JP2002000693A - 介護用洗面器 - Google Patents

介護用洗面器

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JP2002000693A
JP2002000693A JP2000229934A JP2000229934A JP2002000693A JP 2002000693 A JP2002000693 A JP 2002000693A JP 2000229934 A JP2000229934 A JP 2000229934A JP 2000229934 A JP2000229934 A JP 2000229934A JP 2002000693 A JP2002000693 A JP 2002000693A
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JP
Japan
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basin
drain
washbowl
wash
present
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JP2000229934A
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Emiko Yamada
惠美子 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寝かせたままで頭部を洗うことができる介護
用洗面器を提供する。 【解決手段】 洗面器(1)の両長側面と、両短側面の
上部に、支え部(2)を設け、洗面器(1)の短側面に
排水管(4)を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、寝かせたままで
頭部を洗うことができる介護用洗面器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、寝たきりの要介護者を散髪した後
や、頭部が汚れたときは、入浴させたり、シャワーを浴
びさせていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには、次のような
欠点があった。 (イ)要介護者を抱き上げると重く、骨も脆く、身体も
弱まっているので、落としたり、骨折や怪我をさせた
り、風邪を引かせたりしていた。介護者も汗ざくざくに
なり、身体中の力を使い果たし、精神も疲れ切り、腕や
足、腰も痛めていた。 (ロ)散髪後の入浴は、浴槽の中は毛だらけで、毛が身
体中、浴槽中にこびりつき、シャワー浴も身体中、床面
中に毛がこびりつき、きれいに洗い上げるのは大変な苦
労であった。そのため、手まめに散髪してやれないの
で、要介護者はむさくるしく、不潔になっていた。本発
明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】洗面器(1)の両長側面
と、両短側面の上部に、支え部(2)を設け、洗面器
(1)の短側面に排水管(4)を設ける。本発明は、以
上のような構成よりなる介護用洗面器である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (イ) 洗面器(1)の両長側面と両短側面の上部に、
支え部(2)を設ける。支え部(2)は、持ち上げると
きに手を掛けて、支持部としても使える。 (ロ) 洗面器(1)の短側面に排水口(3)を設け
る。 (ハ) 洗面器(1)の湯水が、排水管(4)に流れ込
むことができるように、排水口(2)と、排水管(4)
の一端の穴とを合わせて溶着し、一体化する。排水管
(4)の他方の端の穴を排水口(4a)とする。溶着す
るので、はずれたり、抜けたりしないため水漏れをしな
い。 (ニ) 排水口(3)に排水口栓(5)を設ける。排水
口栓(5)は紡錘形なので、しっかり締まり、抜き易
く、はめ易い。本発明は、以上のような構成で、これを
使用するときは、 (イ) 洗面器(1)の前に、マットレスや布団のよう
な弾力性のあるものを、洗面器と同じ高さ、または少し
高くなるくらいに設置する。 (ロ) 要介護者の上半身を高くして、首を支え部
(2)にのせ、洗面器(1)は浅いので、後頭部を底部
に付けて、頭を洗面器(1)に入れ、仰臥して寝かせ
る。支え部(2)は、角が丸くなっているので、首をの
せても痛くない。 (ハ) 排水口(3)を排水口栓(5)で塞ぎ、排水口
(4a)の下へ排水受け用のバケツ(7)を設置する。 (ニ) 清潔なバケツに、洗い用の湯を用意し、洗面器
(1)に入れて洗う。 (ホ) 湯を入れ替えるときは、頭を持ち上げ、排水口
栓(5)を抜き、排水し、再び排水口栓(5)をはめて
排水口(3)を塞ぎ、湯を入れる。 (ヘ) 座敷の布団に使用するときは、敷布団の高さが
低いため、排水受けには、洗面器(1)に支え部(2)
だけ付けた洗面器、または敷布団の高さと同じくらいの
高さの容器を使う。
【0006】
【発明の効果】本発明は、次のような効果が得られる。 (1) ベッドや座敷の布団に寝かせたままで、頭部を
洗うことが簡単にできるため、介護者は、肉体的、精神
的な負担が軽くなり、いつでも気軽に、散髪してやるこ
とができる。 (2) 浅いため、耳や鼻に水が入る心配がなく、安全
である。 (3) 長方形であるため、従来の洗面器より面積が広
く、手を動かしても、洗面器の外へ湯がこぼれないので
洗い易い。 (4) 湯を取り替えるとき、洗っている頭部から洗面
器をはずさないため周囲が濡れない。 (5) 小型で軽く、持ち運びが楽である。 (6) 本発明は、頭部ばかりではなく、顔、身体中の
各部分を洗ったり、拭いたりできる。洗面器(1)に支
え部(2)だけ付けた洗面器も要介護者に限らず健常者
も、洗ったり、拭いたりする場合に使える。 (7) 入浴、シャワー浴以外に、いつでも気軽に洗っ
たり、拭いたりしてやることができるため、要介護者を
清潔に、気持よく生活させてやることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の使用状態を表す説明図である。
【図3】本発明の他の使用状態を表す説明図である。
【符号の説明】
1 洗面器 2 支え部 3 排水口 4 排水管 4a 排水口 5 排水口栓 6 背中マット 7 排水用バケツ 8 ベッド 9 敷布団 10 支え部だけ付けた洗面器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面器(1)の両長側面と、両短側面の上
    部に、支え部(2)を設け、洗面器(1)の短側面に排
    水管(4)を設けた、介護用洗面器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008123504A1 (ja) 2007-03-30 2008-10-16 Fujifilm Corporation 紫外線吸収剤組成物

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