JP2001525575A - 公共資源消費及び請求支払いの管理／追跡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 コンピュータ化された資源会計方法及びシステム（３６，３６，５６）、特に、コンピュータ化された公共資源管理方法及びシステムに関する。公共事業プロバイダ（３８，４０，４２，４４，６４，６６，６８，７０）は、多くの消費者（３４，４８，５０，５２，５４，５８，６０，６２）に請求可能な公共資源を提供する。消費者（３４，４８，５０，５２，５４，５８，６０，６２）による、請求可能な公共資源の消費は、公共のネットワーク上でホスト（２０）により監視される（２２０）。ホスト（２０）により集められたデータは、次に、多くの基準あるいは許容と照合される（２４０，２５０，２６０）ことにより、その正当性がチェックされる。もし集められたデータが正当であるなら、データは１つ或いはそれ以上の顧客（３４，４８，５０，５２，５４，５８，６０，６２）が参照可能なレポート（２３０）の中に合算される（２８０）。これらの参照可能なレポート（２３０）は、公共のネットワーク上で、消費者（３４，４８，５０，５２，５４，５８，６０，６２）によりアクセスされる。消費者（３４，４８，５０，５２，５４，５８，６０，６２）が参照可能なレポート（２３０）は、望ましい如何なる外観に書式設定されていてもよい。更に、レポート（２３０）は、プロバイダ（３８，４０，４２，４４，６４，６６，６８，７０）から請求可能な公共資源を消費する消費者のそれぞれのサイト（５８ａ，５８ｂ，５８ｃ，６０ａ，６０ｂ，６０ｃ，６２ａ，６２ｂ，６２ｃ）のために発行されることも可能である。一旦、レポート（２３０）が確認されると、消費者（３４，４８，５０，５２，５４，５８，６０，６２）からの支払が行われる（２４０，２７０）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】

本発明は、コンピュータ化された請求及び支払い承認方法及びシステム、並び
にコンピュータ化された請求書合算及び支払い承認方法及びシステムに関する。
特に、公共料金請求処理アクセス及び支払い承認方法及びシステム、公共料金請
求処理アクセス及び合算方法及びシステム、及び公共事業プロバイダ合算請求シ
ステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】

通常、顧客又は消費者は、特定の請求サイクルの間に、受けた又は購入したサ
ービス及び／又は商品に関する多数の請求書を受け取る。これらの請求書は、通
常、郵送されるか又は他の方法で、ハードコピー形式で顧客又は消費者に送られ
る。そして顧客又は消費者は、請求書を確認し、請求書の発行者に小切手又は適
当な支払金を送る。顧客又は消費者が受け取る請求書が多数であればあるほど、
受領、確認そして支払いプロセスは不必要に複雑となる。

【０００３】 顧客又は消費者には、会社又は企業がある。会社は、通常、１回の請求サイク
ルの間に大量の請求書を受け取る。もし会社や企業が多数の施設を保有している
なら、それぞれの施設のための公共料金のような請求書を通常受け取るであろう
。言うまでもなく、それぞれの請求書の受領、確認、追跡及び支払いは、骨が折
れ時間がかかるものである。更に、請求書が疑わし場合は、会社又は企業は請求
書の発行者と連絡を取るのに時間をかけなければならず、且つ請求書を訂正する
ための発行人による修正プロセスが終わるのに時間をかけなければならない。

【０００４】 これらを背景に、請求書を合算することについての方法及びシステムが開発さ
れた。主に、このようなシステムは個人の消費者に向けられたものである。典型
的なシステムは、Ｂｕｃｃｉにより米国特許第５，６５５，０８９号に開示され
ている。Ｂｕｃｃｉのシステムは、消費者のための請求情報を受け取り、郵便に
よりハードコピーの計算書を消費者に支払いのために送る個人ベースのシステム
である。消費者は、計算書の受け取りと折り返しの支払いを一つの封筒で行う。
Ｂｕｃｃｉのシステムは、上述の大量のメーリングシステムに対して適度な改良
を示しているが、上述の大量のメーリングシステムにおける時間、労力及び資源
に関連する問題を完全には解決するものではない。

【０００５】 従って、本発明は、改善された請求及び支払いシステムを提供することに関連
して生まれたものである。特に、本発明は、公共事業プロバイダに関連して利用
することが可能な、改善された請求及び支払いシステムを提供することに関連し
て行われたものである。

【０００６】

【発明の実施の形態】

本発明の種々のシステム及び方法を参照すると、以下に詳細に説明するように
、本発明の実施の形態は、コンピュータシステム上で実行される又は実行可能な
過程に関して記述される。様々な異なるコンピュータシステムが本発明で使用可
能であるが、代表的なコンピュータシステムが図１の２０に示される。

【０００７】 コンピュータシステム２０は、プロセッサ２４，メモリ２６，データ蓄積装置
２８及びインタフェース装置３０を有するホストコンピュータ２２を含む。ホス
トコンピュータ２２の代表的な構成要素２４−３０は、特に示されていないアド
レス／データ・バスを介して使用可能に接続されている。メモリ２６は、プロセ
ッサ２４のために情報及び命令を蓄積するためのデータ・バスに接続される揮発
性メモリ（例えばランダムアクセスメモリ）と、プロセッサ２４のためにスタテ
ィックな情報及び命令を蓄積するためのデータ・バスに接続される不揮発性メモ
リ（例えばリードオンリーメモリ）とを含むことができるか、又は好ましくはこ
れを含む。データ蓄積装置２８は、大容量記憶装置とすることが可能である。ホ
ストコンピュータ２２は、以下に説明するアプリケーションプログラムを実行す
るための命令を実行するハードウェアプラットホームを構成する。システム２０
は、図１に示すように、概略表示のみであることは理解されるであろう。従って
、上述及び以下で説明するシステムは、図１で示されるような一体的スタンドア
ロンシステムとして実行されることができ、また、以下に説明する発明を実行す
るために、相互に接続される使用可能な分離した構成部分とすることもできる。

【０００８】 インタフェース装置３０は、好ましくはコンピュータシステム２０をマルチユ
ーザシステム（例えば本発明の１つの実施例ではインターネット）に接続するマ
ルチユーザネットワークインタフェース（例えばインターネットインタフェース
）を含む。インタフェース３０は、コンピュータシステム２０により定義された
ハードウェアプラットホーム上に含まれる種々のアプリケーションプログラムと
通信できるように接続されている。

【０００９】 上述のように、本発明の好適な実施例では、インタフェース装置３０は、イン
ターネットインタフェースからなる。インターネットは、よく知られるインター
ネットプロトコルを用いて稼働するワールドワイドコンピュータシステムのよく
知られる接続形態である。インターネットは、マルチユーザコンピュータシステ
ムの一形態である。他のインターネットの応用例（例えば特定のプロトコルを使
うもの）は、インターネットプロトコルの上で稼働する。そのような応用例の１
つが、ハイパーテキスト転送プロトコル、即ちｈｔｔｐを用いて稼働する、よく
知らるワールドワイドウェブ、即ち「ｗｗｗ」インターネットアプリケーション
である。「ｗｗｗ」インターネットアプリケーションは、サイトからユーザが情
報を求め、そしてサイトはオンラインでユーザに情報を転送する「デマンドシス
テム」である。シンプルメール転送プロトコル、即ちｓｍｔｐを用いて稼働する
電子メールインターネットアプリケーションもよく知られている。電子メールイ
ンターネットアプリケーションは、情報転送コマンドが送り主サイトに起因する
「プレゼントシステム」であり、そのコマンドによる情報が、相手先の電子メー
ルアドレスに渡される。別のインターネットアプリケーションは、ファイル転送
プロトコル、即ちｆｔｐを用いて稼働するファイル転送インターネットアプリケ
ーションである。１つの実施例では、本発明は、インターネットプロトコルだけ
でなく、ｗｗｗ、電子メール及びファイル転送インターネットアプリケーション
を利用する。本発明の他の実施例は、他のマルチユーザコンピュータ環境で実施
することもできる。例えば、本発明は専用のマルチユーザ・システムで実施して
もよい。

【００１０】 コンピュータシステム２０は、従来のオペレーティング・システムの制御下で
稼働するソフトウェア形態をサポートする。オペレーティング・システムは、実
行される種々のアプリケーションプロセスを可能とする。これらには、例えば、
後の説明で明確となるように、種々のリモート端末でデータ転送を承認する通信
アプリケーションが含まれる。ソフトウェア環境は、データ蓄積装置２８に関連
して利用される、データマネージメント、記憶及び検索アプリケーションを更に
含む。データマネージメント、記憶及び検索アプリケーションは、以下により詳
しく説明する情報を編集して蓄積する。この情報は、データ蓄積装置２８のよう
な１つ或いはそれ以上の大容量の記憶装置上のオペレーティング・システムの環
境内に編集され蓄積される。従来から周知の他のアプリケーションが、コンピュ
ータシステム２０を構成するソフトウェア環境に含まれてもよい。

【００１１】 前述のコンピュータシステムの説明及び本発明の１つの形態に鑑み、図２を参
照すると、代表的なコンピュータシステム、即ちホストシステム２０が、請求者
３２と被請求者３４を含むシステムの一部を構成していることが分かる。本明細
書内において、「請求者」という用語は、商品及び／又はサービスに対する請求
書を発行する会社あるいは他のソースを含むと理解されるであろう。好適実施例
では、このような請求者は、１つ或いはそれ以上の公共事業プロバイダ、例えば
電気、水、下水道、天然ガス、プロパン、その他それに代わるエネルギ源及び／
又は他の関連した商品又はサービス或いはプロセスのプロバイダを含むことがで
きる。同様に、本明細書内で使用される用語「被請求者」は、１つ或いはそれ以
上の請求者から請求書を受け取る個人又は会社を含むと理解されるであろう。

【００１２】 図１，２，５を参照すると、図５は、本発明のコンピュータシステム２０上で
実行可能なソフトウェアプログラムで実行されることができるハイレベルフロー
チャートである。このようなプログラムは、一般にメモリ２６に記憶されるであ
ろう。ステップ２００（図５）において、データベースがホストコンピュータ２
２で最初に画定される。このようなデータベースは、好ましくはデータ蓄積装置
２８（図１）のような、データ蓄積装置の中で画定される。被請求者３４のよう
な、少なくとも１つの被請求者と関連付けられた情報が入力され、ステップ２１
０においてデータベースに記憶される。情報は、本発明を実施することにおいて
有用などんなタイプの情報でも含むことができる。代表的な情報には、被請求者
の名前（個人或いは会社であるか否かに関わらず）、郵便住所、企業電話番号、
主要アカウントの連絡先、電子メールアドレス、一般的な元帳アカウント番号、
銀行情報、及び／又はサイトリストが含まれる。更に、サイト名、サイトメンバ
ー、サイトの住所、サイト面積、設立後経過年数、サイトが開いている日、及び
請求履歴のような情報を同様にデータベースに記憶することもできる。代表的な
請求履歴情報は、以下で説明するように、請求日、過去の期限、請求時期開始及
び締日や、種々の他の情報を含むことができる。

【００１３】 ステップ２２０（図５）において、請求情報は、請求者３２からホストコンピ
ュータ２２に受け入れられる。請求情報は、被請求者３４による請求者３２への
支払いのための請求書又は請求額と関連付けることができる。請求情報は、適当
な方法でシステム２０に導入されることが可能である。１つの実施例では、請求
者３２からの請求情報は、上述のインターネットプロトコルの１つ或いはそれ以
上を使用して、ホストコンピュータ２０との適当なデータリンクを介して、電子
的に受け入れられる。代わりに、請求情報は、ハードコピー形式で受け取られ、
手動キーパンチ入力でホストコンピュータに入力することもできる。請求情報が
ホストコンピュータ２０により受け取られるのを承認するために、他の方法及び
システムを利用することも勿論可能である。

【００１４】 ホストコンピュータ２０に受け入れられた請求情報及び／又はデータ蓄積装置
２８内に蓄積されたデータベースを用いて、被請求者３４には、ホストコンピュ
ータ２２の請求情報へのリモート電子アクセスが提供される。好ましくは、リモ
ートアクセスは、図６に示すようなものにより、インターネットベースのシステ
ムでの使用に適したようなプロトコルを用いてホストコンピュータ２２にリンク
可能なリモートコンピュータを介して行われる。特に、好適な例においては、ホ
ストコンピュータ２２は、インターネットウェブサイトを提供するか、又は別の
やり方でこれを規定する。請求者３２からのホストコンピュータ２２により受け
取られた種々の請求情報は、インターネットサイト上に提供され、被請求者によ
りリモートアクセスされることができる。被請求者は、好ましくは請求情報を確
認することができ、その後、支払うべき金額のためにホストコンピュータを介し
て好ましくは電子的な支払いを承認する。好ましくは、ホストコンピュータ２２
上に含まれる情報へのアクセスは、パスワードで保護され、意図された被請求者
のみがその該当する情報にアクセスすることができる。このように、被請求者が
自身の時間、期限通りにその該当する請求情報にアクセスし、その後、迅速で容
易なプログラムによりその支払いを承認することができるという意味で「プロア
クティブ」である中央集中型コンピュータ・アクセス可能な対話型請求支払いシ
ステムが提供される。

【００１５】 発明の１つの実施形態においては、監査プロセスが、ステップ２４０（図５）
に設けられる。監査プロセスは、好ましくはホストコンピュータ２２により定義
されたハードウェアプラットホーム上に常駐する適当なソフトウェアアプリケー
ションで実行される。監査プロセス２４０は、少なくとも１つ、好ましくはそれ
以上の予め決められた許容パラメータが定義される定義過程をステップ２５０に
有している。ステップ２６０において、請求者３２から受け取られる請求情報は
、請求情報がこのようなパラメータを満たすか否か決定するために、予め決めら
れた許容パラメータと照合される。もし請求情報が予め決められた許容パラメー
タを満たさないなら、本発明の１つの実施形態によれば、被請求者３４（図２）
によるその請求情報へのリモートアクセスを否定することができる。もし請求情
報が許容パラメータのうちの１つを満たさないなら、フラグが生成され、このよ
うな請求情報には、手作業で又は電子的に、このような請求情報が正確であるこ
とを確実にするために、適当な修正処理が講じられる。

【００１６】 １つの例では、予め決められた許容パラメータは、被請求者３４のための履歴
請求データを利用することにより定義される。特に、ステップ２１０において、
被請求者に関しての前述の情報が記憶される時に、履歴請求データが、同時にデ
ータベースの中に入力され、列挙されることができる。更に、履歴請求データは
、以前の請求サイクルから現在最新までの請求情報を含むことができる。プロセ
ッサ２４（図１）は、履歴請求データを処理し、許容パラメータを定義する。

【００１７】 許容パラメータの２つの代表的なカテゴリは、（１）全体的な請求書許容チェ
ックパラメータ、及び（２）個々のライン項目許容チェックパラメータである。
勿論、他の許容パラメータでも構わない。全体的な請求書許容チェックパラメー
タの例には、（ａ）現在の料金が平均の請求書の１．５倍超えることができない
、（ｂ）請求書が開始日及び締日に関する他のいかなるシステムの請求書と重複
できない、（ｃ）請求書がシステムの中で二重請求されることができない、及び
（ｄ）全ての必要な情報が登録された請求書の上に存在していなければならない
、というパラメータが含まれる。個々のライン項目許容チェックパラメータの例
には、（ａ）サービスの日数が取引平均の前後２０％以内なっていなければなら
ない、（ｂ）サービス開始日がその前の期間の請求書の締日の後に続く日でなけ
ればならない、（ｃ）サービス締日が次の期間開始日の前日でなければならない
、（ｄ）サービス消費とドル料金が概して同じ方向に動かなくてはならず、例え
ば一方における増加は、他方でも、増加が伴われなければならない、（ｅ）消費
がその前又は次の期間の消費と、２０％以内の相違となっていなければならない
、及び（ｆ）料金がその前又は次の期間の料金の２０％以内の相違となっていな
ければならない、というパラメータが含まれる。上記のパラメータの何れかに該
当する請求書又は請求情報は、フラグが付され、次の修正処理のために識別され
る。特定の被請求者の請求履歴が蓄積されるにつれて、許容パラメータを、月及
び／又は請求時期の間に存在する実際の不一致に基づき再定義することができる
。従って、予め決められた許容パラメータは、システムによりそれぞれの被請求
者のために調整することができる。

【００１８】 図３を参照すると、本発明のもう１つの実施形態による実施例が３６で示され
る。この例では、複数の請求者３８，４０，４２，４４がホストコンピュータ２
０に請求情報を与え、ホストコンピュータは、すぐ上で説明したように情報を処
理することができる。請求者は、相互には関係がある必要がなく、好ましくは支
払いが行われる被請求者３４とは別々の会社からなる。好適な実施例では、プロ
セッサ２４（図１）は、それぞれの請求者により与えられる請求情報を処理し、
被請求者３４がそれぞれの請求者３８−４４に支払うための個々のそれぞれの支
払額を含む合算された請求額を提供する。リモートコンピュータ端末を介して、
被請求者３４は、ホストコンピュータ２０にアクセスし、合算された総額を受け
取ることができる。好ましくは、このようなアクセスは、上述のインタフェース
装置３０（図１）を介して行われる。

【００１９】 合算された請求額を受け取ると、被請求者３４は、ステップ２４０（図５）に
おいてその支払いを承認することができる。好ましくは、ホストコンピュータと
リモート端末の間にもたらされる電子コミュニケーションを介してホストコンピ
ュータ２２に支払い承認が与えられる。被請求者３４から支払い承認を受けると
、コンピュータシステム２０は、請求者３８−４４のそれぞれに支払いが行われ
るように設定される。このような支払いは、どんな方法でも行うことが可能であ
る。望ましい例では、支払いは、自動クリアリングハウス（ＡＣＨ）転送により
行われる。より詳しくは、支払い承認がホストシステムにより受けられた後、ホ
ストシステムが被請求者の銀行あるいは金融機関とコンタクトを取る、ＡＣＨプ
ロトコルが実行される。そして、そのプロトコルは、被請求者の預金口座からコ
ンピュータシステム２０により管理されるか又はコントロールされる預金口座に
、電子的に資金を移す。ＡＣＨ転送の後に、個々の請求者又はそれぞれの提携し
ている銀行機関への支払い手数料は、適当な時間内に行うことができる。

【００２０】 上記の例のように、ホストコンピュータ２２により与えられた合算された請求
額が正確であることを確実にするために、監査プロセス２４０（図５）が好まし
くは設けられる。望ましい例では、合算された請求額を与えるための請求情報を
処理する前に、請求情報は、ステップ２６０において１つ又はそれ以上の許容パ
ラメータと照らし合わせられる（ステップ２５０）。そして、ステップ２８０に
おいてもし請求情報が許容パラメータを満たすなら、請求情報は合算される。請
求情報が許容パラメータを満たさない状態に応答して、そのような請求情報は合
算される請求額から除外される。例えば、図３を参照すると、種々の請求情報が
、請求者３８，４０，４２，４４のそれぞれから受け取られる。それぞれの請求
者から受け取られる、それぞれの請求情報のデータパケットは、請求情報が上述
の許容パラメータを満たすことを確実にするために、監査処理機能の下で綿密に
調べられる。もし請求者の１つ、例えば請求者３８が、１つの許容パラメータを
欠く請求情報を提供した場合、請求者３８により提供された請求額は、その者の
請求情報の解決まで合算から排除される。従って、許容パラメータの１つを満た
さなかった請求情報、例えば請求者３８からの請求情報と関連付けられるそれぞ
れの請求額は、合算から除外される。合算される請求額からこのような情報を除
外する代わりに、履歴請求情報に基づいて見積もり、被請求者が実際の請求書に
近い概算した合算された請求書を受け取るようにする。どんな超過料金又は不足
料金でも、次の請求サイクルの間に埋め合わせすることができる。

【００２１】 上述と同様に、被請求者が自身の時間、期限通りにその適切な請求情報にアク
セスし、その後、迅速で容易なプログラムによりその支払いを承認することがで
きるという意味で「プロアクティブ」である中央集中型コンピュータ・アクセス
可能な対話型請求支払いシステムが提供される。更に、多くの異なる請求者から
入力された請求書を受け取り、周知又は計算可能な許容パラメータと比較して情
報をチェックし、電子コミュニケーションを介して、請求書が送られる者による
支払いのための承認が可能である単一の請求額を提供するシステムが提供される
。従って、非常に合理化され効率的なプロセスが本発明の種々の実施により提供
される。

【００２２】 図４を参照すると、本発明の別の例が４６で示される。ここでは、複数の請求
者３８−４４は、コンピュータシステム２０にアクセスするか、又は別のやり方
で請求情報を提供することができることが分かる。複数の被請求者４８，５０，
５２，５４は、上述の多数の方法により、コンピュータシステム２０へのリモー
ト電子アクセスを有する。４つの請求者と４つの被請求者のみが図示されている
が、双方の者は、より多くの場合も考えられることは理解されるはずである。

【００２３】 この例では、ホストシステム２０内のデータベースは、被請求者４８−５４の
それぞれと関連付けられた情報を受けて蓄積する。請求情報は、請求者３８−４
４からホストコンピュータ２０に受け入れられる。このような情報は、被請求者
のそれぞれに、リモートコンピュータ端末アクセスにより利用可能にされる。望
ましい実施によれば、被請求者にリモートアクセスを提供する前に、請求者のそ
れぞれからの請求情報は、それが１つ又はそれ以上の上述の許容のパラメータに
合致するか又はパラメータを満たすか否かを決定するために、ホストコンピュー
タ２２により綿密に調べられる。許容パラメータのどれか１つを欠いた場合は、
合算された請求額から除去されるという結果をもたらし、その特定の請求額がそ
の後、被請求者アクセスを介してそれぞれの被請求者に提供される。図示例は、
被請求者は、実際に許容パラメータのもとでの精査をパスしたそれぞれの個々の
請求額の総計を含んでいる合算された請求額を、請求者から実際には受け取った
例である。

【００２４】 １つの形態では、合算された支払いは、それぞれの請求者（又はそれぞれの金
融機関）に、支払いの個々の部分のために別会計で作られることが可能である。
例えば、請求者３８は、それぞれの被請求者４８，５０，５２，５４から支払わ
れるべき支払い額を有していてもよい。請求者３８に与えられる４つに分けられ
た支払いでなくて、４つに分けられた支払いのそれぞれを含む１つの合算された
支払いがされてもよい。これらは、支払い時の支払いプロセスだけでなく、取引
の受け取り時の経理プロセスも同様に単純化する。加えて本発明の他の例によれ
ば、被請求者のどれか又はそれぞれの履歴請求データは、支払うべき特定の部分
、又は被請求者に提示するための合算された請求額の見積もりを定型化するため
のシステムにより利用されることができる。従って、許容パラメータを満たさず
、合算される請求額から除外されるかもしれないそれらの請求額は、この場合、
見積もられ、合算された請求額の一部として請求される。どんな超過料金又は不
足料金でも、その後、次の請求サイクルにおいて補われる。

【００２５】 上述と同様に、被請求者が自身の時間、期限通りにその適切な請求情報にアク
セスし、その後、迅速で容易なプログラムによりその支払いを承認することがで
きるという意味で「プロアクティブ」である中央集中型コンピュータ・アクセス
可能な対話型請求支払いシステムが提供される。更に、多くの異なる請求者から
入力された請求書を受け取り、周知又は計算可能な許容パラメータと比較して情
報をチェックし、電子コミュニケーションを介して、請求書が送られる者による
支払いのための承認が可能である単一の請求額を提供するシステムが提供される
。この例では、複数の異なる被請求者が本発明のシステムに取り入れられる。従
って、非常に合理化され効率的なプロセスが本発明の種々の実施により提供され
る。

【００２６】 図７を参照すると、本発明の好適な例が４６で示される。上記の例と同様に、
上述のようにホストコンピュータ２２を含むコンピュータシステム２０が提供さ
れる。複数の顧客５８，６０，６２のための情報は、上述のように、データベー
スに蓄積される。顧客とは、複数の異なる公共事業プロバイダ６４，６６，６８
，７０の顧客である。しかしながら、それぞれの顧客は、ただ１つだけの公共料
金の顧客であってもよい。代わりに、それぞれの顧客は、１以上の公共事業の顧
客であってもよい。請求情報は、ステップ２２０（図５）に関連して上で説明し
たように、それぞれの公共事業会社からホストコンピュータ２２に受け入れられ
る。請求情報は、それぞれの顧客による特定の公共事業プロバイダへの支払いの
ための請求書と関連付けられる。請求情報は、それぞれの顧客が支払う請求額を
含む。１つの例に従って、顧客５８−６２には、上述されるように、インタフェ
ース装置３０（図１）を介してホストコンピュータ２０内の請求情報にリモート
電子アクセスが提供される。そして顧客は、請求情報を受け取り、ホストシステ
ムによる支払いを、好ましくは電子的に（承認と支払いの両方）承認することが
できる。

【００２７】 上述のように、それぞれの顧客に請求情報へのリモート電子アクセスを提供す
る前に、請求情報が正確であることを確実にするために、監査プロセス２４０を
設けることができる。別の例は、複数の異なる公共事業プロバイダにより複数の
顧客がサービスを受けるもので、請求情報は、それぞれの公共事業プロバイダか
ら受け取られる。請求情報は、それらのそれぞれの顧客の各々に関連する。それ
ぞれの公共事業プロバイダから受け取られる請求情報は、それぞれの顧客による
支払いのための合算された請求額を提供するためにホストコンピュータ２０によ
り処理される。合算された請求額は、顧客が特定の公共事業プロバイダに払うた
めのそれぞれの各々の請求額を含む。上述のリモート電子アクセスを介して、顧
客が支払う請求額として合算された請求額を受けることができる、それぞれの顧
客がインタフェース装置３０（図１）を介してホストコンピュータ２０にアクセ
スすることができる。その後、それぞれの顧客は、その合算された請求書の電子
的な支払いのための支払い承認を与えることが可能である。このような支払い承
認は、ホストコンピュータ２０により受けられ、その後、上述のように、公共事
業プロバイダのそれぞれに支払いが行われる。

【００２８】 合算の前に、好適な実施例によれば、顧客のそれぞれの履歴請求データは、少
なくとも１つ又はそれ以上の許容パラメータを定義するために処理される。これ
らの許容パラメータは、上述の実施例のように、それぞれの公共事業プロバイダ
から受け取られる請求情報が正確であることを確実にするために利用される。そ
れぞれの公共事業プロバイダからの請求情報が正確であることを確実にした後で
のみ、このような情報は顧客によりアクセス可能な合算される請求額の中に合算
される。

【００２９】 すぐ上で記述した本発明の方法及びシステムは、複数の異なる公共事業により
サービスを提供される、多くの異なる地理的に離れたサイト（例えば全国的なも
の）を有する公共事業の顧客という環境で特に有用である。

【００３０】 例えば、図７を参照すると、顧客５８には、サイト５８ａ，５８ｂ，５８ｃが
含まれる。３つだけの代表的なサイトを用いたが、このようなサイトは、地理的
に切り離されてもされなくてもよい多数の異なるサイトを含むことができること
は理解されるであろう。同様に、顧客６０には、サイト６０ａ，６０ｂ，６０ｃ
が含まれる。同じく、顧客６２には、サイト６２ａ，６２ｂ，６２ｃが含まれる
。説明のためだけに、全ての顧客のそれぞれの地理的に切り離されたサイトは、
異なる公共事業プロバイダ又は会社によりサービスを提供されることを想定する
。本発明の方法及びシステムにより、それぞれの公共事業プロバイダは、それぞ
れの特定の地理的に切り離されたサイトのための請求情報をコンピュータシステ
ム２０に提供することが可能である。このような情報は、受け入れられ、処理さ
れ、選別され、及び／又は綿密に調べられ、そして、それぞれの顧客、例えば顧
客５８，６０，６２が、そのサイトのそれぞれに提供された総合した公共事業サ
ービスのために支払う合算された請求額を受けることができるように、提供され
る。どれか１つの顧客のそれぞれの特定のサイトのために、履歴請求データは、
好ましくはコンピュータシステム２０により保守され、適切な公共事業プロバイ
ダから請求情報を受領すると、正確に合算された請求書がそれぞれの顧客に提供
されることを確実にするために、上述の監視プロセスの下で綿密に調べられるこ
とができる。どれか１つのサイトのための請求情報が、許容パラメータのどれか
１つを満たさない場合、このような請求額は上述のように合算から除外され、修
正処理を受けさせられる。従って、顧客はこの場合、実際に監査プロセスの精査
をパスした請求情報の結果として生じた、各々のサイトのためのそれぞれの請求
額を含んでいる合算された請求額を受け取る。

【００３１】 簡単に要約すると、１つの例では、本発明はホストシステム及びホストシステ
ム内でデータベースを提供する。データベースは、複数の異なった公共事業プロ
バイダによりサービスを提供される複数の顧客と関連付けられた情報を保持する
。複数のリモート顧客データ端末は、データ交換のためのホストシステムと通信
リンク可能である。ホストシステム内のプロセッサは、データパス又はそれらの
間に確立されるリンクを介してホストシステムとリモート顧客データ端末の間の
データ伝送を提供し受信するように設計される。ホストシステムのプロセッサは
、顧客の情報がホストシステムデータベースにより保持されているそれぞれのそ
の顧客のために、公共事業プロバイダから請求情報を受け取るように設計される
。プロセッサは、公共事業プロバイダに支払う請求額の全ての合算された請求額
を、どんな１人の顧客のためにでも、提供するように設計される。ホストシステ
ムには、少なくとも若干数、好ましくは全ての顧客のために、そのデータベース
に履歴請求データが含まれることが好ましい。システムにおいて現在のものでは
ない履歴請求データは、長い時間にわたって、システムにより展開され、保持さ
れることができる。プロセッサは、少なくとも１つ、好ましくはより多くの許容
パラメータを定義するために、履歴請求データを処理する。それぞれの公共事業
プロバイダから受け取られる請求情報は、許容パラメータと比較され照らし合わ
せられる。請求情報が許容パラメータの１つだけを欠く場合、欠いた請求情報に
対応するその特定の請求額は合算されない。

【００３２】 プロセッサ及びホストシステムは、個々のリモート顧客データ端末により始め
られるリンクを介して、個々のリモート顧客データ端末で通信リンク可能である
ように設計される。個々のリモート顧客データ端末によりリンクが始められると
、プロセッサは、ホストシステムにより支払いを承認することができるそれぞれ
の顧客に、合算された請求額を提供するように設計される。１つの形態では、そ
れぞれの顧客により受けられる合算された請求額は、電子的署名保護を含むよう
に処理されることができる。このような保護は、顧客がこのような情報を受け取
り、電子的に、又はさもなければ、承認及び／又は支払いのために適切な部門又
は人員にそれの経路を決めるという、特定された顧客の内部のルーティングオペ
レーションという環境で有用である。支払いは、ＡＣＨのような電子的資金転送
プロセスを介して行われることが好ましい。他の支払い方法も、勿論、利用する
ことができる。例えば、支払いは、小切手、クレジットカード、支払保証小切手
、あるいは他のいかなる適当な支払い手段によってでも行われることができる。
本発明の１つの形態によると、支払うべき金額情報のような情報は、ホストシス
テムにより処理され編集され、適当な通信リンクを介してこのような情報を電子
的にダウンロードすることにより、どれか又はそれぞれの被請求者が、その後こ
のような情報に関してコンピュータの記録を更新することが可能であるように提
供されることができる。被請求者は、ある場合には、彼ら自身により支払いを行
うために、このような支払うべき金額、又は他の情報を使用してもよい。

【００３３】 最初に説明したように、本発明のシステムと方法は、マルチユーザコンピュー
タ環境に関連して実施されることが好ましい。望ましいコンピュータ環境は、イ
ンターネットである。従って、図８−１２を参照すると、それらの請求情報にア
クセスするのに利用される、それぞれの顧客（例えば被請求者）のための、図６
に示されるようなリモートコンピュータ端末上で表示される代表的な表示画面が
図示される。

【００３４】 図８を参照すると、ウェルカムスクリーンは、コンピュータシステム２０への
アクセスを許すホストコンピュータによりサポートされたウェブサイト用に表示
される。特定の顧客又は会社は、フィールド１０２にその名前を、フィールド１
０４にその固有のパスワードを入力することができる。従って、パスワード保護
は、適切なセキュリティ手段が存在していることを保証し、そして無承認アクセ
スを防止する。

【００３５】 図９を参照すると、顧客についての情報を集めるための多くの異なるフィール
ド、適用可能である場合には、顧客により維持されるそれぞれのサイトを含むス
クリーン１０６が示される。顧客がその個々のサイトのそれぞれをシステムに入
力することができるサイトセットアップフィールド１０８が提供される。サイト
住所フィールドが１１０に提供される。それぞれの顧客により集められる情報は
、スクリーン１０６のようなデータ・エントリ・スクリーンを有するデータ・エ
ントリ・ウェブサイトを介して、従来のハードコピー形式により、又は、送信さ
れた電子メールファイルと同種のものを介して、集められることができる。この
ような情報は、履歴請求データを構築し、保守するために利用されることができ
、そして企業の名前、サイト、請求情報、及び公共料金アカウント情報のような
ものを含む。

【００３６】 図１０を参照すると、合算された請求書画面１１８が提供される。図示例では
、合算された請求書画面は、それぞれの顧客のための請求書の詳細を提供する。
請求書又は合算された請求書が用意されるたびに、合算された請求表１２０に横
列が作られる。個々の横列１２０ａ，１２０ｂ，１２０ｃが図示される。この例
では、それぞれの横列のフィールドには、「Ｉ／Ｖ」フィールド，「請求書の日
付／請求日」フィールド，「請求書＃」フィールド，「請求額」フィールド，「
最終支払い」フィールド，「合算された料金」フィールド，「請求書の枚数」フ
ィールド，「アカウントレベル」フィールド，及び「Ｇ／Ｌ」（一般的な元帳）
フィールドが含まれる。

【００３７】 合算された請求表１２０は、図７の顧客５８のような顧客が請求システムにア
クセスすることにより見る表に対応する。それぞれの横列には、合算された料金
に対応する請求された金額を順に含む異なる請求書が記述される。請求書を見る
ために、顧客は、それぞれの横列の一番左の「Ｉ／Ｖ」シンボルをクリックする
ことができる。請求書は、レポートの一部にあるプリンタアイコンをクリックす
ることにより印刷することができる。矢印キーは、請求書ページ、例えば最初の
ページ、次のページ、以前のページ、最後のページへの操作をするために使用す
ることができる。支払いを受けたときに、「最終支払い」フィールドが更新され
る。ＡＳＣＩにより指定された縦列フラットファイルが準備され、一般的な元帳
情報のためにそれぞれの顧客に（「Ｇ／Ｌ」シンボルをクリックすることにより
）ダウンロードされる。合算された請求書の請求額を表示するために、このレポ
ートではグラフィカルな情報を使うことができる。もし１以上の合算された請求
書が１カ月の間に用意されるなら、請求額は積み重ねられて、そしてカラーオフ
セットされる。請求書及び／又は合算された請求書が用意されると、インターネ
ットを介して、指定された顧客に電子メール通知を送ることができる。１つの形
態では、クリックしたとき、顧客が「合算されていない」請求書を参照すること
ができるアイコンを用意することもできる。即ち、一旦特定の請求情報が受け取
られ、システムの一部となると、顧客は、合算の前にシステムに入り、合算され
た請求額を含んでいる個々の請求額を見ることができる。

【００３８】 それぞれの顧客は、「詳細」リンクをクリックすると、特定の横列に関係があ
るアカウント情報を見ることができる。例えば、横列１２０ｂのアカウント情報
は、図１１で示される。サイト表１２２には、「サイト」フィールド，「住所」
フィールド，「公共料金」フィールド，「公共料金アカウント番号」フィールド
，「請求書日付」フィールド，「合計の請求額」フィールド，及び「サービス詳
細」フィールドが含まれる。

【００３９】 サイト表１２２には、複数の横列１２２ａ，１２２ｂ，１２２ｃ，１２２ｄが
含まれる。それぞれの横列は、順に、顧客の特定のサイトに対応する。例えば、
横列１２２ａには、顧客５８（図７）に対応する顧客の「デンバー・マウンテン
・スイート」のサイトが記載されている。「デンバー・マウンテン・スイート」
のサイトは、コロラドの公共事業会社によりサービスを提供されていることが記
載されている。横列１２２ｃには、グランドラピッズ市上下水道局によりサービ
スを提供される「デトロイト・ラクシャリ・スイート」のサイトが記載されてい
る。特定のサイトのために支払うそれぞれの個々の請求額は、「合計の請求額」
フィールドで記載される。それぞれの「合計の請求額」フィールドに現われてい
る請求額は、上述の本発明の方法に従って、上述した合算された請求表１２０で
提供される、合算された料金又は請求額になるように処理される。

【００４０】 このレベルにおいて、顧客にそれぞれの特定のサイトのための請求書の請求額
を見ることができるようにする「詳細」リンクをクリックすることにより、サー
ビスの詳細を確かめることができる。特に、図１２を参照すると、「ハートフォ
ード・ヴィレッジ・スイート」（図１１での横列１２２ｄ）のための請求書の詳
細が示される。「サービス」，「メーター」，「開始日」，「締日」，「日数」
（サービスについての），「量」又は使用，「税金」，及び「請求額」のフィー
ルドを含むサービス詳細表１２４が提供される。例えば、サービス詳細表を参照
することで、ハートフォード・ヴィレッジ・スイートが、１９９７年４月２３日
に始まる時期から、１９９７年５月２１日までに、２９日間の電気消費があり、
合計毎時５８,１１３キロワットを消費したことを確認することができる。この ような使用による税金は、１７７.５２ドルであり、電気消費のために支払う請 求額は３,４９０.７９ドルであった。サービス詳細表１２４の「請求額」フィー
ルドの中の請求額の全てが合計され、サイト表１２２上のハートフォード・ヴィ
レッジ・スイートのサイトのための合計の請求額として現われる。

【００４１】 サービス詳細表１２４は、もし請求書上に報告されるなら、電気、需要、ガス
、水、下水道の消費のための個々のドル請求額を顧客が見ることを可能にする。
更に、電力係数（ｋＶａｒ）及び遅滞料金が同様に記録されることができる。

【００４２】 従って、顧客は、マウスのクリックで、そのサイトのそれぞれに対する請求料
金を確認し、その支払いを承認することができる。この手段は、何百何千ものサ
イトを有する顧客にとって非常に役立つものである。本発明のシステム及び方法
によれば、可能な限り多数の公共事業プロバイダによりサービスを提供される多
数のサイトを有する顧客に、またたく間に、合算され簡潔なフォーマットによる
適切な請求情報を確認することを可能にする、対話型の、便利な、そして使いや
すい請求及び経理システムが提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は、本発明の方法及びシステムを実施するための適切なコンピュータシス
テムのブロック図である。

【図２】 図２は、本発明の１つの形態を示すハイレベル組織図である。

【図３】 図３は、本発明の１つの形態を示すハイレベル組織図である。

【図４】 図４は、本発明の１つの形態を示すハイレベル組織図である。

【図５】 図５は、本発明のある特定の方法の形態を示すフローチャートである。

【図６】 図６は、本発明を実施する場合に利用される代表的なリモート電子アクセス装
置の図である。

【図７】 図７は、本発明の好適実施例を示すハイレベル組織図である。

【図８】 図８は、本発明の好適実施例に関連して実行される対話型のコンピュータ・ス
クリーンの図である。

【図９】 図９は、本発明の好適実施例に関連して実行される別の対話型のコンピュータ
・スクリーンの図である。

【図１０】 図１０は、本発明の好適実施例に関連して実行される別の対話型のコンピュー
タ・スクリーンの図である。

【図１１】 図１１は、本発明の好適実施例に関連して実行される別の対話型のコンピュー
タ・スクリーンの図である。

【図１２】 図１２は、本発明の好適実施例に関連して実行される別の対話型のコンピュー
タ・スクリーンの図である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ) ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ， ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ， ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，Ｌ Ｖ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ， ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，Ｕ Ｚ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 ジェンズベルガー， ジャンナ アメリカ合衆国， ワシントン州 99206， スポーケイン， 12ス， イー． 11205 (72)発明者 アーンホールド， エド アメリカ合衆国， ワシントン州 99217， スポーケイン， ダークネルロード， エヌ． 11907 (72)発明者 バッティスタ， ジョン アメリカ合衆国， ワシントン州 99203， スポーケイン， 31スト アヴェニュ ー， ダブリュー． 207 (72)発明者 ボニ， ケン アメリカ合衆国， アイダホ州 83835， ハイデンレイク， エメラルドドライヴ 12545 (72)発明者 ミラー， デイヴ アメリカ合衆国， ワシントン州 99224， スポーケイン， セヴンマイルロード ダブリュー． 11414 (72)発明者 フェイチットナー， マーク アメリカ合衆国， ワシントン州 99204， スポーケイン， クワーダリンストリー ト ＃３， エス． 358 (72)発明者 キッペンハン， ラリー アメリカ合衆国， ワシントン州 99016， グリーンエーカーズ， アルキ， イ ー． 18104 (72)発明者 ナント， シャウン アメリカ合衆国， ワシントン州 99223， スポーケイン， 29ス， イー． 2341 (72)発明者 オー， テリ アメリカ合衆国， ワシントン州 99016， グリーンエーカーズ， ボールドウィ ン， イー． 18907 (72)発明者 バウアーズ， ダン アメリカ合衆国， アイダホ州 83706− 5249， ボイズ， レインドロップコート 3463 Ｆターム(参考） 5B049 BB46 CC36 FF03 GG04 GG07 5B055 BB11 CB09 CB10 EE02 EE03 【要約の続き】 ０，５２，５４，５８，６０，６２）が参照可能なレポ ート（２３０）は、望ましい如何なる外観に書式設定さ れていてもよい。更に、レポート（２３０）は、プロバ イダ（３８，４０，４２，４４，６４，６６，６８，７ ０）から請求可能な公共資源を消費する消費者のそれぞ れのサイト（５８ａ，５８ｂ，５８ｃ，６０ａ，６０ ｂ，６０ｃ，６２ａ，６２ｂ，６２ｃ）のために発行さ れることも可能である。一旦、レポート（２３０）が確 認されると、消費者（３４，４８，５０，５２，５４， ５８，６０，６２）からの支払が行われる（２４０，２ ７０）。

Claims (39)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンピュータ化された請求及び支払い承認方法であって、該
   方法は、 ホストコンピュータ内にデータベースを画定し、 支払い承認をする被請求者と関連付けられた情報をデータベースに蓄積し、 請求情報は、前記被請求者による請求者への支払いのための請求書と関連付け
   られ、前記請求情報は、前記被請求者が支払う請求額を含み、請求者から前記請
   求情報を前記ホストコンピュータに受け入れ、 前記被請求者が前記請求情報を受け取り、その支払いを承認することができる
   ような、前記ホストコンピュータの前記請求情報へのリモート電子アクセスを前
   記被請求者に提供する、 ことを特徴とするコンピュータ化された請求及び支払い承認方法。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のコンピュータ化された請求及び支払い承認
   方法であって、前記リモート電子アクセスは、前記ホストコンピュータとリンク
   可能なリモートコンピュータにより提供されることを特徴とするコンピュータ化
   された請求及び支払い承認方法。
3. 【請求項３】 請求項１に記載のコンピュータ化された請求及び支払い承認
   方法であって、該方法は、更に、前記被請求者にリモート電子アクセスを提供す
   る前に、予め決定された許容パラメータに対する前記請求情報の監査を行い、前
   記請求情報が前記許容パラメータを満たすか否かを決定することを特徴とするコ
   ンピュータ化された請求及び支払い承認方法。
4. 【請求項４】 請求項３に記載のコンピュータ化された請求及び支払い承認
   方法であって、前記予め決定された許容パラメータは、調整可能であることを特
   徴とするコンピュータ化された請求及び支払い承認方法。
5. 【請求項５】 請求項４に記載のコンピュータ化された請求及び支払い承認
   方法であって、前記予め決定された許容パラメータは、前記被請求者により調整
   可能であることを特徴とするコンピュータ化された請求及び支払い承認方法。
6. 【請求項６】 請求項３に記載のコンピュータ化された請求及び支払い承認
   方法であって、前記ホストコンピュータは、前記ホストコンピュータに前記請求
   情報が受け入れられたときに前記監査を行うために設計された監査プロセッサを
   含むことを特徴とするコンピュータ化された請求及び支払い承認方法。
7. 【請求項７】 請求項１に記載のコンピュータ化された請求及び支払い承認
   方法であって、前記請求情報を受け入れる過程は、前記請求者から前記請求情報
   を電子的に受け入れる過程を含むことを特徴とするコンピュータ化された請求及
   び支払い承認方法。
8. 【請求項８】 請求項１に記載のコンピュータ化された請求及び支払い承認
   方法であって、前記請求情報を受け入れる過程は、前記請求情報の印刷されたコ
   ピーを受け取る過程と、前記請求情報を前記ホストコンピュータに入力する過程
   とを含むことを特徴とするコンピュータ化された請求及び支払い承認方法。
9. 【請求項９】 請求項１に記載のコンピュータ化された請求及び支払い承認
   方法であって、前記リモート電子アクセスを提供する過程は、前記ホストコンピ
   ュータをパスワードで保護する過程を含むことを特徴とするコンピュータ化され
   た請求及び支払い承認方法。
10. 【請求項１０】 請求項１に記載のコンピュータ化された請求及び支払い承
    認方法であって、前記リモート電子アクセスを提供する過程は、インターネット
    上にウェブサイトを定める過程と、ウェブサイト上に前記請求情報を提供する過
    程とを含むことを特徴とするコンピュータ化された請求及び支払い承認方法。
11. 【請求項１１】 請求項１０に記載のコンピュータ化された請求及び支払い
    承認方法であって、前記リモート電子アクセスは、前記ホストコンピュータとリ
    ンク可能なリモートコンピュータにより提供され、前記ウェブサイトにアクセス
    するように設計されることを特徴とするコンピュータ化された請求及び支払い承
    認方法。
12. 【請求項１２】 コンピュータ化された請求書合算及び支払い承認方法であ
    って、該方法は、 関連付けられたメモリを有するプロセッサと少なくとも１つのインタフェース
    装置とを含んでいるホストコンピュータ内にデータベースを画定し、 支払い承認をする被請求者と関連付けられた情報をデータベースに蓄積し、 請求情報は、前記被請求者による前記請求者への支払いのための請求書と関連
    付けられ、前記請求情報は、前記被請求者が支払うそれぞれの請求額を含み、支
    払いが行われる複数の請求者から前記請求情報を前記ホストコンピュータに受け
    入れ、 前記請求情報を処理し、前記被請求者が支払う個々のそれぞれの請求額を含む
    合算された請求額を提供し、 前記被請求者は、前記インタフェース装置を介して前記合算された請求額を受
    け取り、その支払いを承認することができるような、前記ホストコンピュータへ
    のリモートコンピュータ端末アクセスを前記被請求者に提供する、 ことを特徴とするコンピュータ化された請求書合算及び支払い承認方法。
13. 【請求項１３】 請求項１２に記載のコンピュータ化された請求書合算及び
    支払い承認方法であって、前記被請求者は、前記インタフェース装置を介して前
    記請求情報を受け取ることができることを特徴とするコンピュータ化された請求
    書合算及び支払い承認方法。
14. 【請求項１４】 請求項１２に記載のコンピュータ化された請求書合算及び
    支払い承認方法であって、該方法は、更に、 前記被請求者から支払い承認を受け、 前記支払い承認を受けることに応答して、前記請求者への支払いを行う、 ことを特徴とするコンピュータ化された請求書合算及び支払い承認方法。
15. 【請求項１５】 請求項１４に記載のコンピュータ化された請求書合算及び
    支払い承認方法であって、前記支払いを行う過程は、自動クリアリングハウス（
    ＡＣＨ）転送により前記支払いを行う過程を含むことを特徴とするコンピュータ
    化された請求書合算及び支払い承認方法。
16. 【請求項１６】 請求項１２に記載のコンピュータ化された請求書合算及び
    支払い承認方法であって、前記ホストコンピュータは、支払いのための電子的な
    承認を受けるように設計されることを特徴とするコンピュータ化された請求書合
    算及び支払い承認方法。
17. 【請求項１７】 請求項１２に記載のコンピュータ化された請求書合算及び
    支払い承認方法であって、前記請求情報を受け取る過程は、前記請求者の少なく
    とも１つから前記インタフェース装置を介して前記情報を電子的に受け取る過程
    を含むことを特徴とするコンピュータ化された請求書合算及び支払い承認方法。
18. 【請求項１８】 請求項１２に記載のコンピュータ化された請求書合算及び
    支払い承認方法であって、前記請求情報を受け取る過程は、前記請求者のそれぞ
    れから前記インタフェース装置を介して前記情報を電子的に受け取る過程を含む
    ことを特徴とするコンピュータ化された請求書合算及び支払い承認方法。
19. 【請求項１９】 請求項１２に記載のコンピュータ化された請求書合算及び
    支払い承認方法であって、 前記被請求者と関連付けられた前記情報を蓄積する過程は、被請求者のための
    履歴請求データを前記データベースに蓄積する過程と、少なくとも１つの請求者
    から受け取られた請求情報のための少なくとも１つの許容パラメータを定義する
    ために前記履歴請求データを処理する過程とを含み、該方法は、更に、 前記合算された請求額を提供するために前記請求情報を処理する前に、前記請
    求情報が前記許容パラメータを満たすか否かを決定するために、前記１つの請求
    者から受け取られた前記請求情報を、前記請求者のための前記許容パラメータと
    照らし合わせ、 前記請求情報が前記許容パラメータを満たさない状態に応答して、前記許容パ
    ラメータを満たさない請求情報と関連付けられたそれぞれの請求額を前記合算さ
    れる請求額から除外する、 ことを特徴とするコンピュータ化された請求書合算及び支払い承認方法。
20. 【請求項２０】 請求項１２に記載のコンピュータ化された請求書合算及び
    支払い承認方法であって、 前記被請求者と関連付けられた前記情報を蓄積する過程は、被請求者のための
    履歴請求データを前記データベースに蓄積する過程と、複数の請求者から受け取
    られた請求情報のための複数の許容パラメータを定義するために前記履歴請求デ
    ータを処理する過程とを含み、該方法は、更に、 前記合算された請求額を提供するために前記請求情報を処理する前に、前記請
    求情報が前記許容パラメータを満たすか否かを決定するために、それぞれの請求
    者から受け取られた前記請求情報を、前記請求者のための前記許容パラメータと
    照らし合わせ、 前記請求情報が前記許容パラメータを満たさない状態に応答して、前記許容パ
    ラメータを満たさない請求情報と関連付けられたそれぞれの請求額を前記合算さ
    れた請求額から除外する、 ことを特徴とするコンピュータ化された請求書合算及び支払い承認方法。
21. 【請求項２１】 請求項１２に記載のコンピュータ化された請求書合算及び
    支払い承認方法であって、リモートコンピュータ端末アクセスを前記被請求者に
    提供する過程は、前記インタフェース装置を介して前記請求情報にアクセスする
    のに使用されるパスワードを前記被請求者に割り当てる過程を含むことを特徴と
    するコンピュータ化された請求書合算及び支払い承認方法。
22. 【請求項２２】 公共料金請求処理アクセス及び支払い方法であって、該方
    法は、 プロセッサ及びインタフェース装置を含むホストコンピュータ内にデータベー
    スを画定し、 支払い承認をする公共事業プロバイダの顧客と関連付けられた情報を前記デー
    タベースに蓄積し、 請求情報は、前記公共事業プロバイダへの前記顧客による支払いのための請求
    書と関連付けられ、前記請求情報は、前記顧客が支払う請求額を含み、前記顧客
    に関連する前記公共事業プロバイダからの前記請求情報を前記ホストコンピュー
    タに受け入れ、 前記顧客が前記請求情報を受け取り、その支払いを承認することができるよう
    な、前記インタフェース装置を介して前記ホストコンピュータの前記請求情報へ
    のリモート電子アクセスを前記顧客に提供する、 ことを特徴とする公共料金請求処理アクセス及び支払い方法。
23. 【請求項２３】 請求項２２に記載の公共料金請求処理アクセス及び支払い
    方法であって、前記顧客と関連付けられた前記情報を前記データベースに蓄積す
    る過程は、前記顧客の履歴請求データを前記データベースに蓄積する過程と、前
    記公共事業プロバイダから受け取られた請求情報のための許容パラメータを定義
    するために前記履歴請求データを処理する過程とを含み、該方法は、更に、 前記請求情報へのリモート電子アクセスを前記顧客に提供する前に、前記請求
    情報が前記許容パラメータを満たすか否かを決定するために、前記公共事業プロ
    バイダから受け取られた前記請求情報を、前記許容パラメータと照らし合わせ、 前記請求情報が前記許容パラメータを満たす状態にだけ応答して、前記リモー
    ト電子アクセスを前記顧客に提供することを特徴とする公共料金請求処理アクセ
    ス及び支払い方法。
24. 【請求項２４】 請求項２３に記載の公共料金請求処理アクセス及び支払い
    方法であって、前記履歴請求データを処理する過程は、前記顧客に前記リモート
    電子アクセスが提供される前に、それぞれの許容パラメータが満たされなければ
    ならない、複数の許容パラメータを定義することを特徴とする公共料金請求処理
    アクセス及び支払い方法。
25. 【請求項２５】 請求項２２に記載の公共料金請求処理アクセス及び支払い
    方法であって、前記リモート電子アクセスは、前記インタフェース装置とのデー
    タリンクを確立するように設計されたリモートコンピュータ端末を介して提供さ
    れることを特徴とする公共料金請求処理アクセス及び支払い方法。
26. 【請求項２６】 請求項２２に記載の公共料金請求処理アクセス及び支払い
    方法であって、前記公共事業プロバイダから前記請求情報を受け取る過程は、前
    記インタフェース装置を介して前記情報を電子的に受け取る過程を含むことを特
    徴とする公共料金請求処理アクセス及び支払い方法。
27. 【請求項２７】 請求項２２に記載の公共料金請求処理アクセス及び支払い
    方法であって、該方法は、更に、 前記顧客から支払い承認を受け、 前記公共事業プロバイダに支払いを行うことを特徴とする公共料金請求処理ア
    クセス及び支払い方法。
28. 【請求項２８】 請求項２７に記載の公共料金請求処理アクセス及び支払い
    方法であって、前記支払い承認を受ける過程は、前記インタフェース装置を介し
    て前記承認を電子的に受ける過程を含むことを特徴とする公共料金請求処理アク
    セス及び支払い方法。
29. 【請求項２９】 請求項２７に記載の公共料金請求処理アクセス及び支払い
    方法であって、前記支払いを行う過程は、自動クリアリングハウス（ＡＣＨ）転
    送により前記支払いを行う過程を含むことを特徴とする公共料金請求処理アクセ
    ス及び支払い方法。
30. 【請求項３０】 公共料金請求処理アクセス及び合算方法であって、該方法
    は、 プロセッサ及びインタフェース装置を含むホストコンピュータ内にデータベー
    スを画定し、 支払い承認をする複数の異なる公共事業プロバイダによりサービスを提供され
    た複数の顧客に関連付けられた情報を前記データベースに蓄積し、 請求情報は、前記顧客が支払うそれぞれの公共事業プロバイダのためのそれぞ
    れの請求額を含む請求書と関連付けられ、それらの顧客のそれぞれのために前記
    公共事業プロバイダから前記請求情報を受け取り、 合算された請求額は、前記顧客が特定の公共事業プロバイダに支払う各々のそ
    れぞれの請求額を含み、それぞれの顧客による支払いのための前記合算された請
    求額を提供するために前記請求情報は処理され、 前記顧客のそれぞれが、支払う請求額として前記合算された請求額を受け取る
    ことができるような、前記ホストコンピュータへのリモート電子アクセスを前記
    インタフェース装置を介して前記顧客に提供する、 ことを特徴とする公共料金請求処理アクセス及び合算方法。
31. 【請求項３１】 請求項３０に記載の公共料金請求処理アクセス及び合算方
    法であって、前記リモート電子アクセスは、前記インタフェース装置を介して、
    前記ホストコンピュータとのデータリンクを確立するように設計されたリモート
    コンピュータ端末を介して提供されることを特徴とする公共料金請求処理アクセ
    ス及び合算方法。
32. 【請求項３２】 請求項３０に記載の公共料金請求処理アクセス及び合算方
    法であって、該方法は、更に、前記顧客に前記インタフェース装置を介して電子
    的な支払い承認を提供することを可能とする過程を含むことを特徴とする公共料
    金請求処理アクセス及び合算方法。
33. 【請求項３３】 請求項３２に記載の公共料金請求処理アクセス及び合算方
    法であって、該方法は、更に、前記顧客からの支払い承認を受ける過程と、それ
    ぞれの公共事業プロバイダへの支払いを行う過程とを含むことを特徴とする公共
    料金請求処理アクセス及び合算方法。
34. 【請求項３４】 請求項３０に記載の公共料金請求処理アクセス及び合算方
    法であって、前記請求情報を受け取る過程は、前記インタフェース装置を介して
    前記情報を電子的に受け取る過程を含むことを特徴とする公共料金請求処理アク
    セス及び合算方法。
35. 【請求項３５】 請求項３０に記載の公共料金請求処理アクセス及び合算方
    法であって、前記複数の顧客と関連付けられた前記情報を前記データベースに蓄
    積する過程は、前記顧客の履歴請求データを前記データベースに蓄積する過程と
    、前記公共事業プロバイダから受け取られた請求情報のための許容パラメータを
    定義するために前記履歴請求データを処理する過程とを含み、該方法は、更に、 前記合算された請求額へのリモート電子アクセスを前記顧客に提供する前に、
    前記請求情報が前記許容パラメータを満たすか否かを決定するために、前記公共
    事業プロバイダから受け取られた前記請求情報を、前記許容パラメータと照らし
    合わせ、 前記請求情報が前記許容パラメータを満たす状態にだけ応答して、前記リモー
    ト電子アクセスを前記顧客に提供することを特徴とする公共料金請求処理アクセ
    ス及び合算方法。
36. 【請求項３６】 請求項３０に記載の公共料金請求処理アクセス及び合算方
    法であって、前記顧客の少なくとも１つは、地理的に切り離された複数のサイト
    を含み、少なくとも１つのサイトは、複数の公共事業プロバイダのうちの異なる
    １つによりサービスを提供され、 前記請求情報を受け取る過程は、それぞれのサイトのための請求情報を受け取
    る過程を含み、 前記処理過程は、それぞれのサイトのために支払うそれぞれの請求額を含む、
    前記１つの顧客のために合算された請求額を提供する過程を含むことを特徴とす
    る公共料金請求処理アクセス及び合算方法。
37. 【請求項３７】 請求項３６に記載の公共料金請求処理アクセス及び合算方
    法であって、前記複数の顧客に関連付けられた前記データベース中の前記情報を
    蓄積する過程は、顧客のそれぞれの地理的に切り離されたサイトを含めた、前記
    顧客のための履歴請求データを前記データベースに蓄積する過程と、前記公共事
    業プロバイダから受け取られた請求情報のための許容パラメータを定義するため
    に前記履歴請求データを処理する過程とを含み、該方法は、更に、 前記合算された請求額へのリモート電子アクセスを前記顧客に提供する前に、
    前記請求情報が前記許容パラメータを満たすか否かを決定するために、前記公共
    事業プロバイダから受け取られた前記請求情報を、前記許容パラメータと照らし
    合わせ、 前記請求情報が前記許容パラメータを満たす状態にだけ応答して、前記リモー
    ト電子アクセスを前記顧客に提供することを特徴とする公共料金請求処理アクセ
    ス及び合算方法。
38. 【請求項３８】 公共事業プロバイダ合算請求システムは、 ホストシステムと、 複数の異なる公共事業プロバイダによりサービスを提供される複数の顧客と関
    連付けられた情報を保守するデータベースであって、前記ホストシステム内にあ
    るデータベースと、 データ交換のための、前記ホストシステムと通信リンク可能な複数のリモート
    顧客データ端末と、 前記ホストシステム内にあり、前記ホストシステムと前記リモート顧客データ
    端末との間のデータ伝送を提供し受信するように設計されるプロセッサとからな
    り、 前記プロセッサは、その顧客のそれぞれのための前記データベースに保守され
    ている請求情報を前記公共事業プロバイダから受け取るように設計され、前記請
    求情報は、顧客が支払う請求額を含み、前記プロセッサは、更に、１つの顧客の
    ために、前記公共事業プロバイダに支払う請求額の全てを合算するように設計さ
    れ、 前記プロセッサは、前記個々のリモート顧客データ端末により始められたリン
    クを介して、個々のリモート顧客データ端末と通信リンクするように設計され、 前記プロセッサは、更に、前記リンクが前記顧客の前記個々のリモート顧客デ
    ータ端末により始められると、前記顧客が支払う合算された請求額を顧客に提供
    するように設計され、前記プロセッサは、更に、前記公共事業プロバイダに支払
    いを行うために前記プロセッサにより利用される支払い承認を、前記顧客から受
    け取るように設計される、 ことを特徴とする公共事業プロバイダ合算請求システム。
39. 【請求項３９】 請求項３８に記載の公共事業プロバイダ合算請求システム
    であって、前記データベースは、少なくともいくつかの前記顧客の履歴請求デー
    タを保守し、前記プロセッサは、少なくとも１つの許容パラメータを定義するた
    めに前記履歴請求データを処理し、 前記プロセッサは、前記請求情報が前記許容パラメータを満たす場合に限り、
    前記公共事業プロバイダから受け取られた請求情報を前記許容パラメータと比較
    し、請求情報を合算することを特徴とする公共事業プロバイダ合算請求システム
    。