な孔、スリット、
凹溝または段差を設け、これらの孔、スリット、凹溝ま
たは段差の各部にイオンを照射することにより、微小部
品をスムーズに搬送しながら、搬送路との接触部位の静
電気を除電することができる。
【0038】前記静電気を中和するイオンをエアに混入
させることにより、イオンを満遍なく微小部品に接触さ
せ、より効率的に微小部品の静電気を除電することがで
きる。
させることにより、イオンを満遍なく微小部品に接触さ
せ、より効率的に微小部品の静電気を除電することがで
きる。
【0039】前記搬送路の途中に微小部品の排除手段を
設け、この排除手段で排除される微小部品を戻し搬送路
に沿って戻し搬送する手段を設け、前記静電気を中和す
るイオンをこの戻し搬送路の出口近傍で照射することに
より、戻し部品の除電効率を高めることができる。
設け、この排除手段で排除される微小部品を戻し搬送路
に沿って戻し搬送する手段を設け、前記静電気を中和す
るイオンをこの戻し搬送路の出口近傍で照射することに
より、戻し部品の除電効率を高めることができる。
【図1】第1の実施形態の微小部品供給装置を示す正面
図
図
【図2】図1の平面図
【図3】aは図1のボウルの搬送路を拡大して示す外観
斜視図、bはaの縦断面図
斜視図、bはaの縦断面図
【図4】図3のボウル搬送路の変形例を示す縦断面図
【図5】aは図1のトラフの搬送路を拡大して示す平面
図、bはaの縦断面図
図、bはaの縦断面図
【図6】a、b、cは、それぞれ図5のスリットの変形
例を示す縦断面図
例を示す縦断面図
【図7】aは図5のトラフ搬送路の変形例を示す平面
図、bはaの縦断面図
図、bはaの縦断面図
【図8】aは図1のボウル搬送路とトラフ搬送路の接続
部を拡大して示す外観斜視図、bはaの縦断面図
部を拡大して示す外観斜視図、bはaの縦断面図
【図9】aは図8の接続部の変形例を示す正面断面図、
bはaの側面図
bはaの側面図
【図10】図9のエアノズルの代替例を示す一部省略斜
視図
視図
【図11】aは図9のチューブの出口側端面にメッシュ
状の蓋を取り付けた例を示す正面断面図、bはaのXI−
XI線に沿った断面図
状の蓋を取り付けた例を示す正面断面図、bはaのXI−
XI線に沿った断面図
【図12】第2の実施形態の微小部品供給装置を示す平
面図
面図
【図13】図12の整列部を示す外観斜視図
【図14】図12の戻し搬送路を示す一部切欠き正面図
【図15】図14のXV−XV線に沿った断面図
1 ボウル 2 搬送路 2a 搬送面 2b 案内面 3 ボウルフィーダ 4 トラフ 5 搬送路 6 直進フィーダ 7a、7b 溝 8a、8b イオン照射口 9 孔 10 エア吸引口 11、11a、11b、11c スリット 12 イオン発生器 13 孔 14 段差 15 隙間 16 イオン発生器 17 チューブ 18 ノズル 19 イオン照射口 20 ノズル 21 蓋 22 開口 23 ボウル 24 ボウルフィーダ 25 直進フィーダ 26 整列部 27 戻し搬送路 28 トラフ 29 搬送路 30 光電センサ 31 ノズル 32 溝 33 管路 34 減速容器 35 ノズル 36 円錐面 37 開口部 38 搬送路 39、40 配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川原 誠二 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 (72)発明者 鈴木 邦彦 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 Fターム(参考) 3F080 AA13 BA02 BF30 CB02 CB03 CB11 DA18 DA20
Claims (11)
- 【請求項1】 微小部品を搬送路に沿って排出端に搬送
供給する微小部品供給装置において、前記搬送路と接触
する微小部品の部位に、静電気を中和するイオンを照射
するようにしたことを特徴とする微小部品供給装置。 - 【請求項2】 前記搬送路に微小部品の搬送の妨げとな
らないような微小な孔またはスリットを設け、この孔ま
たはスリットから前記静電気を中和するイオンを照射す
るようにした請求項1に記載の微小部品供給装置。 - 【請求項3】 前記搬送路に微小部品の搬送の妨げとな
らないような微小な凹溝を設け、この凹溝に沿って前記
静電気を中和するイオンを照射するようにした請求項1
または2に記載の微小部品供給装置。 - 【請求項4】 前記搬送路の途中に微小部品の搬送の妨
げとならないような段差を設け、この段差の部分に前記
静電気を中和するイオンを照射するようにした請求項1
乃至3のいずれかに記載の微小部品供給装置。 - 【請求項5】 前記静電気を中和するイオンをエアに混
入させた請求項1乃至4のいずれかに記載の微小部品供
給装置。 - 【請求項6】 前記搬送路の途中に微小部品を通すチュ
ーブを配設し、このチューブ内に前記静電気を中和する
イオンを混入したエアを供給するようにした請求項5に
記載の微小部品供給装置。 - 【請求項7】 前記チューブの出口側端面を、エアは通
すが微小部品は通り抜けないように形成し、このチュー
ブの出口側下部に、微小部品が下方に抜け落ちる開口を
設けた請求項6に記載の微小部品供給装置。 - 【請求項8】 前記イオンを照射するノズルをエア通路
の近傍に配置し、エアの流速で生じる負圧により、前記
イオンをエアに混入させた請求項5乃至7のいずれかに
記載の微小部品供給装置。 - 【請求項9】 前記イオンを照射するノズルにエアを供
給し、前記イオンをエアに混入させた請求項5乃至7の
いずれかに記載の微小部品供給装置。 - 【請求項10】 前記搬送路の途中に微小部品の排除手
段を設け、この排除手段で排除される微小部品を戻し搬
送路に沿って戻し搬送する手段を設け、前記静電気を中
和するイオンをこの戻し搬送路の出口近傍で照射するよ
うにした請求項1乃至9のいずれかに記載の微小部品供
給装置。 - 【請求項11】 前記戻し搬送路の出口を、前記搬送路
の途中に設けられた微小部品の整列部または選別部の直
近上流側に配置した請求項10に記載の微小部品供給装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000281617A JP2002002944A (ja) | 2000-04-18 | 2000-09-18 | 微小部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116740 | 2000-04-18 | ||
JP2000-116740 | 2000-04-18 | ||
JP2000281617A JP2002002944A (ja) | 2000-04-18 | 2000-09-18 | 微小部品供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002002944A true JP2002002944A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=26590316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000281617A Pending JP2002002944A (ja) | 2000-04-18 | 2000-09-18 | 微小部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002002944A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010168215A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-08-05 | Trinc:Kk | パーツフィーダー |
JP2012066919A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Ueno Seiki Kk | 部品供給装置 |
JP2012246105A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Sanoh Industrial Co Ltd | パーツ整列供給装置 |
US8917234B2 (en) | 2002-10-15 | 2014-12-23 | Immersion Corporation | Products and processes for providing force sensations in a user interface |
WO2015098323A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | 株式会社コガネイ | 部品供給装置 |
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JPH0730220U (ja) * | 1993-11-10 | 1995-06-06 | シャープ株式会社 | 部品供給装置 |
JPH11342912A (ja) * | 1998-05-28 | 1999-12-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 部品供給方法および装置 |
-
2000
- 2000-09-18 JP JP2000281617A patent/JP2002002944A/ja active Pending
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