JP2002000523A - クリーナーホース - Google Patents

クリーナーホース

Info

Publication number
JP2002000523A
JP2002000523A JP2000181841A JP2000181841A JP2002000523A JP 2002000523 A JP2002000523 A JP 2002000523A JP 2000181841 A JP2000181841 A JP 2000181841A JP 2000181841 A JP2000181841 A JP 2000181841A JP 2002000523 A JP2002000523 A JP 2002000523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer tube
cleaner hose
cleaner
pipe
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000181841A
Other languages
English (en)
Inventor
Koki Fukui
弘毅 福井
Hiroyuki Masui
宏之 桝井
Toshihiro Nakanishi
俊博 中西
Isao Kurimoto
勲 栗本
Masahiko Ogake
昌彦 大掛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totaku Industries Inc
Original Assignee
Totaku Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Totaku Industries Inc filed Critical Totaku Industries Inc
Priority to JP2000181841A priority Critical patent/JP2002000523A/ja
Priority to CNB011041218A priority patent/CN1189128C/zh
Priority to MYPI20010779A priority patent/MY134000A/en
Priority to US09/789,800 priority patent/US6659136B2/en
Priority to KR1020010008920A priority patent/KR20010085469A/ko
Publication of JP2002000523A publication Critical patent/JP2002000523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内管と外管とからなる二重管構造のクリー
ナーホースにおいて、内管と外管とが擦れ合うことによ
る摩耗を低減させる。 【解決手段】 内管(6)の外周面又は外管(5)の内周面
の少なくとも一方の全部若しくは一部の面を、その表面
に滑剤を塗布し、或いは滑剤を混入させることによっ
て、滑性を付与し、これによって、ホース(6)の屈曲に
よって繰り返し擦れあうことによる摩耗を低減するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気掃除機にお
いて、吸引ノズル側と掃除機本体側との間を連結するク
リーナーホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】業務用或いは家庭用の電気掃除機では、
吸引モーターとフィルターなどとを内装する掃除機本体
と、吸い込み口を備えた吸引ノズル側とを可撓性のクリ
ーナーホースで結んで、ノズルの吸い込み口から吸い込
んだ塵埃を、そのクリーナーホースから掃除機本体内に
送り込んで集塵し、掃除機本体内のフィルターを通過し
た空気は、本体後部の排出口から外部へ排出するのが一
般であった。
【0003】しかし、そのように空気を本体から排出す
ると、その排気圧で未だ掃除を終えていない床面の塵埃
を巻き上げ、また、不快な排気臭がするといった不都合
が指摘されている。
【0004】そこで、この問題を解決するため、最近、
クリーナーホースを二重管構造として、フィルターを通
過した空気をそのまま外部に排出することなく、クリー
ナーホースの一方の管路からノズル側に環流させるとと
もに、そのノズル部分から出た空気を再び吸引用空気と
して吸い込み口から吸い込ませることで、一種の循環回
路を構成するようにしたものが開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、クリー
ナーホースを二重管にすると、内管と外管との間にはそ
れほど大きな間隙があるわけではないから、ホースが屈
曲した際に互いに擦れ合うこととになり、これが繰り返
されるうちにホースが摩耗し、肉厚が薄くなって破れる
といった虞がある。特に、内管と外管の一方には、掃除
機本体とノズル側のスイッチ等との間を結ぶ導電線が内
包されており、前記の摩耗によってこの導電線が露出し
てしまう虞もある。
【0006】この発明は、このような点に鑑みて、内管
と外管とからなる二重管構造のクリーナーホースにおい
て、内管と外管とが擦れ合うことによる摩耗を低減させ
ることを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、内管と外管とからなるとともに、それ
ら内管の外周面又は外管の内周面の少なくとも一方の全
部若しくは一部の面が、表面に塗布されるか又は混入さ
れた滑剤によって滑性を付与されていることを特徴とす
るものである。
【0008】また、請求項2の発明では、滑性を付与さ
れた部分が外管であるものが提供され、その際、請求項
3の発明では、外管が軟質の樹脂製テープを螺旋状に巻
回して形成されるものであって、その樹脂製テープに前
記の滑剤を混入したものが提供される。
【0009】この出願の請求項4の発明では、上記にお
いて、外管が、樹脂製テープを螺旋状に巻回して形成さ
れるものであって、先行する樹脂製テープ端縁部と後続
の樹脂製テープ端縁部との間に通気性テープを介在させ
て一体に巻回してあることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は、このクリーナーホースを
取り付けた掃除機であって、吸引ノズル(2)には、硬質
樹脂からなる非可撓性の操作筒(3)が接続され、この操
作筒(3)と掃除機本体(4)との間を連結する部分に、こ
の発明のクリーナーホース(1)が用いられている。
【0011】図1が、上記クリーナーホース(1)の一部
を縦断して示す断面図であって、(5)が外管を、(6)
が、その外管(5)内に挿入された内管を示しており、通
常、ノズル(2)から吸い込まれた空気は、内管(6)内を
通って掃除機本体(4)内に吸引される。この掃除機本体
(4)内の図示しないフィルターによって塵埃を分離しろ
過された空気は、その掃除機本体(4)内を迂回して、内
管(6)と外管(5)との間の空間内に流入し、この空間を
通ってノズル(2)側に環流するようにしている。
【0012】図2で示すように、外管(5)は、例えば軟
質の合成樹脂からなる樹脂製テープ製(7)を螺旋状に巻
回して形成されるが、その際、ホース長手方向に先行す
る樹脂製テープ(7)端縁部と後続の樹脂製テープ(7)端
縁部との間に、例えば織布若しくは不織布からなる通気
性テープ(8)を介在させて一体に巻回されて、これによ
り、外管(5)の周壁部に部分的に通気部を設けて、ノズ
ル(2)側に環流する熱を持った空気の一部をホース外に
逃がすようにしている。その際、樹脂製テープ(7)の内
周には複数本の補強芯材(9)(9)が、長手方向に沿って
設けられているが、具体的には、その一部の補強芯材
(9)と通気性テープ(8)とを融着して、一体に連結して
いる。
【0013】内管(6)は、同様に、例えば硬質の合成樹
脂からなる樹脂製テープ(10)を螺旋状に巻回して形成さ
れるが、その外周面に、螺旋状に一体に巻回した硬質の
合成樹脂からなる2本の補強芯材(11)(11)を有してい
る。これらの補強芯材(11)(11)内には、1又は2本の導
電線(12)(12)…を内包しており、これらの導電線(12)(1
2)…を介して、図2の操作筒(3)の手元に設けられたス
イッチ(13)等と掃除機本体(4)とを結んでいる。
【0014】上記において、外管(5)と内管(6)は、ホ
ース(1)が屈曲すると、外管(5)の内周面と内管(6)の
外周面、特にこの実施形態では、内管(6)外側の補強芯
材(10)の表面が外管(5)の内周面に擦れ合うこととなっ
て、長い間の使用によって摩耗し導電線(11)が露出した
り、或いは、外管(6)が摩耗して穴が明く虞れがある。
【0015】そこで、この実施形態では、互いに擦れ合
う部分の一方である補強芯材(10)の表面若しくは外管
(6)の内周面の一方或いはその双方に、滑剤を塗布する
か又は混入させることによって、滑性を付与するもので
ある。より具体的には、外管(5)を構成する樹脂製テー
プ(7)の製造時に予め滑剤を混入させておき、これを通
気性テープ(8)とともに螺旋状に巻回することが考えら
れる。
【0016】このような滑剤の塗布若しくは混入は、必
ずしもホース全体の全域に亘って施す必要はなく、擦れ
合う虞のない部分やその可能性があっても少ないと思わ
れる部分には施す必要はない。内管(6)側に施す場合
は、突出部である補強芯材(10)に施すことが望ましい
が、この補強芯材(10)が突出していない場合には、内管
本体を構成する樹脂製テープ(9)に施すことになる。
【0017】使用される滑剤としては、表面に滑性をも
たらす外部滑剤となるものであれば特に限定されず、シ
リコン系、フッ素樹脂系、脂肪酸類、パラフィン類、ワ
ックス類など各種のものを使用することが出来、混入さ
せる場合には、その種類の特性に応じて適当な重量部混
入させる。
【0018】なお、上記実施形態の外管(5)は、樹脂製
テープ(7)間に通気性テープ(8)を介在させているが、
通気を要しないもの例えばノズル(2)側へ環流する空気
の一部を外管(5)から逃がす必要がない場合には、かか
る通気性テープ(8)は用いられないし、勿論、この発明
は、そのようなものにも適用し得るものである。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明では、内管と外
管とからなる二重管構造のホースにおいて、互いに擦れ
合う虞のある内管外周又は外管内周の少なくとも一方
に、滑剤による滑性を付与されているから、頻繁に屈曲
されるクリーナーホースのように、これらが繰り返し擦
れ合うことによる摩耗を低減できる効果がある。
【0020】また、請求項4の発明では、外管の通気性
テープの部分からノズル側に環流する熱を持った空気の
一部を逃がすことができるので、掃除機本体のモーター
が過熱するのを防止でき、これによって、モーターの耐
久性を向上させることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のクリーナーホースの一部を縦断して
示す断面図である。
【図2】クリーナーホースを取り付けた掃除機の全体側
面図である。
【符号の説明】
(1) クリーナーホース (5) 外管 (6) 内管 (7) 樹脂製テープ (8) 通気性テープ (11) 補強芯材 (12) 導電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 俊博 大阪府高槻市栄町1丁目2番1号 東拓工 業株式会社内 (72)発明者 栗本 勲 大阪府高槻市栄町1丁目2番1号 東拓工 業株式会社内 (72)発明者 大掛 昌彦 大阪府高槻市栄町1丁目2番1号 東拓工 業株式会社内 Fターム(参考) 3B057 BA06 BA09 BA22 3H111 AA02 BA15 CA03 CA12 CB04 CB24 CC01 CC19 DA26 DB25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内管と外管とからなるとともに、それら
    内管の外周面又は外管の内周面の少なくとも一方の全部
    若しくは一部の面が、表面に塗布されるか又は混入され
    た滑剤によって滑性を付与されていることを特徴とする
    クリーナーホース。
  2. 【請求項2】 滑性を付与された部分が外管である請求
    項1記載のクリーナーホース。
  3. 【請求項3】 前記外管が軟質の樹脂製テープを螺旋状
    に巻回して形成されるものであって、その樹脂製テープ
    に前記の滑剤を混入した請求項2記載のクリーナーホー
    ス。
  4. 【請求項4】 外管が、樹脂製テープを螺旋状に巻回し
    て形成されるものであって、先行する樹脂製テープ端縁
    部と後続の樹脂製テープ端縁部との間に通気性テープを
    介在させて一体に巻回してあることを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載のクリーナーホース。
JP2000181841A 2000-02-25 2000-06-16 クリーナーホース Pending JP2002000523A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000181841A JP2002000523A (ja) 2000-06-16 2000-06-16 クリーナーホース
CNB011041218A CN1189128C (zh) 2000-02-25 2001-02-21 挠性软管
MYPI20010779A MY134000A (en) 2000-02-25 2001-02-22 Flexible hose
US09/789,800 US6659136B2 (en) 2000-02-25 2001-02-22 Flexible hose
KR1020010008920A KR20010085469A (ko) 2000-02-25 2001-02-22 가요성 호스

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000181841A JP2002000523A (ja) 2000-06-16 2000-06-16 クリーナーホース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002000523A true JP2002000523A (ja) 2002-01-08

Family

ID=18682706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000181841A Pending JP2002000523A (ja) 2000-02-25 2000-06-16 クリーナーホース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002000523A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2195712A1 (es) * 2000-02-25 2003-12-01 Totaku Ind Manguera flexible.
JP2007205503A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Kuraray Plast Co Ltd 断熱二重管
JP2008201464A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Fuji Seal International Inc 熱収縮性筒状ラベル、及びラベル付き容器
JP2013244323A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Hitachi Appliances Inc 可撓性ホース

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2195712A1 (es) * 2000-02-25 2003-12-01 Totaku Ind Manguera flexible.
JP2007205503A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Kuraray Plast Co Ltd 断熱二重管
JP2008201464A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Fuji Seal International Inc 熱収縮性筒状ラベル、及びラベル付き容器
JP2013244323A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Hitachi Appliances Inc 可撓性ホース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010085469A (ko) 가요성 호스
AU762870B2 (en) Brush of vacuum cleaner having floor cloth
US6243915B1 (en) Vacuum cleaner
RU2181252C1 (ru) Пылесос с рециркуляцией воздушного потока
JP2002000523A (ja) クリーナーホース
KR100809741B1 (ko) 플렉시블호스 및 이를 구비한 진공청소기
JP2008043351A (ja) 電気掃除機用吸込具
JP2016002341A (ja) ブラシ及び回転ブラシ
WO2006008983A1 (ja) 回転清掃体と電気掃除機
JP5058013B2 (ja) フレキシブルホース及びそれを備えた真空掃除機
JP2003038399A (ja) 可撓性ホース
WO2019218600A1 (zh) 滚刷及具有该滚刷的吸尘器
JP3323999B2 (ja) 電気掃除機
JP2656661B2 (ja) 電気掃除機
WO2024113719A1 (zh) 气旋撑胀防毛发缠绕滚刷体、地刷和吸尘器
JPH0357422A (ja) 電気掃除機の吸込みパイプ
JP2008018011A (ja) 延長管および電気掃除機
KR100369409B1 (ko) 전기 청소기
JP4320490B2 (ja) クリーナーホース
JP4453171B2 (ja) クリーナーホース
KR200412690Y1 (ko) 무 코팅 흡입 호스
JP2002223999A (ja) 電気掃除機及び電気掃除機用ホース
JP2001340273A (ja) クリーナーホース
KR100751870B1 (ko) 전선내장 호스 및 그 제조방법
JPH10314080A (ja) 掃除機用サクションホースの接着構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050908