JP2002002200A - 壁紙糊付機及び壁紙裁断装置 - Google Patents

壁紙糊付機及び壁紙裁断装置

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JP2002002200A
JP2002002200A JP2000300414A JP2000300414A JP2002002200A JP 2002002200 A JP2002002200 A JP 2002002200A JP 2000300414 A JP2000300414 A JP 2000300414A JP 2000300414 A JP2000300414 A JP 2000300414A JP 2002002200 A JP2002002200 A JP 2002002200A
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wall
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rotary blade
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JP2000300414A
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English (en)
Inventor
Genzo Sano
源蔵 佐野
Kanji Miyaki
完志 宮木
Toshiki Shinkawa
俊樹 新川
Kenichi Maekawa
賢一 前川
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Yayoi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Yayoi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 裁断後の壁装材側縁部を確実に装置下方へ落
下させて、糊付機本体内部に引き込まれないようにす
る。 【解決手段】 壁紙糊付機の本体後面部に着脱可能に装
着され、壁装材の搬送中に、壁装材に回転刃を押しつけ
ることにより壁装材側縁部を裁断する壁紙裁断装置にお
いて、前記搬送される壁装材Cをほぼ鉛直状態で保持す
るガイド部22aと、ガイド部22aでほぼ鉛直状態に保持さ
れた壁装材Cに対して、刃先を押しつけた状態で切断す
る回転刃23と、壁装材から裁断された側縁部Pを装置後
方方向へ導く導出手段25とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁装材側縁部を裁
断する壁紙裁断装置及び壁紙裁断装置を備えた壁紙糊付
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、建築物の内装施工における壁装材
の室内壁面への貼付は、現場で専用の壁紙糊付機を用い
てシート状の壁装材に連続的に糊を塗布しながら行うの
が一般的となっている。
【0003】このような壁紙糊付機として、最近では、
自動式の糊付機が普及している。この自動壁紙糊付機で
は、糊付けロールの回転軸端にモータ等の駆動機構の回
転軸を連結し、糊付けロールを電動で回転させることに
よって、他のロールをギアを介して連動させ、これらロ
ールの回転で自動的にクロスを搬送させながら糊桶から
糊を掬い上げてクロス裏面に塗布している。
【0004】このような自動壁紙糊付機では、糊塗布前
に、クロスの側縁部を裁断して所望の幅に調整するため
の壁紙裁断装置が着脱可能に装着されるのが一般的とな
っている。この裁断装置では、上下一対の回転刃でクロ
スを挟みながら、あるいは一つの回転刃でクロス裏面側
から押し付けながらクロスを搬送することによって、ク
ロス側縁部が裁断され、この裁断後のクロスが糊付機本
体へ後方から送込まれる。このような従来の壁紙裁断装
置では、糊付機本体に引き込まれる途中において、クロ
スを傾斜状態あるいは水平状態で側縁部を裁断してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、壁紙裁
断装置により裁断された後のクロス本体は糊付機本体に
搬送されているので、クロスを傾斜状態あるいは水平状
態で側縁部を裁断する場合には、クロスに作用する慣性
力によって、裁断された側縁部(耳部)も追従して糊付
機本体後方から本体内部に引き込まれてしまう危険性が
ある。このように耳部が糊付機本体内部に紛れた状態で
クロスの糊付けを行うと、耳部がクロスの糊付け作業に
悪影響を及ぼし、糊付けを良好に行うことができないと
いう問題がある。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、裁断後の壁装材側縁部を確実に装置下方
へ落下させて、糊付機本体内部に引き込まれないように
すること主な目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、壁紙糊付機の本体後面部に
着脱可能に装着され、壁装材の搬送中に、壁装材に回転
刃を押しつけることにより壁装材側縁部を裁断する壁紙
裁断装置において、前記搬送される壁装材をほぼ鉛直状
態で保持するガイド部と、前記ガイド部でほぼ鉛直状態
に保持された壁装材に対して、刃先を押しつけた状態で
切断する回転刃と、前記壁装材から裁断された側縁部を
装置後方方向へ導く導出手段と、を備えたことを特徴と
するものである。
【0008】この請求項1に係る発明では、ガイド部に
よって搬送される壁装材をほぼ鉛直状態で保持しながら
回転刃によって壁装材側縁部を切断するので、壁装材側
縁部に作用する慣性力によって糊付機本体後方に引き込
まれることはない。しかも本発明では、導出手段によっ
て壁装材から裁断された側縁部を装置後方方向へ導くの
で、側縁部を確実に装置下方に落下させて糊付機本体内
部へ引き込まれることを防止できる。
【0009】特に、本発明では、裁断された側縁部を装
置後方に導くので、裁断装置内部に導く場合に比べて、
壁装材のねじれ、捩れ等が生じないという利点もある。
【0010】本発明におけるガイド部は、壁装材を鉛直
状態で保持するためのものであれば良く、壁紙裁断装置
の鉛直方向に延在するハウジングや、壁装材を通過させ
る鉛直方向のスリット等任意のものをガイド部として用
いることが可能である。
【0011】本発明における回転刃は、左右一対の回転
刃を用い、一対の回転刃を、壁装材を挟んだ状態で回転
させることにより側縁部を裁断させる他、一つの回転刃
を用い、この回転刃を壁装材に裏面側から押し付けてる
ことによって側縁部を裁断するようにしても良い。この
場合には、一つの回転刃への当接のみによって容易に壁
装材側縁部の裁断が可能となる。
【0012】本発明における導出手段は、壁装材から裁
断された側縁部を装置後方方向へ導くものであればよ
く、その構造、形状は特に限定されるものではない。例
えば、導出手段を装置後方方向へ湾曲して形成したもの
が挙げられる。また、導出手段の他の態様としては請求
項2に係る発明が挙げられる。即ち、請求項2に係る発
明は、請求項1に記載の壁紙裁断装置において、前記導
出手段は、前記裁断された側縁部を装置の左右の外側方
向へそれぞれ導くものであることを特徴とする。
【0013】この請求項2に係る発明では、導出手段が
裁断された側縁部を装置の左右の外側方向、即ち装置後
方であって、かつ右側の外方、左側の外方へそれぞれ導
くので、壁装材から裁断された側縁部を導出手段によっ
て装置後方の左右に振り分けて装置下方に落下させるこ
とができる。
【0014】このような導出手段としては、例えば装置
後方側に湾曲した湾曲部を更に左右外部方向に湾曲して
形成したものが挙げられる。
【0015】請求項3に係る発明は、本体後面部から引
き入れたシート状の壁装材を複数のロールによって前記
本体内を所定の経路に沿って移動させながら、壁装材の
裏面に連続的に糊を塗布する壁紙糊付機であって、前記
本体後面部に設けられ、搬送される壁装材の側縁部を回
転刃によって裁断する壁紙裁断装置を備え、前記壁紙裁
断装置は、前記搬送される壁装材をほぼ鉛直状態で保持
するガイド部と、前記ガイド部でほぼ鉛直状態に保持さ
れた壁装材に対して、刃先を押しつけた状態で切断する
回転刃と、前記壁装材から裁断された側縁部を装置後方
方向へ導く導出手段と、を備えたことを特徴とするもの
である。
【0016】この請求項3に係る発明は、請求項1に係
る壁紙裁断装置を備えたものであり、請求項1に係る発
明と同様の作用効果を奏する。本発明におけるガイド
部、回転刃、導出手段については、請求項1に係る発明
と同様である。
【0017】本発明の壁紙糊付機には、手動で壁装材を
搬送する手動壁紙糊付機と、自動式に壁装材を搬送する
自動壁紙糊付機とが含まれる。
【0018】本願の他の発明は、請求項3に記載の壁紙
糊付機において、前記導出手段は、前記裁断された側縁
部を装置の左右の外側方向へそれぞれ導くものであるこ
とを特徴とし、請求項2に係る発明と同様の作用効果を
奏する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態につい
て、以下図示例とともに説明する。本実施形態に係るス
リッター(壁紙裁断装置)は、一つの回転刃(片刃)お
よびシャフトを内蔵する回転刃内蔵カートリッジから構
成されており、壁装材の搬送を電動モータによって自動
的に行う自動壁紙糊付機に着脱可能に取り付けられてい
る。図1は本実施形態に係るスリッターを備えた糊付機
本体の概略構成を示す側面透視図である。
【0020】本実施形態による自動壁紙糊付機は、図1
に示すように、糊を収容する糊桶4が設置される下部構
体2と、該下部構体2に対して開閉可能に設置された上
部構体3と脚部31とから主に構成される。
【0021】下部構体2内には、クロスCを糊付機本体
1内に後面側から取り込むためのピンチロールを構成す
る送り出しロール6と、糊桶4内の糊をクロス裏面に転
写塗布する糊付けロール8と、該糊付けロール8に接し
て糊量を調節するドクターロール7と、クロスCに適度
な張力を与えて前部方向へ送り出す均しロール9とが互
いにギアを介して連動可能にかつ所定間隔を持って平行
に配列されるように糊桶4の側板もしくはこれと平行な
軸受板に軸支されている。
【0022】一方、上部構体3内には、送り出しロール
6と対になってピンチロールを構成すると共に検尺機能
を備えた上側ピンチロール10と、下部構体2内に配列
されているロールとギアを介して連動されクロスCに糊
付機本体前部方向への送り出し張力を付与するためのド
ライブロール12と、これら上側ピンチロール10とド
ライブロール12との間でクロスCを上から押さえ込む
押さえステー11とが、互いに所定間隔で平行に配列さ
れるように、それぞれ上部構体3の本体両側軸受フレー
ムに軸支されている。
【0023】さらに、本実施形態の糊付機本体1では、
下部構体2の送り出しロール6が、着脱可能に且つ回動
可能に糊桶4に支持されているヒンジ5を介して軸支さ
れると同時に駆動源としての電動モータ(図示せず)の
回転軸と連結されており、ギアを介して連動されている
他のロールに電動モータによる回転運動を伝達するもの
である。
【0024】以上の構成を持つ糊付機本体1を備えた自
動壁紙糊付機においては、送り出しロール6が電動モー
タの回転軸に連結して回転運動を伝達するものであり、
従来の手動式と同様に糊上げロールを別に設けることな
く糊付けロール8で直接糊桶4から糊を掬い上げてクロ
ス裏面へ転写するものであるため、下部構体2の大型化
や重量の増大はなく、従来の手動式程度に小型で軽量な
構成となっている。
【0025】図2(a)は、本実施形態に係るスリッタ
ーの構成を示す側面透視図であり、図2(b)は斜視図
である。ここで、図2(b)は、糊付機本体後面側から
見て左側に配置されたスリッターの構成を示している。
尚、更に本体後面側から見て右側にもスリッターを配置
しても良く、この場合の構成は図2(b)と同様なので
説明を省略する。本実施形態の糊付機本体1では、下部
構体2の後面側において装置幅方向に溝部34を設け、
この溝部34内にスリッター20が着脱可能に取り付け
られている。スリッター20は、この溝部34内を幅方
向に移動可能となっており、耳部Pの幅を調整できるよ
うになっている。本体後面側壁面には溝部34の幅方向
に亘り、耳部Pの幅調整のための目盛盤38が設けられ
ている。スリッター20のクロス搬送通路は、丁度下部
構体2の後面側壁面に沿うように構成されている。この
ため、糊付機本体の後面側は後述する防護壁部材24及
び耳部案内部25がわずかに突出するだけで、全体とし
て外方に出っ張りのない構造となってる。そして、原反
ロールRから繰り出されるクロスCは、下部構体2の後
面側壁面に沿って鉛直状態でスリッター20に搬送され
る。
【0026】スリッター20は、クロスCをその裏面側
から押し付けることにより、クロス耳部P(側縁部)を
裁断する一つの回転刃23(片刃)を備えている。この
回転刃23は、これを軸支するシャフトと共に、回転刃
内蔵カートリッジ22に内蔵されており、回転刃23の
交換の際には、カートリッジ22ごと取り外せば良いの
で、直接回転刃23を取り外す場合に比べて刃部に触っ
て怪我する等の危険性は低減する。
【0027】さらにカートリッジ22は、スリッター2
0の本体溝部34内のアンダーステー26へ着脱可能に
取付けられ、このアンダーステー26は上部がレール機
構を有し、カートリッジ22が装置幅方向に沿って位置
調節できるようにアンダーステー26上をスライド移動
するものである。従って、カートリッジ22のスライド
移動によって、所望のクロス裁断位置に回転刃23が来
るように位置調節を行うことができ、位置決め後にアン
ダーステー26上にカートリッジ22をボス部材等で解
除可能に固定すればよい。
【0028】さらにこのカートリッジ22には、外部に
露呈する側の刃部を覆うための防護壁部材24が、カー
トリッジ22のハウジングの延長部として一体に設けら
れている。
【0029】また、クロスCはガイド部を構成するハウ
ジングの内壁面22aに沿って搬送されるので、クロス
はほぼ鉛直状態で搬送されることになる。このため、裁
断された耳部Pは糊付機本体へ向かうことはない。しか
も防護壁部材24の回転刃よりもスリッター側板側に
は、本発明の導出手段を構成する耳部案内部25が網羅
れている。この耳部案内部25は、先端がスリッター2
0の後方方向(糊付機本体の後方方向)に向かって湾曲
しており、クロスCから切り離された後の耳部Pをスリ
ッター20の後方方向へ向かわせ、確実に装置の下方へ
落下させていくようになっている。このため、裁断後の
耳部Pは、糊付機本体へ引き込まれることはなく、糊付
機本体1におけるクロスの糊付けは良好に行われる。
【0030】また、脚部31の上部には、第1のテンシ
ョンバー32が装置全幅方向に亘り橋架されており、そ
の軸心周りに回動可能となっている。この第1のテンシ
ョンバー32の両軸端の腕部35によりスリッター用押
さえステー28が第1のテンションバー32と平行に軸
支されて、スリッター用押さえステー28は第1のテン
ションバー32を中心に回動可能となっている。
【0031】スリッター用押さえステー28は上方に回
動して、嵌合部材36に嵌められて、このときスリッタ
ー20に搬送されるクロスCをその表面側から押さえる
ようになっている。このため、スリッター20に搬送さ
れるクロスCは、スリッター用押さえステー28によっ
て、シワ、撓みが抑えられるようになっており、この結
果スリッター20による耳部Pの裁断が確実なものとな
る。更に、スリッター用押さえステー28はクロスC全
幅で押さえているので、クロスCの蛇行も生じない。
【0032】また、嵌合部材26は、本体1にバネ34
を介して取り付けられている。このため、嵌合部材26
と本体1との間のクロスにはクロス表面側から裏面側に
バネ34からの弾性力が作用し、クロスを円滑に搬送さ
せながら、シワ、撓み等を抑えることができるようにな
っている。
【0033】以上のように構成された糊付機本体1にお
いて、下部構体2に対して上部構体3を回動して開状態
とし、スリッター20および下部構体2上に、原反ロー
ルRから繰り出したクロスCをその先端部が本体前方に
垂れた状態で載置する。
【0034】この際、スリッター用押さえステー28を
嵌合部材36から外して下方に回動させる。そして、こ
の状態でクロスCを原反ロールRから繰り出して、第2
のテンションバー33を介し、第1のテンションバー3
2を介してスリッター20内部を通過させて、クロスC
を本体内部へ導入する。
【0035】次いで、スリッター用押さえステー28を
上方に回動させて嵌合部材36に嵌め、クロスCをその
表面側から押さえるようにする。そして、上部構体3を
閉じれば、図1に示すように下部構体2と上部構体3の
所定ロール間にクロスCが挟み込まれる。
【0036】このクロス挟持状態において、電動モータ
を駆動すれば、送り出しロール6の回転が開始されると
同時に、この送り出しロール6とギアを介して連結され
ている他のロールも連動回転を始める。一方、糊付機本
体のモータと別個に設けられたスリッター用電動モータ
を駆動して、スリッター20の回転刃23を回転させ
る。
【0037】これによってクロスCは、第2のテンショ
ンバー33、第1のテンションバー32を介してスリッ
ター20下方へ適度なテンションをもって搬送される。
そして、スリッター20下方の本体壁面において、スリ
ッター用押さえステー28によってクロスCはその表面
側から全幅で押さえられるので、蛇行が生じず、またシ
ワ、撓みもない状態でスリッター20へ鉛直状態で導入
されていく。そして、クロスCが糊付機本体1へ搬送さ
れていく途中で、スリッター20の回転刃23への当接
によって側縁部が所定位置で裁断される。切り離された
耳部Pは案内部25に沿ってスリッター20外部方向へ
向かい、下方へ落下していく一方、裁断され所望の幅に
調節されたクロスC本体はその裏面全幅に亘って、糊付
機本体1の後方から内部へ引き込まれ、前方へ搬送され
ながら途中で糊桶4内の糊を掬い上げてドクターロール
7によって糊量が調整されつつ回転している糊付けロー
ル8の上に達したとき、この糊付けロール8から糊が裏
面に転写され、糊塗布済み状態で前方から送り出されて
くる。
【0038】本実施形態のスリッター20では、一つの
回転刃によってクロスの耳部を切断しているが、一対の
回転刃によってクロスを挟んで回転させることにより、
耳部を裁断するように構成しても本発明の効果は達成さ
れる。
【0039】本実施形態のスリッターでは、耳部案内部
を装置後方に湾曲した形状となっているが、耳部を装置
後方方向に導くものであれば、他の形状としても良い。
例えば、図3に示すように、湾曲部を更に装置の左右の
外側方向、即ち装置後方であって、かつ右側の外方、左
側の外方に向けて湾曲した形状とすることも可能であ
る。この場合には、クロスCから裁断された耳部Pを耳
部案内部によって装置後方の左右に振り分けて装置下方
に落下させることができる。
【0040】尚、本実施形態では自動壁紙糊付機に本発
明を適用しているが、クロスの搬送を手動で行う手動壁
紙糊付機に適用することもできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明は、搬送さ
れる壁装材をほぼ鉛直状態で保持するガイド部と、ガイ
ド部でほぼ鉛直状態に保持された壁装材に対して、刃先
を押しつけた状態で切断する回転刃と、壁装材から裁断
された側縁部を装置後方方向へ導く導出手段とを備えて
いるので、回転刃によって裁断された壁装材側縁部を確
実に装置下方に落下させて、糊付機本体内部へ引き込ま
れることを防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る糊付機本体の概略構成を示す
側面透視図である。
【図2】図2(a)は、本実施形態に係るスリッターの
構成を示す側面透視図であり、図2(b)は斜視図であ
る。
【図3】本実施形態のスリッターにおける耳部案内部の
他の態様を示す構成図である。
【符号の説明】
1:糊付機本体 2:下部構体 3:上部構体 4:糊桶 5:ヒンジ 6:送り出しロール 7:ドクターロール 8:糊付けロール 9:均しロール 10:上側ピンチロール(検尺ロール) 11:押さえステー 12:ドライブロール 20:スリッター 22:回転刃内蔵カートリッジ 22a:ハウジング内壁面 23:回転刃 24:防護壁部材 25:耳部案内部(導出手段) 26:アンダーステー 28:スリッター用押さえステー C:クロス R:原反ロール 30:台座 31:脚部 32:第1のテンションバー 33:第2のテンションバー 34:本体後面側溝部 35:腕部 36:嵌合部材 37:バネ(弾性部材) 38:目盛り盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新川 俊樹 富山県高岡市下麻生4649番地 ヤヨイ化学 工業株式会社内 (72)発明者 前川 賢一 富山県高岡市下麻生4649番地 ヤヨイ化学 工業株式会社内 Fターム(参考) 3C021 FA01 3C027 BB07 BB10 4F042 AA22 AB01 DA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁紙糊付機の本体後面部に着脱可能に装
    着され、壁装材の搬送中に、壁装材に回転刃を押しつけ
    ることにより壁装材側縁部を裁断する壁紙裁断装置にお
    いて、 前記搬送される壁装材をほぼ鉛直状態で保持するガイド
    部と、 前記ガイド部でほぼ鉛直状態に保持された壁装材に対し
    て、刃先を押しつけた状態で切断する回転刃と、 前記壁装材から裁断された側縁部を装置後方方向へ導く
    導出手段と、を備えたことを特徴とする壁紙裁断装置。
  2. 【請求項2】 前記導出手段は、前記裁断された側縁部
    を装置の左右の外側方向へそれぞれ導くものであること
    を特徴とする請求項1に記載の壁紙裁断装置。
  3. 【請求項3】 本体後面部から引き入れたシート状の壁
    装材を複数のロールによって前記本体内を所定の経路に
    沿って移動させながら、壁装材の裏面に連続的に糊を塗
    布する壁紙糊付機であって、 前記本体後面部に設けられ、搬送される壁装材の側縁部
    を回転刃によって裁断する壁紙裁断装置を備え、 前記壁紙裁断装置は、 前記搬送される壁装材をほぼ鉛直状態で保持するガイド
    部と、 前記ガイド部でほぼ鉛直状態に保持された壁装材に対し
    て、刃先を押しつけた状態で切断する回転刃と、 前記壁装材から裁断された側縁部を装置後方方向へ導く
    導出手段と、 を備えたことを特徴とする壁紙糊付機。
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