JP2001527694A - 感光性樹脂を硬化する制御された放射線を発生するための装置 - Google Patents

感光性樹脂を硬化する制御された放射線を発生するための装置

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JP2001527694A JP55049898A JP55049898A JP2001527694A JP 2001527694 A JP2001527694 A JP 2001527694A JP 55049898 A JP55049898 A JP 55049898A JP 55049898 A JP55049898 A JP 55049898A JP 2001527694 A JP2001527694 A JP 2001527694A
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トロクハン・ポール・デニス
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ザ・プロクター・エンド・ギャンブル・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 感光性樹脂硬化用の制御された放射線を発生するための装置(10)が開示されている。この装置(10)は放射線源(20)と、放射線を少なくとも1つの放射線の方向に方向づけるための縦長のリフレクタ(30)とから構成する。このリフレクタ(30)は縦方向に間隔を保って配置された2つの端部(34、36)および縦方向に対して垂直な横断面を有する。リフレクタは、さらに、内面および外面(32)を有する。この内面(31)は縦方向と平行に向けられた縦に長い、複数個の反射小面(35)を構成する。この反射小面(35)は硬化用放射線(R)を横断面において少なくとも1つの放射線の方向(U)と実質的に平行に方向づけるために調節可能である。任意的に、リフレクタの端部(34、36)間に配置される、硬化用放射線の縦方向の角度を制御するための複数個のコリメータ要素(38)が利用される。また、放射線源(20)と並置される、好ましくは、ミニ・リフレクタを構成する放射線制御装置(21)を利用してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 感光性樹脂を硬化する制御された放射線を発生するための装置 発明の技術分野 本発明は樹脂構成物と結合した強化構造物を構成する抄紙ベルトを製造する方 法に関する。より詳しくは、本発明は抄紙帯の樹脂構成物を製造するために硬化 用放射線の屈折の方向および角度を制御する、感光性樹脂硬化装置に関する。 発明の技術的背景 紙製品は多様な目的のために用いられている。ペーパータオル、化粧用ティッ シュ、トイレットティッシュおよびその類似物は工業化した現代社会において一 定量の利用がある。このような紙製品に対する巨大な需要は紙製品の新たな改良 への要求を生み出している。 一般に、抄紙工程は数段階からなる。抄紙繊維からなる分散液は1次脱水およ び繊維再配置が生じる、長網式抄紙機またはツインワイヤ式抄紙機のような、抄 紙機の多孔要素に密着して初期ウェブとなる。 通気乾燥工程において、1次脱水を経た後に、初期ウェブは、多孔型透過偏向 部材で構成された空気通気乾燥ベルトに搬送される。この偏向部材は型模様付樹 脂構成物を構成し、この構成物が前後の圧力差によって空気が流れる複数個の偏 向通路を有する。この樹脂構成物は織られた強化構造物に結合されると共に、強 化構造物から外側に延びる。初期ウェブ内の抄紙繊維は偏向通路の中に偏向され 、中間フェブを形成するために水分が偏向通路を通して排出される。この後、得 られた中間ウェブは、最終の乾燥段階において乾燥され、この乾燥段階で、中間 ウェブの樹脂構成物と整合した部分を多領域構造物を形成するために押圧しても よ い。 強化構造物および樹脂構成物を構成するドライ通気抄紙帯はジョンソンらに付 与された1985年4月30日発行の米国特許第4,514,345号明細書; トロクハンに付与された1985年7月9日発行の米国特許第4,528,23 9号明細書;トロクハンに付与された1985年7月16日発行の米国特許第4 ,529,480号明細書;トロクハンに付与された1987年1月20日発行 の米国特許第4,637,859号明細書;トロクハンに付与された1994年 8月2日発行の来国特許第5,334,289号明細書に記述されている。上述 の特許明細書はドライ通気帯の好ましい構造を示す目的のために参照によってこ こに取り入れられる。このようなドライ通気帯は現在の被譲渡人によって製造さ れ、かつ販売される、バウンティ・ペーパータオルおよびチャーミン・ウルトラ ・トイレットティッシュのような、商業的に成功している製品を製造するために 使用されている。 現在、ドライ通気抄紙帯の樹脂構成物は望ましいパターンに従い紫外線を用い て感光性樹脂を硬化する段階を含む工程によって作られる。参照によってここに 取り入れられる、トロクハンに付与された1996年5月7日発行の米国特許第 5,514,523号明細書は差動光透過技術を用いて抄紙帯を製造する、1つ の方法を開示する。この抄紙帯を製造するために液状感光性樹脂からなる被膜が 強化構造物に塗布される。この後、不透明領域および透明領域によって予め選択 されるパターンを定める、マスクが被膜と紫外線のような放射線源との間に位置 決めされる。液状感光性樹脂の被膜にマスクを通して放射線源からの紫外線を照 射することによって硬化が行われる。マスクの透明領域を通して紫外線を照射す る硬化により強化構造物から延びるナックルを形成するように紫外線照射領域の 樹脂を硬化(すなわち、凝固)する。紫外線の照射されない領域(すなわち、マ スクの不透明領域に相当する領域)は、すなわち、硬化されず、その後、除去さ れる。 この放射線照射角度は抄紙帯の偏向通路の壁面に付くテーパの有無に重要な影 響がある。平行度をより高く保って照射することにより通路の壁に付くテーパを より小さく(あるいはより厳密に垂直に)することができる。通路がより垂直に なると、抄紙帯はより大きなテーパが付いた壁を有する抄紙帯と比べてある決め られたナックル領域での空気透気度をより高めることができる。 同時に、幾つかの例では、放射線の角度を様々に変えて硬化させるように感光 性樹脂を照射することが望ましい。たとえば、ナックルが圧力のもとでより持ち こたえられるので、ナックルに僅かにテーパを付けて樹脂構成物を製造すること が望ましい。別の例では、樹脂構成物の3次元設計は様々に変わる放射線の角度 を利用することによってなし遂げることが可能になる。 強化構造物および樹脂構成物を構成する抄紙帯を製造するための樹脂を硬化す る現存の装置は放射線源(すなわち、バルブ)および楕円面形状を有するリフレ クタを備えている。この現在使用される装置のバルブは運転のためにマイクロ波 エネルギを必要とする。楕円面形状は、選択されておりその理由は、リフレクタ の楕円面形状およびその付属物の大きさが最も有効な作用を得るのにバルブに必 要なマイクロ波エネルギの結合を最大にするのに役立つからである。従来技術の リフレクタの楕円面形状はマイクロ波結合に関しては有効であるが、この楕円面 形状は非平行で、リフレクタ軸から大きく離れた、あるいはバラバラな状態の放 射線を発生する。したがって、この楕円面形状は樹脂構成物を構成する感光性樹 脂を硬化するためには効果的でない。これまでのところでは装置の製造者はマイ クロ波エネルギを最大化しながら、同時に、感光性樹脂を最も効果的に硬化する 、ある予め決められた方向に向ける、平行な放射線を発生し、同時に、放射線を 縦方向に均一に生じる、リフレクタを設計することができない。幾つかの場合に おいて、スペースの制限は、また、リフレクタの形状に影響を及ぼす。したがっ て、 リフレクタの幾何学的形状と独立に硬化のための放射線照射角度を制御する手段 が求められている。 放射線照射角度を制御する手段の一例は減光コリメータである。減光コリメー タは、実際上、紫外線放射線がこれらの望ましい方向以外に逸れるのを阻止する 、角分布フィルタである。普通の減光コリメータは光線が望ましい方向に透過す る、一続きのチャンネル形状に形成される、暗色メタル装置を構成している。先 に引用し、参照によってここに取り入れられる米国特許第5,514,523号 明細書は減光コリメータを利用する抄紙帯を製造する方法を開示する。 減光コリメータは放射線を望ましい方向に向けるのに力をかすが、減光コリメ ータ内での放射エネルギの損失があるために硬化する感光性樹脂に届く総放射エ ネルギが減少する。 したがって、本発明の目的は硬化用放射線の入射角を制御することを可能にす る、感光性樹脂を硬化するための装置を提供することにある。 本発明の別の目的は少なくとも1つの予め決められた放射線の方向に硬化用放 射線を方向づける、調節可能な複数個の反射小面を構成する、感光性樹脂を硬化 放射するための装置を提供することにある。 本発明の、さらに別の目的は硬化するエネルギの損失を大きく減少させる、樹 脂構成物を有する抄紙ベルトの製造に用いる、感光性樹脂を硬化するための改良 された装置を提供することにある。 本発明の、さらに別の目的はリフレクタの形状と反射した放射線の方向との間 の相互依存性を取り除くことである。 発明の要約 感光性樹脂を硬化する、制御された放射線を発生させるための本発明の装置は 2つの主要な要素:縦に長いリフレクタと放射線源とから構成する。 このリフレクタは第1の端部および第2の端部を有し、この双方の端部は互いに 向き合い、かつ縦方向にお互いから間隔を保って配置される。リフレクタは縦方 向に対して垂直である、横断面に様々な幾何学的形態を有する。リフレクタは横 断面においてお互いに対して可動である、1個またはそれ以上の区域で構成され ている。 このリフレクタは内面および外面を有する。好ましくは、このリフレクタの内 面は自由に動くことができる。この内面は縦方向に向けられる、縦に長い複数個 の反射小面で構成される。横断面でみて、反射小面は硬化用放射線を少なくとも 1つの予め決められた放射線の方向に方向づけるために調節可能である。 一実施例において、リフレクタは3個の区域:第1の区域、この第1の区域と 可動に連結される第2の区域およびこの第2の区域とを可動に連結される第3の 区域からなる。第1の区域は第1の放射線の方向と実質的に平行な放射線を方向 づける、複数個の第1の反射小面を有し;第2の区域は第2の放射線の方向と実 質的平行な放射線を方向づける、複数個の第2の反射小面を有し;第3の区域は 第3の放射線の方向と実質的に平行な放射線を方向づける、複数個の第3の反射 小面を有する。複数個の第1の反射小面は第1の内面を形成し;複数個の第2の 反射小面は第2の内面を形成し;複数個の第3の反射小面は第3の内面を形成す る。複数個の反射小面は、好ましくは、本質的に放物線または円弧の巨視的尺度 形状を構成する、すなわち、本質的に放物線または円弧の光学的効果を有する、 横断面形態を具備する内面をそれぞれ形成するように、調節することができる。 したがって、リフレクタのそれぞれの区域は硬化する反射光を少なくとも1つの 予め決められた放射線の方向に方向づけることができる。 リフレクタの区域および/または個々の反射小面は第1の放射方向、第2の放 射線の方向および第3の放射線の方向が平行となるように、すなわち、複数個の 第1、第2および第3の反射小面が放射線を同一方向に向けるように配置される 。 これに代わるものでは、リフレクタの区域および/または個々の反射小面は第1 の放射線の方向、第2の放射線の方向および第3の放射線の方向が平行とならな いように配置される。もちろん、リフレクタの区域および/または個々の反射小 面は第1、第2および第3の放射線の方向のいずれか1つが他の2つの放射線の 方向の1つと平行となるように配置することができる。 放射線源は縦方向に長く延びており、好ましくは、リフレクタの第1の端部と 第2の端部との間に縦方向に延びる、縦に長い露光ランプ、すなわちバルブであ る。この放射線源は樹脂構成物を製造する液状感光性樹脂を硬化させる波長の範 囲で第一次的に化学線による放射線を与えるように選択される。この波長は液状 感光性樹脂の特性から決まる波長である。液状感光性樹脂が適切な波長の放射線 に照射されたとき、その樹脂の照射された部分で硬化が始まる。好ましくは、こ の放射線源は横断面において可動である。 任意的に、本発明の装置は放射線源と並置される放射制御装置を有する。この 放射制御装置は、好ましくは、放射線源と向き合う、凹断面および反射面を有す る、縦に長いミニ・リフレクタからなる。放射制御装置は放射線源によって放射 される、幾つかの放射線を反射小面に方向づける。これに代わるものでは、また は付加的に、放射制御装置は放射線源によって放射され、望ましい方向以外に向 かう、(すなわち、反射小面以外の方向に向かう)幾つかの放射線を阻止する、 非反射装置を構成する。この放射制御装置は放射線源に対して固定してもよい。 しかしながら、好ましくは、放射制御装置は放射線源に対して回動可能である。 放射制御装置は横断面において伸長可能である。 任意的に、本発明の装置はリフレクタの第1の端部と第2の端部との間に配置 される、複数個のコリメータ要素を有する。このコリメータ要素は縦方向に対し て硬化用放射線の角度を調整する。減光面を有するコリメータ要素は減光コリメ ータ要素であり;反射面を有するコリメータ要素は反射コリメータ要素である。 図面の簡単な説明 図1は横断面凹形態を有するリフレクタを構成する、部分的に切り取られた本 発明の装置の一実施例を示す斜視図である。 図2は部分的に切り取られた図1に示される装置の図式的側面図である。 図3は図2の3−3線に沿う本発明の装置の図式的横断面図である。 図4は円弧面ミラーおよび放物面ミラーの比較を示す図式的横断面図である。 図5は実質的に平面位置に多区域リフレクタを構成する、本発明の装置および 硬化する感光性樹脂を示す図式的横断面図である。 図6は凹面位置に多区域リフレクタを構成する、本発明の装置および縦方向の 感光性樹脂を示す図式的横断面図である。 図7は図6に示されるものに類似する装置および幅方向の感光性樹脂を示す図 式的横断面である。 図8は図6に示されるものに類似する装置および非反射位置にあるリフレクタ の1個の区域を示す図式的横断面図である。 図9は図6に示されるものに類似する装置および縦方向に放射線を方向づける リフレクタの2個の区域を示す図式的横断面図である。 図10は図2に示されるものに類似する装置および硬化用放射線の縦方向の分 布に関するリフレクタ要素の効果を示す図式的側面図である。 図11は従来技術のリフレクタを構成する装置の図式的側面図である。 図12は図9の10−10線に沿う従来技術の装置の横断面図である。 図13は滑動可能に連結される3個のセグメントを構成する、伸長可能な放射 制御装置の図式的横断面図である。 図14は回動可能に連結される3個のセグメントを構成する、放射制御装置の 図式的横断面図である。 発明の詳細な説明 図1ないし図3は制御された放射線を発生する、本発明の装置10の一実施例 を図式的に示している。この装置10はドライ通気抄紙帯の樹脂構成物を製造す るために用いられる、感光性樹脂を硬化するのに利用される。本発明の装置10 は2つの主要な要素:縦に長いリフレクタ30および放射線源20で構成してい る。 図1および図2に示されるように、縦に長いリフレクタ、あるいは単に“リフ レクタ”30は一対の端部:第1の端部34および第2の端部36を有する。こ の端部34および端部36は互いに向かい合い、縦方向にお互いから間隔を保っ て配置されている。抄紙の製造では、方向は、通常、“縦方向”、すなわち“M D”および“幅方向”、すなわち“CD”に関して規定される。縦方向MDは抄 紙機器を通過するウェブ(したがって、抄紙帯)の流れと平行である方向を称す る。幅方向CDは縦方向と垂直で、かつ抄紙帯の面と平行である。本出願の幾つ かの図では、これらの方向は方向矢印“MD”および“CD”によって示される 。図6、図8および図9に示されるように、この装置10はそれの縦方向が縦方 向MDと実質的に垂直であり、幅方向CDと実質的に平行であるように、方向を 合わせる。これに代わるものでは、装置10は、図7に示されるように、それの 縦方向が幅方向CDと実質的に垂直であり、縦方向MDと実質的に平行であるよ うに、方向を合わせる。装置10の方向を縦方向MDおよび幅方向CDに対して 異なる方向に向ける効果は後に詳しく検討される。 本発明に従ってリフレクタ30は横断面において様々な幾何学的形態を有する 。ここで用いられるとき、用語“横断面”は縦方向に垂直の仮想横断面によって 形成されるリフレクタ30の横断面を意味する。また、このリフレクタ30はお 互いに対して可動である、1個ないしそれ以上の区間で構成されている。図3は 全 体的に1つの凹横断面形態を有する、1個の区間を構成するリフレクタ30を示 している。図5ないし図9はそれぞれの断面が実質的に平面横断面形態を有する 、3個の区間30a、30b、30cを構成するリフレクタ30を示している。 図5において、リフレクタ30の可動区間はリフレクタ30が横断面において実 質的に平面位置にあるように配置される。図6および図7は横断面において全体 的に凹位置にあるリフレクタ30を示している。 好ましくは、図3および図5ないし図9に示されるリフレクタ30の横断面は 横断面軸33を有する。この横断面軸33は、また、リフレクタ30の横断面が 縦方向に垂直であるので、縦方向に垂直である。ここで用いられるとき、横断面 軸33は、図3、図5、図6および図7に示されるように、リフレクタ30の横 断面が左右対称である、少なくとも1個の装置を備えたリフレクタ30の横断面 に関係する仮想上の真っ直ぐな線である。この技術分野において熟練せる技術者 は、図5ないし図9に示されるようなお互いを可動に結ばれる1個よりも多い数 の区域を構成するリフレクタ30では、図8および図9に示されるように、横断 面軸33に対してリフレクタ30が左右対称にならないように、区域30a、3 0b、30cを位置決めする場合があることを認識するであろう。この横断面軸 の存在は好ましいものであるが、必ず必要なものではない。非対称の横断面を有 するリフレクタ30は上述のように定義される横断面軸33を持たない。それに もかかわらず、このような非対称横断面を有するリフレクタ30は本発明の範囲 に包含される。 このリフレクタ30は内面31および外面32を有する。この外面32はフレ ームとリフレクタ30を外部の構造物に装着するための手段(図示せず)とを構 成する。この内面31はリフレクタ30の反射面であり、好ましくは、自由に動 くことができる。内面31はリフレクタ30の第1の端部34と第2の端部36 との間に縦方向に向けられる、縦に長い、複数個の反射小面35で構成されてい る。この反射小面、あるいは単に“小面”35はそれぞれ自身の反射面35sを 有する。横断面でみて、この小面35は個々に調節可能である。小面35は少な くとも1つの予め決められた放射線の方向に硬化用放射線を方向づけるために調 節可能である。ここで用いられるとき、用語“放射線の方向”は複数個の反射小 面35によって生じた大部分の反射光と実質的に平行である方向を規定する。た とえば、図3において、反射小面35は放射線の方向Uと実質的に平行な反射放 射線Rの大部分を方向づけるように位置決めされる。 好ましくは、小面35は横断面において回動可能に調節可能である。しかしな がら、リフレクタ30の横断面において個々の小面35を調節する手段はこれと 別の手段を利用してもよい。横断面における反射小面35の調節可能性によりリ フレクタ30の内面31は横断面において自由に動くことができる。もちろん、 リフレクタ30自身が反射小面35の調節性と関係なく、横断面において自由に 動くようにしてもよい。 ここで用いられるとき、用語“放射線”および“光線”は物理的意義において 同義である。幾つかの例では、特に、方向矢印DおよびRと関連して図で示すこ とを目的とする多くの記述の場合には、用語“放射線”を用いるのが好都合であ る。同様に、参照符号“D”は、一般に、入射放射線(入射放射線)を示し、参 照符号“R”は反射放射線(反射線)を示している。参照符号“D”および“R ”に続く参照符号“a”“b”および“c”は本出願の図面に示された幾つかの 実施例において(特に、関係のある箇所で)放射線RおよびDの方向を区別する 。 ここで用いられるとき、“共通の光学的焦点”または“共通の幾何学的焦点” Fは、横断面内の点を定義するものであり、この点に放射線源20を、図3に最 もよく示されるように、この放射線源20によって発生させた当初の入射放射線 源Dが小面35で反射して、その反射放射線源Rが少なくとも1つの予め決めら れた放射線の方向Uと実質的に平行となるように、配置しなければならない。 図3は凹リフレクタ30が横断面軸33と平行である、1つの放射線の方向U に反射放射線Rを方向づける実施例を示している。本実施例では、複数個の反射 小面35は、好ましくは、本質的に放物線または円弧の巨視的尺度形状を構成す る、横断面形態を有する内面31を形成する。本発明の目的のためには放物線の 巨視的尺度形状と円弧の巨視的尺度形状との差異は、下記に説明されるように、 本質的に区別できない。 ここで用いられるとき、用語“本質的に円弧の巨視的尺度形状”あるいは“本 質的に放物線の巨視的尺度形状”は内面31の横断面が光学的効果に関して全体 として観察され、あるいは考察されるときのリフレクタ30の内面31の全体に わたる横断面形状を規定する。言い換えると、内面31の全体にわたる幾何学的 横断面形状が“本質的に放物線/円弧”でないとしても、内面31は、それでも なお本質的に放物線/円弧の巨視的尺度形状を有することができる(すなわち、 内面31が、それでもなお、あたかも幾何学的形状の点で放物線/円弧であるよ うに機能する)。しかしながら、内面31が横断面において幾何学的に本質的に 放物線/円弧形状を有することは除外されない。また、好ましくはないが、逸脱 の程度がリフレクタ30の性能に本質的に逆の影響を伴わない限り、完全な円弧 または放物線の全体形状(すなわち、完全な円弧または放物線の光学的効果)か らの逸脱も許されると理解すべきである。同様に、リフレクタ30の性能に逆の 影響を及ぼさないならば、隣接する2個ないしそれ以上の小面35にわたって形 成する移行領域も許されると理解すべきである。内面31の横断面“巨視的尺度 形状”と明らかに相違して、個々の小面35の横断面形状、特に、反射面35の 形状は内面31の“微視的尺度形状”を規定する。 図3に最もよく示されるように、共通の光学的焦点Fが横断面軸33に置かれ るとき、横断面軸33は複数個の反射小面35によって作られる内面31の放物 線または円弧の巨視的尺度形状の光学軸と一致する。この技術分野において熟練 せる技術者は平行近軸放射線がミラー面からミラー半径の半分に等しい距離でミ ラー光軸に配置される、光学的焦点を通って凹球面(すなわち、横断面において 円弧)ミラーから乱れなく正常に反射されると認識する。本明細書で用いられる とき、近軸放射線はこれらの入射光であり、この入射放射線Dは、放射線源20 によって生じてリフレクタ30の光学軸に対して比較的浅い角度で入射する。 図4は“近軸放射線”によってもたらされるものを示す。図4において、符号 “S”は点“C”に中心を、そして点“A”に原点を有する円弧(円弧面ミラー )を示している。符号“P”は点“F”に幾何学的焦点を、そして点“A”に頂 点を有する放物線(放物面ミラー)を示している。図4に示すように、放物線P および円弧Sは点“P1”と“P2”との間の形状が極めて接近(実際、殆ど区 別できない)している。これらの点P1およびP2を超えたところでは放物面ミ ラーPおよび円弧面ミラーSは各自の形状に大きなずれがある。点P1…C…P 2を結ぶ線によって規定される、輪郭の表わす領域が“近軸領域”であり、言い 換えると、円弧Sの形態と放物線Pの形態とがあらゆる実際に役立つ目的のため に本質的に区別できない、円弧Sおよび放物線Pの共通の光学軸に対して直ぐ近 接している領域である。近軸領域内にある、これらの入射放射線Dは近軸放射線 である。エウジーニ・ヘクト著、光学、第2版、159頁、著作権登録1987 年、1974年、アディソン・ウェスリー出版社発行。この書籍は放物面ミラー と円弧面ミラーとの比較(図解および数理的)を示す目的のために参照によって 本明細書に取り入れられる。注目すべき点として、ヘクトは規定の“球面ミラー ”を使用すると考える。これに対して、出願人は本出願において、特に横断面と 関係する状況では、規定の“円弧ミラー”は規定の“放物面ミラー”と寸分違わ ず、しかもより調和し、“放物線”および“円弧”の双方は平面の幾何学的形状 であると考える。ここで用いられるとき、用語“円弧面ミラー”はその断面が1 80度までの円弧によって形成される横断面を有するミラーを含む。しかしなが ら、3 次元球面ミラーおよび3次元放物面ミラーは、また、本発明の範囲に包含される と理解すべきである。 図5ないし図9はリフレクタ30が3つの区域;第1の区域30a、この第1 の区域30aと可動に連結される第2の区域30bおよびこの第2の区域30b と可動に連結される第3の区域30cを構成する、装置10の実施例を示してい る。本発明においては区域30a、30b、30cの可動連結はどのような手段 を利用してもよい。可動連結の一例は図5ないし図9に示されるピボット60を 用いた回動による連結である。第1の区域30aは第1の放射線の方向U1と実 質的に平行な放射線Raを方向づける(すなわち、入射放射線Daを反射する) ための、複数個の第1の反射小面35aからなる第1の内面31aを有し;第2 の区域30bは第2の放射線の方向U2と実質的に平行な放射線R2を方向づけ る(すなわち、入射放射線Dbを反射する)ための、複数個の第2の反射小面3 5bからなる第2の内面31bを有し、第3の区域30cは第3の放射線の方向 U3と実質的に平行な放射線Rを方向づける(すなわち、入射放射線Dcを反射 する)ための、複数個の第3の反射小面35cからなる第3の内面31cを有す る。反射小面35はそれぞれ反射小面35a、35b、35cが、好ましくは近 軸領域内に本質的に放物線または円弧の巨視的尺度形状を構成する、すなわち、 放射線源20に関して本質的に放物線または円弧の光学的効果を有する、横断面 形態をそれぞれ備えた内面31a、31b、31cを形成するように調節するこ とができ、この結果、各内面31a、31b、31cは少なくとも1つの予め決 められた放射線の方向に硬化用放射線を方向づけることができる。 図5において、リフレクタ30の区域30a、30b、30cは第1の放射線 の方向U1、第2の放射線の方向U2および第3の放射線の方向U3が横断面に おいて実質的に平行となる、言い換えると、複数個の第1の反射小面35a、複 数個の第2の反射小面35bおよび複数個の第3の反射個面35cが横断面にお いて硬化用放射線Ra、Rb、Rcを実質的に平行な放射線の方向U1、U2、 U3にそれぞれ向けるように配置されている。 図5と明らかに相違して、図6および図7では、リフレクタ30の区域30a 、30b、30cは第1の放射線の方向U1、第2の放射線の方向U2および第 3の放射線の方向U3が横断面において平行とならないように配置される。もち ろん、区域30a、30b、30cは、図9に示されるように、横断面において 1つの放射線の方向(たとえば、第2の放射線の方向U2)が他の2つの放射線 の方向の1つ(たとえば、第3の放射線の方向U3)のみと実質的に平行となる ように配置することができる。必要であれば、区域のうちの1個(たとえば、図 8に示されるような、第3の区域)は非反射位置、すなわち、硬化用放射線が反 射するのを効果的に排除する位置に配置してもよい。 本出願においては次の点が指摘すべきである。横断面でみたときに特に関係が 深い“横断面軸”“共通の光学的焦点”内面31の形状、入射放射線D、反射線 R、放射線の方向Uおよび類似する要素に対する言及は、別に指摘がない限り、 通常、図3および図5ないし図9に示される横断面の状況において考察すべきで ある。 図1および図2に示されるように、縦に長い反射小面35は縦方向に、実質的 に平行となるように向けられる。上記したように、複数個の反射小面35は横断 面において反射放射線Rの大部分が少なくとも1つの放射線の方向Uと実質的に 平行となるように、放射線源20によって放射される放射線(入射放射線D)を 反射する。この技術分野において熟練せる技術者は小面35の数および形状が横 断面放物線または円弧の巨視的尺度形状となるような複数個の反射小面35の望 ましい解決方法、すなわち、正確性によって本質的に指定できることを容易に理 解する。個々の反射小面35は平面(すなわち、平面の反射面35aを有する) か、あるいは他の形状、たとえば、曲線形状を備える。この小面35の形状にか かわらず、内面31(図3)、あるいは各内面31a、31b、31c(図5ない し図9)は、好ましくは、横断面近軸領域内に円弧の巨視的尺度形状または放物 線の巨視的尺度形状のいずれかを有する。近軸領域の外側では、内面31(図3) 、あるいは各内面31a、31b、31c(図5ないし図9)は、好ましくは、 放物線の巨視的尺度形状を有する。 内面31を形成するためにリフレクタ30に小面35を取り付ける、いずれか の適当な手段が小面35を装着するのに使用される。たとえば、リフレクタ30 は内部に個別に調節可能な複数個のハウジング(図示せず)を有し、このハウジ ングは個々の小面35が横断面においてそれぞれ調節できるように各小面35を 受け入れる。これに代わるものでは、図5に図式的に示される、リフレクタ30 に個々の小面35を回動可能に連結するための回動手段61が利用される。個々 の小面35は横断面においてそれぞれ回動可能に調節可能である。 本発明に従うならば、放射線源20は縦方向に長く延びており(図1、図2お よび図10)、好ましくは、横断面において共通の幾何学的焦点Fと並置される( 図3および図5ないし図9)。より好ましくは、横断面でみて、放射線源20は 横断面軸33上に置かれる、共通の幾何学的焦点Fに配置される。図示されるよ うに、放射線源20が横断面において共通の幾何学的焦点Fに配置されるとき、 リフレクタ30は放射線源20から放射された放射線を反射させて、複数個の反 射小面35で、少なくとも1つの放射線の方向と実質的に平行に方向づける。 放射線源20は、好ましくは、横断面において可動である。一例として、図8 は横断面軸33上の位置と異なる位置に置かれた放射線源20(仮想線)を示し ている。横断面において動く放射線源20を個々の区域30a、30b、30c の調節性およびそれぞれの小面35a、35b、35cの独立した調節性と組み 合わせて用いることにより横断面における放射線源をより精密に位置決めするこ とができ、かつ1つないしそれ以上の予め決められた放射線の方向に向く硬化用 放射線を生じる装置をより簡単に作ることが可能になる。 好ましい放射線源20はリフレクタ30の第1の端部34と第2の端部36と の間に縦方向に延びる縦長の露光ランプ、すなわち電球である。横断面でみたと き、放射線源20は方向矢印Dによって図式的に示される方向に化学線による放 射線を放射する。この放射線源20は樹脂構成物48を製造するために液状感光 性樹脂43を硬化する、波長を保って第一次的に放射線を与えるように選択され る。好ましくは、放射線源20は化学線により硬化用放射線を発生する。この波 長は液状感光性樹脂の特性によって決まる波長である。上記のように、液状感光 性樹脂43を適切な波長の放射線で照射したとき、その樹脂43の照射された部 分で硬化が始まる。硬化は、一般に、照射された領域での樹脂の固化によって目 に見えるようになる。反対に、照射されない領域は液体のまま残り、それ以後、 取り除かれる(たとえば、洗浄して除去される)。 水銀アーク、パルスキセノン、無電極および蛍光ランプのような任意の適当な 放射源20を使用することができる。放射強度および持続時間は照射領域に必要 とされる硬化の程度によって決まる。照射強度および時間の絶対値は樹脂の化学 的性質、感光性値特性、樹脂被膜厚さ、および選択されたパターンによって決ま る。好ましい樹脂としてはメリグラフ樹脂EPD1616、これは約100から 約1,000ミリジュール/cm2の範囲となる。 本発明の装置10は、任意的に、放射線源20と並置される放射線制御装置2 1を有する。この放射線制御装置21は、好ましくは、図5ないし図9および図 13に示されるように、凹横断面形状を有する縦に長いミニ・リフレクタおよび 放射線源20と対面する反射面を構成する。縦に長いミニ・リフレクタを構成す る放射線制御装置21は放射線源20によって放射される幾つかの放射線Dを反 射小面35に向ける。代替的又は付加的に、放射線制御装置21は望ましい方向 以外に向かう、すなわち、反射小面35以外の方向に向かう入射放射線Dを阻止 する。非反射装置で構成してもよく、この非反射装置は、この特定の実施例にか かわらず、放射線制御装置21は感光性樹脂43が望ましくない方向の入射放射 線Dによって照射されるのを防ぐ。したがって、放射線源20からの入射(そし て、たぶん非平行)放射線Dは、少なくとも1つの決められた放射線の方向を有 する制御された反射放射線Rと干渉しない。もし、本発明の装置10が横断面に おいて可動である、好ましい放射線源20を構成するのであれば、放射線制御装 置21も放射線源と同時に動くことができればより好ましい。この放射線源20 および放射線制御装置21を連結する方法はこの技術分野ではよく知られており 、本発明にとって重要ではない。 この放射線制御装置21は放射線源20に対して固定してもよい。しかしなが ら、好ましくは放射線制御装置21は可動であり、より好ましくは、図8および 図14に示されるように、放射線源20に対して回動可能である。さらに、この 放射線制御装置21は、好ましくは、図13および図14に示されるように、横 断面において伸長可能である。この伸長可能な放射線制御装置21はその装置2 1の有効反射領域(反射式放射線制御装置21の場合)、あるいはその装置21の 有効阻止領域(非反射式放射線制御装置21の場合)を調整する。本明細書で用 いるときには、反射式放射線制御装置21の“有効反射領域”は放射線制御装置 21の反射領域の部分を指し、この部分が放射線源20が放射した入射放射線を 反射させ、かつ反射した放射線を反射小面35の方向に向ける。比論的に表現す れば、非反射式放射線制御装置21の“有効阻止領域”は放射線制御装置21の 阻止領域の一部分でありこの部分は放射線源20によって放射される入射放射線 を反射することなく吸収する。伸長可能な放射線制御装置21の例は、これに限 定されないが、お互いに対して可動な2個ないしそれ以上のセグメントで構成さ れる構造体を備える。たとえば、図13および図14は3個のセグメント21a 、21b、21cを構成する、伸長可能な放射線制御装置21を示しており、そ れぞれ滑り方式(図13)および回動方式(図14)で互いに連結されている。 こ の放射線制御装置21のある部分、たとえば、図13および図14のセグメント 21bは、入射放射線Dがそのセグメント21bを透過できるように透明である 。図14において、この透明なセグメント21bは…望ましい方向に入射放射線 Dを方向づける…レンズまたはミニ・コリメータ要素で構成してもよい。この放 射線制御装置21は、また、別のものと置き換えることも可能である。 図2および図10に示されるように、好ましくは、本発明の装置10は硬化用 放射線の縦方向の分布を制御するために、リフレクタ30の第1の端部34と第 2の端部36との間に位置された複数個のコリメータ要素38を有する。図10 において、符号“E”は縦方向に測定した隣接する2個のコリメータ要素間の距 離を表し;符号“L”はコリメータ要素38の“縦”寸法、すなわち、横断面軸 33と平行である寸法を表している。装置10の縦方向に対する放射線の角度の 制御は、隣接する2個のコリメータ38間の距離E、および/またはコリメータ 38の“縦”寸法Lを制御することによって、効果的に行うことができる。 図10に硬化用放射線の縦方向分布に関するコリメータ要素38の効果につい て幾つかの例が図式的に示されている。図10において、入射放射線Dは放射線 源20上に置かれた点B1にて生じる。この入射放射線Dが縦方向との間に角度 Aを保ってリフレクタ30の内面31から反射するとき、反射放射線R1はコリ メータ要素38から干渉を受けることなく、感光性樹脂43の表面45に達する ことができる。点B4で縦方向に対して角度Fを保って発生する入射放射線D4 については反射放射線R4がコリメータ要素38から干渉を受けることなく、感 光性樹脂43の表面45に達し、同一の効果が得られる。 この入射放射線D1、D4と相違して、点B2および点B3から放射される入 射放射線D2および入射放射線D3はコリメータ要素38によってそれぞれ影響 を受ける。縦方向に対して角度Bを有する入射放射線D2は直接コリメータ要素 38に当たる。縦方向に対して角度Cを有する入射放射線D3はリフレクタ30 の内面31から反射し、その反射放射線R3がコリメータ要素38に当たる。 このコリメータ要素38はそれぞれ反射面、または…代替としての…光線平行 化用の面である2つの面38sを有する。減光面38sを有するコリメータ要素 38は本明細書では減光コリメータ要素38として定義され、その減光コリメー タ要素38によって実質的に吸収される、入射放射線D2に関連して図10に示 されている。反射面38sを有するコリメータ要素38は本明細書では反射型コ リメータ要素38として定義され、入射放射線D3、内面31で反射した反射放 射線R3、および反射コリメータ要素38で反射した反射放射線R3wに関連し て図10に示されている。 比較のために図11および図12は感光性樹脂を硬化するための従来技術によ る装置100を図式的に示している。図12に示される横断面において、従来技 術の装置100は楕円形の内面131およびリフレクタ軸133に配置される、 放射線源120を有するリフレクタ130を構成している。放射線源120から の放射線Drは楕円形の内面131から反射され、点F1に集まる。この後、反 射放射線Rrは発散し、反射放射線Rrの大部分が多量の反射放射線Rrを妨げ る減光コリメータ47に突き当たる。この現在の装置100では、硬化する樹脂 が受け取る総エネルギの50%を超える量が反射エネルギであると算定すること ができる。したがって、従来技術のリフレクタ130の楕円形状はコリメータに おける反射エネルギの多大な損失のために硬化する総エネルギの多大な損失を生 じる。横断面における収斂に加えて、従来技術の装置100における反射放射線 Rrはその多くが感光性樹脂を硬化するうえで望ましくない、縦方向に対する角 度を有する。 従来技術の装置100と対照的に、本発明の装置10においては、反射放射線 Rの大部分は横断面で少なくとも1つの放射線の方向と実質的に平行であり、し たがって、感光性樹脂43の放射線対向面45に達する前には収束及び/又は発 散をすることはない。また、図10に示されるように、コリメータ要素38によ り装置10の縦方向に対する放射線の角度を効果的に制御することができる。 本発明の技術的背景において指摘したように、従来技術のリフレクタ130の 楕円形状は現存の装置100で利用されるバルブの有効な働きに必要なエネルギ 量を最大化するために必須である。しかし、同時に、従来技術のリフレクタ13 0の楕円形状は望ましい平行な反射光を発生することができない。本発明はリフ レクタ30の幾何学的楕円形状をリフレクタ30の内面31の放物線または円弧 の巨視的尺度形状と組み合わせる。したがって、本発明は放射線源の有効性のた めに必須のマイクロ波エネルギと、硬化工程の有効性のために必須の平行な放射 線との間の相互依存性を効果的に排除できる。言い換えると、本発明の装置はリ フレクタ30の幾何学的横断面形状をリフレクタの光学的効果から効果的に切り 離すことができる。 また、スペースの制限が、機器製造者の幾何学的に放物線または円弧の横断面 形状を有するリフレクタの製造を妨げる。さらに、リフレクタ30の幾何学的形 状とリフレクタの光学的効果との間の相互依存性を除くことにより、本発明の装 置10はリフレクタ30全体にわたる特別な横断面形状に関係なく、平行な放射 線を発生することができる。図5ないし図9はリフレクタの区域30a、30b 、30cの(凹面ではなくて)本質的に平面の幾何学的横断面を有するリフレク タ30を示している。それにもかかわらず、複数個の反射小面35a、35b、 35cからなる内面31a、31b、31cは、上述したように、好ましくは、 それぞれ放物線または円弧の巨視的尺度形状を有する。 図3および図5ないし図10は感光性樹脂43からなる被覆を作業面40の上 面において配置する装置を図式的に示している。感光性樹脂43の放射線対向面 45は縦方向と実質的に平行である。感光性樹脂43の放射線対向面45と作業 面40との間に強化構造物50が位置決めされる。感光性樹脂43の硬化(すな わち、固化)の間、強化構造物50は硬化する樹脂43からなる樹脂構造物48 と結合し、あるいは内部に包み込まれる。図3および図5ないし図9において、 ダッシュ線44は感光性樹脂43に硬化用放射線を当てた場合の結果を図式的に 示している。すなわち、ダッシュ線44は樹脂43が固化し、液状樹脂43の硬 化しなかった部分を除去した後の硬化した樹脂43からなる、樹脂構成物48の 偏向通路の(仕上がる予定の)壁を示している。 予め選択されたパターンの不透明領域46aおよび透明領域46bを有するマ スク46は放射線源20と感光性樹脂43の放射線対向面45との間に位置決め される。好ましくは、このマスク45は感光性樹脂43の放射線対向面45と接 触している。これに代わるものでは、マスク46はその樹脂43の放射線対向面 45からある有限の距離を保って位置決めされる。このマスクは不透明領域46 aおよび透明領域46bを形成し得る、いずれかの適当な材料で構成される。 図3に示されるように、マスク46と放射線源20との間に位置決めされる減 光コリメータ47は硬化用放射線の方向および強度を制御する他の手段と同様に 利用することが可能である。この硬化用放射線の強度および方向を制御する、他 の手段(図示せず)は屈折装置(すなわち、レンズ)および反射装置(すなわち 、ミラー)を備える。 感光性樹脂43を硬化する工程の好ましい一例は既に参照の米国特許第5,5 14,523号明細書に開示された連続工程である。この連続工程において、好 ましくは、液状感光性樹脂の被膜は、好ましくは、エンドレスループを構成して いる強化構造物50に塗布される。 図6、図8および図9に好ましい装置を示し、この装置では本発明の装置10 の縦方向が、縦方向MDすなわち感光性樹脂43の被膜の移動方向に対して垂直 である。図7は本発明の装置10の縦方向が縦方向MDと平行な装置を示してい る。ダッシュ線44a、44b、44cはそれぞれ対応する区域30a、30b 、 30cで作られた被制御放射線の効果を図式的に示している。後により詳しく説 明されるように、幾つかのダッシュ線は感光性樹脂43が固化し、液状感光性樹 脂43の硬化しなかった部分を除去した後の硬化した樹脂43からなる(仕上が る予定の)樹脂構成物48の通路の(仕上がる予定の)壁を図式的に示している 。 この技術分野において熟練者は本発明の装置10の縦方向が縦方向MDと平行 であるとき(図7)、硬化用放射線の横断面分布を一様にするために、特に、過硬 化感受性樹脂については幅方向において硬化用放射線の強度を選択的に弱める必 要があると認識するであろう。代替的又は付加的に、過度の硬化に不感の樹脂は 、好ましくは、図7に示す装置に使用する。また、幾つかの反射小面35の相対 的反射性は硬化用放射線Ra、Rb、Rcの対応する部分の相対的強度の差を補 うように相違させることができる。 また、望ましいのは硬化用放射線(Ra、Rb、Rc)の各部分間の相互の干 渉を制御するために異なる方向(それぞれ、U1、U2、U3)を向く放射線の 部分を分離する、放射線減光壁3g(図7)を備えることである。 同様に、この技術分野において熟練せる技術者は本発明の装置10が図7に示 されるように使用されるとき、好ましくは、図5ないし図9に示される3個より も多い区域を備えるのが望ましいと理解する。リフレクタ30の可動区域の数は 好ましい放物線または円弧の巨視的尺度形状をより厳密にそれに近づけるために 望ましい数に増加することができる。 図6、図8および図9に示される連続工程の一過程において、感光性樹脂43 は本発明の装置のもとで左側から右側に縦方向MDに移動する。この感光性樹脂 43は、初めに、複数個の第1の反射小面35aによって形成される、第1の内 面31aによる第1の放射線の方向U1に発生した放射線Raで照射される。こ の放射線Raによる照射の効果はダッシュ線44aによって図式的に示される。 この後、感光性樹脂43は、第2の内面31bにより第2の放射線の方向U2に 発生した放射線Rbで引き続き照射され、この第2面内は複数個の第2の反射小 面35bによって形成されている。この放射線Rbによる照射の効果はダッシュ 線44bによって図式的に示される。最後に、感光性樹脂43は、続けて複数個 の反射小面35cで形成された第3の内面31cによって第3の放射線の方向U 3に発生させ放射線Rcで照射される。この放射線Rcによる照射の効果はダッ シュ線44cによって図式的に示される。硬化した樹脂構成物48のナックルの 最終の壁は、図6に最もよく示されるように、ダッシュ線44a、44cによっ て描かれている。注目すべきことは、図6、図8および図9に示される装置にお いて、感光性樹脂43の幾つかの部分が放射線Raおよび放射線Rbの両者に照 射されて“2重硬化”され(図6の部分43d)、あるいは放射線Ra、放射線R bおよび放射線Rcに照射されて“3重硬化”される(図6の部分43t)こと である。もちろん、感光性樹脂43は放射線Ra、Rb、Rcによって連続して 照射されることは要求されない。この技術分野において熟練せる技術者は感光性 樹脂43が放射線Ra、Rb、Rcに同時に照射される装置も可能であると理解 する。 図8に示された装置において、2個のみの区域−第1の区域30aおよび第2 の区域30b−は硬化用放射線をそれぞれ第1の放射線の方向U1および第2の 放射線の方向U2に発生する。第3の区域30cは硬化用放射線を発生する過程 を排除するように位置決めされている。放射線制御装置21は、任意的に、図8 に示されるように、放射線を第1の区域30aおよび第2の区域30bにおいて のみ方向づけ、第3の区域30cの方向へ向かう放射線を阻止するように位置決 めされる。図8に硬化した樹脂構成物48のナックルの最終の壁がダッシュ線4 4a、44bによって描かれている。 図9に示される装置において、第2の区域30bは硬化用放射線Rbを第2の 放射線の方向U2に発生させ、第3の区域30cは硬化用放射線Rcを第2の放 射線の方向U2と平行な第3の放射線の方向U3に発生させる。硬化した樹脂構 成物48のナックルの最終の壁はダッシュ線44aおよびダッシュ線44b/4 4cによって描かれており、このダッシュ線44bとダッシュ線44cとは一致 している。 従来の装置と対照的に、図7に図式的に示された装置においては、装置10の 縦方向は縦方向MDと平行であり、この方向は感光性樹脂43の移動方向である 。図7に示すように、この装置は傾斜が方向によって異るナックルのゾーンを形 成することが可能である。ゾーンHaは第1の放射線の方向U1を有する硬化用 放射線Raで照射される感光性樹脂43の部分であり、この放射線は複数個の第 1の反射小面35aによって形成される第1の内面31aで発生する。同様に、 ゾーンHbは第2の放射線の方向U2を有する硬化用放射線Rbで照射される感 光性樹脂43の部分であり、この放射線は複数個の第2の反射小面35bによっ て形成された、第2の内面31bで発生し;ゾーンHcは第3の放射線の方向U 3を有する硬化用放射線Rcで照射される感光性樹脂43の部分であり、この放 射線は複数個の第3の反射小面35cによって形成される第3の内面31cで発 生する。 図3および図5ないし図10に示される装置は感光性樹脂43を硬化用連続工 程を示している。しかしながら、本発明の装置10を利用する、別の装置も可能 性がある。たとえば、感光性樹脂43および強化構造物50は共に処理容器内に 配置してもよい。 また、この技術分野の熟練者が本発明が3個の区域を有するリフレクタ30に 限定されないことを直ちに理解し得ることは明らかである。望ましくは、本発明 においては3個未満又は3個より多い区域を有するリフレクタ30を利用するこ とが可能である。本発明は、リフレクタ30のある区域にあるすべての反射小面 35が硬化用放射線を1つの放射線の方向に方向づけることを要求しない。望ま しいとなれば、ある区域の幾つかの反射小面35は硬化用放射線を1つの放射線 の方向(たとえば、第1の放射線の方向U1)に向けるように調節し、一方、同 一区域にある他の反射小面が硬化用放射線を他の放射線の方向(たとえば、第2 の放射線の方向U2または/および第3の放射線の方向U3)に向けるように調 節してもよい。この実施例は図示されていないが、次のように仮に構成すること によって容易に視覚化することができる。すなわち、図6、図7および図9に示 されるリフレクタ30の区域30a、30b、30cはお互いに対して可動とせ ず、硬化用放射線Ra、Rb、Rcの放射線の方向U1、U2、U3はそれぞれ 個々の反射小面35を調節することのみによって調整する。 また、放射線の方向U1、U2、U3は硬化用放射線の根幹となる大部分が向 く方向を示すものであることをに感謝すべきであろう。この技術分野の熟練者は 、発明の主題の特性、すなわち、放射線の波動一粒子の二重性および(たとえば 、異なる温度の空気層における屈折作用にみられるような)放射線の屈折作用を 仮定するならば、所定の方向に放射線を100%向けることは事実上不可能であ ることを直ちに理解すべきである。したがって、本明細書で使用するときには、 硬化用放射線がある放射線の方向と“実質的に平行”と言う用語は、硬化用放射 線の根幹となる大部分が放射線の方向と平行であることを意味する。 本発明の装置10は異なる種類の樹脂構成物48を製造するために感光性樹脂 43を硬化するのに使用することができる。たとえば、既に参照の米国特許第4 ,528,239号明細書および米国特許第4,529,480号明細書は本質 的に連続する網状組織を有する樹脂構成物を開示している。それと同時に、トロ クハンらに付与された1993年9月14日発行の米国特許第5,245,02 5号明細書およびトロクハンらに付与された1996年6月18日発行の米国特 許第5,527,428号明細書はパターン配列の突出物を構成する樹脂構成物 を開示している。上記の特許明細書は本発明の装置10を用いて製造可能の、種 類 の異なる樹脂構成物48を示す目的のために参照によって本明細書に取り入れら れる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 放射線源と、 前記放射線を少なくとも1つの放射線の方向に方向づけるための縦長のリフレ クタとを備え、 前記リフレクタが縦方向に間隔を保って配置された第1の端部および第2の端 部ならびに前記縦方向に対して垂直な横断面を有し、さらに、前記リフレクタが 内面および外面を有し、前記内面が前記縦方向と平行に向けられた縦長の複数個 の反射小面からなり、前記反射小面が前記横断面において調節可能である、感光 性樹脂を硬化するための装置。 2. 前記反射小面が調節可能であり、さらに、前記横断面において前記放射 線を少なくとも1つの放射線の方向を平行に方向づけるために回動可能に調節可 能である、請求の範囲第1項に記載の装置。 3. 前記放射線源が前記リフレクタの該第1の端部と該第2の端部との間に 前記縦方向に配置された縦長の少なくとも1個の電球からなり、前記放射線源が 化学線による硬化を行なう放射線を放射し、前記放射線源が前記横断面において 可動である請求の範囲第1項又は第2項のいずれか1項に記載の装置。 4. 前記リフレクタの前記内面が前記横断面において自由に動くことができ る請求の範囲第1項、第2項および第3項のいずれか1項に記載の装置。 5. 前記リフレクタの前記内面が少なくとも第1の区域と、前記第1の区域 に可動に連結される第2の区域と、前記第2の区域に可動に連結された第3の区 域からなり、前記第1の区域が前記放射線を第1の放射線の方向と平行に方向づ けるための複数個の第1の反射小面を有し、前記第2の区域が前記放射線を第2 の放射線の方向と平行に方向づけるための、複数個の第2の反射小面を有し、前 記第3の区域が前記放射線を第3の放射線の方向と平行に方向づけるための複数 個の第3の反射小面を有する請求の範囲第1項、第2項および第4項のいずれか 1項に記載の装置。 6. 前記第1の放射線の方向が前記第2の放射線の方向および前記第3の放 射線の方向の少なくとも1つと平行とならない、請求の範囲第5項に記載の装置 。 7. 前記複数個の第1の反射小面、前記複数個の第2の反射小面および前記 複数個の第3の反射小面が前記横断面において放物線の巨視的尺度形状を形成し ている、請求の範囲第5項または第6項のいずれか1項に記載の装置。 8. 前記リフレクタの該第1の端部と該第2の端部との間に配置され、前記 縦方向に対して前記放射線の角度を制御するための複数個のコリメータ要素を有 する請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項および第7項 のいずれか1項に記載の装置。 9. 前記放射線源と並置され、凹横断面形状を有する、ミニ・リフレクタか らなる放射線制御装置を有し、、前記ミニ・リフレクタが、前記硬化用放射線を 透過させる透明部からなる請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項 、第6項、第7項および第8項のいずれか1項に記載の装置。 10. 前記放射線制御装置が前記放射線源に対して回動可能であり、前記横 断面において伸長可能である請求の範囲第9項に記載の装置。
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