JP2001525425A5 - - Google Patents

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  1. (A)環状アニオン配位子がη結合してなる遷移金属を含む遷移金属化合物、
    (B)該遷移金属化合物(A)のモル量に対して0.5〜10倍モル量の下記の成分(B−1)と該成分(B−1)のモル量に対して0.05〜20倍モル量の下記の成分(B−2)との混合物:
    (B−1)カチオン及び両立性の非配位性アニオンを含み、且つ該遷移金属化合物(A)と反応して触媒活性を有する金属錯体を形成することが可能である活性化化合物、及び
    (B−2)下記の式(1):
    MRnm-n (1)
    (式中、
    Mは周期表第1族〜第15族に属する元素群から選ばれる元素を表し、
    Rは、各々独立して、炭素数1〜12の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基、または炭素数6〜20のアリール基を表し、
    Xは、各々独立して、ハライド、ヒドリドまたは炭素数1〜10のアルコキシド基を表し、
    mはMの形式酸化数であり、
    nは1〜mの整数であって、mは上で定義した通りである)
    で表される有機金属化合物、
    (C)実質的に水酸基を有しない固体成分、及び、場合によっては
    (D)有機アルミニウム化合物、
    を含み、
    該成分(A)〜(C)、及び場合によっては該成分(D)を接触させて得られる
    ことを特徴とするオレフィン重合用触媒。
  2. 該遷移金属化合物(A)が下記の式(2)で表されることを特徴とする、請求項1に記載のオレフィン重合用触媒:
    jkMXpX’q (2)
    (式中、
    Lは、各々独立して、シクロペンタジエニル基、インデニル基、テトラヒドロインデニル基、フルオレニル基、テトラヒドロフルオレニル基、及びオクタヒドロフルオレニル基からなる群より選ばれるη結合性環状アニオン配位子を表し、該配位子は場合によっては1〜8個の置換基を有し、該置換基は各々独立して炭素数1〜20の炭化水素基、ハロゲン原子、炭素数1〜12のハロゲン置換炭化水素基、炭素数1〜12のアミノヒドロカルビル基、炭素数1〜12のヒドロカルビルオキシ基、炭素数1〜12のジヒドロカルビルアミノ基、炭素数1〜12のヒドロカルビルフォスフィノ基、シリル基、アミノシリル基、炭素数1〜12のヒドロカルビルオキシシリル基及びハロシリル基からなる群より選ばれる、20個までの非水素原子を有する置換基であり;
    Mは、形式酸化数が+2、+3または+4の周期表第4族に属する遷移金属群から選ばれる遷移金属であって、少なくとも1つの配位子Lにη5 結合している遷移金属を表し;
    Wは、50個までの非水素原子を有する2価の置換基であって、LとMとに各々1価ずつの価数で結合し、これによりL及びMと共働してメタロサイクルを形成する2価の置換基を表し;
    Xは、各々独立して、1価のアニオン性σ結合型配位子、Mと2価で結合する2価のアニオン性σ結合型配位子、及びLとMとに各々1価ずつの価数で結合する2価のアニオン性σ結合型配位子からなる群より選ばれる、60個までの非水素原子を有するアニオン性σ結合型配位子を表し;
    X′は、各々独立して、40個までの非水素原子を有する中性ルイス塩基配位性化合物を表し;
    jは1または2であり、但し、jが2である時、場合によっては2つの配位子Lが、20個までの非水素原子を有する2価の基を介して互いに結合し、該2価の基は炭素数1〜20のヒドロカルバジイル基、炭素数1〜12のハロヒドロカルバジイル基、炭素数1〜12のヒドロカルビレンオキシ基、炭素数1〜12のヒドロカルビレンアミノ基、シランジイル基、ハロシランジイル基及びシリレンアミノ基からなる群より選ばれる基であり;
    kは0または1であり;
    pは0、1または2であり、但し、Xが1価のアニオン性σ結合型配位子、またはLとMとに結合している2価のアニオン性σ結合型配位子である場合、pはMの形式酸化数より1以上小さい整数であり、またXがMにのみ結合している2価のアニオン性σ結合型配位子である場合、pはMの形式酸化数より(j+1)以上小さい整数であり;
    qは0、1または2である)。
  3. 該遷移金属化合物(A)が下記の式(3)で表されることを特徴とする、請求項1に記載のオレフィン重合用触媒:
    Figure 2001525425
    (式中、
    Mは、チタン、ジルコニウム及びハフニウムからなる群より選ばれる遷移金属であって、形式酸化数が+2、+3または+4である遷移金属を表し;
    3 は、各々独立して、水素原子、炭素数1〜8の炭化水素基、シリル基、ゲルミル基、シアノ基、ハロゲン原子及びこれらの複合基からなる群より選ばれる、20個までの非水素原子を有する置換基を表し、但し、該置換基R3が炭素数1〜8の炭化水素基、シリル基またはゲルミル基である時、場合によっては2つの隣接する置換基R3 が互いに結合して2価の基を形成し、これにより該2つの隣接する該置換基R3 にそれぞれ結合するシクロペンタジエニル環の2つの炭素原子間の結合と共働して環を形成し;
    X″は、各々独立して、ハライド、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜18のヒドロカルビルオキシ基、炭素数1〜18のヒドロカルビルアミノ基、シリル基、炭素数1〜18のヒドロカルビルアミド基、炭素数1〜18のヒドロカルビルフォスフィド基、炭素数1〜18のヒドロカルビルスルフィド基及びこれらの複合基からなる群より選ばれる、20個までの非水素原子を有する置換基を表し、但し、場合によっては2つの置換基X″が共働して炭素数4〜30の中性共役ジエンまたは2価の基を形成し;
    Yは、−O−、−S−、−NR*−または−PR*−を表し、但し、R* は、水素原子、炭素数1〜12の炭化水素基、炭素数1〜8のヒドロカルビルオキシ基、シリル基、炭素数1〜8のハロゲン化アルキル基、炭素数6〜20のハロゲン化アリール基、またはこれらの複合基を表し;
    ZはSiR* 2、CR* 2、SiR* 2SiR* 2、CR* 2CR* 2、CR*=CR*、CR* 2SiR* 2またはGeR* 2を表し、但し、R*は上で定義した通りであり;
    nは1、2または3である)。
  4. 該遷移金属化合物(A)が下記の式(4)または(5)で表されることを特徴とする、請求項1に記載のオレフィン重合用触媒:
    Figure 2001525425
    Figure 2001525425
    (式中、
    Mは、チタン、ジルコニウム及びハフニウムからなる群より選ばれる遷移金属であって、形式酸化数が+2、+3または+4である遷移金属を表し;
    3 は、各々独立して、水素原子、炭素数1〜8の炭化水素基、シリル基、ゲルミル基、シアノ基、ハロゲン原子及びこれらの複合基からなる群より選ばれる、20個までの非水素原子を有する置換基を表し、但し、置換基R3が炭素数1〜8の炭化水素基、シリル基またはゲルミル基である時、場合によっては2つの隣接する置換基R3 は互いに結合して2価の基を形成し、これにより該2つの隣接する該置換基R3 とそれぞれ結合するシクロペンタジエニル環の2つの炭素原子間の結合と共働して環を形成し;
    Xは、各々独立して、ハライド、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜12のヒドロカルビルオキシ基、炭素数2〜12のジ(ヒドロカルビル)アミド基、炭素数2〜12のジ(ヒドロカルビル)フォスフィド基、炭素数1〜12のヒドロカルビルスルフィド基、シリル基及びこれらの複合基からなる群より選ばれる、20個までの非水素原子を有する置換基、またはアリル基、2−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェニル基及び2−(N,N−ジメチルアミノ)ベンジル基からなる群より選ばれる安定化アニオン配位子、または炭素数4〜30の共役ジエンに由来する2価の基を表し、但し、場合によっては該2価の基XとMとが共働してメタロシクロペンテン基を形成し;
    X′は、各々独立して、非置換または少なくとも1つの炭素数1〜12の炭化水素基で置換された、40個までの炭素原子を有する中性の共役または非共役ジエンであって、Mと共働してπ型錯体を形成するジエンを表し;
    Yは、−O−、−S−、−NR*−または−PR*−を表し、但し、R*は、水素原子、炭素数1〜12の炭化水素基、炭素数1〜8のヒドロカルビルオキシ基、シリル基、炭素数1〜8のハロゲン化アルキル基、炭素数6〜20のハロゲン化アリール基またはこれらの複合基を表し;
    ZはSiR* 2、CR* 2、SiR* 2SiR* 2、CR* 2CR* 2、CR*=CR*、CR* 2SiR* 2またはGeR* 2を表し、但し、R*は上で定義した通りであり;
    pは0、1または2であり;
    qは0または1であり、但し:
    pが2で且つqが0である時は、Mの形式酸化数は+4であり、且つXは、各々独立して、ハライド、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜12のヒドロカルビルオキシ基、炭素数2〜12のジ(ヒドロカルビル)アミド基、炭素数2〜12のジ(ヒドロカルビル)フォスフィド基、炭素数1〜12のヒドロカルビルスルフィド基、シリル基及びこれらの複合基からなる群より選ばれる、20個までの非水素原子を有する置換基を表し;
    pが1で且つqが0である時は、Mの形式酸化数は+3であり、且つXはアリル基、2−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェニル基及び2−(N,N−ジメチルアミノ)ベンジル基からなる群より選ばれる安定化アニオン配位子を表すか、または、Mの形式酸化数は+4であり、且つXは炭素数4〜30の共役ジエンに由来する2価の基を表すか、あるいはXとMとが共働してメタロシクロペンテン基を形成し;
    pが0で且つqが1である時は、Mの形式酸化数は+2であり、且つX′は非置換または少なくとも1つの炭素数1〜12の炭化水素基で置換された、40個までの炭素原子を有する中性の共役または非共役ジエンを表し、該共役ジエンはMと共働してπ型錯体を形成する)。
  5. 該遷移金属化合物(A)が下記の式(6)で表されることを特徴とする、請求項1に記載のオレフィン重合用触媒:
    Figure 2001525425
    (式中、
    Mはチタンを表し;
    Xは、s−トランス−η4−1,4−ジフェニル−1,3−ブタジエン、s−トランス−η4−3−メチル−1,3−ペンタジエン、s−トランス−η4-1,4−ジベンジル−1,3−ブタジエン、s−トランス−η4-2,4−ヘキサジエン、s−トランス−η4−1,3−ペンタジエン、s−トランス−η4-1,4−ジトリル−1,3−ブタジエン、及びs−トランス−η4-1,4−ビス(トリメチルシリル)−1,3−ブタジエンからなる群より選ばれるs−トランスジエン、またはs−シス−η4-1,4−ジフェニル−1,3−ブタジエン、s−シス−η4-3−メチル−1,3−ペンタジエン、s−シス−η4-1,4−ジベンジル−1,3−ブタジエン、s−シス−η4-2,4−ヘキサジエン、s−シス−η4-1,3−ペンタジエン、s−シス−η4-1,4−ジトリル−1,3−ブタジエン、及びs−シス−η4-1,4−ビス(トリメチルシリル)−1,3−ブタジエンからなる群より選ばれるs−シスジエンであって、上記s−シスジエンはMと共働してπ型錯体を形成し;
    3 は、各々独立して、水素原子、炭素数1〜10の炭化水素基、シリル基及びこれらの複合基からなる群より選ばれる置換基を表し、但し、置換基R3 が炭素数1〜10の炭化水素基またはシリル基である際には、場合によっては2つの隣接する置換基R3 は互いに結合して2価の基を形成し、これにより該2つの隣接する置換基R3 にそれぞれ結合するシクロペンタジエニル環の2つの炭素原子間の結合と共働して環を形成し;
    3'は炭素数1〜10のヒドロカルビル基を表し;
    3″は、各々独立して、水素原子または炭素数1〜10のヒドロカルビル基を表し;
    Eは、各々独立して珪素原子または炭素原子を表し;
    mは1または2である)。
  6. 該活性化化合物(B−1)が下記の式(7)で表されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のオレフィン重合用触媒:
    [L−H]d+[Mm+p]d- (7)
    (式中、
    [L−H]d+はプロトン供与性のブレンステッド酸を表し、但し、
    Lは中性のルイス塩基を表し、
    dは1〜7の整数であり;
    [Mm+p]d-は両立性の非配位性アニオンを表し、但し、
    Mは、周期表第5族〜第15族のいずれかに属する金属またはメタロイドを表し、
    Qは、各々独立して、ヒドリド、ハライド、炭素数2〜20のジヒドロカルビルアミド基、炭素数1〜30のヒドロカルビルオキシ基、炭素数1〜30の炭化水素基、及び炭素数1〜40の置換された炭化水素基からなる群より選ばれ、但し、ハライドであるQの数は1以下であり、
    mは1〜7の整数であり、
    pは2〜14の整数であり、
    dは上で定義した通りであり、
    p−m=dである)。
  7. 該活性化化合物(B−1)が下記の式(8)で表されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のオレフィン重合用触媒:
    [L−H]d+[Mm+n{Gq(T−H)r}z]d- (8)
    (式中、
    [L−H]d+はプロトン供与性のブレンステッド酸を表し、但し、
    Lは中性のルイス塩基を表し、
    dは1〜7の整数であり;
    [Mm+n{Gq(T−H)r}z]d-は両立性の非配位性アニオンを表し、但し、
    Mは、周期表第5族〜第15族のいずれかに属する金属またはメタロイドを表し、
    Qは、各々独立して、ヒドリド、ハライド、炭素数2〜20のジアルキルアミド基、炭素数1〜20のアルコキシド基、炭素数6〜30のアリールオキシド基、炭素数1〜30の炭化水素基、炭素数1〜40のハロゲン置換炭化水素基及び炭素数1〜40のヒドロカルビル−またはハロヒドロカルビル−置換オルガノメタロイド基からなる群より選ばれ、但し、ハライドであるQの数は1以下であり、
    Gは、各々独立して、(r+1)価の炭素数1〜30の多価炭化水素基を表し、Tは、−O−、−S−、−NR−または−PR−を表し、但し、Rは、水素原子、炭素数1〜12のヒドロカルビル基、炭素数1〜8のトリヒドロカルビルシリル基または炭素数1〜8のトリヒドロカルビルゲルマニウム基を表し;
    mは1〜7の整数であり、
    nは0〜7の整数であり、
    qは0または1であり、
    rは1〜3の整数であり、
    zは1〜8の整数であり、
    dは上で定義した通りであり、
    n+z−m=dである)。
  8. 該活性化化合物(B−1)が下記の式(9)で表されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のオレフィン重合用触媒:
    [L−H]+[BQ3Q′]- (9)
    (式中、
    [L−H]+ はプロトン供与性のブレンステッド酸を表し、但し、
    Lは、炭素、窒素、リンまたは硫黄を含有する中性のルイス塩基を表し;
    [BQ3Q′]-は両立性の非配位性アニオンを表し、但し、
    Qは、各々独立して、非置換または炭素数1〜12の炭化水素基及びハロゲン原子からなる群より選ばれる少なくとも1つの置換基で置換された炭素数6〜20のアリール基を表し、
    Q′は、水酸基で置換された炭素数6〜20のアリール基を表す)。
  9. 前記式(1)中のMが周期表第2族及び第13族〜第15族に属する元素群から選ばれる元素を表し、式(1)中のR、X、m及びnが式(1)で定義した通りであることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のオレフィン重合用触媒。
  10. 該有機金属化合物(B−2)が下記の式(10)で表されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のオレフィン重合用触媒:
    AlRn3-n (10)
    (式中、
    Rは、各々独立して、炭素数1〜12の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基または炭素数6〜20のアリール基を表し;
    Xは、各々独立して、ハライド、ヒドリドまたは炭素数1〜10のアルコキシ基を表し;
    nは1、2または3である)。
  11. 該固体成分(C)が、シリカ、アルミナ、マグネシア、塩化マグネシウム、ジルコニア、チタニア、酸化硼素、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化バリウム、五酸化バナジウム、酸化クロム、酸化トリウム、これらの混合物及び複合酸化物からなる群より選ばれる少なくとも1種の物質であり、且つ実質的に水酸基を有しない物質であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載のオレフィン重合用触媒。
  12. 該固体成分(C)が、シリカを150℃以上の温度で加熱処理に付し、これにより該シリカ1g当たり0.05〜10mmolの水酸基をその表面に有してなる前処理されたシリカを得、そして該前処理されたシリカの表面に存在する水酸基のモル量の1〜5倍モル量の有機金属化合物を用いて該前処理されたシリカを処理することを包含する方法によって得られる、実質的に水酸基を有しない処理されたシリカであることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載のオレフィン重合用触媒。
  13. 該触媒の任意の成分である有機アルミニウム化合物(D)が、下記の式(10)で表されることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のオレフィン重合用触媒:
    AlRn3-n (10)
    (式中、
    Rは、各々独立して、炭素数1〜12の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基または炭素数6〜20のアリール基を表し;
    Xは、各々独立して、ハライド、ヒドリドまたは炭素数1〜10のアルコキシド基を表し;
    nは1、2または3である)。
  14. 下記の工程(i)〜(iii)を包含する方法によって製造されることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のオレフィン重合用触媒:
    (i)該活性化化合物(B−1)と該有機金属化合物(B−2)とを互いに十分に混合し、接触させて、該成分(B)を得る工程、
    (ii)該成分(B)と該固体成分(C)とを互いに十分に混合し、接触させて、成分(B)及び(C)の混合物を得る工程、
    (iii)該遷移金属化合物(A)と該成分(B)及び(C)の混合物とを互いに十分に混合し、接触させる工程、
    但し、場合によっては、上記工程(iii)で用いられる成分(A)及び上記工程(ii)で用いられる成分(C)からなる群より選ばれる少なくとも1つが、該成分(D)との混合物の形で用いられ、また、場合によっては、上記工程(iii)の前に、工程(ii)において得られる混合物に成分(D)を添加する。
  15. 該成分(B−2)が有するRの該成分(B−1)に対するモル比が0.15〜2.0であることを特徴とする、請求項1〜14に記載のオレフィン重合用触媒。
  16. 請求項1に記載のオレフィン重合用触媒の存在下に、エチレンを単独重合させるか、または、エチレンを、式 H2C=CHR(式中、Rは、メチル基、エチル基、炭素数3〜18の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基または炭素数6〜20のアリール基である)で表されるα−オレフィン、炭素数3〜20の環状オレフィン、及び炭素数4〜20の直鎖状、分岐状もしくは環状のジエンからなる群より選ばれる少なくとも1種のコモノマーと共重合させる、ことを特徴とするエチレンホモポリマーまたはエチレン系コポリマーの製造方法。
  17. 請求項15に記載のオレフィン重合用触媒の存在下に、エチレンを単独重合させるか、または、エチレンを、式 H2C=CHR(式中、Rは、メチル基、エチル基、炭素数3〜18の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基または炭素数6〜20のアリール基である)で表されるα−オレフィン、炭素数3〜20の環状オレフィン、及び炭素数4〜20の直鎖状、分岐状もしくは環状のジエンからなる群より選ばれる少なくとも1種のコモノマーと共重合させる、ことを特徴とするエチレンホモポリマーまたはエチレン系コポリマーの製造方法。
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