JP2002001035A - 伸縮式レンジフード用フィルター - Google Patents
伸縮式レンジフード用フィルターInfo
- Publication number
- JP2002001035A JP2002001035A JP2000180274A JP2000180274A JP2002001035A JP 2002001035 A JP2002001035 A JP 2002001035A JP 2000180274 A JP2000180274 A JP 2000180274A JP 2000180274 A JP2000180274 A JP 2000180274A JP 2002001035 A JP2002001035 A JP 2002001035A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- filter plate
- range hood
- plate
- plates
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- Ventilation (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2枚重ねのフィルターにおいても充分な通気
性を確保すると同時にフィルターとしての濾過機能を発
揮できるようにした伸縮式レンジフード用フィルターを
提供する。 【解決手段】 全面に多数の小孔からなるメッシュ域を
有する第1フィルター板の裏面に同じく全面にメッシュ
域を有する第2フィルター板を嵌挿、摺動し、止めネジ
を介して前後長さの調整を可能とした伸縮式レンジフー
ド用フィルターにおいて、少なくとも一方のフィルター
板の摺動方向に沿った両側に立ち上がり部を設けて両フ
ィルター板間に間隙を形成する手段を用いた。また、第
1フィルター板の重なり側端部と第2フィルター板の重
なり側端部のそれぞれに折曲部を設けるという手段を用
いた。
性を確保すると同時にフィルターとしての濾過機能を発
揮できるようにした伸縮式レンジフード用フィルターを
提供する。 【解決手段】 全面に多数の小孔からなるメッシュ域を
有する第1フィルター板の裏面に同じく全面にメッシュ
域を有する第2フィルター板を嵌挿、摺動し、止めネジ
を介して前後長さの調整を可能とした伸縮式レンジフー
ド用フィルターにおいて、少なくとも一方のフィルター
板の摺動方向に沿った両側に立ち上がり部を設けて両フ
ィルター板間に間隙を形成する手段を用いた。また、第
1フィルター板の重なり側端部と第2フィルター板の重
なり側端部のそれぞれに折曲部を設けるという手段を用
いた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レンジフードな
どの内側に1乃至複数枚を設置して排煙等の濾過を行う
フィルターに関するもので、特に前後長さを伸縮自在と
して各種レンジフードに柔軟に対応できるようにした伸
縮式レンジフード用フィルターの改良に関するものであ
る。
どの内側に1乃至複数枚を設置して排煙等の濾過を行う
フィルターに関するもので、特に前後長さを伸縮自在と
して各種レンジフードに柔軟に対応できるようにした伸
縮式レンジフード用フィルターの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来からレンジフードには種々の大きさ
のものがあり、それに合わせてフィルターの大きさも様
々である。そのため、1つで複数のレンジフードに対応
できるように、2枚のフィルターを一部重ね合わせ、互
いに摺動させて伸縮自在として種々のレンジフードに利
用できるようにしたものがある。
のものがあり、それに合わせてフィルターの大きさも様
々である。そのため、1つで複数のレンジフードに対応
できるように、2枚のフィルターを一部重ね合わせ、互
いに摺動させて伸縮自在として種々のレンジフードに利
用できるようにしたものがある。
【0003】一方、金属平板に規則的に多数の孔を穿設
し、表面にある種のコートを施すことで油等が容易に洗
浄できるフィルター材として利用できることが知られ、
レンジフード用フィルターなどにも広く利用されてい
る。
し、表面にある種のコートを施すことで油等が容易に洗
浄できるフィルター材として利用できることが知られ、
レンジフード用フィルターなどにも広く利用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種伸縮自在のフィルターは、例えば図7(A)に示
すように、各フィルター板は孔(イ)の間隔が密なうえ
に互いに摺動する上下フィルター板(ロ)、(ハ)が互
いに密着していたので、同図(A)、(B)の左側に示
すように、上面と下面のフィルターの孔(イ)が重なっ
ている場合には通気性がありフィルターとして機能する
が、その重なり具合によっては、同図の右側に示すよう
に、一方の孔(イ)が他方の孔でない部分によって、大
部分または全てが塞がれてしまい、通気性が著しく阻害
され、フィルターとしての機能を充分に果たさないとい
う不都合があった。
この種伸縮自在のフィルターは、例えば図7(A)に示
すように、各フィルター板は孔(イ)の間隔が密なうえ
に互いに摺動する上下フィルター板(ロ)、(ハ)が互
いに密着していたので、同図(A)、(B)の左側に示
すように、上面と下面のフィルターの孔(イ)が重なっ
ている場合には通気性がありフィルターとして機能する
が、その重なり具合によっては、同図の右側に示すよう
に、一方の孔(イ)が他方の孔でない部分によって、大
部分または全てが塞がれてしまい、通気性が著しく阻害
され、フィルターとしての機能を充分に果たさないとい
う不都合があった。
【0005】本発明は、かかる不都合を解消し、2枚重
ねのフィルターにおいても充分な通気性を確保すると同
時にフィルターとしての濾過機能を発揮できるようにし
た伸縮式レンジフード用フィルターを提供することを目
的とするものである。
ねのフィルターにおいても充分な通気性を確保すると同
時にフィルターとしての濾過機能を発揮できるようにし
た伸縮式レンジフード用フィルターを提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記各課題を解決するた
めに、本発明は、全面に多数の小孔からなるメッシュ域
を有する第1フィルター板の裏面に同じく全面にメッシ
ュ域を有する第2フィルター板を嵌挿、摺動し、止めネ
ジを介して前後長さの調整を可能とした伸縮式レンジフ
ード用フィルターにおいて、少なくとも一方のフィルタ
ー板の摺動方向に沿った両側に立ち上がり部を設けて両
フィルター板間に間隙を形成するという手段を採用し
た。
めに、本発明は、全面に多数の小孔からなるメッシュ域
を有する第1フィルター板の裏面に同じく全面にメッシ
ュ域を有する第2フィルター板を嵌挿、摺動し、止めネ
ジを介して前後長さの調整を可能とした伸縮式レンジフ
ード用フィルターにおいて、少なくとも一方のフィルタ
ー板の摺動方向に沿った両側に立ち上がり部を設けて両
フィルター板間に間隙を形成するという手段を採用し
た。
【0007】かかる間隙を設けたことによって、従来両
フィルター板の重なり具合によって孔が塞がれる場合が
あったのに対し、一方のフィルター板で他方のフィルタ
ー板の孔を塞ぐことを確実に防止して、排煙の流通通路
を確保できるという作用を奏するものである。従って、
排煙はメッシュ域を通過して効率よく濾過できるもので
ある。
フィルター板の重なり具合によって孔が塞がれる場合が
あったのに対し、一方のフィルター板で他方のフィルタ
ー板の孔を塞ぐことを確実に防止して、排煙の流通通路
を確保できるという作用を奏するものである。従って、
排煙はメッシュ域を通過して効率よく濾過できるもので
ある。
【0008】また、かかるフィルターにおいて、第1フ
ィルター板の重なり側端部と第2フィルター板の重なり
側端部のそれぞれに折曲部を設けるという手段も採用し
た。
ィルター板の重なり側端部と第2フィルター板の重なり
側端部のそれぞれに折曲部を設けるという手段も採用し
た。
【0009】各フィルターの端部に折曲部を設けたこと
によって、両フィルター間に間隙を設けた場合に形成さ
れる、フィルター間を縫うように流れるフィルターを通
さない排煙の流路を確実に遮断して、排煙が確実にメッ
シュ域を通過して濾過されるようにするものである。
によって、両フィルター間に間隙を設けた場合に形成さ
れる、フィルター間を縫うように流れるフィルターを通
さない排煙の流路を確実に遮断して、排煙が確実にメッ
シュ域を通過して濾過されるようにするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる伸縮式レン
ジフード用フィルターの幾つかの好ましい実施形態につ
いて、図面に従って説明する。図1は、本フィルターの
分解斜視図であって、レンジフードに取付けた場合に見
える側を表(上)として、同図(A)は表面から、
(B)は裏面から見た状態を示している。また図面の作
成の都合上、フィルターとして機能するメッシュの部分
は平行線で示しているが、実際には下述するように規則
的に配列された小孔の集合である。
ジフード用フィルターの幾つかの好ましい実施形態につ
いて、図面に従って説明する。図1は、本フィルターの
分解斜視図であって、レンジフードに取付けた場合に見
える側を表(上)として、同図(A)は表面から、
(B)は裏面から見た状態を示している。また図面の作
成の都合上、フィルターとして機能するメッシュの部分
は平行線で示しているが、実際には下述するように規則
的に配列された小孔の集合である。
【0011】図1において、1は取付けたときに表側に
なる第1フィルター板、2はこの第1フィルター板の裏
側に嵌挿、摺動される第2フィルター板で、両者共にそ
のほとんど全面に規則的に配列された小孔からなるメッ
シュ域1a、2aがそれぞれ設けられている。なお、以
下ではこのフィルターの摺動方向を前後方向として説明
する。このメッシュ域面を含む全面にはある種のコート
材が塗布され、通過する排煙の油分などが付着しても容
易に洗浄できる機能が付加されている。また、3、3は
止めネジであって、上記第1フィルター板に第2フィル
ター板を嵌挿、摺動させたときの位置を固定して、本フ
ィルターの全体の前後幅を取付けるレンジフードの奥行
き幅に合わせて任意に設定できるようにしたものであ
る。
なる第1フィルター板、2はこの第1フィルター板の裏
側に嵌挿、摺動される第2フィルター板で、両者共にそ
のほとんど全面に規則的に配列された小孔からなるメッ
シュ域1a、2aがそれぞれ設けられている。なお、以
下ではこのフィルターの摺動方向を前後方向として説明
する。このメッシュ域面を含む全面にはある種のコート
材が塗布され、通過する排煙の油分などが付着しても容
易に洗浄できる機能が付加されている。また、3、3は
止めネジであって、上記第1フィルター板に第2フィル
ター板を嵌挿、摺動させたときの位置を固定して、本フ
ィルターの全体の前後幅を取付けるレンジフードの奥行
き幅に合わせて任意に設定できるようにしたものであ
る。
【0012】また、図2の部分拡大断面図に示すよう
に、第1フィルター板1の上記摺動方向に沿った左右両
辺の端部には互いに対向するようにコの字状の折曲案内
部4、4を設け、下述する第2フィルター板2の摺動方
向に沿った左右両辺5、5を嵌挿して摺動自在としてい
る。一方第2フィルター板2は該左右両辺5、5に沿っ
て階段状の立ち上がり部6、6を設け、第1フィルター
板1のメッシュ域1aの面と第2フィルター板2のメッ
シュ域2aの面の間に所定幅(W)の間隙が形成できる
ようにしている。このように第1フィルター板1と第2
フィルター板2の間に間隙を形成することによって、従
来のように、重なった第2フィルター板の孔でない部分
で第1フィルター板を直接塞ぐことを防止し、排煙の流
通通路が確保され、排煙は各フィルター板を通過して確
実に濾過されるのである。
に、第1フィルター板1の上記摺動方向に沿った左右両
辺の端部には互いに対向するようにコの字状の折曲案内
部4、4を設け、下述する第2フィルター板2の摺動方
向に沿った左右両辺5、5を嵌挿して摺動自在としてい
る。一方第2フィルター板2は該左右両辺5、5に沿っ
て階段状の立ち上がり部6、6を設け、第1フィルター
板1のメッシュ域1aの面と第2フィルター板2のメッ
シュ域2aの面の間に所定幅(W)の間隙が形成できる
ようにしている。このように第1フィルター板1と第2
フィルター板2の間に間隙を形成することによって、従
来のように、重なった第2フィルター板の孔でない部分
で第1フィルター板を直接塞ぐことを防止し、排煙の流
通通路が確保され、排煙は各フィルター板を通過して確
実に濾過されるのである。
【0013】なお、止めネジ3、3は、上記第2フィル
ター板2の左右両辺5、5に螺設してあり、該ネジを締
めることでネジの先端部が第1フィルター板に当接して
第2フィルター板2の上下両辺を第1フィルター板1か
ら押し上げて、コの字状折曲案内部4の内側面に押圧さ
れ(矢印参照)、第2フィルター板2を任意の位置で固
定できるようになっている。
ター板2の左右両辺5、5に螺設してあり、該ネジを締
めることでネジの先端部が第1フィルター板に当接して
第2フィルター板2の上下両辺を第1フィルター板1か
ら押し上げて、コの字状折曲案内部4の内側面に押圧さ
れ(矢印参照)、第2フィルター板2を任意の位置で固
定できるようになっている。
【0014】さらに、図3の部分拡大断面図に示すよう
に、上記第1フィルター板1の重なり側端部(後端部)
にはL字状またはコの字状で両フィルター板間の間隙に
見合う高さの折曲部7を設け、第2フィルター板2の重
なり側端部(前端部)にも同様にL字状またはコの字状
の折曲部8を設けることが好ましい。この各折曲部7、
8により、第1フィルター板1と第2フィルター板2の
間を閉塞し、両者の間隙を前から後に縫うように流れる
排煙の流路を遮断して、排煙が確実に各メッシュ域を通
過して濾過されるようにするのである。
に、上記第1フィルター板1の重なり側端部(後端部)
にはL字状またはコの字状で両フィルター板間の間隙に
見合う高さの折曲部7を設け、第2フィルター板2の重
なり側端部(前端部)にも同様にL字状またはコの字状
の折曲部8を設けることが好ましい。この各折曲部7、
8により、第1フィルター板1と第2フィルター板2の
間を閉塞し、両者の間隙を前から後に縫うように流れる
排煙の流路を遮断して、排煙が確実に各メッシュ域を通
過して濾過されるようにするのである。
【0015】図4、図5は他の実施形態を示すものであ
るが、図4において、9、9は第1フィルター板1の左
右両辺の摺動方向に設けたガイド長孔で、第2フィルタ
ー板2に取付ける止めネジ3を規制しつつ案内し、該ネ
ジを締め付けることでフィルターを任意の長さに調節で
きるようにしたものである。また、図5において、1
0、10・・は第1フィルター板1の上下両辺の摺動方
向に所定の間隔を置いて設けたガイド孔で、止めネジ3
を任意のガイド孔に挿入螺着して、フィルターの長さを
段階的に調節できるようにしたものである。なお、何れ
の実施形態においても、第2フィルター板2には摺動方
向に沿った左右両辺に階段状の立ち上がり部6を設け、
第1フィルター板1と第2フィルター板2の間に、所定
幅の間隙を形成している。
るが、図4において、9、9は第1フィルター板1の左
右両辺の摺動方向に設けたガイド長孔で、第2フィルタ
ー板2に取付ける止めネジ3を規制しつつ案内し、該ネ
ジを締め付けることでフィルターを任意の長さに調節で
きるようにしたものである。また、図5において、1
0、10・・は第1フィルター板1の上下両辺の摺動方
向に所定の間隔を置いて設けたガイド孔で、止めネジ3
を任意のガイド孔に挿入螺着して、フィルターの長さを
段階的に調節できるようにしたものである。なお、何れ
の実施形態においても、第2フィルター板2には摺動方
向に沿った左右両辺に階段状の立ち上がり部6を設け、
第1フィルター板1と第2フィルター板2の間に、所定
幅の間隙を形成している。
【0016】図6の(A)から(C)は、第2フィルタ
ー板2における立ち上がり部6の態様の例、および止め
ネジ3による第1フィルター板1と第2フィルター板2
の押圧係止の態様の例を示したものである。同図(A)
は第2フィルター板2の端部に段状の立ち上がり部6を
形成すると共に、その内側に止めネジ3を螺設し、第2
フィルター板2を押し上げて第1フィルター板1に押圧
係止したものである。同図(B)は、第2フィルター板
2の端部をL字状に折曲して立ち上がり部6とし、その
内側に止めネジの挿通孔11を設けると共に、第1フィ
ルター板1に止めネジ3を螺設し、これを締めて第2フ
ィルター板2を第1フィルター板2に押圧係止するよう
にしたものである。また同図(C)は、第2フィルター
板2の端部は平坦なままにすると共に、その内側に止め
ネジ3を螺設し、第1フィルター板1には止めネジの挿
通孔12を設けると共に立ち上がり部6’を設けて第2
フィルター板2を引き上げて第1フィルター板1に押圧
形成するようにしたものである。なお、立ち上がり部
6、6’の形成や各フィルター板1、2の係止の関係は
これらに限定するものではなく、これらと同等の作用効
果を奏する技術的範囲のものであればその態様は問わな
い。
ー板2における立ち上がり部6の態様の例、および止め
ネジ3による第1フィルター板1と第2フィルター板2
の押圧係止の態様の例を示したものである。同図(A)
は第2フィルター板2の端部に段状の立ち上がり部6を
形成すると共に、その内側に止めネジ3を螺設し、第2
フィルター板2を押し上げて第1フィルター板1に押圧
係止したものである。同図(B)は、第2フィルター板
2の端部をL字状に折曲して立ち上がり部6とし、その
内側に止めネジの挿通孔11を設けると共に、第1フィ
ルター板1に止めネジ3を螺設し、これを締めて第2フ
ィルター板2を第1フィルター板2に押圧係止するよう
にしたものである。また同図(C)は、第2フィルター
板2の端部は平坦なままにすると共に、その内側に止め
ネジ3を螺設し、第1フィルター板1には止めネジの挿
通孔12を設けると共に立ち上がり部6’を設けて第2
フィルター板2を引き上げて第1フィルター板1に押圧
形成するようにしたものである。なお、立ち上がり部
6、6’の形成や各フィルター板1、2の係止の関係は
これらに限定するものではなく、これらと同等の作用効
果を奏する技術的範囲のものであればその態様は問わな
い。
【0017】また、上記各実施形態では第2フィルター
板2の摺動方向に沿った両側に立ち上がり部6を設けて
両フィルター板間に間隙を形成しているが、これに限定
するものではなく、第1フィルター板の方に立ち上がり
部6’を形成しても同様の効果が得られることは勿論で
あり、さらに、両フィルター板にそれぞれ立ち上がり部
を設けることも可能である。
板2の摺動方向に沿った両側に立ち上がり部6を設けて
両フィルター板間に間隙を形成しているが、これに限定
するものではなく、第1フィルター板の方に立ち上がり
部6’を形成しても同様の効果が得られることは勿論で
あり、さらに、両フィルター板にそれぞれ立ち上がり部
を設けることも可能である。
【0018】以上要するに、本発明にかかるレンジフー
ド用フィルターは、多数の小孔からなるメッシュ域を有
する2枚のフィルター板を、互いに摺動自在に接合して
その前後長さを調節可能とすると共に、少なくとも一方
のフィルター板に立ち上がり部を設けて2枚のフィルタ
ー板間に所定幅の間隙を形成するようにしたものであ
る。そのため、表裏2枚のフィルター板の相互の位置に
関係なくメッシュ域の各小孔が互いに塞がれることがな
くなる。
ド用フィルターは、多数の小孔からなるメッシュ域を有
する2枚のフィルター板を、互いに摺動自在に接合して
その前後長さを調節可能とすると共に、少なくとも一方
のフィルター板に立ち上がり部を設けて2枚のフィルタ
ー板間に所定幅の間隙を形成するようにしたものであ
る。そのため、表裏2枚のフィルター板の相互の位置に
関係なくメッシュ域の各小孔が互いに塞がれることがな
くなる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明にかかる伸縮
式レンジフード用フィルターは、互いに重なる2枚のフ
ィルター板間に所定の間隔を置いて互いに摺動可能に結
合したものであるから、2枚のフィルター板の位置に関
係なく、それぞれの孔を塞ぐことを確実に防止すること
ができた。従って、種々の種類のレンジフードにフィル
ター板の前後長さを適応させても、孔が塞がることがな
く、最良の状態で排煙の濾過が行えるという格別の効果
が期待できるものである。
式レンジフード用フィルターは、互いに重なる2枚のフ
ィルター板間に所定の間隔を置いて互いに摺動可能に結
合したものであるから、2枚のフィルター板の位置に関
係なく、それぞれの孔を塞ぐことを確実に防止すること
ができた。従って、種々の種類のレンジフードにフィル
ター板の前後長さを適応させても、孔が塞がることがな
く、最良の状態で排煙の濾過が行えるという格別の効果
が期待できるものである。
【0020】また、各フィルター板の前端または後端に
それぞれ折曲部を設けてフィルター間の間隙を塞いだの
で、排煙がフィルター板を素通りすることが防止でき、
濾過効率が上昇するという優れた効果が期待できるもの
である。
それぞれ折曲部を設けてフィルター間の間隙を塞いだの
で、排煙がフィルター板を素通りすることが防止でき、
濾過効率が上昇するという優れた効果が期待できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる伸縮式レンジフード用フィルタ
ーの実施態様の例を示す分解斜視図である。
ーの実施態様の例を示す分解斜視図である。
【図2】フィルターの上下方向の部分拡大断面図であ
る。
る。
【図3】フィルターの幅方向の部分拡大断面図である。
【図4】他の実施形態の例を示す分解斜視図である。
【図5】他の実施形態の例を示す分解斜視図である。
【図6】第2フィルター板の立ち上がり部と、フィルタ
ー板相互の係止状態の例を示す部分拡大断面図である。
ー板相互の係止状態の例を示す部分拡大断面図である。
【図7】(A)は従来のフィルターの例を示す部分拡大
断面図、(B)は部分拡大平面図である。
断面図、(B)は部分拡大平面図である。
1 第1フィルター板 2 第2フィルター板 3 止めネジ 4 折曲案内部 5 左右両辺 6 立ち上がり部 7 折曲部 8 折曲部 9 ガイド長孔 10 ガイド孔
Claims (2)
- 【請求項1】全面に多数の小孔からなるメッシュ域を有
する第1フィルター板の裏面に同じく全面にメッシュ域
を有する第2フィルター板を嵌挿、摺動し、止めネジを
介して前後長さの調整を可能とした伸縮式レンジフード
用フィルターにおいて、少なくとも一方のフィルター板
の摺動方向に沿った両側に立ち上がり部を設けて両フィ
ルター板間に間隙を形成することを特徴とする伸縮式レ
ンジフード用フィルター。 - 【請求項2】第1フィルター板の重なり側端部と第2フ
ィルター板の重なり側端部のそれぞれに折曲部を設けた
請求項1記載の伸縮式レンジフード用フィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000180274A JP2002001035A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 伸縮式レンジフード用フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000180274A JP2002001035A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 伸縮式レンジフード用フィルター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002001035A true JP2002001035A (ja) | 2002-01-08 |
Family
ID=18681408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000180274A Pending JP2002001035A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 伸縮式レンジフード用フィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002001035A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014163545A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Panasonic Corp | レンジフード用バッフルフィルター |
CN109405000A (zh) * | 2017-08-16 | 2019-03-01 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种油烟过滤装置及应用有该过滤装置的吸油烟机 |
KR20190134221A (ko) * | 2018-05-25 | 2019-12-04 | 주식회사 에프에스티 | 펠리클용 벤트 필터 및 이를 포함하는 펠리클 |
-
2000
- 2000-06-15 JP JP2000180274A patent/JP2002001035A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014163545A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Panasonic Corp | レンジフード用バッフルフィルター |
CN109405000A (zh) * | 2017-08-16 | 2019-03-01 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种油烟过滤装置及应用有该过滤装置的吸油烟机 |
CN109405000B (zh) * | 2017-08-16 | 2024-01-19 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种油烟过滤装置及应用有该过滤装置的吸油烟机 |
KR20190134221A (ko) * | 2018-05-25 | 2019-12-04 | 주식회사 에프에스티 | 펠리클용 벤트 필터 및 이를 포함하는 펠리클 |
KR102099872B1 (ko) * | 2018-05-25 | 2020-05-28 | 주식회사 에프에스티 | 펠리클용 벤트 필터 및 이를 포함하는 펠리클 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |