JP2002002094A - インクジェット用記録材料及びその製造方法 - Google Patents
インクジェット用記録材料及びその製造方法Info
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Abstract
吸収性及び光沢性が高いインクジェット用記録材料及び
その製造方法を提供する。 【解決手段】支持体上に無機微粒子と親水性バインダー
を含有するインク受容層を塗設したインクジェット用記
録材料及びその製造方法において、インク受容層が25
℃、60秒の条件下でのチキソトロピー係数が1.3〜
3.0の塗料により得られたものである。好ましくは粘
度付与剤を親水性バインダーに対する重量比0.05〜
0.5で含有し、無機微粒子が一次粒子の平均粒径10
〜50nmのアルミナまたはアルミナ水和物か、一次粒
子の平均粒径3〜30nmの気相法シリカである。
Description
録材料及びその製造方法に関し、特に風紋、ひび割れ等
の表面欠陥の無い、高光沢でインク吸収性が高いインク
ジェット用記録材料及びその製造方法に関する。
録材料として、通常の紙やインクジェット記録用紙と称
される支持体上に非晶質シリカ等の顔料をポリビニルア
ルコール等の水溶性バインダーからなる多孔質のインク
吸収層を設けてなる記録材料が知られている。
6−157号、同57−107879号、同57−10
7880号、同59−230787号、同62−160
277号、同62−184879号、同62−1833
82号、及び同64−11877号公報等に開示のごと
く、シリカ等の含珪素顔料を水系バインダーと共に紙支
持体に塗布して得られる記録材料が提案されている。
−188287号、同平8−132728号、同平10
−81064号、同平10−119423号、同平10
−175365号、同10−203006号、同10−
217601号、同平11−20300号、同平11−
20306号、同平11−34481号公報には、気相
法による合成シリカ微粒子(以降、気相法シリカと称
す)を用いた記録材料が開示されている。
ク受容層に非晶質シリカ及び/またはアルミナシリケー
トの二次凝集粒子を含有し、前記二次凝集粒子が平均一
次粒径3〜40nmで二次凝集粒子が平均粒径10〜2
00nmであり、且つインク受容層のヘイズ度が4〜6
5%であるインクジェット記録体が開示されている。
及び/又はアルミナシリケートを使用すれば光沢性は良
好になるが、塗料の粘度が高くなりやすく、低い固形分
濃度で塗布することから乾燥時の風紋、ひび割れ等の表
面欠陥が発生しやすくなる。
2000−27093号には塗布組成物の15℃での粘
度が40℃の粘度の20倍以上にすることで高速塗布性
と急速乾燥に適した記録用紙と製造方法について開示さ
れている。
℃の粘度差を大きくする方法として記載されている粘度
増加剤の添加による場合は、温度を下げないと粘度増加
剤と無機微粒子やバインダーとの強い結合が得られない
事が記載されており、低温での乾燥が必須となる。低温
で粘度を上げる必要から塗布後に一旦低温にして粘度を
上げてから乾燥する必要が有り、乾燥効率が悪くなる。
又、粘度差を大きくするのに親水性バインダーに対する
無機微粒子比率を高くする場合には、ひび割れが発生し
やすくなるが、ひび割れを抑える方法についての記載が
無い。
やひび割れという表面欠陥の無い、高光沢でインク吸収
性に優れたインクジェット用記録材料を効率よく製造す
ることにある。
意検討の結果、下記の手段によって達成されることが判
明した。
ンダーを含有するインク受容層を塗設したインクジェッ
ト用記録材料において、該インク受容層が25℃、60
秒の条件下でのチキソトロピー係数が1.3〜3.0の
塗料により形成されたことを特徴とするインクジェット
用記録材料。
ンダーに対する重量比0.05〜0.5で含有している
ことを特徴とする前記1に記載のインクジェット用記録
材料。
ム化合物及びほう酸またはほう酸塩を併用することを特
徴とする前記2に記載のインクジェット用記録材料。
ンダーの重量比が0.1〜0.3の範囲であることを特
徴とする前記1〜3の何れか1項に記載のインクジェッ
ト用記録材料。
径10〜50nmのアルミナまたはアルミナ水和物であ
る前記1〜4の何れか1項に記載のインクジェット用記
録材料。
径3〜30nmの気相法シリカである前記1〜4の何れ
か1項に記載のインクジェット用記録材料。
〜6の何れか1項に記載のインクジェット用記録材料。
にせん断力を与えることを特徴とする前記1〜7の何れ
か1項に記載のインクジェット用記録材料の製造方法。
本発明に用いられる支持体としては非水性であるポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ンテレフタレート等のフィルム、樹脂被覆紙等、吸水性
である上質紙、アート紙、コート紙、キャスト塗被紙等
が用いられる。これらの支持体の厚みは、約50〜25
0μm程度のものが好ましい。表面光沢性やしわ防止か
らは非吸水性支持体が好ましい。
ク受容層の塗布液は、無機微粒子、親水性バインダー
(親水性ポリマー)、架橋剤、カチオン性ポリマー、界
面活性剤等が水を主体とする溶媒(少量の有機溶剤を含
む場合もある)に溶解及び分散された液体である。塗布
液は、支持体上に数十〜数百μmの厚みの塗布層が形成
されるように塗布され、次いで乾燥される。
チキソトロピー係数が1.3〜3.0、好ましくは1.
5〜2.2の塗料により形成されたインク受容層を有し
ているインクジェット用記録材料である。
は、B型粘度計により6r.p.m.と60r.p.
m.の60秒後の見かけ粘度を25℃の塗料で測定し、
2者の比、すなわち(6r.p.m.の粘度/60r.
p.m.の粘度)の比で得られる。
ロピー係数が1.3より小さいと塗布面には乾燥時の風
による風紋や微小ひび割れが発生しやすい。又、3.0
より大きいと塗布面には大きなひび割れが発生しやすく
なり、光沢も低くなる。
とすることで支持体に塗布されてから乾燥装置に入る迄
はせん断力が殆ど掛からないために支持体表面の塗料内
で無機微粒子同士が適度の構造を取るので乾燥時の風に
よる風紋が出にくくなり、水分の蒸発時の水の移動によ
るひび割れも親水性バインダーを介しての無機微粒子同
士の吸着力が高いために微小なひび割れの発生が抑えら
れると予想される。チキソトロピー係数が大きくなりす
ぎると大きなひび割れが発生しやすくなるが、その原因
は無機微粒子同士の吸着力が大きくなり、吸着力の小さ
い部分でのひび割れが発生すると予想される。特に塗布
する直前、好ましくは30秒以内に塗料にせん断力を加
える事で流動性が良化し、均一塗布が容易となり、チキ
ソトロピ係数の高い高固形分濃度の塗料も塗布性が良好
となるので好ましい。
子としては、無機微粒子の一次粒子径、形状、量バ
インダーの種類、量、粘度付与剤の種類、量、塗料
濃度、分散条件、pH等が挙げられる。一般的にはチキ
ソトロピー係数を高くするには無機微粒子の一次粒子径
を小さく、バインダーの量を少なく、粘度付与剤の量を
多く、塗料濃度を高くすることで可能となる。
質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、カオリン、二酸化チタン、酸化亜鉛、水酸化亜
鉛、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成シリカ、
アルミナ、アルミナ水和物、水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウム等が挙げられる。
トの点では合成シリカ、アルミナやアルミナ水和物が選
択され、中でも気相法シリカが好ましい。
法によるものがある。通常シリカ微粒子といえば湿式法
シリカを指す場合が多い。湿式法シリカとしては、ケ
イ酸ナトリウムの酸などによる複分解やイオン交換樹脂
層を通して得られるシリカゾル、またはこのシリカゾ
ルを加熱熟成して得られるコロイダルシリカ、シリカ
ゾルをゲル化させ、その生成条件を変えることによって
数μmから10μm位の一次粒子がシロキサン結合をし
た三次元的な二次粒子となったシリカゲル、更にはシ
リカゾル、ケイ酸ナトリウム、アルミン酸ナトリウム等
を加熱生成させて得られるもののようなケイ酸を主体と
する合成ケイ酸化合物等がある。
は、湿式法に対して乾式法とも呼ばれ、一般的には火炎
加水分解法によって作られる。具体的には四塩化ケイ素
を水素及び酸素と共に燃焼して作る方法が一般的に知ら
れているが、四塩化ケイ素の代わりにメチルトリクロロ
シランやトリクロロシラン等のシラン類も、単独または
四塩化ケイ素と混合した状態で使用することができる。
気相法シリカは、日本アエロジル(株)からアエロジ
ル、トクヤマ(株)からQSタイプとして市販されてお
り入手することができる。
しくは一次粒子の平均粒径が3〜30nmである。
はアルミナ水和物は一次粒子の平均粒径が8〜50nm
の多孔質アルミナやその含水物が好ましい。
イアライト、ノルストランダイト、ベーマイト、擬ベー
マイト、ジアスポア等が有り、特に好ましいのは擬ベー
マイトである。
された微粒子の電子顕微鏡観察により一定面積内に存在
する100個の粒子各々の投影面積に等しい円の直径を
粒子の粒径として平均粒径を求める。
る無機微粒子の量は、12g/m2以上が好ましく、12
〜35g/m2の範囲がより好ましい。インク受容層が皮
膜としての特性を維持するためにバインダーを有する。
このバインダーとしては、公知の各種バインダーを用い
ることができるが、透明性が高くインクのより高い浸透
性が得られる親水性バインダーが好ましく用いられる。
親水性バインダーの使用に当たっては、親水性バインダ
ーがインクの初期の浸透時に膨潤して空隙を塞いでしま
わないことが重要であり、この観点から比較的室温付近
で膨潤性の低い親水性バインダーが好ましく用いられ
る。特に好ましいのは完全または部分ケン化のポリビニ
ルアルコールまたはカチオン変性ポリビニルアルコール
である。
いのは、ケン化度が80以上の部分または完全ケン化し
たものである。平均重合度500〜5000のポリビニ
ルアルコールが好ましい。
としては、例えば特開昭61−10483号に記載され
ているような、第1〜3級アミノ基や第4級アンモニウ
ム基を主鎖あるいは側鎖中に有するポリビニルアルコー
ルである。
とができるが、ポリビニルアルコールに対して20重量
%以下であることが好ましい。
ンダーの重量比は0.05〜1の範囲が一般的である
が、好ましくは0.1〜0.3の範囲である。親水性バ
インダーの比率を低くするとインク吸収性が向上し、塗
料のチキソトロピー係数が高くなって風紋に対する乾燥
安定性が向上するが、表面強度が低下し、粉落ちが出や
すい。逆に親水性バインダーの比率を高くすると表面強
度は向上するが、インク吸収性が低下し、塗料のチキソ
トロピー係数が低下して乾燥時の風紋が発生しやすくな
る。
ルミナ水和物の二次粒子の平均粒径は本発明で得られた
記録材料のインク受容層の電子顕微鏡観察で得られる
が、インク吸収性から好ましくは100nm以上であ
り、200nmより大きい方がより好ましい。
微粒子とバインダーの種類と比率、及び適当な粘度付与
剤等で塗料のチキソトロピー性を調節することができ
る。粘度付与剤の具体的な例としては、液層の粘度を増
加させるカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、アルギン酸ソーダー等や塗料の親水性バ
インダーと反応する硬膜剤としてホルムアルデヒド、グ
ルタルアルデヒドの如きアルデヒド系化合物、ジアセチ
ル、クロルペンタンジオンの如きケトン化合物、ビス
(2−クロロエチル尿素)−2−ヒドロキシ−4,6−
ジクロロ−1,3,5トリアジン、米国特許第3,28
8,775号記載の如き反応性のハロゲンを有する化合
物、ジビニルスルホン、米国特許第3,635,718
号記載の如き反応性のオレフィンを持つ化合物、米国特
許第2,732,316号記載の如きN−メチロール化
合物、米国特許第3,103,437号記載の如きイソ
シアナート類、米国特許第3,017,280号、同
2,983,611号記載の如きアジリジン化合物類、
米国特許第3,100,704号記載の如きカルボジイ
ミド系化合物類、米国特許第3,091,537号記載
の如きエポキシ化合物、ムコクロル酸の如きハロゲンカ
ルボキシアルデヒド類、ジヒドロキシジオキサンの如き
ジオキサン誘導体、チタニウムラクテート化合物やチタ
ニウムグリコレート化合物のような有機チタニウム化合
物、クロム明ばん、硫酸ジルコニウム、ほう酸及びほう
酸塩の如き無機硬膜剤等があり、これらを1種または2
種以上組み合わせて用いることができる。
する親水性ポリマーに対する重量比で0.01〜0.7
が一般的で、好ましくは0.05〜0.5である。0.
01より少ないとチキソトロピー係数を上げる効果が少
なく、0.7より多いと塗料粘度が上がり塗布適性に劣
るようになる。
や塗布適性より好ましい粘度付与剤は有機チタニウム化
合物、ほう酸、ほう酸化合物である。より好ましくは有
機チタニウム化合物とほう酸またはほう酸塩の併用であ
る。有機チタニウム化合物であるチタニウムラクテート
化合物としてはジヒドロキシチタニウムビス(ラクテー
ト)、ジヒドロキシチタニウムビス(ラクテート)アン
モニウム塩、乳酸チタネートアンモニウム塩、ジ(イソ
プロポキシ)チタニウムビス(メチルラクテート)、ジ
(イソプロポキシ)チタニウムビス(エチルラクテー
ト)等、チタニウムグリコレート化合物としては、チタ
ニウムプロポキシアミレングリコレート、チタニウムプ
ロポキシレングリコレート、チタニウムプロポキシオク
チレングリコレート等が挙げられる。ほう酸、ほう酸化
合物としてはオルトほう酸、二ほう酸、四ほう酸、五ほ
う酸、八ほう酸やそれらの塩が挙げられる。
性ポリマーに対する重量比で0.005〜0.5、ほう
酸またはほう酸塩が0.05〜0.6であり、両者合わ
せて0.01〜0.7である。0.7より多いと塗料の
粘度が高くなり、塗布適性が低下する。0.01より少
ないとチキソトロピー係数を上げる効果が出にくい。
物を含有するのが好ましい。本発明に用いられるカチオ
ン性化合物としては、耐水性改良の目的で用いられるカ
チオン性ポリマー、水溶性金属化合物が挙げられる。カ
チオン性ポリマーは化合物は、無機微粒子と組み合わせ
て用いた場合、透明性を低下させる傾向にあり、水溶性
金属化合物は逆に透明性が向上する。インク受容層に発
生する微細な亀裂を抑える為と推定される。
ては、例えばカチオン性ポリマーや水溶性金属化合物が
挙げられる。カチオン性ポリマーとしては、ポリエチレ
ンイミン、ポリジアリルアミン、ポリアリルアミン、特
開昭59−20696号、同59−33176号、同5
9−33177号、同59−155088号、同60−
11389号、同60−49990号、同60−838
82号、同60−109894号、同62−19849
3号、同63−49478号、同63−115780
号、同63−280681号、特開平1−40371
号、同6−234268号、同7−125411号、同
10−193776号公報等に記載された1〜3級アミ
ノ基、4級アンモニウム塩基を有するポリマーが好まし
く用いられる。これらのカチオンポリマーの分子量は、
5,000〜10万程度が好ましい。
機微粒子に対して1〜10重量%、好ましくは2〜7重
量%である。
て、例えば水溶性の多価金属塩が挙げられる。カルシウ
ム、バリウム、マンガン、銅、コバルト、ニッケル、ア
ルミニウム、鉄、亜鉛、ジルコニウム、クロム、マグネ
シウム、タングステン、モリブデンから選ばれる金属の
水溶性塩が挙げられる。具体的には例えば、酢酸カルシ
ウム、塩化カルシウム、ギ酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、酢酸バリウム、硫酸バリウム、リン酸バリウム、塩
化マンガン、酢酸マンガン、ギ酸マンガンニ水和物、硫
酸マンガンアンモニウム六水和物、塩化第二銅、塩化ア
ンモニウム銅(II)ニ水和物、硫酸銅、塩化コバルト、
チオシアン酸コバルト、硫酸コバルト、硫酸ニッケル六
水和物、塩化ニッケル六水和物、酢酸ニッケル四水和
物、硫酸ニッケルアンモニウム六水和物、アミド硫酸ニ
ッケル四水和物、硫酸アルミニウム、亜硫酸アルミニウ
ム、チオ硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、硝
酸アルミニウム九水和物、塩化アルミニウム六水和物、
臭化第一鉄、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫
酸第二鉄、臭化亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛六水和物、硫
酸亜鉛、酢酸ジルコニウム、塩化ジルコニウム、塩化酸
化ジルコニウム八水和物、ヒドロキシ塩化ジルコニウ
ム、酢酸クロム、硫酸クロム、硫酸マグネシウム、塩化
マグネシウム六水和物、クエン酸マグネシウム九水和
物、りんタングステン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウ
ムタングステン、12タングストりん酸n水和物、12タン
グストけい酸26水和物、塩化モリブデン、12モリブドり
ん酸n水和物等が挙げられる。中でも透明性、耐水性改
良効果の高いジルコニウム系化合物が好ましい。
含アルミニウムカチオンポリマーである塩基性ポリ水酸
化アルミニウム化合物が挙げられる。塩基性ポリ水酸化
アルミニウム化合物とは、主成分が下記の一般式1、2
又は3で示され、例えば[Al6(OH)15]3+、[A
l8(OH)20]4+、[Al13(OH)34]5+、[Al
21(OH)60]3+、等のような塩基性で高分子の多核縮
合イオンを安定に含んでいる水溶性のポリ水酸化アルミ
ニウムである。
化アルミニウム(PAC)の名で水処理剤として、浅田
化学(株)よりポリ水酸化アルミニウム(Paho)の
名で、また、(株)理研グリーンよりピュラケムWTの
名で、また他のメーカーからも同様の目的を持って上市
されており、各種グレードの物が容易に入手できる。本
発明ではこれらの市販品をそのままでも使用できるが、
pHが不適当に低い物もあり、その場合は適宜pHを調
節して用いることも可能である。
のインク受容層中の含有量は、0.1g/m2〜10g/
m2、好ましくは0.2g/m2〜5g/m2である。
用することができる。例えば、カチオン性ポリマーと水
溶性金属化合物を併用してもよい。
弱性を改良するために各種油滴を含有することが好まし
いが、そのような油滴としては室温における水に対する
溶解性が0.01重量%以下の疎水性高沸点有機溶媒
(例えば、流動パラフィン、ジオクチルフタレート、ト
リクレジルホスフェート、シリコンオイル等)や重合体
粒子(例えば、スチレン、ブチルアクリレート、ジビニ
ルベンゼン、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエチル
メタクリレート等の重合性モノマーを一種以上重合させ
た粒子)を含有させることができる。そのような油滴は
好ましくは親水性バインダーに対して10〜50重量%
の範囲で用いることができる。
に、界面活性剤、硬膜剤の他に着色染料、着色顔料、イ
ンク染料の定着剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料の
分散剤、消泡剤、レベリング剤、防腐剤、蛍光増白剤、
粘度安定剤、pH調節剤などの公知の各種添加剤の使用
もできる。特に塗料の粘度を低下させ、固形分濃度が上
げられるサポニン類、メチルアルコール、エチルアルコ
ール等の低沸点有機溶剤の使用が好ましい。
形分濃度は特に限定されないが、チキソトロピー係数を
1.3から3.0の範囲にするには濃い方が望ましく、
一般的には13重量%以上、好ましくは15重量%以
上、より好ましくは16重量%以上である。
れず、公知の塗布方法を用いることができる。例えば、
スライドビード方式、カーテン方式、エクストルージョ
ン方式、エアナイフ方式、ロールコーティング方式、ケ
ッドバーコーティング方式等がある。
力を与えながら塗布するのが塗布適性から好ましい。せ
ん断力を与える方法は、撹拌子による撹拌装置でも良
く、塗料をジェットノズル等より噴き出しても良い。
な方法でもよく、例えば塗布直後に15℃以下に冷却し
た後20℃以上で乾燥する方法や、最初から20℃より
高い雰囲気で乾燥する方法が有る。生産性からは後者が
好ましいが一般的には乾燥時の風紋やひび割れが発生し
やすい傾向であり、本発明のチキソトロピー係数を有す
る塗料によって改良され、良好な表面性を有するインク
ジェット用記録材料が効率よく得られる。
あっても複数層で構成されていてもよい。複数層の場
合、本発明の印字濃度の向上効果に大きく影響するのは
支持体から最も離れた最上層である。インク受容層の各
層が本発明の範囲であれば十分な効果が得られるが、少
なくとも最上層が本発明の範囲であることが必要であ
る。2層以上のインク受容層を同時塗布する場合は特に
各層が本発明のチキソトロピー性を有していることが重
要である。本発明では、各成分の固形分量、塗布量は全
層の合計の固形分量及び合計の塗布量を意味する。
布する場合、塗布に先立って、コロナ放電処理、火炎処
理、紫外線照射処理、プラズマ処理等が行われる。
覆紙を使用する場合には、インク受容層を設ける面上に
合成樹脂を主体とする下引き層を設けるのが好ましい。
を主体とする。係る合成樹脂としては、アクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、塩化ビニリデン、塩化ビニル樹脂、
酢酸ビニル樹脂、ポリスチレン、ポリアミド樹脂、ポリ
ウレタン樹脂等が挙げられる。これらの中でも、特にア
クリル樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、
ポリウレタン樹脂が好ましい。アクリル樹脂としては、
アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキル
エステルの単独重合体あるいはこれらの共重合体が一般
的である。ポリエステル樹脂としては、グリコール(例
えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール)と
脂肪族あるいは芳香族二塩基酸等の多塩基酸との重縮合
物が一般的である。塩化ビニリデン樹脂としては、単独
重合体あるいはアクリル酸アルキルエステル、メタクリ
ル酸アルキルエステル及び/またはアクリロニトリルと
の共重合体が好ましい。ポリウレタン樹脂としては、水
分散型ポリウレタンエマルジョンが好ましい。これらの
樹脂は、有機溶剤の溶液あるいは水溶液として支持体上
に塗布することができるが、好ましくは水分散性のポリ
マーであり、エマルジョンやラテックスとして支持体上
に塗布することである。
μmの膜厚(乾燥膜厚)で設けられる。好ましくは0.
05〜5μmの範囲である。
送性、カール防止性などのために、各種のバックコート
層を塗設することができる。バックコート層には無機帯
電防止剤、有機帯電防止剤、顔料、親水性バインダー、
ラテックス、硬化剤、界面活性剤などを適宜組み合わせ
て含有せしめることができる。
が、本発明の内容は実施例に限られるものではない。
尚、実施例、比較例中の部及び%は重量部、重量%を表
す。
ラフトパルプ(LBKP)と針葉樹晒サルファイトパル
プ(NBSP)の1:1混合物をカナディアン スタン
ダード フリーネスで300mlになるまで叩解し、パ
ルプスラリーを調製した。これにサイズ剤としてアルキ
ルケテンダイマーを対パルプ0.5重量%、強度剤とし
てポリアクリルアミドを対パルプ1.0重量%、カチオ
ン化澱粉を対パルプ2.0重量%、ポリアミドエピクロ
ロヒドリン樹脂を対パルプ0.5重量%添加し、水で希
釈して1%スラリーとした。このスラリーを長網抄紙機
で坪量170g/m2になるように抄造し、乾燥調湿して
ポリオレフィン樹脂被覆紙の原紙とした。抄造した原紙
に、密度0.918g/cm3の低密度ポリエチレン1
00重量%の樹脂に対して、10重量%のアナターゼ型
チタンを均一に分散したポリエチレン樹脂組成物を32
0℃で溶融し、200m/分で厚さ35μmになるよう
に押出コーティングし、微粗面加工されたクーリングロ
ールを用いて押出被覆した。表面のRzは5μmであっ
た。もう一方の面には密度0.962g/cm3の高密
度ポリエチレン樹脂70重量部と密度0.918の低密
度ポリエチレン樹脂30重量部のブレンド樹脂組成物を
同様に320℃で溶融し、厚さ30μmになるように押
出コーティングし、粗面加工されたクーリングロールを
用いて押出被覆した。裏面の樹脂被覆面のRzは20μ
mであった。
波コロナ放電処理を施した後、下記組成の下引き層をゼ
ラチンが50mg/m2となるように塗布乾燥して支持体
を作成した。尚、部とは、重量部を表す。
リカが21重量%の固形分濃度になるようにホモジナイ
ザーで分散した後、最終の固形分濃度が16.5%にな
るように塗料を調製した。塗料のチキソトロピー係数は
1.8であった。上記支持体に下記組成のインク受容層
塗料をスライド塗布装置により気相法シリカの塗布量が
固形分で、19g/m2になるように塗布し、下記の条件
で乾燥した。尚、スライド塗布装置直前の塗布液貯槽内
には幅方向に往復運動して塗料にせん断を与える撹拌機
を作動させ、塗料は貯蔵槽を出て10秒後に塗布され
る。
℃10%RHの雰囲気で1分間乾燥後、45℃10%R
Hで1分間乾燥し、次いで50℃10%RHで1分間乾
燥した。風速は各3m/S。
6r.p.mと60r.p.m.の見かけ粘度を、25℃の塗料中
にローターを挿入し、60秒間回転を与えて測定し、2
者の比、すなわち(6r.p.mの粘度/60r.p.m.の粘
度)で得た。
用記録材料について下記の評価を行った。その結果を表
1に示す。
材料の塗布面風紋を下記の基準で評価した。 ◎:乾燥時の風による風紋なし。 ○:端に風紋あるが問題なし。 △:風紋が全面にあるが小さく実用上問題なし。 ×:風紋が大きく実用不可。
記録材料の塗布面ひび割れを下記の基準で評価した。 ○:ひび割れなし。 △:一部の端にひび割れあるが問題なし。 ×:ひび割れが大きく実用不可。
リンター(キャノン社製、BJC−610J)ブラッ
ク、シアン、マゼンタ、イエローをそれぞれ100%で
印字して、印字直後にPPC用紙を印字部に重ねて軽く
圧着し、PPC用紙に転写したインク量の程度を目視で
観察し、下記の基準で評価した。 ○:全く転写しない。 △:やや転写する。 ×:転写が大きく実使用不可。
し、下記の基準で評価した。 ○:カラー写真並の高い光沢感が有る。 △:アート、コート紙並の光沢感が有る。 ×:上質紙並の沈んだ光沢感が有る。
以外は実施例1と同様にして実施例2のインクジェット
用記録材料を得た。塗料濃度は16.5%でチキソトロ
ピー係数は1.5であった。評価結果を表1に示す。
外は実施例1と同様にして実施例3のインクジェット用
記録材料を得た。塗料濃度は17.0%でチキソトロピ
ー係数は2.7であった。評価結果を表1に示す。
外は実施例1と同様にして実施例4のインクジェット用
記録材料を得た。塗料濃度は16.0%でチキソトロピ
ー係数は1.5であった。評価結果を表1に示す。
外は実施例1と同様にして実施例5のインクジェット用
記録材料を得た。塗料濃度は16.5%でチキソトロピ
ー係数は1.9であった。評価結果を表1に示す。
外は実施例1と同様にして実施例6のインクジェット用
記録材料を得た。塗料濃度は17%でチキソトロピー係
数は1.9であった。評価結果を表1に示す。
外は実施例1と同様にして実施例7のインクジェット用
記録材料を得た。塗料濃度は15%でチキソトロピー係
数は1.4であった。評価結果を表1に示す。
向に往復運動して塗料にせん断を与える撹拌機を使用し
なかった以外は実施例3と同様にして実施例8のインク
ジェット用記録材料を得た。評価結果を表1に示す。
外は実施例1と同様にして比較例1のインクジェット用
記録材料を得た。塗料濃度は13%でチキソトロピー係
数は1.1であった。評価結果を表1に示す。
外は実施例1と同様にして比較例2のインクジェット用
記録材料を得た。塗料濃度は15%でチキソトロピー係
数は3.4であった。評価結果を表1に示す。
mの気相法シリカ単独でシリカに対するポリビニルアル
コールの重量比と塗料の固形分濃度が実施例1の0.
2、16.5%、実施例2の0.5、16.5%、実施
例3の0.1、17.0%と変えており、チキソトロピ
ー係数は各々1.8、1.5、2.7と変化している。
塗布面風紋評価は実施例1、3が最良で、実施例2は良
好であったが、ひび割れは実施例3がやや発生した。イ
ンク吸収性はポリビニルアルコールの重量比が高い実施
例2が使用可能下限であった以外は良好であった。実施
例4は実施例1で平均一次粒径が12nmの気相法シリ
カ単独使用に代え、塗料の固形分濃度を16%にした場
合であるが、光沢性がやや低下した以外は良好であっ
た。実施例5は平均一次粒径が7nmと12nmの気相
法シリカを併用した場合であるが、実施例1と同様の良
好な特性であり、インク吸収性は更に良化傾向であっ
た。実施例6は実施例1の気相法シリカに代えて擬ベー
マイトを使用した場合であるが、実施例1より風紋がや
や低下したが良好な特性であった。実施例7は実施例1
のジヒドロキシチタニウムビス(ラクテート)とほう酸
併用に対してほう酸単独を使用し、塗料濃度を15%に
した場合であるが実施例1より風紋評価が低下し、ひび
割れ、光沢性、及びインク吸収性がやや低下したが実使
用可能であった。実施例8は実施例3で塗布直前の撹拌
機を使用しなかった場合であるが、光沢性とインク吸収
性が低下傾向であった。
みでポリビニルコールを増やし、粘度付与剤をほう酸単
独で量を減らし、塗料濃度を13%に下げた比較例1は
チキソトロピー係数が1.1と低く、風紋、ひび割れ、
光沢性は実使用下限以下であった。平均一次粒径が7n
mの気相法シリカのみで粘度付与剤をほう酸とほう砂併
用でポリビニルアルコール重量比を減らした比較例2は
塗料濃度が15%でチキソトロピー係数が3.4と高
く、風紋は良好であったが、大きなひび割れが発生して
光沢も低下して使用不可であった。
は、風紋、ひび割れ等の表面欠陥の問題が無く、高光沢
でインク吸収性の高いインクジェット用記録材料及びそ
の製造方法である。
Claims (8)
- 【請求項1】 支持体上に無機微粒子と親水性バインダ
ーを含有するインク受容層を塗設したインクジェット用
記録材料において、該インク受容層が25℃、60秒の
条件下でのチキソトロピー係数が1.3〜3.0の塗料
により形成されたことを特徴とするインクジェット用記
録材料。 - 【請求項2】 前記塗料が粘度付与剤を親水性バインダ
ーに対する重量比0.05〜0.5で含有していること
を特徴とする請求項1に記載のインクジェット用記録材
料。 - 【請求項3】 前記粘度付与剤として有機チタニウム化
合物及びほう酸またはほう酸塩を併用することを特徴と
する請求項2に記載のインクジェット用記録材料。 - 【請求項4】 前記無機微粒子に対する親水性バインダ
ーの重量比が0.1〜0.3であることを特徴とする請
求項1〜3の何れか1項に記載のインクジェット用記録
材料。 - 【請求項5】 前記無機微粒子が一次粒子の平均粒径8
〜50nmのアルミナまたはアルミナ水和物である請求
項1〜4の何れか1項に記載のインクジェット用記録材
料。 - 【請求項6】 前記無機微粒子が一次粒子の平均粒径3
〜30nmの気相法シリカである請求項1〜4の何れか
1項に記載のインクジェット用記録材料。 - 【請求項7】 前記支持体が非吸水性である請求項1〜
6の何れか1項に記載のインクジェット用記録材料。 - 【請求項8】 前記塗料を支持体に塗布する直前30秒
以内にせん断力を与えることを特徴とする請求項1〜7
の何れか1項に記載のインクジェット用記録材料の製造
方法。
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JP2007083625A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Fujifilm Corp | インクジェット記録用媒体の製造方法 |
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- 2000-06-20 JP JP2000184950A patent/JP3883365B2/ja not_active Expired - Lifetime
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