JP2002000958A - 遊戯乗り物装置 - Google Patents

遊戯乗り物装置

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JP2002000958A
JP2002000958A JP2000188731A JP2000188731A JP2002000958A JP 2002000958 A JP2002000958 A JP 2002000958A JP 2000188731 A JP2000188731 A JP 2000188731A JP 2000188731 A JP2000188731 A JP 2000188731A JP 2002000958 A JP2002000958 A JP 2002000958A
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Senyo Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単であると共に、乗客に恐怖やスリ
ル等をより強く体感させることができる遊戯乗り物装置
を提供することにある。 【解決手段】 エアーの入出が独立制御される複数個の
空気バネ29…を直列に配設して形成されるアクチュエー
タ3を、座席部1とこの座席部1を支持する基台部2と
の間に備える。また、アクチュエータ3…は前後左右位
置に4箇所設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊戯乗り物装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊戯乗り物装置としては、例え
ば、機械的に動く恐竜や怪物等が登場するようなアトラ
クションを見ながら乗客が乗り物本体に乗って移動する
ものが公知であった。この乗り物装置の場合、アトラク
ションの内容にかかわらず乗り物本体は一定速度で走行
するのみであり、乗客により強い恐怖やスリルを体感さ
せることが困難であった。そこで最近では、洞窟内や空
や宇宙を飛び回るような映像を映し、映像の内容に応じ
て乗り物本体が前後左右に傾斜してあたかも本当に飛ん
でいるような恐怖やスリルを乗客に体感させることがで
きる乗り物装置が用いられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この乗り物装置(後
者)では、座席を支持する複数本のシリンダの伸縮動作
によって座席を前後左右に傾斜させるため、構造が複雑
であり製作が難しいという問題や、実際は乗り物本体は
移動せず定位置にて傾斜動作するだけであるため、乗客
に空間を移動している気分を与えることまでは困難であ
った。
【0004】そこで、本発明は、構造が簡単であると共
に、乗客に恐怖やスリル等をより強く体感させることが
できる遊戯乗り物装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る遊戯乗り物装置は、エアーの入出が
独立制御される複数個の空気バネを直列に配設して形成
されるアクチュエータを、座席部と該座席部を支持する
基台部との間に備えたものである。
【0006】このとき、アクチュエータを前後左右位置
の4箇所に配設しても良い。また、基台部を軌道に沿っ
て移動させるようにするも好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0008】図1の断面側面図と、図2の断面正面図
と、図3の断面平面図に示すように、本発明に係る遊戯
乗り物装置は、乗り物本体の座席部1とこの座席部1を
支持する基台部2との間に、アクチュエータ3…が前後
左右位置の4箇所に配設されており、さらに、4個のア
クチュエータ3…の間の中心位置には座席部1と基台部
2とを連結する球面継手4が設けられている。
【0009】具体的に説明すると、図1〜図5に示すよ
うに、基台部2は、フレーム5とこのフレーム5の前後
左右位置に配設された首振自在な車輪6…とを有する台
車7と、台車7に設けられた駆動手段8と、駆動手段8
に電力を供給するための集電部材9,9とを備え、軌道
Lに沿って走行移動するように構成されている。なお、
軌道Lには、路面に蟻溝13が形成されると共に、蟻溝13
の底面の幅方向中央位置に帯板部材14が敷設されてい
る。
【0010】平面視矩形枠状のフレーム5には、その下
面に前後長手方向のブレーキフィン10が付設されると共
に、下面の前部に鉛直軸11及び鉛直軸11廻りに回動可能
な取付部材12が設けられ、この取付部材12に左右一対の
集電部材9,9が取付けられている。左右の集電部材
9,9には、軌道L上の帯板部材14の左右側面の絶縁ト
ロリー33に各々接触する上下複数個の集電子が設けられ
ており、通電された絶縁トロリー33, 33から電気を集電
して(図示省略の)配線を介して駆動手段8のモータ1
5,15等に送電する。なお、取付部材12には帯板部材14
の左右側面を転動するガイドローラ16,16も取付けられ
ている。
【0011】駆動手段8は、フレーム5の後部に設けら
れた左右一対の鉛直軸17,17に各々揺動可能に枢着され
た上方開口箱型の保持部材18,18と、保持部材18,18に
て保持された減速機付きモータ15,15と、モータ15,15
にて鉛直軸心廻りに回転して軌道Lの帯板部材14の左右
側面を転動する駆動輪19,19と、帯板部材14に当接させ
るよう保持部材18,18を介して駆動輪19,19を作動させ
るシリンダ20と、を備える。
【0012】座席部1は、平面視矩形状のフレーム21
と、フレーム21の前部に配設されると共に上記モータ1
5,15の回転や上記シリンダ20の伸縮動作及びアクチュ
エータ3…のエアーの入出等を制御する駆動制御盤24
と、フレーム21の前後中間寄りに配設されたコンプレッ
サ25及びコンプレッサ25からの圧縮エアーを貯留するリ
ザーバータンク26と、前後複数列の座席22…を有するフ
レーム21に取付けられたカバー部材23と、を備える。
【0013】球面継手4は、膨出状の球面凸部を有する
第1部材27と、球面凸部と摺接自在に嵌合する球面凹部
を有する第2部材28とから成り、第2部材28は座席部1
のフレーム21の中心位置に固着され、基台部2のフレー
ム5における第2部材28対応位置に第1部材27が固着さ
れ、座席部1を支持している。
【0014】アクチュエータ3は、エアーの入出が独立
に制御される2個の袋状空気バネ29,29を上下直列に配
設して形成されている。そして、上記球面継手4を中心
として座席部1と基台部2の各フレーム21,5の間の前
後左右位置に、4個のアクチュエータ3…が小球面継手
30…を介して各々連結されている。また、各アクチュー
エータ3に於て、2個の空気バネ29,29は(図示省略
の)吸気配管及び排気配管が夫々接続されており、駆動
制御盤24による吸気配管・排気配管の開閉制御により、
独立的に圧縮エアーが供給されて膨張し、かつ、独立的
にエアーを外部へ排出して収縮する。
【0015】また、図1と図2に示すように、各アクチ
ュエータ3…に於て、通常は上下2段の空気バネ29,29
のうちの一方は収縮し他方は膨張し、それによって座席
部1は水平状態に維持される。なお、本実施の形態で
は、水平状態のとき下段の空気バネ29が膨張し上段の空
気バネ29が収縮しているが、この逆であっても良い。
【0016】そして、水平状態から後部左右のアクチュ
エータ3,3の上段空気バネ29,29を膨張させ、かつ、
前部左右のアクチュエータ3,3の下段空気バネ29,29
を収縮させることにより、図6に示すように、球面継手
4を支点としてシーソーのように座席部1が揺動して前
部が下方へ傾斜した状態となる。また逆に、水平状態か
ら前部左右のアクチュエータ3,3の上段空気バネ29,
29を膨張させ、かつ、後部左右のアクチュエータ3,3
の下段空気バネ29,29を収縮させれば、(仮想線に示す
如く)座席部1は後方が下方へ傾斜した状態となる。
【0017】また、図2に示す(正面視)水平状態か
ら、前後右側のアクチュエータ3,3の上段空気バネ2
9,29を膨張させ、かつ、前後左側のアクチュエータ
3,3の下段空気バネ29,29を収縮させれば、図7に示
す如く、球面継手4を支点として座席部1が揺動して左
側が下方へ傾斜した状態となる。また逆に、(正面視)
水平状態から、前後左側のアクチュエータ3,3の上段
空気バネ29,29を膨張させ、かつ、前後右側のアクチュ
エータ3,3の下段空気バネ29,29を収縮させれば、
(仮想線で示す如く)座席部1は右側が下方へ傾斜した
状態となる。
【0018】このように、アクチュエータ3は、2個の
空気バネ29,29が全て収縮した状態と、1個のみ膨張し
た状態と、全て膨張した状態の3段階に高さを変化させ
て、座席部1を前後左右に傾斜させることができる。ま
た、複数個の空気バネ29…にてアクチュエータ3を構成
することで、1個の場合と比較して傾斜角度θを大きく
することができる。
【0019】ところで、軌道Lは直線とカーブ及び高低
差を有するエンドレス状に形成し、その所定位置にプラ
ットホームを設けると共に、所定位置に基台部2のブレ
ーキフィン10を挾持する制動手段を配設する。さらに、
あるストーリーを基に展開するよう複数のアトラクショ
ンゾーンを軌道L上に設け、アトラクションの内容に応
じて座席部1が傾斜動作をするように制御するのが好ま
しい。例えば、平地から地中の洞窟へ突っ込む設定や斜
面を昇る設定等では前後に揺動させたり、斜面を横切る
設定や左右一方の車輪が岩に乗り上げた設定等では左右
に揺動させたりするなど様々な状況設定に応じて座席部
1の傾斜動作をプログラム制御すれば良い。
【0020】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、本実施の形態では、2個の空気バネ29,
29からアクチュエータ3を形成したが、空気バネ29の数
は3個以上であっても良い。また、本実施の形態では、
基台部2の台車7が軌道L上を走行する車型に構成した
場合を例示したが、基台部2をカヌー型(車輪付きでも
良い)に形成すると共に、軌道Lを人工の川に形成し、
基台部2が川の軌道Lに沿って移動するようにしても良
い。また、基台部2を定位置に固定し、映像アトラクシ
ョンの内容に応じて座席部1のみ傾斜動作させるように
することも可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0022】(請求項1によれば)アクチュエータ3が
複数個の空気バネ29…にて形成されるので、構造が簡単
であり製作が容易であると共に、複数段階に高さを変化
させることができ、比較的大きな傾斜角度θをもって座
席部1を傾斜させることができる。さらに、アクチュエ
ータ3は、軌道L上の路面の凹凸を走行するときの衝撃
を吸収するサスペンションの役割も兼ねることができ
る。
【0023】(請求項2によれば)座席部1を前後左右
に揺動傾斜させて様々なアトラクションの設定状況に細
かく対応できるので、乗客は恐怖やスリル等をより強く
体感することができる。
【0024】(請求項3によれば)乗客が実際に空間を
移動している気分を味わうことができると共に、座席部
1の傾斜動作との相乗効果によってより一層リアルに恐
怖やスリル又は爽快感等を体感することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊戯乗り物装置の実施の一形態を
示す断面側面図である。
【図2】断面正面図である。
【図3】断面平面図である。
【図4】集電部材の取付構造を示す要部断面正面図であ
る。
【図5】駆動手段の構造を示す要部断面正面図である。
【図6】座席部の前後傾斜状態を示す断面側面図であ
る。
【図7】座席部の左右傾斜状態を示す断面正面図であ
る。
【符号の説明】
1 座席部 2 基台部 3 アクチュエータ 29 空気バネ L 軌道

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアーの入出が独立制御される複数個の
    空気バネ29…を直列に配設して形成されるアクチュエー
    タ3を、座席部1と該座席部1を支持する基台部2との
    間に備えたことを特徴とする遊戯乗り物装置。
  2. 【請求項2】 アクチュエータ3…を前後左右位置の4
    箇所に配設した請求項1記載の遊戯乗り物装置。
  3. 【請求項3】 基台部2を軌道Lに沿って移動させるよ
    うにした請求項1又は2記載の遊戯乗り物装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017181084A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 セイコーエプソン株式会社 装飾品、装飾品の製造方法および時計

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