JP2002001674A - 締め付け工具用伝動装置 - Google Patents

締め付け工具用伝動装置

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JP2002001674A
JP2002001674A JP2000186222A JP2000186222A JP2002001674A JP 2002001674 A JP2002001674 A JP 2002001674A JP 2000186222 A JP2000186222 A JP 2000186222A JP 2000186222 A JP2000186222 A JP 2000186222A JP 2002001674 A JP2002001674 A JP 2002001674A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性を有し、円滑に作動する締め付け工具
用伝動装置を提供する。 【解決手段】 支持体(1)には入力用回転体(3)と
出力用回転体(5)とをそれぞれ回転自在に支持させ、
該入力用回転体には締め付け工具(9)の駆動端(1
1)を取り外し自在に嵌合する嵌合手段(13)を備え
させ、該出力用回転体にはボルト、ナット等の固着具
(15)用のソケット(17)を取り外し自在に嵌合す
る嵌合手段(19)を備えさせ、該入力用回転体と出力
用回転体とにはそれぞれ偏心させた相対応する位置にピ
ン(21)(23)を突設し、各ピンに連接棒(25)
の各端(25a)(25b)を枢着してこれらのピンを
該連接棒を介して相互に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は締め付け工具用伝動
装置に関するものであり、更に詳しくは、ボルト、ナッ
ト等の固着具を回転させることにより該固着具を締め付
け又は緩めるためのインパクトレンチ、ラチェットレン
チ等の締め付け工具の回転を該ボルト、ナット等の固着
具に伝えるようにした伝動装置に係るものである。本発
明による締め付け工具用伝動装置は、例えば自動車のエ
ンジンルーム内の如き狭い場所又は障害物がある場所に
配設されているボルト、ナット等の固着具を締め付け又
は緩める場合のように、インパクトレンチ、ラチェット
レンチ等の締め付け工具を該固着具に直接嵌めて使用す
ることができない場合に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】このような締め付け工具用伝動装置とし
ては実開平2−114470号公報に示すものが知られ
ている。この締め付け工具用伝動装置は、ケース内には
複数の伝動歯車を該伝動歯車間に遊び歯車を介在させて
連結してなる歯車列を配設し、各伝動歯車には締め付け
工具の駆動端又はボルト、ナット等の固着具用のソケッ
トを取り外し自在に挿嵌する挿嵌孔を備えさせてなるも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
締め付け工具用伝動装置においては、特に締め付け工具
としてインパクトレンチを使用したときに、ケース内の
歯車列が損傷し易いという問題がある。本発明は上記従
来の締め付け工具用伝動装置におけるこのような問題を
解決しようとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記の締め付け工具用伝動装置を提供する
ものである。
【0005】(1)支持体には入力用回転体と出力用回
転体とをそれぞれ回転自在に支持させ、該入力用回転体
には締め付け工具の駆動端を取り外し自在に嵌合する嵌
合手段を備えさせ、該出力用回転体にはボルト、ナット
等の固着具用のソケットを取り外し自在に嵌合する嵌合
手段を備えさせ、該入力用回転体と出力用回転体とには
それぞれ偏心させた相対応する位置にピンを突設し、各
ピンに連接棒の各端を枢着してこれらのピンを該連接棒
を介して相互に連結したことを特徴とする締め付け工具
用伝動装置(請求項1)。
【0006】(2)前記(1)において、前記支持体に
は入力用回転体と出力用回転体との間に中間回転体を回
転自在に配設し、該中間回転体には入力用回転体のピン
と出力用回転体のピンとに対応する偏心させた位置に中
間ピンを突設し、該中間ピンを連接棒に連結する(請求
項2)。
【0007】(3)支持体には入力用回転体と出力用回
転体とをそれぞれ回転自在に支持させ、該入力用回転体
には締め付け工具の駆動端を取り外し自在に嵌合する嵌
合手段を備えさせ、該出力用回転体にはボルト、ナット
等の固着具用のソケットを取り外し自在に嵌合する嵌合
手段を備えさせ、該入力用回転体と出力用回転体とには
それぞれ偏心させた相対応する位置にピンを突設し、更
に支持体には入力用回転体と出力用回転体との間に中間
回動体を回動自在に配設し、該中間回動体には入力用回
転体のピンと出力用回転体のピンとに対応するピンをそ
れぞれ突設し、入力用回転体のピンと中間回動体の対応
ピンとを第一連結杆により連結すると共に出力用回転体
のピンと中間回動体の対応ピンとを第二連結杆により連
結し、以て入力用回転体の回転により中間回動体が第一
連結杆を介して所定の角度範囲内で前後方向に繰り返し
回動され、該中間回動体の回動により出力用回転体が第
二連結杆を介して回転されるようにしたことを特徴とす
る締め付け工具用伝動装置(請求項3)。
【0008】(4)支持体には入力用回転体と出力用回
転体とをそれぞれ回転自在に支持させ、該入力用回転体
には締め付け工具の駆動端を取り外し自在に嵌合する嵌
合手段を備えさせ、該出力用回転体にはボルト、ナット
等の固着具用のソケットを取り外し自在に嵌合する嵌合
手段を備えさせ、入力用回転体と出力用回転体とにはそ
れぞれ偏心させた相対応する位置に第一ピンを突設し、
各第一ピンに第一連接棒の各端を枢着してこれらの第一
ピンを該第一連接棒を介して相互に連結し、各第一ピン
には連結体を枢着し、各連結体には第二ピンを取り付
け、各第二ピンに第二連接棒の各端を枢着してこれらの
第二ピンを該第二連接棒を介して相互に連結したことを
特徴とする締め付け工具用伝動装置(請求項4)。
【0009】(5)前記(4)において、前記支持体に
は出力用補助回転体を出力用回転体に対向させて回転自
在に支持させ、出力用回転体の第二ピンを該出力用補助
回転体に取り付け、該出力用補助回転体にはボルト、ナ
ット等の固着具用のソケットを取り外し自在に嵌合する
嵌合手段を支持体における出力用回転体の前記嵌合手段
と反対側に備えさせる(請求項5)。
【0010】(6)前記(4)又は(5)において、前
記支持体には入力用補助回転体を入力用回転体に対向さ
せて回転自在に支持させ、入力用回転体の第二ピンを該
入力用補助回転体に取り付け、該入力用補助回転体には
締め付け工具の駆動端を取り外し自在に嵌合する嵌合手
段を支持体における入力用回転体の前記嵌合手段と反対
側に備えさせる(請求項6)。
【0011】(7)支持体には入力用回転体と入力用補
助回転体とを相対向させた状態で回転自在に支持させる
と共に出力用回転体と出力用補助回転体とを相対向させ
た状態で回転自在に支持させ、入力用回転体には締め付
け工具の駆動端を取り外し自在に嵌合する嵌合手段を備
えさせ、出力用回転体にはボルト、ナット等の固着具用
のソケットを取り外し自在に嵌合する嵌合手段を備えさ
せ、入力用回転体と出力用回転体とにはそれぞれ偏心さ
せた相対応する位置に第一ピンを突設し、各第一ピンに
第一連接棒の各端を枢着してこれらの第一ピンを該第一
連接棒を介して相互に連結し、各第一ピンには第一連結
体を枢着し、各第一連結体には第二ピンを突設し、各第
二ピンに第二連接棒の各端を枢着してこれらの第二ピン
を該第二連接棒を介して相互に連結し、更に入力用補助
回転体と出力用補助回転体とにはそれぞれ偏心させた相
対応する位置に第三ピンを突設し、各第三ピンに第三連
接棒の各端を枢着してこれらの第三ピンを該第三連接棒
を介して相互に連結し、入力側における第二ピンと第三
ピンとに第二連結体を枢着することにより該第二ピンと
該第三ピンとを相互に連結し、出力側における第二ピン
と第三ピンとに第二連結体を枢着することにより該第二
ピンと該第三ピンとを相互に連結したことを特徴とする
締め付け工具用伝動装置(請求項7)。
【0012】(8)前記(7)において、前記出力用補
助回転体にはボルト、ナット等の固着具用のソケットを
取り外し自在に嵌合する嵌合手段を支持体における出力
用回転体の前記嵌合手段と反対側に備えさせる(請求項
8)。
【0013】(9)前記(7)又は(8)において、前
記入力用補助回転体には締め付け工具の駆動端を取り外
し自在に嵌合する嵌合手段を支持体における入力用回転
体の前記嵌合手段と反対側に備えさせる(請求項9)。
【0014】
【作用】請求項1〜9の締め付け工具用伝動装置は、例
えば自動車のエンジンルーム内の如き狭い場所又は障害
物がある場所に配設されているボルト、ナット等の固着
具を締め付け又は緩める場合のように、インパクトレン
チ、ラチェットレンチ等の締め付け工具を該固着具に直
接嵌めて使用することができない場合に用いられるもの
である。図16、図17参照。
【0015】[請求項1の締め付け工具用伝動装置]請
求項1の締め付け工具用伝動装置を使用する際には、出
力用回転体の嵌合手段にボルト、ナット等の固着具用の
ソケットを嵌合し、該ソケットに締め付け又は緩めるべ
きボルト、ナット等の固着具を嵌めると共に入力用回転
体の嵌合手段にインパクトレンチ、ラチェットレンチ等
の締め付け工具の駆動端を嵌合した状態で、該締め付け
工具の駆動端を回転させるのである。
【0016】締め付け工具の駆動端を回転させたときに
は、入力用回転体がピンと共に回転し、その回転は連接
棒を介して出力用回転体に伝えられる。出力用回転体の
回転は、該出力用回転体の嵌合手段に嵌合されたソケッ
トを介してボルト、ナット等の固着具に伝えられる。従
って、ボルト、ナット等の固着具は所定の方向に回転し
て締め付けられ又は緩められる。図1〜図3参照。
【0017】[請求項2の締め付け工具用伝動装置]請
求項2の締め付け工具用伝動装置は前記請求項1の締め
付け工具用伝動装置と同様に使用される。
【0018】請求項2においては、入力用回転体と出力
用回転体との間に配設した中間回転体のピンを連接棒に
連結しているため、入力用回転体の回転はより円滑に出
力用回転体に伝えられる。図4〜図6参照。
【0019】[請求項3の締め付け工具用伝動装置]請
求項3の締め付け工具用伝動装置は前記請求項1の締め
付け工具用伝動装置と同様に使用される。
【0020】入力用回転体と出力用回転体との間に配設
された中間回動体は一定方向に連続的に回転するのでは
なく、所定の角度範囲内で前後方向(図7における左右
方向)に繰り返し回動する。即ち、入力用回転体の回転
により中間回動体が第一連結杆を介して前後方向に繰り
返し回動され、該中間回動体の回動により出力用回転体
が第二連結杆を介して回転される。従って、入力用回転
体と出力用回転体はその停止位置の如何にかかわらず円
滑に回転し、締め付け工具の回転は確実に固着具に伝え
られる。図7参照。
【0021】[請求項4の締め付け工具用伝動装置]請
求項4の締め付け工具用伝動装置は前記請求項1の締め
付け工具用伝動装置と同様に使用される。
【0022】請求項4においては、入力用回転体と出力
用回転体とにそれぞれ第一ピンを突設し、各第一ピンに
枢着した連結体に第二ピンを取り付け、各第一ピンと各
第二ピンとをそれぞれ第一連接棒と第二連接棒とを介し
て連結しているため、入力用回転体と出力用回転体はそ
の停止位置の如何にかかわらず円滑に回転する。図8、
図9参照。
【0023】[請求項5の締め付け工具用伝動装置]請
求項5の締め付け工具用伝動装置においては、ボルト、
ナット等の固着具用のソケットを取り外し自在に嵌合す
る嵌合手段を出力用回転体と出力用補助回転体とに取り
付けている。即ち、該嵌合手段は支持体における相互に
反対側に取り付けられている。従って、締め付け又は緩
めるべきボルト、ナット等の固着具の位置に応じて該嵌
合手段を選択することにより、締め付け工具と固着具と
を支持体の同一側に位置させることも(図16参照)、
支持体の反対側に位置させることもできる(図17参
照)。
【0024】また、請求項5においては、支持体には出
力用補助回転体を出力用回転体に対向させて回転自在に
支持させ、出力用回転体の第二ピンを該出力用補助回転
体に取り付けているため、出力用回転体と出力用補助回
転体はより確実に保持され、より確実に回転する。図1
0参照。
【0025】[請求項6の締め付け工具用伝動装置]請
求項6の締め付け工具用伝動装置においてはインパクト
レンチ、ラチェットレンチ等の締め付け工具の駆動端を
嵌合する嵌合手段を入力用回転体と入力用補助回転体と
に取り付けている。即ち、該嵌合手段は支持体における
相互に反対側に取り付けられている。従って、締め付け
又は緩めるべきボルト、ナット等の固着具の位置に応じ
て該嵌合手段の取付位置を変更することにより、締め付
け工具と固着具とを支持体の同一側に位置させることも
(図16参照)、支持体の反対側に位置させることもで
きる(図17参照)。
【0026】また、請求項6においては、支持体には入
力用補助回転体を入力用回転体に対向させて回転自在に
支持させ、入力用回転体の第二ピンを該入力用補助回転
体に取り付けているため、入力用回転体と入力用補助回
転体はより確実に保持され、より確実に回転する。図1
1参照。
【0027】[請求項7の締め付け工具用伝動装置]請
求項7の締め付け工具用伝動装置は前記請求項1の締め
付け工具用伝動装置と同様に使用される。
【0028】請求項7においては、入力用回転体と入力
用補助回転体とを相対向させると共に出力用回転体と出
力用補助回転体とを相対向させた状態で配設し、入力用
回転体と出力用回転体とにはそれぞれ第一ピンを突設
し、各第一ピンを第一連接棒を介して相互に連結し、各
第一ピンには第一連結体を枢着し、各第一連結体には第
二ピンを突設し、各第二ピンを第二連接棒を介して相互
に連結し、更に入力用補助回転体と出力用補助回転体と
にはそれぞれ第三ピンを突設し、各第三ピンを第三連接
棒を介して相互に連結し、入力側と出力側における各第
二ピンと各第三ピンとにそれぞれ第二連結体を枢着する
ことにより各第二ピンと各第三ピンとを相互に連結して
いるため、入力用回転体と入力用補助回転体と出力用回
転体と出力用補助回転体は更に安定し、停止位置の如何
にかかわらず更に確実且つ円滑に回転する。
【0029】[請求項8の締め付け工具用伝動装置]請
求項8の締め付け工具用伝動装置においては、ボルト、
ナット等の固着具用のソケットを取り外し自在に嵌合す
る嵌合手段を出力用回転体と出力用補助回転体とに取り
付けている。即ち、該嵌合手段は支持体における相互に
反対側に取り付けられている。従って、締め付け又は緩
めるべきボルト、ナット等の固着具の位置に応じて該嵌
合手段を選択することにより、締め付け工具と固着具と
を支持体の同一側に位置させることも(図16参照)、
支持体の反対側に位置させることもできる(図17参
照)。
【0030】その他の点においては、請求項8の締め付
け工具用伝動装置は前記請求項7の締め付け工具用伝動
装置と同様の作用を有する。
【0031】[請求項9の締め付け工具用伝動装置]請
求項9の締め付け工具用伝動装置においては、インパク
トレンチ、ラチェットレンチ等の締め付け工具の駆動端
を嵌合する嵌合手段を入力用回転体と入力用補助回転体
とに取り付けている。即ち、該嵌合手段は支持体におけ
る相互に反対側に取り付けられている。従って、締め付
け又は緩めるべきボルト、ナット等の固着具の位置に応
じて該嵌合手段を選択することにより、締め付け工具と
固着具とを支持体の同一側に位置させることも(図16
参照)、支持体の反対側に位置させることもできる(図
17参照)。
【0032】その他の点においては、請求項9の締め付
け工具用伝動装置は前記請求項7の締め付け工具用伝動
装置と同様の作用を有する。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0034】まず、図1〜図3に示す事例について説明
する。符号1に示すものは支持体、即ち締め付け工具用
伝動装置のケースである。支持体1には入力用回転体3
と出力用回転体5とを一例としてベアリング7を介して
それぞれ回転自在に支持させる。入力用回転体3にはイ
ンパクトレンチ、ラチェットレンチ等の締め付け工具9
の駆動端11を取り外し自在に嵌合する嵌合手段13を
備えさせる。嵌合手段13は一例として四角形状の孔と
する。出力用回転体5にはボルト、ナット等の固着具1
5用のソケット17を取り外し自在に嵌合する嵌合手段
19を備えさせる。嵌合手段19は一例として四角形状
の孔とする。入力用回転体3と出力用回転体5とにはそ
れぞれ偏心させた相対応する位置にピン21、23を突
設し、各ピン21、23に連接棒25の各端25a、2
5bを枢着してこれらのピン21、23を該連接棒25
を介して相互に連結する。
【0035】図4〜図6に示す事例は、前記図1〜図3
に示す事例に中間回転体を付加してなるものである。即
ち、支持体1には入力用回転体3と出力用回転体5との
間に中間回転体27を一例としてベアリング7を介して
回転自在に配設し、該中間回転体27には入力用回転体
3のピン21と出力用回転体5のピン23とに対応する
偏心させた位置に中間ピン29を突設し、該中間ピン2
9を連接棒25に連結する。中間回転体27を複数個配
設し、各中間回転体27に中間ピン29を突設し、各該
中間ピン29を連接棒25に連結してもよい。
【0036】図7に示す事例は図4〜図6に示す事例の
変形例である。以下、図7に示す事例に関し、図4〜図
6に示す事例との相違点についてのみ説明する。支持体
1には入力用回転体3と出力用回転体5との間に中間回
動体28を回動自在に配設する。中間回動体28は所定
の角度範囲内で前後方向に回動自在であるが、必ずしも
一定方向に連続的に回転し得るものである必要はない。
図示の事例における中間回動体28は円板状をなすもの
であるが、中間回動体28は形状の如何を問うものでは
なく、棒状体であっても差し支えない。中間回動体28
はベアリング(図示せず。)により支承させてもよい
が、回動軸に取り付けてもよい。中間回動体28には入
力用回転体3のピン21と出力用回転体5のピン23と
に対応するピン22、24をそれぞれ突設する。入力用
回転体3のピン21と中間回動体28の対応ピン22と
を第一連結杆26により連結すると共に出力用回転体5
のピン23と中間回動体28の対応ピン24とを第二連
結杆30により連結し、以て入力用回転体3の回転によ
り中間回動体28が第一連結杆26を介して所定の角度
範囲内で前後方向に繰り返し回動され、該中間回動体2
8の回動により出力用回転体5が第二連結杆30を介し
て回転されるようになす。即ち、入力用回転体3におけ
るピン21の回転半径aは中間回動体28におけるピン
22の回動半径bよりも小さく、出力用回転体5におけ
るピン23の回転半径cは中間回動体28におけるピン
24の回動半径dよりも小さい。また、中間回動体28
は一例として45度の回動範囲e内で回動する。
【0037】図8〜図9に示す事例は図1〜図3に示す
事例の変形例である。以下、図8〜図9に示す事例に関
し、図1〜図3に示す事例との相違点についてのみ説明
する。入力用回転体3と出力用回転体5とにはそれぞれ
偏心させた相対応する位置に第一ピン21’、23’を
突設する。各第一ピン21’、23’に第一連接棒2
5’の各端25a’、25b’を枢着してこれらの第一
ピン21’、23’を該第一連接棒25’を介して相互
に連結する。各第一ピン21’、23’には連結体3
1、33を枢着する。図示の連結体31、33は板状体
であるが、連結体31、33は円板状体(図14参照)
その他いかなる形状を備えたものであってもよい。この
点は後述の各連結体についても同様である。各連結体3
1、33には第二ピン35、37を取り付ける。なお、
入力用回転体3の中心3Aに対する第一ピン21’と第
二ピン35との開き角度f(図14)は好ましくは90
度とする。出力用回転体5の中心に対する第一ピン2
3’と第二ピン37との開き角度(図示せず。)も同様
に好ましくは90度とする。更に、各第二ピン35、3
7に第二連接棒39の各端39a、39bを枢着してこ
れらの第二ピン35、37を該第二連接棒39を介して
相互に連結する。
【0038】図10に示す事例は図8〜図9に示す事例
の変形例である。以下、図10に示す事例に関し、図8
〜図9に示す事例との相違点についてのみ説明する。支
持体1には出力用補助回転体41を出力用回転体5に対
向させて一例としてベアリング7を介して回転自在に支
持させる。出力用回転体5の第二ピン37を出力用補助
回転体41に取り付ける。出力用補助回転体41にはボ
ルト、ナット等の固着具15用のソケット17を取り外
し自在に嵌合する嵌合手段43を支持体1における出力
用回転体5の前記嵌合手段19と反対側に備えさせる。
出力用補助回転体41の嵌合手段43は出力用回転体5
の前記嵌合手段19と同様のものでよい。
【0039】図11に示す事例は図8〜図9に示す事例
の変形例である。以下、図11に示す事例に関し、図8
〜図9に示す事例との相違点についてのみ説明する。支
持体1には入力用補助回転体45を入力用回転体3に対
向させて一例としてベアリング7を介して回転自在に支
持させる。入力用回転体3の第二ピン35を入力用補助
回転体45に取り付ける。入力用補助回転体45には締
め付け工具9の駆動端11を取り外し自在に嵌合する嵌
合手段47を支持体1における入力用回転体3の前記嵌
合手段13と反対側に備えさせる。入力用補助回転体4
5の嵌合手段47は入力用回転体3の前記嵌合手段13
と同様のものでよい。
【0040】図12〜図13に示す事例は図8〜図9に
示す事例の変形例である。以下、図12〜図13に示す
事例について説明する。支持体1には入力用回転体3と
入力用補助回転体45とを相対向させた状態でそれぞれ
一例としてベアリング7を介して回転自在に支持させる
と共に出力用回転体5と出力用補助回転体41とを相対
向させた状態でそれぞれ一例としてベアリング7を介し
て回転自在に支持させる。入力用回転体3には締め付け
工具9の駆動端11を取り外し自在に嵌合する嵌合手段
13を備えさせる。出力用回転体5にはボルト、ナット
等の固着具15用のソケット17を取り外し自在に嵌合
する嵌合手段19を備えさせる。入力用回転体3と出力
用回転体5とにはそれぞれ偏心させた相対応する位置に
第一ピン21’、23’を突設し、各第一ピン21’、
23’に第一連接棒25’の各端25a’、25b’を
枢着してこれらの第一ピン21’、23’を該第一連接
棒25’を介して相互に連結する。各第一ピン25
a’、25b’には第一連結体31’、33’を枢着
し、各第一連結体31’、33’には第二ピン35、3
7を突設し、各第二ピン35、37に第二連接棒39の
各端39a、39bを枢着してこれらの第二ピン35、
37を該第二連接棒39を介して相互に連結する。更に
入力用補助回転体45と出力用補助回転体41とにはそ
れぞれ偏心させた相対応する位置に第三ピン51、53
を突設し、各第三ピン51、53に第三連接棒55の各
端55a、55bを枢着してこれらの第三ピン51、5
3を該第三連接棒55を介して相互に連結する。入力側
における第二ピン35と第三ピン51とに第二連結体5
7の各端57a、57bを枢着することにより該第二ピ
ン35と該第三ピン51とを相互に連結する。また、出
力側における第二ピン37と第三ピン53とに第二連結
体59の各端59a、59bを枢着することにより該第
二ピン37と該第三ピン53とを相互に連結する。な
お、入力用回転体3の中心3Aに対する第一ピン21’
と第二ピン35との間の開き角度g(図15)、第二ピ
ン35と第三ピン51との間の開き角度h(図15)及
び第三ピン51と第一ピン21’との間の開き角度i
(図15)は好ましくはそれぞれ120度とする。出力
用回転体5の中心に対する第一ピン23’と第二ピン3
7との間の開き角度、第二ピン37と第三ピン53との
間の開き角度及び第三ピン53と第一ピン23’との間
の開き角度も同様に好ましくはそれぞれ120度とす
る。
【0041】図12〜図13に示す事例においては、出
力用補助回転体41にはボルト、ナット等の固着具15
用のソケット17を取り外し自在に嵌合する嵌合手段4
3を支持体1における出力用回転体5の前記嵌合手段1
9と反対側に備えさせることが望ましい。出力用補助回
転体41の嵌合手段43は出力用回転体5の前記嵌合手
段19と同様のものでよい。
【0042】図12〜図13に示す事例においては、入
力用補助回転体45には締め付け工具9の駆動端11を
取り外し自在に嵌合する嵌合手段47を支持体1におけ
る入力用回転体3の前記嵌合手段13と反対側に備えさ
せることが望ましい。入力用補助回転体45の嵌合手段
47は入力用回転体3の前記嵌合手段13と同様のもの
でよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1〜9の締め付け工具用伝動装置
は、各回転体、ピン、連接棒、連結体等を介して締め付
け工具の回転が固着具に伝えれられるようにしたもので
あり、歯車を全く使用していないため、好ましい耐久性
を有する。
【0044】[請求項1の締め付け工具用伝動装置]締
め付け工具の回転は、入力用回転体、ピン、連接棒、出
力用回転体を介してボルト、ナット等の固着具に円滑に
伝えられる。
【0045】[請求項2の締め付け工具用伝動装置]入
力用回転体と出力用回転体との間に配設した中間回転体
のピンを連接棒に連結しているため、入力用回転体の回
転はより円滑に出力用回転体に伝えられる。
【0046】[請求項3の締め付け工具用伝動装置]入
力用回転体の回転により中間回動体が第一連結杆を介し
て所定の角度範囲内で前後方向に繰り返し回動され、該
中間回動体の回動により出力用回転体が第二連結杆を介
して回転される。従って、入力用回転体と出力用回転体
はその停止位置の如何にかかわらず円滑に回転し、締め
付け工具の回転は確実に固着具に伝えられる。
【0047】[請求項4の締め付け工具用伝動装置]入
力用回転体と出力用回転体とにそれぞれ第一ピンを突設
し、各第一ピンに枢着した連結体に第二ピンを取り付
け、各第一ピンと各第二ピンとをそれぞれ第一連接棒と
第二連接棒とを介して連結しているため、入力用回転体
と出力用回転体はその停止位置の如何にかかわらず円滑
に回転する。
【0048】[請求項5の締め付け工具用伝動装置]ボ
ルト、ナット等の固着具用のソケットを取り外し自在に
嵌合する嵌合手段を出力用回転体と出力用補助回転体と
に取り付けている。即ち、該嵌合手段は支持体における
相互に反対側に取り付けられている。従って、締め付け
又は緩めるべきボルト、ナット等の固着具の位置に応じ
て該嵌合手段を選択することにより、締め付け工具と固
着具とを支持体の同一側に位置させることも反対側に位
置させることもできる。
【0049】また、支持体には出力用補助回転体を出力
用回転体に対向させて回転自在に支持させ、出力用回転
体の第二ピンを該出力用補助回転体に取り付けているた
め、出力用回転体と出力用補助回転体はより確実に保持
され、より確実に回転する。
【0050】[請求項6の締め付け工具用伝動装置]請
求項6の締め付け工具用伝動装置においてはインパクト
レンチ、ラチェットレンチ等の締め付け工具の駆動端を
嵌合する嵌合手段を入力用回転体と入力用補助回転体と
に取り付けている。即ち、該嵌合手段は支持体における
相互に反対側に取り付けられている。従って、締め付け
又は緩めるべきボルト、ナット等の固着具の位置に応じ
て該嵌合手段を選択することにより、締め付け工具と固
着具とを支持体の同一側に位置させることも、支持体の
反対側に位置させることもできる。
【0051】また、支持体には入力用補助回転体を入力
用回転体に対向させて回転自在に支持させ、入力用回転
体の第二ピンを該入力用補助回転体に取り付けているた
め、入力用回転体と入力用補助回転体はより確実に保持
され、より確実に回転する。
【0052】[請求項7の締め付け工具用伝動装置]入
力用回転体と入力用補助回転体とを相対向させると共に
出力用回転体と出力用補助回転体とを相対向させた状態
で配設し、入力用回転体と出力用回転体とにはそれぞれ
第一ピンを突設し、各第一ピンを第一連接棒を介して相
互に連結し、各第一ピンには第一連結体を枢着し、各第
一連結体には第二ピンを突設し、各第二ピンを第二連接
棒を介して相互に連結し、更に入力用補助回転体と出力
用補助回転体とにはそれぞれ第三ピンを突設し、各第三
ピンを第三連接棒を介して相互に連結し、入力側と出力
側における各第二ピンと各第三ピンとにそれぞれ第二連
結体を枢着することにより各第二ピンと各第三ピンとを
相互に連結しているため、入力用回転体と入力用補助回
転体と出力用回転体と出力用補助回転体は更に安定し、
停止位置の如何にかかわらず更に確実且つ円滑に回転す
る。
【0053】[請求項8の締め付け工具用伝動装置]ボ
ルト、ナット等の固着具用のソケットを取り外し自在に
嵌合する嵌合手段を出力用回転体と出力用補助回転体と
に取り付けている。即ち、該嵌合手段は支持体における
相互に反対側に取り付けられている。従って、締め付け
又は緩めるべきボルト、ナット等の固着具の位置に応じ
て該嵌合手段を選択することにより、締め付け工具と固
着具とを支持体の同一側に位置させることも、支持体の
反対側に位置させることもできる。
【0054】[請求項9の締め付け工具用伝動装置]イ
ンパクトレンチ、ラチェットレンチ等の締め付け工具の
駆動端を嵌合する嵌合手段を入力用回転体と入力用補助
回転体とに取り付けている。即ち、該嵌合手段は支持体
における相互に反対側に取り付けられている。従って、
締め付け又は緩めるべきボルト、ナット等の固着具の位
置に応じて該嵌合手段を選択することにより、締め付け
工具と固着具とを支持体の同一側に位置させることも、
支持体の反対側に位置させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】締め付け工具用伝動装置の一例を示す断面図で
ある。
【図2】同上締め付け工具用伝動装置の一部を示す説明
図である。
【図3】同上締め付け工具用伝動装置の平面図である。
【図4】締め付け工具用伝動装置の別の一例を示す断面
図である。
【図5】同上締め付け工具用伝動装置の一部を示す説明
図である。
【図6】同上締め付け工具用伝動装置の平面図である。
【図7】締め付け工具用伝動装置の更に別の一例の一部
を示す説明図である。
【図8】締め付け工具用伝動装置の更に別の一例を示す
断面図である。
【図9】同上締め付け工具用伝動装置の一部を示す説明
図である。
【図10】締め付け工具用伝動装置の更に別の一例を示
す断面図である。
【図11】締め付け工具用伝動装置の更に別の一例を示
す断面図である。
【図12】締め付け工具用伝動装置の更に別の一例を示
す断面図である。
【図13】同上締め付け工具用伝動装置の一部を示す説
明図である。
【図14】入力用回転体における各ピンの開き角度を示
す説明図である。
【図15】別の事例における入力用回転体における各ピ
ンの開き角度を示す説明図である。
【図16】締め付け工具用伝動装置の使用状態の一例を
示す説明図である。
【図17】締め付け工具用伝動装置の使用状態の別の一
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 支持体 3 入力用回転体 3A 中心 5 出力用回転体 7 ベアリング 9 締め付け工具 11 駆動端 13 嵌合手段 15 固着具 17 ソケット 19 嵌合手段 21 ピン 21’ ピン 22 ピン 23 ピン 23’ ピン 24 ピン 25 連接棒 25a 端 25b 端 25’ 第一連接棒 25a’ 端 25b’ 端 26 第一連結杆 27 中間回転体 28 中間回動体 29 中間ピン 30 第二連結杆 31 連結体 31’ 第一連結体 33 連結体 33’ 第一連結体 35 第二ピン 37 第二ピン 39 第二連接棒 39a 端 39b 端 41 出力用補助回転体 43 嵌合手段 45 入力用補助回転体 47 嵌合手段 51 第三ピン 53 第三ピン 55 第三連接棒 55a 端 55b 端 57 第二連結体 57a 端 57b 端 59 第二連結体 59a 端 59b 端

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体には入力用回転体と出力用回転体
    とをそれぞれ回転自在に支持させ、該入力用回転体には
    締め付け工具の駆動端を取り外し自在に嵌合する嵌合手
    段を備えさせ、該出力用回転体にはボルト、ナット等の
    固着具用のソケットを取り外し自在に嵌合する嵌合手段
    を備えさせ、該入力用回転体と出力用回転体とにはそれ
    ぞれ偏心させた相対応する位置にピンを突設し、各ピン
    に連接棒の各端を枢着してこれらのピンを該連接棒を介
    して相互に連結したことを特徴とする締め付け工具用伝
    動装置。
  2. 【請求項2】 前記支持体には入力用回転体と出力用回
    転体との間に中間回転体を回転自在に配設し、該中間回
    転体には入力用回転体のピンと出力用回転体のピンとに
    対応する偏心させた位置に中間ピンを突設し、該中間ピ
    ンを連接棒に連結したことを特徴とする請求項1の締め
    付け工具用伝動装置。
  3. 【請求項3】 支持体には入力用回転体と出力用回転体
    とをそれぞれ回転自在に支持させ、該入力用回転体には
    締め付け工具の駆動端を取り外し自在に嵌合する嵌合手
    段を備えさせ、該出力用回転体にはボルト、ナット等の
    固着具用のソケットを取り外し自在に嵌合する嵌合手段
    を備えさせ、該入力用回転体と出力用回転体とにはそれ
    ぞれ偏心させた相対応する位置にピンを突設し、更に支
    持体には入力用回転体と出力用回転体との間に中間回動
    体を回動自在に配設し、該中間回動体には入力用回転体
    のピンと出力用回転体のピンとに対応するピンをそれぞ
    れ突設し、入力用回転体のピンと中間回動体の対応ピン
    とを第一連結杆により連結すると共に出力用回転体のピ
    ンと中間回動体の対応ピンとを第二連結杆により連結
    し、以て入力用回転体の回転により中間回動体が第一連
    結杆を介して所定の角度範囲内で前後方向に繰り返し回
    動され、該中間回動体の回動により出力用回転体が第二
    連結杆を介して回転されるようにしたことを特徴とする
    締め付け工具用伝動装置。
  4. 【請求項4】 支持体には入力用回転体と出力用回転体
    とをそれぞれ回転自在に支持させ、該入力用回転体には
    締め付け工具の駆動端を取り外し自在に嵌合する嵌合手
    段を備えさせ、該出力用回転体にはボルト、ナット等の
    固着具用のソケットを取り外し自在に嵌合する嵌合手段
    を備えさせ、入力用回転体と出力用回転体とにはそれぞ
    れ偏心させた相対応する位置に第一ピンを突設し、各第
    一ピンに第一連接棒の各端を枢着してこれらの第一ピン
    を該第一連接棒を介して相互に連結し、各第一ピンには
    連結体を枢着し、各連結体には第二ピンを取り付け、各
    第二ピンに第二連接棒の各端を枢着してこれらの第二ピ
    ンを該第二連接棒を介して相互に連結したことを特徴と
    する締め付け工具用伝動装置。
  5. 【請求項5】 前記支持体には出力用補助回転体を出力
    用回転体に対向させて回転自在に支持させ、出力用回転
    体の第二ピンを該出力用補助回転体に取り付け、該出力
    用補助回転体にはボルト、ナット等の固着具用のソケッ
    トを取り外し自在に嵌合する嵌合手段を支持体における
    出力用回転体の前記嵌合手段と反対側に備えさせたこと
    を特徴とする請求項4の締め付け工具用伝動装置。
  6. 【請求項6】 前記支持体には入力用補助回転体を入力
    用回転体に対向させて回転自在に支持させ、入力用回転
    体の第二ピンを該入力用補助回転体に取り付け、該入力
    用補助回転体には締め付け工具の駆動端を取り外し自在
    に嵌合する嵌合手段を支持体における入力用回転体の前
    記嵌合手段と反対側に備えさせたことを特徴とする請求
    項4又は5の締め付け工具用伝動装置。
  7. 【請求項7】 支持体には入力用回転体と入力用補助回
    転体とを相対向させた状態で回転自在に支持させると共
    に出力用回転体と出力用補助回転体とを相対向させた状
    態で回転自在に支持させ、入力用回転体には締め付け工
    具の駆動端を取り外し自在に嵌合する嵌合手段を備えさ
    せ、出力用回転体にはボルト、ナット等の固着具用のソ
    ケットを取り外し自在に嵌合する嵌合手段を備えさせ、
    入力用回転体と出力用回転体とにはそれぞれ偏心させた
    相対応する位置に第一ピンを突設し、各第一ピンに第一
    連接棒の各端を枢着してこれらの第一ピンを該第一連接
    棒を介して相互に連結し、各第一ピンには第一連結体を
    枢着し、各第一連結体には第二ピンを突設し、各第二ピ
    ンに第二連接棒の各端を枢着してこれらの第二ピンを該
    第二連接棒を介して相互に連結し、更に入力用補助回転
    体と出力用補助回転体とにはそれぞれ偏心させた相対応
    する位置に第三ピンを突設し、各第三ピンに第三連接棒
    の各端を枢着してこれらの第三ピンを該第三連接棒を介
    して相互に連結し、入力側における第二ピンと第三ピン
    とに第二連結体を枢着することにより該第二ピンと該第
    三ピンとを相互に連結し、出力側における第二ピンと第
    三ピンとに第二連結体を枢着することにより該第二ピン
    と該第三ピンとを相互に連結したことを特徴とする締め
    付け工具用伝動装置。
  8. 【請求項8】 前記出力用補助回転体にはボルト、ナッ
    ト等の固着具用のソケットを取り外し自在に嵌合する嵌
    合手段を支持体における出力用回転体の前記嵌合手段と
    反対側に備えさせ備えさせたことを特徴とする請求項7
    の締め付け工具用伝動装置。
  9. 【請求項9】 前記入力用補助回転体には締め付け工具
    の駆動端を取り外し自在に嵌合する嵌合手段を支持体に
    おける入力用回転体の前記嵌合手段と反対側に備えさせ
    備えさせたことを特徴とする請求項7又は8の締め付け
    工具用伝動装置。
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