JP2002002172A - 筆記具 - Google Patents

筆記具

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JP2002002172A
JP2002002172A JP2000183631A JP2000183631A JP2002002172A JP 2002002172 A JP2002002172 A JP 2002002172A JP 2000183631 A JP2000183631 A JP 2000183631A JP 2000183631 A JP2000183631 A JP 2000183631A JP 2002002172 A JP2002002172 A JP 2002002172A
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JP2000183631A
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Shunichi Tachikawa
俊一 立川
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Tachikawa KK
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Tachikawa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、表面張力の低いインキであっても
インキだれやインキかすれを生じることなく円滑に且つ
確実に筆記することができる筆記具を提供する。 【解決手段】 本発明の筆記具Aは、軸筒1の先端開口
部にペン先受部材4を装着しているとともに、上記軸筒
1から突出した上記ペン先受部材4にペン先5を装着
し、更に、上記ペン先受部材4にインキ誘導芯体6を設
けて該インキ誘導芯体6にインキを浸透させるようにす
る一方、インキ誘導芯体6を上記ペン先5の下面に密接
させてなる筆記具において、上記ペン先受部材4の基端
部から突出したインキ誘導芯体6に、該インキ誘導芯体
6よりも小径の芯体挿通孔81を有するインキ調整部材8
が装着されており、この芯体挿通孔81にインキ誘導芯体
6が圧縮状態に挿通されているので、インキの表面張力
の大小に関わらずペン先からインキだれやインキかすれ
を不測に発生させることなく常に軽快に且つ円滑に筆記
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面張力の低いイ
ンキであってもペン先からインキだれやインキかすれを
生じることなく円滑に筆記することができる筆記具に関
する。
【0002】
【従来の技術】万年筆等の筆記具は、軸筒内に収納した
インキタンク内のインキを軸筒の先端開口部に装着して
いるペン先受部材内に設けた繊維収束体等からなるイン
キ誘導芯体に浸透させ、このインキ誘導芯体の先端から
ペン先受部材に支持されたペン先の先端部内面にインキ
を供給し、ペン先の先端部中央に形成している割溝を通
じてペン先の先端筆記部にインキを導くことにより筆記
部による筆記を可能にしている。
【0003】しかしながら、上記インキタンク内のイン
キの表面張力が低い場合には、上記インキタンク内のイ
ンキが上記インキ誘導芯体に過度に浸透する一方、上記
インキ誘導芯体に浸透したインキはインキ誘導芯体内に
適度に保持されず、インキ誘導芯体内に浸透したインキ
がインキ誘導芯体の先端から必要以上に流出し、インキ
が過度にペン先に供給されてインキだれが発生するとい
った問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、表面張力の
低いインキであってもインキだれやインキかすれを生じ
ることなく円滑に且つ確実に筆記することができる筆記
具を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の筆記具
は、内部にインキタンクを収納している軸筒の先端開口
部にペン先受部材を装着しているとともに、上記軸筒か
ら突出した上記ペン先受部材の先端部にペン先を装着
し、更に、上記ペン先受部材の中心部にインキ誘導芯体
を設けて該インキ誘導芯体の基端に上記インキタンク内
のインキを浸透させるようにする一方、インキ誘導芯体
の先端部を上記ペン先の下面に密接させてなる筆記具に
おいて、上記ペン先受部材の基端部から突出したインキ
誘導芯体に、該インキ誘導芯体よりも小径の芯体挿通孔
を有するインキ調整部材が装着されており、この芯体挿
通孔にインキ誘導芯体が圧縮状態に挿通されていること
を特徴とする。
【0006】請求項2に記載の筆記具は、請求項1に記
載の筆記具において、インキ調整部材は平板状に形成さ
れ、その片面には芯体挿通孔から外周縁に向かって溝部
が凹設され、この溝部の内端を芯体挿通孔に、外端をペ
ン先受部材の基半部に形成された櫛溝部の通気用細溝に
連通させていることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の筆記具は、請求項2に記
載の筆記具において、インキ調整部材の溝部は、円形状
の外周溝部と、インキ調整部材の芯体挿通孔及び外周溝
部に連通する連結溝部とからなることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の筆記具は、そのペン先受部材の基端部
から突出したインキ誘導芯体に、該インキ誘導芯体より
も小径の芯体挿通孔を有するインキ調整部材が装着さ
れ、この芯体挿通孔にインキ誘導芯体が圧縮状態に挿通
されていることから、インキ調整部材を装着しているイ
ンキ誘導芯体部分は、その内部の毛細孔がインキ調整部
材の小径の芯体挿通孔によって圧縮されて縮径された状
態とされている。
【0009】従って、インキタンク内のインキの上記イ
ンキ誘導芯体内への浸透が上記インキ調整部材を装着し
ている縮径したインキ誘導芯体部分によって適度に規制
されるとともに、このインキ誘導芯体部分に浸透したイ
ンキはその毛細管力を向上させられていることから、既
にインキ誘導芯体内に浸透したインキを適度に該インキ
誘導芯体内に保持してインキ誘導芯体内のインキが過度
にペン先側に滲み出さないように調整している。
【0010】よって、本発明の筆記具によれば、軸筒内
に収納されたインキタンク内のインキの表面張力がたと
え低い場合にあっても、インキタンク内のインキをイン
キ誘導芯体内に適度に浸透させることができるととも
に、インキ誘導芯体内に浸透したインキをペン先側に適
量だけ滲み出させることができ、ペン先からインキだれ
やインキかすれが発生することはない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の筆記具の一例を図面を参
照しつつ説明する。図1において、筆記具Aは内部に取
り替え可能なインキタンク2を収納している一定長さを
有する軸筒1と、この軸筒1の先端開口部に筒状ホルダ
ー3を介して装着しているペン先受部材4と、このペン
先受部材4の上面に支持されてその基端部を上記筒状ホ
ルダー3の先端部における上周部下面とペン先受部材4
の上面との間に挟持状態で挿着されているペン先5と、
ペン先受け部材4の中心部に設けられてその基端部を上
記インキタンク2側に向けているとともに先端部をペン
先5の先端部下面中央に当接させているフェルト等の繊
維収束体からなる断面円形状のインキ誘導芯体6とから
構成されてなる。なお、インキ誘導芯体6としてはスポ
ンジや発泡樹脂などの毛細管作用を発揮する連続気泡を
有する弾性多孔質体から形成しておいてもよく、この場
合には気泡によって毛細孔が形成されているが、上記フ
ェルト等の繊維収束体からなる場合には繊維間の隙間に
よって毛細孔を形成している。
【0012】上記ペン先受部材4は、図1乃至図3に示
したように、中央部から基端までの後半部分を、中心に
インキ誘導芯体6を挿入している誘導孔4bを有する小径
筒部4aとこの小径筒部4aの外周面に長さ方向に小間隔毎
に突設した多数の円板状鰭片からなる櫛溝部4cとから形
成しており、更に、上記櫛溝部4cの上周部には、その長
さ方向の全長に亘って該櫛溝部4cの上周縁から中央部に
向かう一定深さの通気用細溝7が形成されている。
【0013】加えて、上記ペン先受部材4は、図4に示
したように、その前半部分を先端に向かって先細に形成
するとともに上周面を上記ペン先5の下面に面接触させ
る形状に形成し且つその上周面中央から中心部に達する
深さまで上記インキ誘導芯体6の径に等しい幅を有する
ガイド溝4dを形成してあり、このガイド溝4dの下端部基
端(後端)を上記誘導孔4bに連通させているとともに該
ガイド溝4dの溝底を先端(前端)に向かって緩やかに上
方に傾斜させて該上傾端をペン先5の先端部下面に臨ま
せている。
【0014】そして、繊維収束体からなる断面円形状の
細紐形状のインキ誘導芯体6を誘導孔4bからガイド溝4d
の先端まで挿入してあり、その基端部を誘導孔4bから後
方に突出させているとともに先端部を上記ペン先受部材
4の先端部上面とペン先5の先端部下面とで挟圧されて
偏平状に圧縮し、ペン先5の下面に弾性的に圧接してい
る。
【0015】更に、図1乃至図3及び図5に示したよう
に、上記ペン先受部材4の基端部から突出したインキ誘
導芯体6部分にはインキ調整部材8が装着されている。
このインキ調整部材8は、図6乃至図8に示したよう
に、筒状ホルダー3の基端部内径よりも一回り小さな直
径を有する一定厚みの円盤状体から形成されており、そ
の中央部には、インキ誘導芯体6の直径よりも若干小径
な芯体挿通孔81が両面間に亘って貫通状態に貫設されて
いるとともに、ペン先受部材4の基端面に対向している
片面には溝部82が凹設されている。この溝部82は、イン
キ調整部材8の外周縁から一定幅だけ内側部分に該イン
キ調整部材8の外周縁に沿って凹設された正面円形状の
外周溝部821 と、上記芯体挿通孔81から外周溝部821 に
向かって放射状(十字状)に凹設されているとともに内
端を芯体挿通孔81に且つ外端を上記外周溝部821 に連通
させている複数条(図においては4条)の連結溝部822
とからなる。
【0016】そして、上記インキ調整部材8は、その芯
体挿通孔81に上記ペン先受部材4の基端部から突出した
インキ誘導芯体6部分を圧縮状態に挿通させているとと
もに、その溝部82が凹設された面を上記ペン先受部材4
の櫛溝部4cの基端面に当接させた状態に配設されてい
る。
【0017】この状態においては、上記インキ調整部材
8の芯体挿通孔81に挿通されたインキ誘導芯体6の外周
面は、上記インキ調整部材8の連結溝部822 及び外周溝
部821 を通じて上記櫛溝部4cの通気用細溝7に連通した
状態とされており、インキ誘導芯体6にインキが過度に
浸透した場合や不足した場合には、上記溝部82(連結溝
部822 及び外周溝部821 )及び上記通気用細溝7を通じ
て上記インキ誘導芯体6から上記櫛溝部4cにインキが放
出され或いは上記櫛溝部4cから上記インキ誘導芯体6に
インキが供給されるように構成されている。
【0018】このように形成しているペン先受部材4
は、その先端部上面にペン先5を重ね合わせた状態で筒
状ホルダー3内にその櫛溝部4cを挿嵌しているとともに
該櫛溝部4cの先端部上周面と筒状ホルダー3の先端上周
部内周面とでペン先5の基端部を挟着、固定している。
この筒状ホルダー3は軸筒1の先端開口部内に挿嵌され
てあり、基端部中央に後方に向かって突出した小径筒部
3aを一体に形成して該小径筒部3aにスペアであるインキ
タンク2の先端開口部を被嵌させることにより該インキ
タンク2内のインキを小径筒部3aを通じてこの小径筒部
3aに臨んでいるインキ誘導芯体6の基端部に供給し、イ
ンキ誘導芯体6を毛細管現象によりその先端までインキ
を浸透させるように構成している。なお、インキタンク
2を収納している軸筒1は、前半部1aと後半部1bとに2
分割されて互いに分離、連結自在に螺合している。
【0019】又、上記ペン先受部材4の基端部に装着し
たインキ調整部材8の外周面と、これに対向する筒状ホ
ルダー3の基端部内周面との間には隙間9が形成されて
おり、この隙間9を通じて上記ペン先受部材4の櫛溝部
4cの通気用細溝7が上記インキタンク2内部と連通した
状態となっており、後述するペン先5の通気孔5cとイン
キタンク2内は上記ペン先受部材4の櫛溝部4cの通気用
細溝7と上記隙間9を通じて連通した状態とされてい
る。
【0020】上記ペン先5は、優れた耐摩耗性と耐蝕
性、弾発性を有する薄肉の鋼板製であり、周知のように
全長に亘って幅方向の中央から両側縁に向かって下方に
円弧状に湾曲しているとともに先端部が先端に向かって
徐々に幅狭く形成されて平面三角形状をなし、先端に小
幅の筆記部5aを形成している。更に、この筆記部5aから
基端側に向かって一定長さの細い割溝5bを形成している
とともに該割溝5bの基端に通気孔5cを穿設し、割溝5bを
介してペン先5の先端部における両側部は左右両側片部
5d、5dに2分割されている(図9参照)。
【0021】上記筆記具Aの使用要領について説明す
る。上記筆記具Aのインキタンク2内に表面張力が30
〜36ダイン程度の表面張力が低いインキを収納する。
すると、上記インキタンク2内のインキは、上記インキ
誘導芯体6にその基端部から浸透し該ペン先受部材4の
先端部から滲み出てペン先5に供給される。
【0022】この時、上記インキタンク2内のインキは
表面張力が低いが、上記インキ誘導芯体6の基端部は、
このインキ誘導芯体6の径よりも小径に形成されている
インキ調整部材8の芯体挿通孔81に挿着されて圧縮状態
とされていることから、該インキ誘導芯体6部分内の毛
細孔は縮径された状態となっており、上記インキタンク
2内のインキのインキ誘導芯体6への浸透は適度に規制
されているとともに、上記縮径された状態の毛細孔内に
浸透したインキの毛細管力は向上させられていることか
ら、既にインキ誘導芯体6内に浸透したインキを適度に
該インキ誘導芯体6内に保持してインキ誘導芯体6内の
インキが過度にペン先5側に流出しないように調整され
ている。
【0023】従って、上記筆記具Aでは、インキとして
表面張力の小さいインキを用いた場合にあってもインキ
がペン先5からインキだれを生ずるといった不測の事態
を発生させることなく常に軽快に且つ円滑に筆記するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に記載の筆記具は、内部にイン
キタンクを収納している軸筒の先端開口部にペン先受部
材を装着しているとともに、上記軸筒から突出した上記
ペン先受部材の先端部にペン先を装着し、更に、上記ペ
ン先受部材の中心部にインキ誘導芯体を設けて該インキ
誘導芯体の基端に上記インキタンク内のインキを浸透さ
せるようにする一方、インキ誘導芯体の先端部を上記ペ
ン先の下面に密接させてなる筆記具において、上記ペン
先受部材の基端部から突出したインキ誘導芯体に、該イ
ンキ誘導芯体よりも小径の芯体挿通孔を有するインキ調
整部材が装着されており、この芯体挿通孔にインキ誘導
芯体が圧縮状態に挿通されていることを特徴とするの
で、インキ誘導芯体の基端部内の毛細管は縮径状態とさ
れ、該インキ誘導芯体部分に浸透したインキはその表面
張力を向上させられているとともに、インキ誘導芯体へ
のインキの過量の浸透を規制しており、よって、表面張
力の小さいインキであっても、適量のインキをインキ誘
導芯体に浸透させて該インキ誘導芯体の先端部から適度
に滲み出させ、ペン先に常に適量のインキを供給させる
ことができる。
【0025】従って、上記筆記具によれば、インキの表
面張力の大小に関わらずペン先からインキだれやインキ
かすれを不測に発生させることなく常に軽快に且つ円滑
に筆記することができる。
【0026】請求項2に記載の筆記具は、請求項1に記
載の筆記具において、インキ調整部材は平板状に形成さ
れ、その片面には芯体挿通孔から外周縁に向かって溝部
が凹設され、この溝部の内端を芯体挿通孔に、外端をペ
ン先受部材の基半部に形成された櫛溝部の通気用細溝に
連通させていることを特徴とするので、インキ誘導芯体
と櫛溝部の通気用細溝とをインキ調整部材の溝部を通じ
て確実に連通させて、インキ誘導芯体内に浸透したイン
キが過不足した場合には円滑に且つ確実にインキ調整部
材の溝部を通じて櫛溝部にインキ誘導芯体内の余分なイ
ンキを放出し或いは櫛溝部のインキをインキ誘導芯体に
供給することができ、よって、外気温が変動してインキ
タンク内の空気が膨張、収縮した場合にあっても、上記
インキ誘導芯体は櫛溝部との間でインキの放出、供給を
円滑に行うことができ、不測にペン先からインキだれが
発生したり或いはインキかすれが発生したりするといっ
たことはない。
【0027】請求項3に記載の筆記具は、請求項2に記
載の筆記具において、インキ調整部材の溝部は、円形状
の外周溝部と、インキ調整部材の芯体挿通孔及び外周溝
部に連通する連結溝部とからなることを特徴とするの
で、インキ調整部材をペン先受部材の櫛溝部の基端面に
当接させた状態に配設するにあたり、インキ調整部材の
向きを考慮することなく、単にインキ調整部材の溝部が
形成された片面を櫛溝部の基端面に当接させた状態に配
設するだけでインキ調整部材の外周溝部と連結溝部を通
じてインキ調整部材の芯体挿通孔に挿通させているイン
キ誘導芯体と櫛溝部の通気用細溝とを確実に連通させた
状態とすることができ、よって、表面張力の小さなイン
キを用いた場合にあってもインキだれやインキかすれの
ない優れた筆記具を効率良く生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筆記具を示した簡略縦断側面図であ
る。
【図2】図1のペン先受部材を示した簡略縦断側面図で
ある。
【図3】図1のペン先受部材を示した簡略平面図であ
る。
【図4】図1のペン先受部材の先端部を示した斜視図で
ある。
【図5】ペン先受部材とインキ調整部材とを分解した状
態を示した斜視図である。
【図6】インキ調整部材を示した正面図である。
【図7】インキ調整部材を示した縦断側面図である。
【図8】インキ調整部材を示した背面図である。
【図9】ペン先部分の簡略斜視図である。
【符号の説明】
A 筆記具 1 軸筒 2 インキタンク 4 ペン先受部材 5 ペン先 5a 先端筆記部 5b 割溝 5d、5d 左右両側片部 6 インキ誘導芯体 7 通気用細溝 8 インキ調整部材 81 芯体挿通孔 82 溝部 821 外周溝部 822 連結溝部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にインキタンクを収納している軸筒
    の先端開口部にペン先受部材を装着しているとともに、
    上記軸筒から突出した上記ペン先受部材の先端部にペン
    先を装着し、更に、上記ペン先受部材の中心部にインキ
    誘導芯体を設けて該インキ誘導芯体の基端に上記インキ
    タンク内のインキを浸透させるようにする一方、インキ
    誘導芯体の先端部を上記ペン先の下面に密接させてなる
    筆記具において、上記ペン先受部材の基端部から突出し
    たインキ誘導芯体に、該インキ誘導芯体よりも小径の芯
    体挿通孔を有するインキ調整部材が装着されており、こ
    の芯体挿通孔にインキ誘導芯体が圧縮状態に挿通されて
    いることを特徴とする筆記具。
  2. 【請求項2】 インキ調整部材は平板状に形成され、そ
    の片面には芯体挿通孔から外周縁に向かって溝部が凹設
    され、この溝部の内端を芯体挿通孔に、外端をペン先受
    部材の基半部に形成された櫛溝部の通気用細溝に連通さ
    せていることを特徴とする請求項1に記載の筆記具。
  3. 【請求項3】 インキ調整部材の溝部は、円形状の外周
    溝部と、インキ調整部材の芯体挿通孔及び外周溝部に連
    通する連結溝部とからなることを特徴とする請求項2に
    記載の筆記具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007245376A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Pilot Ink Co Ltd 直液式筆記具
JP2008162212A (ja) * 2006-12-29 2008-07-17 Pilot Ink Co Ltd 直液式筆記具

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