JP2011126059A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

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純 川井
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庸雄 河西
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Abstract

【課題】不良ノズルを検出する技術を提供する。
【解決手段】印刷媒体にインクを吐出することによって印刷処理を行う印刷装置であって、紫外光領域の波長の光を吸収するインクと、印刷媒体に向けてインクを吐出するノズルと、ノズルを用いた印刷処理を行った後、印刷媒体に紫外光領域を含む波長の光を照射光として照射する光源と、紫外光領域の波長成分の光に感度をもち、照射光に基づく印刷媒体を介した光の強度を検出する光センサーと、光センサーが検出した光の強度に基づいて、ノズルにおけるインクの吐出状態を検知する検知部とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、印刷装置および印刷方法に関し、さらに詳しくは、印刷媒体にインクを吐出することによって印刷処理を行う技術に関する。
インクジェット方式の印刷装置において、印字ヘッドが備えるインク吐出用の多数のノズルのうち、一部のノズルについて何らかの原因によって、インクが吐出されなくなったり、インク吐出量やインクの打滴位置が不適切になったりするなど、インクの吐出状態が不良であるノズル(以下、不良ノズルとも呼ぶ)が発生する場合がある。従来から、不良ノズルを検出する技術として、例えば、以下の特許文献1および特許文献2が知られている。
特開2006―199048号公報 特開2006―205742号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術によると、ニスなどの不可視インクや、ホワイトインクなどを吐出するノズルのノズル不良を検出することはできない。また、特許文献2の技術によると、印刷装置が備えるインクの種類が増加すると、それに伴って、ノズル不良を検出するセンサーの数が増加してしまうと言う課題が指摘されていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
印刷媒体にインクを吐出することによって印刷処理を行う印刷装置であって、紫外光領域の波長の光を吸収するインクと、前記印刷媒体に向けて前記インクを吐出するノズルと、前記ノズルを用いた前記印刷処理を行った後、前記印刷媒体に紫外光領域を含む波長の光を照射光として照射する光源と、紫外光領域の波長成分の光に感度をもち、前記照射光に基づく前記印刷媒体を介した光の強度を検出する光センサーと、該光センサーが検出した前記光の強度に基づいて、前記ノズルにおける前記インクの吐出状態を検知する検知部とを備える印刷装置。
インクを吐出するノズルは、何らかの原因によって、規定したインク量および吐出方向の範囲外にインクを吐出する場合がある。以後、このような状態のノズルを不良ノズルと呼ぶ。この印刷装置によると、紫外光領域を含む波長の光を用いて、ノズルの、インクの吐出状態を検出することで、不良ノズルの検出を行うことができる。
[適用例2]
適用例1記載の印刷装置であって、前記光センサーは、さらに、紫外光領域から可視光領域にわたる波長成分の光に感度をもつ印刷装置。
この印刷装置によると、照射光に基づく印刷媒体を介した光として、紫外光領域から可視光領域にわたる波長成分の光の強度を検出することができる。
[適用例3]
適用例1または適用例2に記載の印刷装置であって、前記印刷媒体は、紫外光領域の波長成分の光を反射する印刷媒体、または、紫外光領域の波長成分の光を吸収し可視光領域の波長成分の光を発する印刷媒体である印刷装置。
この印刷装置によると、紫外光領域の波長成分の光を反射する印刷媒体、または、紫外光領域の波長成分の光を吸収し可視光領域の波長成分の光を発する印刷媒体を用いて印刷を行う場合に、ノズルにおけるインクの吐出状態を検出することができる。
[適用例4]
適用例1ないし適用例3のいずれか記載の印刷装置であって、前記ノズルは、前記印刷媒体に向けて複数の前記インクを吐出し、前記検知部は、前記光センサーが検出した前記光の強度を積分した値に基づいて、前記ノズルにおける前記インクの吐出状態を検知する印刷装置。
この印刷装置によると、印刷媒体上に付着した塵埃などによる光の強度に影響が有る場合でも、光センサーが検出した光の強度を積分した値に基づいて、ノズルにおけるインクの吐出状態を検知するので、精度良くインクの吐出状態を検知することができる。
[適用例5]
適用例1ないし適用例4のいずれか記載の印刷装置であって、前記インクは前記紫外光領域の波長の光を吸収して硬化するUVインクである印刷装置。
この印刷装置によると、UVインクによって印刷を行う場合にも、ノズルにおけるインクの吐出状態を検知することができる。
[適用例6]
適用例5記載の印刷装置であって、前記UVインクは、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ホワイト(W)と、前記紫外光領域の波長の光を吸収して硬化する透明インクとしてのニスとを含むインクである印刷装置。
この印刷装置によると、UVインクとして、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ホワイト(W)およびニスを用いることができる。
[適用例7]
適用例1ないし適用例6のいずれか記載の印刷装置であって、前記ノズルを複数備え、前記複数の各ノズルは、各々が吐出した前記インクが前記印刷媒体上で形成するドットの領域であるドット領域の少なくとも一部が互いに重畳しないように、前記インクを前記印刷媒体に向けて吐出し、前記検知部は、前記光センサーが前記照射光に基づく前記印刷媒体を介して受光した光のうち、前記各ドット領域を介して受光した光の強度に基づいて、前記複数の各ノズルにおける前記インクの吐出状態を検知する印刷装置。
この印刷装置によると、印刷装置が複数のノズルを備える場合にも、複数の各ノズルにおけるインクの吐出状態を検知することができる。
[適用例8]
適用例7記載の印刷装置であって、さらに、前記印刷媒体を搬送する搬送部を備え、前記複数のノズルは、前記搬送部が前記印刷媒体を搬送する搬送方向に対して平行または/および垂直に並んで配置されている印刷装置。
この印刷装置によると、複数のノズルが搬送方向に対して、平行または/および垂直に並んでいる場合にも、複数の各ノズルにおけるインクの吐出状態を検知することができる。
[適用例9]
適用例1ないし適用例4のいずれか記載の印刷装置であって、前記インクは、前記紫外光領域の波長の光を吸収しても硬化しないシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)のインク色を含むインクである印刷装置。
この印刷装置によると、紫外光領域の波長の光を吸収しても硬化しないシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)のインク色を含むインクを用いることができる。
[適用例10]
印刷媒体にインクを吐出することによって印刷処理を行う印刷方法であって、紫外光領域の波長の光を吸収するインクを用意し、ノズルを用いて前記印刷媒体に向けて前記インクを吐出し、前記ノズルを用いた前記印刷処理を行った後、前記印刷媒体に紫外光領域を含む波長の光を照射光として照射し、紫外光領域の波長成分の光に感度をもつ光センサーを用いて、前記照射光に基づく前記印刷媒体を介した光の強度を検出し、該光センサーが検出した前記光の強度に基づいて、前記ノズルにおける前記インクの吐出状態を検知する印刷方法。
この印刷方法によると、紫外光領域を含む波長の光を用いて、ノズルの、インクの吐出状態を検出することで、不良ノズルの検出を行うことができる。
プリンター10の概略構成を示す説明図である。 プリンターヘッド70、光源61、光センサー65の構成を示す説明図である。 印刷処理の流れについて示したフローチャートである。 評価パターンを説明する説明図である。 光源61の分光スペクトルと光センサー65の分光感度特性とを示したグラフである。 不良ノズルが存在する場合の光量分布を示したグラフである。
本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
(A1)プリンターの構成:
図1は、本願の実施例としてのプリンター10の概略構成を示す説明図である。プリンター10はインクジェット式のラインプリンターである。プリンター10は図示するように、制御ユニット20、プリンターヘッド70、インクカートリッジ71〜75、紙送り機構80、光源61、光センサー65を備える。インクカートリッジ71〜75には、紫外線(以下、UVとも呼ぶ)を吸収して硬化する、いわゆるUVインクが充填されている。プリンター10は、UVインクとしてシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、さらに、印刷画像に光沢を表現するための透明なニス(V)を備えている。UVインクは主に、一般的に印刷困難とされる素材、例えば、インクを吸収しないアルミホイル、プラスチックフィルムやシート等の素材への印刷に用いられる。
プリンターヘッド70は、ラインヘッドタイプのプリンターヘッドであり、その下面に、各インク色毎に概ね一列に配されたインク吐出用のノズルの列が、搬送方向に配列されている。個々のノズルはピエゾ素子を備え、ピエゾ素子に加える電圧を調整することでピエゾ素子の振動を制御してインク滴を吐出する。プリンターヘッド70の詳細については後で説明する。
紙送り機構80は、紙送りローラ82と紙送りモータ84とプラテン86とを備えている。また光源61は紫外光領域に波長をもつ光(以下単に紫外光と呼ぶ)を照射光として発する光源である。光センサー65は、可視光領域から紫外光領域にかけて感度をもつ光センサーであり、後述する反射光を受光し、光量を測定する。本実施例では、光センサーとしてCCD(Charge coupled devise)を用いる。
紙送りモータ84は、紙送りローラ82を回転させることで、プリンターヘッド70と平板状のプラテン86との間をと通過する印刷用紙Pを紙送りローラ82の軸方向と垂直方向に搬送する。このとき、プリンターヘッド70に備えられた各ノズルは、UVインクを吐出し、印刷用紙P上にUVインクによるドットを形成する。その後、UVインクによるドットが形成された印刷用紙Pが、紙送り機構80による搬送によって、照射光として紫外光を照射する光源61の照射光路上を通過すると、印刷用紙P上に形成されたUVインクによるドットは、光源61からの紫外光を吸収し硬化する。印刷用紙P上のドット(UVインク)に吸収されなかった紫外光、または、印刷用紙P上のドットが形成されていない部分に照射され吸収されなかった紫外光は反射光として反射する。そして、反射光を光センサー65が受光し反射光の光量を測定する。
制御ユニット20は、CPU30とRAM40とROM50とによって構成されており、上述したプリンターヘッド70や紙送りモータ84の動作を制御する。CPU30はROM50に記憶された制御プログラムをRAM40に展開して実行することで、ハーフトーン処理部31、印刷制御部32、不良ノズル検出部33として動作する。ハーフトーン処理部31は、プリンター10に入力された印刷用の画像データ(以下、画像データDとも呼ぶ)にハーフトーン処理を行う。印刷制御部32は、ハーフトーン処理後の画像データDに基づいて、各ノズルからのインクの吐出を制御する制御信号をプリンターヘッド70に出力する。その他、印刷制御部32は、紙送り機構80の動作全般を制御する。不良ノズル検出部33については、後で詳しく説明する。
また、制御ユニット20には、メモリカードMCを挿入するためのメモリカードスロット92、デジタルカメラ等の機器を接続するUSBインタフェース94、印刷用の画像データをプリンター10に送信するコンピューターと接続されるコンピューターインターフェース95(以下、CPIF95とも呼ぶ)、印刷に関する種々の操作を行うための操作パネル96、UI(ユーザインタフェース)を表示するための液晶ディスプレイ98が接続されている。その他、プリンター10は、アラーム音を発するアラームスピーカーARを備える。アラームスピーカーARは、後述する印刷処理における不良ノズルの発生をアラーム音としてユーザーに知らせるためスピーカーである。
図2は、プリンターヘッド70、光源61および光センサー65の構成を示す説明図である。図2(a)に示すように、本実施例のプリンターヘッド70には、ピエゾ素子の振動を制御してインクを吐出するノズル701を複数備えている。ノズル701は、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、ニス(V)の各インクをそれぞれ吐出するノズル毎に1列に配置されており、そのノズルの列をノズル列と言う。各ノズルの、紙の搬送方向とは垂直な方向(以下、ライン方向とも呼ぶ)の解像度(つまり、プリンターヘッド70のライン方向の解像度)は720dpiである。各色毎のノズル列は、印刷用紙Pの搬送方向に並べて配置されている。また、本実施例では説明の便宜上、各ノズル701は、各色のインク毎に1列に配置されているとしたが、図2(b)に示すように、各色毎のノズルが2列以上に千鳥状に並べられて形成されているとしてもよい。
光センサー65は、光源61との相対的な位置関係として、印刷用紙Pからの反射光を十分に受光できるように配置されている。光センサー65はCCDラインセンサーで構成され、ライン方向の解像度は720dpiである。CCDラインセンサーの解像度は、プリンターヘッド70のライン方向の解像度以上であれば可能な範囲でいくらでもよい。かかる構成のプリンター10に、メモリカードスロット92、USBインタフェース94、コンピューターインターフェース95のいずれかより、印刷用の画像データDおよび印刷枚数に関する情報が入力されると、プリンター10は、入力された画像データに基づく印刷処理を開始する。以下、印刷処理について説明する。
(A2)印刷処理:
次に、プリンター10が行う印刷処理について説明する。本実施例における印刷処理は、プリンターヘッド70が備える各ノズル701からのインクの吐出状態の異常(以下、ノズル不良とも呼ぶ)を検出しながら印刷を行う処理である。ノズル不良としては、例えば、ノズル内で固化したインクによってノズルが詰まり、インクが規定量出ない状態、または全く出ない状態、逆に規定量より多く出る状態等が挙げられる。その他、ノズルが何らかの原因で変形し、規定の吐出方向にインクを吐出していない状態が挙げられる。このような、インクの吐出状態に異常を生じたノズルを不良ノズルと呼ぶ。かかる印刷処理では、画像データDに基づく印刷を行うとともに、不良ノズルが生じていないかを検出する。
図3は、印刷処理の流れについて示したフローチャートである。上述したように、プリンター10に画像データDおよび印刷枚数に関する情報(以下、印刷枚数情報とも呼ぶ)が入力されると、CPU30は印刷処理を開始する。本実施例では、印刷枚数情報として、入力された画像データDに基づいてn枚(nは1以上の整数)の印刷を行うと言う情報(以下、設定枚数値nとも呼ぶ)を含んでいる。
プリンター10が画像データDおよび印刷枚数情報を入力すると、画像データDに基づいてハーフトーン処理を行う(ステップS105)。ハーフトーン処理は、公知のディザ法や誤差拡散法などのハーフトーン処理技術を用いて行う。ハーフトーン処理後、CPU30は、印刷枚数のカウントを行うために用いる印刷枚数値kをk=1に設定する(ステップS110)。印刷枚数値kをk=0に設定後、CPU30は、画像データDに基づいて印刷を実行する(ステップS115)。具体的には、ハーフトーン処理後の画像データDに基づいて、プリンターヘッド70および紙送り機構80の動作を制御し、印刷用紙P上に、UVインクによるドットを形成する。また、光源61を制御して、照射光をUVインクによるドット形成後の印刷用紙Pに照射し、UVインクによるドットを硬化させる。
入力された画像データDに基づいて、印刷用紙P上にドットを形成し、1枚分の印刷画像を生成すると、CPU30は、印刷枚数値kをインクリメントし、k=k+1とする(ステップS120)。そして、CPU30は、インクリメントした印刷枚数値kと設定枚数値nとを比較し、印刷枚数値kが設定枚数値nより大きいか否かを判断する(ステップS125)。印刷枚数値kの値が、k>nの場合(ステップS125:Yes)、CPU30は印刷処理を終了する。
一方、印刷枚数値kの値が、設定枚数値nより小さい場合(ステップS125:No)、後述する不良ノズルを検出するための処理に用いる値である検出頻度値m(mは1以上n以下の整数)と、印刷枚数値kとの剰余値mod(k,m)を算出する(ステップS130)。検出頻度値mは、予め設定された値であり、印刷処理の間に、不良ノズルを検出するための処理を行う頻度を決定する値である。CPU30は、画像データDに基づく印刷をm枚実行する毎に、1回の不良ノズルを検出するための処理を行う。従って、剰余値mod(k,m)=0でない場合には(ステップS130:No)、再び、ステップS115〜ステップS125の処理を行う。一方、剰余値mod(k,m)=0の場合には(ステップS130:Yes)、CPU30は、不良ノズルを検出する処理として以下の処理を行う。
剰余値mod(k,m)=0の場合、CPU30は、不良ノズルを検出するための画像(以下、評価パターンとも呼ぶ)の印刷を開始する(ステップS135)。CPU30は、予めROM50に記憶していた評価パターンに関する画像データを読み込み、印刷を開始する。図4は、評価パターンを説明する説明図である。評価パターンは、各ノズル701から吐出したインクによるドットが、所定の数ずつ、縦横に配置された画像である。1つのノズルから吐出されたインクドットによって形成されるべき評価パターン上の領域を、ドット形成領域とも呼ぶ。各ドット形成領域は、各領域の少なくとも一部が重畳しないように配置されている。従って、評価パターンにおける各ドット形成領域と、プリンターヘッド70における各ノズルは1対1に対応した関係にある。なお、本実施例では、1つのドット形成領域には、100個のドットが、搬送方向に1列に並んで形成されている。
かかる評価パターンの印刷を開始すると、プリンターヘッド70によって評価パターンに応じたドットを形成し、光源61によって照射光を照射することによってUVインクによるドットを硬化させる。その際、UVインクによる印刷用紙P上のドットは、照射光である紫外光の所定量のエネルギーを吸収する。印刷用紙P上に照射され、吸収されなかった紫外光は、反射光として反射する。CPU30は光センサー65によって、かかる反射光を受光し、各ドット形成領域からの反射光の光量を測定する(ステップS140)。具体的には、受光した反射光のエネルギーを、ドット形成領域毎に、ドット形成領域の長さ方向に積分(100ドットの長さ)し、その積分値を、そのドット形成領域の光量とする。CPU30は、印刷用紙Pの搬送速度と、各ノズルからのインクの吐出タイミングとに基づいて、光量の測定のタイミングを制御し、評価パターンの各ドット形成領域毎の光量の測定を行う。
そして、各ドット形成領域毎の光量を測定した結果、周囲のドット形成領域に比べ、急激な光量の変動示すドット形成領域が存在する場合、そのドット形成領域に対応するノズルをノズル不良として検出する(ステップS145)。具体的な光量の急激な変動としては、不良ノズルが評価パターンとして設定されている規定のインクの量よりも多くのインクを吐出した場合には、照射された紫外光は多く吸収され、反射光の光量は小さくなる。一方、不良ノズルが評価パターンとして設定されている規定のインクの量よりも少ないインクを吐出した場合には、照射された紫外光は少ししか、または、全く吸収されず、反射光の光量は大きくなる。不良ノズルと反射光の光量の関係については後で詳しく説明する。
CPU30は、不良ノズルを検出すると(ステップS150:Yes)、アラームスピーカーARからアラーム音を鳴動し、ユーザーに不良ノズルが発生している旨を知らせる(ステップS155)。また、その際、検出した不良ノズルに関する情報を液晶ディスプレイ98に表示する。一方、不良ノズルを検出する処理において、不良ノズルを検出しなかった場合は(ステップS150:No)、ステップS115から処理を開始し、画像データDに基づく印刷を行う。
次に、不良ノズルと反射光の光量の関係について説明する。図5は、光源61として紫外光を発するUVランプの分光スペクトルと、光センサー65としてのCCDラインセンサーの分光感度特性とを示したグラフである。図に示すように、UVランプは波長400nmの近傍にエネルギーのピークをもつ。また、反射光としての紫外光も、同様のスペクトルをもつ。光センサー65(CCDラインセンサー)は、約200nmから800nm付近の波長に感度特性をもつ。従って、光センサー65を用いて、UVランプからの反射光の光量を測定できることがわかる。
図6は、不良ノズルが存在する場合の、ライン方向の光量分布を示したグラフである。光量分布とは、同じノズル列に属するノズル毎に、そのノズルに対応するドット形成領域の光量をライン方向に並べ、グラフ化したものである。なお、図2と図4においては、説明の便宜上、ライン方向の各ノズル間、または、各ドット形成領域間には十分な間隔をあけて図示しているが、実際には、各ノズルまたはドット形成領域はライン方向に密に形成されており(720dpi)、仮にノズル不良が発生していない場合は、ライン方向の各ドット形成領域からの反射光による光量分布は連続的なグラフとなる。
図6に示すように、不良ノズルによって、ドット形成領域にUVインクによるドットが形成されなかった場合には、その領域では紫外光が印刷用紙Pに照射され、印刷用紙Pによって紫外光が反射される。従って、周囲のドット形成領域に比べ紫外光が吸収されないため、光センサー65は周囲のドット形成領域に比べ多くの光量を受光する。従って、光量分布に変動が生じ、その変動を検出することによって不良ノズルを検出する。具体的には、予め変動量としての所定の閾値(不良ノズル検出用閾値とも呼ぶ)を設定しておき、実際の光量分布の変動量が閾値を超えた場合に不良ノズルが生じていると判断する。
また、図6では、インクを吐出しない不良ノズルが存在する場合の光量分布を示したが、規定より多くのインクを吐出する不良ノズルがある場合には、周囲のドット形成領域より多量のUVインクによるドットが形成されるため、周囲より多くの紫外光を吸収する。よって、周囲に比べ反射光の光量は少なく、光量分布のグラフとしては、光量が周囲に比べ減少方向に変動したグラフとなる。
以上説明したように、本実施例におけるプリンター10は、紫外光領域の波長の光を用いてUVインクを吐出するノズルの不良を検出する。従って、透明なニス(V)や、ホワイトインク(W)のインクなど、可視光領域の光を吸収しないインクの吐出不良を検出ことができる。また、本実施例では、光源61を用いてUVインクを硬化させる。よって、UVインクの硬化用の光源と、不良ノズル検出のための光源とを別個独立に設ける必要がなく、光源を別個独立に設ける場合と比較して、構造を簡易化することができる。また、各ノズル毎のドット形成領域を形成する評価パターン、およびライン方向に並んだ光センサーを用いることによって、プリンター10が備えるインクの種類が増えても、光センサーの数を増やす必要がなく、プリンター10が多種のインクを備える場合にでも、構造を簡易化できる。なお、不良ノズル検出部33は、特許請求の範囲に記載の検知部に相当する。
B.第2実施例:
次に第2実施例について説明する。第1実施例と第2実施例との異なる点は、印刷用紙Pの材質である。従って、プリンター10の構成および印刷処理の処理内容についての説明は省略する。第2実施例に用いる印刷用紙Pは、蛍光増白剤を含んでいる。蛍光増白剤を含む印刷用紙Pに紫外光を照射すると、印刷用紙Pに含まれる蛍光増白剤として用いられている物質が一旦は紫外光を吸収して、可視光領域の波長成分を含む光を発する。
このような印刷用紙Pを用いて上記第1実施例と同様の不良ノズルの検出を行った場合、光センサー65は可視光領域の光も、反射光として受光する。従って、第2実施例においては、CPU30は、評価パターンにおける各ドット形成領域の反射光の光量を算出する際に、紫外光領域と可視光領域とを含んだ波長の光のエネルギーを、ドット形成領域の長さ方向に積分して光量を算出し、光量分布を生成する。以降の、不良ノズルを検出する方法は、第1実施例と同様であるので説明を省略する。
以上説明したように、第2実施例におけるプリンター10は、蛍光増白剤を含んだ印刷用紙Pに対してUVインクを用いて印刷する場合にも、不良ノズルの検出を行うことが出来る。
C.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(C1)変形例1:
上記実施例では、プリンター10は紫外光で硬化するUVインクを備えるとしたが、これに代えて、通常の印刷に用いるインク(紫外線で硬化しないインク(以下、非硬化インクとも呼ぶ))を備えるとしてもよい。この場合、UVインクと比較して、非硬化インクは紫外線の吸収率は低い。従って、反射光としての紫外光の光量は全体的に多くなる。しかし、非硬化インクインクによるドットが形成されていない部分からの反射光と比べて、ドットが形成されている部分からの反射光の光量は低くなる。従って、光量分布の変動量に基づいて不良ノズルを検出する際に、上述した不良ノズル検出用閾値の値を小さく設定しておくことで、光量の変動量に対する感度を上げることができ(つまり、感度のゲインを上げる)、プリンター10が、UVインクより紫外光の吸収率が低い非硬化インクを扱う場合にも、不良ノズルを検出することができる。
(C2)変形例2:
上記実施例では、照射光に基づいて印刷媒体で反射した反射光に基づいて不良ノズルの検出を行ったが、照射光に基づいて印刷媒体を透過した透過光に基づいて不良ノズルの検出を行うとしてもよい。この場合、照射光の光路上において、搬送される印刷媒体を挟んだ一方に光源、他方に光センサーを配置し、光源から照射した照射光が印刷媒体を透過した透過光を、光センサーが受光するようにする。このようにしても、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
10…プリンター
20…制御ユニット
30…CPU
31…ハーフトーン処理部
32…印刷制御部
33…不良ノズル検出部
61…光源
65…光センサー
70…プリンターヘッド
71…インクカートリッジ
80…紙送り機構
82…ローラ
84…モータ
86…プラテン
92…メモリカードスロット
95…コンピューターインターフェース
96…操作パネル
98…液晶ディスプレイ
701…ノズル
P…印刷用紙
D…画像データ
n…設定枚数値
k…印刷枚数値
m…検出頻度値
MC…メモリカード
AR…アラームスピーカー
mod…剰余値

Claims (10)

  1. 印刷媒体にインクを吐出することによって印刷処理を行う印刷装置であって、
    紫外光領域の波長の光を吸収するインクと、
    前記印刷媒体に向けて前記インクを吐出するノズルと、
    前記ノズルを用いた前記印刷処理を行った後、前記印刷媒体に紫外光領域を含む波長の光を照射光として照射する光源と、
    紫外光領域の波長成分の光に感度をもち、前記照射光に基づく前記印刷媒体を介した光の強度を検出する光センサーと、
    該光センサーが検出した前記光の強度に基づいて、前記ノズルにおける前記インクの吐出状態を検知する検知部と
    を備える印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置であって、
    前記光センサーは、さらに、紫外光領域から可視光領域にわたる波長成分の光に感度をもつ
    印刷装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の印刷装置であって、
    前記印刷媒体は、紫外光領域の波長成分の光を反射する印刷媒体、または、紫外光領域の波長成分の光を吸収し可視光領域の波長成分の光を発する印刷媒体である
    印刷装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか記載の印刷装置であって、
    前記ノズルは、前記印刷媒体に向けて複数の前記インクを吐出し、
    前記検知部は、前記光センサーが検出した前記光の強度を積分した値に基づいて、前記ノズルにおける前記インクの吐出状態を検知する
    印刷装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか記載の印刷装置であって、
    前記インクは前記紫外光領域の波長の光を吸収して硬化するUVインクである
    印刷装置。
  6. 請求項5記載の印刷装置であって、
    前記UVインクは、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ホワイト(W)と、前記紫外光領域の波長の光を吸収して硬化する透明インクとしてのニスとを含むインクである
    印刷装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか記載の印刷装置であって、前記ノズルを複数備え、
    前記複数の各ノズルは、各々が吐出した前記インクが前記印刷媒体上で形成するドットの領域であるドット領域の少なくとも一部が互いに重畳しないように、前記インクを前記印刷媒体に向けて吐出し、
    前記検知部は、前記光センサーが前記照射光に基づく前記印刷媒体を介して受光した光のうち、前記各ドット領域を介して受光した光の強度に基づいて、前記複数の各ノズルにおける前記インクの吐出状態を検知する
    印刷装置。
  8. 請求項7記載の印刷装置であって、さらに、前記印刷媒体を搬送する搬送部を備え、
    前記複数のノズルは、前記搬送部が前記印刷媒体を搬送する搬送方向に対して平行または/および垂直に並んで配置されている
    印刷装置。
  9. 請求項1ないし請求項4のいずれか記載の印刷装置であって、
    前記インクは、前記紫外光領域の波長の光を吸収しても硬化しないシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)のインク色を含むインクである
    印刷装置。
  10. 印刷媒体にインクを吐出することによって印刷処理を行う印刷方法であって、
    紫外光領域の波長の光を吸収するインクを用意し、
    ノズルを用いて前記印刷媒体に向けて前記インクを吐出し、
    前記ノズルを用いた前記印刷処理を行った後、前記印刷媒体に紫外光領域を含む波長の光を照射光として照射し、
    紫外光領域の波長成分の光に感度をもつ光センサーを用いて、前記照射光に基づく前記印刷媒体を介した光の強度を検出し、
    該光センサーが検出した前記光の強度に基づいて、前記ノズルにおける前記インクの吐出状態を検知する
    印刷方法。
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