JP2003276171A - 液滴吐出検出装置 - Google Patents

液滴吐出検出装置

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JP2003276171A
JP2003276171A JP2002087821A JP2002087821A JP2003276171A JP 2003276171 A JP2003276171 A JP 2003276171A JP 2002087821 A JP2002087821 A JP 2002087821A JP 2002087821 A JP2002087821 A JP 2002087821A JP 2003276171 A JP2003276171 A JP 2003276171A
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ink
ejection
discharge
droplet
optical beam
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Masaaki Konno
雅章 紺野
Yukio Sugita
由紀夫 杉田
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不吐出の検出だけでなく、不適切な吐出をも
検出する。 【解決手段】 光学ビーム15a、15bを発生させる
発光装置12a、12bと、光学ビーム15a、15b
を受光する受光装置13a、13bとから構成される検
出部14a、14bを、吐出口6から吐出されるインク
の通過によって光学ビーム15a、15bが遮光される
位置に設けるとともに、インクの吐出方向に対して並列
に複数配置する。インク吐出の検出時には、各発光装置
12a、12bから光学ビーム15a、15bを吐出口
6から吐出されたインク液滴に照射し、その遮光状態を
各受光装置13a、13bで検出する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置で吐
出口の液滴吐出状態を検出する装置に関する。 【0002】 【従来の技術】画像形成装置、例えばインクジェットプ
リンタでは、インクジェットヘッドに配列された吐出口
を有するノズルからインクを記録媒体へ吐出することで
画像を記録している。このようにノズルからインクを吐
出するものでは、インクが乾燥によってノズル内で固着
凝集したり、記録媒体に浸透せずに跳ね返ったインクが
ヘッド表面に付着するなどしてインク詰まりが発生する
ことがある。これにより、インク吐出量が低下したり、
インクが吐出されなくなるなどの吐出不良が起こり、記
録画像にスジ状の色むらや濃度むらが発生して画質を著
しく低下させる。したがって、インクジェットプリンタ
では、インクの吐出状態を検出して、吐出不良がある場
合にはインクジェットヘッドに対して吐出不良を解消す
る回復処理を行う必要がある。 【0003】インク吐出状態の検出を行う方法として
は、吐出されたインク液滴にレーザーなどの光学ビーム
を照射して、インク液滴による光学ビームの遮光状態を
検出する方法(特開平10−193643号公報、特開
平11−78051号公報、特開平11−192726
号公報、特開平13−054954号公報、特開平13
−063083号公報)がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、インクの不吐出は検出できるが、吐出方向や吐
出速度が不適切な場合(以下、不適切吐出と表記す
る。)までは検出できないので、高画質印刷時の打滴位
置の乱れを抑制することができないという欠点があっ
た。 【0005】本発明は、不吐出の検出だけでなく、不適
切吐出をも検出することができる液滴吐出検出装置を提
供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の液滴吐出検出装置は、光学ビームを発生さ
せる発光装置と、前記光学ビームを受光する受光装置と
から構成される検出部を、吐出口から吐出される液滴の
通過によって前記光学ビームが遮光される位置に設ける
とともに、前記液滴の吐出方向に対して並列に複数配置
したことを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】インクジェットヘッド周辺の概略
を示す図1において、インクジェットヘッド2は、主走
査方向Mに伸びたガイド軸3に挿通されたキャリッジ4
に保持され、このキャリッジ4により矢印方向に往復移
動して、図示しない搬送ローラにより副走査方向S(図
2参照)に間欠搬送される画像記録媒体5への画像記録
を行う。インクジェットヘッド2の画像記録媒体5と対
向する面(以下、ノズル配列面と表記する。)2aに
は、吐出口6を有するノズル7が配列されている。ノズ
ル7には、インク貯蔵室8から図示しないインク供給路
を介してインクが供給される。このノズル7には、イン
ク吐出手段9が接続され、このインク吐出手段9により
吐出口6からインクが画像記録媒体5に向けて吐出さ
れ、画像が記録される。ここで、画像記録媒体とは、市
販のプリント用紙やOHP用シートなどの樹脂フィル
ム、あるいは布や金属表面などを含むものである。ま
た、インク吐出手段9は、例えばピエゾ型プリンタであ
れば、ノズル7に圧力を加えるピエゾ素子であり、バブ
ルジェット(R)型プリンタであれば、ノズル7内のイ
ンクを加熱して気泡を発生させるヒータである。 【0008】インクジェットヘッド2のノズル配列面2
aには、例えば図2に示すように、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色
のライン記録用のノズル7a、7b、7c、7dが副走
査方向Sに並べて設けられている。なお、この他にもダ
ークイエロー、ライトマゼンタ、ライトシアンなどを加
えてもよい。 【0009】プリント時には、プリントする画像データ
に応じた駆動信号が各インク吐出手段9に与えられる。
これにより、画像データに応じたサイズおよび数量のイ
ンク液滴が画像記録媒体5に向けて吐出され、このイン
ク液滴が画像記録媒体5に付着することでフルカラー画
像が得られる。 【0010】図1において、インクジェットヘッド2の
移動範囲は、画像記録媒体5に画像記録を施すプリント
領域10と、画像記録を行わない待機領域11とに分け
られる。この待機領域11には、レーザーなどの光学ビ
ーム15a、15b(図3参照)を発生させる発光装置
12a、12bと、光学ビーム15a、15bを受光す
る受光装置13a、13bとから構成される二組の検出
部14a、14bが、インク吐出検出装置16として設
けられている。検出部14a、14bは、インクの吐出
方向に対して並列に配置されている(図3も参照)。イ
ンク吐出検出装置16は、主走査方向Mに移動するイン
クジェットヘッド2の各ノズル7のインク吐出状態を検
出する。インク吐出検出装置16は、待機領域11に設
けられているため、プリント時、非プリント時に関わら
ず、任意のタイミングで検出を行うことができる。した
がって、インク吐出不良を検出した時点でプリント動作
を停止することができるので、画像記録容量の大きいプ
リントを行う場合、無駄なインクを使用することが無く
なる。なお、各発光装置12a、12b、受光装置13
a、13bは、一体で設けてもよい。また、インクジェ
ットヘッド2を待機領域11に静止させた状態で、イン
ク吐出検出装置16を主走査方向Mに微小移動させなが
らインク吐出状態を検出してもよい。 【0011】図2に示すように、検出部14a、14b
は、光学ビーム15a、15bの光軸がノズル7の配列
方向に対して所定の傾きθをもつように配置されてい
る。このようにすると、インクジェットヘッド2を主走
査方向Mに移動させながら吐出検出を行う際に、各ノズ
ル7から吐出されたインク液滴が各々のタイミングで受
光装置13a、13bの感度領域17を横切ることにな
るため、連続的に全てのノズル7の吐出検出を行うこと
ができる。 【0012】図3に示すように、インク吐出状態の検出
時には、各発光装置12a、12bから光学ビーム15
a、15bが、インク吐出手段9により吐出口6から吐
出されたインク液滴に照射され、その遮光状態が各受光
装置13a、13bで受光される。インク吐出検出装置
16では、この受光量の変化を電気的信号として検出す
ることでインク吐出状態を検出する。すなわち、光学ビ
ーム15a、15bの両方がインク液滴により遮光され
た場合(A)、インク吐出は正常と判断する。一方、光
学ビーム15a、15bの両方がインク液滴により遮光
されなかった場合(B)、インク不吐出と判断する。そ
して、光学ビーム15aが遮光され、光学ビーム15b
が遮光されなかった場合(C)、インク吐出方向が不適
切と判断する。また、インク吐出検出装置16は、光学
ビーム15aが遮光された瞬間から光学ビーム15bが
遮光されるまでの時間と、検出部14aおよび14bの
インク吐出方向の距離とからインクの吐出速度が分かる
ので、吐出速度の不適切についても検出することができ
る。 【0013】インク吐出検出装置16で吐出不良と検出
されたノズルには、インク詰まりの回復処理(インク吸
引、強制吐出、吐出口周辺加熱など)が施される。この
回復処理は、吐出状態の検出を終了した後に行ってもよ
いし、吐出不良と検出されたノズルにその都度行っても
よい。なお、回復処理を行っても吐出不良が検出される
場合には、警告アラームを発して使用者に知らせてもよ
い。このときにプリント動作中であれば直ちにプリント
を停止させるようにして、無駄なインクを使用しないよ
うにすることが好ましい。あるいは、インク詰まりの発
生したノズルを使用せずに正常なノズルで代用してプリ
ント動作を行い、プリントが終了してから回復処理を行
ってもよい。 【0014】上記実施形態では、検出部を二組設けてい
るが、設置スペースがあれば二組以上設けてもよい。ま
た、光学ビーム15a、15bのビーム径を調整してイ
ンク吐出検出装置16の検出精度を変化させてもよい。
例えば光学ビーム15aのビーム径を、光学ビーム15
bのビーム径よりも小さく設定する。この場合、多少吐
出方向が不適切であっても正常と検出されるので、不適
切吐出の検出精度を甘く設定することができる。ビーム
径の大小が逆の場合には、不適切吐出の検出精度が厳し
い設定となる。 【0015】インク吐出状態の正否を判断する基準とし
ては、光学ビーム15a、15bの両方がインク液滴で
遮光された場合(図3のA)のみ正常と判断する他に、
光学ビーム15a、15bどちらか一方が遮光されれば
正常と判断するようにしてもよい。このようにすると、
低画質印刷など不適切吐出が問題にならず、不吐出のみ
を検出すればよい場合に、ビーム径などの各種設定変更
を行うことなく検出精度の設定を変更することが可能で
ある。 【0016】上記実施形態では、いわゆるシリアルプリ
ンタを挙げて説明したが、他のプリンタ、例えばライン
プリンタなどにも本発明を適用することができる。ま
た、検出する液滴はインクに限定されない。 【0017】 【発明の効果】以上のように、本発明の液滴吐出検出装
置によれば、光学ビームを発生させる発光装置と、前記
光学ビームを受光する受光装置とから構成される検出部
を、吐出口から吐出される液滴の通過によって前記光学
ビームが遮光される位置に設けるとともに、液滴の吐出
方向に対して並列に複数配置したので、不吐出の検出だ
けでなく、不適切な吐出をも検出することができる。し
たがって、高画質印刷時の打滴位置の乱れを抑制するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】インクジェットヘッド周辺の概略図である。 【図2】ノズル配列面およびインク吐出検出装置の配置
を示す平面図である。 【図3】インク吐出検出時の状態を示す図である。 【符号の説明】 2 インクジェットヘッド(液滴吐出ヘッド) 6 吐出口 7 ノズル 12a、12b 発光装置 13a、13b 受光装置 14a、14b 検出部 15a、15b 光学ビーム 16 インク吐出検出装置(液滴吐出検出装置)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 液滴を吐出するための吐出口を有するノ
    ズルと、前記ノズルが複数配列された液滴吐出ヘッドと
    を備えた画像形成装置で、前記吐出口の液滴吐出状態を
    検出する装置において、 光学ビームを発生させる発光装置と、前記光学ビームを
    受光する受光装置とから構成される検出部を、前記吐出
    口から吐出される液滴の通過によって前記光学ビームが
    遮光される位置に設けるとともに、前記液滴の吐出方向
    に対して並列に複数配置したことを特徴とする液滴吐出
    検出装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006175849A (ja) * 2004-11-25 2006-07-06 Seiko Epson Corp ノズルクリーニング装置、ノズルクリーニング方法、液体吐出装置、印刷装置、プログラム、および液体吐出システム
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