JP2005076982A - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

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和史 池田
Tatsuo Ishiguro
達男 石黒
Katsunori Tanaka
克則 田中
Satoshi Tanimura
聡 谷村
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    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23MCASINGS, LININGS, WALLS OR DOORS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION CHAMBERS, e.g. FIREBRIDGES; DEVICES FOR DEFLECTING AIR, FLAMES OR COMBUSTION PRODUCTS IN COMBUSTION CHAMBERS; SAFETY ARRANGEMENTS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION APPARATUS; DETAILS OF COMBUSTION CHAMBERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R2900/00Special features of, or arrangements for continuous combustion chambers; Combustion processes therefor
    • F23R2900/00014Reducing thermo-acoustic vibrations by passive means, e.g. by Helmholtz resonators

Abstract

【課題】 耐熱性能が高い燃焼振動抑制手段を備えたガスタービン燃焼器を提供する。
【解決手段】 燃焼器ライナの周方向に、燃焼器ライナの直径以上の長さ延長する音響ライナ(共鳴箱)を設置する。音響ライナが設置されている部分の燃焼器ライナの壁面には孔が設けられており、燃焼器ライナの内部の燃焼ガスと音響ライナの内部のガスとは共鳴し、孔の壁面の摩擦により燃焼振動が減衰される。音響ライナは内部に仕切りを持たず、燃焼器ライナの直径以上の長さの空間を有している。音響ライナはプレス加工により鋭角あるいは直角を有しないように成形されるため、応力集中が少なく耐熱強度が強い。
【選択図】図1

Description

本発明はガスタービン燃焼器に関し、特に燃焼振動を低減するための構造を備えたガスタービン燃焼器に関する。
ガスタービンプラントは、圧縮機と、燃焼器と、タービンとを有している。圧縮機は空気を取り込んで圧縮し、高圧の圧縮空気を吐出する。吐出された圧縮空気は燃焼器に取り入れられ、燃焼器に加えられた燃料とともに燃焼されて高温の燃焼ガスとなる。燃焼ガスはタービンに取り入れられ、タービンを駆動する。
燃料が燃焼される際、燃焼器内に燃焼振動が発生することがある。ガスタービンプラントが安定して運転されるために、燃焼器の燃焼振動が効果的に抑制されることが望まれる。
内部に燃焼領域を有する筒体を備え、その筒体には、空洞を有する共鳴器が外周に環装されるとともに、その空洞に開口する吸音孔が形成されることを特徴とするガスタービンエンジンが知られている(特許文献1参照)。
ガスタービン発電プラントの燃焼器の燃焼不安定性を抑制するための共鳴器モジュールが開示されている。その共鳴器モジュールは尾筒の周囲に取り付けられ、第1部材と第2部材とを含んでいる。第1部材は、尾筒の流路の直径よりも実質的に小さいサイズを有し、流路と連通する複数の開口を有している。第2部材は、第1部材と概ね等しいサイズを有している。第2部材は、全体的に第1部材とは離れており、第1部材との間に気体の空間を形成する(特許文献2参照)。
ガスタービン燃焼器において冷却空気側と高温ガス側とを仕切る壁部材の冷却空気側をカバーで覆いキャビティーを形成した二重壁部を有し、そのカバーにインピンジメント冷却孔を備え、二重壁部の壁部材に高温ガス側とキャビティーとを連通する吸音孔を備えたガスタービン冷却構造であって、壁部材内に冷却蒸気を通す蒸気冷却通路を吸音孔をかわして設けてなることを特徴とするガスタービン燃焼器冷却構造が知られている(特許文献3参照)。
特開2002−174427号公報 米国特許US6530221−B1号公報 特開2003−214185号公報
本発明の目的は、耐熱性能が高い燃焼振動抑制手段を備えたガスタービン用燃焼器を提供することである。
本発明の他の目的は、軽量な燃焼振動抑制手段を備えたガスタービン用燃焼器を提供することである。
本発明の更に他の目的は、構造が簡素な燃焼振動抑制手段を備えたガスタービン用燃焼器を提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
なお、以下の説明において、第1範囲、第1共鳴空間、第1底部、第1側面部、第1平板部、第1曲面部、第1スラグ孔、第1取出しステップ、第2範囲、第2共鳴空間、第2底部、第2側面部、第2平板部、第2曲面部、第2スラグ孔、及び第2取出しステップという表現が用いられる。これらの表現に用いられている「第1」は燃焼筒に関係していることを示し、「第2」はスワラ支持筒に関係していることを示している。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)は、スワラ支持筒と、スワラ支持筒に接続され内部に燃焼領域(9)を形成する燃焼筒(2)と、燃焼筒(2)の所定の第1範囲に設けられ、燃焼筒(2)との間に第1共鳴空間を形成する燃焼筒ハウジング(10)とを具備している。燃焼領域(9)と第1共鳴空間とは複数の燃焼筒貫通孔(14)により連通している。燃焼筒ハウジング(10)の最大長さは、燃焼筒(2)の直径以上である。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒(2)の壁面と、燃焼筒ハウジング(10)の燃焼筒(2)の壁面に対向する面との距離は10mmから30mmの範囲内である。燃焼筒貫通孔(14)は孔径が1mmから5mmの範囲内である。第1範囲の面積に対する燃焼筒貫通孔の面積の合計は3パーセントから10パーセントの範囲内である。燃焼筒(2)の壁面は板厚が2mmから7mmの範囲内である。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒ハウジング(10)は、燃焼筒(2)の直径方向に垂直な第1底部(18)と、第1底部(18)と燃焼筒(2)とを接続し、燃焼筒ハウジング(10)を貫通する孔(12)を有する第1側面部とを有している。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、第1側面部は、概ね平らな第1平板部(20)と、第1底部(18)と第1平板部(20)とをなめらかに繋ぐ第1曲面部とを有している。第1底部(18)と第1平板部(20)とは鈍角をなして配置されている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒ハウジング(10)の第1共鳴空間に面しない側の側面と、燃焼筒(2)とは、鈍角をなして接合されている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒ハウジング(10)は、燃焼筒(2)の直径方向に垂直な第1底部(18)と、第1底部(18)と燃焼筒(2)とを接続する第1側面部(23)とを有している。第1側面部(23)は、概ね平らな第1平板部(20)と、第1底部(18)と第1平板部(20)とをなめらかに繋ぐ第1曲面部(21)とを有している。第1底部(18)と第1平板部(20)とは鈍角をなして配置されている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒ハウジング(10)と燃焼筒(2)とによって囲われる空間は、複数に隔離されていない。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、第1共鳴空間において、流体は燃焼筒(2)の直径以上の距離を自在に移動しうる。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒ハウジング(10)は、燃焼筒(2)の周方向に長い形状をしている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒ハウジング(10)の長手方向の両端部は互いに離れている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒ハウジング(10)が燃焼筒(2)に接合する部分は、燃焼筒(2)の周方向に長いオーバル形状をしている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、第1範囲は、燃焼筒(2)の周方向全周に連続している。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒ハウジング(10)は、一体成形されている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒ハウジング(10)は、プレス加工により成形されている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒ハウジング(10)において燃焼筒(2)の壁面と対向する面は、窪んだ中央部を有する。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒ハウジング(10)は燃焼筒(2)の外側に接合されている。燃焼筒(2)は、第1範囲の燃焼領域(9)に面する側に耐熱コーティング層を有する。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒貫通孔(14)は、所定の範囲において不均一に分布している。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、燃焼筒貫通孔(14)は、燃焼領域(9)の温度がより低い領域において数が少ない。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)は、スワラ支持筒の第2範囲に設けられ、スワラ支持筒との間に第2共鳴空間を形成するスワラ支持筒ハウジングを具備している。スワラ支持筒の内部に形成される空間と第2共鳴空間とは複数のスワラ支持筒貫通孔により連通している。スワラ支持筒ハウジングの最大長さは、スワラ支持筒の直径以上である。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒の壁面と、スワラ支持筒ハウジングのスワラ支持筒の壁面に対向する面との距離は10mmから30mmの範囲内である。スワラ支持筒貫通孔は孔径が1mmから5mmの範囲内である。第2範囲の面積に対する燃焼筒貫通孔の面積の合計は3パーセントから10パーセントの範囲内である。スワラ支持筒の壁面は板厚が2mmから7mmの範囲内である。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒ハウジングは、スワラ支持筒の直径方向に垂直な第2底部と、第2底部とスワラ支持筒とを接続し、スワラ支持筒ハウジングを貫通する孔を有する第2側面部とを有している。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、第2側面部は、概ね平らな第2平板部と、第2底部と第2平板部とをなめらかに繋ぐ第2曲面部とを有している。第2底部と第2平板部とは鈍角をなして配置されている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒ハウジングの第2共鳴空間に面しない側の側面と、スワラ支持筒とは、鈍角をなして接合されている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒ハウジングは板厚が1.6mmから5mmの範囲内である。スワラ支持筒ハウジングにおいてスワラ支持筒の直径方向に垂直な第2底部と、第2底部とスワラ支持筒とを繋ぐ側面とは、曲率半径が5mmから20mmの第2曲面部により接続されている。スワラ支持筒ハウジングの第2共鳴空間に面しない側の側面と、スワラ支持筒とは、110度以下の鈍角をなして接合されている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒ハウジングとスワラ支持筒とによって囲われる空間は、複数に隔離されていない。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、第2共鳴空間において、流体はスワラ支持筒の直径以上の距離を自在に移動しうる。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒ハウジングは、スワラ支持筒の周方向に長い形状をしている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒ハウジングの長手方向の両端部は互いに離れている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒ハウジングがスワラ支持筒に接合する接合部は、スワラ支持筒の周方向に長いオーバル形状をしている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、第2範囲は、スワラ支持筒の周方向全周に連続している。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒ハウジングは、一体成形されている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒ハウジングは、プレス加工により成形されている。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒ハウジングにおいてスワラ支持筒の壁面と対向する面は、窪んだ中央部を有する。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒ハウジングはスワラ支持筒の外側に接合されている。スワラ支持筒は、第2範囲の内壁に耐熱コーティング層を有する。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒貫通孔は、所定の範囲において不均一に分布している。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)において、スワラ支持筒貫通孔は、スワラ支持筒の内部の温度がより低い領域において数が少ない。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)の製造方法は、燃焼筒ハウジング(10)に第1スラグ孔を設けるステップと、燃焼筒ハウジング(10)を溶接により燃焼筒(2)に接合するステップと、燃焼筒ハウジング(10)の内部に残留する溶接スラグを第1スラグ孔より取り出す第1取出しステップとを具備している。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)の製造方法は、第1取出しステップの後で第1スラグ孔を塞ぐステップを具備している。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)の製造方法は、スワラ支持筒ハウジングに第2スラグ孔を設けるステップと、スワラ支持筒ハウジングを溶接によりスワラ支持筒に接合するステップと、スワラ支持筒ハウジングの内部に残留する溶接スラグを第2スラグ孔より取り出す第2取出しステップとを具備している。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)の製造方法は、第2取出しステップの後で第2スラグ孔を塞ぐステップを具備している。
本発明によれば、耐熱性能が高い燃焼振動抑制手段を備えたガスタービン用燃焼器が提供される。
更に本発明によれば、軽量な燃焼振動抑制手段を備えたガスタービン用燃焼器が提供される。
更に本発明によれば、構造が簡素な燃焼振動抑制手段を備えたガスタービン用燃焼器が提供される。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1を参照すると、ガスタービン用の燃焼器の構成が示されている。燃焼器1は、燃焼筒2を備えている。燃焼筒2は、内部に燃焼領域9を形成し、外部に冷却空気領域7と接する筒状をなしている。燃焼筒2の上流側には、予混合ノズル4と、パイロットノズル6とが設けられている。燃焼筒2には、空気を導入するためのバイパス流路8が設けられている。燃焼筒2には、図示しない圧縮機から吐出される圧縮空気の一部を導入するための空気取入れ口13が設けられている。
燃焼筒2には多数の孔14が設けられている。孔14が設けられた領域における燃焼筒2の外周(燃焼筒2から見て冷却空気領域7に接する側)には、燃焼筒2の壁面との間に空間を形成するハウジング10a、10bが取り付けられている。ハウジング10a、10bの側面には冷却孔12が設けられている。冷却孔12は、ハウジング10a、10bの上流側により多く設けられていることが好ましい。ハウジング10a、10bの燃焼筒2の壁面に対向する面にはパージ孔22が設けられている。以下、多数の孔14とハウジング10で構成される燃焼振動抑制手段を音響ライナと称する。
燃焼筒2の空気取入れ口13が設けられている部分の内周(燃焼筒2から見て燃焼領域7の側)には、燃焼筒2の壁面との間に空間を形成するハウジング10cが設けられている。ハウジング10cの燃焼筒2と接する接合部は、下流側に隙間16を有しており、隙間16によりハウジング10cの内部と燃焼領域9とは連通している。空気取入れ口13は、ハウジング10cが設けられていない部分にも設けられていることが好ましい。ハウジング10cは予混合ノズル4の近傍に設けられているが、より下流側に設けられてもよい。
図1に示される燃焼器のA−A´における断面図が図2Aに示されている。ハウジング10aは、燃焼筒2の外周を一周して環装されている。ハウジング10aの内部は仕切りが設けられておらず、一体的な空間をなしている。そのため、ハウジング10aは製造が容易であり、軽量である。
燃焼領域9には、他よりも高温となる高温領域17がある。高温領域17は、概ね予混合ノズル4の下流に位置している。高温領域17に近い場所における燃焼筒2の壁面には、孔14が多く設けられている。高温領域17からより遠い場所における燃焼筒2の壁面には、孔14がより少なく設けられているか、または孔14が設けられていない。
図1に示される燃焼器のB−B´における断面図が図2Bに示されている。ハウジング10bは、燃焼筒2の外周のうち360度未満の所定の角度の領域をカバーして設けられている。そのため、燃焼筒2の周囲に構造物が設けられている場合にその構造物がある部分を除く部分に装着することが可能である。ハウジング10bが燃焼筒2の周方向に覆う長さは、燃焼筒2の直径よりと同じか、より大きいことが好ましい。言い換えれば、ハウジング10bが燃焼筒2の周方向に覆う角度は概ね115度以上であることが好ましい。ハウジング10aの内部は仕切りが設けられておらず、一体的な空間をなしている。そのため、ハウジング10aは製造が容易であり、軽量である。
本実施の形態の変形例における燃焼器の断面図が図2Cに示されている。燃焼筒2の外周には、燃焼筒の外周のうち115度以上かつ180度未満の所定の角度の領域をカバーする2つのハウジング10cが、燃焼筒の軸方向に関して同じ位置に設けられている。
燃焼領域9には、他よりも高温となる高温領域17がある。高温領域17に近い場所における燃焼筒2の壁面には、孔14が多く設けられている。高温領域17からより遠い場所における燃焼筒2の壁面には、孔14がより少なく設けられているか、または孔14が設けられていない。
図3を参照すると、ハウジング10(図1におけるハウジング10aまたは10bのいずれかを示す)の破断斜視図が示されている。ハウジング10は、燃焼筒2の壁面に接する側面部23と、側面部23に接し燃焼筒2の側面に対向する底部18とを有している。側面部23は、概ね平坦で燃焼筒2に接合された平板部20と、平板部20と底部18とを接続する曲面部21とを有している。
底部18にはパージ孔22が設けられている。平板部20には冷却孔12が設けられている。冷却孔12とパージ孔22とのうちの一方が無い構成も可能である。
ハウジング10が設けられている領域の燃焼筒2の燃焼領域9に面する側の面には、耐熱コーティング19が施されている。耐熱コーティング19の材質としては、セラミック、アルミナ、イットリウム合金が例示される。こうした耐熱コーティング19により、多数の孔14によって他の部分よりも強度が弱くなっている壁面の耐熱強度が強化される。
曲面部21は曲率半径が大きく、概ね10mm程度である。曲率が大きいことにより、角における応力集中は小さい。底部18は、燃焼筒2の壁面に概ね平行に対向している。底部18と平板部20とは、概ね100度程度の鈍角をなしている。そのため、角における応力集中は更に小さい。
ハウジング10は、プレス加工により成形されている。底部18は、曲面部21に近い領域に対して、曲面部21から遠い中央領域がわずかに凹んだ形状をしている。この凹んだ形状は、プレス加工により成形された工作物の底部に通常見られる形状である。
図4を参照すると、ハウジング10cの破断斜視図が示されている。ハウジング10cが設けられている部分の燃焼筒2の内壁には、空気取入れ口13が設けられている。ハウジング10cの底部18cには、多数の孔15が設けられている。ハウジング10cの下流側の端部には、底部18cと燃焼筒2の内壁との間に隙間16が設けられている。
燃焼筒2の壁面の内部には、燃焼筒2の軸方向に冷却溝26が設けられている。図5を参照すると、ハウジング10が設けられている付近の燃焼筒2の壁面を壁面に平行にスライスした断面図が示されている。壁面の内部には複数の冷却溝26が平行に設けられており、冷却溝26の間に孔14が設けられている。
図6Aを参照すると、ハウジング10の断面の形状が示されている。ハウジング10は、燃焼筒2に接合された側面部23と、側面部23に接続され燃焼筒2の壁面に対向する底部18とを有している。底部18は燃焼筒2の直径方向に垂直である。
側面部23は、概ね平らで燃焼筒2に接合された平板部20と、平板部20と底部18とをなめらかに繋ぐ曲面部21とを有している。底部18と平板部20とは鈍角をなして配置されている。
図6Bを参照すると、実施の形態の変形例におけるハウジングの断面の形状が示されている。ハウジング10dは、燃焼筒2の軸方向に切断したときの断面が、楕円を長径で切断した半楕円形の底部18dと、底部18dの長径に位置する燃焼筒2の壁面とを含む形状をしている。こうしたハウジング10dは、応力集中が少なく強度の面で有利である。
図6Cを参照すると、実施の形態の他の変形例における音響ライナの断面の形状が示されている。ハウジング10eは、図3に示されるハウジング10における底部18が、燃焼筒2の壁面から離れる方向に凸の底部18eとなっている。こうしたハウジング10eは、曲面部21eにおける応力集中が少なく強度の面で有利である。
音響ライナの特性は、ハウジング内の空間はバネのように働き、貫通孔の流体粒子が質量のように働き、貫通孔部での流体抵抗が減衰として働くような単純な振動モデルで考えることができる。対策したい燃焼振動の周波数、大きさに合わせて、ハウジング内の空間の寸法、貫通孔の孔径、孔ピッチ、燃焼筒の壁面の板厚を決める必要がある。
発明者は、次のように設計された音響ライナにより好ましい吸音特性を得た。
(1)燃焼筒2の壁面とハウジング10の底部18との距離は10mmから30mmの範囲内である。
(2)孔14が設けられている領域(即ち、ハウジング10により覆われている領域)の面積に対する孔14の面積の合計は3パーセントから10パーセントの範囲内である。
(3)燃焼筒2の壁の板厚は2mmから7mmの範囲内である。
音響ライナの特性は、これらの数値が相互に関連しあって決まる。そのため、(1)から(3)までの条件を同時に満たす構造を備えた燃焼器は、格別の相乗的効果を奏する。
音響ライナは、燃焼筒2の壁とハウジング10の二重構造である。構造強度の観点から、燃焼筒2の壁とハウジング10の強度のバランスが重要である。
発明者は、次のように設計された音響ライナにより好ましい強度を有する燃焼器を得た。
(4)燃焼筒2の壁の板厚は2mmから7mmの範囲内である。
(5)ハウジング10の板厚は1.6mmから5mmの範囲内である。
(6)ハウジング10の底部18と平板部20とを接合する曲面部21の曲率半径は5mmから20mmの範囲内である。
(7)側面部23が燃焼筒2の壁に接する部分において、側面部23は燃焼筒2の壁の法線方向に対して0度より大きく20度以下の範囲内で傾斜している(すなわち、側面部23の冷却空気領域7に接している面と燃焼筒2の壁面とは110度以下の鈍角をなして接している)。
音響ライナの強度は、これらの数値が相互に関連しあって決まる。そのため、(4)から(7)までの条件を同時に満たす構造を備えた燃焼器は、格別の相乗的効果を奏する。こうした条件を満たす構造を備えた燃焼器は、さらに冷却溝26を備えていることにより、相乗効果的に高い強度が得られる。
更に、本発明の音響ライナは、より小さい(最大長さが燃焼筒の直径よりも小さい)音響ライナをより多い個数設ける構造、あるいはハウジングの内部に仕切りを設ける構造と比較して溶接部が少なく、強度が高い。
こうした仕切りのない構造と、上記の(1)から(3)までの条件を満たす構造と、上記の(4)から(7)までの条件とを同時に満たす構造を備えた燃焼器は、燃焼振動の抑制と強度の高さを同時に達成するという格別な相乗的効果を有する。
図7を参照すると、ハウジング10bがプレス加工される前の板金27の形状が示されている。板金27は、長方形の胴部28を備えている。胴部28には、冷却孔12とパージ孔22とが設けられている。胴部28の長手方向の両端には、半円形の端部30が溶接部32により接合されている。端部30の少なくとも一方には、溶接スラグを取出すために十分な大きさのスラグ抜き孔34が設けられている。
こうした板金27がプレス加工され、燃焼筒2の壁面に溶接されることにより、図3に示される断面形状を有するハウジング10が形成される。溶接の際に発生する溶接スラグは、スラグ抜き孔34から取り除かれる。スラグ抜き孔34は、燃焼器1を使用するときに存在しないほうが好ましい場合には、溶接により塞がれる。スラグ抜き孔34が設けられていることにより、残留スラグがハウジング10の特性に与える影響が低減される。
本発明による音響ライナは、燃焼筒のみならず、ガスタービン燃焼器の内筒、尾筒、あるいはスワラー支持筒に装着されることにより同様の効果を奏する。
以上の構成を備えた燃焼器1は、以下のように動作する。
燃焼器1を含むガスタービンシステムが駆動されると、図示しない圧縮機が吐出する冷却空気11が空気取入れ口13を通ってハウジング10cの内部に流入する。
予混合ノズル4とパイロットノズル6とから燃料と空気とが供給される。供給された燃料は図示しない着火装置により着火され、燃焼領域9には火炎と高温の、燃焼ガスとが充満する。高温の燃焼ガスは尾筒の下流側から流出し、図示しないガスタービンに供給される。
ハウジング10cの隙間16からは、冷却空気11が吹き出される。冷却空気11は、燃焼筒2の内壁に沿って流れ、内壁を冷却する。
冷却溝26には、冷却空気11あるいは蒸気が流される。これにより、燃焼筒2の壁面が効果的に冷却される。
燃焼領域9の内部の燃焼ガスにより、燃焼筒2に固有の振動数で燃焼振動が引き起こされる。孔14、15において燃焼ガスは激しく振動する。燃焼ガスと孔14、15の壁面との摩擦により、その振動は減衰する。すなわち、ハウジング10をバネに例えると、孔14、15はそのバネの振動を熱に変換して減衰させるダンパーの役割を果たす。その結果、燃焼器1の燃焼振動が抑制される。
ハウジング10が設けられている領域において、孔14が均一に設けられておらず、高温領域17に孔14が多くなるように設けられていることにより、高温領域17とより温度が低い領域との温度差によりハウジング10の内部に発生する対流が抑制される。そのため、燃焼領域9の燃焼ガスがハウジング10の内部に流入する方向の流れが抑制される。
ハウジング10の内部には、パージ孔22からパージ空気が流入する。流入したパージ空気により、ハウジング10の内部の圧力が高くなり、燃焼領域9の燃焼ガスがハウジング10の内部に流入することが抑制される。ハウジング10の内部には更に、冷却孔12から冷却空気11が流入する。冷却空気11は燃焼筒2の壁面を冷却する。そのため、孔14が設けられていることにより強度が他の領域よりも弱い壁面が効果的に冷却される。冷却孔12は、平板部20に設けられていることにより、パージ孔22よりも燃焼筒2の壁面に近いため、冷却孔12から流入した冷却空気11は燃焼筒2の壁面を効果的に冷却する。
ハウジング10の内部は小さく仕切られることが多い(特許文献2参照)。仕切りがない場合、燃焼器内から音響ライナに入射する音波の入射角によって音響ライナの吸音性能(音響ライナに入射する燃焼振動の音響エネルギを吸収する性能)が劣化するため、これを回避するために仕切りが採用されることが多い。しかし、本発明のハウジング10の内部には、仕切りが設けられていない。
本発明の発明者は、燃焼筒2の内部の共鳴モードを計算し、音響ライナの吸音特性を計算することにより、音響ライナの吸音性能が極度に劣化する音波の入射角の条件では、音響ライナがなくても、大きな燃焼振動は発生しないため、ハウジング内部に仕切りは必要ないことを発見した。
上記の計算においては、燃焼筒2の断面が円形であることと、ハウジング10が周方向に相当部分(例示:直径以上の長さ)の長さで燃焼筒2の壁面を覆っていることが条件として用いられた。上記の計算において、多数の仕切りを設けた場合とは、ハウジング10の内部が多数の小部屋に区切られ、それぞれ小部屋が燃焼筒2の壁面を覆う面の最大長さが、燃焼筒2の直径に比べて無視しうる程度に小さいことを示す。
本発明によるハウジング10は、上記の計算に基づき、仕切りを設けずに、多数の仕切りを設けたハウジング10と比較して同等の吸音性能を達成する。こうしたハウジング10は、仕切りが設けられないことにより、重量が小さい。こうしたハウジング10は、製造が容易であり、製造コストが低減する。
図1は、燃焼器の構成を示す 図2Aは、音響ライナの配置を示す。 図2Bは、音響ライナの配置を示す。 図2Cは、音響ライナの配置を示す。 図3は、音響ライナの構成を示す破断斜視図である。 図4は、音響ライナの構成を示す破断斜視図である。 図5は、音響ライナの断面形状を示す。 図6Aは、音響ライナの断面形状を示す。 図6Bは、音響ライナの断面形状を示す。 図6Cは、音響ライナの断面形状を示す。 図7は、プレス成形する前における音響ライナの形状を示す。
符号の説明
1…燃焼器
2…燃焼筒
4…予混合ノズル
6…パイロットノズル
7…冷却空気領域
8…バイパス流路
9…燃焼領域
10…ハウジング
11…冷却空気
12…冷却孔
13…空気取入れ口
14…孔
15…孔
16…隙間
17…高温領域
18…底部
19…耐熱コーティング
20…平板部
21…曲面部
22…パージ孔
23…側面部
26…冷却溝
28…胴部
30…端部
32…溶接部
34…スラグ抜き孔

Claims (45)

  1. 内部に燃焼領域を形成する燃焼筒と、
    前記燃焼筒の所定の第1範囲に設けられ、前記燃焼筒との間に第1共鳴空間を形成する燃焼筒ハウジング
    とを具備し、
    前記燃焼領域と前記第1共鳴空間とは複数の燃焼筒貫通孔により連通し、
    前記燃焼筒ハウジングの最大長さは、前記燃焼筒の直径以上である
    ガスタービン燃焼器。
  2. 請求項1において、
    前記燃焼筒の壁面と、前記燃焼筒ハウジングの前記燃焼筒の壁面に対向する面との距離は10mmから30mmの範囲内であり、
    前記燃焼筒貫通孔は孔径が1mmから5mmの範囲内であり、
    前記第1範囲の面積に対する前記燃焼筒貫通孔の面積の合計は3パーセントから10パーセントの範囲内であり、
    前記燃焼筒の壁面は板厚が2mmから7mmの範囲内である
    ガスタービン燃焼器。
  3. 請求項1または2において、
    前記燃焼筒ハウジングは、
    前記燃焼筒の直径方向に垂直な第1底部と、
    前記第1底部と前記燃焼筒とを接続し、前記燃焼筒ハウジングを貫通する孔を有する第1側面部
    とを有する
    ガスタービン燃焼器。
  4. 請求項3において、
    前記第1側面部は、概ね平らな第1平板部と、前記第1底部と前記第1平板部とをなめらかに繋ぐ第1曲面部とを有し、
    前記第1底部と前記第1平板部とは鈍角をなして配置されている
    ガスタービン燃焼器。
  5. 請求項1または2において、
    前記燃焼筒ハウジングは、
    前記燃焼筒の直径方向に垂直な第1底部と、
    前記第1底部と前記燃焼筒とを接続する第1側面部
    とを有し、
    前記第1側面部は、概ね平らな第1平板部と、前記第1底部と前記第1平板部とをなめらかに繋ぐ第1曲面部とを有し、
    前記第1底部と前記第1平板部とは鈍角をなして配置されている
    ガスタービン燃焼器。
  6. 請求項1から5のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒ハウジングの前記第1共鳴空間に面しない側の側面と、前記燃焼筒とは、鈍角をなして接合されている
    ガスタービン燃焼器。
  7. 請求項1から6のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒ハウジングは板厚が1.6mmから5mmの範囲内であり、
    前記燃焼筒ハウジングは、
    前記燃焼筒の直径方向に垂直な第1底部と、
    前記燃焼筒に接合された第1平板部と、
    5mmから20mmの曲率半径を有し、前記第1底部と前記第1平板部とを接続する第1曲面部とを有し、
    前記燃焼筒ハウジングの前記第1共鳴空間に面しない側の側面と、前記燃焼筒とは、110度以下の鈍角をなして接合されている
    ガスタービン燃焼器。
  8. 請求項1から7のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒ハウジングと前記燃焼筒とによって囲われる空間は、複数に隔離されていない
    ガスタービン燃焼器。
  9. 請求項1から8のうちのいずれか1項において、
    前記第1共鳴空間において、流体は前記燃焼筒の直径以上の距離を自在に移動しうる
    ガスタービン燃焼器。
  10. 請求項1から9のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒ハウジングは、前記燃焼筒の周方向に長い形状をしている
    ガスタービン燃焼器。
  11. 請求項1から10のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒ハウジングの長手方向の両端部は互いに離れている
    ガスタービン燃焼器。
  12. 請求項1から11のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒ハウジングが前記燃焼筒に接合する部分は、前記燃焼筒の周方向に長いオーバル形状をしている
    ガスタービン燃焼器。
  13. 請求項1から12のうちのいずれか1項において、
    前記第1範囲は、前記燃焼筒の周方向全周に連続している
    ガスタービン燃焼器。
  14. 請求項1から13のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒ハウジングは、一体成形されている
    ガスタービン燃焼器。
  15. 請求項1から14のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒ハウジングは、プレス加工により成形されている
    ガスタービン燃焼器。
  16. 請求項1から15のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒ハウジングにおいて前記燃焼筒の壁面と対向する面は、窪んだ中央部を有する
    ガスタービン燃焼器。
  17. 請求項1から16のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒ハウジングは前記燃焼筒の外側に接合され、
    前記燃焼筒は、前記第1範囲の前記燃焼領域に面する側に耐熱コーティング層を有する
    ガスタービン燃焼器。
  18. 請求項1から17のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒貫通孔は、前記所定の範囲において不均一に分布している
    ガスタービン燃焼器。
  19. 請求項1から18のうちのいずれか1項において、
    前記燃焼筒貫通孔は、前記燃焼領域の温度がより低い領域において数が少ない
    ガスタービン燃焼器。
  20. 請求項1から19のうちのいずれか1項において、
    更に、前記燃焼筒に接続されたスワラ支持筒と、
    前記スワラ支持筒の第2範囲に設けられ、前記スワラ支持筒との間に第2共鳴空間を形成するスワラ支持筒ハウジング
    を具備し、
    前記スワラ支持筒の内部に形成される空間と前記第2共鳴空間とは複数のスワラ支持筒貫通孔により連通し、
    前記スワラ支持筒ハウジングの最大長さは、前記スワラ支持筒の直径以上である
    ガスタービン燃焼器。
  21. スワラ支持筒と、
    前記スワラ支持筒に接続され内部に燃焼領域を形成する燃焼筒と、
    前記スワラ支持筒の所定の第2範囲に設けられ、前記スワラ支持筒との間に第2共鳴空間を形成するスワラ支持筒ハウジング
    とを具備し、
    前記スワラ支持筒の内部に形成される空間と前記第2共鳴空間とは複数のスワラ支持筒貫通孔により連通し、
    前記スワラ支持筒ハウジングの最大長さは、前記スワラ支持筒の直径以上である
    ガスタービン燃焼器。
  22. 請求項20または21において、
    前記スワラ支持筒の壁面と、前記スワラ支持筒ハウジングの前記スワラ支持筒の壁面に対向する面との距離は10mmから30mmの範囲内であり、
    前記スワラ支持筒貫通孔は孔径が1mmから5mmの範囲内であり、
    前記第2範囲の面積に対する前記燃焼筒貫通孔の面積の合計は3パーセントから10パーセントの範囲内であり、
    前記スワラ支持筒の壁面は板厚が2mmから7mmの範囲内である
    ガスタービン燃焼器。
  23. 請求項20から22のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングは、
    前記スワラ支持筒の直径方向に垂直な第2底部と、
    前記第2底部と前記スワラ支持筒とを接続し、前記スワラ支持筒ハウジングを貫通する孔を有する第2側面部
    とを有する
    ガスタービン燃焼器。
  24. 請求項23において、
    前記第2側面部は、概ね平らな第2平板部と、前記第2底部と前記第2平板部とをなめらかに繋ぐ第2曲面部とを有し、
    前記第2底部と前記第2平板部とは鈍角をなして配置されている
    ガスタービン燃焼器。
  25. 請求項20から22のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングは、
    前記スワラ支持筒の直径方向に垂直な第2底部と、
    前記第2底部と前記スワラ支持筒とを接続する第2側面部
    とを有し、
    前記第2側面部は、概ね平らな第2平板部と、前記第2底部と前記第2平板部とをなめらかに繋ぐ第2曲面部とを有し、
    前記第2底部と前記第2平板部とは鈍角をなして配置されている
    ガスタービン燃焼器。
  26. 請求項20から25のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングの前記第2共鳴空間に面しない側の側面と、前記スワラ支持筒とは、鈍角をなして接合されている
    ガスタービン燃焼器。
  27. 請求項20から26のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングは板厚が1.6mmから5mmの範囲内であり、
    前記スワラ支持筒ハウジングは、
    前記スワラ支持筒の直径方向に垂直な第2底部と、
    前記スワラ支持筒に接合された第2平板部と、
    5mmから20mmの曲率半径を有し、前記第2底部と前記第2平板部とを接続する第2曲面部とを有し、
    前記スワラ支持筒ハウジングの前記第2共鳴空間に面しない側の側面と、前記スワラ支持筒とは、110度以下の鈍角をなして接合されている
    ガスタービン燃焼器。
  28. 請求項20から27のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングと前記スワラ支持筒とによって囲われる空間は、複数に隔離されていない
    ガスタービン燃焼器。
  29. 請求項20から28のうちのいずれか1項において、
    前記第2共鳴空間において、流体は前記スワラ支持筒の直径以上の距離を自在に移動しうる
    ガスタービン燃焼器。
  30. 請求項20から29のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングは、前記スワラ支持筒の周方向に長い形状をしている
    ガスタービン燃焼器。
  31. 請求項20から30のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングの長手方向の両端部は互いに離れている
    ガスタービン燃焼器。
  32. 請求項20から31のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングが前記スワラ支持筒に接合する接合部は、前記スワラ支持筒の周方向に長いオーバル形状をしている
    ガスタービン燃焼器。
  33. 請求項20から30のうちのいずれか1項において、
    前記第2範囲は、前記スワラ支持筒の周方向全周に連続している
    ガスタービン燃焼器。
  34. 請求項20から33のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングは、一体成形されている
    ガスタービン燃焼器。
  35. 請求項20から34のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングは、プレス加工により成形されている
    ガスタービン燃焼器。
  36. 請求項20から35のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングにおいて前記スワラ支持筒の壁面と対向する面は、窪んだ中央部を有する
    ガスタービン燃焼器。
  37. 請求項20から36のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒ハウジングは前記スワラ支持筒の外側に接合され、
    前記スワラ支持筒は、前記第2範囲の内壁に耐熱コーティング層を有する
    ガスタービン燃焼器。
  38. 請求項20から37のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒貫通孔は、前記所定の範囲において不均一に分布している
    ガスタービン燃焼器。
  39. 請求項20から38のうちのいずれか1項において、
    前記スワラ支持筒貫通孔は、前記スワラ支持筒の内部の温度がより低い領域において数が少ない
    ガスタービン燃焼器。
  40. 燃焼筒ハウジングに第1スラグ孔を設けるステップと、
    前記燃焼筒ハウジングを溶接により前記燃焼筒に接合するステップと、
    前記燃焼筒ハウジングの内部に残留する溶接スラグを前記第1スラグ孔より取り出す第1取出しステップ
    とを具備する
    請求項1から20のうちのいずれか1項に記載されたガスタービン燃焼器の製造方法。
  41. 請求項40において、
    更に、前記第1取出しステップの後で前記第1スラグ孔を塞ぐステップ
    を具備する
    請求項1から20のうちのいずれか1項に記載されたガスタービン燃焼器の製造方法。
  42. 請求項40または41において、
    更に、前記スワラ支持筒ハウジングに第2スラグ孔を設けるステップと、
    前記スワラ支持筒ハウジングを溶接により前記スワラ支持筒に接合するステップと、
    前記スワラ支持筒ハウジングの内部に残留する溶接スラグを前記第2スラグ孔より取り出す第2取出しステップ
    とを具備する
    請求項20に記載されたガスタービン燃焼器の製造方法。
  43. 請求項42において、
    更に、前記第2取出しステップの後で前記第2スラグ孔を塞ぐステップ
    を具備する
    請求項20に記載されたガスタービン燃焼器の製造方法。
  44. スワラ支持筒ハウジングに第2スラグ孔を設けるステップと、
    前記スワラ支持筒ハウジングを溶接により前記スワラ支持筒に接合するステップと、
    前記スワラ支持筒ハウジングの内部に残留する溶接スラグを前記第2スラグ孔より取り出す第2取出しステップ
    とを具備する
    請求項20から39のうちのいずれか1項に記載されたガスタービン燃焼器の製造方法。
  45. 請求項44において、
    更に、前記第2取出しステップの後で前記第2スラグ孔を塞ぐステップ
    を具備する
    請求項20から39のうちのいずれか1項に記載されたガスタービン燃焼器の製造方法。
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