JP2001524643A - 燃焼器およびその蒸気式冷却方法 - Google Patents
燃焼器およびその蒸気式冷却方法Info
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Abstract
Description
壁構造物が内側壁と外側壁とを有し、内側壁が外側壁によって、外側壁と内側壁
との間に冷却蒸気に対する入口と出口とを有する中間室が形成されるように包囲
されている燃焼器に関する。また本発明は、その燃焼器の蒸気式冷却方法に関す
る。
いる。このガスタービンは、内側壁で包囲され高温ガスを案内するために設けら
れバーナに続いている内室を備えた燃焼器を有している。その内側壁のバーナに
直に隣接する個所は、孔が開けられておらず、即ち通気性を有していない。この
範囲において、内側壁は外被で包囲され、その外被は冷却流体流入用の3つの孔
列を有している。圧縮機からの大部分の圧縮空気はバーナに導かれ、残りの少量
の圧縮空気は冷却流体として、内側壁の反内室側面に導入される。この冷却空気
は外被にある孔を通って流れ、これによって、内側壁に衝突する多数の冷却空気
噴射流が形成される。外被にある孔を通って流入した冷却空気は開口を通って内
室に直接導入されるので、その温まった冷却空気は内室内を流れる高温ガスと混
合される。
縮機ハウジングを冷却するために冷却蒸気を利用することが知られている。この
米国特許明細書には、空気・蒸気複合式冷却装置を有する燃焼器が示されている
。このためにその燃焼器は開放空気冷却回路を有し、冷却空気は燃焼器を洗流し
、その後で、燃焼器内を流れる高温ガスの中に導入される。一方、冷却蒸気は、
ソレノイド状あるいはスパイラル状に巻かれている管から成る密閉蒸気回路内を
導かれる。その管は燃焼器内側壁を形成している。
れたガスタービンの燃焼器が示されている。燃焼器は内室を包囲する壁構造物を
有している。内室内を高温ガスが案内して通される。その壁構造物は高温ガスに
曝される内側壁を有し、この内側壁は外側壁によって、外側壁と内側壁との間に
冷却蒸気に対する入口と出口とを有する中間室が形成されるように、包囲されて
いる。更に、その燃焼器の場合、中間室内にスパイラル状流路が形成され、この
流路を通って、入口から中間室に流入した冷却蒸気が導かれ、出口から排出され
る。
とにある。また本発明は、燃焼器の蒸気式冷却方法を提供することにある。
おいて、中間室内に中間壁が設けられ、この中間壁が、中間室を、外側壁と中間
壁との間の外側冷却室と、内側壁と中間壁との間の内側冷却室とに分割すると共
に、内側壁を衝突冷却するために冷却蒸気が貫流するための多数の開口を有し、
冷却蒸気の入口が外側冷却室に、出口が内側冷却室に開口していることによって
解決される。
突冷却用に形成して設けられた多数の開口を通って、内側冷却室に流れ込み、そ
の際、冷却蒸気は、内側壁の内側冷却室側面に衝突し、これによって内側壁の衝
突冷却を生じさせる。内側冷却室に流れ込んだ冷却蒸気は、内側冷却室から出口
を通って排出される。その冷却蒸気は、少なくとも内室に流入してそこで高温ガ
スと混合することがないように、密閉冷却回路内を導かれる。このために、内側
壁は特に、蒸気が通過できないように形成されている。
の対流冷却に加えて、内側壁が特に高い冷却効果を保証する衝突冷却で冷却され
ることが有利である。冷却蒸気を利用することにより、冷却流体として空気を利
用する場合に比べて、多くの利点が得られる。即ち、冷却蒸気は空気に比べて高
い熱容量を有し、従って、高い冷却効果を生ずる。これによって、内側壁から冷
却のために必然的に排出すべき熱量は僅かとなり、同時に、内側壁は空気で冷却
する場合よりも低い温度に、例えば200℃より低い温度に保てる。この効果的
な冷却により、一方では、高温ガスは、壁構造物を高温で、これを損傷すること
なしに、貫流ないし洗流することができる。他方では、本発明の構造的形態およ
び効果的な冷却方法は、燃焼器を貫流する高温ガスを、特に冷却蒸気と高温ガス
との混合が行われないことによって、僅かしか冷やさない。従って、燃焼器の高
温ガス出口開口における高温ガス温度、即ちタービン入口温度が変わらない場合
、燃焼中に生ずる火炎の温度が低くなり、これは、燃焼の際に生ずるNOx化合
物の発生量を減少するように作用する。更に、冷却流体として冷却蒸気を利用す
る場合、燃焼器を冷却するために圧縮機からの空気を利用する必要がなくなり、
その際に節約された圧縮機からの空気は燃焼用に導かれ、及び/又は他の構造部
品を冷却するために利用できる。更に密閉蒸気冷却回路の場合、冷却蒸気が失わ
れることはなく、冷却蒸気が入口を通して外側冷却室に流入する圧力並びに温度
を、それぞれ任意に設定できる。更にまた、冷却蒸気で吸収した熱はその後のプ
ロセス過程で回収できる。
。この実施態様において、内側冷却室に流れ込んだ冷却蒸気は、内室内に存在し
高温ガス出口開口の方向に流れる高温ガスと対向流で導かれて排出される。この
実施態様において、内側冷却室内を導かれる冷却蒸気と内室内を導かれる高温ガ
スとの温度差が内側壁に沿ってほぼ一定しているという利点がある。これによっ
て、高い冷却効率が生ずる。
度分布が均一で一定している場合、内側壁から熱が、非常に高い熱流束密度で冷
却流体に伝達され、排出されることが確認されている。壁構造物は、好適には、
冷却蒸気が外側冷却室内において外側流れ方向に、並びに内側冷却室内において
内側流れ方向に、それぞれほぼ均一で一定した速度分布で導かれるように、形成
されている。従って、外側冷却室は外側流れ方向に沿って変化する外側断面積を
有し、この外側断面積が、その外側断面積の下流で中間壁に存在する多数の開口
の開口面積の全合計に対してほぼ一定の第1の比率を有している。更に、内側冷
却室は内側流れ方向に沿って変化する内側断面積を有し、この内側断面積が、そ
の内側断面積の上流で中間壁に存在する多数の開口の開口面積の全合計に対して
ほぼ一定の第2の比率を有している。その第1の比率および第2の比率がほぼ同
じで、特に0.08であることが有利である。これによって、外側冷却室内およ
び内側冷却室内においてそれぞれ生ずる冷却蒸気の速度分布はほぼ均一で一定し
ている。これによって、内側壁から熱は、500〜900kW/m2の高い熱流 束密度で冷却蒸気に伝達され、放出される。更に、これによって、内側壁から冷
却蒸気に伝達される熱の熱流束密度は、内側壁に沿ってほぼ均一である。これは
、内側壁におけるほぼ均一な温度分布を生じさせ、これによって、内側壁の僅か
な熱応力および高い冷却効率が保証される。更に、入口を通して流入する冷却蒸
気と出口から流出する冷却蒸気との圧力差は非常に小さく、これは蒸気流れ損失
が僅かであることを意味する。
である。これによって、内側壁及び/又は中間壁は、熱機械変形を吸収するため
に熱膨張運動できる。これによって、それらに許容できない応力が発生すること
が防止される。この固定装置は、好適には、ばね力を与えられたボルトを有し、
このボルトは外側壁にある貫通開口を蒸気密に貫通して導かれ、内側壁に固く結
合され、外側壁に弾力的に保持されている。
厚を有している。
開口における部位が、熱機械変形を吸収するために湾曲して形成されている。内
側壁及び/又は中間壁の変形は高温ガス入口開口の範囲で吸収され、これによっ
て内側壁及び/又は中間壁に許容できない応力が発生することは防止される。
る空洞を有し、この空洞は流れ技術的に外側冷却室および内側冷却室に接続され
ている。これによって、この燃焼器がガスタービンに利用された際、外側冷却室
に流入した冷却蒸気の一部は、その空洞内に流入し、この空洞から内側冷却室に
導かれて排出される。これによって、壁構造物の高温ガス出口開口の範囲を追加
的に冷却できる。
口の範囲において、この入口開口を包囲する空洞が設けられ、この空洞が流れ技
術的に内側冷却室に接続され、冷却蒸気の空洞出口を有している。壁構造物の高
温ガス入口開口の範囲を冷却するために、内側冷却室に流れ込んだ冷却蒸気は、
その空洞内に導かれ、この空洞出口からもっと先の空洞内に導かれて排出される
。
熱層が設けられていることが有利である。内側壁が金属で構成されているとき、
内側壁の内室側にある金属が高温のために酸化してしまう。その金属内側壁の酸
化は効果的な冷却によって少なくともかなり減少され、これによって、断熱層を
設けるための拡散層あるいは接続層は省かれる。従って、断熱層は単純な被覆方
法によって特に大気中で設けられる。このようにして、金属内側壁は、高い熱放
射および700W(m2K)〜1200W(m2K)の高温ガス側の最高熱伝達係
数に耐えることができる。
に蛇行状の案内通路が形成され、これによって、入口を通して外側冷却室に流入
する冷却蒸気は、外側冷却室内において蛇行して導かれ、内側冷却室内において
蛇行して出口に向かって排出される。冷却蒸気の蛇行状案内通路は、冷却蒸気の
分布を向上させるほかに、内側壁と冷却蒸気との良好な熱交換を生じさせ、これ
に伴って内側壁の冷却が向上する。
有利である。このガスタービン用の環状燃焼器として形成された燃焼器の壁構造
物は、タービン軸を包囲する内側殻およびこの内側殻を一緒に包囲する複数の外
側殻部分を有している。これによって、環状燃焼器は簡単に組み立てることがで
きる。
)を有し、このフランジ状接合部位において、外側殻部分は互いに結合され、内
側壁及び/又は中間壁は熱膨張変形を吸収するために湾曲して形成されている。
面が高温ガスに曝される内側壁を有している燃焼器の蒸気式冷却方法において、
冷却蒸気が中間壁にある多数の開口を通って流れ、衝突冷却するために内側壁の
反高温ガス側に衝突することによって解決される。内側壁の反高温ガス側への衝
突冷却は、採用されるか採用された別の冷却方法のほかに、特に追加的な冷却作
用を生じさせる。
よって温まった冷却蒸気は、導入された高温ガスの流れ方向と逆向きに排出され
る。更にまた、中間壁の外側冷却室側に導入された冷却蒸気は、衝突冷却後の温
まった冷却蒸気の流れと逆向きに導かれる。これは、対向流原理と呼ばれている
。このような冷却方式は、内側壁から冷却蒸気に、500〜900kW/m2の 熱流束密度で、効果的に熱を放出する働きをする。
内側壁に与えられる圧力にほぼ一致する圧力を内側壁に与えるような圧力で導入
されることが有利である。これによって、内側壁に対する機械的要求は僅かにな
るので、内側壁は非常に薄く形成でき、従って、内側壁の冷却は向上し、内側壁
の熱応力は減少する。好適には、冷却蒸気は密閉系統で、特に回路内を導かれ、
これによって、冷却蒸気が内室に到達することはない。
され、特に、燃焼器を通して導かれる1200℃をかなり越える高温のガスを利
用するガスタービンにおける燃焼器として採用される。基礎材料、特に金属内側
壁に許容できない応力を生ずるような高温の高温ガスにおいて、内側壁の反高温
ガス側を冷却蒸気で衝突冷却することによって、内側壁と冷却蒸気との熱交換が
生じさせられ、これによって、内側壁は十分低い温度レベルに、特に850℃よ
り低い温度レベルに冷却される。
却方法を詳細に説明する。図には、本発明の説明にとって必要な構造的および機
能的特徴が、実寸の尺度通りでなしに、概略的に示されている。各図において、
同一部分には同一符号が付されている。
は壁構造物3を有している。この壁構造物3は高温ガス32の入口開口4と出口
開口5とを有し、高温ガス32を案内する内室2を包囲している。壁構造物3は
内側壁6とこれを包囲する外側壁7とを有している。外側壁7と内側壁6との間
に中間室8が存在している。この中間室8内に、この中間室8を外側冷却室13
と内側冷却室14とに分割する中間壁12が配置されている。中間壁12は多数
の開口15を有している。冷却流体11の入口9は外側冷却室13に開口し、冷
却流体11の出口10は内側冷却室14に開口している。その出口10および入
口9は燃焼器1の入口開口4の範囲に配置されている。
れている。分かり易くするために、図1には、2つの固定装置16しか示されて
いない。更に、内側壁6および中間壁12は、入口開口4の範囲に、熱膨張変形
を吸収するために湾曲して形成された部位19、19aを有している。内側壁6
は4.0〜8.0mmの厚さDを有し、更に、内室2側に断熱層23を有してい
る。壁構造物3は燃焼器1の出口開口5の範囲に、この出口開口5を包囲する空
洞20を有している。この空洞20は流れ技術的に外側冷却室13および内側冷
却室14に接続されている。壁構造物3は入口開口4の範囲に、この入口開口4
を包囲する空洞21を有している。この空洞21は流れ技術的に内側冷却室14
に接続され、冷却流体11の空洞出口22を有している。
て冷却蒸気11が外側冷却室13に流入し、そこから多数の開口15を通って内
側冷却室14に流れ込み、その際、冷却蒸気11は内側壁6に衝突する。内側冷
却室14に流れ込んだ冷却蒸気11は出口10を通して排出される。その場合、
内側壁6はそれに沿って流れる冷却蒸気11に放熱することによって対流冷却さ
れる。冷却蒸気11が内側壁6に衝突することによって、内側壁6の追加的な衝
突冷却が達成される。高温ガス入口開口4の範囲に、冷却蒸気11の入口9およ
び出口10が配置されている結果、内側冷却室14に流れ込んで温まった冷却蒸
気11b(図3参照)は、内室2内を出口開口5の方向に流れる高温ガス32に
対して対向流で、且つ外側冷却室13内を導かれる冷たい冷却蒸気11a(図3
参照)に対して対向流で流れる。この冷却蒸気の案内方式の利点は、温まった冷
却蒸気11b(図3参照)と内側壁6に沿って流れる高温ガス32との温度差が
小さいという点にあり、これは、内側壁6の熱機械応力を小さくする。その場合
、内側壁6は一様に効果的に冷却される。
0に導かれる。これによって、壁構造物3は出口開口5の範囲が冷却される。そ
してこの冷たい冷却蒸気11aの一部は、空洞20から内側冷却室14に導かれ
て排出される。内側冷却室14内を導かれる温まった冷却蒸気11b(図3参照
)は空洞21に導かれる。これによって、壁構造物3は入口開口4の範囲が冷却
される。温まった冷却蒸気11bはその空洞21から空洞出口22を通して排出
される。空洞20および空洞21がそれぞれ壁構造物3の構造部分であることに
よって、冷却蒸気11a、11bは、摩擦損失が僅かであり従って蒸気流損失が
僅かであるように、壁構造物3を貫流して導かれる。
変形を柔軟に吸収するために使われる。これによって、内側壁6および中間壁1
2の許容できない応力発生が防止される。
4との間に中間壁12が存在している。この中間壁12には、衝突冷却用の多数
の開口15が一様に分布して設けられている。ここでは分かり易くするために、
数個の開口15しか示されていない。外側冷却室13内において、冷たい冷却蒸
気11aは外側流れ方向76に流れる。冷たい冷却蒸気11aは多数の開口15
を通って内側冷却室14に流れ込み(図3も参照)、温まった冷却蒸気11bは
内側流れ方向81に導かれて排出される(図3も参照)。外側冷却室13は、外
側断面積71を持ち外側流れ方向76に対してほぼ垂直な外側冷却室断面70を
有している。外側断面積71は、外側冷却室断面70の下流において中間壁12
に存在するすべての開口15の開口面積100の全合計に対してほぼ一定の第1
の比率を有している。外側断面積71は外側流れ方向76に徐々に小さくなって
いる。外側冷却室13の形状に類似して、内側冷却室14は、内側断面積77を
持ち内側流れ方向81に対してほぼ垂直な内側冷却室断面101を有している。
内側断面積77は、内側冷却室断面101の上流において中間壁12に存在する
すべての開口15の開口面積100の全合計に対してほぼ一定の第2の比率を有
している。内側断面積77は内側流れ方向81に徐々に増大している。外側冷却
室13および内側冷却室14は、第1の比率および第2の比率がほぼ同じ大きさ
で、0.08であるように、設計されている。これによって、内側冷却室14内
を流れる温まった冷却蒸気11b(図3も参照)並びに外側冷却室13内を流れ
る冷たい冷却蒸気11a(図3も参照)がそれぞれ一様な速度分布で流れること
が保証される。そのような一様な速度分布で流れる冷却蒸気によって、内側壁か
ら熱が、500〜900kW/m2の高い熱流束密度で放出される。これによっ て、内側壁を有効に冷却できる。
7は外側壁7にある貫通開口18を主軸線48に沿って貫通している。ボルト1
7の内側壁6側端33に、環状フランジ35付きの管状ブッシュ34が設けられ
ている。このブッシュ34およびボルト端33は、ボルト端33がブッシュ34
にねじ込まれるように形成されている。更に、環状フランジ35は管状ブッシュ
34の外側冷却室13側端60に設けられている。内側壁6に内側冷却室14に
向いて突出して、凹所37付き厚肉部36が設けられている。その凹所37の中
に管状ブッシュ34が、中間壁12が厚肉部36と環状フランジ35との間に固
く保持されるように、固く固定されている。そのブッシュ34および凹所37は
、ブッシュ34が凹所37にねじ込まれるように形成されている。
を有している。この凹所38の中に管状ブッシュ39がはめ込まれ、特に溶接(
図示せず)で固定されている。この管状ブッシュ39はその外側冷却室13側端
61に、主軸線48に向いた環状フランジ40を有している。ボルト17の反内
側冷却室14側端41に、補助管状ブッシュ42が配置されている。この管状ブ
ッシュ42は主軸線48に向いた補助環状フランジ43を備えている。この補助
環状フランジ43は補助管状ブッシュ42の反外側冷却室13側端62に設けら
れている。補助環状フランジ43はボルト17をきつく取り囲み、その補助管状
ブッシュ42は主軸線48に対して平行に移動できる。補助管状ブッシュ42は
管状ブッシュ39の中に主軸線48に対して平行に移動可能にぴったりはめ込ま
れている。その場合、環状フランジ40と補助環状フランジ43との間において
、ボルト17の周りに、ばね室44が形成されている。
る。このコイルばね44aは、一端が環状フランジ40に、他端が環状フランジ
43に接している。補助管状ブッシュ42はボルト17の反内側冷却室14側端
41に、調整素子45の片側面で、環状フランジ40と補助管状ブッシュ42と
の間にばね中間室46が存在するように、固定されている。この場合、調整素子
45はその位置を主軸線48の方向に変位できるように形成され、これによって
、ばね44aはそのバイアス圧を調整するために圧縮できる。補助環状フランジ
43とボルト17との間、並びに管状ブッシュ39と補助管状ブッシュ42との
間に、それぞれ蒸気漏れ止めシール47が設けられている。
に主軸線48に対して平行な方向に、調整素子45で調整できる長さにわたって
移動できる。冷却蒸気11aが外側冷却室13から貫通開口18を通って流出す
ることは、蒸気漏れ止めシール47によって防止される。
。この燃焼器1は追加的な特徴として、弾性クロスピース49を有している。他
の詳細については図1を参照されたい。クロスピース49は、外側冷却室13お
よび内側冷却室14内にそれぞれ、外側壁7と中間壁12との間ないしは中間壁
12と内側壁6との間に、配置されている。これによって、蛇行状案内通路24
が形成されている(図5参照)。
4を備えた壁構造物3が部分展開図で示されている。その断面は外側冷却室13
内において外側壁7と中間壁12に対して平行に延びている。クロスピース49
の配置によって、案内通路24は蛇行状に形成されている。冷却蒸気11は燃焼
器1を冷却する目的で、破線63で示されている入口9を通って、外側冷却室1
3に到達し、蛇行状案内通路24に沿って流れる。その冷却蒸気11は開口15
を通って内側冷却室14の中に流れ込み、その内側冷却室14内でクロスピース
49で形成された案内通路24に沿って出口10の方向に流れ、そこから排出さ
れる。外側冷却室13内を流れる冷たい冷却蒸気11a(図3参照)は実線矢印
で示され、内側冷却室14内を流れる温まった冷却蒸気11b(図3参照)は破
線矢印で示されている。冷たい冷却蒸気11a(図2参照)は温まった冷却蒸気
11b(図3参照)に対して対向流で流れる。これによって、冷却蒸気11a(
図3参照)の良好な分配が達成され、内側壁6と冷却蒸気11b(図3参照)と
の熱交換が向上する。
で示されている。この環状燃焼器50の壁構造物52は、図1における燃焼器1
の壁構造物3の構造にほぼ相当し、ここでは多分割構造に形成され、その内側殻
26はタービン軸25を包囲している。更に、環状燃焼器50の壁構造物52は
上下の外側殻半部27、28に分割された外側殻53を有している。これらの外
側殻半部27、28はフランジ状接合部位(接合フランジ)29、30を有し、
ここで互いに結合されている。高温ガス32が案内される燃焼器1の内室2の位
置は、破線で示されている。環状燃焼器50はその円周にわたって複数の燃焼器
開口を有し、これらの燃焼器開口の中にバーナがはめ込まれている。ここでは分
かり易くするために、それぞれバーナ56、57を備えた2つの燃焼器開口54
、55しか示されていない。
れている。そこでは外側殻半部27、28のフランジ状接合部位29、30の範
囲しか示されていない。外側壁7、内側壁6、中間壁12は、接合部位29、3
0の範囲において湾曲して形成されている。内側壁6および中間壁12は接合部
位29ないしは30においてそれぞれ共通の壁58ないし59に移行している。
この共通壁58、59は外側壁27、28と共にフランジ状接合部位29、30
を形成している。接合部位29、30は特にボルト結合装置(図示せず)によっ
て互いに結合されている。内側壁は湾曲して形成された部位31、32を有して
いる。この湾曲部位31、32および接合部位29、30における湾曲して形成
された中間壁12は、発生した熱機械変形を柔軟に吸収し、これによって熱応力
による損傷を防止できるようにするために、熱膨張運動可能に設計されている。
に冷たい冷却蒸気11aが導入される。冷たい冷却蒸気11aは中間壁12にあ
る開口15を通って内側冷却室14に流れ込み、内側壁6に衝突冷却のために衝
突する。これによって、高温ガス32で加熱された内側壁6は冷却される。
1bは、好適には、導入された冷たい冷却蒸気11aの流れ方向と逆向きに、お
よび内室2内を案内される高温ガス32の流れ方向と逆向きに導かれて排出され
る。これは対向流原理と呼ばれる。
を有し、この中間壁が外側壁と高温ガスに曝される内側壁との間に配置され、外
側壁と中間壁との間に外側冷却室が形成され、内側壁と中間壁との間に内側冷却
室が形成されている燃焼器を特徴とする。この場合、内側壁の衝突冷却が得られ
る。
概略模型図、
Claims (17)
- 【請求項1】 内室(2)を包囲し入口開口(4)と出口開口(5)とを備
えた壁構造物(3)を有し、この壁構造物(3)が内側壁(6)と外側壁(7)
とを有し、内側壁(6)が外側壁(7)によって、外側壁(7)と内側壁(6)
との間に冷却蒸気(11)に対する入口(9)と出口(10)とを有する中間室
(8)が形成されるように包囲されている燃焼器(1)において、中間室(8)
内に中間壁(12)が設けられ、この中間壁(12)が、中間室(8)を、外側
壁(7)と中間壁(12)との間の外側冷却室(13)と、内側壁(6)と中間
壁(12)との間の内側冷却室(14)とに分割すると共に、内側壁(6)を衝
突冷却するために冷却蒸気(11)が貫流するための多数の開口(15)を有し
、入口(9)が外側冷却室(13)に、出口(10)が内側冷却室(14)に開
口していることを特徴とする燃焼器。 - 【請求項2】 出口(10)及び/又は入口(9)が入口開口(4)の範囲
に配置されていることを特徴とする請求項1記載の燃焼器。 - 【請求項3】 外側冷却室(3)が外側流れ方向(76)に沿って変化する
外側断面積(71)を有し、この外側断面積(71)が、その外側断面積の下流
で中間壁(12)に存在する多数の開口(15)の開口面積の全合計に対してほ
ぼ一定の第1の比率を有し、内側冷却室(14)が内側流れ方向(81)に沿っ
て変化する内側断面積(77)を有し、この内側断面積(77)が、その内側断
面積(77)の上流で中間壁(12)に存在する多数の開口(15)の開口面積
(100)の全合計に対してほぼ一定の第2の比率を有し、その第1の比率およ
び第2の比率がほぼ同じで、特に0.08であることを特徴とする請求項1又は
2記載の燃焼器。 - 【請求項4】 内側壁(6)および中間壁(12)が外側壁(7)に弾性固
定装置(16)で保持されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
1つに記載の燃焼器。 - 【請求項5】 固定装置(16)がボルト(17)を有し、このボルト(1
7)が外側壁(7)にある貫通開口(18)を蒸気密に貫通して導かれ、内側壁
(6)に固く結合され、外側壁(7)に弾力的に保持されていることを特徴とす
る請求項4記載の燃焼器。 - 【請求項6】 内側壁(6)が4.0〜8.0mmの壁厚(D)を有してい
ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の燃焼器。 - 【請求項7】 内側壁(6)及び/又は中間壁(12)の入口開口(4)に
おける部位(19、19a)が、熱機械変形を吸収するために湾曲して形成され
ていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の燃焼器。 - 【請求項8】 壁構造物(3)が出口開口(5)を包囲する空洞(20)を
有し、この空洞(20)が流れ技術的に外側冷却室(13)および内側冷却室(
14)に接続されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記
載の燃焼器。 - 【請求項9】 入口開口(4)を包囲する空洞(21)が設けられ、この空
洞(21)が流れ技術的に内側冷却室(13)に接続され、冷却蒸気(11)の
空洞出口(22)を有していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1
つに記載の燃焼器。 - 【請求項10】 内側壁(6)が内室(2)側に断熱層(23)を有してい
ることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の燃焼器。 - 【請求項11】 ガスタービン用の環状燃焼器(50)として形成されてい
ることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の燃焼器。 - 【請求項12】 壁構造物(3)がタービン軸(25)を包囲する内側殻(
26)およびこの内側殻(26)を一緒に包囲する複数の外側殻部分(27、2
8)を有していることを特徴とする請求項11記載の燃焼器。 - 【請求項13】 フランジ状接合部位(29、30)が設けられ、このフラ
ンジ状接合部位(29、30)において、外側殻部分(27、28)が互いに結
合され、外側殻部分(27、28)の内側壁(6)及び/又は中間壁(12)が
、熱機械変形を吸収するために湾曲して形成されていることを特徴とする請求項
12記載の燃焼器。 - 【請求項14】 高温ガス(32)を案内するために使われ片側面が高温ガ
ス(32)に曝される内側壁(6)を有している燃焼器(1)の蒸気式冷却方法
において、冷却蒸気(11)が中間壁(12)にある多数の開口(15)を通っ
て流れ、衝突冷却するために内側壁(6)の反高温ガス(32)側に衝突するこ
とを特徴とする燃焼器の蒸気式冷却方法。 - 【請求項15】 内側壁(6)と中間壁(12)との間に存在し衝突冷却に
よって温まった冷却蒸気(11b)が、案内される高温ガス(32)の流れ方向
と逆向きに、および衝突冷却のために導入された冷たい冷却蒸気(11a)の流
れ方向と逆向きに、導かれて排出されることを特徴とする請求項14記載の方法
。 - 【請求項16】 冷却蒸気(11)が、案内される高温ガス(32)によっ
て内側壁(6)に与えられる圧力にほぼ一致する圧力を内側壁(6)に与えるよ
うな圧力で導入されることを特徴とする請求項14又は15記載の方法。 - 【請求項17】 冷却蒸気(11)が、内室(2)に到達することなしに、
内側冷却室(14)から排出されることを特徴とする請求項14ないし16のい
ずれか1つに記載の方法。
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