JP4879354B2 - 燃焼室のライナ冷却を強化する非方形共振装置 - Google Patents

燃焼室のライナ冷却を強化する非方形共振装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4879354B2
JP4879354B2 JP2010524835A JP2010524835A JP4879354B2 JP 4879354 B2 JP4879354 B2 JP 4879354B2 JP 2010524835 A JP2010524835 A JP 2010524835A JP 2010524835 A JP2010524835 A JP 2010524835A JP 4879354 B2 JP4879354 B2 JP 4879354B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
combustor
edge
upstream
downstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010524835A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010539435A (ja
Inventor
イー ジョンソン、クリフォード
ジェイ ブランド、ロバート
ガンバコルタ、ドメニコ
ピー ワシフ、セイマー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens Energy Inc
Original Assignee
Siemens Westinghouse Power Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens Westinghouse Power Corp filed Critical Siemens Westinghouse Power Corp
Publication of JP2010539435A publication Critical patent/JP2010539435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4879354B2 publication Critical patent/JP4879354B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/02Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
    • F23R3/04Air inlet arrangements
    • F23R3/06Arrangement of apertures along the flame tube
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/002Wall structures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R2900/00Special features of, or arrangements for continuous combustion chambers; Combustion processes therefor
    • F23R2900/00014Reducing thermo-acoustic vibrations by passive means, e.g. by Helmholtz resonators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R2900/00Special features of, or arrangements for continuous combustion chambers; Combustion processes therefor
    • F23R2900/00018Manufacturing combustion chamber liners or subparts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R2900/00Special features of, or arrangements for continuous combustion chambers; Combustion processes therefor
    • F23R2900/03042Film cooled combustion chamber walls or domes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R2900/00Special features of, or arrangements for continuous combustion chambers; Combustion processes therefor
    • F23R2900/03044Impingement cooled combustion chamber walls or subassemblies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、一般にガスタービンエンジンに関するものであり、とりわけ、ガスタービンエンジンの燃焼器に配置される非方形共振器に関するものである。
ガスタービンエンジンのような燃焼機関は、燃料に貯えられた化学エネルギを、発電、推力の発生、または、別様の働きをするのに役立つ機械的エネルギに変換する機械である。これらの機関には、一般に、何らかの形でこのエネルギ変換プロセスに役立ついくつかの協働セクションが含まれている。ガスタービンエンジンの場合、圧縮機セクションから排出される空気と燃料供給源から注入される燃料を燃焼セクションで混合して、燃焼させる。燃焼生成物は活用され、タービンセクションに通されて、そこで膨張し、セントラルロータを回転させる。
さまざまな燃焼器の設計が存在し、ある特定の機関に適合するように、また所望の性能特性を実現するためにさまざまな設計が選択されている。よく知られた燃焼器設計の1つには、中央パイロットバーナ(今後はパイロットバーナまたはただ単にパイロットと称する)と、パイロットバーナのまわりに周方向に配置された、当該技術において一般に噴射ノズルと呼ばれるいくつかの主燃料/空気混合装置が含まれている。この設計の場合、中央パイロット火炎ゾーンと混合領域が形成される。動作中、パイロットバーナはパイロット火炎ゾーンを中心とする安定した火炎を選択的に発生し、一方、燃料/空気混合装置は上述の混合領域において燃料と空気の混合流を発生する。燃料と空気の混合流は、混合領域から出て、パイロット火炎ゾーンを通過し、燃焼室の主燃焼ゾーンに流入するが、そこでさらなる燃焼が生じる。燃焼中に放出されたエネルギは下流の構成要素によって捕獲され、電気を発生するかまたは別様の働きをする。
既知のように、燃焼プロセスから放出される熱と燃焼室の音響効果との結合から高周波圧力振動が発生する可能性がある。燃焼動特性または高周波動特性と呼ばれる場合もあるこれらの圧力振動は、ある特定の振幅に達すると近くの構造物を振動させ、最終的には破壊する。特に望ましくない状況は、燃焼によって発生する音波がガスタービンエンジンの構成要素の固有振動数またはそれに近い周波数を有している場合である。こうした有害な同期性は、結果として共振及び最終的な破壊または他の破損を生じる可能性がある。
こうした望ましくない音響効果を減衰させ、上述の問題のリスクを減らすために、ガスタービンエンジンの燃焼セクション用のさまざまな共振箱が開発されている。特許文献1には、燃焼空間を形成する側壁の教示があるが、この側壁は、主ノズルの下流にあって、側壁を貫いて半径方向に延びる複数の振動減衰オリフィスを備えており、さまざまな構造の音響ライナが側壁外面にオリフィスの位置を覆うように取り付けられて、音響緩衝室を形成している。また、より上流に配置された内筒と、より下流に配置された燃焼器尾筒とからなる構成によって、燃焼器尾筒の内面近傍の燃料空気比を低下させ、燃焼による駆動振動を抑制するといわれている空気の膜が形成される。
特許文献2には、各共振器がそれぞれの上に配置されたスクープを具備するガスタービンエンジン燃焼器用の共振器の教示がある。このスクープは、通過する流体を捕らえて、共振器の共振板にぶつかる圧力をほぼ均等にするといわれている。これは、共振器前後における圧力降下の増大を可能にすることによって、設計の自由を拡大することができるといわれている。
特許文献3には、燃焼領域を形成する燃焼ライナの壁の周囲に共振空間を形成することが教示されている。この共振空間は複数の貫通孔によって燃焼領域とつながっている。さらに、上流側に沿ってが望ましいと述べられているが、下流側に沿っても示されていて、共振空間の形成を助けるハウジングの側面に沿って複数の冷却孔が設けられている。半径方向のより外側に配置された表面に沿って複数のパージ孔も設けられている。
米国特許第6,837,051号明細書 米国特許第7,080,514号明細書 米国特許第7,089,741号明細書
上記アプローチによれば、1つ以上の好ましい特徴をもたらすことが可能であるが、燃焼によって発生する望ましくない音波に対処するため、当該技術では、より有効で効率の高い共振器及びこうした共振器を含むガスタービンエンジンが依然として必要とされている。
本発明については、図面に鑑みて下記の説明において明らかにされる。
先行技術によるガスタービンエンジンの略断面図である。 ライナの開孔を示すためその2つの共振箱が除去された共振器アレイの概観を提示する、図1Aに用いられているような先行技術による燃焼器の部分切取側面図である。 燃焼器ライナの中間ストリップを備えた2つの隣接共振器を示す図1Bにおける燃焼器の一部の拡大図である。 3つの隣接する開孔アレイを描いており、共振箱によって2つのこうしたアレイのそれぞれが覆われている、平面上に投影された図1Bの燃焼器の一部の拡大図である。 その下にあるライナのそれぞれの開孔アレイを露出するため2つの共振箱を取り除いた、複数の共振箱が取り付けられて、共振器を形成することになる燃焼室の燃焼器ライナを含む本発明の実施形態の1つの透視図である。 3つの隣接する開孔アレイを描いており、共振箱によって2つのこうしたアレイのそれぞれが覆われている、平面上に投影された図2Aの燃焼器ライナの一部の拡大図である。 本発明の共振器の実施形態の特徴を示す図2AのラインC−Cに沿って描かれた断面図である。 本発明の共振器の実施形態の特徴を示す図2BのラインD−Dに沿って描かれた断面図である。 共振器の上流領域に沿ってさらなる特徴を備える隣接共振器を図解した図である。 その下にあるライナの開孔アレイを露出するため2つの共振箱を取り除いた、本発明の代替実施形態の複数の共振箱が取り付けられた燃焼器の燃焼ライナの透視図である。 3つの隣接する開孔アレイを描いており、共振箱によって2つのこうしたアレイのそれぞれが覆われている、平面上に投影された図4Aの燃焼器ライナの一部の拡大図である。
燃焼器ライナ共振器は、燃焼ライナ上におけるそれぞれの設置面の全体形状が通常は方形であり、上流壁及び下流壁と、上流壁及び下流壁に対して直角に配置される横(すなわち側)壁を備えている。これらの共振器の中には、設置面が直角(すなわち溶接部が直角)のものもあるが、壁は燃焼器ライナからの距離が増すにつれて内側に傾斜して、角錐台を形成する。燃焼器ライナ共振器は、やはり一般に燃焼ゾーンの比較的近くに配置されており、従って、それらの構成要素及び溶接継目に熱応力及び劣化を及ぼす可能性のある比較的高温にさらされることになる。こうした隣接した共振器の間には、ライナの流れを基準にした(または縦)軸に対して平行に向けられたライナの中間ストリップが設けられている。先行技術による共振器構成の場合、これらの中間ストリップ及びそれらに沿った溶接継目には、隣接共振器の一部である隣接ライナ部分のような冷却手段は設けられてはいない。例えば、共振器の下にある面の内側におけるライナは、共振器の開孔からの冷却流体流を受けるが、これによって膜冷却効果が生じる可能性がある。しかしながら、中間ストリップはこうした膜冷却の恩恵をあまり受けることがない。このため、いくつかの事例では、不均一な冷却及び/またはこうした中間ストリップに十分な冷却を施すための消費エネルギの増大が生じる可能性がある。
本発明の実施形態によれば、中間ストリップのかなりの部分の膜冷却が、中間ストリップに隣接し、その上流にある共振箱の開孔から施されるように、ライナの縦(及び流れを基準とした)軸に対して非直角の角度に配置された側壁を備える共振器が提供される。この膜冷却によって、共振箱の側壁に沿った溶接継目も冷却される。さまざまな実施形態において、側壁の角度は、膜冷却が中間ストリップの下流部分のほとんどを含めて施すことができるように付けられている。これらの下流部分は燃焼熱源により近く、従って冷却の必要性がより増す。
さらに、図に関する論考において後述の他の特徴と非方形の共振器が相俟って、さまざまな実施形態における性能のさらなる向上が実現する。
従って、本書で請求される本発明の範囲に関して限定することを意図したものではない本発明の典型的な実施形態は、本発明の実施形態のさまざまな態様及び組合せが理解されるように提示されている。しかしながら、まずは、本発明の実施形態を取り入れることが可能な先行技術によるガスタービンエンジンの要素の一般的な構成について論じることにする。
図1Aには、本発明のさまざまな実施形態を含むことが可能な先行技術によるガスタービンエンジン100の略断面図が提示されている。ガスタービンエンジン100には、圧縮機102と、燃焼器107と、タービン110が含まれている。動作中、軸流系列において、圧縮機102が空気を取り入れて、ディフューザ104に圧縮空気を供給し、ディフューザはプレナム106に圧縮空気を送り、圧縮空気はプレナムを通って燃焼器107に達し、燃焼器はパイロットバーナ及びそのまわりの主スワラアセンブリ(不図示)で圧縮空気と燃料を混合し、その後、ライナによって形成された燃焼器107の燃焼室のより下流において燃焼が生じることになる(図1B参照)。さらに下流において、燃焼ガスは移行部114を介してタービン110に送られるが、タービンを発電機に結合して、電気を発生させることが可能である。タービンと結合して、圧縮機102を駆動するシャフト112が示されている。
図1Bには、先行技術による燃焼器107の側面図が提示されている。限定されないが、燃焼器107は、パイロットスワラアセンブリ111(またはより一般的にはパイロットバーナ)から構成されており、パイロットスワラアセンブリ111のまわりには周方向に複数の主スワラアセンブリ113が配置されている。これらは燃焼器ハウジング115に収容されている。燃料は、燃料供給管(不図示)によってパイロットスワラアセンブリ111に供給され、複数の主スワラアセンブリ113に個別に供給される。燃焼器107の横断するように配置されたベースプレート117が、主スワラアセンブリ113の下流端を支えている。
動作中、圧縮機(不図示、図1A参照)からの主空気流(太い矢印で図示)が、燃焼器ハウジング115の外側に沿って進み、燃焼器107の吸気口108に流入する。パイロットスワラアセンブリ111は、比較的濃厚な燃料/空気比で動作して、安定した内炎源を維持し、燃焼は、下流において、具体的には、上流がベースプレート117によって、側方が燃焼器ライナ120によってほぼ形成された燃焼ゾーン118において生じる。燃焼器107の下流端の排気口119は、その一部がバネクリップアセンブリ123を含む燃焼器/移行部境界シールによって接合された移行部(不図示、図1参照)に燃焼中のガス及び燃焼済みのガスを送る。
さらに先行技術による共振器の態様に関して、燃焼器ライナ120の円筒形領域116に沿って隣接する共振器の開孔122のそれぞれのアレイ121が設けられている。共振箱142を所定位置に備えた2つの共振器140が完全な形で示されており、また、共振箱142を取り除いた形で開孔122の2つのアレイ121が示されている。これによって、共振器140のそれぞれについて偶数行列をなすように配置された四角い開孔パターンを明らかにする開孔122の2つのアレイ121の概観が提示されている。
図1Cには、それぞれが、その共振箱142の間にそれぞれの中間ストリップ124を備える隣接共振器140を示す、図1Bの円筒形領域の拡大図が提示されている。共振箱142は透視式に描かれているので、この図には円筒形の燃焼器ライナ120(点線の円)及び共振箱142における開孔が示されている。通常の動作中、これら共振器140のライナ120の開孔122を通る空気流は、中間ストリップ124に対する冷却効果も生じないし、中間ストリップに隣接した溶接継手(不図示)に対する冷却効果も生じないという点に留意されたい。
図1Dには、開孔122の3つの隣接アレイ121を備え、共振箱142が2つのこうしたアレイ121のそれぞれを覆っているライナ120の一部が描かれている。図1Bの円筒形ライナ120に配置された3つの隣接アレイ121が、例証及び本発明の実施形態を描いた(すなわち、ライナ120及び共振箱142の鉛直正投影平面図を提示した)同様の投影図との比較のため、図面の用紙に相当する平面に投影されている。露出したアレイ121に関して示されているように、各アレイは、上流エッジ150、下流エッジ151、及び、2つの側方エッジ152及び153によってほぼ形成することが可能である。先行技術による構成に示すように、側方エッジ152及び153は両方とも上流エッジ150及び下流エッジ151と直角に接している。
図1C及び図1Dから分かるように、先行技術による共振器140には、共振箱142と、開孔122(共振箱142で覆われている場合は点線で示された)が含まれており、それらの間には中間スペース124が設けられている。各共振箱142は、天板147に比較的小さい衝突孔144のアレイ143を含んでいる。各共振箱142は比較的大きい開孔122のそれぞれのアレイ121のまわりでライナ120に溶接されている。ライナの内部を流れる燃焼ガスの典型的な方向を示すベクトル線50も描かれている。このベクトル線50が縦軸52から数度斜めになっている点に留意されたい。これは、燃焼器の主スワラによる回転渦流効果の結果である(不図示)。明らかに、流れ方向のこのかすかな斜向を考慮しても、例えば上流及び隣接開孔122Aからの流れには、中間ストリップ124に対するごくわずかな膜冷却効果もないであろう。すなわち、中間ストリップ124の大部分は、いずれかの隣接共振器140内にある開孔122のどれからも冷却作用を受けることはないであろう。
図1Dには、上流断熱コーティング(TBC)エッジ132及び下流断熱コーティング(TBC)エッジ133も描かれている。共振器140を含むが、円筒形領域116全体を含むわけではない、とりわけ高周波数における共振器の音響性能を向上させるためコーティングを施さないままになっているライナ120の円筒形領域116のそれぞれ上流及び下流におけるライナ120の内部(燃焼ガスにさらされる)表面に対する断熱コーティングが施されている。非コーティング領域は、主として衝突空気孔144による冷却と開孔122を通って出る空気流による膜冷却が相俟って冷却される。図1Dに描かれたエッジ132及び133は、共振箱142に対して位置が近接しており、実際には、描かれたエッジ132及び133と、描かれたエッジ132及び133に対して平行なそれぞれの隣接した破線130及び136によって形成される領域内にほぼ含まれるといって差し支えない。
従って、典型的な先行技術によるHFD(高周波動特性)共振器設計は、上記図に示すように形状が方形である。ライナ120のようなライナには、一般には方形パターンである特定パターンをなすように開孔122が開けられており、ライナのまわりに周方向に配置された共振器140には、開孔122のそれぞれのアレイ121と、開孔122のそれぞれのアレイ121の上に溶接された箱142のような共振箱が含まれている。各共振箱142は、高温ガスの吸込みを阻止するため貫流を生じさせる開孔144のアレイ143も備えている。全体としては、開孔144から共振器140に流入する空気はライナ120の外部に衝突冷却(及びある程度の対流冷却)を施すことになる。この空気がライナ開孔122を貫流する際、ライナの内部高温表面に対する膜冷却効果も生じる。しかしながら、上述のように、隣接した共振器間には、衝突冷却による恩恵も後続の膜冷却による恩恵も受けない本書では中間ストリップとして識別されるライナの一部が存在する。
本発明の実施形態によれば、燃焼器ライナのこうした方形共振箱が改善される。図2Aには、本発明の実施形態の1つが例示されている。図2Aには、図1Bに関して述べたような構成要素を備えることが可能な、図1Aに描かれているようなガスタービンエンジン用の燃焼器の燃焼器ライナ220に関する透視図が提示されている。燃焼器ライナ220には、上流端220Uと下流端220Dが含まれていて、矢印219で示す流れを基準にした縦軸を持つ内部燃焼室221を部分的に形成している。燃焼器ライナ220には、ライナ220を貫く開孔226の周方向に配置された複数のアレイ225が含まれており、それらのそれぞれは、本発明の共振器260の構成要素である。これらの開孔226のいくつかは、ライナ220の内面222に沿って認められる(その大部分は、各種実施形態において図2Aには描かれていない断熱コーティング(TBC)で覆うことが可能である、図2B参照)。各前記アレイ225は、上流エッジ227と、図2Aの実施形態の場合、上流エッジ227とほぼ平行な(ただし、これには限定の意図はない)下流エッジ228と、2つの側方エッジ229及び330を備えた非方形の四辺形状によって幾何学的に形成することが可能である。アレイ225が円筒状に湾曲したライナ220の一部上にあり、さらに、アレイ225を平面上に投射した場合、各側方エッジ229及び230が、上流エッジ227及び下流エッジ228と直角以外の角度で交差するように設けられているのは明らかである。この設計の有利な結果については後述する。
図2Aに描かれているように、ライナには複数の共振箱262が固定されているが、各前記共振箱262はそれぞれのアレイを覆っており、側方エッジ229及び230のそれぞれの角度と一致するように配置された側壁(図2B参照)を備えている。上述のそれぞれのアレイ225の概観を提示するため、2つの共振箱262が固定しない状態で示されている。
図2Bには、開孔226の3つの隣接したアレイ225を備えた図2Aのライナ220の一部が描かれているが、共振箱262によって2つのこうしたアレイ225のそれぞれが覆われている(こうして共振器260が形成される)。図2Aの円筒形状のライナ220に配置された3つの隣接したアレイ225が、例証、角度の明確化、及び、図1D(すなわち、ライナ220及び共振箱262の鉛直正投影平面図を提示した)のような同様の投影図との比較のため図面の用紙に相当する平面に投影されている。露出アレイ225に関して示されているように、各アレイ225は、上流エッジ250と、下流エッジ251と、2つの側方エッジ252及び253によって幾何学的に形成することが可能である。図解のように、側方エッジ252及び253が、上流エッジ250及び下流エッジ251(これらはライナ220の流れを基準にした縦軸219に対してほぼ垂直である)と非直角に接している場合には、恩恵がある、すなわち、中間ストリップ244の大部分または全てを膜冷却する冷却流を生じるようにうまく配置された、中間ストリップ244に近接及び/または隣接した開孔226からの流れの恩恵を受ける。すなわち、隣接した共振箱262の間に配置されたライナ220の中間ストリップ244に関して、開孔226内からそれぞれの中間ストリップの上流の側方エッジ252(またはそれと形状一致する共振箱の壁、下記参照)に隣接して流れる流体は、中間ストリップ244の大部分または全てに膜冷却を施す傾向があり、かつ有効にそれを行うということである。つまり、中間ストリップ244の流れの軸を基準にして隣接し、上流にある開孔226Aは、中間ストリップ244並びに隣接する溶接継目(不図示、下記の図2Cで参照)の冷却に有効である。これは、流れの方向が流れのベクトル線50によって描かれた角度をなすものと仮定すると、とりわけ有効である。226Bとして識別される近接した隣の列のいくつかの開孔でさえ、中間ストリップ244のいくつかの部分に膜冷却を施すことになる。
図2Bに描かれたオプションの特徴は、開孔226の隣接行が、食い違い配列をなすように互いにオフセットしているという点である。これによって、ライナ220に沿ってより均一な冷却が可能になる。共振箱262の開孔265も食い違い状である。
図2Bに描かれているように、各共振箱262には、上流壁264と、下流壁266と、2つの側壁268及び270が含まれている − それらの全てが、開孔265が設けられた天板267に取り付けられるか、またはそれと一体化されている。側壁268及び270は、側方エッジ252及び253のそれぞれの斜角とほぼ一致し、上流壁264及び下流壁266と非直角に交差しており、その結果、非方形の平行四辺形共振器260が形成されている。上述のように、本実施形態の態様の1つは、中間ストリップ244に対するこの傾斜した平行四辺形の効果を考慮すれば明らかである。すなわち、中間ストリップ244、及び、共振箱262とライナ220の交差部分における溶接継目(不図示、図2C参照)も、隣接ライナ開孔226による膜冷却を受けることになる。
さらに図2Bを参照すると、これに限定されないが、ライナ220の内部表面の上流端(不図示)から延びてエッジ232に終端がくるオプションの上流断熱コーティング(TBC)231と、ライナ220の内部表面の下流端(不図示)から延びてエッジ234に終端がくる下流断熱コーティング(TBC)233が描かれている。下流のTBCエッジ234については、下流TBCエッジ234の上流エッジと共振箱262のエッジに沿った溶接継目(図2C参照)の位置が同じにならないように、このエッジ234は先行技術に対してより上流の位置にシフトされている。エッジ234の正確な位置は、共振箱262に位置的に近接しており、実際のところ描かれたエッジ234及び隣接する点線236によって形成される領域内にほぼ含まれるといって差し支えないのは明らかである。図示のように、このTBCエッジ234は、ライナ220の開孔によって途切れることもない。この領域の所定の冷却レベルを維持するため、天板267の2行の開孔265が設けられている。これらによって、この領域は所望の衝突冷却レベルになる。
図2Cには、この実施形態のいくつかの特徴を示す図2Aの断面2C−2Cに沿って描かれた断面図が提示されている。図2Cには、共振箱262によって閉鎖されたライナ220の一部223が見える。この部分には開孔226が含まれている。共振箱262は、上述の側壁と一体化され、連続している天板267から構成されており、この断面図ではその側壁268及び270が認められる。断面外に上流壁264が認められ、天板267には開孔265の列が示されている。
図2Cには、共振箱262の側壁268及び270上にある複数の側方噴出孔275も認められる。これらによって、隣接する共振器間のゾーン259すなわち中間ストリップ244の上方の空間のパージが生じる。これらの側方噴出孔275によって、ライナ220の溶接継目280の近くで少量の衝突冷却も生じる。噴出孔は、上流及び下流壁にも設けることが可能である(図2Cの264に示す)。また、側壁に配置される側方孔は任意の角度で設けることが可能であり、噴出タイプである必要はなく、任意のタイプの開孔とすることが可能であるが、それでもなお隣接共振器間におけるゾーン259のパージに有効であると考えられるという点にも留意されたい。
壁264、266、268、及び、270は(図示のように)燃焼器ライナ220から正確に垂直に延びている必要はないという点に留意されたい。例えば、これらの壁のどれかまたは全てが内側に傾斜していてもかまわない。こうした内側に傾斜した壁の1つを例示するため、図2Cには1対の点線269が示されている。また、本発明の実施形態は、図に描かれているように湾曲したコーナで(一部は半径が小さめに、一部は半径が大きめに示されている)、または、鋭角をなすコーナで接する壁264、266、268、及び、270を備えることができるのも明らかである。こうした変形態様は、請求される実施形態の範囲内に含まれることを意図している。
図2Dには、図2BのラインD−Dに沿って描かれた断面図が提示されている。これには、オプションのTBCエッジ234のオプションのテーパ状態様に関する詳細が示されており、それがより下流の溶接継目280に対して上流に(ただし隣接して)配置されていることも示されている。図2Dに示すように、TBCエッジ234は流れを基準にした縦軸に沿って厚さが漸減する。任意の所定のテーパ形状を与えることが可能であり、図2Dにおけるテーパ形状は典型的なものであって、限定するものではない。開孔265の1つが認められる。
図2A〜Dの実施形態の側方エッジ及び側壁の角度は、燃焼器の流れを基準にした縦軸に対して約30度(30°)であるが、本発明のさまざまな実施形態において任意の非直角の角度を利用することができるのは明らかである。例えば、開孔または壁の上流及び下流の側方エッジが流れを基準にした縦軸に対してほぼ垂直である場合、上流または下流の側方エッジに対するアレイの側方エッジの交差角あるいは上流または下流の壁に対する側壁の交差角は、約15〜約75度とすることが可能であり、その範囲内の全ての値及び部分範囲とすることが可能である。とりわけ、さまざまな実施形態において、こうした角度は約30〜約60度とすることが可能であり、その範囲内の全ての値及び部分範囲とすることが可能である。明確にするるために云えば、これらの角度は、図2Cの論考において上述のようなこれらの壁のオプションの内側傾斜ではなく、燃焼器の流れを基準にした縦軸に対して、側壁とそれらのエッジが燃焼器ライナと接触する角度に関するものである。
図3には、共振器260の上流領域に沿ってオプションの特徴を備える隣接した共振器262が図示されている。限定されないが、オプションの上流断熱コーティング(TBC)エッジ235及び下流断熱コーティング(TBC)エッジ234が、ライナ220の内部表面の表示された相対位置に設けられている。これらのエッジ235及び234は、図1Dに描かれた先行技術のそれぞれのTBCエッジ132及び133に比べて円筒形領域216のより内部に位置している。図2Bに関して既述のように、下流TBCエッジ234は、先行技術のこれに対してより上流位置にシフトしているので、下流TBCエッジ234が共振箱262のエッジに沿った溶接継目(図2D参照)と同じ位置になることはない。このTBCエッジ234は、ライナ220の開孔226によって途切れることもなく、この領域の所定の冷却レベルを維持するため、天板267の2行の開孔265が設けられている。これらによって、この領域は所望の衝突冷却レベルになる。図2BのTBCエッジと対照的に、この図3の場合には、上流TBCエッジ235は上流壁264に対して同様に配置されている。すなわち、上流TBC235の下流エッジは、共振箱262の上流壁264に沿った溶接継目(不図示、例えば図2C参照)のより下流に配置されており、天板267の2行の開孔265は、やはりライナ220の開孔226を含まない上流TBCエッジ235の上方に設けられている。これによって、オプションの代替実施形態が実現する。エッジ235及び234の正確な位置が共振器260の位置に対して近接しており、実際には描かれたエッジ235及び234とそれぞれの隣接する点線230及び236によって形成される領域内にほぼ含まれるといって差し支えないのは明らかである。このことは、図2Bに描かれた実施形態にも適用される。
もう1つの代替実施形態は、共振器の代替形状及び隣接共振器の結果として生じる配向を対象としている。図4A及び4Bには、限定されないが、この代替実施形態の一例が提示されている。図4Aには、図1Bに関して既述のような構成要素を備えることが可能な、図1Aに描かれているようなガスタービンエンジン用燃焼器の燃焼器ライナ420の透視図が提示されている。燃焼器ライナ420は、矢印419で表示の流れを基準とした縦軸を備える内部燃焼室421を部分的に形成している。ライナ420の内部表面422に沿ってこれらの開孔426の一部が認められる。燃焼器ライナ420には、ライナ420を貫く開孔426の周方向に配置された複数のアレイ425が含まれており、そのそれぞれが本発明の共振器460の構成要素である。各前記アレイ425は、上流エッジ427と、図4Aの実施形態の場合、上流エッジ427とほぼ平行な(ただし、これには限定の意図はない)下流エッジ428と、2つの側方エッジ429及び430を備えた非方形の四辺からなる台形形状によって幾何学的に形成することが可能である。アレイ425が円筒状に湾曲したライナ420の一部上にあり、さらに、特定のアレイ425を平面上に投射した場合、そのアレイ425の側方エッジ429及び430が、非平行な、従って、上流エッジ427または下流エッジ428を越えて収束するラインに沿うように設けられているのは明らかである。すなわち、アレイ425、及び、共振箱462をそれぞれのアレイ425にかぶさるように固定すると形成される共振器460は台形の形状を有している。本書で用いられる限りにおいて、台形は、平行な辺が2つだけの四辺多角形を意味する。
限定されないが、アレイ425及び共振器460の形状は、合同な底角を有しているので二等辺四辺形に似ていることが望ましい。他の実施形態では、例えば燃焼室421内における流れの縦方向からの偏差を部分的に補正するなどのために底角が異なる場合もある。
複数のアレイが交互に並ぶパターンで周方向に配置されていて、隣接アレイ425と共振器460が近接して配置され、比較的細く均一な中間ストリップ444が残されるようになっている。
中間ストリップ444の冷却は、明らかに、ほぼ前に開示した実施形態に関して上述のように生じるものと考えられる。しかし、平面に投影された図4Aの3つの隣接アレイ425を描いた(すなわち、鉛直正投影平面図を提示した)図4Bに見られるように、燃焼ガスの顕著で典型的な非直交方向(矢印450で示す)によって、中間ストリップ444の半分が、隣接開孔426からの膜冷却を施されることに関して他の半分より多くの恩恵に浴するようになっている(図4Bの場合、矢印450に隣接する中間ストリップ444は図示の他の中間ストリップ444ほどには恩恵に浴さない)。それにもかかわらず、台形に似た形状の実施形態は、流れの顕著な角偏差が小さいかもしくは存在しない、及び/または、非二等辺の台形に似た形状が用いられる場合のように、さまざまなガスタービンエンジン燃焼器に用途を見出すことが可能であり、そうした場合、それぞれの角度は流れの角偏差の影響を少なくとも部分的に補正するように修正される。
図4A及び4Bによって本書で例証されたさまざまな実施形態には、上述のTBC及びTBCエッジのオプション代替物、並びに、図2A〜Dの実施形態に関して既述の他のオプション特徴を設けることが可能である。
また、実施形態のさまざまな開孔は、円形、楕円形、方形、または、多角形といったいくつかの構成のうち任意の構成をとることが可能である。開孔は、各種方法の任意の1つ、例えばドリル加工、によって設けることが可能である。
本書で用いられる限りにおいて、「ほぼ平行」は、正確に平行か、正確に平行な実施形態と同じ機能的結果を達成することになる妥当な角度範囲内において平行であることを意味すると解釈される。例えば、限定されないが、上流及び下流のアレイエッジと共振器の壁は、5度の範囲内において、あるいは代わりに10ないし15度の範囲内において、請求項を含む本開示の目的からして正確に平行であり、なおかつ「ほぼ平行」の意味の範囲内に含まれるといって差し支えない。同じことが、「ほぼ平行」が本書で用いられる場合の他のエッジ、壁等にも当てはまる。同様に、とりわけ請求項の目的からして、「台形に似た形状」には、正確な台形にあっては正確に平行である線が、ある特定の実施形態の場合には、この段落で定義されている用語である「ほぼ平行」になる形状を含むことも可能である。
本発明の実施形態は、50ヘルツと60ヘルツの両方のタービンエンジンに利用することが可能であり、缶/環状タイプのガスタービンエンジンに用いるのにうまく適合する。缶/環状ガスタービンエンジンの設計は、当該技術において周知のところである。例えば、缶/環状タイプの燃焼システムには、一般に、エンジンの対称軸に対して垂直な円上に分布したいくつかの独立した缶形状の燃焼器/燃焼室アセンブリが含まれている。
本書で引用した全ての特許、特許出願、特許公報、及び、他の刊行物は、本発明が関連する技術の現状についてより完全な説明を加えて、当該技術者に一般に知られているような教示を与えるため、参考までに本願において援用されている。
本書では本発明のさまざまな実施形態について示し、解説してきたが、こうした実施形態が例証のためだけに提示されたものであることは明らかであろう。本書に記載の本発明から逸脱することなく、さまざまな変更、改変、及び、置換を施すことが可能である。さらに、本書でいかなる範囲の記載があろうと、別段の明確な指定がない限り、その範囲には、その範囲内の全ての値及びその範囲内の全ての部分範囲が含まれる。従って、本発明は請求項の趣旨及び範囲によってのみ限定されることが意図される。
219 流れを基準とした縦軸
220 燃焼器ライナ
225 ライナの開孔アレイ
226 ライナの開孔
227 アレイの上流エッジ
228 アレイの下流エッジ
229 アレイの側方エッジ
230 アレイの側方エッジ
231 上流断熱コーティング(TBC)
232 上流TBCエッジ
233 下流断熱コーティング(TBC)
234 下流TBCエッジ
235 上流TBCエッジ
244 中間ストリップ
250 上流エッジ
251 下流エッジ
252 側方エッジ
253 側方エッジ
260 共振器
262 共振箱
264 共振箱上流壁
265 共振器天板の開孔
266 共振箱下流壁
267 共振器天板
268 共振器側壁
270 共振器側壁
280 溶接継目
419 流れを基準とした縦軸
420 燃焼器ライナ
421 内部燃焼室
425 ライナ開孔アレイ
426 ライナ開孔
427 アレイの上流エッジ
428 アレイの下流エッジ
429 アレイの側方エッジ
430 アレイの側方エッジ
444 中間ストリップ
460 共振器
462 共振箱

Claims (20)

  1. ガスタービンエンジン用の燃焼器であって、
    流れを基準にした縦軸を有する内部燃焼室を形成し、周方向に配置された複数の開孔アレイを具備し、前記アレイが、上流エッジ、下流エッジ、及び、2つの側方エッジを有する非方形四辺形状で形成されており、各側方エッジが、ある平面上に前記アレイを投影した場合に、前記上流エッジ及び下流エッジと直角以外の角度で交差することになる、燃焼器ライナと、
    前記ライナに固定されて、それぞれが、それぞれのアレイを覆い、前記側方エッジのそれぞれの角度と一致する側壁を備えている複数の共振箱とを備え、
    隣接する共振箱間にライナの中間ストリップが残るようにしてなり、
    それぞれの中間ストリップの上流の前記側壁内にある及びそれに隣接した前記開孔から流れる流体が、前記中間ストリップに膜冷却を施すように配置されてなることを特徴とする、燃焼器。
  2. 前記2つの側方エッジが互いにほぼ平行に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の燃焼器。
  3. 前記2つの側方エッジが前記上流エッジまたは前記下流エッジを越えて収束する線によって形成されることを特徴とする、請求項1に記載の燃焼器。
  4. 各前記アレイは、前記平面上にアレイを投影した場合に、台形状に形成されることを特徴とする、請求項3に記載の燃焼器。
  5. 各アレイの前記開孔が、前記流れを基準にした縦軸に対して垂直な行をなすように配列され、第1行の前記開孔が隣接行の開孔に対して側方にオフセットして、前記ライナの冷却に有効な食い違いパターンをなしていることを特徴とする、請求項1に記載の燃焼器。
  6. 各前記共振箱は、それぞれ溶接によって前記ライナに固定され、その結果溶接継目が形成された上流壁、下流壁、及び、側壁を備え、前記燃焼器は、さらに、前記下流壁の溶接継目の上流のエッジに終端がくる前記ライナの内部表面に沿った断熱コーティング(TBC)を備えることを特徴とする、請求項4に記載の燃焼器。
  7. 前記TBCのエッジが、前記下流壁の溶接継目から上流側に或る距離にわたって前記ライナの内部表面に沿って延びており、その距離部分に沿って前記ライナには開孔が設けられず、前記共振箱の天板を貫く衝突開孔がその距離にわたって設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の燃焼器。
  8. 前記燃焼器は、さらに、上流壁の溶接継目の下流のエッジに終端がくるライナの内部表面に沿った第2の断熱コーティング(TBC)を備え、前記第2のTBCのエッジは、前記上流壁の溶接継目から下流側に或る距離にわたって前記ライナの内部表面に沿って延びており、その距離部分に沿って前記ライナには開孔が設けられず、前記共振箱の天板を貫く衝突開孔がその距離にわたって設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の燃焼器。
  9. 前記上流のTBCエッジは、前記流れを基準とした縦軸に沿って厚さが漸減することを特徴とする、請求項7に記載の燃焼器。
  10. 前記下流のTBCエッジは、前記流れを基準とした縦軸に沿って厚さが漸減することを特徴とする、請求項8に記載の燃焼器。
  11. 前記アレイの側方エッジの各前記交差角が1〜75度であることを特徴とする、請求項1に記載の燃焼器。
  12. 前記側壁は、さらに、隣接共振器間におけるゾーンのパージに有効な複数の側方開孔を備えることを特徴とする、請求項1に記載の燃焼器。
  13. 請求項11に記載の燃焼器を含むガスタービンエンジン。
  14. そのライナまわりに周方向に配置された複数の共振器を具備するガスタービンエンジン用燃焼器であって、各前記共振器は、
    あるパターンの複数の開孔を具備する前記ライナの一部と、
    前記ライナの一部を覆い、上流壁、下流壁、2つの側壁、及び、前記壁に取り付けられた天板を具備する共振箱とを備えており、
    前記2つの側壁が、流れを基準とした縦軸に対して平行にならないように配置されていることを特徴とする、
    燃焼器。
  15. 各前記側壁が、前記流れを基準とした縦軸に対して1〜75度の角度で配置されていることを特徴とする、請求項14に記載の燃焼器。
  16. 各前記側壁が、前記流れを基準とした縦軸に対して3〜60度の角度で配置されていることを特徴とする、請求項14に記載の燃焼器。
  17. 前記請求項15に記載の燃焼器を含むガスタービンエンジン。
  18. そのライナまわりに周方向に配置された複数の共振器を具備するガスタービンエンジン用燃焼器であって、各前記共振器は、
    あるパターンの複数の開孔を具備しており、第1行の前記開孔が隣接行の開孔に対して側方にオフセットし、前記ライナの冷却に有効な食い違いパターンをなしている前記ライナの一部と、
    前記ライナの一部を覆い、上流壁、下流壁、2つの側壁、及び、前記壁に取り付けられるかまたはそれらと一体化した天板を具備し、前記天板が複数の開孔を有しており、前記2つの側壁が流れを基準とした縦軸に対して平行にならないように配置され、前記側壁に複数の側方噴出孔が設けられている共振箱と、
    ライナ下流端から前記下流壁を前記ライナに取り付ける溶接継目の上流のテーパ状エッジまで前記ライナの内部表面に沿って配置された断熱コーティング(TBC)とを備えており、前記ライナに前記TBCエッジを通る開孔がなく、前記TBCエッジから半径方向の外側に複数の天板開孔が設けられていることを特徴とする、燃焼器。
  19. さらに、ライナ上流端から前記上流壁を前記ライナに取り付ける溶接継目の下流のテーパ状エッジまで前記ライナの内部表面に沿って配置された第2の断熱コーティング(TBC)を備え、前記ライナに前記第2のTBCエッジを通る開孔がなく、前記第2のTBCエッジから半径方向の外側に複数の天板開孔が設けられていることを特徴とする、請求項18に記載の燃焼器。
  20. 各前記側壁が、前記流れを基準とした縦軸に対して1〜75度の角度で配置されていることを特徴とする、請求項18に記載の燃焼器。
JP2010524835A 2007-09-14 2008-07-18 燃焼室のライナ冷却を強化する非方形共振装置 Active JP4879354B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/855,747 2007-09-14
US11/855,747 US8146364B2 (en) 2007-09-14 2007-09-14 Non-rectangular resonator devices providing enhanced liner cooling for combustion chamber
PCT/US2008/008805 WO2009038611A2 (en) 2007-09-14 2008-07-18 Non-rectangular resonator devices providing enhanced liner cooling for combustion chamber

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010539435A JP2010539435A (ja) 2010-12-16
JP4879354B2 true JP4879354B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=39884562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010524835A Active JP4879354B2 (ja) 2007-09-14 2008-07-18 燃焼室のライナ冷却を強化する非方形共振装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8146364B2 (ja)
EP (1) EP2188571B1 (ja)
JP (1) JP4879354B2 (ja)
KR (1) KR101239784B1 (ja)
WO (1) WO2009038611A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210053995A (ko) * 2018-11-09 2021-05-12 미츠비시 파워 가부시키가이샤 연소기 부품, 연소기, 가스 터빈 및 연소기 부품의 제조 방법
US11261794B2 (en) 2016-03-03 2022-03-01 Mitsubishi Power, Ltd. Acoustic device and gas turbine

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITPD20070388A1 (it) * 2007-11-19 2009-05-20 Sit La Precisa S P A Con Socio Bruciatore, in particolare bruciatore a gas con pre-miscelazione
EP2299177A1 (en) * 2009-09-21 2011-03-23 Alstom Technology Ltd Combustor of a gas turbine
US8413443B2 (en) 2009-12-15 2013-04-09 Siemens Energy, Inc. Flow control through a resonator system of gas turbine combustor
EP2385303A1 (en) 2010-05-03 2011-11-09 Alstom Technology Ltd Combustion Device for a Gas Turbine
US9810081B2 (en) * 2010-06-11 2017-11-07 Siemens Energy, Inc. Cooled conduit for conveying combustion gases
JP5647039B2 (ja) * 2011-03-11 2014-12-24 三菱重工業株式会社 ガスタービン
GB201105105D0 (en) * 2011-03-28 2011-05-11 Rolls Royce Plc Gas turbine engine component
US9395082B2 (en) 2011-09-23 2016-07-19 Siemens Aktiengesellschaft Combustor resonator section with an internal thermal barrier coating and method of fabricating the same
US9249977B2 (en) 2011-11-22 2016-02-02 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Combustor with acoustic liner
DE102012213637A1 (de) * 2012-08-02 2014-02-06 Siemens Aktiengesellschaft Brennkammerkühlung
US9212823B2 (en) * 2012-09-06 2015-12-15 General Electric Company Systems and methods for suppressing combustion driven pressure fluctuations with a premix combustor having multiple premix times
CA2887454A1 (en) * 2012-10-24 2014-05-01 Alstom Technology Ltd. Sequential combustion with dilution gas mixer
US9163837B2 (en) * 2013-02-27 2015-10-20 Siemens Aktiengesellschaft Flow conditioner in a combustor of a gas turbine engine
US9410484B2 (en) * 2013-07-19 2016-08-09 Siemens Aktiengesellschaft Cooling chamber for upstream weld of damping resonator on turbine component
US20150082794A1 (en) * 2013-09-26 2015-03-26 Reinhard Schilp Apparatus for acoustic damping and operational control of damping, cooling, and emissions in a gas turbine engine
EP2860451A1 (en) * 2013-10-11 2015-04-15 Alstom Technology Ltd Combustion chamber of a gas turbine with improved acoustic damping
WO2015074052A1 (en) * 2013-11-18 2015-05-21 United Technologies Corporation Swept combustor liner panels for gas turbine engine combustor
EP3186558B1 (en) * 2014-08-26 2020-06-24 Siemens Energy, Inc. Film cooling hole arrangement for acoustic resonators in gas turbine engines
WO2016036380A1 (en) * 2014-09-05 2016-03-10 Siemens Aktiengesellschaft Acoustic damping system for a combustor of a gas turbine engine
CN106605102B (zh) * 2014-09-05 2019-10-22 西门子公司 用于燃气涡轮发动机的燃烧器的声学阻尼系统
US10473328B2 (en) * 2014-09-09 2019-11-12 Siemens Aktiengesellschaft Acoustic damping system for a combustor of a gas turbine engine
CN107429920B (zh) * 2014-11-21 2019-11-05 安萨尔多能源英国知识产权有限公司 火焰面燃烧器定外形的衬套
EP3227611A1 (en) * 2014-12-01 2017-10-11 Siemens Aktiengesellschaft Resonators with interchangeable metering tubes for gas turbine engines
EP3048370A1 (en) * 2015-01-23 2016-07-27 Siemens Aktiengesellschaft Combustion chamber for a gas turbine engine
FR3037107B1 (fr) * 2015-06-03 2019-11-15 Safran Aircraft Engines Paroi annulaire de chambre de combustion a refroidissement optimise
EP3130854B1 (en) * 2015-08-13 2020-06-24 Pratt & Whitney Canada Corp. Combustor shape cooling system
WO2018021996A1 (en) * 2016-07-25 2018-02-01 Siemens Aktiengesellschaft Gas turbine engine with resonator rings
WO2018128599A1 (en) * 2017-01-04 2018-07-12 Siemens Aktiengesellschaft Combustor basket with two piece resonator
US10634353B2 (en) 2017-01-12 2020-04-28 General Electric Company Fuel nozzle assembly with micro channel cooling
US20180283689A1 (en) * 2017-04-03 2018-10-04 General Electric Company Film starters in combustors of gas turbine engines
KR101954535B1 (ko) * 2017-10-31 2019-03-05 두산중공업 주식회사 연소기 및 이를 포함하는 가스 터빈
US11028705B2 (en) * 2018-03-16 2021-06-08 Doosan Heavy Industries Construction Co., Ltd. Transition piece having cooling rings
KR102068305B1 (ko) 2018-03-19 2020-01-20 두산중공업 주식회사 연소기 및 이를 포함하는 가스 터빈
DE102019204746A1 (de) 2019-04-03 2020-10-08 Siemens Aktiengesellschaft Hitzeschildkachel mit Dämpfungsfunktion
JP7289752B2 (ja) * 2019-08-01 2023-06-12 三菱重工業株式会社 音響減衰器、筒アッセンブリ、燃焼器、ガスタービン及び筒アッセンブリの製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317933A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン燃焼器
US20050034918A1 (en) * 2003-08-15 2005-02-17 Siemens Westinghouse Power Corporation High frequency dynamics resonator assembly
JP2005076982A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン燃焼器

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5590849A (en) 1994-12-19 1997-01-07 General Electric Company Active noise control using an array of plate radiators and acoustic resonators
US5685157A (en) 1995-05-26 1997-11-11 General Electric Company Acoustic damper for a gas turbine engine combustor
US6018950A (en) 1997-06-13 2000-02-01 Siemens Westinghouse Power Corporation Combustion turbine modular cooling panel
US6530221B1 (en) 2000-09-21 2003-03-11 Siemens Westinghouse Power Corporation Modular resonators for suppressing combustion instabilities in gas turbine power plants
US6550574B2 (en) 2000-12-21 2003-04-22 Dresser-Rand Company Acoustic liner and a fluid pressurizing device and method utilizing same
US6513331B1 (en) * 2001-08-21 2003-02-04 General Electric Company Preferential multihole combustor liner
US7086232B2 (en) * 2002-04-29 2006-08-08 General Electric Company Multihole patch for combustor liner of a gas turbine engine
US20030232139A1 (en) * 2002-06-13 2003-12-18 Detura Frank Anthony Shield and method for spraying coating on a surface
US7219498B2 (en) 2004-09-10 2007-05-22 Honeywell International, Inc. Waffled impingement effusion method
US7413053B2 (en) 2006-01-25 2008-08-19 Siemens Power Generation, Inc. Acoustic resonator with impingement cooling tubes

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317933A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン燃焼器
US20050034918A1 (en) * 2003-08-15 2005-02-17 Siemens Westinghouse Power Corporation High frequency dynamics resonator assembly
JP2005076982A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン燃焼器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11261794B2 (en) 2016-03-03 2022-03-01 Mitsubishi Power, Ltd. Acoustic device and gas turbine
KR20210053995A (ko) * 2018-11-09 2021-05-12 미츠비시 파워 가부시키가이샤 연소기 부품, 연소기, 가스 터빈 및 연소기 부품의 제조 방법
KR102569048B1 (ko) 2018-11-09 2023-08-21 미츠비시 파워 가부시키가이샤 연소기 부품, 연소기, 가스 터빈 및 연소기 부품의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
KR101239784B1 (ko) 2013-03-06
WO2009038611A2 (en) 2009-03-26
US8146364B2 (en) 2012-04-03
JP2010539435A (ja) 2010-12-16
EP2188571B1 (en) 2016-09-28
KR20100061537A (ko) 2010-06-07
EP2188571A2 (en) 2010-05-26
WO2009038611A3 (en) 2010-03-25
US20090094985A1 (en) 2009-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4879354B2 (ja) 燃焼室のライナ冷却を強化する非方形共振装置
US7788926B2 (en) Resonator device at junction of combustor and combustion chamber
JP5502217B2 (ja) 燃焼器およびこれを備えたガスタービン
KR101574980B1 (ko) 가스 터빈 연소기를 위한 감쇠 장치
US7549290B2 (en) Acoustic damper
JP5112926B2 (ja) 燃焼器ダイナミクスを低減するためのシステム
EP2739905B1 (en) A combustor resonator section with an internal thermal barrier coating and method of fabricating the same
EP2513560B1 (en) Resonator system for turbine engines
JP5377747B2 (ja) タービン燃焼システム
JP5349605B2 (ja) ガスタービン燃焼室用のバーナ挿入装置およびガスタービン
EP3330610B1 (en) Combustor for gas turbine engine with damping system and gas turbine engine having such a combustor
JP2010203440A (ja) パターン冷却式燃焼器ライナ
JP2016525207A (ja) ガスタービン減衰共鳴器のための冷却カバー
JP2010159960A (ja) 単缶型燃焼器の冷却及びそれに関連する方法
US11041625B2 (en) Fuel nozzle with narrow-band acoustic damper
US10220474B2 (en) Method and apparatus for gas turbine combustor inner cap and high frequency acoustic dampers
US20180156461A1 (en) System and apparatus for gas turbine combustor inner cap and resonating tubes
JP2016205808A (ja) 燃焼システム内の燃焼ダイナミックスの制御のためのシステムおよび方法
JP2012057928A (ja) タービンエンジンで用いる燃料噴射組立体及びその組立方法
JP2010249131A (ja) 複合対流/しみ出し冷却一体形缶型燃焼器
JP2010271034A (ja) 共鳴スワーラ
JP2017516007A (ja) ガスタービン燃焼器の固有振動数を変化させる予混合器アセンブリ及び機構
MXPA06007816A (en) Apparatus and method for controlling combustor liner carbon formation

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4879354

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250