JP2002001961A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002001961A
JP2002001961A JP2000185834A JP2000185834A JP2002001961A JP 2002001961 A JP2002001961 A JP 2002001961A JP 2000185834 A JP2000185834 A JP 2000185834A JP 2000185834 A JP2000185834 A JP 2000185834A JP 2002001961 A JP2002001961 A JP 2002001961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared sensor
temperature
ink
head
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000185834A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Masutani
武 増谷
Kazuto Kume
一都 久米
Koji Nomura
幸治 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ヘッドのノズルからインク粒を吐
出させる記録装置に関するものであり、ヘッドのノズル
から吐出されるインク粒の有無を正確に検出することが
できる記録装置を実現することを目的とする。 【解決手段】 赤外線センサ3を用い赤外線センサ3の
視野の中をノズル2から吐出されたインク粒5が飛翔し
て通過するが、このときインク粒5は赤外線センサ3の
視野の背景温度よりも低温に冷却されているので赤外線
センサ3に加わる熱エネルギーは大きく変化し、インク
粒5の有無の検出が正確に行えるようになるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘッドのノズルから
インク粒を吐出させる記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の記録装置は次のような構
成になっていた。即ちインク粒を吐出するノズルを横方
向に複数個並べたヘッドと、このヘッドのノズルからの
インク粒の吐出の有無を検出するフォトインタラプタ方
式の吐出センサとを備え、前記吐出センサはインク粒が
フォトインタラプタの赤外線を遮光することで検知する
構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の記録装置に
おいて問題になるのは、吐出センサによるインク粒の有
無の検出が正確に行えなくなると言うことであった。即
ち吐出センサの視野の中をヘッドに設けられたノズルか
ら吐出されたインク粒が飛翔して通過することになる
が、インク粒の粒径は極めて小さく且つ通過時間も極め
て短いので遮光の率は極めて小さくなり、フォトインタ
ラプタの受光部に達する赤外線の変化量は微小であっ
た。このため多数のノズルから同時に吐出させて遮光の
率を増大させているが、これでは1ノズル毎の検知がで
きないという欠点があった。
【0004】そこで本発明はインク粒の有無の検出が正
確に行えるようにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、ヘッドのノズルから吐出されるインク粒の熱
的挙動に着目して、インクが吐出後の飛翔中に自らの揮
発現象により冷却されることを見出し、それを赤外線セ
ンサで検出する構成とした。即ち赤外線センサの視野が
飛翔中のインク粒に向いている場合、赤外線センサの視
野の中をノズルから吐出されたインク粒が飛翔して通過
するが、このときインク粒は赤外線センサの視野の背景
温度(温度検出部)よりも低温に冷却されているので赤
外線センサに加わる熱エネルギーは大きく変化するので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、記録体を記録位置に供給する供給手段と、この供給
手段によって記録位置へ供給された記録体にノズルから
インクを吐出するヘッドと、このヘッドのノズルから吐
出されるインク粒を検出する赤外線センサとを備えた記
録装置であって、前記赤外線センサは温度検出部よりも
低い温度のインク粒の温度を検出することでインク吐出
の有無を検出するものであり、赤外線センサの視野の中
をノズルから吐出されたインク粒が飛翔して通過すると
きインク粒は赤外線センサの視野の背景温度(温度検出
部の一例)よりも低温に冷却されているので、赤外線セ
ンサに加わる熱エネルギーは大きく変化し、インク粒の
有無の検出が正確に行えるようになるものである。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1の発明においてインク粒の冷却が飛翔時間に略比例し
ていることに着目して赤外線センサの設定位置をノズル
から離したもので、赤外線センサとしての感度を高くす
ることができるものである。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、赤外線
センサの温度検出部をヒータなどの加熱手段により常温
以上に加熱させ、視野の中をノズルから吐出されたイン
ク粒が飛翔して通過するときインク粒の温度は赤外線セ
ンサの視野の背景温度(温度検出部の一例)よりも低い
ので、赤外線センサに加わる熱エネルギーは大きく変化
し、インク粒の有無の検出が正確に行えるようになるも
のである。
【0009】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。
【0010】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態の断面図、図2は一部切断斜視図で符号は共通
である。1はヘッドであり、この下面側に数十個のノズ
ル2が横方向に所定間隔ごとに並べられている。図示は
していないがこのヘッド1は図1において左または右に
摺動し、その部分に位置している例えば紙などの記録体
に向けてインクを吐出させ、これによって記録を行うも
のである。この図1に示した状態はその記録が終った状
態、あるいは記録前の状態を示したものであって、まず
その様な記録が行われる前に図1の状態においてどのノ
ズル2からもインク粒が正しく吐出されるか否かの検査
が行われる。即ちこの数十個のノズル2からの吐出が行
われていない場合には、先ほど説明した紙などの記録体
への記録が正確に行われないので、これを避けるために
事前にインク粒の吐出の検査が行われるのであり、この
吐出を検出するのが受光素子4を有する赤外線センサ3
である。
【0011】さて検査においてはノズル2からインク粒
5が吐出されるが、吐出後のインク粒5はヘッド1の下
面に対して略直角に飛翔落下したのちパッド6に衝突
し、停止、即ち着地する。赤外線センサ3の視野は図1
から理解出来るように飛翔途中から着地までのインク粒
5をカバーしている。インク粒5は吐出後の飛翔中に自
らの揮発現象により冷却され周囲温度よりも温度が低下
(最終約5℃)しているため、赤外線センサ3の視野内
で熱エネルギーの変化を与えることになり、赤外線セン
サ3は出力を出すことができる。インク粒5の吐出はヘ
ッド1の限界に近い周波数で連続吐出させることで、赤
外線センサ3の蓄熱効果を利用して限界感度まで高める
ことができる。シールド板7は風や光などの外乱が外部
からセンサに侵入することを防止するものであり、赤外
線センサ3の温度検出部はこの内面側となっている。
【0012】(第2の実施形態)図3は本発明の第2の
実施形態の断面を示すものである。1〜7は第1の実施
形態と共通であるが、ここでは赤外線センサ3の位置が
より下方に位置している。これはインク粒5の冷却が飛
翔時間に略比例していることに着目したもので、インク
粒5のサイズにもよるがヘッド1から15mm程度離れ
ることにより8℃以上の温度低下が観測された。
【0013】(第3の実施形態)図4は本発明の第3の
実施形態の断面を示すものである。1〜7は第1の実施
形態と共通であるが、ここではシールド板7の裏面にヒ
ータ8が置かれている。ヒータ8に通電することでシー
ルド板7は暖められるが、シールド板7の表面(センサ
側)はセンサ視野の背景として機能しているので背景温
度が上がるということはインク粒5との温度差(15℃
程度となる)が増大することであり、インク粒の冷却効
果が不充分でも充分な検出感度を確保できる効果があ
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ヘッドの
ノズルから吐出されるインク粒の熱的挙動に着目してイ
ンクが吐出後の飛翔中に自らの揮発現象により冷却され
ることを見出し、赤外線センサによりインク粒の有無の
検出が正確に行えるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における断面図
【図2】同一部切断斜視図
【図3】本発明の第2の実施形態における断面図
【図4】本発明の第3の実施形態における断面図
【符号の説明】
1 ヘッド 2 ノズル 3 赤外線センサ 4 受光素子 5 インク粒 6 パッド 7 シールド板 8 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 幸治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EB08 EB40 KD06 2C057 DD02 DD10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録体を記録位置に供給する供給手段
    と、この供給手段によって記録位置へ供給された記録体
    にノズルからインクを吐出するヘッドと、このヘッドの
    ノズルから吐出されるインク粒を検出する赤外線センサ
    とを備えた記録装置において、 前記赤外線センサは温度検出部よりも低い温度のインク
    粒の温度を検出することでインク吐出の有無を検出する
    記録装置。
  2. 【請求項2】 赤外線センサは、インク粒の温度が温度
    検出部よりも5℃以上低くなる位置に設けた請求項1に
    記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 記録体を記録位置に供給する供給手段
    と、この供給手段によって記録位置へ供給された記録体
    にノズルからインクを吐出するヘッドと、このヘッドの
    ノズルから吐出されるインク粒を検出する赤外線センサ
    とを備えた記録装置において、 前記赤外線センサの温度検出部をヒータなどの加熱装置
    により常温以上に加熱し、この温度検出部よりも低い温
    度のインク粒の温度を検知することでインク吐出の有無
    を検出する記録装置。
JP2000185834A 2000-06-21 2000-06-21 記録装置 Pending JP2002001961A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6988783B2 (en) 2002-07-08 2006-01-24 Canon Kabushiki Kaisha Liquid detection method, liquid detection apparatus and printing apparatus using the liquid detection
KR100821726B1 (ko) * 2002-05-09 2008-04-11 요시부미 야마다 대두분말을 사용한 두부의 제조방법
WO2016157709A1 (ja) * 2015-03-27 2016-10-06 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出ヘッド検査装置、液滴吐出ヘッド検査方法および液滴吐出装置

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WO2016157709A1 (ja) * 2015-03-27 2016-10-06 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出ヘッド検査装置、液滴吐出ヘッド検査方法および液滴吐出装置

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