JP2019519805A - 燃焼器ライナ用の高周波音響ダンパ - Google Patents

燃焼器ライナ用の高周波音響ダンパ Download PDF

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Abstract

所定の特徴長さを有する共鳴空洞を画定し、かつ空洞開口を画定する管端部を画定する共鳴管と、管端部を、ライナによって囲まれる流体容積に流体連通した状態で可逆的に固定するように構成されるケースとを含む、音響ダンピング装置が提供される。空洞開口は、共鳴空洞に連結される。ケースは、ライナの穿孔領域を覆って押し付けられる通気式フェルールを含む。通気式フェルールは、流体容積と共鳴空洞の間に流体連通を形成するようにライナの穿孔領域および空洞開口に位置合わせされる、フェルール開口を画定する。
【選択図】図1

Description

本開示は、一般にターボ機械に関し、詳細にはガスタービンエンジンに関し、より詳細にはガスタービンエンジン燃焼器内の動圧パルスを制御するための音響ダンピング機器に関する。
燃料・空気の化学量論的組成、総流量、および他の動作条件に応じ、通常の動作状態の結果として、ガスタービンエンジンの燃焼器内で音圧振動または圧力パルスが発生する場合がある。ガスタービン燃焼器は、燃料および空気が火炎反応領域の上流で均一に混合されて、窒素酸化物または亜酸化窒素(NOx)の排出を削減する、希薄予混合燃焼システムを使用して運転されることがますます多くなっている。これらの燃焼システムが動作する「希薄」な燃料・空気比または当量比により、低い火炎温度が保たれて、望ましくないガス状NOx排出物の生成が制限される。しかし、希薄予混合燃焼システムを使用するガスタービン燃焼器の動作は燃焼不安定にも関連付けられ、燃焼不安定により、許容できないほど大きい動圧振動が燃焼器内に生み出される傾向にあり、このことが、機械の損傷および他の動作上の問題の原因になる場合がある。燃焼不安定に起因する圧力パルスは、燃焼器機械の機械的および熱的疲労を含め、ガスタービンエンジンに悪影響を及ぼす恐れがある。
比較的短尺で小型の燃焼器設計物を含む航空機エンジン転用環状燃焼システムも、燃焼器内の複合的で顕著な音圧振動モードを生成しやすい。これらの複合的な音圧振動モードは、2つの反射表面同士の間で、定常軸方向(standing axial)振動モードに結びついた周方向モードを有することが特徴である。2つの反射表面のそれぞれは、圧縮機出口案内翼(OGV)およびタービンノズル入口に対応する燃焼器の端部に位置する。複合的な音圧振動モードは、燃焼システム全体に大きい動圧振動を生み出す。
ガスタービンエンジンの動作中の望ましくない圧力パルスの発生を抑えようと試みる多数の既存の手法は、十分な成功を収めていない。ガスタービンエンジン燃焼器内の圧力パルスは、燃焼温度を上げるなど、ガスタービンエンジンの動作条件を変えることによって改善され得るが、これにより、望まずしてNOx排出が増える。他の既存の手法は、複雑で場合によっては信頼性が低いアクティブ制御システムを使用し、燃焼器内に組み付けられるセンサで検出される検出された燃焼器圧力パルスに応答して相殺圧力パルスを生成することにより、ガスタービンエンジン燃焼器内の動圧パルスを動的に制御する。他の既存の手法では、燃焼器のライナを貫く穴、および/または種々の場所に位置決めされるデチューニング管(detuning tube)などの、パッシブ圧力ダンパが使用される。しかし、パッシブ圧力ダンパは特定の固定された振幅および周波数にのみ効果的であり、燃焼器内の圧力パルスの振幅および周波数は変化するので、パッシブ圧力ダンパの使用は限定的なものになっている。さらに、既存のパッシブ圧力ダンパ設計物は、燃焼器のライナを通して形成される開口を通って突出し、熱応力の大きい、構造的に脆弱な領域を作り出す。
国際公開第2010/077764号
一態様では、音響ダンピング装置は、所定の特徴長さを有する共鳴空洞を画定し、かつ空洞開口を画定する管端部を画定する共鳴管と、管端部を、ライナによって囲まれる流体容積と流体連通した状態で可逆的に固定するように構成されるケースとを備える。空洞開口は、共鳴空洞に連結される。ケースは、ライナの穿孔領域を覆って押し付けられる通気式フェルールを含む。通気式フェルールは、フェルール開口を画定する。ライナの穿孔領域、フェルール開口、および共鳴空洞開口は、流体容積と共鳴空洞の間に流体連通を形成するように位置合わせされる。
別の態様では、ライナによって囲まれる流体容積内の圧力変動をダンピングする方法は、ライナを通る穿孔領域を形成するステップを含む。穿孔領域は、ライナの外表面と流体容積に互いに隣り合うライナの内表面との間に複数の開口を含む。方法は、穿孔領域に位置合わせして、外表面に音響ダンピング装置を連結するステップをさらに含む。音響ダンピング装置は、ケースと共鳴管とを含む。共鳴管は、所定の特徴長さで形成される共鳴空洞と、共鳴空洞開口を画定する第1の端部とを含む。方法は、穿孔領域を覆って外表面にケースを押し付けるステップをさらに含む。ケースは、フェルール開口を画定する通気式フェルールを含む。方法は、穿孔領域、フェルール開口および共鳴空洞開口が流体容積と共鳴チャンバの間に流体連通を形成するように位置合わせされた状態で、ケースに第1の端部を連結するステップをさらに含む。
別の態様では、ガスタービンエンジンは、圧縮機と流体連通した状態で連結され、穿孔領域に少なくとも1つの複数の開口を有する燃焼器ライナを含む燃焼器を含む。燃焼器ライナは、燃焼ゾーンを囲む。燃焼器は、少なくとも1つの音響ダンピング装置も含む。それぞれの音響ダンピング装置は、少なくとも1つの複数の開口のうちの、それぞれの対応する複数の開口を覆って取り付けられる。それぞれの音響ダンピング装置は、所定の特徴長さを有する共鳴空洞を画定する共鳴管を含む。共鳴管は、開いた管端部を含む。それぞれの音響ダンピング装置は、開いた管端部を、燃焼領域と流体連通した状態で可逆的に固定するように構成されるケースをさらに含む。ケースは、燃焼器ライナの1つの穿孔領域を覆って押し付けられる通気式フェルールを含む。通気式フェルールは、フェルール開口を画定する。ライナの1つの穿孔領域、フェルール開口、および開いた管端部は、燃焼ゾーンと共鳴チャンバの間に流体連通を形成するように位置合わせされる。
燃焼器を含む例示的なガスタービンエンジンの概略図である。 図1に示されるガスタービンエンジンと共に使用され得る例示的な音響ダンパを有する燃焼器の概略断面図である。 図2に示される例示的な音響ダンパの概略断面図である。 燃焼器ライナに取り付けられる、図2および図3に示される例示的な音響ダンパの取付け端部の概略断面図である。 図4に示される例示的な音響ダンパの取付け端部の分解概略断面図である。
理解しやすくするために、本出願の全体を通して、「前」という用語は、燃焼システムの燃料/空気取入れ面に向かって軸方向上流に位置付けられる方向および位置を指すために使用されることを理解されたい。理解しやすくするために、本出願の全体を通して、「後」という用語は、メインスワラの出口平面に向かって軸方向下流に位置付けられる方向および位置を指すために使用されることも理解されたい。理解しやすくするために、本出願の全体を通して、「可逆的に固定する」という用語は、管端部を後で取り外すことができるように、ねじが切られた端部やねじが切られた受け口などの可逆的機械的締結具を含むが、これに限定はされない可逆的固定手段を使用して、音響ダンピング装置のケースの中に管端部を固定する動作を指すために使用されることもさらに理解されたい。
図1は、空気取入れ面12、ファン組立体14、コアエンジン18、低圧タービン24、および排気面30を含む、例示的なガスタービンエンジン10の概略図である。ファン組立体14は、ローターディスク16から半径方向外方に延在する、ファンブレード15のアレイを含む。コアエンジン18は、連続的に流体連通した状態の高圧圧縮機19、燃焼器20、および高圧タービン22を含む。ファン組立体14と低圧タービン24は、第1のローターシャフト26によって連結され、高圧圧縮機19と高圧タービン22は、第2のローターシャフト28によって連結され、その結果、ファン組立体14、高圧圧縮機19、高圧タービン22および低圧タービン24は、連続的に流体連通した状態であり、ガスタービンエンジン10の中心回転軸32に対して同軸上に位置合わせされる。
動作中、空気は、空気取入れ面12から入り、ファン組立体14を通って高圧圧縮機19へと流れる。全空気流62は、燃焼器20へと送達される。燃焼器20からの空気流は、高圧タービン22および低圧タービン24を駆動し、その後、排気面30を通ってガスタービンエンジン10から出て行く。
図2は、ガスタービンエンジン10(図1に示される)と共に使用され得る燃焼器20の概略断面図である。燃焼器20は、外側バーナー34と内側バーナー36とを含む。各バーナー34および36は、パイロットスワラ38と、メインスワラ40と、環状中心体42とを含む。環状中心体42は、パイロットスワラ38から半径方向外方に位置決めされ、パイロットスワラ38の周りに周方向に延在し、中心体空洞46を画定する。
例示的な実施形態では、メインスワラ40は、パイロットスワラ38および中心体42から半径方向外方に間隔を空けて配置される環状のメインスワラハウジング49を含み、それにより、ハウジング49と中心体42の半径方向の外表面54との間に環状のメインスワラ空洞52が画定される。メインスワラ燃焼ゾーン60に収容される流体容積68は、メインスワラ40およびパイロットスワラ38から下流に画定される。画定される流体容積68およびメインスワラ燃焼ゾーン60は、環状の燃焼器ライナ70によって収容される。
燃焼器20の動作中、全空気流62は、高圧圧縮機19から燃焼器20へと通される。例示的な実施形態では、メインスワラ空気流64はメインスワラ40のほうに通され、パイロット空気流66はパイロットスワラ38へと送達される。メイン空気流64は、メインスワラ40に入り、メインスワラマニホルド(図示せず)を介してメインスワラ40に供給されるメイン燃料(図示せず)と混ざる。具体的には、例示的な実施形態では、燃料および空気は、メインスワラ40で予混合され、その後、その結果得られる予混合した燃料・空気混合物は、メインスワラ空洞52を通ってメインスワラ燃焼ゾーン60へと通される。より具体的には、メインスワラ40は、希薄な、よく分散された燃料・空気混合物を燃焼器20に提供する助けになり、このことは、エンジン10からのNOxおよび一酸化炭素(CO)の排出を削減する助けになる。燃料・空気混合物は、メインスワラ空洞52を通ってメインスワラ燃焼ゾーン60に供給され、燃焼が起きる。
燃焼器20は、エンジン10の動作中に経験され得る、自然発生の音響周波数を有する。たとえば、希薄状態のもとで運転されるとき、高周波の燃焼ダイナミクス(combustion dynamics)が、燃焼器20で生成され得る。燃焼器20などの乾式低公害型(DLE)燃焼器での高周波音響効果、または燃焼不安定は、燃焼器20の中の不安定な火炎と中心体後端部58での渦放出の相互作用に関連付けられる。渦放出は、後端部58から下流に延びる、不連続な渦を形成するものである。渦放出は、燃料・空気混合物に、また希薄予混合火炎から放出される熱に、振動を生じさせる場合がある。さらに、このような渦は、燃焼器20での音響効果に結びつく場合がある。このような結びつきが起きると、望ましくない振動を生成し得る、規模の大きい燃焼不安定がもたらされる場合がある。
燃焼器20の中にパイロットスワラ38を含めることにより、NOxおよびCOの排出を低減することができ、さらに、燃焼不安定を抑えるのを助けることができる。具体的には、メインスワラ40は、燃料をメインスワラ空気流64と予混合することにより、希薄燃料・空気混合物を提供することを助ける。その結果得られるメインスワラ火炎は、希薄されない火炎よりも温度が低く、燃焼中に生成されるNOx排出を低減させることができる。しかし、火炎温度が低いことは、燃焼器20の燃焼不安定が増すのを助長する。例示的な実施形態では、パイロットスワラ38は、燃焼器20に供給される全燃料流の何分の1かを使用して、希薄されない、また予混合されない燃料・空気混合物を提供することにより、燃焼器20の燃焼不安定を抑える助けになる場合がある。より具体的には、パイロット火炎は、燃焼不安定を生じさせる渦を抑える、粘性の高い高温ガス流を発生させる。燃焼器20の中のパイロット火炎は、燃焼器20への全燃料流の何分の1かを使用して維持される。非限定的な例として、パイロット火炎は、燃焼器20への全燃料流の約2%を消費する場合がある。
一実施形態では、燃焼器20は、少なくとも1つの音響ダンピング装置100を含んで、過濃燃焼または希薄燃焼の航空型燃焼器または航空転用型燃焼器で発生し得る、横方向音響モード、軸方向音響モード、および混合された軸方向・横方向音響モードを含むがこれらに限定はされない、燃焼器20の中で生成される種々のモードの燃焼ダイナミクスを抑える。装置100は、端部が開いた共鳴空洞110を囲む共鳴管102を含み、共鳴管102は、ケース104の中に固定され、近位開端部112を保持し、近位開端部112は、燃焼器ライナ70の穿孔領域72に押し付けられて、共鳴空洞開口113(図3を参照)を画定する。一実施形態では、開端部112は、ケース104の中に提供される付勢部材108によって、穿孔領域72に押し付けた状態で保持される。付勢ばねを含むがこれに限定はされない付勢部材108は、熱応力、および/または装置100の要素を含むがこれに限定はされない隣接する構造的要素に対する様々な熱膨張/熱収縮によりたわむ場合がある燃焼器ライナ70の様々な位置にある穿孔領域72に対して、近位開端部112の位置を保持する付勢力を生み出す。
種々の燃焼ダイナミクスモードに関連付けられる、燃焼ゾーン60の中の音響エネルギーの少なくとも一部は、ライナ70の穿孔領域72および共鳴管102の開端部112を通って形成される流体経路を介して、共鳴空洞110へと伝達される。この流体経路は、エンジン10の種々の動作状態の間、共鳴管102の押し付けられる開端部112によって保持される、装置100と燃焼器ライナ70の間の封止部により、著しい漏れなしに保持される。
共鳴空洞110へと伝達される音響エネルギーは、装置100によって少なくとも部分的に吸収され、それによって振幅が抑えられ、かつ/または燃焼ゾーン60の中の音響エネルギーを特徴付けるモード形状が変更され、その結果、燃焼ダイナミクスが低減する。一実施形態では、共鳴空洞110は、共鳴管102によって囲まれる1/4波長レゾネータである。共鳴管102は、特徴長さ116だけ隔てられる、開いた近位端部112と閉じた遠位端部114とを備える。いかなる特定の理論にも限定されるものではないが、音波の形をとって開端部112に入る、燃焼ゾーン60からの音響エネルギーは、遠位方向に閉端部114へと伝搬し、閉端部114は、燃焼ゾーン60から開端部112に入る、後に続く入射音波と180度ずれた位相で、近位開端部112の方へ戻るように音波を反射する。特徴長さ116に関連付けられる周波数範囲における、共鳴空洞110の中での空気の振動は、粘性損失および渦損失を含むがこれらに限定はされない散逸損失(dissipative loss)を生み出し、これらは、音響エネルギーの散逸を可能にする。燃焼ゾーン60から開端部112に入る音波に含まれる音響エネルギーは減衰され、その結果、燃焼ゾーン60の中での燃焼ダイナミクスが低減される。
種々の実施形態では、装置100は、装置100の特徴長さ116によって決定される周波数範囲に収まる、燃焼ゾーン60内の音響エネルギーの一部を減衰させる。したがって、装置100の特徴長さ116は、所望の範囲の音響エネルギー周波数を減衰させるように選択される。一態様では、減衰される所望の周波数範囲に対応する共鳴管102の特徴長さ116は、当技術分野ではよく知られている半経験的方法を使用して選択される。減衰される音響エネルギーの周波数範囲は、通常は過去の経験、経験的モデリングおよび半経験的モデリングの組合せを使用して、またトライアルアンドエラーによって決定される。非限定的な例として、周波数fによって特徴付けられる音響エネルギーを減衰させるのに適した特徴長さ116は、式1に従って選択される:
上式で、Lは特徴長さ116であり、Cは選択された温度および圧力での音速であり、fは減衰される音響エネルギーの周波数である。
種々の態様では、装置100は、約100Hzから約5000Hzの範囲の周波数において、燃焼ダイナミクスの音響エネルギーを減衰させることができる。この周波数範囲で燃焼ダイナミクスの音響エネルギーを減衰させるために、装置100の特徴長さ116は、約1インチ(2.5cm)から約15インチ(38cm)の範囲に及ぶ。一態様では、燃焼器20は、2つ以上の装置100を含んで、燃焼ダイナミクスの減衰を促進してもよい。2つ以上の装置100は、周波数の分布、および/または燃焼ゾーン60の中の燃焼ダイナミクスの空間的分布に従って、燃焼器ライナ70の異なる場所に位置決めされてもよい。
一実施形態では、2つ以上の装置100は、燃焼ゾーン60に対して同様の流れ方向の場所において、環状の燃焼器ライナ70の周りに周方向に分布する。別の実施形態では、2つ以上の装置100は、燃焼ゾーン60に対して互いに異なる流れ方向の場所において、燃焼器ライナ70の長さに沿って軸方向に分布する。追加的な一実施形態では、2つ以上の装置100は、燃焼器ライナ70に、周方向かつ軸方向に分布する。別の追加的な実施形態では、追加的な装置は、バーナー34および36の上流に位置決めされて、上流へと伝搬する燃焼ダイナミクスを減衰させる。
種々の実施形態では、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、15、20、またはこれより多い装置100が、燃焼器ライナ70に、かつ/またはバーナー34および36の前に組み付けられる。一実施形態では、すべての装置100が、特徴長さ116が一致した共鳴管102を含み、その結果、すべての装置100は、一致した周波数範囲の燃焼ダイナミクスを減衰させる。別の態様では、すべての装置100が、特徴長さ116の異なる共鳴管102を含み、その結果、装置100は、2つ以上の装置100の中での特徴長さ116の分布に従って、種々の周波数範囲内の燃焼ダイナミクスを減衰させる。
図3は、図2に示される装置100の詳細断面概略図である。図3に示される例示的な実施形態では、装置100は、共鳴管102を含み、これは、ケース104の遠位端部122の中に形成される締結接続具120に共鳴管102の締結部118を係合させることによってケース104の中に固定される。種々の態様では、締結部118は、近位開端部112と遠位閉端部114の間で、燃焼器ライナ70の穿孔部72に開端部112を押し付けて据えるように選択されるある位置において、共鳴管102に付けられる。種々の他の態様では、締結部118は、摩擦継手、クランプ、止めねじ、圧縮継手、および任意の他の知られている保持用接続具を含むがこれらに限定はされない、取付け具の中に管を保持する任意の知られている手段により、ケース104に対して固定位置で、共鳴管102の一部を保持するように構成される。
この実施形態では、共鳴管102の締結部118は、可逆的に締結接続具120に係合するように構成され、これにより、燃焼器ケーシング80および/または燃焼器ライナ70を含むがこれらに限定はされない燃焼器20の要素の乱れを最小限にして、共鳴管102を特徴長さ116の異なる共鳴管102と交換することが可能になる。一実施形態では、共鳴管102は、必要に応じて、特徴長さ116の異なる複数の共鳴管102から選択される。たとえば、音響ダンピング装置100の共鳴管102の交換が比較的簡単であることにより、共鳴管102の特徴長さ116に対応する周波数範囲において、燃焼ダイナミクスのダンピングを細かく調整することが可能になる。
再び図3を参照すると、ケース104は、この実施形態では燃焼器の外側ケーシング80に取り付けられる、付けられた基部124をさらに含む。基部124は、外側ケーシング80に付くように構成される取付け具126を含む。取付け具126は、少なくとも1つの締結具開口128を含み、これは、締結具開口128を通って下にある外側ケーシング80へと機械的締結具を受けて、燃焼器20の外側ケーシング80に基部124を付けるように構成される。適した機械的締結具の非限定的な例には、ねじ、ボルト、リベット、または任意の他の適した機械的締結具が含まれる。
図3に示されるように、基部124の近位端部130は、燃焼器20の外側ケーシング80を通って画定される開口82を通って突出する。近位端部130は、スリーブ134を収容するスリーブトラック132を画定する。図4は、図2および図3に示されるケース104の拡大図である。図3および図4を参照すると、スリーブ134は、スリーブ134の中に形成されるスリーブ内部空洞138に収容される付勢部材108の影響下で、近位・遠位方向136に摺動するように構成される。付勢部材108は、ばね遠位端部140ではスリーブトラック132の内表面144に取り付けられ、反対のばね近位端部142ではスリーブ内部空洞138の内表面146に取り付けられる。この実施形態では、付勢部材108には事前に荷重がかけられ、その結果、スリーブ近位端部148および取り付けられたフェルール106は近位方向に突出し、燃焼器ライナ70の穿孔領域72にフェルール106を押し付ける。
図3および図4を再び参照すると、ケース104の基部124は、締結接続具120とスリーブトラック132の間のケース開口150を通して共鳴管102の近位開端部112を受ける。近位開端部112は、スリーブ内部空洞138および付勢部材108を通って近位方向に延在し、スリーブ近位端部148においてスリーブ内部空洞138の中に形成される管保持用接続具152に当てて機械的に保持される。非限定的な例として、管保持用接続具152は、図3および図4に示されるように、スリーブ近位端部148に形成される周方向の段でもよい。
この実施形態では、通気されたフェルール106が、スリーブ近位端部148に取り付けられる。図5は、図2、図3、および図4に示されるフェルール106および燃焼器ライナ70の分解図である。図5に示されるように、フェルール106は、スリーブ近位端部148に取り付けられる。フェルール106は、フェルール近位面158からフェルール遠位面160へと通じる中央フェルール開口156を含む。一態様では、中央フェルール開口156は、フェルール近位面158に形成される、広がった開口部162を含む。この態様では、広がった開口部162は、穿孔部72において燃焼器ライナ70を通って形成される開口74の少なくとも一部に重なり合うようなサイズにされる(図4を参照)。フェルール近位面158は、燃焼ゾーン60からの燃焼ダイナミクスに起因する圧力変動を、開口74、フェルール開口156、近位スリーブ開口164、および共鳴管102の近位開端部112を介して共鳴チャンバ110へと送り出すために、穿孔領域72のすべての開口74を覆うようなサイズにされる。
図4および図5を再び参照すると、フェルール106は、フェルール開口156からフェルール106の外縁部168へと半径方向に延在する複数の空気導管を形成する、複数のフェルール通路166をさらに含む。この実施形態では、フェルール通路166は、燃焼ゾーン60から音響ダンピング装置100に入る圧力変動のダンピングを助ける。種々の実施形態では、フェルール通路166は、半径方向に、かつフェルール近位面158の平面に対し、限定されない任意の上向きの角度または下向きの角度で延在する。種々の実施形態では、複数のフェルール通路166は、少なくとも2本の通路、少なくとも3本の通路、少なくとも4本の通路、少なくとも5本の通路、少なくとも6本の通路、少なくとも7本の通路、少なくとも8本の通路、少なくとも10本の通路、少なくとも12本の通路、少なくとも16本の通路、少なくとも24本の通路、またはこれより多い通路を含む。
図5を再び参照すると、付勢部材108は、燃焼器ライナ70の中の穿孔領域72の開口74を覆って、燃焼器ライナ70の外表面78にフェルール近位面158を押し付けるように構成される近位付勢力170を作用させる。押し付けられたフェルール近位面158は、付勢力170によって保持される、開口74を覆う封止部を形成する。図4に示されるように、フェルール106および取り付けられたスリーブ134は、近位方向および遠位方向に摺動して、燃焼器ライナ70の膨張および収縮を補償するように構成されるが、近位面158は、図5に示されるように、付勢力170によってライナ70の外表面78に対して封止されたままになる。
図5を再び参照すると、燃焼器ライナ70は、複数の穿孔領域72を含み、各穿孔領域72は、各音響ダンピング装置100に対応する。各穿孔領域72は、燃焼ゾーン60と互いに隣り合うライナ70の内表面76からライナ70の外表面78へと延在する複数の開口74を含む。種々の実施形態では、複数の開口74は、約10個から約30個の開口、またはそれより多い開口を含む。種々の他の態様では、複数の開口74は、10個の開口、12個の開口、14個の開口、16個の開口、18個の開口、20個の開口、22個の開口、24個の開口、26個の開口、28個の開口、または30個の開口を含む。
種々の実施形態では、それぞれの開口74の直径は、約20mmから約60mmの範囲でもよい。種々の他の実施形態では、開口74の直径は、20mm、22mm、24mm、28mm、32mm、36mm、40mm、44mm、48mm、52mm、56mm、および60mmでもよい。一実施形態では、各開口74は、直径が一致する。別の実施形態では、1つまたは複数の開口74は、穿孔領域72の中の他の開口74とは直径が異なる。
種々の実施形態では、複数の開口74は、燃焼器ライナ70に対し、限定されない任意の角度で位置合わせされてもよい。一実施形態では、複数の開口74は、局所的に燃焼器ライナ70に対して垂直である。別の実施形態では、複数の開口74は、燃焼器ライナ70に対して1つまたは複数の角度で位置合わせされる。一実施形態では、すべての開口74は、燃焼器ライナ70に対し、同じ角度に沿って位置合わせされる。非限定的な例として、図4および図5に示されるように、開口74は、燃焼器ライナ70に対して垂直に位置合わせされてもよい。別の実施形態では、複数の開口74は、穿孔領域72内において、互いに対して、また燃焼器ライナ70に対して、異なる角度を有してもよい。一実施形態では、燃焼器ライナ70は、各装置100に隣接するライナ70を局所的に補強するために、局所的に厚くされた領域またはボス79を含んでもよい。
一実施形態では、押し付けられた各フェルール近位面158によって覆われる面積は、フェルール近位面158の下にある、穿孔領域72の対応する面積よりも大きい。一実施形態では、広がった開口部162は、穿孔領域72の、下にある開口74の少なくとも一部を露出させるような寸法にされる。この実施形態では、広がった開口部162の接触面積は、拡大または縮小されて、圧力変動が燃焼ゾーン60から共鳴空洞110へと通過することができる、露出した開口74の総面積を調節することができる。別の実施形態では、燃焼器ライナ70のその場所の音響ダンピング装置100を作動しないようにするために、近位開端部112を有する共鳴管102は、閉じた近位端部(図示せず)を有する管と交換されてもよい。上述のように、音響ダンピング装置100のケース104は、特徴長さ116の異なる様々な共鳴管102を可逆的に固定するように構成され、これにより、音響ダンピング装置100のその他の部分を修正する必要なしに、共鳴管102を閉じた近位端部を有する管と取り替えることが可能になり、その逆も同様に可能になる。
この実施形態では、燃焼器ライナ70の穿孔領域72に押し付けられるフェルール106の構成により、既存の装置と比べて少なくともいくつかの利点が提供される。複数の比較的小さい開口74を含む穿孔領域72は、既存の音響ダンパ設計物において共鳴管が突出する単一の大きい開口に比べて、熱応力に対して比較的耐久性がある。さらに、複数の開口74は、ライナ70の構造的一体性に対する影響を最小限にして、既存の設計物によって必要とされる単一の開口と比べて、比較的大きい総ダンピング面積へとスケール変更され得る。さらに、共鳴管102を取り替えることにより、装置100のアレイによってダンピングされる音響振動の周波数範囲をオフにする、かつ/または調整することができるので、燃焼器ライナ70上の位置に応じてアレイの各装置100を局所的に調整する機能にかなりの柔軟性をもたせることが可能になる。
さらに、音響ダンピング装置100が燃焼器ライナ70の相対的な膨張または収縮を補償できることにより、ライナ材料は、潜在的な熱応力を低減させるために音響ダンピング装置100と一致させる必要がないので、ライナ70の構造物向けに種々の材料を使用することが可能になる。燃焼器ライナ70に適した材料の非限定的な例には、ステンレス鋼やセラミックマトリックス複合材料(CMC)などの、熱に強い金属が含まれる。さらに、ライナ70にフェルール106を押し付け、かつ比較的小さいフェルール通路166を介してフェルール106を通気しているので、音響ダンピング装置100は、音響ダンピング装置100とライナ70の間の接合部に大きい間隙が発生するのを最小限に抑える。
音響ダンピング装置の例示的な実施形態が、上に詳細に述べられている。音響ダンピング装置は、本明細書に記述される燃焼器と共に使用することに限定されるものではなく、むしろ、音響ダンピング装置は、単独で、また本明細書に述べられる他の燃焼器構成要素とは別々に利用することができる。さらに、本発明は、上に詳細に述べられた、燃焼器音響ダンピング装置の実施形態には限定されない。むしろ、燃焼器音響ダンピング装置の他の変形形態が、特許請求の範囲に記載の趣旨および範囲において利用されてもよい。
本発明は、種々の具体的な実施形態の点から説明されてきたが、本発明が、特許請求の範囲に記載の趣旨および範囲において、修正形態を用いて実施されてもよいことは、当業者には理解されよう。
10 ガスタービンエンジン
12 空気取入れ面
14 ファン組立体
15 ファンブレード
16 ローターディスク
18 コアエンジン
19 高圧圧縮機
20 燃焼器
22 高圧タービン
24 低圧タービン
26 第1のローターシャフト
28 第2のローターシャフト
30 排気面
32 中心回転軸
34 外側バーナー
36 内側バーナー
38 パイロットスワラ
40 メインスワラ
42 中心体
46 中心体空洞
49 メインスワラハウジング
52 メインスワラ空洞
54 外表面
58 中心体後端部
60 メインスワラ燃焼ゾーン
62 全空気流
64 メインスワラ空気流、メイン空気流
66 パイロット空気流
68 流体容積
70 燃焼器ライナ
72 穿孔領域
74 開口
76 内表面
78 外表面
79 ボス
80 燃焼器ケーシング、外側ケーシング
82 開口
100 音響ダンピング装置
102 共鳴管
104 ケース
106 フェルール
108 付勢部材
110 共鳴空洞、共鳴チャンバ
112 近位開端部、開端部
113 共鳴空洞開口
114 遠位端部、閉端部
116 特徴長さ
118 締結部
120 締結接続具
122 遠位端部
124 基部
126 取付け具
128 締結具開口
130 近位端部
132 スリーブトラック
134 スリーブ
136 近位・遠位方向
138 スリーブ内部空洞
140 ばね遠位端部
142 ばね近位端部
144 内表面
146 内表面
148 スリーブ近位端部
150 ケース開口
152 管保持用接続具
156 中央フェルール開口
158 フェルール近位面
160 フェルール遠位面
162 開口部
164 近位スリーブ開口
166 フェルール通路
168 外縁部
170 近位付勢力

Claims (20)

  1. 所定の特徴長さ(116)を有する共鳴空洞(110)を画定し、かつ空洞開口(113)を画定する管端部を画定する共鳴管(102)であって、前記空洞開口(113)が、前記共鳴空洞(110)に連結される、共鳴管(102)と
    前記管端部を、ライナ(70)によって囲まれる流体容積(68)と流体連通した状態で可逆的に固定するように構成されるケース(104)と
    を備える音響ダンピング装置(100)であって、前記ケース(104)が、前記ライナ(70)の穿孔領域(72)を覆って押し付けられる通気式フェルール(106)を備え、前記通気式フェルール(106)が、フェルール開口(156)を画定し、前記ライナ(70)の前記穿孔領域(72)、前記フェルール開口(156)、および前記空洞開口(113)が、前記流体容積(68)と前記共鳴空洞(110)の間に前記流体連通を形成するように位置合わせされる、音響ダンピング装置(100)。
  2. 前記共鳴管(102)が、所定の特徴長さ(116)の異なる複数の交換可能な共鳴管から選択される、請求項1記載の音響ダンピング装置(100)。
  3. 前記複数の交換可能な共鳴管が、約2.5cmから約38cmの範囲に及ぶ所定の特徴長さ(116)を備える、請求項2記載の音響ダンピング装置(100)。
  4. 前記ケース(104)が、前記通気式フェルール(106)に連結される付勢部材(108)をさらに備え、前記付勢部材(108)が、前記通気式フェルール(106)を、前記穿孔領域(72)を覆って押し付けられた状態に保つように構成される、請求項1記載の音響ダンピング装置(100)。
  5. 前記ケース(104)が、締結接続具(120)をさらに備え、前記締結接続具(120)は、前記共鳴管(102)の対応する締結部(118)に可逆的に連結して、前記管端部の前記空洞開口(113)を、前記ライナ(70)によって囲まれる前記流体容積(68)と流体連通した状態で可逆的に固定するように構成される、請求項1記載の音響ダンピング装置(100)。
  6. 前記通気式フェルール開口(156)が、前記空洞開口(113)と互いに隣り合う第1の半径から前記穿孔領域(72)と互いに隣り合う第2の半径まで広がり、前記第2の半径が、前記第1の半径より大きい、請求項1記載の音響ダンピング装置(100)。
  7. 前記穿孔領域(72)が、複数の開口(74)を備え、前記複数の開口(74)が、約10個から約30個の開口を備え、それぞれの前記開口が、約20mmから約60mmの範囲に及ぶ開口半径を備える、請求項1記載の音響ダンピング装置(100)。
  8. ライナ(70)によって囲まれる流体容積(68)内の圧力変動をダンピングする方法であって、
    前記ライナ(70)を通る穿孔領域(72)を形成するステップであって、前記穿孔領域(72)が、前記ライナ(70)の外表面(78)と前記流体容積(68)に互いに隣り合う前記ライナ(70)の内表面(76)との間に複数の開口(74)を備える、ステップと、
    前記穿孔領域(72)に位置合わせして、前記外表面(78)に音響ダンピング装置(100)を連結するステップであって、前記音響ダンピング装置(100)が、ケース(104)、ならびに所定の特徴長さ(116)で形成される共鳴空洞(110)と空洞開口(113)を画定する第1の端部とを含む共鳴管(102)を備える、ステップと、
    前記穿孔領域(72)を覆って前記外表面(78)に前記ケース(104)を押し付けるステップであって、前記ケース(104)が、フェルール開口(156)を画定する通気式フェルール(106)を備える、ステップと、
    前記穿孔領域(72)、前記フェルール開口(156)、および前記空洞開口(113)が、前記流体容積(68)と前記共鳴チャンバ(110)の間に流体連通を形成するように位置合わせされた状態で、前記ケース(104)に前記第1の端部を連結するステップとを含む、方法。
  9. 複数の交換可能な共鳴管から前記共鳴管(102)を選択するステップをさらに含み、前記複数の交換可能な共鳴管のそれぞれが、約2.5cmから約38cmの範囲に及ぶ様々な所定の特徴長さ(116)を有する、請求項8記載の方法。
  10. 前記複数の交換可能な共鳴管から前記交換可能な共鳴管(102)を選択するステップが、前記流体容積(68)内の前記圧力変動の1/4波長におおよそ等しい前記所定の特徴長さ(116)を有する前記交換可能な共鳴管(102)を選択するステップをさらに含む、請求項9記載の方法。
  11. 前記ケース(104)から前記管端部を連結解除し、
    前記共鳴管(102)の対応する前記特徴長さ(116)とは異なる第2の特徴長さを有する第2の共鳴管を選択し、
    前記ケース(104)に前記第2の共鳴管の第2の管端部を連結することにより、前記流体容積(68)内の前記圧力変動の前記ダンピングを調整するステップをさらに含み、
    前記第2の共鳴管が、前記圧力変動の前記1/4波長に前記第2の特徴長さを一致させるように選択される、請求項8記載の方法。
  12. 前記流体容積(68)内の前記圧力変動の前記ダンピングを調節するステップが、
    前記ライナ(70)を通る少なくとも1つの追加的な穿孔領域を形成するステップと、
    前記少なくとも1つの追加的な穿孔領域のそれぞれを覆って、追加的なケースと追加的な共鳴管とを備える追加的な音響ダンピング装置を組み付けるステップとをさらに含む、請求項11記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つの追加的な穿孔領域のそれぞれを覆って追加的な音響ダンピング装置を組み付けるステップが、それぞれの追加的なケースにそれぞれの追加的な共鳴管のそれぞれの追加的な管端部を連結するステップを含み、それぞれの追加的な共鳴管が、前記共鳴管(102)の前記特徴長さ(116)に一致する追加的な特徴長さを備える、または前記追加的な共鳴管の少なくとも一部が、前記共鳴管(102)の前記特徴長さ(116)とは異なる少なくとも1つの追加的な特徴長さを備える、請求項12記載の方法。
  14. 前記ライナ(70)を通る前記穿孔領域(72)を形成するステップが、約10個から約30個の開口を備える前記複数の開口(74)を形成するステップをさらに含み、各開口が、約20mmから約60mmの範囲に及ぶ開口半径を備える、請求項8記載の方法。
  15. 前記音響ダンピング装置(100)の前記ケース(104)の中に提供される付勢部材(108)を用いて、前記通気式フェルール(106)を前記穿孔領域(72)に押し付けられた状態に保つステップをさらに含む、請求項8記載の方法。
  16. 前記ライナ(70)を通る少なくとも1つの追加的な穿孔領域を形成するステップが、前記ライナ(70)の単一の流れ方向位置に分布するかまたは前記ライナ(70)の複数の流れ方向位置に分布する前記少なくとも1つの追加的な穿孔領域を形成するステップをさらに含み、前記ライナ(70)が、流れ方向に動く流体の流れを囲む、請求項8記載の方法。
  17. 圧縮機と流体連通した状態で連結される燃焼器(20)を備えるガスタービンエンジン(10)であって、前記燃焼器(20)が、穿孔領域(72)に少なくとも1つの複数の開口(74)を含む燃焼器ライナ(70)を備え、前記燃焼器ライナ(70)が、燃焼ゾーン(60)を囲み、前記燃焼器(20)が、少なくとも1つの音響ダンピング装置(100)を備え、それぞれの前記音響ダンピング装置(100)が、前記少なくとも1つの複数の開口(74)のうちの、対応するそれぞれの複数の開口(74)を覆って取り付けられ、それぞれの音響ダンピング装置(100)が、
    所定の特徴長さ(116)を有する共鳴空洞(110)を画定し、開いた管端部を備える、共鳴管(102)と、
    前記開いた管端部を、前記燃焼領域と流体連通した状態で可逆的に固定するように構成されるケース(104)とを備え、前記ケース(104)が、前記燃焼器ライナ(70)の1つの穿孔領域(72)を覆って押し付けられる通気式フェルール(106)を備え、前記通気式フェルール(106)が、フェルール開口(156)を画定し、前記ライナ(70)の前記1つの穿孔領域(72)、前記フェルール開口(156)、および前記開いた管端部が、前記燃焼ゾーン(60)と前記共鳴チャンバ(110)の間に前記流体連通を形成するように位置合わせされる、ガスタービンエンジン(10)。
  18. それぞれの前記共鳴管(102)が、所定の特徴長さ(116)の異なる複数の交換可能な共鳴管から選択され、前記複数の交換可能な共鳴管が、約2.5cmから約38cmの範囲に及ぶ所定の特徴長さ(116)を備える、請求項17記載のガスタービンエンジン(10)。
  19. 前記少なくとも1つの音響ダンピング装置(100)が、前記燃焼ゾーン(60)の、同様の流れ方向の場所で、前記燃焼器ライナ(70)の周りに周方向に分布する2つ以上の音響ダンピング装置(100)を備える、請求項17記載のガスタービンエンジン(10)。
  20. 前記少なくとも1つの音響ダンピング装置(100)が、前記燃焼ゾーン(60)の、互いに異なる流れ方向の場所に分布する2つ以上の音響ダンピング装置(100)を備える、請求項17記載のガスタービンエンジン(10)。
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