JP2001526768A - 信号波形解析のための方法及び装置 - Google Patents

信号波形解析のための方法及び装置

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JP2001526768A JP52580796A JP52580796A JP2001526768A JP 2001526768 A JP2001526768 A JP 2001526768A JP 52580796 A JP52580796 A JP 52580796A JP 52580796 A JP52580796 A JP 52580796A JP 2001526768 A JP2001526768 A JP 2001526768A
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ウィリアムズ,マイケル・ケイ
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マイケル・ケイ・ウィリアムズ
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Abstract

(57)【要約】 高度に正確な時間間隔の測定が電気的波形に対して達成される。電気的波形は、サンプリングされて一連の電圧に変換され、この一連の電圧は、時間間隔の測定及び解析のために最適化されている補間器を用いて補間され、時間タグ・リスト(222)を形成する。時間タグ・リスト(222)は、特定の関心対象イベントが生じる時間を正確に表しており、隣接サイクル・ジッタや正確な差動トリガリング及び解析などの表示と結果的な解析とを生じさせるのに用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】 信号波形解析のための方法及び装置 発明の背景 発明の分野 本発明は、一般的には、信号測定の分野に関係し、更に詳しくは、電子クロッ ク信号などの周期的な信号の時間間隔に関するパラメータの正確な測定及び解析 に関係する。 関係技術の説明 電気信号の時間間隔に関するパラメータには、一般的に、周期、パルス幅、立 上り時間、立下り時間及び周波数が含まれる。信号のこれらの及びその他の特徴 は、試験中のシステムから測定される。典型的には、信号は、周期的である。し かし、信号は多くの場合に理想的ではないために、周期、パルス幅、周波数及び それ以外のパラメータの変動は、信号の全体的な波形安定性を示す。これらの変 動は、ジッタ(jitter)と称される。現在では、信号を解析し時間間隔に関する パラメータと波形の安定性とを判断するのに用いることができる装置には、2つ のタイプのものがある。 第1のタイプの装置には、オシロスコープが含まれる。一般に、オシロスコー プは、波形の時間ウィンドウをモニタし、モニタされた時間ウィンドウの一部を 表示することによって動作する。例えば、オシロスコープは、波形の特定の電圧 スレショルドでトリガするように設定することができる。図20に示されている ように、オシロスコープは、第1の時間ウィンドウ202の間の波形200をモ ニタし、第1の時間ウィンドウ202の間の波形204の始点を、設定されたス レショルドが検出された時間から、表示する。待ち時間(dead time)203が あり、次に、オシロスコープは、第2の時間ウィンドウ206の間の波形をモニ タし、設定されたスレショルドが検出された時間において開始する第2の時間ウ ィンドウ206からの波形208の一部を表示する。このシーケンスは、例えば 第3の時間ウィンドウ209に対して非常に急に多くの回数反復され、それによ っ て、人間の目では、モニタされる時間ウィンドウの間に待ち時間203、205 が存在することを検出できなくなる。待ち時間は、また、再準備(re-arm)時間 とも称されるが、この理由は、オシロスコープがトリガを再度準備するのに、こ の時間が必要であるからである。 ユーザは、部分的に相互にオーバーレイしている波形を含む表示を見て、いく つかのパラメータを解釈する。例えば、図21に示されているように、2つのシ ーケンシャルな立上り時間の間の時間によって、波形212の周期が決定される 。波形は完全ではないことが非常に多いので、オシロスコープの表示は、図21 の214に示されているように、波形の立上りエッジの多数の例に対応する多数 のラインを示す。これらのラインは、デジタル波形の再構成や、離散的な点の合 成によるものである。第2の立上りエッジの最も左のエッジと第2の立上りエッ ジの最も右のエッジとの間の間隔は、ジッタと称され、216として示されてい る。図21では、ジッタは、時間間隔として示されているが、実際には、複数の サイクルの間の立上り時間の変動を表している。ジッタは、波形パラメータの任 意の時間変動に関連することがあり、波形安定性とも呼ばれる。これ以外の例に は、周期ジッタ、パルス幅ジッタ、周波数ジッタなどがある。ジッタは、瞬間的 でありサイクルごとに著しく変動することもあるし、又は、それ自身が時間経過 と共に変動するという意味で長期的でもあり得る。ジッタは、波形解析に関する 重要なパラメータであるが、その理由は、ジッタが、他のことに加えて、波形の 全体的な一様性を表すからである。この測定は、非常に高速の処理アプリケーシ ョンにおいては、特に重要である。 ジッタなどの測定の精度に悪影響を与えるオシロスコープ内部のエラー源は多 く存在する。上述のように、待ち時間203、205はジッタの測定の際の不正 確さの原因となり得るが、その理由は、待ち時間203、205は、単純にオシ ロスコープによっては解析されない波形のサイクルの多くの例を表すからである 。更に、ディスプレイ上で観察される視野(ビュー)は、モニタされたウィンド ウ202の一部204を表すだけである。また、ディスプレイは、測定及び表示 時間の間に生じた波形のサイクル全体の一部分だけを表している。更に、表示は 多くの立上り及び立下りエッジの合成であるから、表示からは、隣接するサイク ル の特性を確かさをもって決定することは不可能である。ただし、隣接するサイク ルの振る舞いは、極度に重要な場合もある。 オシロスコープ内部での別のエラー源は、トリガ・ジッタ又はトリガ補間ジッ タと称される。オシロスコープをデジタル化する際には、波形は、まず、一連の 電圧に変換される。次に、この一連の電圧が補間され、表示される連続的な電圧 波形が得られる。しかし、波形は補間されているので、波形がトリガ・スレショ ルドを交差する点もまた補間されなければならず、よって、実際のトリガ点は、 補間の結果である。従って、最良のリアルタイムのオシロスコープでも、トリガ 補間だけからのジッタ測定において、36ピコ秒までのエラーを有することにな る。その他のより安価な装置の場合には、更に多くの補間ジッタ・エラーを有す る。 オシロスコープは、リアルタイムであるか、時間同等(equivalent-time)で あるかのどちらかであり得る。リアルタイムのオシロスコープでは、時間間隔に 関係するパラメータの別のエラー源は、サンプリング・クロック・ジッタである 。デジタル・オシロスコープは、クロック・パルスによってトリガされるアナロ グ・デジタル変換を実行する。このアナログ・デジタル変換をトリガするのに用 いられるクロック・パルスが不正確な場合には、クロック・パルスの時に変換さ れる電圧は、この不正確さを反映することになる。時間同等なオシロスコープは 、それよりも正確であり得るが、サイクルごとに正確なのではなく、その理由は 、結果的な表示は、測定の複数のウィンドウの合成だからである。更に、時間同 等なオシロスコープは、1つの波形表現に関して複数のトリガ・イベントに依存 するが、それぞれのトリガ・イベントごとにエラーが加わる可能性がある。 リアルタイム及び時間同等なオシロスコープの別のエラー源は、フロント・エ ンドのアナログ・ノイズ(front end analog noise)で あり、これは、オシロスコープのアナログ部分に内在するノイズである。また、 量子化(quantization)が全体のエラーに加わるが、その理由は、アナログ・デ ジタル・コンバータは、特定の点で波形の電圧を表現するのに有限のビットを有 するからである。エラーは、また、信号表示の作成に内在する。このエラーは、 デジタル信号処理エラーと称されるが、不完全な補間、又は、信号表示の作成及 び解釈におけるそれ以外の不正確さの結果である。ほとんどの離散的な時間シス テムと同様に、エイリアシング(aliasing)もまた、ノイズ源である。最後に、 いったんスコープ上に表示されることになると、量子化されたデータからの再構 成及び補間のエラーも存在する。 トリガ補間ジッタだけでも36ピコ秒以上のノイズを生じる可能性があるが、 上述したそれぞれのエラー源が組み合わされて、複合的なエラーを生じる。この 複合的なエラーの結果として、現在入手できる最高品質のオシロスコープの結果 的な精度は、50ピコ秒又はそれより大きな範囲である。 時間波形解析に広く用いられる第2のタイプの装置には、時間間隔アナライザ が含まれる。時間間隔アナライザは、本質的には、波形をモニタするスレショル ド及び勾配検出器に接続された、非常に高速に動作するカウンタである。ユーザ は、スレショルドと勾配とを選択して、選択されたスレショルドと勾配とが検出 される度に、カウンタがトリガして、勾配が検出される時間が、その時間におけ るカウンタの対応する値として記録される。時間間隔アナライザは、結果的な一 連のトリガ点の解析を実行する。 時間間隔アナライザの内部には、複数のエラー源がある。大きなエラー源は、 フロント・エンドのアナログ回路であり、これは、ノイズの影響を大きく受ける 。別のエラー源として、カウンタ自体があるが、その理由は、カウンタの精度は 、そのカウンタを動作させるクロックに非常に依存するからである。更に、トリ ガ・イベントが、カウンタへのクロック・パルスと先行する又は後続のカウンタ 値へのカウンタの丸め(ラウンド・オフ)との間に生じ得る。これらのエラー源 が組み合わされて、約600ピコ秒のジッタを、現在入手可能な最高品質の時間 間隔アナライザの内部においてでさえ、生じる。 発明の概要 本発明は、信号波形解析の精度を向上させることに向けられている。波形デー タを捕捉し、関心対象のイベント(event of interest)の生起に対応する時間 タグ・リストを非常に正確に発生することによって、トリガ補間エラーを著しく 減少させることができる。時間タグ・リストは、波形データを表す一連のサンプ ルを線形に補間するか、又は、その一連のサンプルをアップサンプリング(upsa mpling)しそのアップサンプリングされたものを補間して、時間タグを決定する ことによって、正確に発生される。本発明の1つの実施例では、複数の補間フィ ルタを用いることができる。これらのフィルタの中の1つである時間最適フィル タ(time optimal filter)と称されるものは、波形の立上り及び立下りエッジ を正確に再生するように最適化されている。 時間タグ・リストは、関心対象イベントの統計だけでなく、関心対象イベント の発生を表示するのに用いることができる。従って、本発明のある実施例では、 関心対象の波形の隣接するサイクルの解析が達成される。別の実施例では、2つ の差動信号(differential signals)の間の相対的なゼロ交差の決定が容易にな る。更に別の実施例では、ジッタ・スペクトルが表示され、これは、波形ジッタ の周波数スペクトルに対応する。 本発明の1つの実施例は、波形の時間間隔データを解析する方法であって、波 形をそれぞれが波形の電圧とその電圧が生じたサンプリング時間とを表す一連の デジタル・ワードに変換するステップと、波形の特性によって定義される関心対 象イベントを選択するステップと、一連のデジタル・ワードを補間して時間タグ ・リストを発生するステップであって、時間タグ・リストは関心対象イベントが 波形の間に生じた時間をそれぞれが表す一連の時間タグを含む、ステップと、を 含む方法である。 補間するステップは、線形補間フィルタと、非線形補間フィルタと線形補間フ ィルタとの組合せである時間最適補間フィルタとの一方に従い補間することを含 む。 関心対象イベントを選択するステップは、スレショルド電圧を選択することを 含み、一連のデジタル・ワードは、サンプリング周波数に対応する。更に、線形 補間フィルタに従って補間するステップは、スレショルド電圧を包囲する第1の デジタル・ワードと第2のデジタル・ワードとを決定するステップと、第1のデ ジタル・ワードと第2のデジタル・ワードとの間の第1の差を決定するステップ と、第1のデジタル・ワードとスレショルドとの間の第2の差を決定するステッ プと、第1の差とサンプリング周波数との積によって第2の差を除算した相対時 間を決定するステップと、一連の時間タグの中で第1のデジタル・ワードのサン プリング時間と相対時間との和に等しい時間タグを決定するステップと、を含む 。 関心対象イベントを選択するステップは差動測定値(differential measureme nt)を選択することを含む。更に、変換するステップは、第1の波形を第1の一 連のデジタル・ワードに変換するステップと第2の波形を第2の一連のデジタル ・ワードに変換するステップとを含み、第1の一連のデジタル・ワードはそれぞ れが第2の一連のデジタル・ワードの1つに対応し、第1及び第2の一連のデジ タル・ワードは、サンプリング周波数に対応する。線形補間フィルタに従って補 間するステップは、第1の一連のデジタル・ワードのそれぞれと前記第2の一連 のデジタル・ワードの対応するものと間の差を決定して一連の差を決定するステ ップと、ゼロの値を包囲する第1の差と第2の差とを決定するステップと、第1 の差と第2の差との間の第3の差を決定するステップと、第3の差とサンプリン グ周波数との積によって第1の差を除算した相対時間を決定するステップと、第 1の差に対応するデジタル・ワードがサンプリングされるサンプリング時間と相 対時間との和に等しい時間タグを決定するステップと、を含む。 更なる実施例は、一連のデジタル・ワードをアップサンプリングしてアップサ ンプリングされた一連のデジタル・ワードを生じさせるステップと、スレショル ド電圧を包囲するアップサンプリングされた一連のデジタル・ワードの中の第1 のデジタル・ワードと第2のデジタル・ワードとを決定するステップと、第1の デジタル・ワードと第2のデジタル・ワードとの間で線形補間を実行し関心対象 イベントに対応する時間タグを決定するステップと、を含む。波形は、複数のサ イクルを含み、これらの複数のサイクルのそれぞれは、立上りエッジと立下りエ ッジとを有しており、アップサンプリング(upsampling)するステップは、それ ぞれの立上りエッジ及び立下りエッジにおいて波形を正確に再生するように最適 化された特性を有するフィルタを適するステップと、一連のデジタル・ワードの 中のそれぞれの隣接するデジタル・ワードの対の間にゼロ値を有するデジタル・ ワードを挿入してゼロの値の一連のデジタル・ワードを生じさせるステップと、 このゼロの値の一連のデジタル・ワードをフィルタに従ってフィルタリングして アップサンプリングされた(upsampled)一連のデジタル・ワードを生じさせる ステッ プと、を含む。 更なる実施例は、時間タグ・リストの統計的性質を決定するステップと、時間 タグ・リストと時間タグ・リストの統計的性質とを、線グラフ、テキスト、ヒス トグラム及びジッタ・スペクトルの中の1つとして、基本モード及び偏差(devi ation)モードの一方で表示するステップとを含む。関心対象イベントを選択す るステップは、周期、パルス幅、周波数及び遅延の中の1つである解析されるパ ラメータを選択するステップを含む。関心対象イベントを選択するステップは、 更に、スレショルド電圧を特定するステップと、所定の電圧を、標準的なTTL 電圧、3.3ボルトの電圧、標準的なECL電圧、正のECL電圧、シフトされ たECL電圧及びグランド電圧の中の1つに選択するステップと、それぞれが関 心対象イベントを表す0.8ボルト、1.5ボルト及び2.0ボルトの複数のス レショルド電圧を選択するステップと、を含む。 更に別の実施例では、局所的に合成されたデータが、作成され補間される。 別の実施例では、取得間(inter-aquisition)解析が、異なる波形や同じ波形 の異なる取得に対して実行される。 装置の実施例は、測定制御ユニット、時間タグ補間器及び結果解析器(アナラ イザ)を含む。測定制御ユニットは、波形を受け取る入力と入力ファイルを与え る出力とを有しており、入力ファイルは、波形の電圧とその電圧が生じた入力時 間とをそれぞれが表す一連のデジタル・ワードを含む。時間タグ補間器は、測定 制御ユニットに結合され入力ファイルを受け取る入力と、補間による時間タグ・ リストを与える出力とを含んでおり、時間タグ・リストは、関心対象イベントが 波形の間に生じた出力時間をそれぞれが表す一連の時間タグを含む。結果解析器 は、時間タグ補間手段に結合され時間タグ・リストを受け取る入力と、一連の時 間タグと一連の時間タグの統計を与える出力とを有する。 結果解析器は、一連の時間タグと一連の時間タグの統計を与える出力とを更に 含む。 時間タグ補間器は、入力ファイルを受け取る入力を有し出力としてアップサン プリングされ補間されたデータ・ストリームを発生するローパス・フィルタと、 入力ファイルを受け取る入力を有し時間タグの間の線形関係に基づいて補間する 線形補間フィルタと、アップサンプリングされ補間されたデータ・ストリームを 受け取る入力を有しアップサンプリングされ補間されたデータ・ストリームを前 記関心対象イベントと比較して前記時間タグ・リストを発生する時間タグ発生器 と、を含む。 波形は、サンプリング周波数を有し、ローパス・フィルタは、時間最適フィル タと少なくとも1つのハイブリッド・フィルタとを含む。時間最適フィルタは、 0.25とサンプリング周波数とを乗算した値までの通過帯域と0.35とサン プリング周波数とを乗算した値で開始する阻止帯域とを有する500ポイントの ローパス・フィルタと、500ポイントのローパス・フィルタをそれ自体に関し てアップサンプリングして、2500ポイントのローパス・フィルタを発生する 手段と、0.25とサンプリング周波数とを乗算した値までの通過帯域と0.4 とサンプリング周波数とを乗算した値で開始する阻止帯域とを有する1000ポ イントのローパス・フィルタと、2500ポイントのフィルタを1000ポイン トのフィルタに関してアップサンプリングして、25000ポイントのフィルタ を発生する手段と、を含む。少なくとも1つのハイブリッド・フィルタは、線形 補間フィルタと時間最適フィルタとの組合せである。時間タグ補間器は、更に、 時間最適フィルタと少なくとも1つのハイブリッド・フィルタとの一方を選択す るフィルタ選択器を含む。 結果解析器は、時間タグ・リストを受け取る入力を有し時間タグ・リストを選 択された関心対象イベントに関して処理し関心対象イベントを示すデータを出力 として発生するイベント・プロセッサと、関心対象イベントを示すデータを受け 取る入力を有し関心対象イベントを示すデータに対して統計的解析を実行して統 計的データを出力として発生する統計的プロセッサと、統計的プロセッサとイベ ント・プロセッサとに結合され関心対象イベントと統計的データとを示すデータ を受け取る入力と関心対象イベントと統計的データとを示すデータに対応する表 示データを与える出力とを有する表示/出力コントローラと、を含む。 別の装置の実施例は、波形をそれぞれが波形の電圧とその電圧が生じたサンプ リング時間とを表す一連のデジタル・ワードに変換する手段と、波形の特性によ って定義される関心対象イベントを選択する手段と、一連のデジタル・ワードを 補 間して時間タグ・リストを発生する手段であって、時間タグ・リストは関心対象 イベントが波形の間に生じた時間をそれぞれが表す一連の時間タグを含む、手段 と、を含む。 波形の電圧を表す離散的な時系列(time series)を補間する別の方法の実施 例は、離散的な時系列をアップサンプリングしてアップサンプリングされた離散 的な時系列を生じさせるステップと、スレショルド電圧を包囲するアップサンプ リングされた一連のデジタル・ワードの中の第1のデジタル・ワードと第2のデ ジタル・ワードとを決定するステップと、第1のデジタル・ワードと第2のデジ タル・ワードとの間で線形補間を実行し波形がスレショルド電圧と交差する点に 対応する時間タグを決定するステップと、を含む。 別の実施例は、波形の電圧を表す離散的な時系列を補間する装置であって、離 散的な時系列をアップサンプリングしてアップサンプリングされた離散的な時系 列を生じさせる手段と、スレショルド電圧を包囲するアップサンプリングされた 一連のデジタル・ワードの中の第1のデジタル・ワードと第2のデジタル・ワー ドとを決定する手段と、第1のデジタル・ワードと第2のデジタル・ワードとの 間で線形補間を実行し波形がスレショルド電圧と交差する点に対応する時間タグ を決定する手段と、を含む。 図面の簡単な説明 本発明のこれ以外の特徴及び効果は、実施例に関する以下の説明から明らかに なる。なお、この説明では、次に挙げる添付した図面を参照する。 図1は、本発明の実施例を示す。 図2は、本発明の実施例のブロック図を示す。 図3は、本発明の方法の実施例のステップを示す。 図3Aは、本発明の別の方法の実施例のステップを示す。 図3Bは、本発明の更に別の方法の実施例のステップを示す。 図4は、図3に示されたステップ30の更なる詳細を示す。 図5は、図4に示されたステップ40の更なる詳細を示す。 図6は、図4に示されたステップ42の更なる詳細を示す。 図7は、図3に示されたステップ36の更なる詳細を示す。 図8、図9、図10及び図11は、図7に示されたステップ78の実施例を示 す。 図10Aは、本発明のある実施例で用いられるフィルタ係数のプロットを示す 。 図12、図13、図14、図15、図15A、図15B、図16及び図16A は、本発明の複数の実施例に従った結果的な表示を示す。 図17、図18及び図19は、図3に示されたステップに用いられる表示を示 す。 図20は、波形を示し、オシロスコープを用いたデータ捕捉を図解している。 図21は、波形の表示を示す。 図22は、本発明の装置の実施例を示す。 図23は、測定制御ユニットのブロック図を示す。 図24は、時間タグ補間器のブロック図を示す。 図25は、結果解析器のブロック図を示す。 詳細な説明 この明細書では、本発明の複数の実施例について説明する。この説明では、本 発明の実施例が外部のシステムと相互作用する態様に関して述べる。本発明によ る方法の詳細な説明を行う。表示の例を説明し、その後で、回路の実施例とサン プル・ファイルとを説明する。 図1は、本発明の例示的な実施例を示す。図1では、試験中のシステム2が、 データ・インターフェース8によって、測定システム4に結合されている。測定 システム4は、例えば、ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard)社の5 4700シリーズのモジュラ・オシロスコープである。また、任意のデータ源は 、この発明の範囲に含まれる。例えば、データを含むコンピュータ・ファイルは 、入力を表し得る。データ・インターフェース8は、単一のスコープ・プローブ 、複数のスコープ・プローブ、差動スコープ・プローブ、電流プローブなど、デ ータを測定システム4に転送するのに用いられる任意のデータ捕捉要素であり得 る。スコープ・プローブは、通常はアナログ電圧信号の形式である情報を測定シ ステム4に転送するために、電圧信号をモニタするのに用いられる。スコープ・ プロ ーブは、試験中のシステム2上の点に物理的に接続され、システム2は、関心対 象の波形を運ぶ端子に電気的に接続されている。この物理的な接続は、電気的な 接続にもなっており、従って、いくらかの電流がスコープ・プローブに流れる。 通常は、スコープ・プローブが高い抵抗値と低いキャパシタンスとを含む非常に 高いインピーダンスを有することが望ましい。この非常に小さな量の電流から、 スコープ・プローブは、モニタされている信号の電圧を表すより強い信号を発生 し、増幅された信号を、例えば、デジタル・オシロスコープや特定目的のアナロ グ・デジタル・コンバータである測定システム4に転送する。 この実施例では、解析システム6は、インターフェース・バス10によって、 測定システム4に結合されている。この実施例では、インターフェース・バス1 0は、例えば、ヒューレット・パッカード社から入手可能なヒューレット・パッ カード・インターフェース・バス(HPIB)、又は、ヒューレット・パッカー ド社、テクトロニクス(Tektronix)社及びナショナル・インスツルメント(Nat ional Instrument)社から入手可能な汎用インターフェース・バス(GP IB) などである。 図2は、解析システム6の実施例を示しているが、中央処理装置(CPU)2 2は、処理バス32によって、メモリ24、メモリ25及び外部インターフェー ス26に結合されている。CPU22は、典型的には、マイクロプロセッサと制 御ロジックとを含む。同様の能力を有する光コンピュータが将来入手可能になる ことも予測される。解析システム6によって処理されるデータは、あるコンピュ ータに不確定的に記憶されており別の解析システム6に転送されたデータである 。更に、このデータは、複数回処理されうる。メモリ24及びメモリ25は、そ れぞれが、ハード・ドライブ、フロッピ・ディスク、電子的なメモリ、テープ、 それ以外の不揮発性の線形アクセス媒体、又はこれらの組合せである。ただし、 ここで、電子的メモリとは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、消去可能 でプログラマブルなリード・オンリ・メモリ(EPR0M)、電気的に消去可能 でプログラマブルなリード・オンリ・メモリ(EEPR0M)、磁気的、光学的 又は磁気光学的な記録媒体などである。典型的には、メモリ24は、スタティッ ク又はダイナミックな揮発性のRAMであり、メモリ25は、ハード・ドライブ な どの不揮発性のメモリである。また、単一のメモリ・ユニットでも十分である。 外部インターフェース28は、インターフェース・バス10に結合されうるイン ターフェース・ポート34を与える。ユーザ・インターフェース26は、ユーザ ・インターフェース・バス30を介して、CPU22に結合される。実施例では 、ユーザ・インターフェース26は、コンピュータ・ディスプレイ、キーボード 及びマウスである。ユーザ・インターフェース26とは、典型的には、これによ って、ユーザがコマンドをCPU22に入力し、CPU22から情報を受け取る 物理的な実体である。ユーザ・インターフェース26は、キーボード、マウス、 タッチ・スクリーン、ジョイスティック、トラックボール、タッチパッド、又は 、ネットワーク、ネットワーク・インターフェース、モデムなどの通信装置であ る。通常は、ディスプレイは、CPU22の一次的な出力を表すが、印刷された 媒体や電子的な出力もまた、用いられる。ディスプレイ装置は、液晶ディスプレ イ(LCD)、カソード・レイ・チューブ(CRT)ディスプレイなどのビデオ ・ディスプレイを含む。 この発明がクライアント・サーバ関係で用いられる場合には、ユーザ・インタ ーフェース26もまた、マスタ・コンピュータに電子的なインターフェースを提 供する。そのような実施例では、マスタ・コンピュータは、ユーザであり、ユー ザとの関係で議論されたコマンドと応答とを提供し得る。解析システム6は、任 意の汎用プロセッサにおいて実現でき、この実施例では、標準的なヒューレット ・パッカードHPIBインスツルメント・ボードを外部インターフェース28と して備えたIBM486PCである。IBM486パーソナル・コンピュータは 、DOSオペレーティング・システムとWIND0WS環境とを含み、C++な どのプログラミング言語をサポートすることができる。 図3は、本発明によるプロセスを記述する流れ図である。図3は、図1との関 係で解釈できる。ステップ30では、ユーザ又は外部システムが、解析システム をセットアップする。試験中のシステム2が、関心対象の電気信号を提供する。 これらの信号は、通常はアナログ信号であるが、ステップ32において測定シス テム4によって取得され、ステップ34において情報記録に変換される。この情 報記録は、コンピュータ・ファイルの形式であり、アレーとして組織されたデー タを含む。一般に、波形は、正弦(サイン)波や一連のパルスなどの周期的な波 である。多くの場合に、そのような波形は、振幅又はパルス幅のピーク変動など のように、波形を不完全にする特性を含む。一連のパルスは、信号電圧がハイ電 圧とロー電圧との間で交代する時系列(time series)である。理想的には、こ のような波形は、完全なパルス列(pulse train)である。しかし、特性は、特 に非常に高い周波数では、変動する。これらの特性には、周波数変動、パルス幅 変動、周期変動などが含まれる。 ステップ34において発生する情報記録は、一般にワードと称される一定数の ビットから成る離散的なデジタル信号として表される一連の電圧を含む。デジタ ル・ワードの列は、サンプルとも呼ばれる。この列のサンプルは、それぞれが、 波形がサンプルの中の1つに変換された時間に関連する。例えば、測定システム 4が2GHzのサンプリング・レートに設定されている場合には、例示的な記録 (レコード)は、理想的には、125マイクロ秒の周期の間に測定された250 000個の電圧に対応する、250000個のサンプルから成るシーケンシャル なリストを含む。しかし、記録における実際の点の数は、複数のファクタに依存 する。この例では、シーケンシャルなリストにおけるそれぞれの後続のサンプル は、先行する電圧の0.5ナノ秒後に測定される電圧を表す。解析システムは、 ステップ36において記録を解析し、ステップ38において結果を表示する。図 29もまた、離散的な電圧の記録の例を示している。 図3Aは、局所的に合成された(locallysy nthesized)データが解析に利用 可能である実施例を示している。これらのステップは、解析システムをセットア ップするステップ30の後に実行される。局所的に合成されたデータは、予め記 憶しておくこともできるが、ステップ31において選択される。局所的に合成さ れたデータは、ステップ36でデジタル記録が解析されるのと同じ態様で、ステ ップ33において解析される。ステップ38では、結果が表示され、それにより、 ユーザは、ステップ30で設定されたパラメータの有効性を判断できる。例えば 、後に更に詳細に述べるように、ユーザは、複数のフィルタの中の1つを選択す ることができる。従って、ユーザは、局所的に合成されたデータなどの理想的な 波形に関して、異なるフィルタの結果を見ることを望む可能性がある。 図3Bは、ステップ32、ステップ34及びステップ36が、複数の異なる波 形に対して、又は、同じ波形の異なる時点に対して、反復される。取得相互間( inter-acquisition)の統計が、ステップ35で発生され、結果が、ステップ3 7において表示される。取得相互間の統計は、複数の波形から発生した統計に対 して実行されている統計処理の結果である。 図3のステップ30の例示的な詳細は、図4に示されている。図4は、測定を 選択するステップ40と、スレショルドを特定するステップ42と、補間フィル タを選択するステップ44と、測定を開始するステップ46とを示している。こ れらのステップは、関心対象のイベントを選択する機能を有する。関心対象のイ ベントは、例えば、波形の電圧が正の勾配を有しながら0.4ボルトを交差する それぞれの時間である。正の勾配は、単に、そのスレショルドが交差されたとき に電圧が増加していることを示している。 ステップ40の例示的な詳細が図5に示されている。ステップ52では、解析 されるパラメータが選択される。例えば、周期、パルス幅、周波数又は遅延が選 択される。発表のフォーマットが、ステップ54において選択される。発表フォ ーマットは、例えば、時系列線グラフ、時系列テキスト、又はヒストグラムを含 む。ステップ56では、解析のタイプが選択されるが、通常は、基本か偏差(de viation)である。ステップ54では、ジッタ・パラメータの周波数成分を表示 するために、ジッタ・スペクトルを選択することもできる。ジッタ・パラメータ の周波数成分は、例えば、ジッタ・パラメータを表す時間領域の信号を周波数領 域の信号に変換することによって、決定される。 図6は、スレショルドを特定するステップ42の例示的な詳細を示している。 ステップ60では、ユーザは、入力タイプを、差動(differential)とシングル ・エンド(single ended)とのどちらかに選択できる。差動入力が選択される場合 には、チャネルがステップ61で差動測定に対して選択され、チャネル極性が、 ステップ61で選択されたそれぞれのチャネルに対して、ステップ62で選択さ れる。シングル・エンド入力(非平衡終端された入力)がステップ60で選択さ れる場合には、ステップ63において、測定の間アクティブ(active)と なるチャネルが選択される。シングル・エンドの測定に対しては、それぞれのチ ャ ネルの勾配がステップ64で選択される。ステップ64の後では、ユーザは、ス テップ65で特定のスレショルド電圧を特定するか、ステップ66で所定の電圧 を選択するか、ステップ67で複数電圧の解析を選択することができる。ステッ プ65、66及び67は、オプションのステップとして示されているが、その理 由は、デフォルト(default)の状態を用いることもできるからである。 選択することのできる電圧には、 標準的なトランジスタ・トランジスタ・ロジック(TTL)電圧、 3.3ボルトのTTL電圧、 標準的なエミッタ結合ロジック(ECL)電圧、 正のECL電圧、 シフトされたECL電圧、 グランド電圧、 などがある。 更に、それぞれの電圧に対して同じ波形にそれぞれの解析を実行するために、 複数の電圧を選択することもできる。ある実施例では、これらの電圧は、0.8 ボルト、1.5ボルト、2.0ボルトである。結果的に、例えば、解析のために 選択された統計が波形の周期である場合には、処理シーケンスの1つの波形に対 して、その波形の周期は、0.8ボルト、1.5ボルト、2.0ボルトのそれぞ れに対して1回ずつ、3回解析される。この能力は、回路の要件によって複数の 電圧に対して有効なパラメータが特定される際に、回路を試験するための特別の 効用である。この複数電圧の特徴は、そのような回路の確認を更に容易にするが 、その理由は、ただ1回の測定しか要求されないからである。 図3に戻ると、データを取得しそのデータをデジタル記録に変換するステップ 32及び34は、任意の従来型の方法を用いてもかまわない。デジタル記録を解 析するステップ36の更なる詳細が、図7に示されている。図7には、電圧のリ ストである記録を受け取るステップ72と、平均のサンプリング・レートを決定 するステップ74とが示されている。平均サンプリング・レートの逆数(invers e)は、記録の内部の2つの隣接するサンプルの間の時間の長さである。ステッ プ76では、アップサンプリング・レート(upsample rate)が決定されるが、 これは、選択されたフィルタのタイプに依存する。アップサンプリング・レート は、補間比率(interporation ratio)とも称される。記録の中のそれぞれの関 心対象イベントに対する時間タグは、ステップ78で決定される。関心対象イベ ントの例は、正の勾配で交差する電圧又は電流スレショルドである。この例では 、ステップ79において発生する時間タグ・リストは、時間のリストを含むが、 それぞれの時間は、関心対象の波形が増加しながら、すなわち、正の勾配で、選 択された電圧スレショルドを交差した相対時間を表す。時間タグ・リストは、図 3のステップ38の場合にように結果を表示するのに用いられるが、これについ ては、後に、より詳細に述べることにする。 図8は、シングル・エンドの測定に対して線形補間フィルタが選択された場合 にステップ78で実行されるステップを示している。ステップ82では、プロセ スは、記録のすべてのデータ点が解析されるまで継続するように制御される。ス テップ84では、第1及び第2のデータ点が解析され、それらが選択された勾配 を有しながら選択されたスレショルドを包囲するかどうかを判断する。この例で は、2つのデータ点の一方が選択されたスレショルドよりも大きな大きさ(magn itude)を有し2つのデータ点の他方が選択されたスレショルドよりも小さな大 きさを有する場合に、2つのデータ点は、選択されたスレショルドを包囲する。 更に、選択された勾配が正である場合には、2つのデータ点の第1のものは、通 常は、選択されたスレショルドよりも小さな大きさを有するデータ点である。同 様に、選択された勾配が負である場合には、2つのデータ点の第1のものは、通 常は、選択されたスレショルドよりも大きな大きさを有するデータ点である。2 つのデータ点が選択された勾配を有しながら選択されたスレショルドを包囲する 場合には、これらの点の間の勾配は、ステップ86で計算されるが、これは、点 の間の差にサンプリング周波数を乗算したものを表す。その理由は、2つの隣接 する点の間の時間的な差はサンプリング周期であり、すなわち、サンプリング周 波数の逆数であるからである。次に、ステップ88では、交差するスレショルド の相対時間タグが、スレショルドと第1のデータ点の電圧との差を第1の2つの 点の間の差で除算し、更に、入力サンプルの周波数で除算したものとして決定さ れる。相対時間タグは、第1のデータ点がサンプリングされて実際の時間タグを 生じる時間に加えられる。補間は、次の方程式で表されるが、この式では、VT っはスレショルド電圧であり、V1は第1のデータ点の電圧であり、V2は第2 のデータ点の電圧であり、FSは、サンプリング周波数である。 相対時間タグ=(VTH−V1)/(V2−V1)(FS) 第1及び第2の点が選択されたスレショルドを包囲しない場合には、ステップ 84は、スレショルドを包囲しない1対のデータ点が位置決めされるまで、反復 される。ステップ86及び88は、通常は、スレショルドを包囲するデータ点の それぞれの対に対して実行される。 これらのステップを明瞭にするために、例を与える。この例では、選択された 勾配は正であり、選択されたスレショルドは4ボルトとする。第1のデータ点は 、時間が10ナノ秒で生じる3.5ボルトであり、第2のデータ点は、時間が1 0.5ナノ秒で生じる5ボルトである。従って、第1のデータ点と第2のデータ 点とは、選択された勾配を有しながらスレショルドを包囲するものと考えられる が、その理由は、連続的な波形が3.5から5まで増加する場合には4の値が交 差されるからである。サンプリング・レートは2GHzであるから、相対時間タ グは、(4−3.5)/((5−3.5)*2=0.166となる。実際の時間 タグは、第1のデータ点がサンプリングされた0.166ナノ秒後である。従っ て、実際の時間タグは、10.166ナノ秒である。 図9は、線形補間フィルタが差動測定に対して選択される場合にステップ78 で実行されるステップを示している。この場合には、プロセスは、それぞれのデ ータ点が検査されるように、ステップ92で制御される。差動測定の場合ではそ れぞれのデータ点は、それぞれのチャネルから1つずつの2つの電圧を含む。ス テップ94において、2つの隣接するデータ点の間のデータ反転(reversal)が 検出される。データ反転は、差動信号における周期開始点を表す。データ反転は 、2つの信号の間の差が負から正へ又は正から負へ交差する点として定義される 。差動信号では、両方のチャネルの信号は変動し、よって、関心対象イベントは 、一般的には、それぞれのチャネル上の2つの信号の振幅が交差するこの点であ る。また、関心対象イベントは、2つの信号の間で交差する相対的なスレショル ドでもあり得る。データ反転があると、ステップ96において、相対時間タグが 、2 つのチャネルの電圧を表す2本のラインの交点を線形に補間し、その結果を入力 サンプルの周波数によって除算することによって、決定される。 例えば、第1のデータ点がチャネル1を4ボルトにチャネル2を1ボルトと定 義し、第2のデータ点がチャネル1を2ボルトにチャネル2を3ボルトと定義す る場合には、データ反転は、負の勾配を有しながら生じたことになる。この例で は、相対時間タグは、チャネル1の2つのサンプルによって分けられたラインが チャネル2の2つのサンプルによって分けられたラインと交差する時間と等しい 。2本のラインが数式y=mx+bで表現されるとすれば、第1のラインは、y =−2x+6であり、第2のラインは、y=2x−1である。交点は、yの値が 等しい場合のxの値を求めることによって得られる。この場合には、第1のデー タ点が1ナノ秒で生じ、第2のデータ点が2ナノ秒で生じた場合には、相対時間 タグは0.75ナノ秒となり、実際の時間タグは、1.75ナノ秒となる。 図10は、ハイブリッド補間フィルタすなわち時間最適フィルタが選択される 場合に、ステップ78において実行されるステップを示している。ハイブリッド 補間フィルタは非常に有用であるが、その理由は、sin(x)/xの補間の精 度と線形フィルタの速度とが組み合わされるからである。ハイブリッド補間フィ ルタは、波形が追加的なデータ点を生じるためにサンプリングされる周波数を、 アップサンプリングする。次に、追加的なデータ点は、実際のデータ点が上述の 線形フィルタにおいて処理されるように、処理される。また、複数のアップサン プリングを再帰的(recursively)に実行して、追加的なサンプルを生じさせる こともできる。 一般に、デジタル・フィルタは、実際の時間サンプルの間に散在(interspers e)する追加的なゼロ・サンプルを与えることによって、追加的なデータ点を発 生するのに用いられる。サンプルがローパスフィルタを通過して、より大きなレ ート(散在するゼロ・サンプルが含まれる場合の結果的なレート)でサンプリン グされる場合には、フィルタは、ゼロ・サンプルが入力される点で、追加的なサ ンプルを生じる。 概念的には、ゼロの値を散在させることは、周波数領域に追加的な成分を追加 することになる。従って、ゼロの値を含む列(series)は、実際の入力点のそれ ぞれの対の間にただ1つのゼロが置かれたと仮定すると、それぞれが当初の密度 の半分の幅を有する複数のスペクトル密度(spectral densities)を有すること になる。ローパスフィルタは、この追加的なスペクトル密度を除去し、それによ り、ただ1つのスペクトル密度が残り、逆離散変換(inverse discrete transfo rm)は、2つのスペクトル密度の低い方にだけ実行される。このようにして、8 つの実際の時間サンプルが8つのゼロ・サンプルと共に19点のフィルタに与え られると、結果的に、時間領域には、16のデータ点が存在することになる。4 つの実際の時間サンプルが12のゼロ・サンプルと共に与えられる場合には、や はり結果的に、時間領域には、16のデータ点が存在することになる。これらの 16の点は、波形のより正確な表現であると考えられる。従って、これらの16 の点の間で実行される線形補間は、元の8つの点の間で実行される線形補間より も精度が高いと考えられる。 ローパスフィルタの時間領域における単位応答(unit response)が方程式y =sin(x)/xの一般的な特性を備えた波形である場合には、このアップサ ンプリング方法は、sin(x)/x補間と称される。しかし、ローパスフィル タには多くの異なる種類があり、それぞれを実現するには、複数の異なる方法が ある。従って、この実施例の他の特徴の中で、選択されたフィルタの特性と構成 とによって、この実施例は、現時点で入手可能であるものと比較して非常に効果 的となる。 ある実施例では、5点のハイブリッド・フィルタが含まれるが、これは、si n(x)/xのプロットを表す500のフィルタ係数を含む。5点のハイブリッ ド・フィルタでは、入力列の隣接する入力サンプルのそれぞれの対の間に、4つ のゼロが挿入され、5の有効なアップサンプリングが行われる。 25点のハイブリッド・フィルタの実施例では、sin(x)/xのプロット を表す2500のフィルタ係数を含まれる。25点のハイブリッド・フィルタで は、入力列の隣接する入力サンプルのそれぞれの対の間に、24のゼロが挿入さ れ、25の有効なアップサンプリングが行われる。 時間最適フィルタの実施例は、25000のフィルタ係数を含む。この実施例 では、入力列の隣接する入力サンプルのそれぞれの対の間に、249のゼロが挿 入される。25000点のフィルタは、25000要素のシフト・レジスタと2 5000の乗算器と25000の入力加算器とを含む従来型のマシンを用いて構 成することもできるが、乗算器はゼロの値には不要である。その理由は、ゼロの 値にはどのような係数を掛けてもゼロとなるからである。従って、ゼロの値は、 フィルタの出力を表す和に何も加えない。よって、例えば係数マトリクスに記憶 された係数を選択的に選ぶことによってゼロを有効に挿入することが、通常は、 より効率的である。 ある実施例では、5点のハイブリッド、25のハイブリッド及び時間最適フィ ルタのそれぞれに対して新たな点を補間するために、フィルタのコンボリュショ ンのステップ(convolve step)の間に、100回の計算が行われる。この実施 例では、5点のハイブリッド・フィルタは、500の係数を有し、5のファクタ によってアップサンプリングを行い、25点のハイブリッド・フィルタは、25 00の係数を有し、25のファクタによってアップサンプリングを行い、時間最 適フィルタは、25000の係数を有し、250のファクタによってアップサン プリングを行う。計算は、通常は、ゼロでないデータ点に対してだけ行われるの で、この場合のそれぞれのフィルタは、100回の計算しか必要としない。 フィルタの係数は、サンプリング・レートに依存する。ユーザは、サンプリン グ・レートをナイキスト・リミット(Nyquist limit)を満足するように十分に 大きく選択するのが通常であるので、選択されたサンプリング・レートは、関心 対象の波形の一次(primary)周波数と相関関係を有することが多い。また、ユ ーザは、個別の所望の係数を選択したり、それぞれの波形に最適なフィルタから 選択することもできる。本発明の実施例で動作するフィルタは、波形の立上り及 び立下りエッジに関して最適化されているが、その理由は、これらが、時間間隔 に関係するパラメータを一般的に定義する関心対象の領域であるからである。 図10Aは、25000点のフィルタを含む実施例におけるフィルタ係数のプ ロットを示す。この実施例では、25000点のフィルタは、5のファクタで5 00点のフィルタをそれ自身でアップサンプリングし2500点のフィルタを生 じさせることによって、作られる。そして、2500点のフィルタは、10のフ ァクタで1000点のフィルタを用いて25000点のフィルタを生じさせるよ う にアップサンプリングされる。 500点のフィルタは、入力波形のサンプリング周波数の0.25倍までの通 過帯域を有する。サンプリング周波数は、サンプルの列における離散的なサンプ ルのそれぞれの対の間の間隔の逆数である。500点のフィルタの阻止帯域は、 0.35とサンプリング周波数との積である。従って、500点のフィルタは、 0.1とサンプリング周波数との積である遷移(transition)帯域を有する。 1000点のフィルタは、0.25とサンプリング周波数との積までの通過帯 域と、0.40とサンプリング周波数との積で開始する阻止帯域と、0.15を サンプリング周波数との積である遷移帯域とを有する。 500点のフィルタと1000点のフィルタとは、共に、0.1dBよりも小 さい通過帯域リプルと、通過帯域から60dB下に位置する阻止帯域とを有する 。 従って、フィルタ点の数は、ステップ100で決定され、ステップ101では 、電圧の入力列のコンボリュションが開始され、開始点を発生する。開始点は、 フィルタの第1の出力を表す。入力列は、上述したように散在するゼロの値を含 む。ステップ102では、プロセスが、それぞれの点をインクリメントさせ次の 点を決定することによって、十分な数の点のコンボリュションがなされるまで、 適切なデータ点を解析するように制御される。ステップ103では、コンボリュ ションが実行されて次の点を発生し、ステップ104では、コンボリュションの 結果であるフィルタリングされた点がスレショルドを包囲するかどうかが判断さ れる。包囲している場合には、ステップ105でバイナリ・サーチが実行され、 補間されたどの点がスレショルドを包囲するのかを決定し、それによって、次に 、線形補間が2つの隣接する補間された点の間で行われ、スレショルド交差が判 断される。もちろん、スレショルドを包囲する点の1つは、当初のサンプルであ る。ステップ106では、スレショルドを包囲する点の勾配が計算される。ステ ップ107では、時間タグが、スレショルド、スレショルドの前の補間された点 及び勾配から計算される。これらのステップは、反復され、電圧が選択された勾 配を有しながら交差されるそれぞれの時間タグが決定される。 図11は、「ポイント」と称される要素に位置する値の所与のアレーに対する コンボリュションの手順を示している。開始は、図10のステップ100におい て、アレーの開始点として計算されているが、これは、フィルタ係数の数の半分 に等しい。ステップ112では、プロセスは、フィルタ係数のそれぞれに対して 1回反復するように制御される。ステップ114では、それぞれのゼロでないデ ータ点に対応するフィルタ係数を乗算し、結果的な積が加えられる。これらの結 果は、ステップ116で、正規化ファクタを乗算してコンボリュションされた値 を生じさせることによって、正規化される。この場合には、正規化ファクタは、 250である。 図12から図16は、図3の結果表示のステップ38から、図5の発表フォー マット選択のステップ54に応答して、発生されるサンプルの表示を図解してい る。これらのスクリーンは、それぞれが、最小値、最大値、平均(mean)値、標 準偏差、最大の負位相変位(greatest negative phase displacement)、最大の 正位相変位及び母集団(population)のサイズなどの統計的な解析データを含む 。これらの統計は、例えば、パルス幅、周期、周波数、遅延などの、選択された 関心対象イベントに基づく。最大の負位相変位とは、特定の波形に対して隣接す るサイクルの間で関心対象イベントが減少した最大の量を意味する。例えば、パ ルス幅が選択された関心対象イベントである場合には、それぞれのサイクルのパ ルス幅が解析され、先行するサイクルのパルス幅と比較される。波形を表す記録 内の任意の隣接するサイクルの間の最大の負の差が、最大の負位相変位であり、 最大の正の差が最大の正位相変位である。 図12は、隣接するサイクル・ジッタを示す。このスクリーンは、到着順情報 も含め、波形記録の全サイクルに対するタイミング情報をすべて含む。波形の反 復レートに依存して、数万の連続的なサイクルがいつの記録に中にあり、従って 、表示が可能である。このサイクルごとの表示は、波形の意図しない位相変調に 周期性が少しでもあるかどうか、更には、これらの変調の時間的な振る舞い(ti me behavior)を判断するのに有用である。図12では、例えば、x軸はサイク ル数であり、y軸は、それぞれのサイクルの周期の時間(単位はナノ秒)である 。更に、図12に示されている表示は、後に図15Bとの関係で説明する移動ウ ィンドウ平均(moving window average)に関して修正が可能である。 図13は、時間タグ・データから生じるヒストグラムを図解している。図13 は、図12と同じデータを示しているが、ジッタの異なる値の相対的な発生を示 すように構成されている。ヒストグラムは、周期の変化のシーケンスに関する情 報を保存しないが、ジッタの変位の全体的な分布を判断するのには、非常に有用 である。 図14は、テキスト・フォーマットでの時系列を示す。これにより、個別の関 心対象イベントに関連する値を見ることが可能になる。更に、テキスト・データ を、テキスト・ファイルやそれ以外のコンピュータ・ファイルに持ち込んで、解 析プログラム、診断プログラム、表計算プログラムなどで用いることもできる。 時間タグ・データを含むテキスト・データ出力に加えて、任意のスクリーン上に 表示される結果を含む追加的なテキスト・データ出力が、生じる。例えば、テキ スト・ファイルは、関心対象のパラメータの最小、最大及び平均値を含み得る。 図15は、変位ビュー(deviation view)対する表示を示しており、これは、 図5のステップ56で選択できる。変位ビューは、関心対象イベントに対する隣 接するサイクルの間の変化の大きさを図解している。例えば、図15を参照する と、グラフは、隣接するサイクルの間のジッタの差を表している。変位ビューは 、図12の基本ビューの一次微分であると考えられる。 図15Aは、ジッタ・スペクトル・ビューである。このジッタ・スペクトル・ ビューでは、関心対象イベントのジッタが、周波数領域において、プロットされ ている。このようにして、ジッタの原因が、診断できる。例えば、関心対象の信 号と比較して相対的に低い周波数トーンは、通常の表示では、見分けることが困 難である。しかし、ジッタ・スペクトルが決定され表示されると、明らかなピー クが示される。図15Aに示された例では、33MHzの位置に著しいピークが あり、これは、33MHzのクロックが、ジッタの少なくとも1つの成分を生じ させていることを示す。また、30KHzなどの比較的低い周波数は、電源のス イッチング周波数を示すこともある。 図15Bは、やはり、ジッタ診断のためのものである。図15Bでは、移動平 均が選択され、それにより、表示は、実際の周期の値ではなく、周期の10サイ クルの平均を示している。これは、また、スライド型(sliding)ウィンドウ平 均とも称される。このようにして、高周波の変調は、表示のために有効にフィル タリングされ、ユーザは、周期が明らかに減少していく傾向を見ることができる 。もちろん、このビューは、周期以外のパラメータにも用いることができ、任意 の整数を、平均ごとのサイクル数を決定するために選択することができる。 図16は、表示のズーミング及びパニング(zooming and panning)の特徴を 例示している。これらの特徴により、ユーザは、例えば、最小又は最大の周期、 最大の正又は負のジッタ変位にズームインして、全体の記録の中の関心対象領域 の一般的なタイミング特性を調べることができる。この表示では、全体の記録と ズームされた領域との両方の統計データを、別々に計算できる。このようにして 、ユーザは、ズームされた領域だけの統計データを見ることができるし、それを 全体の記録の統計データと比較することもできる。これは、例えば、ユーザが最 大値を含む特定の領域をズームしている場合に、有用である。ズームされた領域 の統計データを見ることにより、ユーザは、他の統計パラメータがズームされた 領域の中で相関関係を有すると判断することができ、診断上の結論に到達するこ とができる可能性がある。すべての表示上にマーカを設けて、ユーザの解析の際 の補助とすることが可能である。図16に示されたズームの特徴か図14に示さ れたテキスト出力のどちらかを用いることにより、ユーザは、解析のための隣接 したサイクルのパラメータを実際に見ることができる。 図16Aは、取得相互間の統計に用いられる表示を示している。図16Aでは 、図3Aとの関係で既に説明したように、複数の個別の取得168からの結果が 表示されている。更に、この表示は、統計の中の統計を含むサマリ(まとめ)1 69も含む。例えば、この表示は、複数の記録に亘る標準偏差の標準偏差を計算 することができ、それにより、ユーザは、その波形又は関心対象の波形への更な る観察を得ることができる。 図17は、解析システムのセットアップに関する図3のステップ30に関連す るステップを実行するための表示を示している。図17は、ハードウェア・スイ ッチとして、あるいは、ウィンドウに基づくソフトウェア環境などのマウス駆動 型のシステムにおける表示ウィンドウのメニュ選択として、構成できるボタンを 示している。ボタン171は、図18に示される測定を選択する表示を付勢する の に用いられる。ボタン172は、図19に示されるスレショルドを特定する表示 を付勢するのに用いられる。ボタン173は、多数の補間フィルタの中からの選 択をするのに用いられる。公称で(nominally)利用可能な選択には、上述の、 線形フィルタ、5−ハイブリッド・フィルタ、25−ハイブリッド・フィルタ及 び時間最適フィルタが含まれる。ボタン174は、手動による測定の開始、測定 の反復、測定システムの停止、出力の発生などの機能や、それ以外の管理的な機 能を実行するためのものである。これらのボタンを介し、例えば、スコープを制 御して、スレショルド条件を満たす際に多数の点を取得することができ、また、 システムは、この多数の点に対して選択された解析を行って結果的な解析を表示 することができる。また、スコープは、データ点の連続的なストリームを取得し て、システムは、選択された解析を連続的に実行し、ヒストグラムなどの表示を 連続的に更新することもできる。 図18は、図5との関係で既に説明した、測定オプションを選択するための表 示を示す。図19は、図6との関係で既に説明した、スレショルドを特定するた めの表示を示す。 図22は、中間的な(interim)ファイルを用いて出力を発生させる実施例を 図解しており、また、装置の実施例を表している。例えば、入力ファイル220 が、測定制御ユニット221からのコマンドの結果として、測定システム4から 発生される。時間タグ補間器223は、入力ファイル220の中の電圧シーケン スを補間して、時間タグ・リスト222を発生する。時間タグ・リストは、結果 解析器224によって用いられ、表示ウィンドウ225又は出力ファイル226 、227を生じる。出力ファイル226は、解析の結果のテキスト・バージョン を含む。出力ファイル227は、例えば、表示を再生する際に用いられるグラフ ィクス・ファイルである。ペンティアムを用いWINDOWSの環境で動作する 実施例では、出力ファイル227は、オペレーティング・システムのクリップボ ード機能によって作られるビットマップ・ファイルである。しかし、出力ファイ ルを作るのには、任意の方法を用いてかまわない。このようにして、出力ファイ ル227は、表示される、又は、更なる解析のために他のファイルに挿入される 。例えば、DOS動作システムでは、ファイル名の.TXTという拡張子が、テ キ スト標準によるファイルであることを示し、ファイル名の.TIFという拡張子 が、グラフィクス標準によるファイルであることを示す。DOS動作環境を用い る環境では、出力ファイル226は.TXTファイルであり、出力ファイル22 7は.TIFファイルであり得る。時間タグ補間器223と結果解析器224と は、回路として、汎用コンピュータのメモリの中のソフトウェアとして、又は、 回路とソフトウェアとの組合せとして実現することができる。図22は、また、 局所的に合成されたデータ228を示すが、これは、図3Aとの関係で既に説明 した、選択されたパラメータの応用可能性を有効にするのに用いられる。 図23は、測定制御ユニット221のブロック図を示す。ソフトウェアとして 構成することも可能であるが、このブロック図は、ハードウェアによる構成の例 である。測定制御ユニット221は、測定選択器(selector)/制御ユニット2 31を含み、このユニットが、全体の制御を与える。更に、測定選択器/制御ユ ニット221は、スレショルド電圧などの選択された測定の特定事項を記憶する 。測定制御ユニット221は、ユーザ/外部インターフェース232を介して、 入力コマンドを受け取る。測定制御インターフェース233は、データ・インタ ーフェース235を介して、測定システム4に制御を提供する。また、データ・ インターフェース235を介して受け取るのは、測定システム4からの生のデー タ(raw data)である。この生のデータは、任意の形式であり得る。測定データ ・インターフェース234は、この生のデータをデータ・コンバータ237に与 え、このコンバータは、それに対して、出力236を介して、入力ファイル22 0を提供する。 図24は、時間タグ補間器223のブロック図を示している。時間タグ補間器 223は、フィルタ選択器241とイベント・プロセス・コントローラ242と を含む。フィルタ選択器241は、時間最適フィルタ244、ハイブリッド25 フィルタ245、ハイブリッド5フィルタ246、線形フィルタ247などの補 間のためのフィルタの中から、選択を行う。時間タグ補間器の内部に、追加的な フィルタを実現することもできる。イベント・プロセス・コントローラ242は 、入力ファイル220からデータを受け取り、適切なフィルタ又はフィルタの組 合せを制御して、関心対象イベントに従って、データを処理する。例えば、関心 対 象イベントがスレショルドである場合には、イベント・プロセス・コントローラ は、適切なフィルタを制御して、スレショルドに関する補間を行う。時間タグ発 生器248は、フィルタから出力を受け取り、時間タグ・リスト222を出力2 49から発生する。 図25は、結果解析器224のブロック図を示している。イベント・プロセッ サ251は、入力252を介して、時間タグ・リスト222を受け取る。イベン ト・プロセッサ251は、ユーザ・インターフェース254から受け取ったデー タに従って、時間タグ・リストを解析する。ユーザ・インターフェース254は 、コマンドを、ユーザから、又は、表示選択などに関する外部インターフェース から受け取る。統計プロセッサ253は、平均や標準偏差などの統計データを与 える。表示/出力コントローラ255は、第1の出力256を介して表示を制御 して、出力ファイル226、227を第2の出力257を介して提供する。 表1は、テキスト・ビューから発生したファイルの例を示している。取得デー タ(acquisition data)には、スレショルド、選択されたフィルタ、統計データ などの情報と、それに続いて、個別の結果の時間タグとが含まれる。 表1 取得データ スレショルド 1.0 スコープ解像度 250ps フィルタ LIN 測定タイプ・パルス幅 基本(ベーシック) 勾配 負 サイクル数 894 最小値 4.17ns 最大値 51.593ns 平均値 14.871ns 標準偏差 12.715ns 最大の正の変位 44.433ns 位置 886 最大の負の変位 44.792ns 位置 887 時間タグ 結果 0 1.777155075e−008 5.18e−009 3.776980428e−008 1.1553e−008 6.184929037e−008 3.5335e−008 1.023602928e−007 1.0262e−008 1.192196405e−007 4.427e−009 1.370735534e−007 7.52e−009 1.593523688e−007 5.1953e−008 2.208885971e−007 7.161e−009 2.380314614e−007 4.592e−009 2.574774215e−007 1.0683e−008 2.813039791e−007 3.5321e−008 3.227623283e−007 1.1113e−008 3.395404002e−007 4.788e−009 3.571734497e−007 6.811e−009 3.789129594e−007 1.478e−008 4.040659724e−007 3.603e−008 4.412413692e−007 7.89e−009 40583096699e−007 4.304e−009 4.772528012e−007 9.848e−009 表2は、線グラフ・ビューから発生したファイルの例を示しており、表1に示 したものと同様の取得データと、表示ウィンドウに対応するデータを記述するウ ィ ンドウ・データと、線グラフに対応する結果と、を含む。 表2 取得データ スレショルド 1.0 スコープ解像度 250ps フィルタ LIN 測定タイプ周期 基本(ベーシック) 勾配 負 サイクル数 895 最小値 15.925ns 最大値 61.934ns 平均値 25.003ns 標準偏差 10.944ns 最大の正の変位 44.83ns 最大の負の変位 39.919ns ウィンドウ内部 サイクル数 895 最小値 15.925ns 最大値 61.934ns 最大の正の変位 44.83ns 最大の負の変位 39.919ns 結果 2.1454e−008 1.7545e−008 1.6729e−008 4.1932e−008 2.3689e−008 1.9186e−008 1.7104e−008 6.1934e−008 2.2015e−008 1.7736e−008 1.682e−008 4.0986e−008 2.3958e−008 1.9717e−008 1.7184e−008 表3は、ヒストグラム・ビューから発生したファイルの例である。示されてい るように、表3は、また、選択されたスレショルド、選択された補間フィルタ、 統計データなどの取得データを含む。更に、表3は、ヒストグラム表示に対応す るリスト・フォーマットの実際の結果データを含む。 表3 取得データ スレショルド 1.0 スコープ解像度 250ps フィルタ LIN 測定タイプ周波数 基本(ベーシック) 勾配 負 サイクル数 895 最小値 16.146ns 最大値 62.794ns 平均値 45.706MHz 標準偏差 13.727MHzN ピーク・ピーク 46.648MHz バー開始 サイクル数 20.00259393 0. 20.51572411 0. 21.02885439 0. 21.54198457 0. 22.05511475 22. 22.56824493 22. 23.08137321 22. 23.5945034 23. 24.10763168 23. 24.62076187 22. 25.13389206 22. 25.64702034 0. 26.16015053 22. 表4は、測定制御ユニット221への入力を表すファイルの例である。このフ ァイルは、ユーザが入力する記述的(descriptive)な情報を有するヘッダ、ス レショルド情報、スコープ・プレアンブル(preamble)情報及び生のデータ点の リストを含む。この例における生のデータ点は、デジタル・オシロスコープのス クリーン位置の値に対応する。一連の離散的な電圧を含む入力ファイル220を 作成するためには、スクリーン位置の値は、対応する離散的な電圧に変換される 。 表4 プレアンブル 0. 0. 89599. 0. 2.5e−010 0. 0. 0. 0. 0. 長さ 89599 データ 0. 0.4629789588 0.9235251591 1.379220757 1.827677644 2.26652091 2.693559109 3.106486455 3.503208186 3.881697684 4.240040066 4.576443905 4.889252195 5.17695248 5.438186094 5.671756462 5.876636386 6.051974303 6.197099446 6.311525904 6.39495553 6.447279703 6.468579914 6.459127182 6.419380304 表4に示されているファイルには、また、サンプリング周波数と開始時間とも 含まれ、それによって、それぞれの対応する離散的な電圧の相対的及び実際の時 間が、発生される。 本発明によると、非常に正確な時間タグが発生されるが、これは、波形の関心 対象イベントの発生に対応する。線形補間を介して時間タグ・リストを発生し、 アップサンプリングと線形補間とを組み合わせることによって、時間間隔測定の トリガ補間エラーを、著しく減少させることができる。更に、関心対象の波形の 隣接するサイクルに関する情報を、正確に解釈することができる。また、2つの 差動信号の間の相対的なゼロ交差を決定することができる。 オシロスコープに接続されたパーソナル・コンピュータを含むものを含み、本 発明の複数の構成例を考えることが可能である。別の構成例として、汎用コンピ ュータ、コンピュータ・ファイルを受け取りオフラインの解析を提供するスタン ド アロンのパーソナル・コンピュータ、説明した機能実行の専用の特定目的のハー ドウェアなどの上のソフトウェア構造としての構成もあり得る。 以上で、本発明の特定の実施例を複数説明したが、当業者であれば、種々の改 変、修正及び改良を容易に考えつくことができよう。例えば、本発明は、開示し たもの以外の汎用コンピュータを用いることができるし、他の測定システムと共 に実現することも可能である。更に、波形の更に正確な表現を得るために、又は 、より短時間かつより少ないコンピュータ資源によって所望の結果を達成するた めに、開示したフィルタを改良することもできる。また、ここで説明した本発明 の実施例は、電圧測定に関するものであったが、本発明は、電流の測定や他のタ イプの信号波形にも応用できる。このような改変、修正及び改良は、本発明の技 術思想及び技術的範囲に含まれるものとする。従って、以上の記述は、単ある例 示であり、限定を意図したものではない。本発明は、次に掲げる請求の範囲にお いて定義されたものとその均等物とによってのみ、画定される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),EA(AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG ,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK, EE,ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG ,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.波形の時間間隔データを解析する方法であって、 前記波形を、それぞれが前記波形の電圧とその電圧が生じたサンプリング時間 とを表す一連のデジタル・ワードに変換するステップと、 前記波形の特性によって定義される関心対象イベントを選択するステップと、 前記一連のデジタル・ワードを補間して時間タグ・リストを発生するステップ であって、前記時間タグ・リストは、前記関心対象イベントが前記波形の間に生 じた時間をそれぞれが表す一連の時間タグを含む、ステップと、 を含むことを特徴とする方法。 2.前記補間するステップは、 線形補間フィルタと、 非線形補間フィルタと前記線形補間フィルタとの組合せである時間最適補間フ ィルタと、 の一方に従い補間することを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 3.関心対象イベントを選択する前記ステップは、スレショルド電圧を選択す ることを含み、前記一連のデジタル・ワードは、サンプリング周波数に対応し、 前記補間するステップは、線形補間フィルタに従って補間することを含む請求項 1又は請求項2記載の方法において、 前記スレショルド電圧を包囲する第1のデジタル・ワードと第2のデジタル・ ワードとを決定するステップと、 前記第1のデジタル・ワードと前記第2のデジタル・ワードとの間の第1の差 を決定するステップと、 前記第1のデジタル・ワードと前記スレショルドとの間の第2の差を決定する ステップと、 前記第1の差と前記サンプリング周波数との積によって前記第2の差を除算し た相対時間を決定するステップと、 前記一連の時間タグの中で、前記第1のデジタル・ワードのサンプリング時間 と前記相対時間との和に等しい時間タグを決定するステップと、 を含むことを特徴とする方法。 4.関心対象イベントを選択する前記ステップは差動測定値を選択することを 含み、前記変換するステップは、第1の波形を第1の一連のデジタル・ワードに 変換するステップと第2の波形を第2の一連のデジタル・ワードに変換するステ ップとを含み、前記第1の一連のデジタル・ワードはそれぞれが前記第2の一連 のデジタル・ワードの1つに対応し、前記第1及び第2の一連のデジタル・ワー ドは、前記サンプリング周波数に対応し、前記補間するステップは、線形補間フ ィルタに従って補間することを含む請求項1ないし請求項3の中のいずれかの請 求項に記載の方法において、 前記第1の一連のデジタル・ワードのそれぞれと前記第2の一連のデジタル・ ワードの対応するものと間の差を決定するステップと、 ゼロの値を包囲する第1の差と第2の差とを決定するステップと、 前記第1の差と前記第2の差との間の第3の差を決定するステップと、 前記第3の差と前記サンプリング周波数との積によって前記第1の差を除算し た相対時間を決定するステップと、 前記第1の差に対応するデジタル・ワードがサンプリングされるサンプリング 時間と前記相対時間との和に等しい時間タグを決定するステップと、 を含むことを特徴とする方法。 5.前記補間するステップは時間最適補間フィルタに従って補間することを含 む請求項1ないし請求項4の中のいずれかの請求項に記載の方法において、 前記一連のデジタル・ワードをアップサンプリングして、アップサンプリング された一連のデジタル・ワードを生じさせるステップと、 前記スレショルド電圧を包囲する前記アップサンプリングされた一連のデジタ ル・ワードの中の第1のデジタル・ワードと第2のデジタル・ワードとを決定す るステップと、 前記第1のデジタル・ワードと前記第2のデジタル・ワードとの間で線形補間 を実行して前記関心対象イベントに対応する時間タグを決定するステップと、 を含むことを特徴とする方法。 6.関心対象イベントに関して、波形の時間間隔データを解析する装置であっ て、 前記波形を受け取る入力と入力ファイルを与える出力とを有しており、前記入 力ファイルは、前記波形の電圧とその電圧が生じた入力時間とをそれぞれが表す 一連のデジタル・ワードを含む、測定制御ユニットと、 前記測定制御ユニットに結合され前記入力ファイルを受け取る入力と、補間に よる時間タグ・リストを与える出力とを含んでおり、前記時間タグ・リストは、 前記関心対象イベントが前記波形の間に生じた出力時間をそれぞれが表す一連の 時間タグを含む、時間タグ補間器と、 前記時間タグ補間手段に結合され前記時間タグ・リストを受け取る入力と、前 記一連の時間タグと前記一連の時間タグの統計を与える出力とを有する結果解析 器と、 を備えることを特徴とする装置。 7.前記結果解析器は、前記一連の時間タグと前記一連の時間タグの統計を与 える出力とを含むことを特徴とする請求項6記載の装置。 8.前記時間タグ補間器は、 前記入力ファイルを受け取る入力を有し、出力としてアップサンプリングされ 補間されたデータ・ストリームを発生するローパス・フィルタと、 前記入力ファイルを受け取る入力を有し、時間タグの間の線形関係に基づいて 補間する線形補間フィルタと、 アップサンプリングされ補間されたデータ・ストリームを受け取る入力を有し 、前記アップサンプリングされ補間されたデータ・ストリームを前記関心対象イ ベントと比較して前記時間タグ・リストを発生する時間タグ発生器と、 を含むことを特徴とする請求項6又は請求項7のいずれかの請求項に記載の装 置。 9.前記波形は、サンプリング周波数を有し、前記時間タグ補間器は、ローパ ス・フィルタを含む請求項6ないし請求項8のいずれかの請求項に記載の装置に おいて、 0.25と前記サンプリング周波数とを乗算した値までの通過帯域と 0.35と前記サンプリング周波数とを乗算した値で開始する阻止帯域とを有す る500ポイントのローパス・フィルタと、 前記500ポイントのローパス・フィルタをそれ自体に関してアップ サンプリングして、2500ポイントのローパス・フィルタを発生する手段と、 0.25と前記サンプリング周波数とを乗算した値までの通過帯域と 0.4と前記サンプリング周波数とを乗算した値で開始する阻止帯域とを有する 1000ポイントのローパス・フィルタと、 前記2500ポイントのフィルタを1000ポイントのフィルタに関 してアップサンプリングして、25000ポイントのフィルタを発生する手段と 、 を含む時間最適フィルタと、 前記線形補間フィルタと前記時間最適フィルタとの組合せである少なくとも1 つのハイブリッド・フィルタと、 を含んでおり、前記時間タグ補間器は、更に、前記時間最適フィルタと少なく とも1つのハイブリッド・フィルタとの一方を選択するフィルタ選択器を含むこ とを特徴とする装置。 10.前記結果解析器は、 前記時間タグ・リストを受け取る入力を有し、前記時間タグ・リストを前記選 択された関心対象イベントに関して処理して前記関心対象イベントを示すデータ を出力として発生するイベント・プロセッサと、 前記関心対象イベントを示すデータを受け取る入力を有し、前記関心対象イベ ントを示すデータに対して統計的解析を実行して統計的データを出力として発生 する統計的プロセッサと、 前記統計的プロセッサと前記イベント・プロセッサとに結合され、前記関心対 象イベントと前記統計的データとを示すデータを受け取る入力と、前記関心対象 イベントと前記統計的データとを示すデータに対応する表示データを与える出力 と、を有する表示/出力コントローラと、 を含むことを特徴とする請求項6ないし請求項9のいずれかの請求項に記載の 装置。
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