JP2012117807A - 広帯域周波数応答の調整可能な共振器 - Google Patents

広帯域周波数応答の調整可能な共振器 Download PDF

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スワンド・ヴィジェイ・サーデシュムク
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Abstract

【課題】ガスタービンエンジンにおいて発生する振動(又は変動)を低減すること。
【解決手段】システムは共振器コントローラを含む。共振器コントローラは、共振器内への第1の流体及び第1の流体とは異なる第2の流体の比率を調節することができる。加えて、共振器コントローラは、比率に基づいて振動を減衰するよう共振器の共振周波数を制御することができる。
【選択図】 図1

Description

本明細書で開示される主題は、燃料ノズルにおける音響振動の減衰に関する。
ガスタービンエンジンは、燃料と空気の混合気を燃焼させて高温の燃焼ガスを発生し、この燃焼ガスが1以上のタービン段を駆動する。詳細には、高温燃焼ガスは、タービンブレードを回転させ、これによりシャフトを駆動して1以上の負荷(例えば、発電機)を回転させる。残念ながら、特定のパラメータは、燃焼プロセスにおいて圧力振動を誘起し又は増大させ、これによりガスタービンエンジンの部品寿命、性能、及び効率が低下する場合がある。例えば、圧力振動は、燃焼器内に配向された燃料圧力又は空気圧力の変動に少なくとも部分的に起因することが多い。これらの変動は、種々の周波数で燃焼器圧力振動を引き起こす場合があり、特にガスタービンエンジンの性能及び寿命に好ましくない影響を及ぼす可能性がある。例えば、高圧変動は、ガスタービンエンジンにおける1以上の部品の疲労につながり、1以上の部品は、これらの変動が存在しなかった場合よりも早期に故障する可能性がある。従って、ガスタービンエンジンにおいて発生する振動(又は変動)を低減することが有利とすることができる。
米国特許公開出願第2008/0173271号明細書
本願出願当初の特許請求の範囲に記載された発明の幾つかの実施形態について要約する。これらの実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明の技術的範囲を限定するものではなく、本発明の可能な形態を簡単にまとめたものである。実際、本発明は、以下に記載する実施形態と同様のものだけでなく、異なる様々な実施形態を包含する。
第1の実施形態では、システムは、振動を減衰するよう構成された共振器と、ある比率の第1の流体及び第1の流体とは異なる第2の流体を共振器に提供して共振器の共振特性を制御するよう構成された共振制御システムと、を含む。
第2の実施形態では、システムは、第1の流体及び第1の流体とは異なる第2の流体の比率を調節するよう構成され、比率に基づいて記共振器の共振周波数を制御して振動を減衰するよう構成された共振器コントローラを含む。
第3の実施形態では、システムは、燃焼室を含むエンジンと、燃焼室に結合されて該燃焼室内の振動を減衰するよう構成された共振器と、を含み、共振器は、第1の流体と、該第1の流体とは異なる第2の流体とをある比率で受け取り、共振器の共振周波数を制御するよう構成されている。
本発明の上記その他の特徴、態様及び利点については、図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって理解を深めることができるであろう。図面を通して、同様の部材には同様の符号を付した。
本発明の一実施形態による燃焼器に結合された制御システムを有するタービンシステムのブロック図。 本発明の一実施形態による、図1に示された制御システムと連動した共振器の側断面図。 本発明の一実施形態による、複数の作動流体を用いた共振器能力を示すグラフ。 本発明の一実施形態による、燃焼器に結合された第2の制御システムの側面図。
以下、本発明の1以上の特定の実施形態について説明する。これらの実施形態を簡潔に説明するため、現実の実施に際してのあらゆる特徴について本明細書に記載しないこともある。実施化に向けての開発に際して、あらゆるエンジニアリング又は設計プロジェクトの場合と同様に、実施毎に異なる開発者の特定の目標(システム及び業務に関連した制約に従うことなど)を達成すべく、実施に特有の多くの決定を行う必要があることは明らかであろう。さらに、かかる開発努力は複雑で時間を要することもあるが、本明細書の開示内容に接した当業者にとっては日常的な設計、組立及び製造にすぎないことも明らかである。
本発明の様々な実施形態の構成要素について紹介する際、単数形で記載したものは、その構成要素が1以上存在することを意味する。「含む」、「備える」及び「有する」という用語は内包的なものであり、記載した構成要素以外の追加の要素が存在していてもよいことを意味する。
本開示の実施形態は、燃料供給源(例えば、液体及び/又はガスライン)内の圧力変動を減衰させることにより燃焼駆動振動を低減し、及び/又は1以上の共振器を介して燃焼により発生する音響振動を減衰させることができる。特定の実施形態では、1以上の共振器は、減衰作用を最大にするために振動に近接して位置付けることができる。例えば、共振器は、燃料ノズルの本体(例えば、燃料ノズルの中間及び/又は先端)に直接、燃料ノズルの上流側のマニホルド内に、及び/又は燃料ノズルの下流側に配置することができる。
加えて、共振器は、一定の周波数の振動を減衰するように調整することができ、或いは、広帯域周波数減衰器として作動するよう調整することができる。特定の実施形態では、各共振器は、共振器内の流体を変更し、これにより共振器の音響速度及び共振周波数を変更することにより調整することができる。例えば、各共振器は、共振器に提供される2以上の流体の量(例えば、比率)を変えることによって調整することができる。流体のあらゆる好適な数及びタイプを用いて共振器を調整することができる。一実施形態では、各共振器は、共振器に提供される蒸気及び二酸化炭素(CO2)の量(例えば、比率)を変えることにより調整することができる。共振器に送出される流体の制御は、コントローラを介して管理することができる。コントローラは、1以上のセンサから燃焼器の振動周波数に関する情報を受け取ることができ、更に、共振器に提供される第1の流体と第2の流体の比率を調節することによって、発生している現在の振動を減衰させるように共振器を調整することができる。すなわち、コントローラは、共振器に通信可能に結合することができ、共振器を少なくとも1つのセンサによって検出される周波数に同調させることができる。共振器は、とりわけ、Helmholtz共振器及び/又は4分の1波長共振器を含むことができる。
次に、各図面に移り、最初に図1を参照すると、タービンシステム10の一実施形態は、1以上の燃料ノズル12を含むことができる。音響振動は、燃料の燃焼中に燃料ノズル12から発生する可能性があるが、燃料ノズル12の開示された実施形態は、発生した音響振動を減衰させるために燃料ノズル12に一体化された共振器14を含むことができる。加えて、及び/又は代替として、少なくとも1つの共振器14は、燃料ノズル12の上流側及び/又は下流側に位置付けられ、燃料の燃焼中に燃料ノズル12から発生した音響振動の減衰を助けることができる。
タービンシステム(例えば、ガスタービンエンジン)10は、天然ガス及び/又は水素富化合成ガスなどの液体又はガス燃料を用いて、タービンシステム10を稼働することができる。図示のように、燃料ノズル12は、燃料供給源18を介して燃料ストリーム16を吸入し、該燃料を燃焼器20に噴射する。この燃料ストリーム16は、例えば、マニホルド22を通過することができる。一実施形態では、マニホルド22は、燃焼器20の内部にあるか、又は燃焼器20に結合することができ、複数の流体を燃焼器20に送出することを可能にするジャンクションとして動作することができる。
加えて、例えばマニホルド22を通じて空気を燃焼器20に噴射して、燃料ノズル12によって燃焼器20に噴射された燃料と混合し、燃料−空気混合気を生成することができる。燃料−空気混合気は、燃焼器20内で点火することができる。この燃料−空気混合気の燃焼器20内での燃焼は、高温の加圧排出ガスを生成する。燃焼器20は、高温加圧排出ガスをタービン24に送ることができる。すなわち、燃焼器20は、排出ガスをタービン24を通って排出出口26に配向する。排出ガスは、タービン24における少なくとも1つのタービン段(例えば、タービンブレード)を通過し、これによりタービン24を回転駆動させる。その結果、タービン24内のブレードとシャフト28との間のカップリングによって、シャフト28の回転が生じることになり、該シャフトはまた、タービンシステム10全体にわたって複数の構成要素に結合される。
図示のように、シャフト28は、圧縮機30を含む、タービンシステム10の種々の構成要素に接続することができる。圧縮機30はまた、シャフト28に結合できるブレードを含む。シャフト28が回転すると、圧縮機30内のブレードもまた回転し、これにより吸気口34から圧縮機30を通って燃料ノズル12及び/又は燃焼器20に入るよう空気32を加圧することができる。シャフト28はまた、負荷36に接続することができ、該負荷には、シャフト28の回転によって動力を供給することができる。理解されるように、負荷36は、発電プラント又は外部の機械的負荷のような、タービンシステム10の回転出力により出力を発生できるあらゆる好適な装置とすることができる。例えば、負荷30は、発電機、航空機のプロペラ、その他を含むことができる。
タービンシステム10の共振器14は、以下の式によって定義される共振周波数(F)を有することができる。
F=(c/2π)√(S/VL)
ここで、cは音響速度、Sは共振器14の孔の面積、Vは共振器14の容積、Lは共振器14の孔のネック長である。一実施形態では、共振器14の音響速度cは、共振器14の全体応答(例えば、音響減衰)を修正するよう変更することができる。例えば、ガス媒質においては、音響速度cは、ガス媒質の温度、分子構造、及び分子量に依存する。従って、異なる分子構造及び分子量が共振器14に送出されるように、ある量の少なくとも2以上のガス媒質を導入し変えることによって、共振器14により幅広い周波数を減衰させることができる。
タービンシステム10は、共振器14への流体流を制御するための電気装置又は電子装置とすることができるコントローラ38を含む。本発明の実施形態では、コントローラ38は、各共振器14及び少なくとも1つのセンサ40に通信可能に結合することができ、これらは、燃焼器20と流体連通することができる。一実施形態では、センサ40は圧力センサとすることができる。しかしながら、センサ40は、圧力振動及び/又は燃焼ダイナミックスを示すフィードバックが得られるあらゆる好適なセンサを含むことができる。例えば、センサ40は、温度センサ、火炎センサ、又は振動センサを含むことができる。コントローラ38は、例えば燃焼器20内の圧力振動の検出した周波数に関する情報をセンサ40から受け取ることができる。加えて、1以上のセンサ40は、マニホルド22又は燃料ノズル12に近接して配置され、これらの内部の圧力振動を検出することができる。
センサ40から受け取ったこの情報に基づいて、コントローラ38は、共振器14から提供される流体の比率を調節することによって、検出周波数に一致するよう共振器14を調整することができる。これらの流体は、第1の流体42、第2の流体4、及びその他、N番目の流体46までを含むことができる。流体42、44、及び46として使用する流体の実施例は、限定ではないが、水(例えば、蒸気の形態で)、二酸化炭素、窒素、空気、及び/又は他の流体を含むことができる。流体42、44、及び46は各々、異なる分子量を有することができ、単原子及び多原子流体を含むことができ、及び/又は互いに異なる比熱比を有することができる。例えば、第1の流体42の分子量又は比熱比は、第2の流体44よりも少なくとも約5%、10%、15%、20%、30%、40%、50%よりも大きく異なり、又はそれ以上異なることができる。
共振器14に提供される第1の流体42及び第2の流体44などの流体の比率を調節することにより、共振器14によって減衰できる全体の周波数は、より幅広い周波数を含むように拡大することができる。更に、共振器14のより具体的な調整は、検出した振動周波数を音響的に減衰するよう調整される流体42、44の組合せを選ぶことによる、共振器14に提供される流体(例えば、第1の流体42と第2の流体44)の制御を通じて達成することができる。これは、燃焼器20内の特定の圧力振動の大きさの低減をもたらすことができる。
図2は、図1の燃料ノズル12の軸方向下流側に配置できる共振器14の一実施形態の概略図である。図示の実施形態では、共振器14は、燃焼器20の燃焼室47の軸方向上流側に配置される。共振器14の動作の種々の態様は、円周方向又は軸線50、半径方向又は軸線51、及び軸方向又は軸線52を基準として説明できる点に留意されたい。例えば、軸線50は、燃焼器20の長手方向中心線の周りの円周方向に対応し、軸線51は、長手方向中心線の周りの横方向又は半径方向に対応し、軸線52は、燃焼器20に沿った長手方向中心線又は縦方向に対応する。従って、図示の実施形態では、共振器14は、円周方向50で燃焼器20の燃焼室47を囲む環状チャンバとすることができる。すなわち、共振器14は、燃焼室47を囲む燃焼器20の外側壁部に結合され且つこれを囲むことができる。別の実施形態では、共振器14は、燃焼器20の内部に配置することができ、その結果、共振器の上流側プレート54は、燃焼室47から軸方向上流側の燃焼器20の内部にわたる外側壁部48から半径方向に延びるようになる。例えば、共振器14は、燃料ノズル12の下流側端部に沿って配置することができる。何れかの実施形態では、共振器14は、例えば、燃焼器20における燃焼ダイナミックスにより生じる圧力振動を減衰させるよう構成される。
共振器14は、燃焼プロセスにより引き起こされる音響振動を減衰するよう動作することができ、この音響振動は、ノズル12に伝達される空気及び燃料の圧力変動の影響を受ける可能性がある。このようにして、他の場合にはタービンシステム10内の部品又はサブシステムの1以上の固有周波数の振動によってタービンシステム10の性能が低下し寿命が短くなるはずの特定の周波数における変動を軽減又は排除することさえできる。音響振動は、ノズル12の直ぐ下流側で最大となる可能性が高い。従って、音響共振器14は、燃焼室47の圧力振動の位置と近接させるように、燃料ノズル12の下流側部分に隣接して配置することが有利とすることができる。
共振器14は、上流側プレート54と少なくとも1つのサイドプレート56とを含むことができ、該サイドプレート56は、上流側プレート54及び外側壁部48と合わせて共振キャビティ58を形成することができる。上流側プレート54は、外側壁部48と平行に半径方向52に延びることができ、例えば、約0.2、0.4、0.6、0.8、1.0、1.2、1.4、1.6、1.8、又は2.0インチ幅とすることができる。サイドプレート56は、外側壁部48から上流側プレート54まで、例えば、約0.5、1、1.5、2、2.5、又は3インチの距離で軸方向51に延びることができる。従って、外側壁部48と上流側プレート54は平行にすることができ、サイドプレート56は、キャビティ58の周辺周りで横方向に延びる。更に、特定の実施形態では、上流側プレート54はディスク形とすることができ、サイドプレート56は環状形とすることができ、及び/又はキャビティ58は円筒形とすることができる。
第1の流体42及び第2の流体44などの流体は、1以上の流体入口60を介して共振キャビティ58に流入することができ、該流体入口60は、共振器14の上流側プレート54を通って軸方向51に配置することができる。流体入口60は、例えば、直径が約0.01、0.03、0.05、0.1、0.15、又は0.20インチとすることができる。流体入口60は、流体が方向線62及び64に沿って共振器キャビティ58内に軸方向51に通過するのを可能にすることができる。流体(例えば、第1の流体42及び第2の流体44)は更に、方向線68で示すように、流体出口ポート66を通って燃焼室47内に軸方向51に通ることができる。すなわち、流体出口ポート66は、燃焼室47の燃焼ゾーンに直接流体を放出することができる。流体出口ポート66は、例えば、直径が約0.05、0.1、0.15、0.2、0.25、又は0.3インチとすることができる。
従って、共振器14は、圧力振動(例えば、空気、燃料、燃焼、その他)を減衰すると共に、例えば、燃料ノズル12の下流側端部に隣接する流体出口ポート66を介して燃焼室47に1以上の流体(例えば、流体42及び44)を直接流す共振器キャビティ58を含む。例えば、空気32及び燃料18の圧力変動(例えば、振動)に起因して、不均一な燃料/空気混合気が燃焼器20に送出される可能性がある。この燃料/空気混合気が燃焼すると、排出ガスなどの流体は、燃料出口ポート66を介してキャビティ58内に強制的に送り込まれ、従って、キャビティ58の内部の圧力を高めると同時に、燃焼室47における振動を低減することができる。このようにして、圧力振動は、音響圧力波を形成することはできない。圧力振動がもはや生成されていない(例えば、燃料/空気混合気変動が減少する)場合、キャビティ58内の高圧力は、排出ガスを流体42及び44と共に燃料出口ポート66を通じて強制的に送り戻し、キャビティ58内の圧力を燃焼ゾーン47の圧力と等しくすることができる。このプロセスは、減衰によって圧力振動を減少させ、発生する音響振動がより少なく又は全くなくなるように、繰り返すことができる。このようにして、共振器14は、変動する燃料/空気混合気の燃焼によって生じる圧力振動のエネルギーを消散させることができる。
更に、このプロセスは、共振器14の調整によって、すなわち、共振器14の共振周波数を燃焼室47において生じる振動に一致させることによって最適化することができる。これらの振動は、1以上のセンサ40を介して測定することができ、該センサは、燃焼室47と流体連通した圧力センサとすることができる。燃焼室47内で圧力振動の検出された周波数に関するこれらの測定値は、経路70及び72に沿ってコントローラ38に伝送することができる。センサ40から受け取った測定値に基づいて、コントローラ38は、共振器14に提供される流体(例えば、流体42及び44)の比率を調節することによって検出された周波数に一致するよう共振器14を調整することができる。流体44に対する流体42の比率の調節は、コントローラ38が1以上の制御信号を経路74及び76に沿ってバルブ78及び80に伝送することにより調節することができる。経路74及び76に沿って伝送されるこれらの制御信号は、バルブ78及び80の開閉を制御することができる。バルブ78及び80の開閉を調節することにより、方向線62に沿って共振器キャビティ58内に送出される第1の流体42の量、及び方向線64に沿って送出される第2の流体44の量を制御することができる。
更に、流体(例えば、第1の流体42及び第2の流体44)の制御を通じて共振器14の調整をより正確に行うことに加えて、共振器14に提供される流体(第1の流体42及び第2の流体44など)の比率を調節することにより、共振器14によって減衰させることができる周波数全体が幅広い範囲の周波数を含めるように拡大することができる。すなわち、キャビティ58に提供される流体42及び44の比率を変えることにより、燃料出口ポート66を介してキャビティ58に流入してキャビティ58の内部の圧力を増大させることができる排出ガスのような流体の量が変化する。すなわち、所与の時間にて共振器キャビティ58に流入できる排出ガスの量は、当該時間における共振器キャビティ58内の第1の流体42と第2の流体44の比率に関係することができる。更に、共振器14によって減衰される周波数は、流体出口ポート66を出入りしてキャビティ58内の圧力を燃焼ゾーン47の圧力と等しくすることができる排出ガスの量に関連して変化することができるので、あらゆる所与の時間にて共振器キャビティ58に流入する排出ガスの量が、共振器14により減衰される周波数を制御する。
上記で検討したように、共振器14の調整は、燃焼室47において発生する圧力振動に応答することができる。これらの圧力振動は、燃焼されることになる燃料(合成天然ガス、代替天然ガス、天然ガス、水素、その他)、燃料ノズル12の数、燃焼ゾーンのサイズ、燃料/空気混合気が燃焼ゾーン47に流入する速度、並びに他の要因など、幾つかの要因に応じて変化することができる。これらの要因に基づいて、所与の燃焼ゾーン47内に発生した振動を相殺するために、共振器キャビティ58内に導入された流体(例えば、第1の流体42及び第2の流体44)はコントローラ38によってアクティブに制御することができる。
図3は、第1の流体42及び第2の流体44の調整可能な量を受け取ることができる共振器14の吸収係数と周波数を示すグラフ82(共振器14応答)である。グラフ82に示すように、より高いレベルでの共振器14による振動の吸収が燃焼室47における振動を十分に低減するような、最小吸収係数レベル84が存在することができる。反対に、最小吸収係数レベル84よりも低いレベルでの振動の吸収は、燃焼室47における振動を十分には低減することができず、例えば、燃焼器の構成部品の全体の部品寿命に大きな影響を及ぼす可能性がある。従って、コントローラ38は、共振器キャビティ58への第1の流体42及び第2の流体44の流れを加減するようバルブ78及び80と連動して動作し、共振器14が少なくとも最小吸収係数レベル84で確実に動作するようにすることができる。
例えば、グラフ82は、3つの曲線86、88、及び90を示し、ここで曲線86は、第1の流体42だけが共振器14に送出された場合の共振器14の吸収に相当する。同様に、曲線88は、第2の流体44だけが共振器14に送出された場合の共振器14の吸収に相当する。最後に、曲線90は、第1の流体42及び第2の流体44の混合流体が共振器14に送出された場合の共振器14の吸収に相当する。図示のように、曲線86は、第1の流体42だけが共振器14に送出されて、共振器14が燃焼室47内の振動を十分に減衰する(例えば、最小吸収係数レベル84を上回る)のを確保することができる周波数範囲92を示している。同様に、曲線90は、流体混合気92が共振器14に送出されて、共振器14が燃焼室47内の振動を十分に減衰するのを確保することができる周波数範囲94を示している。最後に、曲線88は、第2の流体44だけが共振器14に送出されて、共振器14が燃焼室47内の振動を十分に減衰するのを確保することができる周波数範囲96を示している。
従って、共振器14が燃焼室47内の振動を十分に減衰する(例えば、最小吸収係数レベル84を上回る)ことができる全体の周波数範囲98は、第1の流体42のみ又は第2の流体44のみの利用と比べて拡張することができる。一実施形態では、共振器14が燃焼室47内の振動を十分に減衰することができる全体の周波数範囲98は、例えば、約2000Hz、2100Hz、2200Hz、2300Hz、2400Hz、2500Hz、2600Hz、2700Hz、2800Hz、2900Hz、3000Hz、又はそれよりも大きいものとすることができる。更に、上述のような、第1の流体42及び第2の流体44の組み合わせが図3に示されているが、2つよりも多い流体を共振器14内で組み合わせて、共振器14の全体の吸収特性を変えることも企図される。例えば、開示された共振器14は、1から5、1から10、又は1から20の流体のあらゆる組み合わせを受け取り、共振器14の周波数応答を拡張することができる。
図4は、本発明の実施形態と併用した燃焼器20の側面図を示す。燃焼器20は、燃料ノズル12と、該ノズル12の下流側の燃焼室47とを含むことができる。燃焼器20はまた、マニホルド22及び共振器14に結合することができる。一実施形態では、マニホルドは、水を利用してマニホルド22を通過する流体を冷却する熱交換器として機能することができる。この水は、マニホルド22を通過する流体から熱を吸収することができ、以下で詳細に検討するように蒸気になることができ、例えば、第2の流体44のような流体として共振器14と共に利用することができる。
上述のように、燃焼器20は、共振器14に結合することができる。共振器14は、燃焼室47を囲む環状チャンバとすることができる。センサ40はまた、燃焼室47に流体接続することができる。その上、コントローラ38は、燃焼器20に隣接することができ、経路70を介してセンサ40に結合させ、燃焼室47内の圧力振動の検出された周波数に関する情報を受け取ることができる。
コントローラ38はまた、経路100に沿って共振器14に送出される二酸化炭素の量(約44グラム/モルの分子量を有する)を加減するバルブ78と、経路102に沿って共振器に送出される水の量(例えば、約18グラム/モルの分子量を有する蒸気)を加減するバルブ80とに結合することができる。従って、コントローラ38は、混合されることになる流体として燃焼器20の作動において既に存在している流体(例えば、蒸気及び二酸化炭素)を利用し、共振器14中で最小吸収係数レベル84が維持されるのを適応的に確保することができる。すなわち、燃焼室47内の圧力振動の検出周波数に関する測定値は、経路70に沿ってコントローラ38に伝送することができ、次いで、コントローラ38は、センサ40から受け取った測定値に基づき、共振器14に提供される蒸気と二酸化炭素の比率を調節することにより検出周波数に一致するよう共振器14を調整することができ、或いは、共振器14内の最小吸収係数レベルが確実に維持されるよう共振器14を調整することができる。二酸化炭素に対する蒸気の比率の調節は、1以上の制御信号を経路74に沿って伝送し、バルブ78及び80の開閉を制御することにより達成することができる。バルブ78及び80の開閉を調節することによって、経路100に沿って共振器14に送出される二酸化炭素の量及び共振器14に送出される蒸気の量を制御することができる。
共振器14に提供される第1の流体42及び第2の流体44などの流体の比率を調節することにより、共振器14によって減衰できる全体の周波数は、幅広い周波数を含めるよう拡張することができる。加えて、共振器14に提供される第1の流体42及び第2の流体44などの流体の比率の調節は、特定の周波数を減衰させるような共振器14の調整を可能にすることができる。一実施形態では、これらの調節は、自動的に行うことができる。例えば、共振器14に提供される流体(例えば、第1の流体42及び第2の流体44)に対するこれらの調節は、スケジュールに応答して自動的に行うことができる。すなわち、例えば、1時間毎、6時間毎、毎日、毎週、毎月、その他で調節を行うことができる。加えて、又は代替として、調節はユーザの要求によって行うことができる。すなわち、ユーザは、所与の時間において、コントローラ38がセンサから測定値を読み取りってこれに応じてバルブ78及び80を調節するよう要求することができる。このようにして、燃焼器20における全体の振動は、リアルタイムで、すなわち振動発生事象に応答して低減することができる。
本明細書では、本発明を最良の形態を含めて開示するとともに、装置又はシステムの製造・使用及び方法の実施を始め、本発明を当業者が実施できるようにするため、例を用いて説明してきた。本発明の特許性を有する範囲は、特許請求の範囲によって規定され、当業者に自明な他の例も包含する。かかる他の例は、特許請求の範囲の文言上の差のない構成要素を有しているか、或いは特許請求の範囲の文言と実質的な差のない均等な構成要素を有していれば、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に属する。
10 タービンシステム
12 燃料ノズル
14 共振器
16 燃料ストリーム
18 燃料供給源
20 燃焼器
22 マニホルド
24 タービン
26 排出出口
28 シャフト
30 圧縮機
32 空気
34 吸気口
36 負荷
38 コントローラ
40 センサ

Claims (20)

  1. 振動を減衰するよう構成された共振器と、
    ある比率の第1の流体及び前記第1の流体とは異なる第2の流体を前記共振器に提供して前記共振器の共振特性を制御するよう構成された共振制御システムと、
    を備えたシステム。
  2. 前記共振特性が前記共振器の共振周波数を含む、請求項1記載のシステム。
  3. 前記共振器が、前記第1の流体を受けるよう構成された第1の流体入口と、前記第2の流体を受けるよう構成された第2の流体と、振動を有するチャンバに結合された少なくとも1つの出口とを含む、請求項1記載のシステム。
  4. 前記チャンバが燃焼室を含む、請求項3記載のシステム。
  5. 前記共振制御システムが、前記振動を示すフィードバックを提供するよう構成されたセンサと、前記フィードバックに応答して前記第1及び第2の流体の比率を調節するよう構成されたコントローラと、を含む、請求項1記載のシステム。
  6. 前記共振制御システムが、前記コントローラに結合された第1の流れコントローラを含み、前記コントローラは、前記第1の流れコントローラを制御して前記共振器への第1の流体の第1の流量を調節するように構成されている、請求項5記載のシステム。
  7. 前記共振制御システムが、前記コントローラに結合された第2の流れコントローラを含み、前記コントローラは、前記第2の流れコントローラを制御して前記共振器への第2の流体の第2の流量を調節するように構成されている、請求項6記載のシステム。
  8. 前記共振制御システムが、前記第1の流体の第1の流量及び前記第2の流体の第2の流量を設定する、請求項1記載のシステム。
  9. 第1の流体及び前記第1の流体とは異なる第2の流体の比率を調節するよう構成され、前記比率に基づいて前記共振器の共振周波数を制御して振動を減衰するよう構成された共振器コントローラを備えるシステム。
  10. 振動を示すフィードバックを提供するよう構成されたセンサを備え、前記共振器コントローラが、前記フィードバックに応答して前記第1の流体及び第2の流体の比率を調節するよう構成されている、請求項9記載のシステム。
  11. 前記共振器コントローラに結合された第1の流れコントローラを備え、前記共振器コントローラが、前記第1の流れコントローラを制御して前記共振器への第1の流体の第1の流量を調節するように構成されている、請求項10記載のシステム。
  12. 前記共振器コントローラに結合された第2の流れコントローラを含み、前記コントローラが、前記第2の流れコントローラを制御して前記共振器への第2の流体の第2の流量を調節するように構成されている、請求項11記載のシステム。
  13. 前記共振器コントローラが、前記第1の流体のみを含む第1の比率と、前記第2の流体のみを含む第2の比率との間で前記比率を調節するよう構成されている、請求項9記載のシステム。
  14. 前記第1の流体の分子量又は比熱比が、前記第2の流体よりも少なくとも10%より大きく異なる、請求項9記載のシステム。
  15. 前記第1の流体の分子量は、前記第2の流体よりも少なくとも50%より大きく異なる、請求項9記載のシステム。
  16. 前記第1の流体が蒸気を含み、前記第2の流体がガスを含む、請求項9記載のシステム。
  17. 燃焼室を含むエンジンと、
    前記燃焼室に結合され、該燃焼室内の振動を減衰するよう構成された共振器と、
    を備え、前記共振器が、第1の流体と、該第1の流体とは異なる第2の流体とをある比率で受け取り、前記共振器の共振周波数を制御するよう構成されている、システム。
  18. 前記共振器が、前記燃焼室を囲むよう構成された環状チャンバを含む、請求項17記載のシステム。
  19. 前記共振器が、Helmholtz共振器又は4分の1波長共振器を含む、請求項17記載のシステム。
  20. 前記共振器が、少なくとも1つの流体入口を通って前記第1の流体及び前記第2の流体を受け取り、前記燃焼室内の圧力振動に応答して、前記第1の流体及び前記第2の流体を少なくとも1つの流体出口を通って前記燃焼室内に送出するよう構成されている、請求項17記載のシステム。
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