JP2001524544A - 置換ピリミジノン類の製造方法 - Google Patents

置換ピリミジノン類の製造方法

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JP2001524544A
JP2001524544A JP2000523197A JP2000523197A JP2001524544A JP 2001524544 A JP2001524544 A JP 2001524544A JP 2000523197 A JP2000523197 A JP 2000523197A JP 2000523197 A JP2000523197 A JP 2000523197A JP 2001524544 A JP2001524544 A JP 2001524544A
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halogen
alkylthio
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JP2000523197A
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バージエス,ロレンス・イー
コツク,ケビン
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アムジエン・インコーポレーテツド
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    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、TNF−α、IL−1β、IL−6および/またはIL−8介在疾患および他の疾病などの疾患の治療で有用な化合物の製造において有用な方法に関する。本発明によれば、(a)好適な溶媒中、塩基存在下にR11−CH−C(O)LとR12−CNを混合する段階および(b)R−N=C=Xを加える段階を有するか;あるいは(a)好適な溶媒中、塩基存在下にR11−CH−C(O)LとR12−CNを混合する段階、(b)R−N=C=Xを加える段階および(c)R−L’を加える段階(L、L’、X、R、R、R11およびR12は特許請求の範囲に定義の通りである)を有することを特徴とする式(I)の化合物の製造方法が提供される。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) (背景技術) 本発明は、(a)米国特許出願08/984774号および相当するPCT特
許出願WO 98/24782号(PCT/US97/22390)(いずれも 1997年12月4日出願)、米国特許出願08/985346号および相当す
るPCT特許出願WO 98/24780号(PCT/US97/22949) (いずれも1997年12月4日出願)(これらはそれぞれ、引用によってその
全内容が本明細書に含まれるものとする)に記載されているような、TNF−α
、IL−1β、IL−6および/またはIL−8介在疾患および他の疾病などの
疾患を治療する上で有用な化合物、(b)米国特許5100897号、カナダ特
許出願2020370号、欧州特許出願481448号(これらはそれぞれ、引
用によってその全内容が本明細書に含まれるものとする)に記載されているよう
なアンギオテンシンII拮抗薬である化合物、及び(c)米国特許530047
7号および米国特許5518994号(これらはそれぞれ、引用によってその全
内容が本明細書に含まれるものとする)に記載されているような除草剤である化
合物、の製造に有用な合成中間体の製造において有用な方法に関する。
【0002】 (発明の開示) 本発明は、一群の、(a)米国特許出願08/984774号および相当する
PCT特許出願WO 98/24782号(PCT/US97/22390)( いずれも1997年12月4日出願)、米国特許出願08/985346号およ
び相当するPCT特許出願WO 98/24780号(PCT/US97/22 949)(いずれも1997年12月4日出願)(これらはそれぞれ、引用によ
ってその全内容が本明細書に含まれるものとする)に記載されているような、T
NF−α、IL−1β、IL−6および/またはIL−8介在疾患および他の疾
病などの疾患を治療する上で有用である化合物、(b)米国特許5100897
号、カナダ特許出願2020370号、欧州特許出願481448号(これらは
それぞれ、引用によってその全内容が本明細書に含まれるものとする)に記載さ
れているようなアンギオテンシンII拮抗薬である化合物、及び(c)米国特許
5300477号および米国特許5518994号(これらはそれぞれ、引用に
よってその全内容が本明細書に含まれるものとする)に記載されているような除
草剤である化合物の製造に有用な中間体の製造において有用な方法に関する。詳
細には、本発明の方法により、そのような化合物の大量製造が可能となる。
【0003】 本発明の化合物は、下記の一般的構造によって表される。
【0004】
【化3】 式中、X、R、R、R11およびR12は以下に定義の通りである。
【0005】 上記の説明は本発明のある種の態様をまとめたものであり、いかなる形でも本
発明を制限するものではなく、そのように理解すべきものではない。本明細書で
引用の全ての特許および他の刊行物は、引用によってその全内容が本明細書に含
まれるものとする。
【0006】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明によれば、下記式Iの化合物
【0007】
【化4】 の製造方法において、(a)好適な溶媒中、塩基存在下にR11−CH−C(
O)LとR12−CNを混合する段階および(b)R−N=C=Xを加える段
階を有するか;あるいは(a)好適な溶媒中、塩基存在下にR11−CH−C
(O)LとR12−CNを混合する段階、(b)R−N=C=Xを加える段階
および(c)R−L’を加える段階(L、L’、X、R、R、R11およ
びR12は以下に定義の通りである)を有することを特徴とする方法が提供され
る。
【0008】 本発明によれば、式Iの化合物が提供され、式中、 XがOまたはSであり;最も好ましくはXがSであり; Rが (1)水素; (2)Q; (3)アルキルまたはアルケニルであって、(a)1〜3個のハロゲン、アル
カノイル、アロイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アミ
ノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アミ
ノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノスルホニル、アル
キルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、水酸基、ア
ルコキシ、シアノ、ならびに(b)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアル
キルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスル
ホニルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲン、アルキル、トリ
フルオロメトキシまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1〜
2個の複素環、アリールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良い
アルキルまたはアルケニル;あるいは (4)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アルキル、トリフルオロメトキシ
またはトリフルオロメチルによって置換されていても良いヘテロアリールであり
; 好ましくはRが、 (1)水素; (2)Q; (3)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1〜
3個のハロゲン、C〜Cアルカノイル、アロイル、C〜Cアルコキシカ
ルボニル、アリールオキシカルボニル、アミノカルボニル、C〜Cアルキル
アミノカルボニル、ジ−(C〜Cアルキル)アミノカルボニル、アミノスル
ホニル、C〜Cアルキルアミノスルホニル、ジ−(C〜Cアルキル)ア
ミノスルホニル、C〜Cアルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロ
アリールスルホニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、シアノ、ならびに(b)
1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)ア
ミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルア
ミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、
〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキル、トリフルオロメトキ
シまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、
アリールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜Cアル
キルまたはC〜Cアルケニル;あるいは (4)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキル、ト
リフルオロメトキシまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いヘ
テロアリールであり; より好ましくはRが、水素またはQであるか、あるいはC〜Cアルキル
であって、(a)1〜3個のハロゲン、アロイル、C〜Cアルコキシカルボ
ニル、アリールオキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノスルホニル、ジ−
(C〜Cアルキル)アミノスルホニル、C〜Cアルキルスルホニル、ア
リールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、C〜Cアルコキシ、シアノ
ならびに(b)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜C アルキル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、C〜C
ルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1〜2個の複素
環、アリールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜C アルキルであり; より好ましくはRが、水素、Q、1〜3個のハロゲンによって置換されてい
ても良いC〜Cアルキルであり;最も好ましくは、RがQまたはエチルも
しくはメチルであり; QがLi、Na、K、Mg+2、Zn+2、Cu+2またはテトラC 〜Cアルキルアンモニウムカチオンであり;好ましくはQがLi、Na
たはKカチオンであり; Rが−Z−Yであり;ただし、−Z−Yにおけるアリール、ヘテロアリール
、シクロアルキルおよび複素環の総数は0〜3、好ましくは0〜2、より好まし
くは0〜1であり; Zが、 (1)アルキル、アルケニルまたはアルキニルであって、(a)1〜3個のア
ミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカ
ルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチ
オまたはハロゲンおよび(b)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキル
アミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニ
ルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲン、アルキルまたはハロ
アルキルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリールまたはヘテ
ロアリール、によって置換されていても良いアルキル、アルケニルまたはアルキ
ニル; (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
ルコキシ、アルキルチオ、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていて
も良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによ
って置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; 好ましくはZが、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
ルであって、(a)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C 〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコ
キシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよび(b)1〜3
個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、
〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、
〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C
アルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個の
〜Cハロアルキルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリ
ールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜Cアルキル
、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
アリールまたはヘテロアリールであり; より好ましくはZが、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
ルであって、(a)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C 〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコ
キシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよび(b)1〜3
個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、
〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、
〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C
アルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個の
〜Cハロアルキルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリ
ールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜Cアルキル
、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜2個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
アリールまたはヘテロアリールであり; より好ましくはZが、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1〜
3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ
、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ
、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよ
び(b)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロ
ゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル
によって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリールまたはヘテロアリー
ル、によって置換されていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケ
ニル; (2)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜C アルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜C
ルキルチオまたはC〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
るいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
アリールまたはヘテロアリールであり; より好ましくはZが、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1〜
3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルア
ミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコ
キシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよび(b)1〜3個のアミノ、
〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜C
ルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルま
たはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリ
ールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜Cアルキル
またはC〜Cアルケニル; (2)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜C アルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜C
ルキルチオまたはC〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
るいは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜C
ルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜C
ルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたは
ヘテロアリールであり; より好ましくはZが、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1〜
3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜Cアルコキシ)
カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオま
たはハロゲンおよび(b)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミ
ノ、アセトアミド、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルま
たはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1〜2個のアリールまた
はヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜CアルキルまたはC 〜Cアルケニル;あるいは (2)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、アセトアミド
、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ
、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリ
フルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールで
あり; より好ましくはZが、C〜Cアルキルであって、アミノ、ジ−(C〜C アルキル)アミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、あるいは1〜2個の
水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜C アルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリールま
たはヘテロアリール、の1〜2個によって置換されていても良いC〜Cアル
キルであり; 最も好ましくはZが、1〜2個のアミノ、t−ブトキシカルボニルアミノ、ジ
メチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオまたはハロゲンによって置換され
ていても良いC〜Cアルキルであり; Yが、 (1)水素、 (2)ハロゲンまたはニトロ、 (3)−C(O)−R20または−C(NR)−NR21、 (4)−OR21、−O−C(O)−R21、−O−C(O)−NR21 または−O−C(O)−NR22−S(O)−R20、 (5)−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20、−S(O) −NR21、−S(O)−NR22−C(O)−R21、−S(O) −NR22−C(O)−OR20または−S(O)−NR22−C(O)−N
21あるいは (6)−NR21、−NR22−C(O)−R21、−NR22−C(O
)−OR20、−NR22−C(O)−NR21、−NR22−C(NR )−NR21、−NR22−S(O)−R20または−NR22−S(O
−NR21であり; 好ましくはYが、 (1)水素、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R20または−C(NR)−NR21、 (4)−OR21、−O−C(O)−R21または−O−C(O)−NR 21 、 (5)−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20または−S(
O)−NR21あるいは (6)−NR21、−NR22−C(O)−R21、−NR22−C(O
)−OR20、−NR22−C(O)−NR21、−NR22−C(NR )−NR21、−NR22−S(O)−R20または−NR22−S(O
−NR21であり; より好ましくはYが、 (1)水素、 (2)−C(O)−R20、 (3)−OR21、−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20 または−S(O)−NR21あるいは (4)−NR21、−NR22−C(O)−R21、−NR22−C(O
)−OR20、−NR22−C(O)−NR21、−NR22−S(O) −R20または−NR22−S(O)−NR21であり; より好ましくはYが、 (1)水素、 (2)−C(O)−R20、 (3)−OR21、−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20 または−S(O)−NR21あるいは (4)−NR21、−NR22−C(O)−R21または−NR22−S
(O)−R20であり; より好ましくはYが、 (1)−C(O)−R20、 (2)−OR21、−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20 または−S(O)−NR21あるいは (3)−NR21、−NR22−C(O)−R21または−NR22−S
(O)−R20であり; 最も好ましくはYが、−OR21、−SR21または−NR21であり; 別の形態として好ましくはRが、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1〜
3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ
、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ
、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C 〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよび(b)1〜3個のアミノ、C〜C アルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイル
アミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスル
ホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロ
ゲン、C〜Cアルキル、トリフルオロメトキシまたはトリフルオロメチルに
よって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリールまたはヘテロアリール
、によって置換されていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニ
ル;あるいは (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキル、ト
リフルオロメトキシまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いア
リールまたはヘテロアリールであり; より好ましくはRが、 (1)C〜Cアルキルであって、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ
−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシあるいは1〜
3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ
、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアル
キル、トリフルオロメトキシまたはトリフルオロメチルによって置換されていて
も良いアリールまたはヘテロアリール、の1〜2個によって置換されていても良
いC〜Cアルキル;あるいは (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロ
ゲン、C〜Cアルキル、トリフルオロメトキシまたはトリフルオロメチルに
よって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; より好ましくはRが、C〜Cアルキルであって、アミノ、C〜C
ルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコ
キシ、あるいは1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜C アルキル)アミノ、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲ
ン、C〜Cアルキル、トリフルオロメトキシまたはトリフルオロメチルによ
って置換されていても良いアリールまたはヘテロアリール、の1〜2個によって
置換されていても良いC〜Cアルキルであり; より好ましくはRがC〜Cアルキルであり;最も好ましくはRがメチ
ルまたはエチルであり; 各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、水酸基、アル
コキシ、アルキルチオ、−SOHまたはハロゲンによって置換されていても良
いアルキル、アルケニルまたはアルキニル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、水酸基、アル
コキシ、アルキルチオ、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていても
良いアリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、複素環、複素
環アルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキルであり; 好ましくは各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、−S
Hまたはハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキル、C 〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
換されていても良いアリール、ヘテロアリール、アリール−C〜C−アルキ
ル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環、複素環−C〜C−ア
ルキル、C〜CシクロアルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C
−アルキルであり; より好ましくは各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、−S
Hまたはハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキル、C 〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
換されていても良いアリール、ヘテロアリール、アリール−C〜C−アルキ
ル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環、複素環−C〜C−ア
ルキル、C〜CシクロアルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C
−アルキルであり; より好ましくは各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、−SOHまたはハロゲンによっ
て置換されていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニル、ある
いは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲ
ン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いフェニル
−C〜C−アルキル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環−C 〜C−アルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C〜C−アルキル
であり; より好ましくは各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンによって置換されて
いても良いC〜Cアルキル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、メトキシ、メチルチオ、C〜C アルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニル−
〜C−アルキル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環−C 〜C−アルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C〜C−アルキルで
あり; より好ましくは各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキル
、あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニル−C 〜C−アルキルまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルであり; より好ましくは各Rが独立に、水素またはC〜Cアルキルであり;最も
好ましくは各Rが水素であり; 各R20が独立に、 (1)アルキル、アルケニルまたはアルキニルであって、アミノ、アルキルア
ミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、
N−(アルコキシカルボニル)−N−(アルキル)アミノ、アミノカルボニルア
ミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキ
ルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロゲン、あるいは1〜3個のアミノ、
アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニ
ルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アルカノイル、水酸基、アルコキシ、ア
ルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロゲン、アルキル
またはハロアルキルによって置換されていても良いアラルコキシ、アラルキルチ
オ、アラルキルスルホニル、シクロアルキル、複素環、アリールまたはヘテロア
リール、の1〜3個によって置換されていても良いアルキル、アルケニルまたは
アルキニル; (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
ルコキシ、アルキルチオ、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていて
も良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アルコキシ
カルボニル、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アジド、
アルキルまたはハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテ
ロアリールであり; 好ましくは各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
ルであって、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)
アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニル
アミノ、N−((C〜Cアルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアル
キル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ
、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキ
ルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あるいは1〜3個
のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C 〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C 〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、水酸基、C
アルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、
〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン
数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール−
〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−アルキルチオ、アリール−C 〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリール
またはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良いC〜C
ルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ
)カルボニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
ノ、ハロゲン、アジド、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC
ハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリール
であり; より好ましくは各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
ルであって、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)
アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニル
アミノ、N−((C〜Cアルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアル
キル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ
、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキ
ルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あるいは1〜3個
のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C 〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C 〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、水酸基、C
アルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、
〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン
数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール−
〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−アルキルチオ、アリール−C 〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリール
またはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良いC〜C
ルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ
)カルボニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
ノ、ハロゲン、アジド、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC
ハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリール
であり; より好ましくは各R20が独立に、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、アミノ、C 〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアル
カノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、N−((C
アルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアルキル)アミノ、アミノカ
ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あ
るいは1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキ
ル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボ
ニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、
水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜C アルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換さ
れていても良いアリール−C〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−ア
ルキルチオ、アリール−C〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロア
ルキル、複素環、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換され
ていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニル; (2)1〜2個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたは
〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ
)カルボニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
ノ、ハロゲン、アジド、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC
ハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリール
であり; より好ましくは各R20が独立に、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、アミノ、C 〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアル
カノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、N−((C
アルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアルキル)アミノ、アミノカ
ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あ
るいは1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキ
ル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボ
ニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、
水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜C アルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換さ
れていても良いアリール−C〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−ア
ルキルチオ、アリール−C〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロア
ルキル、複素環、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換され
ていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニル; (2)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜C アルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜C
ルキルチオまたはC〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
るいは (3)1〜2個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、アセトアミド、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C 〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニル、水
酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、ア
ジド、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても
良いアリールまたはヘテロアリールであり; より好ましくは各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ
−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜C アルコキシ)カルボニルアミノ、N−((C〜Cアルコキシ)カルボニル
)−N−(C〜Cアルキル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニ
ル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あるいは1〜2個のアミノ、ジ
−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜C アルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸
基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜C
ルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いC〜Cシク
ロアルキル、複素環、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換
されていても良いC〜Cアルキル; (2)1〜2個の水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオま
たはC〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜2個の(C〜Cアルコキシ)カルボニル、アミノ、C〜C アルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アジド、C〜Cアル
キルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたはヘ
テロアリールであり; より好ましくは各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ
、t−ブトキシカルボニルアミノ、N−((t−ブトキシ)カルボニル)−N−
(メチル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、水酸基、ブトキシ、メトキシ、ブ
チルチオ、メチルチオ、メチルスルフィニル、メチルスルホニル、ハロゲン、あ
るいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ、
メチルチオ、ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されてい
ても良いC〜Cシクロアルキル、複素環、フェニルまたはヘテロアリール、
の1〜3個によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)1〜2個の水酸基またはC〜Cアルキルによって置換されていても
良い複素環;あるいは (3)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリ
ールまたはヘテロアリールであり; より好ましくは各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ
、t−ブトキシカルボニルアミノ、N−((t−ブトキシ)カルボニル)−N−
(メチル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、水酸基、ブトキシ、メトキシ、ブ
チルチオ、メチルチオ、メチルスルフィニル、メチルスルホニル、ハロゲン、あ
るいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ、
メチルチオ、ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されてい
ても良いC〜Cシクロアルキル、複素環、フェニルまたはヘテロアリール、
の1〜3個によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)複素環;あるいは (3)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリ
ールまたはヘテロアリールであり; 最も好ましくは各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ
、水酸基、あるいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メ
チルチオ、ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていて
も良いフェニルまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良
いC〜Cアルキル; (2)複素環;あるいは (3)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリ
ールまたはヘテロアリールであり; 各R21が独立に、水素またはR20であり; 各R22が独立に、 (1)水素; (2)アルキルであって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニル
アミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキル
スルホニル、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによって置換され
ていても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによって置換されていても
良いアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
ルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、シアノ
、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていても良い複素環
、アリールまたはヘテロアリールであり; 好ましくは各R22が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜C
ルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
換されていても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによって置換されて
いても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜C アルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン
数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環、ア
リールまたはヘテロアリールであり; より好ましくは各R22が独立に、 (1)水素;あるいは (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジ−(C〜C
ルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カ
ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シ
アノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜C
ロアルキルによって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによっ
て置換されていても良いC〜Cアルキルであり; より好ましくは各R22が独立に水素またはC〜Cアルキルであり;最も
好ましくは各R22が独立に水素またはメチルであり; R11およびR12がそれぞれ独立に、 (1)R30、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R30、−C(O)−OR29、−C(O)−NR31 32 または−C(NR31)−NR3132、 (4)−OR29、−O−C(O)−R29、−O−C(O)−NR31 または−O−C(O)−NR33−S(O)−R30、 (5)−SR29、−S(O)−R30、−S(O)−R30、−S(O) −NR3132、−S(O)−NR33−C(O)−R30、−S(O) −NR33−C(O)−OR30または−S(O)−NR33−C(O)−
NR3132あるいは (6)−NR3132、−NR33−C(O)−R29、−NR33−C(
O)−OR30、−NR33−C(O)−NR3132、−NR33−C(N
31)−NR3132、−NR33−S(O)−R30または−NR33 −S(O)−NR3132 の1〜3個によって置換されていても良いアルキル、アルケニル、アルキニル
、シクロアルキル、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり;ただし、R 11 およびR12のそれぞれにおいて置換されたアリール、ヘテロアリール、シ
クロアルキルおよび複素環の総数は0〜1であり; 好ましくはR11およびR12がそれぞれ独立に、 (1)R30、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R30、−C(O)−OR29、−C(O)−NR31 32 または−C(NR31)−NR3132、 (4)−OR29、−O−C(O)−R29、−O−C(O)−NR31 または−O−C(O)−NR33−S(O)−R30、 (5)−SR29、−S(O)−R30、−S(O)−R30、−S(O) −NR3132、−S(O)−NR33−C(O)−R30、−S(O) −NR33−C(O)−OR30または−S(O)−NR33−C(O)−
NR3132あるいは (6)−NR3132、−NR33−C(O)−R29、−NR33−C(
O)−OR30、−NR33−C(O)−NR3132、−NR33−C(N
31)−NR3132、−NR33−S(O)−R30または−NR33 −S(O)−NR3132 の1〜2個によって置換されていても良いC〜Cアルキル、C〜C
ルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリー
ルまたはヘテロアリールであり;ただし、R11およびR12のそれぞれにおい
て置換されたアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよび複素環の総数は
0〜1であり; より好ましくはR11およびR12がそれぞれ独立に、 (1)R30、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R30、−C(O)−OR29、−C(O)−NR31 32 または−C(NR31)−NR3132、あるいは (4)−OR29、−SR29、−S(O)−R30、−S(O)−R30 、−S(O)−NR3132、−NR3132、−NR33−C(O)−
29または−NR33−C(O)−OR30 の1〜2個によって置換されていても良いC〜Cアルキル、C〜C
ルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリー
ルまたはヘテロアリールであり; より好ましくはR11がアリールであり;R12がヘテロアリールであって;
該アリールおよびヘテロアリールは (1)R30、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R30、−C(O)−OR29、−C(O)−NR31 32 または−C(NR31)−NR3132、あるいは (4)−OR29、−SR29、−S(O)−R30、−S(O)−R30 、−S(O)−NR3132、−NR3132または−NR33−C(O
)−R29 の1〜2個によって置換されていても良く; より好ましくはR11がアリールであり;R12がヘテロアリールであって;
該アリールおよびヘテロアリールは (1)R30、 (2)ハロゲン、あるいは (3)−C(O)−NR3132、−OR29、−SR29、−S(O)−
30、−S(O)−R30、−S(O)−NR3132、−NR31 32 または−NR33−C(O)−R29 の1〜2個によって置換されていても良く; より好ましくはR11が、1〜2個の(1)R30、(2)ハロゲン、あるい
は(3)−C(O)−NR3132、−OR29、−SR29、−S(O)−
30、−S(O)−R30、−S(O)−NR3132、−NR31 32 または−NR33−C(O)−R29によって置換されていても良いアリー
ルであり;より好ましくはR11が、1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセ
トアミド、水酸基、ハロゲン、シアノ、メトキシ、メチルチオ、メチルスルフィ
ニル、メチルスルホニル、アミノカルボニル、メチルまたはトリフルオロメチル
によって置換されていても良いアリールであり;より好ましくはR11が、未置
換のフェニルもしくはナフチルあるいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
セトアミド、水酸基、ハロゲン、シアノ、メトキシ、メチルチオ、メチルスルフ
ィニル、メチルスルホニル、アミノカルボニル、メチルまたはトリフルオロメチ
ルによって置換されたフェニルであり;最も好ましくはR11が、未置換フェニ
ルあるいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲ
ン、シアノ、メトキシ、メチルチオ、メチルスルホニル、メチルまたはトリフル
オロメチルによって置換されたフェニルであり; より好ましくはR12が、1〜2個の(1)R30、(2)ハロゲン、あるい
は(3)−C(O)−NR3132、−OR29、−SR29、−NR31 32 または−NR33−C(O)−R29によって置換されていても良いヘテロ
アリールであり;より好ましくはR12が、1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ
、アセトアミド、水酸基、ハロゲン、シアノ、メトキシ、メチルまたはトリフル
オロメチルによって置換されていても良いヘテロアリールであり;より好ましく
はR12が、アミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン、シア
ノ、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良い
4−ピリジル、4−キノリニル、4−イミダゾリルまたは4−ピリミジニルであ
り;最も好ましくはR12が、アミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基
、ハロゲン、シアノ、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換
されていても良い4−ピリジルであり; 各R30が独立に、 (1)アルキル、アルケニルまたはアルキニルであって、−NR3131
−CO23、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、
アルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、あるいは1〜3個のアミノ、アルキル
アミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ
、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルス
ルフィニル、アルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアル
キルによって置換されていても良いアラルコキシ、アラルキルチオ、アラルキル
スルホニル、複素環、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換
されていても良いアルキル、アルケニルまたはアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアルキルによって置換さ
れていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによ
って置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; 好ましくは各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
ルであって、−NR3131、−CO23、水酸基、C〜Cアルコキ
シ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜C
ルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、あるいは1〜3個のアミノ、C〜C アルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイル
アミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスル
ホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、シアノ、ハロゲ
ン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルに
よって置換されていても良いアリール−C〜C−アルコキシ、アリール−C 〜C−アルキルチオ、アリール−C〜C−アルキルスルホニル、複素環
、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良いC 〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
るいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
アリールまたはヘテロアリールであり; より好ましくは各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、 (a)−NR3131、 (b)C〜Cアルコキシ−カルボニル、あるいは1〜3個のアミノ、ア
ルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルア
ミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホ
ニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ
、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されて
いても良いフェノキシカルボニルまたはフェニルメトキシカルボニル、 (c)水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、あるいは
1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)ア
ミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルア
ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロ
ゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル
によって置換されていても良いフェニル−C〜C−アルコキシ、フェニル−
〜C−アルキルチオ、複素環、フェニルまたはヘテロアリール の1〜3個によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)ハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
ノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換され
ていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; より好ましくは各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、 (a)アミノ、C〜Cアルキルアミノまたはジ−(C〜Cアルキル
)アミノ、あるいは (b)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜C
ルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カ
ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シ
アノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換さ
れていても良い水酸基、C〜Cアルコキシ、複素環、フェニルまたはヘテロ
アリール によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)ハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
ノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換され
ていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; より好ましくは各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジ−(C〜C
ルキル)アミノ、アセトアミド、水酸基、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、C 〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェ
ニルまたはヘテロアリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)トリフルオロメチル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、アセトアミド
、水酸基、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフ
ルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールであ
り; より好ましくは各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
セトアミド、水酸基、ハロゲン、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルに
よって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換されて
いても良いC〜Cアルキル; (2)トリフルオロメチル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン
、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いア
リールまたはヘテロアリールであり; 最も好ましくは各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
セトアミド、水酸基、ハロゲン、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルに
よって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換されて
いても良いC〜Cアルキル; (2)トリフルオロメチル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン
、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いア
リールまたはヘテロアリールであり; 各R29が独立に、水素またはR30であり;最も好ましくはR29が、1〜
2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン、メトキシ、
メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたは
ヘテロアリールであり; 各R31が独立に、 (1)水素; (2)アルキルであって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニル
アミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアル
キルによって置換されていても良いシクロアルキル、アリール、複素環またはヘ
テロアリールによって置換されていても良いアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアルキルによって置換さ
れていても良いアリール、ヘテロアリール、複素環またはシクロアルキルであり
; 好ましくは各R31が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
換されていても良いC〜Cシクロアルキル、アリール、複素環またはヘテロ
アリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール、
ヘテロアリール、複素環またはC〜Cシクロアルキルであり; より好ましくは各R31が独立に、 (1)水素;あるいは (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、
〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチ
ルによって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換さ
れていても良いC〜Cアルキルであり; より好ましくは各R31が独立に水素またはC〜Cアルキルであり;最も
好ましくは各R31が独立に水素、メチルまたはエチルであり; 各R32が独立に、 (1)水素; (2)アルキルであって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニル
アミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアル
キルによって置換されていても良いシクロアルキル、アリール、複素環またはヘ
テロアリールによって置換されていても良いアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアルキルによって置換さ
れていても良いアリール、ヘテロアリール、複素環またはシクロアルキルであり
; 好ましくは各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
換されていても良いC〜Cシクロアルキル、アリール、複素環またはヘテロ
アリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール、
ヘテロアリール、複素環またはC〜Cシクロアルキルであり; より好ましくは各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
換されていても良いC〜Cシクロアルキル、アリール、複素環またはヘテロ
アリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール、
ヘテロアリール、複素環またはC〜Cシクロアルキルであり; より好ましくは各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、
〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフ
ェニルまたはヘテロアリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル
;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルまたはトリ
フルオロメチルによって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールで
あり; より好ましくは各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
セトアミド、水酸基、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換
されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換されたC〜C アルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ
、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニルまた
はヘテロアリールであり; 最も好ましくはR32が独立に、 (1)水素またはC〜Cアルキル;あるいは (2)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ
、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニルまた
はヘテロアリールであり; 各R33が独立に、 (1)水素;あるいは (2)アルキルであって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニル
アミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアル
キルによって置換されていても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによ
って置換されていても良いアルキルであり; 好ましくは各R33が独立に、 (1)水素;あるいは (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
換されていても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによって置換されて
いても良いC〜Cアルキルであり; より好ましくは各R33が独立に水素またはC〜Cアルキルであり;最も
好ましくは各R33が独立に水素またはメチルであり; LおよびL’は「脱離基」であって、それぞれ独立に、ハロゲン、C〜C アルキルスルフェート、アリールスルフェート、トリフルオロメチルスルフェー
ト、C〜Cアルキルスルフィネート、アリールスルフィネート、C〜C アルキルスルフィド、アリールスルフィド、C〜Cアルコキシ、アリールオ
キシ、1〜3個のハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキルカ
ルボニルオキシ、アリールカルボニルオキシ、N−オキソスクシネート、N−オ
キソベンゾトリアゾールまたはシアニドであり; 好ましくはLが、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、1〜3個のハロゲ
ンによって置換されていても良いC〜Cアルキルカルボニルオキシ、アリー
ルカルボニルオキシ、N−オキソスクシネート、N−オキソベンゾトリアゾール
またはシアニドであり;より好ましくはLが、C〜Cアルコキシ、アリール
オキシ、N−オキソスクシネートまたはN−オキソベンゾトリアゾールであり;
最も好ましくはLが、C〜Cアルコキシであり; 好ましくはL’が、ハロゲン、C〜Cアルキルスルフェート、アリールス
ルフェートまたはトリフルオロメチルスルフェートであり;より好ましくはL’
が、ハロゲン、トリフルオロメチルスルフェートまたはメシレートであり;最も
好ましくはL’が、ヨウ素である。
【0009】 本発明の化合物は、いくつかの不斉中心を持つ場合があり、代表的にはラセミ
混合物の形で描かれる。本発明は、ラセミ混合物、部分ラセミ混合物ならびに個
別のエナンチオマーおよびジアステレオマーを含むものである。
【0010】 興味深い化合物には以下のものがある。
【0011】
【化5】 式中、Rはメチル、エチル、ベンジル、フェニルまたは4−ピリジルであり
;R11およびR12は以下の表に示した組み合わせのいずれかである。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
【表3】
【0015】 別の好ましい化合物は、後述の実施例に挙げてある。
【0016】 本明細書で使用する場合、以下の用語は下記に示す意味を有するものとする。
【0017】 単独または組み合わせて使用される「アルキル」は、好ましくは炭素数1〜1
5(C〜C15)、より好ましくは炭素数1〜8(C〜C)、さらに好ま
しくは炭素数1〜6(C〜C)、さらに好ましくは炭素数1〜4(C〜C )、さらに好ましくは炭素数1〜3(C〜C)、最も好ましくは炭素数1
〜2(C〜C)の直鎖または分岐のアルキル基を意味する。そのような基の
例としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ
ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソアミル、ヘキシル
、オクチルなどがある。
【0018】 単独または組み合わせて使用される「ヒドロキシアルキル」は、1個以上の水
素が水酸基で置き換わっている、好ましくは1〜3個の水素が水酸基で置き換わ
っている、より好ましくは1〜2個の水素が水酸基で置き換わっている、最も好
ましくは1個の水素が水酸基で置き換わっている上記で定義したアルキル基を意
味する。そのような基の例としては、ヒドロキシメチル、1−、2−ヒドロキシ
エチル、1−、2−、3−ヒドロキシプロピル、1,3−ジヒドロキシプロピル
、1,3−ジヒドロキシブチル、1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロキシ−
2−ヘキシルなどがある。
【0019】 単独または組み合わせて使用される「アルケニル」は、1以上の二重結合、好
ましくは1〜2個の二重結合、より好ましくは1個の二重結合を有し、好ましく
は炭素数2〜15(C〜C15)、より好ましくは炭素数2〜8(C〜C )、さらに好ましくは炭素数2〜6(C〜C)、さらに好ましくは炭素数2
〜4(C〜C)、さらに好ましくは炭素数2〜3(C〜C)の直鎖また
は分岐の炭化水素基を意味する。そのようなアルケニル基の例としては、エテニ
ル、プロペニル、2−メチルプロペニル、1,4−ブタジエニルなどがある。
【0020】 単独または組み合わせて使用される「アルコキシ」は、「R−O−」型の基を
意味し、「R」は上記で定義のアルキル基であり、「O」は酸素原子である。そ
のようなアルコキシ基の例としては、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イ
ソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブ
トキシなどがある。
【0021】 単独または組み合わせて使用される「アルコキシカルボニル」は、「R−O−
C(O)−」型の基を意味し、「R−O−」は上記で定義のアルコキシ基であり
、「C(O)」はカルボニル基である。
【0022】 単独または組み合わせて使用される「アルコキシカルボニルアミノ」は、「R
−O−C(O)−NH−」型の基を意味し、「R−O−C(O)」は上記で定義
のアルコキシカルボニル基であり、アミノ基は、アルキル、アリール、アラルキ
ル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルなどで置換されていても良い。
【0023】 単独または組み合わせて使用される「アルキルチオ」は、「R−S−」型の基
を意味し、「R」は上記で定義のアルキル基であり、「S」は硫黄原子である。
そのようなアルキルチオ基の例としては、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピ
ルチオ、イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、イソブチルチオ、sec−ブチル
チオ、tert−ブチルチオなどがある。
【0024】 単独または組み合わせて使用される「アルキルスルフィニル」は、「R−S(
O)−」型の基を意味し、「R」は上記で定義のアルキル基であり、「S(O)
」はモノ酸素化された硫黄原子である。そのようなアルキルスルフィニル基の例
としては、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、n−プロピルスルフィニ
ル、イソプロピルスルフィニル、n−ブチルスルフィニル、イソブチルスルフィ
ニル、sec−ブチルスルフィニル、tert−ブチルスルフィニルなどがある
【0025】 単独または組み合わせて使用される「アルキルスルホニル」は、「R−S(O
−」型の基を意味し、「R」は上記で定義のアルキル基であり、「S(O) 」はジ酸素化された硫黄原子である。そのようなアルキルスルホニル基の例と
しては、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n−プロピルスルホニル、イソ
プロピルスルホニル、n−ブチルスルホニル、イソブチルスルホニル、sec−
ブチルスルホニル、tert−ブチルスルホニルなどがある。
【0026】 単独または組み合わせて使用される「アリール」は、フェニル基またはビフェ
ニル基を意味し、該基はベンゾ縮合または複素環縮合していても良く、アルキル
、アルコキシ、ハロゲン、水酸基、アミノ、アジド、ニトロ、シアノ、ハロアル
キル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、シクロアルキル、アルカノイルアミ
ノ、アミド、アミジノ、アルコキシカルボニルアミノ、N−アルキルアミジノ、
アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル
、ジアルキルアミノアルキル、N−アルキルアミド、N,N−ジアルキルアミド
、アラルコキシカルボニルアミノ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アル
キルスルホニル、オキソなどから選択される1以上の置換基によって置換されて
いても良い。そのようなアリール基の例としては、フェニル、o−トリル、4−
メトキシフェニル、2−(tert−ブトキシ)フェニル、3−メチル−4−メ
トキシフェニル、2−CF−フェニル、2−フルオロフェニル、2−クロロフ
ェニル、3−ニトロフェニル、3−アミノフェニル、3−アセトアミドフェニル
、2−アミノ−3−(アミノメチル)フェニル、6−メチル−3−アセトアミド
フェニル、6−メチル−2−アミノフェニル、6−メチル−2,3−ジアミノフ
ェニル、2−アミノ−3−メチルフェニル、4,6−ジメチル−2−アミノフェ
ニル、4−ヒドロキシフェニル、3−メチル−4−ヒドロキシフェニル、4−(
2−メトキシフェニル)フェニル、2−アミノ−1−ナフチル、2−ナフチル、
3−アミノ−2−ナフチル、1−メチル−3−アミノ−2−ナフチル、2,3−
ジアミノ−1−ナフチル、4,8−ジメトキシ−2−ナフチルなどがある。
【0027】 単独または組み合わせて使用される「アラルキル」および「アリールアルキル
」は、1以上の水素原子、好ましくは1〜2個が上記のアリール基によって置き
換わった上記で定義のアルキル基を意味し、例えばベンジル、1−、2−フェニ
ルエチル、ジベンジルメチル、ヒドロキシフェニルメチル、メチルフェニルメチ
ル、ジフェニルメチル、ジクロロフェニルメチル、4−メトキシフェニルメチル
などがある。
【0028】 単独または組み合わせて使用される「アラルコキシ」は、1以上の水素原子、
好ましくは1〜2個が上記のアリール基によって置き換わった上記で定義のアル
コキシ基を意味し、例えばベンジルオキシ、1−、2−フェニルエトキシ、ジベ
ンジルメトキシ、ヒドロキシフェニルメトキシ、メチルフェニルメトキシ、ジク
ロロフェニルメトキシ、4−メトキシフェニルメトキシなどがある。
【0029】 単独または組み合わせて使用される「アラルコキシカルボニル」は、「R−O
−C(O)−」型の基を意味し、「R−O−」は上記で定義のアラルコキシ基で
あり、「−C(O)−」はカルボニル基である。
【0030】 単独または組み合わせて使用される「アルカノイル」は、「R−C(O)−」
型の基を意味し、「R」は上記で定義のアルキル基であり、「−C(O)−」は
カルボニル基である。そのようなアルカノイル基の例としては、アセチル、トリ
フルオロアセチル、ヒドロキシアセチル、プロピオニル、ブチリル、バレリル、
4−メチルバレリルなどがある。
【0031】 単独または組み合わせて使用される「アルカノイルアミノ」は、「R−C(O
)−NH−」型の基を意味し、「R−C(O)−」は上記で定義のアルカノイル
基であり、アミノ基は、アルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シ
クロアルキルアルキルなどによって置換されていても良い。
【0032】 単独または組み合わせて使用される「アミノカルボニル」は、アミノ置換カル
ボニル(カルバモイル)基を意味し、アミノ基はアルキル、アリール、アラルキ
ル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルカノイル、アルコキシカル
ボニル、アラルコキシカルボニルなどによってモノ置換またはジ置換されていて
も良い。
【0033】 単独または組み合わせて使用される「アミノスルホニル」は、アミノ置換スル
ホニル基を意味する。
【0034】 単独または組み合わせて使用される「ベンゾ」は、ベンゼン由来の二価の基C =を意味する。「ベンゾ縮合」は、ベンゼンとシクロアルキル基もしくは
アリール基とが2個の炭素を共有している環系を形成しており、例えばテトラヒ
ドロナフチレンなどがある。
【0035】 本明細書で使用する場合の「二環式」とは、ナフチルおよびβ−カルボリニル
などの縮合環系ならびにビフェニル、フェニルピリジルおよびジフェニルピペラ
ジニルなどの置換環系の両方を含むものである。
【0036】 単独または組み合わせて使用される「シクロアルキル」は、飽和もしくは部分
的に飽和の(好ましくは1個の二重結合)単環式、二環式または三環式の炭素環
アルキル基、好ましくは単環式であり、好ましくは炭素数5〜12(C〜C )、より好ましくは炭素数5〜10(C〜C10)、さらに好ましくは炭素
数5〜7(C〜C)であり、ベンゾ縮合または複素環縮合していても良く、
アリールの定義に関して本明細書に記載のように置換されていても良い。そのよ
うなシクロアルキル基の例としては、シクロペンチル、シクロヘキシル、ジヒド
ロシクロヘキシル、エチレンジオキシシクロヘキシル、シクロヘプチル、オクタ
ヒドロナフチル、テトラヒドロナフチル、オクタヒドロキノリニル、ジメトキシ
テトラヒドロナフチル、2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、アザビシクロ[
3.2.1]オクチルなどがある。
【0037】 「ヘテロ原子」とは、窒素、酸素および硫黄のヘテロ原子を意味する。
【0038】 「複素環縮合」は、5〜6員の複素環基またはヘテロアリール基とシクロアル
キル基もしくはアリール基とが2個の炭素を共有している環系を形成しており、
例えばインドール、イソキノリン、テトラヒドロキノリン、メチレンジオキシベ
ンゼンなどがある。
【0039】 「複素環」とは、飽和もしくは部分的に不飽和の、好ましくは1個の二重結合
を有する単環式または二環式、好ましくは単環式の複素環基であって、1以上、
好ましくは1〜4個、より好ましくは1〜3個、さらに好ましくは1〜2個の窒
素、酸素もしくは硫黄原子を環員とし、好ましくは各環が3〜8員、より好まし
くは各環が5〜8員、さらに好ましくは各環が5〜6員のものである。「複素環
」には、硫黄環員のスルホン誘導体・スルホキサイド誘導体および3級窒素環員
のN−オキサイドならびに炭素環縮合(好ましくは3〜6員の炭素環原子、より
好ましくは5〜6員の炭素環原子)系およびベンゾ縮合環系も含まれるものとす
る。「複素環」基には、1以上、好ましくは1〜4個、より好ましくは1〜3個
、さらに好ましくは1〜2個の炭素原子でのハロゲン、アルキル、アルコキシ、
水酸基、オキソ、チオキソ、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロア
ラルキル、アミジノ、N−アルキルアミジノ、アルコキシカルボニルアミノ、ア
ルキルスルホニルアミノなどによる置換および/または2級窒素原子での水酸基
、アルキル、アラルコキシカルボニル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、
ヘテロアラルキル、アリールまたはアラルキル基による置換があっても良い。よ
り好ましくは、単独または組み合わせて使用される「複素環」は、1個の環当た
り5〜8員の単環式または二環式の飽和複素環系の基であって、1〜3個の環員
が酸素、硫黄または窒素のヘテロ原子であり、部分的に不飽和であったりまたは
ベンゾ縮合していても良く、1〜2個のオキソまたはチオキソ基で置換されてい
ても良い。そのような複素環基の例としては、ピロリジニル、ピペリジニル、ピ
ペラジニル、モルホリニル、チアモルホリニル、4−ベンジル−ピペラジン−1
−イル、ピリミジニル、テトラヒドロフリル、ピラゾリドニル、ピラゾリニル、
ピリダジノニル、ピロリドニル、テトラヒドロチエニルおよびそれのスルホキサ
イドおよびスルホン誘導体、2,3−ジヒドロインドリル、テトラヒドロキノリ
ニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、1,2,3,4−テトラ
ヒドロ−1−オキソ−イソキノリニル、2,3−ジヒドロベンゾフリル、ベンゾ
ピラニル、メチレンジオキシフェニル、エチレンジオキシフェニルなどがある。
【0040】 「ヘテロアリール」は、単環式もしくは二環式、好ましくは単環式の芳香族複
素環基であって、1以上、好ましくは1〜4個、より好ましくは1〜3個、さら
に好ましくは1〜2個の窒素、酸素または硫黄原子の環員を有し、好ましくは各
環において5〜6員であって、該環は飽和炭素環縮合していても良く、好ましく
は3〜4個の炭素原子(C〜C)が5〜6員環を形成しており、アリールの
定義に関して上記で定義したように置換されていても良いものである。そのよう
なヘテロアリール基の例としては、イミダゾリル、1−ベンジルオキシカルボニ
ルイミダゾール−4−イル、ピロリル、ピラゾリル、ピリジル、3−(2−メチ
ル)ピリジル、3−(4−トリフルオロメチル)ピリジル、ピリミジニル、5−
(4−トリフルオロメチル)ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、フリル、
チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、インドリル、キノリニル、5,6,7,
8−テトラヒドロキノリル、5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリニル、キ
ノキザリニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾフリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾ
オキサゾリルなどがある。
【0041】 単独または組み合わせて使用される「ヘテロアラルキル」および「ヘテロアリ
ールアルキル」は、1以上の水素原子、好ましくは1〜2個が上記で定義のよう
なヘテロアリール基によって置き換わっているアルキル基を意味し、3−フリル
プロピル、2−ピロリルプロピル、クロロキノリニルメチル、2−チエニルエチ
ル、ピリジルメチル、1−イミダゾリルエチルなどがある。
【0042】 単独または組み合わせて使用される「ハロゲン」および「ハロ」は、フッ素、
塩素、臭素またはヨウ素を表す。
【0043】 単独または組み合わせて使用される「ハロアルキル」は、1以上の水素、好ま
しくは1〜3個がハロゲン、より好ましくはフッ素もしくは塩素によって置き換
わっている上記で定義のアルキル基を意味する。そのようなハロアルキル基の例
としては、1,1,1−トリフルオロエチル、クロロメチル、1−ブロモエチル
、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ビス(トリフルオ
ロメチル)メチルなどがある。
【0044】 カチオンとは、負電荷を有する式(I)の化合物の硫黄原子上に存在するかあ
るいは環系内で非局在化している負電荷と対を形成することができる正電荷を有
する要素または分子を意味するものとする。そのようなカチオンの例としては、
アルカリカチオン、アルカリ土類カチオン、アンモニウムカチオンおよび4級ア
ンモニウムカチオンなどがあるが、これらに限定されるものではない。具体的な
例としては、Li、Na、K、Mg+2、Zn+2、Cu+2、またはテ
トラC〜Cアルキルアンモニウムカチオン類などがあり、好ましくはLi 、NaまたはKである。
【0045】 「サイトカイン」とは、特に免疫系の細胞間または炎症応答に関与する細胞間
の相互作用の調節に関係するように、他の細胞の機能に影響を与える分泌蛋白を
意味する。サイトカインの例としては、インターロイキン1(IL−1)、好ま
しくはIL−1β、インターロイキン6(IL−6)、インターロイキン8(I
L−8)およびTNF、好ましくはTNF−α(腫瘍壊死因子−α)などがある
が、これらに限定されるものではない。
【0046】 「TNF、IL−1、IL−6および/またはIL−8介在の疾患または疾患
状態」とは、TNF、IL−1、IL−6および/またはIL−8が、TNF、
IL−1、IL−6および/またはIL−8自体として直接、またはTNF、I
L−1、IL−6および/またはIL−8が別のサイトカインを放出させること
で、何らかの役割を果たす全ての疾患状態を意味する。例えば、IL−1が主要
な役割を果たすが、IL−1の産生もしくは作用がTNFの結果である疾患状態
は、TNFが介在していると見なされると考えられる。
【0047】 「脱離基」とは、アミン、チオールまたはアルコール求核剤などの求核剤によ
って容易に置換可能な基を指す。そのような脱離基は当業界では公知である。そ
のような脱離基の例としては、N−ヒドロキシコハク酸イミド、N−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール、ハライド類、トリフレート類、トシレート類などがあるが
、これらに限定されるものではない。好ましい脱離基は、本明細書において適宜
に示してある。
【0048】 「保護基」とは、カルボキシ、アミノ、水酸基、メルカプトなどの選択された
反応性基が、求核反応、求電子反応、酸化、還元などの望ましくない反応を受け
ないようにするのに使用される、当業界で公知の基を指す。好ましい保護基につ
いては、本明細書において適宜に示してある。アミノ保護基の例としては、アラ
ルキル、置換アラルキル、シクロアルケニルアルキルおよび置換シクロアルケニ
ルアルキル、アリル、置換アリル、アシル、アルコキシカルボニル、アラルコキ
シカルボニル、シリルなどがあるが、これらに限定されるものではない。アラル
キルの例としては、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、水酸基、ニトロ、アシル
アミノ、アシルなどで置換されていても良いベンジル、オルトメチルベンジル、
トリチルおよびベンズヒドリルならびにホスホニウム塩およびアンモニウム塩な
どがあるが、これらに限定されるものではない。アリール基の例としては、フェ
ニル、ナフチル、インダニル、アントラセニル、9−(9−フェニルフルオレニ
ル)、フェナントレニル、ドレニル(durenyl)などがある。好ましくは炭素数 6〜10のシクロアルケニルアルキルまたは置換シクロアルキレニルアルキル基
の例としては、シクロヘキセニルメチルなどがあるが、これに限定されるもので
はない。好適なアシル基、アルコキシカルボニル基およびアラルコキシカルボニ
ル基には、ベンジルオキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル、イソブトキシ
カルボニル、ベンゾイル、置換ベンゾイル、ブチリル、アセチル、トリフルオロ
アセチル、トリクロロアセチル、フタロイルなどがある。保護基の混合物を用い
て同じアミノ基を保護することができ、例えばアラルキル基およびアラルコキシ
カルボニル基の両方によって1級アミノ基を保護することができる。アミノ保護
基は、それが結合している窒素とともに複素環を形成することができ、それには
例えば、1,2−ビス(メチレン)ベンゼン、フタルイミジル、スクシニミジル
、マレイミジルなどがあり、それらの複素環基はさらに、隣接するアリール環お
よびシクロアルキル環を有することができる。さらに、複素環基はモノ、ジまた
はトリ置換されていても良く、それにはニトロフタルイミジルなどがある。アミ
ノ基はさらに、塩酸、トルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸などの付加塩を形
成することで、酸化などの望ましくない反応に対して保護することもできる。ア
ミノ保護基の多くが、カルボキシ基、水酸基およびメルカプト基の保護にも好適
である。例えば、アラルキル基がある。水酸基およびメルカプト基の保護には、
アルキル基も好適な基であり、例えばtert−ブチルなどがある。
【0049】 シリル保護基は、1個以上のアルキル基、アリール基およびアラルキル基によ
って置換されていても良いケイ素原子である。好適なシリル保護基には、トリメ
チルシリル、トリエチルシリル、トリイソプロピルシリル、tert−ブチルジ
メチルシリル、ジメチルフェニルシリル、1,2−ビス(ジメチルシリル)ベン
ゼン、1,2−ビス(ジメチルシリル)エタンおよびジフェニルメチルシリルな
どがあるが、これらに限定されるものではない。アミノ基をシリル化することで
、モノ−またはジ−シリルアミノ基が得られる。アミノアルコール化合物のシリ
ル化によって、N,N,O−トリシリル誘導体を得ることができる。シリルエー
テル官能基からのシリル官能基の脱離は、別個の反応段階として、あるいはアル
コール基との反応中にin situで、例えば金属水酸化物またはフッ化アンモニウ ム試薬で処理することで容易に行うことができる。好適なシリル化試薬には例え
ば、塩化トリメチルシリル、塩化tert−ブチル−ジメチルシリル、塩化フェ
ニルジメチルシリル、塩化ジフェニルメチルシリル、またはそれらをイミダゾー
ルもしくはDMFと組み合わせた生成物などがある。アミン類のシリル化および
シリル保護基の脱離の方法は当業者には公知である。相当するアミノ酸、アミノ
酸アミドまたはアミノ酸エステルからのそれらアミン誘導体の製造方法も、アミ
ノ酸/アミノ酸エステルまたはアミノアルコール化学を含む有機化学の当業者に
は公知である。
【0050】 保護基は、分子の残りの部分に影響を与えない条件下で脱離される。その方法
は当業界では公知であり、それには酸加水分解、水素化などがある。好ましい方
法では、アルコール、酢酸などまたはそれらの混合液などの好適な溶媒中でパラ
ジウム炭素を利用した水素化によるベンジルオキシカルボニル基の脱離のように
、保護基の脱離を行う。t−ブトキシカルボニル保護基は、ジオキサンまたは塩
化メチレンなどの好適な溶媒系で、HClまたはトリフルオロ酢酸などの無機酸
または有機酸を利用して脱離させることができる。得られるアミノ塩を中和して
、容易に遊離アミンを得ることができる。メチル、エチル、ベンジル、tert
−ブチル、4−メトキシフェニルメチルなどのカルボキシ保護基は、当業者には
公知の加水分解および水素化条件下で脱離させることができる。
【0051】 上記で使用した記号は、以下の意味を有する。
【0052】
【化6】
【0053】 本発明の方法 本発明に含まれる式Iのピリミジノン類の合成は、図式1に示した方法に従っ
て、1個の反応容器中、高い総収率で行われる。さらに該合成方法により、高い
位置選択性でR置換基を組み込むことができる。
【0054】
【化7】
【0055】 図式1に示したように、酢酸誘導体XIX、好ましくは置換酢酸エステル(L
=アルコキシ)を、カリウムtert−ブトキシドなどの適切な塩基で処理する
。この反応は、tert−ブタノールなどのプロトン源を含む適切な溶媒および
必要に応じて共溶媒中で行う。そのような共溶媒には、DMSO、テトラアルキ
ル尿素類、DMF、DMA、tert−ブチルメチルエーテルなどがあり得る。
次に、ニトリルXX(R12−CN)を反応混合物に加え、混合物を適切な時間
、好ましくは約30分〜約24時間にわたって撹拌する。好ましくは約−20℃
〜約25℃の反応温度でイソシアネート(X=O)またはイソチオシアネート(
X=S)XXI(R−N=C=X)をゆっくり加えて、RがKなどの適切
なカチオンである環化生成物IIを得る。得られたアニオン中間体を酸で処理し
て、RがHである式Iの化合物を得ることができる。そのアニオン中間体を適
切な求電子剤R−L’(L’は、ハロゲン、メシレート、トシレートなどの適
切な脱離基である)で処理して、上記で定義のRがH以外である式Iの化合物
を得ることができる。
【0056】 原料のR−L’、R11−CH−C(O)−LおよびR12−CNは市販
されているか、あるいは当業界で公知の方法および試薬を用いて市販の原料から
容易に製造される。N−置換イソシアネート類またはN−置換イソチオシアネー
ト類(R4−N=C=O)は市販されているか、あるいはR−L(Lは適切な
脱離基(ハロゲン、メシレート、トシレートなど)である)をシアン酸またはチ
オシアン酸のナトリウムもしくはカリウム塩で処理することで;例えば適切な溶
媒中でホスゲン、チオホスゲン、二硫化炭素などとの反応によって相当するアミ
ノ(R−NH)化合物から;適切な溶媒中で相当するアシルアジド(R
C(O)−N)化合物から(クルチウス転位)等の方法によって容易に製造さ
れる。
【0057】 以下の実施例は例示のみを目的としたものであり、いかなる形でも本発明を限
定するものではなく、そのように理解すべきものでもない。当業者であれば、本
発明の精神または範囲を逸脱しない限りにおいて、本明細書に開示の化合物の修
飾・変更が可能であることは明らかであろう。
【0058】 実施例 実施例1 3−メチル−2−メチルチオ−5−(3−メチルフェニル)−6−(4−ピリ
ジル)−4(3H)−ピリミジノンの製造手順
【0059】
【化8】 カリウムt−ブトキシド溶液(1M t−ブタノール溶液、1リットル、1m ol)を、3−メチルフェニル酢酸エチル(178g、1mol)のN,N−ジ
メチルホルムアミド(2リットル)溶液を撹拌したものに滴下した。反応混合物
に、4−シアノピリジン(104.11g、1mol)のN,N−ジメチルホル
ムアミド(1リットル)溶液を約4.5時間かけてポンプ送りによって加えた。
混合物を室温で3時間撹拌してから、メチルイソチオシアネート(68.4mL
、1mol)のN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)溶液を10分間かけ
て滴下した。室温で1時間撹拌後、反応混合物を冷却して3℃とし、ヨウ化メチ
ル(62.3mL、1mol)を10分間かけて滴下した。撹拌を室温で終夜続
けた。混合物を冷却して3℃とし、水(4リットル)をポンプ送りによって、6
時間かけて反応混合物に加えた。沈殿物を濾過によって取り、水で洗浄し、減圧
下に乾燥して、3−メチル−2−メチルチオ−5−(3−メチルフェニル)−6
−(4−ピリジル)−4(3H)−ピリミジノンを固体として得た。 MS(m/z):324(M+H);C1817OSの計算値は32
3.4。
【0060】 実施例2 3−メチル−2−メチルチオ−5−(3−トリフルオロメチルフェニル)−6
−(4−ピリジル)−4(3H)−ピリミジノンの製造手順
【0061】
【化9】 段階A:3−トリフルオロメチルフェニル酢酸エチル 3−トリフルオロメチルフェニル酢酸(500g、2.45mol)の純粋エ
タノール(1リットル)中混合物に、室温で濃硫酸(10mL)を加えた。反応
液を12時間加熱還流し、冷却して室温とし、エタノールを減圧下に除去した。
飽和NaHCO(500mL)を加えることで酸を中和し、酢酸エチルで抽出
した。合わせた有機抽出液を脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮して、段階A
化合物を得た。20%酢酸エチル/ヘキサンで展開したシリカゲルTLC:Rf
=0.65。
【0062】 段階B:3−メチル−2−メチルチオ−5−(3−トリフルオロメチルフェニ ル)−6−(4−ピリジル)−4(3H)−ピリミジノン カリウムt−ブトキシド溶液(1M t−ブタノール溶液、323mL、32 3mmol)を、3−トリフルオロメチルフェニル酢酸エチル(75g、323
mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(431mL)溶液を加熱(40℃
)撹拌したものに滴下した。反応液に、4−シアノピリジン(33.6g、32
3mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(431mL)溶液を1.4mL
/分の速度でポンプ送りによって加えた。添加完了後、混合物を30分間撹拌し
、冷却して室温としてから、メチルイソチオシアネート(22.1mL、323
mmol)の溶液を50分間かけて滴下した。室温で50分撹拌後、反応混合物
を冷却して3℃とし、ヨウ化メチル(20.1mL、323mmol)を10分
間かけて滴下した。撹拌を室温で終夜続けた。溶媒を減圧下に除去し、残留物を
シリカゲルに予備吸収させ、カラムに負荷し、生成物をクロマトグラフィー(S
iO、10%から40%アセトン/ヘキサンの勾配溶離)によって単離して、
3−メチル−2−メチルチオ−5−(3−トリフルオロメチルフェニル)−6−
(4−ピリジル)−4(3H)−ピリミジノンを得た。 10%メタノール/塩化メチレンで展開したシリカゲルTLC:Rf=0.6
【0063】 上記の実施例はR11が置換フェニルであってR12が4−ピリジルである合
成を示したものであるが、この手法は、原料を適切に選択することで、R11
よびR12の定義の範囲内で他のアリール環もしくはヘテロアリール環にも同様
に適用することができる。R11およびR12の置換基の中には、水酸基、チオ
ール、カルボキシ、アミド、アミノなどのように、反応に先だって適切に保護す
ることが必要なものもあり、好ましくは適切な保護を行った後に同様に反応させ
ることができる。例えば、水酸基、チオールまたはカルボキシはベンジル基によ
って保護し、反応後にベンジル基を脱離させることができるか、あるいはアミン
またはアミドの窒素を例えばtert−ブチルジメチルシリルオキシメチル基(
Benneche et al., Acta Chem.Scand., B42: 384-389 (1988))、tert−ブチ
ルジメチルシリル基、ベンジルオキシメチル基、ベンジル基など(P)で保護
することができる。得られたピリミジノンの保護基Pは、好適な試薬で脱離さ
せる(例えば、Pがt−ブチルジメチル−シリルオキシメチルの場合にはフッ
化テトラブチルアンモニウム)。
【0064】 以上の記載は本発明の説明のみを目的としたものであり、本発明を開示の化合
物に限定するものではない。当業者には明らかな改変および変更は、添付の特許
請求の範囲で定義される本発明の範囲および性質に含まれるものである。
【0065】 以上の説明から当業者であれば、本発明の本質的特徴を容易に確認することが
でき、本発明の精神および範囲を逸脱しない限りにおいて、本発明に対して各種
の変更および修正を行って、本発明が各種の用途および条件に適合するようにす
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式Iの化合物の製造方法において、 【化1】 (a)好適な溶媒中、塩基存在下にR11−CH−C(O)LとR12−C
    Nを混合する段階;および (b)R−N=C=Xを加える段階を含んでなる方法。 [式中、 Lは、ハロゲン、C〜Cアルキルスルフェート、アリールスルフェート、
    トリフルオロメチルスルフェート、C〜Cアルキルスルフィネート、アリー
    ルスルフィネート、C〜Cアルキルスルフィド、アリールスルフィド、C 〜Cアルコキシ、アリールオキシ、1〜3個のハロゲンによって置換されてい
    ても良いC〜Cアルキルカルボニルオキシ、アリールカルボニルオキシ、N
    −オキソスクシネート、N−オキソベンゾトリアゾールまたはシアニドであり; XはSまたはOであり; Rは水素またはQであり; QはLi、Na、K、Mg+2、Zn+2、Cu+2またはテトラC 〜Cアルキルアンモニウムカチオンであり; Rは−Z−Yであり;ただし、−Z−Yにおけるアリール、ヘテロアリール
    、シクロアルキルおよび複素環の総数は0〜3であり; Zは、 (1)アルキル、アルケニルまたはアルキニルであって、(a)1〜3個のア
    ミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカ
    ルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチ
    オまたはハロゲンおよび(b)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキル
    アミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニ
    ルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲン、アルキルまたはハロ
    アルキルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリールまたはヘテ
    ロアリール、によって置換されていても良いアルキル、アルケニルまたはアルキ
    ニル; (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていて
    も良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによ
    って置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; Yは、 (1)水素、 (2)ハロゲンまたはニトロ、 (3)−C(O)−R20または−C(NR)−NR21、 (4)−OR21、−O−C(O)−R21、−O−C(O)−NR21 または−O−C(O)−NR22−S(O)−R20、 (5)−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20、−S(O) −NR21、−S(O)−NR22−C(O)−R21、−S(O) −NR22−C(O)−OR20または−S(O)−NR22−C(O)−N
    21あるいは (6)−NR21、−NR22−C(O)−R21、−NR22−C(O
    )−OR20、−NR22−C(O)−NR21、−NR22−C(NR )−NR21、−NR22−S(O)−R20または−NR22−S(O
    −NR21であり; 各Rは独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、水酸基、アル
    コキシ、アルキルチオ、−SOHまたはハロゲンによって置換されていても良
    いアルキル、アルケニルまたはアルキニル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、水酸基、アル
    コキシ、アルキルチオ、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていても
    良いアリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、複素環、複素
    環アルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキルであり; 各R20は独立に、 (1)アルキル、アルケニルまたはアルキニルであって、アミノ、アルキルア
    ミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、
    N−(アルコキシカルボニル)−N−(アルキル)アミノ、アミノカルボニルア
    ミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキ
    ルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロゲン、あるいは1〜3個のアミノ、
    アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニ
    ルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アルカノイル、水酸基、アルコキシ、ア
    ルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロゲン、アルキル
    またはハロアルキルによって置換されていても良いアラルコキシ、アラルキルチ
    オ、アラルキルスルホニル、シクロアルキル、複素環、アリールまたはヘテロア
    リール、の1〜3個によって置換されていても良いアルキル、アルケニルまたは
    アルキニル; (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていて
    も良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アルコキシ
    カルボニル、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アジド、
    アルキルまたはハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテ
    ロアリールであり; 各R21は独立に水素またはR20であり; 各R22は独立に、 (1)水素; (2)アルキルであって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
    ミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニル
    アミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキル
    スルホニル、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによって置換され
    ていても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによって置換されていても
    良いアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、シアノ
    、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていても良い複素環
    、アリールまたはヘテロアリールであり; R11およびR12はそれぞれ独立に、 (1)R30、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R30、−C(O)−OR29、−C(O)−NR31 32 または−C(NR31)−NR3132、 (4)−OR29、−O−C(O)−R29、−O−C(O)−NR31 または−O−C(O)−NR33−S(O)−R30、 (5)−SR29、−S(O)−R30、−S(O)−R30、−S(O) −NR3132、−S(O)−NR33−C(O)−R30、−S(O) −NR33−C(O)−OR30または−S(O)−NR33−C(O)−
    NR3132あるいは (6)−NR3132、−NR33−C(O)−R29、−NR33−C(
    O)−OR30、−NR33−C(O)−NR3132、−NR33−C(N
    31)−NR3132、−NR33−S(O)−R30または−NR33 −S(O)−NR3132 の1〜3個によって置換されていても良いアルキル、アルケニル、アルキニル
    、シクロアルキル、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり;ただし、R 11 およびR12のそれぞれにおいて置換されたアリール、ヘテロアリール、シ
    クロアルキルおよび複素環の総数は0〜1であり; 各R30は独立に、 (1)アルキル、アルケニルまたはアルキニルであって、−NR3131
    −CO23、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、
    アルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、あるいは1〜3個のアミノ、アルキル
    アミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ
    、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルス
    ルフィニル、アルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアル
    キルによって置換されていても良いアラルコキシ、アラルキルチオ、アラルキル
    スルホニル、複素環、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換
    されていても良いアルキル、アルケニルまたはアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアルキルによって置換さ
    れていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによ
    って置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; 各R29は独立に、水素またはR30であり; 各R31は独立に、 (1)水素; (2)アルキルであって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
    ミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニル
    アミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアル
    キルによって置換されていても良いシクロアルキル、アリール、複素環またはヘ
    テロアリールによって置換されていても良いアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアルキルによって置換さ
    れていても良いアリール、ヘテロアリール、複素環またはシクロアルキルであり
    ; 各R32は独立に、 (1)水素; (2)アルキルであって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
    ミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニル
    アミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアル
    キルによって置換されていても良いシクロアルキル、アリール、複素環またはヘ
    テロアリールによって置換されていても良いアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアルキルによって置換さ
    れていても良いアリール、ヘテロアリール、複素環またはシクロアルキルであり
    ; 各R33は独立に、 (1)水素;あるいは (2)アルキルであって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
    ミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニル
    アミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアル
    キルによって置換されていても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによ
    って置換されていても良いアルキルである。]
  2. 【請求項2】 Zが、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
    ルであって、(a)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C 〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコ
    キシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよび(b)1〜3
    個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、
    〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、
    〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C
    アルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個の
    〜Cハロアルキルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリ
    ールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜Cアルキル
    、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
    個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
    はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
    アリールまたはヘテロアリールであり; 各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、−S
    Hまたはハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキル、C 〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良いアリール、ヘテロアリール、アリール−C〜C−アルキ
    ル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環、複素環−C〜C−ア
    ルキル、C〜CシクロアルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C
    −アルキルであり; 各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
    ルであって、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)
    アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニル
    アミノ、N−((C〜Cアルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアル
    キル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ
    、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキ
    ルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あるいは1〜3個
    のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C 〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C 〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、水酸基、C
    アルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、
    〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール−
    〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−アルキルチオ、アリール−C 〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリール
    またはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良いC〜C
    ルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
    個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ
    )カルボニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
    ノ、ハロゲン、アジド、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC
    ハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリール
    であり; 各R21が独立に、水素またはR20であり; 各R22が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜C
    ルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによって置換されて
    いても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜C アルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環、ア
    リールまたはヘテロアリールであり; R11およびR12がそれぞれ独立に、1〜2個の (1)R30、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R30、−C(O)−OR29、−C(O)−NR31 32 または−C(NR31)−NR3132、 (4)−OR29、−O−C(O)−R29、−O−C(O)−NR31 または−O−C(O)−NR33−S(O)−R30、 (5)−SR29、−S(O)−R30、−S(O)−R30、−S(O) −NR3132、−S(O)−NR33−C(O)−R30、−S(O) −NR33−C(O)−OR30または−S(O)−NR33−C(O)−
    NR3132あるいは (6)−NR3132、−NR33−C(O)−R29、−NR33−C(
    O)−OR30、−NR33−C(O)−NR3132、−NR33−C(N
    31)−NR3132、−NR33−S(O)−R30または−NR33 −S(O)−NR3132 の1〜2個によって置換されていても良いC〜Cアルキル、C〜C
    ルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリー
    ルまたはヘテロアリールであり;ただし、R11およびR12のそれぞれにおい
    て置換されたアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよび複素環の総数は
    0〜1であり; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
    ルであって、−NR3131、−CO23、水酸基、C〜Cアルコキ
    シ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜C
    ルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、あるいは1〜3個のアミノ、C〜C アルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイル
    アミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスル
    ホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、シアノ、ハロゲ
    ン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルに
    よって置換されていても良いアリール−C〜C−アルコキシ、アリール−C 〜C−アルキルチオ、アリール−C〜C−アルキルスルホニル、複素環
    、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良いC 〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
    るいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
    はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
    アリールまたはヘテロアリールであり; 各R29が独立に、水素またはR30であり; 各R31が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良いC〜Cシクロアルキル、アリール、複素環またはヘテロ
    アリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール、
    ヘテロアリール、複素環またはC〜Cシクロアルキルであり; 各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良いC〜Cシクロアルキル、アリール、複素環またはヘテロ
    アリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール、
    ヘテロアリール、複素環またはC〜Cシクロアルキルであり; 各R33が独立に、 (1)水素;あるいは (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによって置換されて
    いても良いC〜Cアルキルである、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 Zが、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
    ルであって、(a)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C 〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコ
    キシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよび(b)1〜3
    個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、
    〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、
    〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C
    アルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個の
    〜Cハロアルキルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリ
    ールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜Cアルキル
    、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜2個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
    個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
    はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
    アリールまたはヘテロアリールであり; Yが、 (1)水素、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R20または−C(NR)−NR21、 (4)−OR21、−O−C(O)−R21または−O−C(O)−NR 21 、 (5)−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20または−S(
    O)−NR21あるいは (6)−NR21、−NR22−C(O)−R21、−NR22−C(O
    )−OR20、−NR22−C(O)−NR21、−NR22−C(NR )−NR21、−NR22−S(O)−R20または−NR22−S(O
    −NR21であり; 各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、−S
    Hまたはハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキル、C 〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良いアリール、ヘテロアリール、アリール−C〜C−アルキ
    ル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環、複素環−C〜C−ア
    ルキル、C〜CシクロアルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C
    −アルキルであり; 各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
    ルであって、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)
    アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニル
    アミノ、N−((C〜Cアルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアル
    キル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ
    、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキ
    ルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あるいは1〜3個
    のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C 〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C 〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、水酸基、C
    アルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、
    〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール−
    〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−アルキルチオ、アリール−C 〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリール
    またはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良いC〜C
    ルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
    個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ
    )カルボニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
    ノ、ハロゲン、アジド、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC
    ハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリール
    であり; 各R21が独立に水素またはR20であり; R11およびR12がそれぞれ独立に、 (1)R30、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R30、−C(O)−OR29、−C(O)−NR31 32 または−C(NR31)−NR3132、あるいは (4)−OR29、−SR29、−S(O)−R30、−S(O)−R30 、−S(O)−NR3132、−NR3132、−NR33−C(O)−
    29または−NR33−C(O)−OR30 の1〜2個によって置換されていても良いC〜Cアルキル、C〜C
    ルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリー
    ルまたはヘテロアリールであり; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、 (a)−NR3131、 (b)C〜Cアルコキシ−カルボニル、あるいは1〜3個のアミノ、ア
    ルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルア
    ミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホ
    ニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ
    、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されて
    いても良いフェノキシカルボニルまたはフェニルメトキシカルボニル、 (c)水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、あるいは
    1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)ア
    ミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロ
    ゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル
    によって置換されていても良いフェニル−C〜C−アルコキシ、フェニル−
    〜C−アルキルチオ、複素環、フェニルまたはヘテロアリール の1〜3個によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)ハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
    ノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換され
    ていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; 各R29が独立に、水素またはR30であり; 各R31が独立に、 (1)水素;あるいは (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、
    〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチ
    ルによって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換さ
    れていても良いC〜Cアルキルであり; 各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良いC〜Cシクロアルキル、アリール、複素環またはヘテロ
    アリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール、
    ヘテロアリール、複素環またはC〜Cシクロアルキルである、請求項2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 Rが−Z−Yであり;ただし、−Z−Yにおけるアリール、ヘテロアリール
    、シクロアルキルおよび複素環の総数は0〜2であり; Zが、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1〜
    3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ
    、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ
    、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよ
    び(b)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロ
    ゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル
    によって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリールまたはヘテロアリー
    ル、によって置換されていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケ
    ニル; (2)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜C アルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜C
    ルキルチオまたはC〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
    るいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
    はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
    アリールまたはヘテロアリールであり; Yが、 (1)水素、 (2)−C(O)−R20、 (3)−OR21、−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20 または−S(O)−NR21あるいは (4)−NR21、−NR22−C(O)−R21、−NR22−C(O
    )−OR20、−NR22−C(O)−NR21、−NR22−S(O) −R20または−NR22−S(O)−NR21であり; 各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、−SOHまたはハロゲンによっ
    て置換されていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニル、ある
    いは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲ
    ン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いフェニル
    −C〜C−アルキル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環−C 〜C−アルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C〜C−アルキル
    であり; 各R20が独立に、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、アミノ、C 〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアル
    カノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、N−((C
    アルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアルキル)アミノ、アミノカ
    ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あ
    るいは1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキ
    ル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボ
    ニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、
    水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜C アルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換さ
    れていても良いアリール−C〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−ア
    ルキルチオ、アリール−C〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロア
    ルキル、複素環、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換され
    ていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニル; (2)1〜2個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたは
    〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ
    )カルボニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
    ノ、ハロゲン、アジド、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC
    のハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリー
    ルであり; 各R21が水素またはR20であり; 各R22が独立に、 (1)水素;あるいは (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジ−(C〜C
    ルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カ
    ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シ
    アノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜C
    ロアルキルによって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによっ
    て置換されていても良いC〜Cアルキルであり; R11がアリールであり;R12がヘテロアリールであって;該アリールおよ
    びヘテロアリールは、 (1)R30、 (2)ハロゲン、あるいは (3)−C(O)−NR3132、−OR29、−SR29、−S(O)−
    30、−S(O)−R30、−S(O)−NR3132、−NR31 32 または−NR33−C(O)−R29 の1〜2個によって置換されていても良く; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、 (a)アミノ、C〜Cアルキルアミノまたはジ−(C〜Cアルキル
    )アミノ、あるいは (b)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜C
    ルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カ
    ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シ
    アノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換さ
    れていても良い水酸基、C〜Cアルコキシ、複素環、フェニルまたはヘテロ
    アリール によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)ハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
    ノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換され
    ていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; 各R29が独立に、水素またはR30であり; 各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、
    〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフ
    ェニルまたはヘテロアリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル
    ;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルまたはトリ
    フルオロメチルによって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールで
    あり; 各R33が独立に水素またはC〜Cアルキルである、請求項3に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 Lが、1〜3個のハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルコキ
    シまたはアリールオキシであり; XがSであり; Rが、水素、NaまたはKであり; Zが、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1〜
    3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルア
    ミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコ
    キシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよび(b)1〜3個のアミノ、
    〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜C
    ルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルま
    たはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリ
    ールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜Cアルキル
    またはC〜Cアルケニル; (2)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜C アルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜C
    ルキルチオまたはC〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
    るいは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜C
    ルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜C
    ルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたは
    ヘテロアリールであり; Yが、 (1)水素、 (2)−C(O)−R20、 (3)−OR21、−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20 または−S(O)−NR21あるいは (4)−NR21、−NR22−C(O)−R21または−NR22−S
    (O)−R20であり; 各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンによって置換されて
    いても良いC〜Cアルキル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、メトキシ、メチルチオ、C〜C アルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニル−
    〜C−アルキル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環−C 〜C−アルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C〜C−アルキルで
    あり; 各R20が独立に、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、アミノ、C 〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアル
    カノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、N−((C
    アルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアルキル)アミノ、アミノカ
    ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あ
    るいは1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキ
    ル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボ
    ニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、
    水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜C アルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換さ
    れていても良いアリール−C〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−ア
    ルキルチオ、アリール−C〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロア
    ルキル、複素環、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換され
    ていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニル; (2)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜C アルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜C
    ルキルチオまたはC〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
    るいは (3)1〜2個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、アセトアミド、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C 〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニル、水
    酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、ア
    ジド、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても
    良いアリールまたはヘテロアリールであり; 各R21が独立に、水素またはR20であり; R11が、1〜2個の(1)R30、(2)ハロゲン、あるいは(3)−C(
    O)−NR3132、−OR29、−SR29、−S(O)−R30、−S(
    O)−R30、−S(O)−NR3132、−NR3132または−N
    33−C(O)−R29によって置換されていても良いアリールであり; R12が、1〜2個の(1)R30、(2)ハロゲン、あるいは(3)−C(
    O)−NR3132、−OR29、−SR29、−NR3132または−N
    33−C(O)−R29によって置換されていても良いヘテロアリールであり
    ; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジ−(C〜C
    ルキル)アミノ、アセトアミド、水酸基、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、C 〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェ
    ニルまたはヘテロアリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)トリフルオロメチル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、アセトアミド
    、水酸基、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフ
    ルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールであ
    り; 各R29が独立に、水素またはR30であり; 各R31が独立に水素またはC〜Cアルキルであり; 各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
    セトアミド、水酸基、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換
    されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換されたC〜C アルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ
    、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニルまた
    はヘテロアリールである、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 Rが−Z−Yであり;ただし、−Z−Yにおけるアリール、ヘテロアリール
    、シクロアルキルおよび複素環の総数は0〜1であり; Zが、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1〜
    3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜Cアルコキシ)
    カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオま
    たはハロゲンおよび(b)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミ
    ノ、アセトアミド、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルま
    たはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1〜2個のアリールまた
    はヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜CアルキルまたはC 〜Cアルケニル;あるいは (2)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、アセトアミド
    、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ
    、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリ
    フルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールで
    あり; 各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキル
    、あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
    メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニル−C 〜C−アルキルまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルであり; 各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ
    、t−ブトキシカルボニルアミノ、N−((t−ブトキシ)カルボニル)−N−
    (メチル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、水酸基、ブトキシ、メトキシ、ブ
    チルチオ、メチルチオ、メチルスルフィニル、メチルスルホニル、ハロゲン、あ
    るいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ、
    メチルチオ、ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されてい
    ても良いC〜Cシクロアルキル、複素環、フェニルまたはヘテロアリール、
    の1〜3個によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)1〜2個の水酸基またはC〜Cアルキルによって置換されていても
    良い複素環;あるいは (3)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
    ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリ
    ールまたはヘテロアリールであり; 各R21は独立に、水素またはR20であり; 各R22が独立に水素またはC〜Cアルキルであり; R11がアリールであり;R12がヘテロアリールであって;該アリールおよ
    びヘテロアリールは (1)R30、 (2)ハロゲン、あるいは (3)−C(O)−NR3132、−OR29、−SR29、−S(O)−
    30、−S(O)−R30、−S(O)−NR3132、−NR31 32 または−NR33−C(O)−R29 の1〜2個によって置換されていても良く; R11が、1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロ
    ゲン、シアノ、メトキシ、メチルチオ、メチルスルフィニル、メチルスルホニル
    、アミノカルボニル、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていて
    も良いアリールであり; R12が、1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロ
    ゲン、シアノ、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されて
    いても良いヘテロアリールであり; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
    セトアミド、水酸基、ハロゲン、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルに
    よって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換されて
    いても良いC〜Cアルキル; (2)トリフルオロメチル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン
    、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いア
    リールまたはヘテロアリールであり; 各R29が独立に、水素またはR30であり; R32が独立に、 (1)水素またはC〜Cアルキル;あるいは (2)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ
    、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニルまた
    はヘテロアリールであり; 各R33が独立に水素またはメチルである、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 Zが、C〜Cアルキルであって、アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)ア
    ミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコ
    キシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、あるいは1〜2個の水酸基、C
    アルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
    はトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリ
    ール、の1〜2個によって置換されていても良いC〜Cアルキルであり; Yが、 (1)−C(O)−R20、 (2)−OR21、−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20 または−S(O)−NR21あるいは (3)−NR21、−NR22−C(O)−R21または−NR22−S
    (O)−R20であり; 各Rが独立に、水素またはC〜Cアルキルであり; 各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ
    、t−ブトキシカルボニルアミノ、N−((t−ブトキシ)カルボニル)−N−
    (メチル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、水酸基、ブトキシ、メトキシ、ブ
    チルチオ、メチルチオ、メチルスルフィニル、メチルスルホニル、ハロゲン、あ
    るいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ、
    メチルチオ、ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されてい
    ても良いC〜Cシクロアルキル、複素環、フェニルまたはヘテロアリール、
    の1〜3個によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)複素環;あるいは (3)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
    ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリ
    ールまたはヘテロアリールであり; 各R21が独立に、水素またはR20であり; R11が、未置換のフェニルもしくはナフチル、あるいは1〜2個のアミノ、
    ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン、シアノ、メトキシ、メチル
    チオ、メチルスルフィニル、メチルスルホニル、アミノカルボニル、メチルまた
    はトリフルオロメチルによって置換されたフェニルであり; R12が、アミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン、シア
    ノ、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良い
    4−ピリジル、4−キノリニル、4−イミダゾリルまたは4−ピリミジニルであ
    り; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
    セトアミド、水酸基、ハロゲン、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルに
    よって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換されて
    いても良いC〜Cアルキル; (2)トリフルオロメチル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン
    、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いア
    リールまたはヘテロアリールであり; 各R29が独立に、水素またはR30であり; 各R31が独立に水素、メチルまたはエチルである、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 Zが、1〜2個のアミノ、t−ブトキシカルボニルアミノ、ジメチルアミノ、
    水酸基、メトキシ、メチルチオまたはハロゲンによって置換されていても良いC 〜Cアルキルであり; Yが、−OR21、−SR21または−NR21であり; 各Rが水素であり; 各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ
    、水酸基、あるいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メ
    チルチオ、ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていて
    も良いフェニルまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良
    いC〜Cアルキル; (2)複素環;あるいは (3)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
    ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリ
    ールまたはヘテロアリールであり; 各R21が独立に、水素またはR20であり; 各R22が独立に水素またはメチルであり; R11が、未置換フェニル、あるいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
    セトアミド、水酸基、ハロゲン、シアノ、メトキシ、メチルチオ、メチルスルホ
    ニル、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されたフェニルであり; R12が、アミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン、シア
    ノ、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良い
    4−ピリジルであり; R29が、1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロ
    ゲン、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良
    いアリールまたはヘテロアリールである、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 下記式Iの化合物の製造方法において、 【化2】 (a)好適な溶媒中、塩基存在下にR11−CH−C(O)LとR12−C
    Nを混合する段階; (b)R−N=C=Xを加える段階;および (c)R−L’を加える段階を含んで成る方法。 [式中、 LおよびL’はそれぞれ独立に、ハロゲン、C〜Cアルキルスルフェート
    、アリールスルフェート、トリフルオロメチルスルフェート、C〜Cアルキ
    ルスルフィネート、アリールスルフィネート、C〜Cアルキルスルフィド、
    アリールスルフィド、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、1〜3個のハロ
    ゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキルカルボニルオキシ、アリ
    ールカルボニルオキシ、N−オキソスクシネート、N−オキソベンゾトリアゾー
    ルまたはシアニドであり; XはSまたはOであり; Rは、アルキルまたはアルケニルであって、(a)1〜3個のハロゲン、ア
    ルカノイル、アロイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ア
    ミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、ア
    ミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノスルホニル、ア
    ルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、水酸基、
    アルコキシ、シアノ、ならびに(b)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジア
    ルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルス
    ルホニルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲン、アルキル、ト
    リフルオロメトキシまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1
    〜2個の複素環、アリールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良
    いアルキルまたはアルケニル;あるいは (4)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アルキル、トリフルオロメトキシ
    またはトリフルオロメチルによって置換されていても良いヘテロアリールであり
    ; Rは−Z−Yであり;ただし、−Z−Yにおけるアリール、ヘテロアリール
    、シクロアルキルおよび複素環の総数は0〜3であり; Zは、 (1)アルキル、アルケニルまたはアルキニルであって、(a)1〜3個のア
    ミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカ
    ルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチ
    オまたはハロゲンおよび(b)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキル
    アミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニ
    ルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲン、アルキルまたはハロ
    アルキルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリールまたはヘテ
    ロアリール、によって置換されていても良いアルキル、アルケニルまたはアルキ
    ニル; (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていて
    も良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによ
    って置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; Yは、 (1)水素、 (2)ハロゲンまたはニトロ、 (3)−C(O)−R20または−C(NR)−NR21、 (4)−OR21、−O−C(O)−R21、−O−C(O)−NR21 または−O−C(O)−NR22−S(O)−R20、 (5)−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20、−S(O) −NR21、−S(O)−NR22−C(O)−R21、−S(O) −NR22−C(O)−OR20または−S(O)−NR22−C(O)−N
    21あるいは (6)−NR21、−NR22−C(O)−R21、−NR22−C(O
    )−OR20、−NR22−C(O)−NR21、−NR22−C(NR )−NR21、−NR22−S(O)−R20または−NR22−S(O
    −NR21であり; 各Rは独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、水酸基、アル
    コキシ、アルキルチオ、−SOHまたはハロゲンによって置換されていても良
    いアルキル、アルケニルまたはアルキニル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、水酸基、アル
    コキシ、アルキルチオ、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていても
    良いアリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、複素環、複素
    環アルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキルであり; 各R20は独立に、 (1)アルキル、アルケニルまたはアルキニルであって、アミノ、アルキルア
    ミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、
    N−(アルコキシカルボニル)−N−(アルキル)アミノ、アミノカルボニルア
    ミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキ
    ルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロゲン、あるいは1〜3個のアミノ、
    アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニ
    ルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アルカノイル、水酸基、アルコキシ、ア
    ルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロゲン、アルキル
    またはハロアルキルによって置換されていても良いアラルコキシ、アラルキルチ
    オ、アラルキルスルホニル、シクロアルキル、複素環、アリールまたはヘテロア
    リール、の1〜3個によって置換されていても良いアルキル、アルケニルまたは
    アルキニル; (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていて
    も良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アルコキシ
    カルボニル、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アジド、
    アルキルまたはハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテ
    ロアリールであり; 各R21は独立に水素またはR20であり; 各R22は独立に、 (1)水素; (2)アルキルあって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミ
    ノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルア
    ミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルス
    ルホニル、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによって置換されて
    いても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによって置換されていても良
    いアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、シアノ
    、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによって置換されていても良い複素環
    、アリールまたはヘテロアリールであり; R11およびR12はそれぞれ独立に、 (1)R30、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R30、−C(O)−OR29、−C(O)−NR31 32 または−C(NR31)−NR3132、 (4)−OR29、−O−C(O)−R29、−O−C(O)−NR31 または−O−C(O)−NR33−S(O)−R30、 (5)−SR29、−S(O)−R30、−S(O)−R30、−S(O) −NR3132、−S(O)−NR33−C(O)−R30、−S(O) −NR33−C(O)−OR30または−S(O)−NR33−C(O)−
    NR3132あるいは (6)−NR3132、−NR33−C(O)−R29、−NR33−C(
    O)−OR30、−NR33−C(O)−NR3132、−NR33−C(N
    31)−NR3132、−NR33−S(O)−R30または−NR33 −S(O)−NR3132 の1〜3個によって置換されていても良いアルキル、アルケニル、アルキニル
    、シクロアルキル、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり;ただし、R 11 およびR12のそれぞれにおいて置換されたアリール、ヘテロアリール、シ
    クロアルキルおよび複素環の総数は0〜1であり; 各R30は独立に、 (1)アルキル、アルケニルまたはアルキニルであって、−NR3131
    −CO23、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、
    アルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、あるいは1〜3個のアミノ、アルキル
    アミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ
    、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルス
    ルフィニル、アルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアル
    キルによって置換されていても良いアラルコキシ、アラルキルチオ、アラルキル
    スルホニル、複素環、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換
    されていても良いアルキル、アルケニルまたはアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアルキルによって置換さ
    れていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、アルキルまたはハロアルキルによ
    って置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; 各R29は独立に、水素またはR30であり; 各R31は独立に、 (1)水素; (2)アルキルであって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
    ミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニル
    アミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアル
    キルによって置換されていても良いシクロアルキル、アリール、複素環またはヘ
    テロアリールによって置換されていても良いアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアルキルによって置換さ
    れていても良いアリール、ヘテロアリール、複素環またはシクロアルキルであり
    ; 各R32は独立に、 (1)水素; (2)アルキルであって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
    ミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニル
    アミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアル
    キルによって置換されていても良いシクロアルキル、アリール、複素環またはヘ
    テロアリールによって置換されていても良いアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイル
    アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、水酸基、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアルキルによって置換さ
    れていても良いアリール、ヘテロアリール、複素環またはシクロアルキルであり
    ; 各R33は独立に、 (1)水素;あるいは (2)アルキルであって、1〜3個のアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
    ミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニル
    アミノ、水酸基、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、アルキルまたはハロアル
    キルによって置換されていても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによ
    って置換されていても良いアルキルである。]
  10. 【請求項10】 Rが、C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1
    〜3個のハロゲン、C〜Cアルカノイル、アロイル、C〜Cアルコキシ
    カルボニル、アリールオキシカルボニル、アミノカルボニル、C〜Cアルキ
    ルアミノカルボニル、ジ−(C〜Cアルキル)アミノカルボニル、アミノス
    ルホニル、C〜Cアルキルアミノスルホニル、ジ−(C〜Cアルキル)
    アミノスルホニル、C〜Cアルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテ
    ロアリールスルホニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、シアノ、ならびに(b
    )1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)
    アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニル
    アミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ
    、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキル、トリフルオロメト
    キシまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1〜2個の複素環
    、アリールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜C
    ルキルまたはC〜Cアルケニル;あるいは (4)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキル、ト
    リフルオロメトキシまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いヘ
    テロアリールであり; Zが、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
    ルであって、(a)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C 〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコ
    キシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよび(b)1〜3
    個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、
    〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、
    〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C
    アルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個の
    〜Cハロアルキルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリ
    ールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜Cアルキル
    、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
    個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
    はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
    アリールまたはヘテロアリールであり; 各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、−S
    Hまたはハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキル、C 〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良いアリール、ヘテロアリール、アリール−C〜C−アルキ
    ル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環、複素環−C〜C−ア
    ルキル、C〜CシクロアルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C
    −アルキルであり; 各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
    ルであって、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)
    アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニル
    アミノ、N−((C〜Cアルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアル
    キル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ
    、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキ
    ルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あるいは1〜3個
    のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C 〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C 〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、水酸基、C
    アルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、
    〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール−
    〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−アルキルチオ、アリール−C 〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリール
    またはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良いC〜C
    ルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
    個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ
    )カルボニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
    ノ、ハロゲン、アジド、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC
    ハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリール
    であり; 各R21が独立に、水素またはR20であり; 各R22が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜C
    ルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによって置換されて
    いても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜C アルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環、ア
    リールまたはヘテロアリールであり; R11およびR12がそれぞれ独立に、 (1)R30、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R30、−C(O)−OR29、−C(O)−NR31 32 または−C(NR31)−NR3132、 (4)−OR29、−O−C(O)−R29、−O−C(O)−NR31 または−O−C(O)−NR33−S(O)−R30、 (5)−SR29、−S(O)−R30、−S(O)−R30、−S(O) −NR3132、−S(O)−NR33−C(O)−R30、−S(O) −NR33−C(O)−OR30または−S(O)−NR33−C(O)−
    NR3132あるいは (6)−NR3132、−NR33−C(O)−R29、−NR33−C(
    O)−OR30、−NR33−C(O)−NR3132、−NR33−C(N
    31)−NR3132、−NR33−S(O)−R30または−NR33 −S(O)−NR3132 の1〜2個によって置換されていても良いC〜Cアルキル、C〜C
    ルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリー
    ルまたはヘテロアリールであり;ただし、R11およびR12のそれぞれにおい
    て置換されたアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよび複素環の総数は
    0〜1であり; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
    ルであって、−NR3131、−CO23、水酸基、C〜Cアルコキ
    シ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜C
    ルキルスルホニル、シアノ、ハロゲン、あるいは1〜3個のアミノ、C〜C アルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイル
    アミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスル
    ホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、シアノ、ハロゲ
    ン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルに
    よって置換されていても良いアリール−C〜C−アルコキシ、アリール−C 〜C−アルキルチオ、アリール−C〜C−アルキルスルホニル、複素環
    、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良いC 〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
    るいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
    はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
    アリールまたはヘテロアリールであり; 各R29が独立に、水素またはR30であり; 各R31が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良いC〜Cシクロアルキル、アリール、複素環またはヘテロ
    アリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール、
    ヘテロアリール、複素環またはC〜Cシクロアルキルであり; 各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良いC〜Cシクロアルキル、アリール、複素環またはヘテロ
    アリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール、
    ヘテロアリール、複素環またはC〜Cシクロアルキルであり; 各R33が独立に、 (1)水素;あるいは (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良い複素環、アリールまたはヘテロアリールによって置換されて
    いても良いC〜Cアルキルである、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 Rが、C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1
    〜3個のハロゲン、C〜Cアルカノイル、アロイル、C〜Cアルコキシ
    カルボニル、アリールオキシカルボニル、アミノカルボニル、C〜Cアルキ
    ルアミノカルボニル、ジ−(C〜Cアルキル)アミノカルボニル、アミノス
    ルホニル、C〜Cアルキルアミノスルホニル、ジ−(C〜Cアルキル)
    アミノスルホニル、C〜Cアルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテ
    ロアリールスルホニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、シアノ、ならびに(b
    )1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)
    アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニル
    アミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ
    、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキル、トリフルオロメト
    キシまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1〜2個の複素環
    、アリールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜C
    ルキルまたはC〜Cアルケニル;あるいは (4)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキル、ト
    リフルオロメトキシまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いヘ
    テロアリールであり; Zが、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
    ルであって、(a)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C 〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコ
    キシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよび(b)1〜3
    個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、
    〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、
    〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C
    アルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個の
    〜Cハロアルキルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリ
    ールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜Cアルキル
    、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜2個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
    個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
    はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
    アリールまたはヘテロアリールであり; Yが、 (1)水素、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R20または−C(NR)−NR21、 (4)−OR21、−O−C(O)−R21または−O−C(O)−NR 21 、 (5)−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20または−S(
    O)−NR21あるいは (6)−NR21、−NR22−C(O)−R21、−NR22−C(O
    )−OR20、−NR22−C(O)−NR21、−NR22−C(NR )−NR21、−NR22−S(O)−R20または−NR22−S(O
    −NR21であり; 各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、−S
    Hまたはハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキル、C 〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良いアリール、ヘテロアリール、アリール−C〜C−アルキ
    ル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環、複素環−C〜C−ア
    ルキル、C〜CシクロアルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C
    −アルキルであり; 各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニ
    ルであって、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)
    アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニル
    アミノ、N−((C〜Cアルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアル
    キル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ
    、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキ
    ルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あるいは1〜3個
    のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C 〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C 〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、水酸基、C
    アルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、
    〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール−
    〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−アルキルチオ、アリール−C 〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリール
    またはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良いC〜C
    ルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニル; (2)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3
    個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ
    )カルボニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
    ノ、ハロゲン、アジド、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC
    ハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリール
    であり; 各R21が独立に水素またはR20であり; R11およびR12がそれぞれ独立に、 (1)R30、 (2)ハロゲン、 (3)−C(O)−R30、−C(O)−OR29、−C(O)−NR31 32 または−C(NR31)−NR3132、あるいは (4)−OR29、−SR29、−S(O)−R30、−S(O)−R30 、−S(O)−NR3132、−NR3132、−NR33−C(O)−
    29または−NR33−C(O)−OR30 の1〜2個によって置換されていても良いC〜Cアルキル、C〜C
    ルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、複素環、アリー
    ルまたはヘテロアリールであり; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、 (a)−NR3131、 (b)C〜Cアルコキシ−カルボニル、あるいは1〜3個のアミノ、ア
    ルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルア
    ミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホ
    ニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ
    、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されて
    いても良いフェノキシカルボニルまたはフェニルメトキシカルボニル、 (c)水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、あるいは
    1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)ア
    ミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロ
    ゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル
    によって置換されていても良いフェニル−C〜C−アルコキシ、フェニル−
    〜C−アルキルチオ、複素環、フェニルまたはヘテロアリール の1〜3個によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)ハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
    ノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換され
    ていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; 各R29が独立に、水素またはR30であり; 各R31が独立に、 (1)水素;あるいは (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、
    〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチ
    ルによって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換さ
    れていても良いC〜Cアルキルであり; 各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルア
    ミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C 〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置
    換されていても良いC〜Cシクロアルキル、アリール、複素環またはヘテロ
    アリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルまたはハロゲン
    数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いアリール、
    ヘテロアリール、複素環またはC〜Cシクロアルキルである、請求項10に
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 Rが、C〜Cアルキルであって、(a)1〜3個のハロゲン、アロイル
    、C〜Cアルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、C〜C
    ルキルアミノスルホニル、ジ−(C〜Cアルキル)アミノスルホニル、C 〜Cアルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、
    〜Cアルコキシ、シアノ、ならびに(b)1〜3個のアミノ、C〜C アルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換
    されていても良い1〜2個の複素環、アリールまたはヘテロアリール、によって
    置換されていても良いC〜Cアルキルであり; L’が、ハロゲン、C〜Cアルキルスルフェート、アリールスルフェート
    またはトリフルオロメチルスルフェートであり; Rが−Z−Yであり;ただし、−Z−Yにおけるアリール、ヘテロアリール
    、シクロアルキルおよび複素環の総数は0〜2であり; Zが、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1〜
    3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ
    、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ
    、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよ
    び(b)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロ
    ゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル
    によって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリールまたはヘテロアリー
    ル、によって置換されていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケ
    ニル; (2)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜C アルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜C
    ルキルチオまたはC〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
    るいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、水酸基、C〜Cアル
    コキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
    はハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良い
    アリールまたはヘテロアリールであり; Yが、 (1)水素、 (2)−C(O)−R20、 (3)−OR21、−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20 または−S(O)−NR21あるいは (4)−NR21、−NR22−C(O)−R21、−NR22−C(O
    )−OR20、−NR22−C(O)−NR21、−NR22−S(O) −R20または−NR22−S(O)−NR21であり; 各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、−SOHまたはハロゲンによっ
    て置換されていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニル、ある
    いは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルまたはハロゲ
    ン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換されていても良いフェニル
    −C〜C−アルキル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環−C 〜C−アルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C〜C−アルキル
    であり; 各R20が独立に、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、アミノ、C 〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアル
    カノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、N−((C
    アルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアルキル)アミノ、アミノカ
    ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あ
    るいは1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキ
    ル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボ
    ニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、
    水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜C アルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換さ
    れていても良いアリール−C〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−ア
    ルキルチオ、アリール−C〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロア
    ルキル、複素環、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換され
    ていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニル; (2)1〜2個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたは
    〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ
    )カルボニル、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
    ノ、ハロゲン、アジド、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC
    のハロアルキルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリー
    ルであり; 各R21が水素またはR20であり; 各R22が独立に、 (1)水素;あるいは (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジ−(C〜C
    ルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カ
    ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シ
    アノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜C
    ロアルキルによって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによっ
    て置換されていても良いC〜Cアルキルであり; R11がアリールであり;R12がヘテロアリールであって;該アリールおよ
    びヘテロアリールは (1)R30、 (2)ハロゲン、あるいは (3)−C(O)−NR3132、−OR29、−SR29、−S(O)−
    30、−S(O)−R30、−S(O)−NR3132、−NR31 32 または−NR33−C(O)−R29 の1〜2個によって置換されていても良く; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、 (a)アミノ、C〜Cアルキルアミノまたはジ−(C〜Cアルキル
    )アミノ、あるいは (b)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜C
    ルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カ
    ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シ
    アノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換さ
    れていても良い水酸基、C〜Cアルコキシ、複素環、フェニルまたはヘテロ
    アリール によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)ハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シア
    ノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換され
    ていても良いアリールまたはヘテロアリールであり; 各R29が独立に、水素またはR30であり; 各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、C〜Cアルキル
    アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、
    (C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、
    〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフ
    ェニルまたはヘテロアリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル
    ;あるいは (3)1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カル
    ボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルまたはトリ
    フルオロメチルによって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールで
    あり; 各R33が独立に水素またはC〜Cアルキルである、請求項11に記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 Lが、1〜3個のハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルコキ
    シまたはアリールオキシであり; Rが、1〜3個のハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキ
    ルであり; L’が、ハロゲン、トリフルオロメチルスルフェートまたはメシレートであり
    ; XがSであり; Rが、水素、NaまたはKであり; Zが、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1〜
    3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルカノイルア
    ミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコ
    キシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンおよび(b)1〜3個のアミノ、
    〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜C
    ルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルま
    たはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1〜2個の複素環、アリ
    ールまたはヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜Cアルキル
    またはC〜Cアルケニル; (2)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜C アルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜C
    ルキルチオまたはC〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
    るいは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜C
    ルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜C
    ルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたは
    ヘテロアリールであり; Yが、 (1)水素、 (2)−C(O)−R20、 (3)−OR21、−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20 または−S(O)−NR21あるいは (4)−NR21、−NR22−C(O)−R21または−NR22−S
    (O)−R20であり; 各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオまたはハロゲンによって置換されて
    いても良いC〜Cアルキル、あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、メトキシ、メチルチオ、C〜C アルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニル−
    〜C−アルキル、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、複素環−C 〜C−アルキルまたはC〜C−シクロアルキル−C〜C−アルキルで
    あり; 各R20が独立に、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、アミノ、C 〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアル
    カノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、N−((C
    アルコキシ)カルボニル)−N−(C〜Cアルキル)アミノ、アミノカ
    ルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C 〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、ハロゲン、あ
    るいは1〜3個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアルキ
    ル)アミノ、C〜Cアルカノイルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボ
    ニルアミノ、C〜Cアルキルスルホニルアミノ、C〜Cアルカノイル、
    水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜C アルキルまたはハロゲン数1〜3個のC〜Cハロアルキルによって置換さ
    れていても良いアリール−C〜C−アルコキシ、アリール−C〜C−ア
    ルキルチオ、アリール−C〜C−アルキルスルホニル、C〜Cシクロア
    ルキル、複素環、アリールまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換され
    ていても良いC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニル; (2)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜C アルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜C
    ルキルチオまたはC〜Cアルキルによって置換されていても良い複素環;あ
    るいは (3)1〜2個のアミノ、C〜Cアルキルアミノ、ジ−(C〜Cアル
    キル)アミノ、アセトアミド、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、C 〜Cアルキルスルホニルアミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニル、水
    酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、ア
    ジド、C〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても
    良いアリールまたはヘテロアリールであり; 各R21が独立に、水素またはR20であり; R11が、1〜2個の(1)R30、(2)ハロゲン、あるいは(3)−C(
    O)−NR3132、−OR29、−SR29、−S(O)−R30、−S(
    O)−R30、−S(O)−NR3132、−NR3132または−N
    33−C(O)−R29によって置換されていても良いアリールであり; R12が、1〜2個の(1)R30、(2)ハロゲン、あるいは(3)−C(
    O)−NR3132、−OR29、−SR29、−NR3132または−N
    33−C(O)−R29によって置換されていても良いヘテロアリールであり
    ; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジ−(C〜C
    ルキル)アミノ、アセトアミド、水酸基、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、C 〜Cアルキルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェ
    ニルまたはヘテロアリールによって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)トリフルオロメチル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、アセトアミド
    、水酸基、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリフ
    ルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールであ
    り; 各R29が独立に、水素またはR30であり; 各R31が独立に水素またはC〜Cアルキルであり; 各R32が独立に、 (1)水素; (2)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
    セトアミド、水酸基、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換
    されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換されたC〜C アルキル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ
    、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニルまた
    はヘテロアリールである、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 Rがメチルまたはエチルであり; L’がヨウ素であり; Rが−Z−Yであり;ただし、−Z−Yにおけるアリール、ヘテロアリール
    、シクロアルキルおよび複素環の総数は0〜1であり; Zが、 (1)C〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルであって、(a)1〜
    3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、(C〜Cアルコキシ)
    カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオま
    たはハロゲンおよび(b)1〜2個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミ
    ノ、アセトアミド、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C 〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルま
    たはトリフルオロメチルによって置換されていても良い1〜2個のアリールまた
    はヘテロアリール、によって置換されていても良いC〜CアルキルまたはC 〜Cアルケニル;あるいは (2)1〜3個のアミノ、ジ−(C〜Cアルキル)アミノ、アセトアミド
    、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコキシ
    、C〜Cアルキルチオ、シアノ、ハロゲン、C〜Cアルキルまたはトリ
    フルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールで
    あり; 各Rが独立に、 (1)水素、 (2)1〜3個のハロゲンによって置換されていても良いC〜Cアルキル
    、あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
    メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニル−C 〜C−アルキルまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルであり; 各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ
    、t−ブトキシカルボニルアミノ、N−((t−ブトキシ)カルボニル)−N−
    (メチル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、水酸基、ブトキシ、メトキシ、ブ
    チルチオ、メチルチオ、メチルスルフィニル、メチルスルホニル、ハロゲン、あ
    るいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ、
    メチルチオ、ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されてい
    ても良いC〜Cシクロアルキル、複素環、フェニルまたはヘテロアリール、
    の1〜3個によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)1〜2個の水酸基またはC〜Cアルキルによって置換されていても
    良い複素環;あるいは (3)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
    ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリ
    ールまたはヘテロアリールであり; 各R21は独立に、水素またはR20であり; 各R22が独立に水素またはC〜Cアルキルであり; R11がアリールであり;R12がヘテロアリールであって;該アリールおよ
    びヘテロアリールは、 (1)R30、 (2)ハロゲン、あるいは (3)−C(O)−NR3132、−OR29、−SR29、−S(O)−
    30、−S(O)−R30、−S(O)−NR3132、−NR31 32 または−NR33−C(O)−R29 の1〜2個によって置換されていても良く; R11が、1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロ
    ゲン、シアノ、メトキシ、メチルチオ、メチルスルフィニル、メチルスルホニル
    、アミノカルボニル、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていて
    も良いアリールであり; R12が、1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロ
    ゲン、シアノ、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されて
    いても良いヘテロアリールであり; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
    セトアミド、水酸基、ハロゲン、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルに
    よって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換されて
    いても良いC〜Cアルキル; (2)トリフルオロメチル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン
    、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いア
    リールまたはヘテロアリールであり; 各R29が独立に、水素またはR30であり; R32が独立に、 (1)水素またはC〜Cアルキル;あるいは (2)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ
    、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いフェニルまた
    はヘテロアリールであり; 各R33が独立に水素またはメチルである、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 Zが、C〜Cアルキルであって、アミノ、ジ−(C〜Cアルキル)ア
    ミノ、(C〜Cアルコキシ)カルボニルアミノ、水酸基、C〜Cアルコ
    キシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、あるいは1〜2個の水酸基、C
    アルコキシ、C〜Cアルキルチオ、ハロゲン、C〜Cアルキルまた
    はトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリールまたはヘテロアリ
    ール、の1〜2個によって置換されていても良いC〜Cアルキルであり; Yが、 (1)−C(O)−R20、 (2)−OR21、−SR21、−S(O)−R20、−S(O)−R20 または−S(O)−NR21あるいは (3)−NR21、−NR22−C(O)−R21または−NR22−S
    (O)−R20であり; 各Rが独立に、水素またはC〜Cアルキルであり; 各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ
    、t−ブトキシカルボニルアミノ、N−((t−ブトキシ)カルボニル)−N−
    (メチル)アミノ、アミノカルボニルアミノ、水酸基、ブトキシ、メトキシ、ブ
    チルチオ、メチルチオ、メチルスルフィニル、メチルスルホニル、ハロゲン、あ
    るいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、メトキシ、
    メチルチオ、ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されてい
    ても良いC〜Cシクロアルキル、複素環、フェニルまたはヘテロアリール、
    の1〜3個によって置換されていても良いC〜Cアルキル; (2)複素環;あるいは (3)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
    ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリ
    ールまたはヘテロアリールであり; 各R21が独立に、水素またはR20であり; R11が、未置換のフェニルもしくはナフチル、あるいは1〜2個のアミノ、
    ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン、シアノ、メトキシ、メチル
    チオ、メチルスルフィニル、メチルスルホニル、アミノカルボニル、メチルまた
    はトリフルオロメチルによって置換されたフェニルであり; R12が、アミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン、シア
    ノ、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良い
    4−ピリジル、4−キノリニル、4−イミダゾリルまたは4−ピリミジニルであ
    り; 各R30が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
    セトアミド、水酸基、ハロゲン、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルに
    よって置換されていても良いフェニルまたはヘテロアリールによって置換されて
    いても良いC〜Cアルキル; (2)トリフルオロメチル;あるいは (3)1〜3個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン
    、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いア
    リールまたはヘテロアリールであり; 各R29が独立に、水素またはR30であり; 各R31が独立に水素、メチルまたはエチルである、請求項14に記載の方法
  16. 【請求項16】 Zが、1〜2個のアミノ、t−ブトキシカルボニルアミノ、ジメチルアミノ、
    水酸基、メトキシ、メチルチオまたはハロゲンによって置換されていても良いC 〜Cアルキルであり; Yが、−OR21、−SR21または−NR21であり; 各Rが水素であり; 各R20が独立に、 (1)C〜Cアルキルであって、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ
    、水酸基、あるいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メ
    チルチオ、ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていて
    も良いフェニルまたはヘテロアリール、の1〜3個によって置換されていても良
    いC〜Cアルキル; (2)複素環;あるいは (3)1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、水酸基、メトキシ、メチルチオ、
    ハロゲン、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良いアリ
    ールまたはヘテロアリールであり; 各R21が独立に、水素またはR20であり; 各R22が独立に水素またはメチルであり; R11が、未置換フェニル、あるいは1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、ア
    セトアミド、水酸基、ハロゲン、シアノ、メトキシ、メチルチオ、メチルスルホ
    ニル、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されたフェニルであり; R12が、アミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロゲン、シア
    ノ、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良い
    4−ピリジルであり; R29が、1〜2個のアミノ、ジメチルアミノ、アセトアミド、水酸基、ハロ
    ゲン、メトキシ、メチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていても良
    いアリールまたはヘテロアリールである、請求項15に記載の方法。
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