JP2001524793A - 中継装置の使用を通してcdmaシステムにおけるハンドオフを実行する方法および装置 - Google Patents

中継装置の使用を通してcdmaシステムにおけるハンドオフを実行する方法および装置

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JP2001524793A JP2000522757A JP2000522757A JP2001524793A JP 2001524793 A JP2001524793 A JP 2001524793A JP 2000522757 A JP2000522757 A JP 2000522757A JP 2000522757 A JP2000522757 A JP 2000522757A JP 2001524793 A JP2001524793 A JP 2001524793A
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Abstract

(57)【要約】 2つの通信システム間のハンドオフを提供する方法および装置。システムは異なる周波数で運転しているCDMAシステムまたは異なる技術を採用しているシステムであり得る。第1システムにおいて、基地局4は2つまたはそれ以上のセクタへ通信を提供するように形成され、少なくとも1つのセクタで対応している中継装置8に連合され、中継装置は両システムのそれと重複しているカバー範囲を提供する。遠隔局6が中継装置8のカバー領域内を移動するとき、中継装置8のパイロット信号が確認され、測定され、かつ第1システムへ送られる。もし測定されたパイロット信号が予定の加算閾値を超えるなら、中継装置8は遠隔局の活動的な組に加えられる。第1システムは以下のとき遠隔局6を第2システムへハンドオフできる。(1)第1システムの基地局によりソフトハンドオフの開始時、(2)もし遠隔局6により測定されたとき中継装置8のパイロット信号強度が予定のハンドオフ閾値を超えるなら、(3)もし第1システムの基地局4が遠隔局6の活動的な組から落とされるなら、(4)もし第1システムの中継装置が遠隔局6の活動的な組から落されるなら、または(5)もし第1システムの基地局4および中継装置8が遠隔局6の活動的な組から落されるなら。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 I.発明の分野 本発明は通信に関する。なお特に、本発明は中継装置の使用を通してCDMAシス
テムにおけるハンドオフを実行する方法および装置に関する。
【0002】 II.関係技術の記述 符号分割多元接続(CDMA)変調技術の使用は、多数のシステムユーザを有する
システムにおける通信を容易にする複数の技術の1つである。時間分割多元接続 (TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、および振幅圧伸信号側波帯(ACSSB) のようなAM変調案など他の技術が知られているが、CDMAはこれら他の技術を超え
る重要な利点を有する。多元接続通信システムにおけるCDMA技術の使用は、本発
明の譲受人に譲渡され、ここに引用文献として組込まれた“サテライトまたは地
上中継装置を使用しているスペクトラム拡散多元接続通信システム”と題するU.
S.特許No.4,901,307に開示される。多元接続通信システムにおけるCDMA技術の 使用は、本発明の譲受人に譲渡され、ここに引用文献として組込まれた“CDMAセ
ルラー電話システムにおける信号波形を発生するシステムおよび方法”と題する
U.S.特許No.5,103,459にさらに開示される。CDMAシステムは以後IS-95標準とし
て引用される、“二重モード広帯域スペクトラム拡散セルラーシステムのTIA/EI
A/IS-95モバイル局-基地局互換性標準”に適合するように設計され得る。
【0003】 上記U.S.特許No.4,901,307および5,103,459において、各々トランシーバ(ま
た遠隔局として知られる)を有する多数のモバイル電話システムユーザがCDMAス
ペクトラム拡散通信信号を使用しているサテライト中継装置、または地上基地局
(また基地局またはセルサイトとして知られる)を通して通信する多元接続技術
が開示される。CDMA通信の使用において、周波数スペクトラムが近隣セルサイト
で再使用され得る。CDMA技術の使用は他の多元接続技術を使用して達成され得る
よりも高いスペクトル効率をもたらし、かくしてシステムユーザ容量の増加を許
容する。
【0004】 ここに述べられたように、基地局は通信が伝えられる物理的なハードウエアで
ある。セルは基地局との通信が可能である地理上のカバー領域である。セルは多
数のセクタに区切られ、セクタは部分的に重複されあるいは重複されなくできる
。例示的CDMA通信システムにおいて、各基地局は複数のセクタを通して通信を支
持することができる。この明細書において、セクタおよびセルはまた、単語が使
用される文脈に依存して通信が伝えられる物理的なハードウエアを対象とするこ
とができる。システムは共通システム制御器により制御される一組の基地局を対
象とする。
【0005】 米国で使用される通常のFMセルラー電話システムは一般にアドバンスドモバイ
ル電話サービス(AMPS)と呼ばれ、電子工業会標準EIA/TIA-553“モバイル局-地
上局互換性明細”に詳述される。かかる通常のFMセルラー電話システムにおいて
、利用可能な周波数帯域は帯域幅において典型的に30KHzのチャンネルに分割さ れる。システムサービス領域は大きさが変化するかもしれない基地局カバー領域
に地理的に分割される。利用可能な周波数チャンネルはセットに分割される。周
波数セットは相互チャンネル妨害の可能性を最少にするような方法でカバー領域
に割り当てられる。例えば、7つの周波数セットがあり、カバー領域が等しい大
きさの6角形であるシステムを考える。1つのカバー領域に使用される周波数セ ットは6つの最短の近隣カバー領域に使用されない。
【0006】 通常のセルラーシステムにおいて、ハンドオフ企画は、遠隔局が2つの異なる
基地局のカバー領域間の境界を横切るときに通信接続が継続することを許容する
ために使用される。AMPSシステムにおいて、1つの基地局から他へのハンドオフ
は、コールを取扱っている活動的な基地局が、遠隔局からの受信信号強度が予定
の閾値以下に落ちたことを決定するときに開始される。低い信号強度指示は遠隔
局が基地局のカバー領域境界の近くにいることを意味する。信号レベルが予定の
閾値以下に落ちるとき、活動的な基地局は、近隣基地局が現基地局よりもより良
い信号強度で遠隔局信号を受信するか否かを決定するようシステム制御器に要求
する。
【0007】 システム制御器は活動的な基地局の問い合わせに応答して、ハンドオフ要求と
ともに近隣基地局へメッセージを送る。活動的な基地局に隣接している各基地局
は、遠隔局からの信号をそれが運転しているチャンネルに捜す特別な走査受信機
を採用する。近隣基地局の1つがシステム制御器に十分な信号レベルを報告する なら、ハンドオフはここに目標基地局として引用されるその近隣基地局に試みら
れる。ハンドオフはそのとき目標基地局に使用されたチャンネルセットから遊び
チャンネルを選択することにより開始される。現チャンネルから目標基地局によ
り支持された新チャンネルへ切り換えるために、制御メッセージがそれを指示し
ている遠隔局へ送られる。同時に、システム制御器は活動的な基地局から目標基
地局へコール接続を切り換える。このプロセスはハードハンドオフとして引用さ
れる。‘ハード’なる語はハンドオフの‘ブレイク−ビフォア−メイク’特徴を
特徴付けるために使用される。
【0008】 通常のシステムにおいて、もし目標基地局へのハンドオフが成功しないなら、
コール接続は落される(即ち不連続にされる)。なぜハードハンドオフ失敗が起
るかについては多くの理由がある。第1に、もし目標基地局に利用可能な遊びチ ャンネルが無いなら、ハンドオフは失敗する。第2に、基地局が遠い基地局と通 信するのと同じチャンネルを使用している異なった遠隔局からの信号を実際に受
信するとき、もし近隣基地局の1つが遠隔局からの信号を受信していると報告す
るなら、ハンドオフはまた失敗する。誤報告は、誤った基地局、典型的に活動的
な遠隔局からの信号強度が通信を維持するために不十分である基地局へコール接
続の移行をもたらす。第3に、もし遠隔局がチャンネルを切り換える指令を受信 することに失敗するならハンドオフは失敗する。実際の運転経験はハンドオフ失
敗がしばしば起ることを示し、それはシステムの信頼性を非常に低下する。
【0009】 通常のAMPS電話システムの他の共通な問題は、遠隔局が2つのカバー領域間の
境界の近くに時間の延長された期間留まるときに起る。この場所において、遠隔
局が位置を変え、カバー領域内の他の反射または減衰対象物が位置を変えるとき
、不確実な測定のために、信号レベルが各基地局に関して変動しがちである。信
号レベルの変動は、繰返し要求が2つの基地局間で前後にコールをハンドオフさ
せる‘ピンポン’情況をもたらし得る。かかる付加的な不必要なハンドオフは、
コールが不注意に不連続にされる可能性を増大する。さらに、繰り返されるハン
ドオフは例え成功であっても信号の質に不利に影響する。
【0010】 本発明の譲受人に譲渡されここに引用文献として組込まれた、1992年3月31日 に発行された“CDMAセルラー電話システムにおけるソフトハンドオフ”と題する
U.S.特許No.5,101,501において、CDMAコールのハンドオフ中1つ以上の基地局を
通して遠隔局と通信を提供する方法およびシステムが開示される。この型のハン
ドオフを使用すると、セルラーシステム内の通信は活動的な基地局から目標基地
局へのハンドオフにより中断されない。ハンドオフのこの型は‘ソフト’ハンド
オフとして考えられ、第1の活動的な基地局との通信が終了する前に第2の活動的
な基地局になる目標基地局と連続した通信が確立される。
【0011】 他のソフトハンドオフ技術は、本発明の譲受人に譲渡されここに引用文献とし
て組込まれた、1993年11月30日に発行された“CDMAセルラー通信システムにおけ
るモバイル局援助ソフトハンドオフ”と題するU.S.特許No.5,267,261に開示さ れる。U.S.特許No.5,267,261のシステムにおいて、ソフトハンドオフプロセス は、システム内の各基地局により伝送されたパイロット信号の強度を遠隔局で測
定することに基づいて制御される。これらのパイロット強度測定は、効果的に機
能する基地局ハンドオフ候補の確認を容易にすることによりソフトハンドオフプ
ロセスを援助する。
【0012】 なお特に、U.S.特許No.5,267,261のシステムにおいて、遠隔局は近隣基地局 からのパイロット信号の信号強度を監視する。近隣基地局のカバー領域は活動的
な通信が確立される基地局のカバー領域と実際に接する必要はない。近隣基地局
の1つからのパイロット信号の測定された信号強度が予定の加算閾値を超えると
き、遠隔局は信号強度メッセージを活動的な基地局を経てシステム制御器に送る
。システム制御器は、目標基地局に遠隔局と通信を確立するように指示し、活動
的な基地局を経て遠隔局へ活動的な基地局との通信を維持しながら目標基地局と
同時通信を確立するよう指示する。このプロセスは付加的な基地局に対して続け
るこができる。
【0013】 遠隔局が通信している基地局の1つに対応しているパイロットの信号強度が予
定の降下閾値以下に落ちたことを遠隔局が検出するとき、遠隔局は対応している
基地局の測定された信号強度を活動的な基地局を経てシステム制御器に報告する
。システム制御器は確認された基地局との通信を終了し、その間他の活動的な基
地局との通信を維持するように確認された基地局および遠隔局へ指令メッセージ
を送る。
【0014】 前述の技術は、同じシステム制御器により制御される同じセルラーシステムに
ある基地局間のコール移行のために良く適応されるが、異なる周波数で運転して
いる基地局により、あるいは他のセルラーシステムの基地局によりサービスされ
るカバー領域に遠隔局が移動すると、より困難な情況が提出される。妨害および
/またはシステム相互間ハンドオフにおける複雑な要因の1つは、ハードウエア
限界により2つの周波数で同時に信号を伝送および受信する能力がないことであ
る。システム相互間ハンドオフにおける他の複雑な要因は、各システムが異なる
システム制御器により制御され、かつ典型的に第1システムの基地局および第2シ
ステムのシステム制御器間、およびその逆の直接リンクがないことである。それ
によって2つのシステムはハンドオフプロセス中遠隔局と同時通信を提供するこ
とから締め出される。2つのシステム間のシステム相互間リンクの存在がシステ
ム相互間ソフトハンドオフを容易にするために有効である時でさえ、2つのシス
テムの異なる特性はソフトハンドオフプロセスをしばしばさらに複雑にする。
【0015】 資源が周波数相互間および/またはシステム相互間ソフトハンドオフを導入す
るために利用可能でないなら、1つの周波数から他の周波数へおよび/または1
つのシステムから他のシステムへのコール接続の‘ハード’ハンドオフの実行は
、もし中断されないサービスが維持されるべきであるなら危機になる。周波数相
互間および/またはシステム相互間ハンドオフはシステム間のコール接続の成功
した移行をもたらすために有望な時間および位置で実行されるべきである。ハン
ドオフは例えば、 (1)遊びチャンネルが目標基地局に利用可能である、 (2)遠隔局が目標基地局および活動的な基地局の範囲内にある、 (3)遠隔局がチャンネルを切り換える命令を受信することを保証される位置
にある、 ときのみ試みられるべきである。理想的には、各かかる周波数相互間および/ま
たはシステム相互間のハードハンドオフは、異なるシステムの基地局間の‘ピン
ポン’ハンドオフ要求の可能性を最少にするような方法で導入されるべきである
【0016】 実在している周波数相互間およびシステム相互間のハンドオフ技術のこれらお
よび他の欠点はセルラー通信の質を損なう。さらに競合セルラーシステムが急増
し続けるので性能の降下が予想され得る。従って、結果として基地局間のコール
を信頼して実行できる周波数相互間およびシステム相互間ハンドオフ技術につい
て要望がある。
【0017】 発明の概要 本発明は、中継装置の使用を通して2つの通信システム間のハンドオフを実行
する方法および装置である。システムは、CDMAおよびAMPSのような異なる技術を
採用している異なる周波数またはシステムを運転するCDMAであり得る。例示的実
施例において、第1のシステムにおいては、基地局は2つまたはそれ以上のセク タのカバー範囲を提供するように形成される。1つまたはそれ以上のセクタは、
またセルとして引用される基地局を取り囲んでいるカバー領域を連合される。残
りの1つまたはそれ以上のセクタは、各々セルの境界に配置されたそれぞれの中
継装置と連合される。各中継装置はそれぞれの中継装置を取り囲んでいるカバー
領域のための通信を提供する。
【0018】 例示的実施例において、中継装置のカバー領域は、ハンドオフが基地局と中継
装置間で実行され得るような第1システムのセルと重複する。例示的実施例にお
いて、中継装置のカバー領域はまた、ハンドオフが基地局または第1システムの
中継装置および第2システムの基地局(または中継装置)間で実行され得るよう
な第2システムのセルと重複する。
【0019】 例示的実施例において、第1システムの基地局および中継装置のパイロット信
号はデータを拡散するために使用される共通の短いPN拡散コードの異なるオフセ
ットにより識別される。代わりに、パイロット信号は異なるウォルシュカバー、
または他の確認特徴により識別され得る。第1システムのセル内に位置された遠
隔局は対応している活動的な基地局と通信する。遠隔局が中継装置のカバー領域
内で移動するので、中継装置のパイロット信号は確認されかつ遠隔局により測定
され、活動的な基地局へ送られる。もし測定されたパイロット信号が予定の加算
閾値以上であるなら、中継装置は遠隔局の活動的な組に加えられることができ、
通信が活動的な基地局および中継装置と連続的に確立され得る。第1システムは
少なくとも4つの実施例の1つを使用して第2システムの基地局へ通信を移すこ
とができる。
【0020】 第1の実施例において、第1システムは、中継装置のカバー領域を有する第1
システムの活動的な基地局によりソフトハンドオフの開始と同時に第2システム
の基地局へ通信を移す。この実施例は、中継装置のカバー領域が第2システムの
セル(のサブセット)内に共通に配置されるとき良く機能する。かくして、第1
システムは第2システムの基地局との通信が信頼して確立され得ることを十分に
保証する。
【0021】 第2の実施例において、遠隔局により測定されたとき、もし中継装置のパイロ
ット信号強度が予定のハンドオフ閾値を超えるなら、第1システムは第2システ
ムの基地局へ通信を移行する。予定のハンドオフ閾値は、中継装置を遠隔局の活
動的な組に加えるために使用される予定の加算閾値より高く設定され得る。この
実施例は、もし中継装置のカバー領域が第2システムの近隣セル内で共通位置で
なくても良く機能する。
【0022】 第3の実施例において、もし第1システムの基地局が遠隔局の活動的な組から
落とされるなら、第1システムは第2システムの基地局へ通信を移行する。例示
的実施例において、遠隔局は活動的な基地局および中継装置のパイロット信号を
周期的に測定し、測定値を第1システムへ報告する。遠隔局により測定されたと
き、もし第1システムの活動的な基地局のパイロット信号強度が予定の降下閾値
以下であるなら、基地局は遠隔局の活動的な組から除去される。これが起るとき
、第1システムは、遠隔局が遠隔局のハンドオフを第2システムと開始するため
第2システムのカバー領域内に十分に移動されたと推定できる。
【0023】 第4の実施例において、もし第1システムの中継装置が遠隔局の活動的な組か
ら落とされるなら、第1システムは第2システムの基地局へ通信を移行する。こ
の実施例は、中継装置のカバー領域が第2システム(例えばAMPシステム)のカ バー領域内に含まれ、この第2システムへ向かってハンドオフをすることが好ま
しいシステム設計に特に適用可能である。
【0024】 そして第5の実施例において、もし第1システムの活動的な基地局および中継
装置が両方とも遠隔局の活動的な組から落されるなら、第1システムは第2シス
テムの基地局へ通信を移行する。第1システムの活動的な基地局および中継装置
の両方のパイロット信号強度が予定の降下閾値以下に落ちるとき、第1システム
は遠隔局が第1システムのカバー範囲の外へ移動したと推定できる。
【0025】 本発明の特徴、目的および利点は、同じ参照符号が対応している同一物を示す
図面と共に取られるとき以下に示す詳細な記述からより明らかになるであろう。
【0026】 好ましい実施例の詳細な説明 図を参照すると、図1は本発明の例示的通信システムを示し、それは多数の遠
隔局6(簡素化のためただ1つの遠隔局6のみが示される)と通信にある多数の
基地局4を含む。システム制御器2が全ての基地局4を通信システム、公衆交換
電話網(PSTN)、および他の通信システムのシステム制御器に接続する。システ
ム制御器2はPSTNおよび他のシステムへ接続されたユーザ間および遠隔局6のユ
ーザ間の通信を整合する。各基地局4はゼロまたはそれ以上の中継装置8を通し
て通信を提供でき、中継装置は順方向リンク信号を遠隔局6へ再伝送しまたは再
放送し、遠隔局6からの逆方向リンク信号を受信するために使用される。中継装
置8は地上ラジオリンクまたは光ファイバリンクまたは伝送線のような他の伝送
リンクを通して基地局4へ接続され得る。基地局4から遠隔局6への通信は信号
経路10を通して順方向リンクに起り、遠隔局6から基地局4への通信は信号経路
12を通して逆方向リンクに起こる。
【0027】 例示的順方向リンク伝送および受信ハードウエアのブロック図が図2に示され
る。基地局4内において、データ源110が遠隔局6へ伝送されるべきデータを含 む。例示的実施例において、データはデータを区分し、データをCRC符号化し、 かつシステムにより要求されるような末尾ビットを挿入するチャンネル要素112 へ供給される。例示的実施例において、チャンネル要素112はそれからデータ、C
RCパリティビット、およびコード末尾ビットを回旋的に符号化し、符号化された
データをインターリーブし、インターリーブされたデータをユーザの長いPNシー
ケンスでかき混ぜ、かき混ぜられたデータをウォルシュシーケンスでカバーする
。各セクタに対応している通信量チャンネルおよびパイロットチャンネルデータ
は結合され変調器および送信機(MOD AND TMTR)114(図2において簡素化のた め1つだけが示される)へ供給される。各変調器および送信機114は短いPNシー ケンスでカバーされたデータを拡散する。例示的実施例において、各変調器およ
び送信機114のための短いPNシーケンスのオフセットは近隣変調器および送信機 のそれらから1つしかないように選択される。拡散されたデータはそれからイン
フェイスおよび直角正弦で変調され、変調された信号が濾波され、上方変換され
、かつ増幅される。順方向リンク信号はアンテナ116を通して順方向リンク10に 伝送される。
【0028】 遠隔局6において、順方向リンク信号はアンテナ132により受信され、受信機(
RCVR)134へ供給される。受信機134は信号を濾波し、増幅し、下方変換し、直角 復調し、かつ量子化する。デジタル化されたデータは短いPNシーケンスでデータ
を脱拡散する復調器(DEMOD)136へ供給され、ウォルシュシーケンスで脱拡散され
たデータを脱カバーし、脱カバーされたデータを再生されたパイロット信号で脱
回転する。復調器136内の異なる相関器からの脱回転されたデータは結合されか つユーザの長いPNシーケンスで脱かき混ぜされる。脱かき混ぜされた(復調され
た)データはチャンネル要素112内で実行された符号化の逆を実行するデコーダ1
38へ供給される。復号化されたデータはデータシンク140へ供給される。
【0029】 上述された順方向リンク信号処理は、前述されたU.S特許No.4,901,307および
5,103,459にさらに詳述される。これらの特許は、簡素化のため図2に示されな かった逆方向リンク信号処理もまた記述する。本発明はまた、本発明の譲受人に
譲渡され、ここに引用文献として組込まれた1997年11月3日に申請された“高率 パケットデータ伝送のための方法および装置”と題するU.S.特許出願シリアルNo
.PA496に記述されたシステムのような、他の通信システムにも適用され得る。
【0030】 例示的チャンネル要素112のブロック図が図3に示される。例示的実施例にお いて、チャンネル要素112は少なくとも1つの通信量チャンネル212と少なくとも
1つのパイロットチャンネル232とを含む。各通信量チャンネル212内に、CRCエ ンコーダ214が通信量データを受け、CRC符号化を実行し、一組のコード末尾ビッ
ト(例えば、IS-95標準に従って)を挿入することができる。CRC符号化されたデ
ータはデータを回旋コードで符号化する回旋エンコーダ216へ供給される。例示 的実施例において、回旋コードはIS-95標準により特定される。符号化されたデ ータは、符号化されたデータ内でコード記号を再配列するインターリーバ218へ 供給される。例示的実施例において、インターリーバ218は符号化されたデータ の20msecのブロック内にコード記号を再配列するブロックインターリーバである
。インターリーブされたデータはユーザの長いPNシーケンスでデータをかき混ぜ
る乗算器220へ供給される。長いPNシーケンスは通信が運命付けられる遠隔局へ 割り当てられたアイデンティカルである。かき混ぜられたデータはこの通信量チ
ャンネルへ割り当てられたウォルシュシーケンスでデータをカバーする乗算器22
2へ供給される。カバーされたデータは、伝送パワーを最小化する一方で要求さ れたエネルギーパービット対ノイズE/I比が行き先遠隔局で維持されるよう に、データを目盛り合わせする利得要素224へ供給される。目盛り合わせされた データは、通信量チャンネル212から適当な合計器240へ向けるスイッチ230に供 給される。各合計器240は全ての通信量チャンネル212およびその特定のセクタの
ために設計されたパイロットチャンネル232からの信号を合計する。各合計器240
からの結果としての信号は上述された方法で機能する変調器および送信機114へ 供給される。
【0031】 チャンネル要素112は少なくとも1つのパイロットチャンネル232を含む。必要
とされるパイロットチャンネル232の数はシステム要求に依存する。例示的実施 例において、各セクタは同じウォルシュカバー(例えばウォルシュコード0)を
有するが、近隣セクタのそれらから1つしかない短いPNオフセットを有するパイ ロット信号で連合される。代わりの実施例において、各セクタは同じ短いPNオフ
セットを有するが、近隣セクタのそれらから1つしかないウォルシュカバーを有 するパイロット信号で連合され得る。他の1つしかない確認特徴が異なるセクタ
の信号を識別するために使用され得、本発明の範囲内である。
【0032】 各パイロットチャンネル232のため、パイロットデータがパイロットウォルシ ュシーケンスでデータをカバーする乗算器234へ供給される。例示的実施例にお いて、全てのパイロットチャンネル232のためのパイロットデータはアイデンテ ィカルであり、すべてそのシーケンスを含む。カバーされたパイロットデータは
、要求されるパイロット信号レベルを維持するためにスケールファクタでパイロ
ットデータを目盛り合わせする利得要素236へ供給される。目盛り合わせされた パイロットデータは、パイロットチャンネル232からのデータを適当な合計器240
に向けるスイッチ230へ供給される。例示的実施例において、対応している短いP
Nシーケンスで拡散することは変調器および送信機114内で実行される。
【0033】 上述されたようなハードウエアは多数のセクタにカバー範囲を提供するために
単一基地局により使用され得る多くの実施例の1つである。適合できるセクタ化
された伝送の他の方法およびシステムは、本発明の譲受人に譲渡され、ここに引
用文献として組込まれた “スペクトラム拡散通信システムにおける動的セクタ 化”と題する1995年6月27日出願のU.S.特許出願No.08/495,382に記述される。 さらに特定化された領域への伝送の他の方法およびシステムは、前述されたU.S.
特許出願No.PA446に記述される。他のハードウエアアーキテクチュアもまたこ こに記述された機能を実行するために設計され得る。これらの種々のアーキテク
チュアは本発明の範囲内である。
【0034】 遠隔局6内の例示的復調器のブロック図が図4に示される。順方向リンク信号
がアンテナ132により受信され、上述された方法で信号を処理する受信機134へ供
給される。デジタル化されたIおよびQデータが復調器136へ供給される。復調器1
36内で、データは少なくとも1つの相関器310へ供給される。各相関器310は受信
された信号の異なる多経路構成要素を処理する。相関器310内において、データ は脱拡散されたIおよびQデータを得るため、IおよびQデータを短いPNシーケンス
で脱拡散する短いPN脱拡散器320へ供給される。短いPN脱拡散は変調器および送 信機114で短いPN拡散器により実行された拡散の逆である。
【0035】 脱拡散されたIデータは乗算器322aおよびパイロット相関器326aへ供給され、 脱拡散されたQデータは乗算器322bおよびパイロット相関器326bへ供給される。 乗算器322aおよび322bはIおよびQデータをそれぞれその相関器310に割り当てら れたウォルシュシーケンス(Wx)と乗算する。乗算器322aおよび322bからのIお よびQデータはそれぞれ蓄積器(ACC)324aおよび324bへ供給される。例示的実施例
において、蓄積器324はウォルシュシーケンスの長さ、64チップ間隔に亘ってデ ータを蓄積する。蓄積器324からの脱カバーされたIおよびQデータはドット積回 路328へ供給される。パイロット相関器326aおよび326bはIおよびQデータをその 相関器310に割り当てられたパイロットウォルシュシーケンス(PWy)で脱カバーし
、脱カバーされたパイロット信号を濾波する。濾波されたパイロットはドット積
回路328へ供給され、それは技術において知られた方法で2つのベクトル(パイ ロットとデータ)のドット積を計算する。ドット積回路328の例示的実施例は、 本発明の譲受人に譲渡され、ここに引用文献として組込まれた “パイロットキ ャリアドット積回路”と題するU.S.特許No.5,506,865に詳細に記述される。ド ット積回路328は脱カバーされたデータに対応しているベクトルを濾波されたパ イロットに対応しているベクトルに投影し、ベクトルの振幅を乗算し、符号化さ
れたスカラー出力を結合器330へ供給する。結合器330は受信された信号を復調す
るために割り当てられた相関器310からの出力を結合し、結合されたデータを長 いPN脱拡散器332へ送る。長いPN脱拡散器332は長いPNシーケンスでデータを脱拡
散し、復調されたデータをデコーダ138へ供給する。
【0036】 特定の相関器310のパイロット信号強度はパイロット相関器326aおよび326bか らの濾波されたパイロットから計算され得る。加えて、パイロット信号強度測定
値はより信頼できる測定値を提供するため濾波され得る。パイロット信号測定を
実行する方法および装置は、本発明の譲受人に譲渡され、ここに引用文献として
組込まれた “スペクトラム拡散通信システムにおけるリンク質を測定する方法 および装置”と題する1996年9月27日出願のU.S.特許出願No.08/722,763に記述 される。
【0037】 多くの通信システムにおいて、中継装置はカバー範囲を改善し容量を増加する
ために採用される。中継装置はソース装置から信号を受信し、信号を増幅し、か
つ行き先装置へ信号を再伝送または再放送する。全般的に、中継装置は通信装置
間に順方向および逆方向リンク信号の2つの方法の再伝送または再放送を提供す る。典型的に中継装置は信号の調子を整えること(例えば、増幅、濾波および多
分周波数変換)を提供するが、信号処理または制御を提供しない。
【0038】 例示的中継装置のブロック図が図5および6に示される。図5において、中継
装置8aは地上またはサテライトリンク410を通して基地局と通信する。リンク410
はソース基地局からの地上またはマイクロ波リンク、あるいは通信サテライト(
グローバルスター通信サテライトのような)からのサテライトリンクであり得る
。基地局からの順方向リンク信号はドナーアンテナ412により受信され、送受切 換器414へ供給される。送受切換器414は信号を増幅する増幅器(AMP)416へ順方向
リンク信号を向ける。簡素化のため図5に示されないけれども、濾波および/ま
たは周波数変換がまた提供され得る。増幅された信号は送受切換器418を通して 送られ、サーバーアンテナ420を通して遠隔局へ伝送される。サーバーアンテナ4
20はまた遠隔局から逆方向リンク信号を受信する。逆方向リンク信号は送受切換
器418を通して送られ、信号を増幅する増幅器(AMP)422へ供給される。再び濾波 および/または周波数変換が提供され得るが、簡素化のため図5に示されない。
増幅された信号は送受切換器414を通して送られ、アンテナ412から基地局へ伝送
される。
【0039】 図6に示されたような中継装置8bは図5の中継装置8aのそれと同様に作動する
。しかしながら、中継装置8bは光ファイバリンク、同軸リンクまたは他のリンク
を含み得る伝送線リンク424を通して基地局とインターフェイスする。
【0040】 多数のセクタ内のセルの区分はCDMA通信システムにおける多くの利点を提供す
る。第1に、種々のセクタ間の通信量チャンネル(例えばウォルシュコード)が 再使用され得るので容量が改善され得る。第2に、2つまたはそれ以上のセクタ とソフトハンドオフの使用を通して信頼性がまた改善され得る。
【0041】 前述されたU.S.特許出願シリアルNo.08/495,382に記述された例示的CDMA通信
システムにおいて、基地局は単一セクタまたは複数のセクタを通して通信を提供
するために形成され得る。基地局(またはセル)のカバー領域は複数のセクタに
区分され得る。遠隔局および基地局間の通信は1つまたはそれ以上のセクタを通
して起り得る。各セクタは、セルの種々のセクタを通して通信が共通基地局によ
り整合されることを除いて、セルの属性を有する(例えば、各セクタは通信量チ
ャンネルのそれ自身の組およびそれ自身のパイロット信号を有する)。IS-95シ ステムのため、各セクタは短いPN拡散コードの異なるオフセットで連合される。
かくして、特定のセクタにより伝送されたパイロット信号の短いPNオフセットを
測定することにより、そのセクタの同一性を決定できる。
【0042】 例示的実施例において、基地局は2つまたはそれ以上のセクタにカバー範囲を
提供するように形成される。1つまたはそれ以上のセクタが基地局を取り囲んで
いるカバー領域で連合され得る。残りのセクタはセルの境界に配置された中継装
置と連合され得る。例えば、セルは2つのセクタに区分され得る。基地局はそれ
から、基地局が配置されているセルと連合された2つのセクタおよび中継装置と
連合された1つのセクタの3つのセクタにカバー範囲を提供するように運転され
得る。
【0043】 2つの通信システムの基地局および中継装置により提供されるカバー範囲の第
1の例示的図が図7に示される。図7において、基地局4は2つのセクタにカバ
ー範囲を提供するように運転される。1つのセクタがセル22と連合される。第2 のセクタがカバー領域26にカバー範囲を提供する中継装置8と連合される。例示
的実施例において、セル22とカバー領域26との両方は同じ周波数で運転され、道
路30に沿って移動している遠隔局が曇らされた領域30内に位置するとき、ソフト
ハンドオフにあり得るように一部重複する。基地局4および中継装置8は第1の 通信システムの部分である。
【0044】 図7に示された例示的図において、セル22に隣接した領域における通信は第2 の通信システムにより提供される。この第2の通信システムは、異なる周波数ま たはAMPSのような代わりの通信技術のシステムで運転している他のCDMAシステム
であり得る。第2システムの基地局14はセル24にカバー範囲を提供する。第1シス
テムと同様に、基地局14はまた中継装置18を通して隣接するカバー領域28にカバ
ー範囲を提供するため多重セクタモードで運転され得る。この例において、カバ
ー領域26がセル24内に共通配置されることに注目を要す。
【0045】 基地局と中継装置とにより提供されるカバー範囲の第2の例示的図が図8に示 される。図8において、カバー領域26はセル24と一部重複するが、(図7の場合 のように)セル24内に完全に含まれてはいない。カバー領域26は第1および第2シ
ステム間のカバー範囲を橋渡しするように使用され得る。中継装置18は簡素化の
ため図8に示されない。
【0046】 基地局と中継装置とにより提供されるカバー範囲の第3の例示的図が図9に示 される。図9において、カバー領域26はセル24と一部重複するが、セル24内に共
通配置されない。さらに、セル22および24は中継装置8への中間ハンドオフなし
には基地局4と基地局14との間のハンドオフが不可能であるような非隣接にある
。再び、中継装置18は簡素化のため図9に示されない。
【0047】 例示的実施例において、第1のシステムはカバー領域26がセル22および24と重 複する事前了解を有する。第1のシステムはまた基地局14が第2システムにより制
御されるという事前了解を有する。例示的実施例において、第1のシステムは第2
のシステムに結合され、第1のシステムから第2のシステムへ遠隔局のハンドオフ
を開始できる。
【0048】 本発明において、遠隔局が第1のシステムから第2のシステムへ、およびその逆
へ移動するので、中継装置が2つのシステム間で遠隔局のハンドオフを開始する
ために使用され得る。図7を参照すると、遠隔局が左から右へ道路30に沿って移
動すると仮定する。最初に、遠隔局はセル22に位置され、基地局4と通信する。
遠隔局が曇らされた領域30に移動するとき、遠隔局はまた中継装置8からパイロ
ット信号を受信する。遠隔局は中継装置8からのパイロット信号を復調し、新パ
イロットのアイデンティテイを決定し、パイロット信号強度とアイデンティテイ
(例えばパイロット信号のPNオフセットまたはウォルシュコード)とを基地局4
へ報告する。基地局4は報告されたパイロット信号強度を予定の加算閾値と比較
し、もしパイロット信号強度が予定の加算閾値を超えるなら、中継装置8を遠隔
局の活動的な組に加えることができる。活動的な組は活動的な通信が確立される
基地局(および/または中継装置)のリストを含む。基地局4はそれから、前述
のU.S特許No.5,101,501および5,267,261に記述された方法に従って遠隔局のソ フトハンドオフを指示することができる。本発明においては、遠隔局と基地局4
から基地局14へとの通信のハンドオフは少なくとも4つの実施例の1つで達成さ
れ得る。
【0049】 第1の実施例において、第1システムは中継装置8とソフトハンドオフを開始の
上、遠隔局と基地局4から基地局14へとの通信のハンドオフを開始する。図7を
参照すると、カバー領域26はセル24内に共通配置される。これはシステム計画段
階中、基地局および中継装置の適当な配置により確保され得る。この場合、第1 システムは、中継装置8とソフトハンドオフにある遠隔局がまた基地局14のカバ
ー領域内にあることが合理的に保証される。この情報は、遠隔局が中継装置8の
カバー領域内にあるとき、基地局14とハンドオフを開始するために使用され得る
【0050】 第2の実施例において、第1システムは、中継装置8からの十分なパイロット信
号強度の測定の上、遠隔局と基地局4から基地局14へとの通信のハンドオフを開
始する。この実施例において、遠隔局により測定されたとおりの、中継装置8の
報告されたパイロット信号強度が上述されたように予定の加算閾値以上であると
き、基地局4は中継装置8とハンドオフを開始する。しかし、図8および9に示
されるようにカバー領域26がセル22内に共通配置されないので、第1システムは 中継装置8とハンドオフを開始の上、基地局4から基地局14へ通信のハンドオフ
を直ちに開始せず、そうすることにより通信の切断をもたらすかもしれない。そ
の代わりに、遠隔局は中継装置8からのパイロット信号強度を測定することを続
け、基地局4へ測定値を報告する。基地局4はパイロット測定値を予定の加算閾
値より高く設定された予定のハンドオフ閾値に対して比較することができる。第
1システムは、中継装置8の報告されたパイロット信号強度が予定のハンドオフ 閾値以上であるとき、遠隔局と基地局4から基地局14へとの通信のハンドオフを
開始する。第2の実施例は図7−8により示されたカバー範囲について良く機能 する。
【0051】 予定のハンドオフ閾値はカバー領域26を通してのパイロット信号強度測定値(
例えば道路30に沿ったパイロット信号強度測定値)に従って設定され得、または
期待されるパイロット信号強度の計算(例えば有効な放射パワー(ERP)およびr4 伝播法則、ここにrは中継装置8からの距離である、を使用して)に従って設定
され得る。例として、他の値がシステム設計に基づいて使用され得るけてども、
予定のハンドオフ閾値は予定の加算閾値のそれより5dB高く設定され得、本発 明の範囲内である。
【0052】 第3の実施例において、第1システムは、基地局4が遠隔局の活動的な組から落
とされたとき、遠隔局と基地局4から基地局14へとの通信のハンドオフを開始す
る。例示的実施例において、遠隔局はその活動的な組内の基地局および中継装置
のパイロット信号を周期的に測定し、それらの測定値を活動的な基地局へ報告す
る。活動的な基地局はパイロット測定値を予定の降下閾値に対して比較する。も
しパイロット測定値が予定の降下閾値以下であるなら、このパイロット信号に対
応している基地局は前述のU.S特許No.5,101,501および5,267,261に記述された ように、遠隔局の活動的な組から除去される。この実施例において、もし基地局
4からのパイロット信号が予定の降下閾値以下であるなら、第1システムは遠隔 局がセル24内でよく移動したと推定できる。かくして、第1システムは、基地局 4が遠隔局の活動的な組から落とされたとき、遠隔局と基地局4から基地局14へ
との通信のハンドオフを開始する。第3の実施例はまた図7−8により示された カバー範囲に対して良く機能する。
【0053】 第4の実施例において、第1システムは、中継装置8が遠隔局の活動的な組から
落されるとき、遠隔局と基地局4から基地局14へとの通信のハンドオフを開始す
る。この実施例において、遠隔局および中継装置8間の通信はできるだけ長く維
持される。しかし、もし中継装置8のパイロット信号強度が予定の降下閾値以下
であるなら、第1システムは遠隔局が第2システムのカバー領域内にあると推定す
る。かくして、中継装置8が遠隔局の活動的な組から落されるとき、第1システ ムは遠隔局と基地局4から基地局14へとの通信のハンドオフを開始する。第4の 実施例は図7により示されたカバー範囲に対して良く機能する。
【0054】 第5の実施例において、基地局4および中継装置8の両方が遠隔局の活動的な 組から落されたとき、第1システムは遠隔局と基地局4から基地局14へとの通信 のハンドオフを開始する。この実施例において、遠隔局と基地局4および/また
は中継装置8との間の通信はできるだけ長く維持される。しかし、もし基地局4
および中継装置8のパイロット信号強度が予定の降下閾値以下であるなら、第1 システムは遠隔局が第1システムのカバー領域を越えて移動したと推定する。か
くして、基地局4および中継装置8が遠隔局の活動的な組から落されるとき、第
1システムは遠隔局と基地局4から基地局14へとの通信のハンドオフを開始する 。第5の実施例は図7−9により示されたカバー範囲に対して良く機能する。
【0055】 上述された第2、第3および第5の実施例は、2つのシステム間でハンドオフの ‘ピンポン’を最少にするヒステリシスを提供する。第2の実施例において、ヒ ステリシスは予定の加算閾値および予定のハンドオフ閾値間の差により提供され
る。第3および第5の実施例において、ヒステリシスは基地局および中継装置の予
定の加算閾値および予定の降下閾値間の差により提供される。
【0056】 上述されたハンドオフは遠隔局と基地局との活動的な通信中に起るけれども、
第2システムのこのハンドオフも遠隔局が遊びにある間に起り得る。遠隔局が道 路30に沿って移動するとき、中継装置8のパイロット信号は測定され得る。遊び
モードハンドオフに関する第1実施例において、遠隔局はパイロット測定値を第1
システムへ報告する。第1システムは上述の実施例の何れか1つを使用して第2シ
ステムへハンドオフを指示することができる。ハンドオフは、基地局および遠隔
局間で伝送されるインターフェイスメッセージを通して達成され得る。遊びモー
ドハンドオフに関する第2実施例において、遠隔局は中継装置のカバー領域に亘
って放送されるグローバル再指示メッセージを監視する。グローバル再指示メッ
セージは遠隔局を新しい周波数または他のシステム(例えばAMPシステム)へ指 示することができる。遊びモードハンドオフに関する第3実施例において、遠隔
局は中継装置のカバー領域に亘って放送される拡張された近隣リストメッセージ
を監視する。拡張された近隣リストメッセージは、この遠隔局の近隣のみが他の
周波数または他のシステムであることを指示することができる。拡張された近隣
リストメッセージは、“ANSI J-STD-008:1.8から2.0GHz符号分割多元接続(CDMA
)パーソナル通信システムのためのパーソナル局−基地局互換性必要条件”と題
するCDMA標準に記述される。遊びモードでハンドオフを実行する他の実施例は熟
考され得、本発明の範囲内である。
【0057】 ただ1つの中継装置が第1システムのために図7−9に示されたけれども、多 数の中継装置が採用され得る。中継装置はハンドオフが実行され得るカバー領域
を拡張するために採用され得る。さらに、中継装置は2つのシステムの非隣接カ
バー領域をリンクするために採用され得る(例えば、直列方法で接続された中継
装置)。ハンドオフを開始しているシステムは近隣システムと重複する特定の中
継装置の事前了解を有する。システムはこの情報およびハンドオフを開始するた
めにこの中継装置の同一性および/またはパイロット信号強度の報告を使用する
【0058】 本発明はまた、パイロット信号のみを伝送する(そして通信量チャンネルのな
い)パイロットビーコンを使用して実施されてもよい。パイロットビーコンの使
用は上述された第1の3つの実施例と同時に使用され得る。パイロットビーコン は、必要なパイロット確認および信号強度測定値を供給する間、取り囲んでいる
カバー領域へ最小限の妨害を生じる。全般的に、中継装置またはパイロットビー
コンから伝送される任意の信号はハンドオフプロセスを援助して使用される。
【0059】 好ましい実施例の以上の記述は本発明を作りまたは使用する技術に熟練したど
んな人にも可能なように提供された。これらの実施例の種々の変形が技術に熟練
した者に既に明らかであり、ここに定義された基本的原理は、発明能力を使用す
ることなく他の実施例に適用され得る。かくして、本発明はここに示された実施
例に限定されることを意図されず、ここに開示された原理および新規な特徴と共
に最も広い範囲の構成に従わされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遠隔局と通信にある複数の基地局および中継装置を含んでいる例示的通信シス
テムの図である。
【図2】 例示的順方向リンク伝送および受信サブシステムのブロック図である。
【図3】 基地局内の例示的チャンネル要素のブロック図である。
【図4】 遠隔局内の例示的復調器のブロック図である。
【図5】 オーバザエアリンクおよび伝送線リンクを通して通信している例示的中継装置
のブロック図である。
【図6】 オーバザエアリンクおよび伝送線リンクを通して通信している例示的中継装置
のブロック図である。
【図7】 2つの通信システムの基地局および中継装置により提供されるカバー範囲の例
示的図である。
【図8】 2つの通信システムの基地局および中継装置により提供されるカバー範囲の例
示的図である。
【図9】 2つの通信システムの基地局および中継装置により提供されるカバー範囲の例
示的図である。
【符号の説明】
2…システム制御器、4…基地局、6…遠隔局、8…中継装置、10…順方向リ
ンク、12…逆方向リンク、22、24…セル、26、28…カバー領域、30…道路、30…
領域、110…データ源、112…チャンネル要素、114…送信機、116、132…アンテ ナ、134…受信機、136…復調器、138…デコーダ、140…データシンク、212…通 信量チャンネル、214…エンコーダ、216…回旋エンコーダ、218…インターリー バ、220、222…乗算器、224…利得要素、230…スイッチ、232…パイロットチャ ンネル、234…乗算器、236…利得要素、240…合計器、310…相関器、320…脱拡 散器、322…乗算器、324…蓄積器、326…パイロット相関器、328…ドット積回路
、330…結合器、332…脱拡散器、410…サテライトリンク、412…ドナーアンテナ
、414、418…送受切換器、420…サーバーアンテナ、416、422…増幅器、424…伝
送線リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5K067 AA21 BB04 CC02 CC10 DD17 DD43 DD44 EE02 EE06 EE10 EE46 EE56 JJ21 JJ31 【要約の続き】 な組から落されるなら、または(5)もし第1システム の基地局4および中継装置8が遠隔局6の活動的な組か ら落されるなら。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔局で中継装置からの信号の信号強度測定値を測定し、 中継装置の信号強度測定値を予定の加算閾値に対して比較し、 比較ステップの結果に応答してハンドオフを開始するステップを含む、 第1基地局から第2基地局へ遠隔局のハンドオフを実行する方法。
  2. 【請求項2】 中継装置からの信号がパイロット信号である請求項1の方法
  3. 【請求項3】 中継装置がパイロットビーコンを送信する請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 中継装置からのパイロット信号が、第1基地局の短いPN拡散 シーケンスのオフセットからの1つしかない短いPN拡散シーケンスのオフセット
    により確認される請求項2の方法。
  5. 【請求項5】 中継装置からのパイロット信号が、第1基地局のパイロット 信号のウォルシュカバーからの1つしかないウォルシュカバーにより確認される
    請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 中継装置のカバー領域が第1基地局のカバー領域と重複する 請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 中継装置のカバー領域が第2基地局のカバー領域と重複する
    請求項1の方法。
  8. 【請求項8】 中継装置のカバー領域が第2基地局のカバー領域内に共通配
    置される請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 第1基地局および中継装置の両方が共通周波数で運転する請 求項1の方法。
  10. 【請求項10】 第2基地局が中継装置の周波数から異なる周波数で運転す る請求項1の方法。
  11. 【請求項11】 中継装置が地上リンクを通して第1基地局と通信する請求 項1の方法。
  12. 【請求項12】 中継装置が伝送線リンクを通して第1基地局と通信する請 求項1の方法。
  13. 【請求項13】 第1基地局が複数のセクタにカバー範囲を提供するように 運転され、セクタが中継装置と連合される請求項1の方法。
  14. 【請求項14】 もし中継装置の信号強度測定値が予定の加算閾値を超える
    なら、ハンドオフステップの開始が実行される請求項1の方法。
  15. 【請求項15】 中継装置の信号強度測定値を予定のハンドオフ閾値に対し
    て比較し、 もし中継装置の信号強度測定値が予定のハンドオフ閾値を超えるなら、ハンド
    オフステップの開始が実行されるステップをさらに含む請求項1の方法。
  16. 【請求項16】 予定のハンドオフ閾値が予定の加算閾値より高く設定され
    る請求項15の方法。
  17. 【請求項17】 予定のハンドオフ閾値が中継装置のカバー領域を通しての
    信号強度測定値に従って設定される請求項15の方法。
  18. 【請求項18】 予定のハンドオフ閾値が中継装置のカバー領域を通しての
    計算された信号強度に従って設定される請求項15の方法。
  19. 【請求項19】 遠隔局で第1基地局からの信号の信号強度測定値を測定し 、 第1基地局の信号強度測定値を予定の降下閾値に対して比較し、 もし基地局の信号強度測定値が予定の降下閾値以下であるなら、ハンドオフス
    テップの開始が実行されるステップをさらに含む請求項1の方法。
  20. 【請求項20】 もし中継装置の信号強度測定値および基地局の信号強度測
    定値が予定の降下閾値以下であるなら、ハンドオフステップの開始が実行される
    請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 遠隔局へ信号を供給するために第1基地局に結合された中 継装置と、 第1基地局に結合された第1システム制御器と、 第2基地局および第1システム制御器に結合された第2システム制御器とを含み 、 ハンドオフが、遠隔局における中継装置からの信号の測定値に基づいて第1シ ステム制御器により開始される、 第1基地局から第2基地局へ遠隔局のハンドオフを実行するシステム。
  22. 【請求項22】 中継装置からの信号がパイロット信号である請求項21のシ
    ステム。
  23. 【請求項23】 中継装置からのパイロット信号が、第1基地局の短いPN拡 散シーケンスのオフセットからの1つしかない短いPN拡散シーケンスのオフセッ
    トにより確認される請求項22のシステム。
  24. 【請求項24】 中継装置のカバー領域が第2基地局のカバー領域と重複す る請求項21のシステム。
  25. 【請求項25】 第1基地局および中継装置の両方が共通周波数で運転する 請求項21のシステム。
  26. 【請求項26】 第2基地局が中継装置の周波数から異なる周波数で運転す る請求項21のシステム。
  27. 【請求項27】 中継装置が地上リンクを通して第1基地局に結合される請 求項21のシステム。
  28. 【請求項28】 中継装置が伝送線リンクを通して第1基地局に結合される 請求項21のシステム。
  29. 【請求項29】 もし中継装置の信号強度測定値が予定の加算閾値を超える
    なら、ハンドオフが開始される請求項21のシステム。
  30. 【請求項30】 もし基地局の信号強度測定値が予定の降下閾値以下である
    なら、ハンドオフが開始される請求項21のシステム。
  31. 【請求項31】 もし基地局の信号強度測定値および中継装置の信号強度測
    定値が予定の降下閾値以下であるなら、ハンドオフが開始される請求項21のシス
    テム。
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