JP2001526188A - アミド化合物およびピリジン誘導体を基礎とする殺菌剤混合物 - Google Patents
アミド化合物およびピリジン誘導体を基礎とする殺菌剤混合物Info
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Abstract
Description
原子を有する芳香族または非芳香族の5−または6−員環の複素環を表し、この
アリール基または複素環は、互いに関係なく、アルキル、ハロゲン、CHF2、CF3 、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニルおよびア
ルキルスルホニルから選択される置換基を1、2または3個有していてもいなく
てもよく、R1は、水素原子を表し、R2は、フェニル基またはシクロアルキル基(
これらの基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニルオ
キシ、アルキニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキル
オキシ、シクロアルケニルオキシ、フェニルおよびハロゲンから選択される置換
基を1、2または3個有していてもいなくてもよい。)を表し、このときの脂肪
族基および脂環式の基は部分的にまたは完全にハロゲン化されていてもよく、お
よび/または、脂環式の基は1〜3個のアルキル基で置換されていてもよく、フ
ェニル基は1〜5個のハロゲン原子および/または互いに関係なくアルキル、ハ
ロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、およびハロアルキル
チオから選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、アミド化物のフェニ
ル基は飽和5員環(飽和5員環は1個以上のアルキル基で置換されていてもいな くてもよく、および/またはOおよびSから選択される1個の異種原子を有して
いてもよい。)と縮合していてもいなくてもよい。}、で表されるアミド化合物
、および、式II
、ハロゲン、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C1−C4−アルコキシ、
C1−C4−ハロアルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルチオを
表し、R16、R17、R18は、互いに関係なく、水素、ヒドロキシル、シアノ、ニト ロ、ハロゲン、C1−C7−アルキル、C1−C7−ハロアルキル、C1−C7−アルコキシ
、C1−C7−ハロアルコキシ、C1−C7−アルキルチオ、C1−C7−ハロアルキルチオ
、C1−C7−ヒドロキシアルキル、C2−C4−アシル、アリール、アリールオキシを
表し、このときのアリール基を含む基は、その一部に、シアノ、ニトロ、ハロゲ
ン、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−
ハロアルコキシ、C1−C4−アルキルチオおよびC1−C4−ハロアルキルチオからな
る群の基を1〜3個有していてもよい。)で表される複数の化合物、これらのN
−オキシドまたはこれらの塩の1種、および/または、 式III
アミノ、N−C1−C4−カルボキシルアミノ、N−C1−C4−アルキルアミノを表し、
R19は、C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C1−C4 −アルキル−C3−C7−シクロアルキルを表し、これらの基は、ハロゲン、シアノ
およびC1−C4−アルコキシから選択される置換基を有していても良く、R20は、 フェニル基またはN、OおよびSからなる群から選択される異種原子を少なくと
も1個有する5−または6−員環の飽和または不飽和の複素環基を表し、このと
きの環基は、ハロゲン、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロ
アルキル、C1−C4−ハロアルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C2−C4−アルケニル
、C1−C4−アルコキシ−C2−C4−アルキニルからなる群から選択される置換基を
1〜3個有していてもよく、R21およびR22は、互いに関係なく、水素、C1−C4−
アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、N−C1−C4−アルキル アミノ、C1−C4−ハロアルキルまたはC1−C4−ハロアルコキシを表す。)、で表
される複数の化合物、を含む、有害な菌類を防除するための殺菌剤混合物に関す
る。
5099参照)。
ザキン(fenazaquin)も含む殺菌剤混合物を開示している。これらはボトリチス
菌(Botrytis)に対して大変有効であることが開示されている。
ている。他の殺菌剤として有効な化合物に加えて式IIの化合物を含む殺菌剤混合
物もまた既に公知であり、O.Z.45483に開示されている。
で、施用する有効成分の総量を低減させるのに結びつく、有害な菌類に対して改
善された効力を有する混合物(相乗作用混合物)を提供することである。
た。その上、発明者らは、化合物Iおよび化合物II〜IIIを同時に施用、すなわち
併合または別々のいずれかにより施用するか、または化合物Iおよび化合物II〜I
IIを連続して施用すると、化合物IまたはII〜IIIを単独で施用する時よりもさら
に良好に有害な菌類を防除することができることを発見した。
類、ブドウ類および穀類におけるうどん粉病菌を防除するのに特に好適である。
にフッ素、塩素および臭素を言う。
は、直鎖状または分枝状のC1−C12−アルキル基であるのが好ましく、C1−C6− アルキル基であるのが特に好ましい。アルキル基の例としては、特にメチル、エ
チル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチル
プロピル、1,1−ジメチルエチル、n−ペンチル、1−メチルブチル、2−メ
チルブチル、3−メチルブチル、1,2−ジメチルプロピル、1,1−ジメチル
プロピル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、n−ヘキシル、1
−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペン
チル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブ
チル、1,1−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブ
チル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1
−エチルブチル、2−エチルブチル、1−エチル−2−メチルプロピル、n−へ
プチル、1−メチルヘキシル、1−エチルペンチル、2−エチルペンチル、1−
プロピルブチル、オクチル、デシル、ドデシルのようなアルキルが挙げられる。
にまたは完全にハロゲン化されている上述のアルキル基である。1〜3個のハロ
ゲン原子を含むものが好ましく、また、ジフルオロメタンまたはトリフルオロメ
チル基が特に好ましい。
キル基におけるのと同様の意味で、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ
、ハロアルキルチオ、アルキルスルフィニル、およびアルキルスルホニルに適用
される。
状または分枝状のC3−C12−アルケニル基であるのが好ましく、C3−C6−アルケ ニル基であるのが特に好ましい。アルケニル基の例としては、2−プロペニル、
2−ブテニル、3−ブテニル、1−メチル−2−プロペニル、2−メチル−2−
プロペニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、1−メチル−
2−ブテニル、2−メチル−2−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−メ
チル−3−ブテニル、2−メチル−3−ブテニル、3−メチル−3−ブテニル、
1,1−ジメチル−2−プロペニル、1,2−ジメチル−2−プロペニル、1−
エチル−2−プロペニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル、
5−ヘキセニル、1−メチル−2−ペンテニル、2−メチル−2−ペンテニル、
3−メチル−2−ペンテニル、4−メチル−2−ペンテニル、1−メチル−3−
ペンテニル、2−メチル−3−ペンテニル、3−メチル−3−ペンテニル、4−
メチル−3−ペンテニル、1−メチル−4−ペンテニル、2−メチル−4−ペン
テニル、3−メチル−4−ペンテニル、4−メチル−4−ペンテニル、1,1−
ジメチル−2−ブテニル、1,1−ジメチル−3−ブテニル、1,1−ジメチル
−3−ブテニル、1,2−ジメチル−2−ブテニル、1,2−ジメチル−3−ブ
テニル、1,3−ジメチル−2−ブテニル、1,3−ジメチル−3−ブテニル、
2,2−ジメチル−3−ブテニル、2,3−ジメチル−2−ブテニル、2,3−
ジメチル−3−ブテニル、1−エチル−2−ブテニル、1−エチル−3−ブテニ
ル、2−エチル−2−ブテニル、2−エチル−3−ブテニル、1,1,2−トリ
メチル−2−プロペニル、1−エチル−1−メチル−2−プロペニルおよび1−
エチル−2−メチル−2−プロペニルが挙げられ、とくに2−プロペニル、2−
ブテニル、3−メチル−2−ブテニルおよび3−メチル−2−ペンテニルが好ま
しい。
的にまたは完全にハロゲン化されていてもよい。アルケニル基は1〜3個のハロ
ゲン原子を有するのが好ましい。
状または分枝状のC3−C12−アルキニル基であるのが好ましく、C3−C6−アルキ ニル基であるのが特に好ましい。アルキニル基の例としては、2−プロピニル、
2−ブチニル、3−ブチニル、1−メチル−2−プロピニル、2−ペンチニル、
3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−メチル−3−ブチニル、2−メチル−3
−ブチニル、1−メチル−2−ブチニル、1,1−ジメチル−2−プロピニル、
1−エチル−2−プロピニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル、4−アルキニ
ル、5−ヘキシニル、1−メチル−2−ペンチニル、1−メチル−3−ペンチニ
ル、1−メチル−4−ペンチニル、2−メチル−3−ぺンチニル、2−メチル−
4−ペンチニル、3−メチル−4−ペンチニル、4−メチル−2−ペンチニル、
1,2−ジメチル−2−ブチニル、1,1−ジメチル−3−ブチニル、1,2−
ジメチル−3−ブチニル、2,2−ジメチル−3−ブチニル、1−エチル−2−
ブチニル、1−エチル−3−ブチニル、2−エチル−3−ブチニル、および1−
エチル−1−メチル−2−プロピニルが挙げられる。
、アルケニルオキシおよびアルキニルオキシに同様の意味で適用される。
シクロヘキシルのようなC3−C6−シクロアルキル基であるのが好ましい。シクロ
アルキル基が置換される場合には、置換基としてC1−C4−アルキル基を1〜3個
有するのが好ましい。
ニルのようなC4−C6−シクロアルケニル基であるのが好ましい。シクロアルケニ
ル基が置換される場合には、置換基としてC1−C4−アルキル基を1〜3個有する
のが好ましい。
ようなC5−C6−シクロアルコキシ基であるのが好ましい。シクロアルコキシ基が
置換される場合には、置換基としてC1−C4−アルキル基を1〜3個有するのが好
ましい。
キシのようなC5−C6−シクロアルケニルオキシ基であるのが好ましい。シクロア
ルケニルオキシ基が置換される場合には、置換基としてC1−C4−アルキル基を1
〜3個有するのが好ましい。
していてもよい。これらの置換基は、互いに関係なく、アルキル、ジフルオロメ
チル、トリフルオロメチルおよびハロゲン、特に塩素、臭素およびヨウ素から選
択されるのが好ましい。フェニル基が2−位に1個の置換基を有するのが特に好
ましい。
イミダゾリル、オキサゾリル、チエニル、トリアゾリルまたはチアジアゾリル基
、または対応するこれらのジヒドロおよびテトラヒドロ誘導体であるのが好まし
い。チアゾリルまたはピラゾリル基が好ましい。
R23はHまたはアルキルを表し、基XおよびYのうちの他方はCH2、S、SO、SO2ま
たはNR23を表す。)であるのが好ましい。点線は二重結合が含まれていてもいな
くてもよいことを意味する。
も良く、このときのこれらの置換基は、互いに関係なく、アルキル、ハロゲン、
ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルから選択されるのが好ましい。
係なく、水素、アルキル(特にメチル)、ハロゲン(特に塩素)、CHF2またはCF 3 を表す。
たは複数の置換基)は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ハロゲ
ンまたはフェニルからなる群から選択されるのが好ましい。
分的にまたは完全にハロゲン化、特にフッ素化または塩素化されていてもよい。
それらは1、2または3個のフッ素原子または塩素原子を有しているのが好まし
い。基R2の置換基がフェニル基である場合には、このフェニル基は1〜3個のハ
ロゲン原子(特に塩素原子)、および/または好ましくはアルキルおよびアルコ
キシから選択される基で置換されているのが好ましい。特に好ましいのは、フェ
ニル基がP−位をハロゲンで置換されている場合である。すなわち、基R2の特に
好ましい置換基はP−ハロゲン−置換フェニル基である。基R2は、飽和5員環と
縮合していても良く、この環はその一部に1〜3個のアルキル置換基を有してい
てもよい。
ある。特に4−位を介して窒素原子に結合しているインダニルおよび2−オキサ
インダニルが好ましい。
す基、すなわちフェニル、ピリジル、ジヒドロピラニル、ジヒドロオキサチイニ
ル、ジヒドロオキサチイニルオキシド、ジヒドロオキサチイニルジオキシド、フ
リル、チアゾリル、ピラゾリルまたはオキサゾリル(これらの基は、互いに関係
なく、アルキル、ハロゲン、ジフルオロメチルおよびトリフルオロメチルから選
択される置換基を1、2または3個有していてもよい)である式Iの化合物を含 む。
(2−位がハロゲン、メチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキ
シ、メチルチオ、メチルスルフィニルまたはメチルスルホニルで置換されていて
もいなくともよい。);フェニル(2−位がメチル、トリフルオロメチル、塩素
、臭素またはヨウ素で置換されていてもされていなくてもよい。);2−メチル
−5,6−ジヒドロピラン−3−イル;2−メチル−5,6−ジヒドロ−1,4
−オキサチイン−3−イル、またはその4−オキシドまたは4,4−ジオキシド
;2−メチルフラン−3−イル(4−および/または5−位がメチルで置換され
ていてもいなくてもよい。);チアゾール−5−イル(2−および/または4−
位がメチル、塩素、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルで置換されてい
てもいなくてもよい。);チアゾール−4−イル(2−および/または5−位が
メチル、塩素、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルで置換されていても
いなくてもよい。);1−メチルピラゾール−4−イル(3−および/または5
−位がメチル、塩素、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルで置換されて
いてもいなくてもよい。);または、オキサゾール−5−イル(2−および/ま
たは4−位がメチルまたは塩素で置換されていてもいなくてもよい。);のうち
の1種である。
フェニル基(1、2または3個の上記の置換基で置換されていてもいなくてもよ
い。)である式Iの化合物を含む。
、2−位の位置に以下の置換基、すなわちC3−C6−アルキル、C5−C6−シクロア
ルケニル、C5−C6−シクロアルキルオキシ、シクロアルケニルオキシ(これらの
基は、1、2または3個のC1−C4−アルキル基で置換されていてもよい。)、1
〜5個のハロゲン原子および/または1〜3個の、互いに関係なく、C1−C4−ア
ルキル、C1−C4−ハロアルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロアルコキシ
、C1−C4−アルキルチオおよびC1−C4−ハロアルキルチオから選択される基によ
り置換されているフェニル、インダニルまたはオキサインダニル(1、2または
3個のC1−C4−アルキル基で置換されていてもいなくてもよい。)からなる置換
基、のうちの1種を有するフェニル基である、式Iの化合物を含む。
はヨウ素を表し、R4は、トリフルオロメチルまたは塩素を表し、R5は、水素また
はメチルを表し、R6は、メチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルまたは
塩素を表し、R7は、水素、メチルまたは塩素を表し、R8は、メチル、ジフルオロ
メチルまたはトリフルオロメチルを表し、R9は、水素、メチル、ジフルオロメチ
ル、トリフルオロメチルまたは塩素を表し、R10は、C1−C4−アルキル、C1−C4 −アルコキシ、C1−C4−アルキルチオまたはハロゲンを表す。
示してあるが、本文に参考文献の全体を組み入れてある。
301に公知であり、また類似の方法によって合成することができる。
塩およびN−オキシドである。
、US−A−5240940および/またはACS Sympos. Ser. 443, (1991) 538〜552ページに公知である。
のが好ましい。X4およびX5は、水素原子、ハロゲン(特にClまたはF)、C1−C4−
アルコキシ(特にメトキシまたはエトキシ)、C1−C4−アルキルチオ(特にメチ ルチオまたはエチルチオ)、C1−C4−ハロアルキル(特にトリフルオロメチル) 、またはC1−C4−ハロアルコキシ(特にトリフルオロメトキシ)であるのが好ま
しい。
(好ましくはCl)で置換されていてもよい))、プロピニル、シアノメチルおよ
びメトキシメチルであるのが好ましい。C1−C4−アルキレン−C3−C7−シクロア
ルキル置換基の中では、メチレンで置換された化合物、特にメチレンシクロプロ
ピル、メチレンシクロペンチル、メチレンシクロヘキシルおよびメチレンシクロ
ヘキセニルが好ましい。これらの置換基の環は好ましくはハロゲンで置換されて
いてもよい。
およびピリミジニルを挙げることができる。これらの環基における置換基として
は、ハロゲン(特にFおよびCl)、C1−C4−アルコキシ(特にメトキシ)、およ びC1−C4−アルキル(特にメチルおよびエチル)が好ましい。環の置換基の数は
1〜3個、特に1〜2個であるのがよい。特に、フェニルまたは置換フェニルが
好ましい。
してもよい。
示した化合物が特に好ましい。
特にフッ素である化合物が好ましい。
019442に挙げられている。
きまた、アミド化合物Iに加えて化合物IIおよび化合物IIIの双方を含む3元混合
物を施用してもよい。このような混合物の場合は、化合物IIおよびIIIの混合比 は互いに対して、通常50:1〜1:50の範囲、好ましくは10:1〜1:1
0の範囲である。
属イオンと塩または付加物を形成することができる。
素酸のようなハロゲン化水素酸、硫酸、燐酸および硝酸が挙げられる。
、トリクロロ酢酸およびプロピオン酸のようなアルカン酸;およびグリコール酸
;チオシアン酸;乳酸;琥珀酸;クエン酸;安息香酸;桂皮酸;蓚酸;アルキル
スルホン酸(炭素数が1〜20個である直鎖状または分枝状のアルキル基を有す
るスルホン酸);アリールスルホン酸またはアリールジスルホン酸(1または2
個のスルフォ基を有するフェニル基およびナフチル基のような芳香族の基);ア
ルキルホスホン酸(炭素数が1〜20個である直鎖状または分枝状のアルキル基
を有するホスホン酸);アリールホスホン酸またはアリールジホスホン酸(1ま
たは2個の燐酸基を有するフェニル基およびナフチル基のような芳香族の基);
が挙げられ、アルキル基およびアリール基はさらに置換基を有していてもよい。
例えば、p−トルエンスルホン酸、サリチル酸、p−アミノサリチル酸、2−フ
ェノキシ安息香酸、2−アセトキシ安息香酸等が挙げられる。
、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛のイオン、および、さらに第2主族の元素
、特にカルシウムおよびマグネシウムのイオン、および第3よび第4主族の元素
、とくにアルミニウム、錫、および鉛のイオンが挙げられる。金属は考えられる
様々な原子価の状態で存在してもよい。
に対して有効である成分、または殺草有効成分または成長調整有効成分または肥
料をさらに混合してもよい。
した作用を示す。これらのうちの幾つかは、組織的に作用し、それゆえ、茎葉用
の殺菌剤および土壌用の殺菌剤として施用することができる。
ジャガイモおよびウリ)、大麦、芝、カラス麦、バナナ、コーヒー、トウモロコ
シ、果実、米、ライ麦、大豆、ブドウ、小麦、観賞植物、サトウキビおよび様々
な種子における多種類の菌類の防除に特に重要である。
のエリシペ・グラミニス(Erysiphe graminis)(うどん粉病);ウリ科のエリ
シペ・キコラケアラム(Erysiphe cichoracearum)およびスフェロテカ・フリ ギネア(Sphaerotheca fuliginea);リンゴのポドスフェラ・ロイコトリカ(P
odosphaera leucotricha);ブドウのウンキヌラ・ネカトル(Uncinula necat
or);穀物類のプッキニア(Puccinia)種;綿花、イネおよび芝のリゾクトニア
(Rhizoctonia)種;穀物類およびサトウキビのウスチラゴ(Ustilago)種;リ ンゴのベンツリア・イネクアリス(Venturia inaeqalis)(腐敗病);穀物類 のヘルミントスポリウム(Helminthosporium)種;小麦のセプトリア・ノドルム
(Septoria nodorum);イチゴ、野菜、観賞植物およびブドウのボトリチス・ キネラ(Botrytis cinera)(灰色カビ);ナンキンマメのセルコスポラ・アラ
キジコラ(Cercospore arachdicola)、小麦および大麦のシュードケルコスポ レラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosporella herpotrichoides);イネの
ピリクラリア・オリザエ(Pyricularia orizae);ジャガイモおよびトマトの フィトピトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans);ブドウのプラ スモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola);ホップとキュウリのシュードペ
ロノスポラ(Pseudoperonospora)種;野菜および果実のアルテルナリア(Alter
naria)種;バナナのマイコスフェレラ(Mycosphaerella)種;フサリウム(Fus
arium)およびベルチキルリウム(Verticillium)種の防除に好適である。
び穀類におけるうどん粉病菌の防除のために施用するのが好ましい。
々に施用する場合には、施用の順序により防除成果に影響がでることは一般にな
い。
地域では、1haあたり0.01〜8kgであり、0.1〜5kgが好ましく、特に0
.2〜3.0kgが好ましい。
5kgが好ましく、特に0.1〜1.0kgが好ましい。
kgが好ましい。
001〜250gであり、0.01〜100gが好ましく、0.01〜50gが
特に好ましい。
はIIIまたは化合物IおよびIIおよび/またはIIIの混合物を別々にまたは併合し
て、植物の播種の前または後、または植物の発芽の前または後に、種子、植物ま
たは土壌に噴霧することによりまたは散粉することにより施用する。
またはIIIは、例えば直接噴霧可能な溶液、粉末、懸濁液の形態で、または高濃 度の水性、油性または他の懸濁液、分散液、乳濁液、油性分散液、ペースト、粉
剤、空中散布剤または粒剤の形態で製剤化することができ、また噴霧法、ミスト
法、散粉法、空中散布法または潅注法により施用することができる。施用形式は
、所期の目的に依存するが、いずれの場合にも、本発明の混合物の分布をできる
だけ微細かつ均一に確保するようにすべきである。
、溶剤および/または坦体を有効成分に混ぜて量を増やして製造される。希釈液
として水を使用する場合には、助溶剤として他の有機溶媒を使用することもでき
る。このための助剤としては、本来以下のものが好ましい。例えば芳香族化合物
(例えばキシレン)、塩素化芳香族化合物(例えばクロロベンゼン)、パラフィ
ン(例えば石油留分)、アルコール(例えばメタノール、ブタノール)、ケトン
(例えばシクロヘキサノン)、アミン(例えばエタノールアミン、ジメチルホル
ムアミド)および水のような溶剤;例えば天然鉱石粉(例えばカオリン、粘土、
タルク、白亜)、合成鉱石粉(例えば微細粒シリカ、珪酸塩)のような担体;例
えば非イオン性および陰イオン性乳化剤(例えばポリオキシエチレン脂肪アルコ
ールエーテル、アルキルスルホナートおよびアリールスルホナート)のような乳
化剤;および例えばリグニン−亜硫酸パルプ廃液およびメチルセルロースのよう
な分散剤が該当する。
よびジブチルナフタレン−スルホン酸のような芳香族スルホン酸および脂肪酸の
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩およびアンモニウム塩;アルキル−および
アルキルアリールスルホナート;アルキル、ラウリルエーテルおよび脂肪アルコ
ールスルファート;および硫酸化ヘキサ−、ヘプタ−およびオクタ−デカノール
または脂肪アルコールグリコールエーテルの塩;スルホン化ナフタレンおよびそ
の誘導体とホルムアルデヒドとの縮合物;ナフタレンまたはナフタレンスルホン
酸とフェノールおよびホルムアルデヒドとの縮合物;ポリオキシエチレンオクチ
ルフェノールエーテル;エトキシル化イソオクチル−、オクチル−およびノニル
−フェノール;アルキルフェノールポリグリコールエーテル;トリブチルフェニ
ルポリグリコールエーテル;アルキルアリールポリエーテルアルコール;イソト
リデシルアルコール;脂肪アルコール/エチレンオキシド縮合物;エトキシル化
ヒマシ油;ポリオキシエチレンアルキルエーテル;またはポリオキシプロピレン
;ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタート;ソルビトールエステ
ル;リグニン−亜硫酸パルプ廃液;またはメチルセルロースが挙げられる。
化合物IまたはIIおよび/またはIIIの混合物を固体担体と混合しまたは一緒に粉
砕することにより製造することができる。
数の有効成分を固体担体に結合させることにより製造する。
ル、珪酸塩、タルク、カオリン、石灰石、石灰、白亜、膠灰粘土、黄土、粘土、
白雲石、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、合成
物質粉のような鉱物土;および、例えば硫酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、
硝酸アンモニウム、尿素のような肥料;および、例えば、穀物粉、樹皮粉、木材
粉および堅果殻粉、セルロース粉末のような植物起源の生成物;または他の固体
担体が挙げられる。
IまたはIIおよび/またはIIIのうちの1種、または化合物IおよびIIおよび/ またはIIIの混合物を含む。有効成分は90〜100%、好ましくは95〜10 0%(NMRまたはHPLCスペクトルによる)の純度で使用される。
子、土壌、地面、資材または空間を、殺菌剤として有効な量の混合物、または別
々に施用する場合には殺菌剤として有効な量の化合物IおよびIIおよび/または
IIIで処理することにより施用する。
液;この溶液は微小液滴の形状で施用するのに適している; II.20質量部の有効成分、80質量部のキシレン、10質量部のオレイン酸
N−モノエタノールアミド1モルとエチレンオキシド8〜10モルとの付加物、
5質量部のドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム、および5質量部のひまし油
1モルとエチレンオキシド40モルの付加物からなる混合物;分散液は水中にこ
の溶液を高分散させることにより得られる; III.20質量部の有効成分、40質量部のシクロヘキサノン、30質量部の
イソブタノールおよび20質量部のひまし油1モルとエチレンオキシド40モル
の付加物からなる水性分散液; IV.20質量部の有効成分、25質量部のシクロヘキサノール、65質量部の
210〜280℃の範囲の沸点を有する石油留分および10質量部のひまし油1
モルとエチレンオキシド40モルの付加物からなる水性分散液; V.80質量部の有効成分、3質量部のジイソブチルナフタレン−1−スルホン
酸ナトリウム、10質量部の亜硫酸パルプ廃液より得たリグノスルホン酸ナトリ
ウムおよび7質量部の粉末状シリカゲルからなる、ハンマーミルで粉砕した混合
物;この混合物を水中に高分散させることにより噴霧用混合物が得られる; VI.3質量部の有効成分および97質量部の微細粒カオリンからなる混和物;
この粉剤は3質量%の有効成分を含む; VII.30質量部の有効成分、92質量部の粉末状シリカゲルおよび8質量部
のこのシリカゲルの表面上に吹きつけたパラフィン油からなる混和物;この製剤
では、有効成分が良好な付着力を有する; VIII.40質量部の有効成分、10質量部のフェノールスルホン酸/尿素/
ホルムアルデヒド縮合物のナトリウム塩、2質量部のシリカゲルおよび48質量
部の水からなる安定な水性分散液;この分散液はさらに希釈することができる;
IX.20質量部の有効成分、2質量部のドデシルベンゼンスルホン酸カルシウ
ム、8質量部の脂肪アルコールポリグリコールエーテル、20質量部のフェノー
ルスルホン酸/尿素/ホルムアルデヒド縮合物のナトリウム塩および88質量部
のパラフィン系石油からなる安定な油性分散液; が挙げられる。
7質量%の乳化剤からなる混合物中の10%乳液として調剤し、所望の濃度に水
で希釈する。
効力に換算する。効力(W)はアボット(Abbot)の式により以下のように求め られる。
おける菌類への感染%にそれぞれ対応している。
とを示し、効力100とは処理植物が感染しなかったことを示す。
Weeds 15, (1967)、20〜22ページ参照)により算出し、効力の実験値と対 比した。
合の、未処理対照に対する%で表された効力の期待値であり、xは、有効成分A
を濃度aで施用した場合の、未処理対照に対する%で表された効力であり、yは
、有効成分Bを濃度bで施用した場合の、未処理対照に対する%で表された効力
である。
成分の水性調製液を液が滴り落ちるまで噴霧した。この噴霧による被膜形成後2
4時間乾燥させ、小麦のうどん粉病(Erysiphe graminis forma specialis
tritici)の胞子を葉に振りかけた。次いで、被験植物を20〜24℃で相対大 気湿度60〜90%の温室内に保管した。7日後、うどん粉病の進行度を、葉の
面積全体に対する感染割合%として目視にて測定した。
も高い結果を示していることが分かる。
Claims (10)
- 【請求項1】有効成分として、相乗作用有効量の a)式I A−CO−NR1R2 (I) {式中、 Aは、アリール基または1〜3個のO、NおよびSから選択される異種原子を
有する芳香族または非芳香族の5−または6−員環の複素環を表し、このアリー
ル基または複素環は、互いに関係なく、アルキル、ハロゲン、CHF2、CF3、アル コキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニルおよびアルキル
スルホニルから選択される置換基を1、2または3個有していてもいなくてもよ
く、 R1は、水素原子を表し、 R2は、フェニル基またはシクロアルキル基(これらの基は、互いに関係なく、
アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニ
ルオキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルオキシ、シクロ
アルケニルオキシ、フェニルおよびハロゲンから選択される置換基を1、2また
は3個有していてもいなくてもよい。)を表し、このときの脂肪族基および脂環
式の基は部分的にまたは完全にハロゲン化されていてもよく、および/または、
脂環式の基は1〜3個のアルキル基で置換されていてもよく、フェニル基は1〜
5個のハロゲン原子および/または互いに関係なくアルキル、ハロアルキル、ア
ルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、およびハロアルキルチオから選択さ
れる1〜3個の置換基を有していてもよく、アミド化物のフェニル基は飽和5員
環(飽和5員環は1個以上のアルキル基で置換されていてもいなくてもよく、お
よび/またはOおよびSから選択される1個の異種原子を有していてもよい。)
と縮合していてもいなくてもよい。}、 で表されるアミド化合物、 および、 b)式II 【化1】 (式中、 R12、R13、R14、R15は、互いに関係なく、水素、ヒドロキシル、ニトロ、ハロ
ゲン、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4 −ハロアルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルチオを表し、 R16、R17、R18は、互いに関係なく、水素、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、 ハロゲン、C1−C7−アルキル、C1−C7−ハロアルキル、C1−C7−アルコキシ、C1 −C7−ハロアルコキシ、C1−C7−アルキルチオ、C1−C7−ハロアルキルチオ、C1 −C7−ヒドロキシアルキル、C2−C4−アシル、アリール、アリールオキシを表し
、このときのアリール基を含む基は、その一部に、シアノ、ニトロ、ハロゲン、
C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロ
アルコキシ、C1−C4−アルキルチオおよびC1−C4−ハロアルキルチオからなる群
の基を1〜3個有していてもよい。) で表される複数の化合物、これらのN−オキシドまたはこれらの塩の1種、 および/または、 c)式III 【化2】 (式中、 X1〜X5は、互いに関係なく、水素、ハロゲン、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハ ロアルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロアルコキシ、C1−C4−アルキル
チオ、C1−C4−チオアルコキシ、C1−C4−スルホニルアルキル、ニトロ、アミノ
、N−C1−C4−カルボキシルアミノ、N−C1−C4−アルキルアミノを表し、 R19は、C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C1−C 4 −アルキル−C3−C7−シクロアルキルを表し、これらの基は、ハロゲン、シア ノおよびC1−C4−アルコキシから選択される置換基を有していても良く、 R20は、フェニル基またはN、OおよびSからなる群から選択される異種原子 を少なくとも1個有する5−または6−員環の飽和または不飽和の複素環基を表
し、このときの環基は、ハロゲン、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1 −C4−ハロアルキル、C1−C4−ハロアルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C2−C4−
アルケニル、C1−C4−アルコキシ−C2−C4−アルキニルからなる群から選択され
る置換基を1〜3個有していてもよく、 R21およびR22は、互いに関係なく、水素、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコ
キシ、C1−C4−アルキルチオ、N−C1−C4−アルキルアミノ、C1−C4−ハロアル キルまたはC1−C4−ハロアルコキシを表す。)、 で表される複数の化合物、 を含む殺菌剤混合物。 - 【請求項2】式Iにおいて、基Aが以下の群、すなわち、 フェニル、ピリジル、ジヒドロピラニル、ジヒドロオキサチイニル、ジヒドロオ
キサチイニルオキシド、ジヒドロオキサチイニルジオキシド、フリル、チアゾリ
ル、ピラゾリルまたはオキサゾリル(これらの基は、互いに関係なく、アルキル
、ハロゲン、ジフルオロメチルおよびトリフルオロメチルから選択される置換基
を1、2または3個有していてもよい)、 からなる群、のうちの1種であることを特徴とする、請求項1に記載の殺菌剤混
合物。 - 【請求項3】式Iにおいて、基Aが以下の群、すなわち、 ピリジン−3−イル(2−位がハロゲン、メチル、ジフルオロメチル、トリフ
ルオロメチル、メトキシ、メチルチオ、メチルスルフィニルまたはメチルスルホ
ニルで置換されていてもいなくともよい。)、 フェニル(2−位がメチル、トリフルオロメチル、塩素、臭素またはヨウ素で
置換されていてもいなくてもよい。)、 2−メチル−5,6−ジヒドロピラン−3−イル、 2−メチル−5,6−ジヒドロ−1,4−オキサチイン−3−イル、またはそ
の4−オキシドまたは4,4−ジオキシド、 2−メチルフラン−3−イル(4−および/または5−位がメチルで置換され
ていてもいなくてもよい。)、 チアゾール−5−イル(2−および/または4−位がメチル、塩素、ジフルオ
ロメチルまたはトリフルオロメチルで置換されていてもいなくてもよい。)、 チアゾール−4−イル(2−および/または5−位がメチル、塩素、ジフルオ
ロメチルまたはトリフルオロメチルで置換されていてもいなくてもよい。)、 1−メチルピラゾール−4−イル(3−および/または5−位がメチル、塩素
、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルで置換されていてもいなくてもよ
い。)、または、 オキサゾール−5−イル(2−および/または4−位がメチルまたは塩素で置
換されていてもいなくてもよい。)、 からなる群、のうちの1種であることを特徴とする、請求項1に記載の殺菌剤混
合物。 - 【請求項4】R2がフェニル基(1、2または3個の請求項1に記載の置換
基で置換されていてもいなくてもよい。)である式Iの化合物を含むことを特徴
とする、請求項1〜3のいずれかに記載の殺菌剤混合物。 - 【請求項5】R2が、以下の置換基、すなわち、 C3−C6−アルキル、C5−C6−シクロアルケニル、C5−C6−シクロアルキルオキ
シ、シクロアルケニルオキシ(これらの基は、1、2または3個のC1−C4−アル
キル基で置換されていてもよい。)、 1〜5個のハロゲン原子、および/または、互いに関係なく、C1−C4−アルキ
ル、C1−C4−ハロアルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロアルコキシ、C1 −C4−アルキルチオ、およびC1−C4−ハロアルキルチオから選択される1〜3個
の基により置換されているフェニル、 からなる置換基、のうちの1種を2−位に有するフェニル基であるか、 またはR2がインダニル基またはオキサインダニル基(1、2または3個のC1−C4 −アルキルで置換されていてもいなくてもよい。)、 であることを特徴とする、請求項4に記載の殺菌剤混合物。 - 【請求項6】以下の式Ia 【化3】 (式中、 Aは、 【化4】 を表し、 Xは、メチレン、イオウ、スルフィニル、またはスルホニル(SO2)を表し、 R3は、メチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、塩素、臭素またはヨ
ウ素を表し、 R4は、トリフルオロメチルまたは塩素を表し、 R5は、水素またはメチルを表し、 R6は、メチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルまたは塩素を表し、 R7は、水素、メチルまたは塩素を表し、 R8は、メチル、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルを表し、 R9は、水素、メチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルまたは塩素を表
し、 R10は、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルチオまた はハロゲンを表す。) で表されるアミド化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記
載の殺菌剤混合物。 - 【請求項7】アミド化合物として、以下の式Ib 【化5】 (式中、 R4は、ハロゲンを表し、 R11は、ハロゲンで置換されているフェニルを表す。) で表される化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の殺
菌剤混合物。 - 【請求項8】アミド化合物として、以下の式 【化6】 で表される化合物を含むことを特徴とする、請求項1に記載の殺菌剤混合物。
- 【請求項9】一方には固体または液体の担体中にアミド化合物Iを含み、 他方には固体または液体の担体中に化合物IIおよび/またはIIIを含むように、 2つに分けて調製されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の殺
菌剤混合物。 - 【請求項10】菌類および菌類の生息場所、または菌類の攻撃から防護す
べき資材、植物、種子、土壌、地面または空間を、請求項1〜9のいずれかに記
載の殺菌剤混合物で処理することを含む有害な菌類の防除方法であって、有効成
分であるアミド化合物Iおよび化合物IIおよび/またはIIIを同時に施用、すなわ
ち併合または別々のいずれかにより施用するか、または連続して施用することを
特徴とする、有害な菌類の防除方法。
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