JP2001524176A - 構造物の修理 - Google Patents

構造物の修理

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JP2001524176A
JP2001524176A JP54754798A JP54754798A JP2001524176A JP 2001524176 A JP2001524176 A JP 2001524176A JP 54754798 A JP54754798 A JP 54754798A JP 54754798 A JP54754798 A JP 54754798A JP 2001524176 A JP2001524176 A JP 2001524176A
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シンコック、ポール
ポッツ、アンドリュー・エルムハースト
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エーエムオージー・テクノロジーズ・ピーティーワイ・リミテッド
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    • E02D5/60Piles with protecting cases

Abstract

(57)【要約】 特に、損傷したパイルを修理するために、パイル(12)のような負荷支持部材の構造上の強度を高める方法は、堅い構造のスリーブ(17)をパイルから離間させて間隙(18)を形成するようにしてパスル(12)の周りに装着する工程と、前記間隙(18)に膨張性充填材(19)を充填し、間隙内で充填材を硬化して膨張させ、スリーブ(17)に周方向の引張りストレスを、またパイル(12)に対応した周方向の圧縮ストレスを与えて、パイル(12)とスリーブ(17)との間の負荷伝達を高める工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 構造物の修理 発明の背景 発明の分野 本発明は、構造物の修理、特に、現場で、パイルのような構造物の修理を果た すための改良された方法並びに装置に関する。 本発明は、パイルのような構造物の修理を果たすことに関連して説明されるが 、本発明は、スチール製ジャケットの海上構造物、橋等での構造物、並びにカラ ム、ポール及びピラーのような全ての形状の筒状もしくは非筒状のポストを含む 広範囲の構造物の維持、保護並びに修理に対しての幅広く適用できることは理解 されるであろう。 本発明は、円筒状の金属製のパイルを参照して特に説明されるけれども、本発 明は、コンクリート製のパイル、木工製のパイル等を含む他の形態の構造物に適 用可能であることは理解されるであろう。 従来技術の説明 スチール製のプラットホームのような防波堤、波止場、桟橋、海上構造物や同 様の構造物を支持するために使用されるようなピラーは、腐食、浸食、並びに化 学的もしくは電気化学的な腐食によって、また船舶等によって生じる損害を被る 。水中に、特に、海水中に定期的に浸漬されるピラーは、潮の満ち引きのレベル 間のパイルの領域で最も腐食を一般に被る。パイルのこの部分は、周期的に水中 に浸漬され、そして大気に晒されるので、パイルの他の部分と比較して腐食が加 速される。防波堤、波止場、桟橋、橋、海上構造物等の構造上の一体性は、パイ ルへの損傷により実質的に減じられ得るので、実質的な損傷が生じたパイルを修 理もしくは交換する必要がある。 かくして、スチール製の中空の筒状パイルの修理は、スリーブが損傷した部分 に重ねられるように、パイルにスリーブを全体もしくは一部で溶接することによ り、果たされる。 全体的なスリーブは、パイルに長さ方向に沿ってこれの端部にまで2つの半ス リーブを溶接することにより形成され、かくして、損傷したパイルに外側覆いが 効果的に加えられる。しかし、パイルーのほとんどの損傷は、最高水面と最低水 面との間の領域で生じるので、また、修理用のスリーブもしくはスリーブ部分は 、適切ん修理を果たすのに必要な強度を得るために損傷した領域を実質的に越え るように延ばす必要があるので、このようなスリーブの溶接を潮の満ち引きの領 域もしくは水面下ですることが一般的に必要である。このような溶接は、比較的 高価で時間がかかり、特別な装置を必要とし、また、熟練者ではないものがした 溶接は、完全ではなく、このために、修理されたパイルの構造的一体性に妥協せ ざるを得なかった。 オーストラリア特許NO 59285/86の明細書は、スチール製のスリー ブを使用し、スリーブ間にしっくいを充填することにより、コンクリートのパイ ルを修理する方法を開示している。この方法は、スリーブを配置する前に、パイ ルから損傷したコンクリートを除去している。また、この明細書は、矩形のパイ ルに関連した方法を開示しており、このスリーブには、スリーブの一部として形 成された内方の一体的な金属スペーサが設けられており、これらスペーサは、パ イルの表面を支えている。このようなスリーブは、比較的高価であり、また、異 なる形式、形状並びにディメンションのパイルごとに、注文する必要のがある。 米国特許No.4,306,821は、ビルディング用の充填物が、可撓性の シート状部材と損傷したパイルとの間の間隙に配置されることによる、構造物の パイルを再調整する方法を開示している。この充填物は、損傷したパイルに対し て保護と構造上のコーティングを与える。このような方法において、修理された パイルの強度は、好ましくはエポキシ樹脂である充填物の材質の強度と、パイル に対する接着製介在物とに厳密に依存している。かくして、必要な充填物の量は 、パイルに所望の強度を持たせるのに必要な量である。 米国特許No.4,697,649は、ケース回転駆動機により地中に挿入さ れる螺旋ねじを一端に有する割りケースを配置することにより、地中の損傷した ポストを補強する方法を開示している。このケースとポストとの間の環状の間隙 には、適切な充填材が充填される。しかし、このシステムは、地面でのポストの ためにデザインされており、水中のパイルのためではない。さらに、前記駆動機 は、比較的複雑て高価であり、修理価格が実質的に高くなる。 米国特許No.4,439,070は、パイルの周りに配置される可撓性ジャ ケットを使用し、パイルとジャケットとの間の環状の間隙に適当なエポキシ樹脂 混合物を充填する、水中のパイルの修復方法に関する。上方並びに下方シールが 、ジャケットとパイルとの間に設けられ、ジャケットは、エポキシ樹脂を注入す るための入口ポートと環状の間隙から水を排出させる出口ポートとを備えている 。この方法においても、修理されたパイルの強度は、エポキシ樹脂の強度並びに 量と、パイルに対する接着製介在物とに依存しており、また、このシステムは、 閉じられた環状の間隙を形成するための両端のシールの有効な作業に依存してい る。同様のシステムがスイス特許No.573520に開示されいる。 本発明の説明 かくして、損傷したパイルの修理を能率的かつ効果的に行うことの可能な改良 された方法並びに装置を提供することが望ましい。 また、潮の干満領域もしくは水中での溶接のための必要性を無くして、損傷し たパイルの修理を行うための方法を提供することが望ましい。 また、適用範囲が広くかつ上述したようなパイル、コラム、ポストなどの広い 範囲に係わって使用され得る損傷したパイルの修理を行うための方法並びに装置 を提供するのが望ましい。 また、比較的安価で、また、比較的迅速かつ経済的に修理をすることの可能な 方法並びに装置を提供することが望ましい。 比較的熟練していない者により使用され得るパイルの修理を行うための改良さ れた方法並びに装置を提供することが望ましい。 本発明の概要 本発明の一態様に係われば、パイルのような負荷支持部材の構造上の強度を高 めるための方法であり、この部材の外側ディメンションよりも大きい内側ディメ ンションを有する堅い構造のスリーブを部材とスリーブとの間に環状の間隙を有 するようにして部材に装着する工程と、スリーブを部材から離間するようにスリ ーブを支持する工程と、前記間隙に膨張性充填材を充填し、この充填材を硬化も しくは硫化して膨張させ、部材に圧縮力をそしてスリーブに引っ張り力を生じさ せる工程とを有する方法が提供される。 前記スリーブは、単一のスリーブが部材と係合可能な場合には、単一のスリー ブで良い。代わって、スリーブは、溶接、ボルトもしくは他の機械的コネクター によるか、クランプによるか、接着剤もしくは化学的接続によるか、ヒンジ手段 の使用によるか、これらの組み合わせにより、互いに接続される2つ以上の部分 により形成され得る。 前記スリーブは、スペーサ手段の使用により部材から離間される。この手段は 、離間タブ、ぎざぎざ、もしくはスリーブ材の他の変形、または、スリーブの内 面に取着される合成樹脂もしくはゴム材等で形成されたスペーサを含む別々のス ペーサを含み得る。代わって、スペーサ手段は、スリーブが係合される前に部材 に取着されるか、または、スペーサ手段は、部材にスリーブが係合した後に部材 とスリーブとの間に挿入され得る。 一つの配置において、シールが、スリーブの下端部と部材との間に、スリーブ と部材との間の間隙を下端部でシールするように設けられる。また、第2のシー ルが、第1のシールとは離間され、好ましくは、スリーブの上端部に設けられ得 る。各もしくは両方のシールは、充填材が硬化並びに膨張される前に、スリーブ と部材との間の間隙内に膨張性充填材を保持するように機能する。スリーブが2 つ以上の部品で構成される場合には、シールが、スリーブ部分を互いに固定する 手段に応じて、スリーブの部品間で使用され得る。 膨張性充填材は、グロウトがキュアーのときに硬化し膨張するように、膨張媒 体が加えられたセメント性グロウトのようなグロウトで良い。キュアーのときに 、膨張性充填材は、部材に径方向のストレスをそしてスリーブに周方向のストレ スを生じさせ、部材への負荷機能は、部材とスリーブとの間で伝達され得る。セ メント性グロウトとして、膨張性充填材は、カルシウム・スルホン酸アルミナも しくは石灰ベース混合物で良い。本発明の方法において、部材とスリーブとの間 の負荷の伝達は、部材とグロウトとの界面並びにスリーブとグロウトとの界面で の摩擦により主としてなされる。 本発明は、また、負荷支持部材の強度を高める、損傷したパイルもしくは他の ものを修理するための装置であり、この装置は、部材の周りに適用されるスリー ブと、このスリーブを部材から離間させる手段と、スリーブにポストテンション を与えるように硬化並びにキュアーの時に膨張して間隙を満たす膨張性充填材と を具備し、充填材はスリーブと部材との間に堅い介在物を形成する。 本発明の一形態においては、剪断キーが、スリーブを膨張性充填材で積極的か つ強固に接続し、また、充填材を部材で接続するように設けられる。前記部材が 木材パイルの場合には、剪断キーは、スリーブとの係合の前に、パイルと係合さ れ得る。このような剪断キーは、スタッド、コーチボルトを含むボルト、もしく は部材に取着される同様のもので良い。スリーブ自身が、ボルト、スリーブのポ ンチもしくはプレスによる変形、溶接されたピン等の適切な手段により形成され 、内方に延びた剪断キーを有し得る。剪断キーは、1もしくは複数のスペーサ手 段を構成するように、予め形成され得る。 本発明の他の態様に係われば、損傷した領域を有する、パイルのような実質的 にチューブ状の円筒構造部材を修理するための方法が提供され、この方法は、前 記部材の周りに、前記損傷した領域を両方向で越えるように延びた軸を有し、部 材の外側ディメンションよりも大きい内側ディメンションを有するスリーブ手段 を装着する工程と、前記部材からスリーブ手段を離間させて、これらの間に実質 的に環状の間隙を形成するようにスベーサを設ける工程と、この環状の間隙に膨 張性グロウトで満たし、このグロウトを、間隙内で硬化し膨張させて、グロウト と部材並びにグロウトとスリーブ間の界面で摩擦力により、部材とスリーブとの 間の負荷伝達を高める工程とを有する。 本発明がより容易に理解され得るために、これの実施の形態が添付図面を参照 して説明される。 図1は、本発明に係わる覆う修理用スリーブと防波堤のパイルとを示す一部断 面図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係わる覆うスリーブと円筒状のパイルとの断 面図である。 図3は、本発明の別の実施の形態に係わる覆うスリーブの下端部の一部を断面 した側面図である。 図4は、本発明のスリーブのさらに別の形態の概略的斜視図である。 図5は、本発明に係わるスリーブのシールのさらなる実施の形態を説明するた めのスリーブの一部を示す図である。 図6は、本発明の他の実施の形態に係わる覆うスリーブと木材パイルとの横断 面図である。 図面において、図1ないし5に示す実施の形態は、防波堤等に使用されるよう な円筒状のパイル12の修理のために特に、デザインされている。図1は、海水 の中にパイル12より支持された防波堤の上部構造14を示す。海水15は、潮 の境に一般的に対応したパイル12の領域全体に渡ってパイル12に腐食損傷1 6を、長年に渡って生じさせる。 適切な修理をして、パイル12の一体性を回復させるために、また、腐食に対 しての保護を与えるために、スリーブ17をパイル12に、このスリーブがパイ ル12への負荷の少なくとも一部を受けるように、取着する必要がある。本発明 に従えば、修理は、パイル12の周りにスリーブ17を配置させ、実質的に環状 の間隙18を形成するようにパイルからスリーブ17を離間することによりなさ れる。この間隙18には、膨張可能なグロウト(しっくい)のが充填される。こ のグロウトは、これが設置されたときに膨張してスリーブ17にテンションをか けることにより、パイル12とスリーブ17との間の実質的にしっかりとしたま たは硬い介在物を形成する。 前記グロウトを硬化前に環状の間隙18内に保持するために、シール21がス リーブとパイル12との間に延びるように、スリーブ17の下端部の少なくとも 周りに設けられる。図1に示すシールは、リングもしくはパイル12と係合する ように端部が離間するように一部が分離された、可撓性があり変形可能なゴムリ ングにより形成されている。しかし、このようなシール21は、合成ゴム材、マ スチック等を含む適切な手段もしくは材料により形成され得る。 好ましくは、第2のシール22が、初期硬化並びに膨張期間の間に、環状の間 隙内にグロウトを保持するように、環状の間隙18の上端部に設けられている。 このシール22は、グロウトが環状の間隙の中に運ばれ、全ての水と空気とが排 除されるか、水と空気を逃がすような処置がなされた後に装着される。 2以上の部分で形成され得るスリーブ17が、組み合わされるときに、パイル への負荷の少なくとも一部を支持可能な負荷支持部材であることは評価される。 さらに、膨張性のあるグロウトは、硬化されたときに、パイルとスリーブとの間 の負荷の伝達を高める材料でなければならない。本発明で使用される好ましいグ ロウトは、膨張媒体としてカルシウム・スルホン酸アルミナ調合物を含むセメン ト性のグロウト混合物である。このような調合物は、グロウトが硬化する間の初 期硬化期間を有する。この期間には、グロウトが膨張して、スリーブ17に対し ては周方向張力ストレスとなり、パイル12に対しては周方向圧縮ストレスとな る径方向の予めのストレス力を発生する間の硬化が続く、12MPa以上の予め のストレスが達成され得る。さらに、スリーブ17の内面を粗くすることにより 、グロウトとスリーブとの間のスリップに対してのより大きい抵抗が得られる。 この内面の粗さは、マシーンニング、スタンピング、ショット・ブラステング等 を含む適当な手段により大きくされ得る。 図2において、スリーブ17は、2つの部分17a,17bにより形成されて いる。これら部分は、反対側のスリーブ半体に形成されたねじ穴もしくは拘束ナ ットと係合する軸方向に延びた2つの列のボルト24により一緒に支持されてい る。このスリーブ17は、パイル12の周りで組み合わされ、変形可能な一連の 内方ゴムスペーサ27によりパイルから離間されている。これらスペーサは、各 スリーブ部分17a,17bの内面に、接着剤もしくは機械的留め部材等により 固定される。また、これらスペーサ27は、スリーブ部分の長手方向に沿う複数 の位置に設けられており、この結果、スリーブ部分が図示のように接続されたと きに、スペーサは、実質的に環状の間隙18がスリーブ17とパイル12との間 に生じるように、パイル12がスリーブ17の中心となるように機能する。そし て、この間隙は、上述した膨張性グロウト混合物が充填され、この混合物は硬化 され、膨張し、スリーブ17に引張りストレスを、そしてパイル12に圧縮スト レスを生じさせる。このグロウトは、パイルとスリーブとの間の負荷伝達を高め る物質である。 図3には、スペーサ28の異なる形態が示されている。このスペーサは、ばね スチールのような可撓性材料で形成され、パイル12の周りにクリップ留め可能 な部分円筒形状のリング28で構成されている。このリング28は、内方に曲折 して延びた複数の脚部29を有する。これら脚部の内端は、リング28の本体が パイルから離間するように、パイルの表面と係合させられる。そして、このリン グ28は、スリーブ17がパイル12から均一に離間するように、スリーブ17 の下端部全体に渡って係合して、下端部を支持する。 図3は、また、ゴム、合成樹脂材、布等の可撓性材料で形成された1以上のポ ケット31で構成された下側シール21を示す。これらポケット31は、上端が 開口しており、また、接着もしくは他の適切な取着手段により、スリーブ17の 下端部に取着されている。 使用において、膨張性グロウト19が環状の間隙18の中に上端から入れられ て、グロウトはポケット31を満たし、スリーブの内面32と係合すると共に、 パイル12の外面をシールする。かくして、グロウトが詰まったポケット31は 、膨張性グロウトが下方に流れて環状の間隙18から出るのを防止する。スリー ブ17が図2に示されているように互いに接続される2以上のスリーブ部分によ り形成される場合には、ポケット31は、個々のスリーブ部分に夫々に取着され 、これら端部のポケットは、スリーブ部分が互いに接続されたときに、互いに当 接する。 図4には、スリーブ17の変形例が示されている。このスリーブ17は、連続 したヒンジ33により、互いに接続された2つの部分17a,17bにより構成 されている。このヒンジは、リベット34、溶接、もしくは他の適切な取着手段 により、スリーブ部分に固定される。この例のスリーブ17は、ヒンジの軸線を 中心としてスリーブ部分を開き、そして閉じてから締め付けボルト24によりス リーブ部分を留めることにより、パイル12に係合可能である。適切なスペーサ 27がパイル12からスリーブ17を離間するために設けられ、また、シール2 1が環状の間隙18の下端に配置されて、この間隙は、膨張性充填物、好ましく は、硬化によりグロウトを膨張させる膨張剤を含む上述したセメント性グロウト 混合物、が充填され得る。 図5には、本発明のさらなる実施の形態が示されている。これでは、スリーブ 部分17aには、下端部にアクティブシール21が設けられている。このシール は、スリーブ部分l7aの内面に、接着剤もしくは取着手段37により取着され 、ほぼトロイダル形状のバック構造体、即ち、閉じた管体36により構成されて いる。このバック構造体、即ち、閉じた管体36は、可撓性であり、かくして、 スリープ部分17aが装着されるパイル12の面に一致するように変形すること ができる。 グロウト用ライン38がスリーブ部分17aの上端からバック構造体36にま で延びており、このラインを通して、バック36には、グロウトが充填され得る 。使用において、スリーブ部分17aは、パイル12の周りで対応するスリーブ 部分(図示せず)と接続され、そして、これらスリーブ部分は、ボルトを穴25 に通して、互いに取着させる。この後、グロウトがグロウト用ライン38の開口 39に流し込まれてバック構造体36を満たし、この結果、パイルに対する閉じ た適合シールが形成される。共同するスリーブ部分のバック構造体の互いに近接 した端部は、スリーブ剖分が組み合わされ、夫々のバック構造体36がグロウト 材で満たされたときに、互いに当接する。 グロウトが硬化するまで、間隙内に膨張性グロウトを保持するように環状の間 隙18の下端部に適当なシールが設けられ得ることは評価されるであろう。この ようなシールは、合成樹脂材、発泡性樹脂材、もしくは溶接を含む適切な材料で 形成され得る。同様に、環状の間隙18の上端は、溶接(スチールパイル12の 場合)もしくは他のシール手段によりシールされ得る。 本発明の態様は、パイルもしくは断面が非円形の他の構造物に適用され得るこ とは評価されるであろう。この場合、スリーブ17の形状は、必要であれば、構 造物の形状に対応し、これらの間に中に膨張性充填材が入れられ得る間隙を形成 するようになされ得る。 図6に示されたスリーブ17は、損傷した木材パイル12を修理するのに使用 される。この実施の形態において、剪断キー42がパイル12に差し込まれ、実 質的に環状の間隙18の中に延びている。必要であれば、スリーブ部分17a, 17bには、内方に延びた剪断キー43が形成され得る。これら剪断キー42, 43は、図1ないし5の実施の形態においても使用され得る。 スリーブ17は、変形可能なスペーサ27によりパイル12から離間され、ま た、図5に示すシールと同様のシールが間隙の下端をシールするために使用され る。 充填材19が、間隙18の中に、これの上端から導入される。この充填材は、 間隙の下端に延びて、1もしくは充填物19を下端部に導くことの可能な複数の チューブまたはパイプ44を通って導入され得る。間隙18内の水もしくは空気 は、充填材19の導入に従って排出される。そして、充填されると、間隙は、硬 化もしくは硫化の間、充填材を保持するように上端がシールされる。 5分から12時間の間の硬化もしくは硫化により、充填材は、スリーブに周方 向の引張りストレスを、また、部材に対応した圧縮ストレスを発生させる。これ らストレスは、界面での摩擦により主に生じる部材とスリーブとの間の負荷のの 伝達を高める。 上記いずれかの実施の形態に関連して記載された態様は、他の実施の形態で使 用され得ることは理解されるであろう。 請求の範囲を含むこの明細書の目的のために、“具備する”という用語は、“ 有する”という意味を持つであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年2月1日(1999.2.1) 【補正内容】 請求の範囲 1.負荷支持部材の構造上の強度を高めるための方法であり、この部材の外側 ディメンションよりも大きい内側ディメンションを有する堅い構造のスリーブを 部材とスリーブとの間に環状の間隙を有するようにして部材に装着する工程と、 スリーブを部材から離間するようにスリーブを支持する工程と、前記間隙に膨張 性充填材を充填し、この充填材を硬化もしくは硫化して膨張させ、充填材の膨張 により、少なくとも部材に径方向の力をそしてスリーブに周方向の引張りストレ スを生じさせ、発生された力はスリーブを介する負荷支持部材の他方に一方のセ クションからの負荷力の伝達を果たさせる工程とを有する方法。 2.前記部材の周りで前記スリーブを形成するように2以上の部品を一緒に取 着する工程をさらに有する請求項1の方法。 3.前記スリーブは、ボルトにより長手方向に沿って一緒に取着される2つの 部品により形成されている請求項2の方法。 4.前記部材からスリーブを均一に離間するスペーサを提供する工程を有する 請求項1ないし3のいずれか1の方法。 5.前記間隙を下端部でシールする工程を有する請求項1ないし4のいずれか 1の方法。 6.前記間隙を上端部でシールする工程を有する請求項5の方法。 7.前記間隙に膨張性充填材を充填する工程は、膨張媒体としてカルシウム・ スルホン酸アルミナ調合物の膨張媒体を含むセメント性グロウトを間隙に充填す る工程を有する請求項1ないし6のいずれか1の方法。 8.前記部材とスリーブとの少なくとも一方に剪断キーを設けて、キーを充填 材に挿入する工程を有する請求項1ないし7のいずれか1の方法。 9.負荷支持部材の周りで取着される少なくとも1つの細長いセクションから なる堅い構造のスリーブと、前記部材からスリーブを離間させて、これらの間に 間隙を形成する複数のスペーサと、この間隙の下端部の周りのシールと、この間 隙を充填する膨張性充填材とを有し、この充填材は、硬化もしくは硫化されたと きにスリーブに対しては周方向張力ストレスを、部材に対しては周方向圧縮スト レスを与えるように部材とスリーブとに少なくとも径方向の圧縮力を生じさせ、 この充填材は部材とスリーブとの間の堅い介在物を形成する、請求項1ないし8 のいずれか1の方法を実施するための装置。 10.前記スリーブは、ボルトにより互いに接続される2つの部分により形成 される請求項9の装置。 11.前記シールは、スリーブ部分の下端部に装着され、前記充填材が充填さ れる少なくとも1つの可撓性のバック構造の部分トロイダル形状の管体を有し、 この管体は、スリーブ部分の上端から延びた充填ラインもしくはチューブを有す る請求項9もしくは10の装置。 12.前記スリーブは、一方の長手方向のエッジに沿ってヒンジ留めされ、他 方の長手方向のエッジに沿って互いに取着される2つの部分により形成されてい る請求項9の装置。 13.パイルのような構成部材を損傷した領域で修理する方法であり、前記部 材の周りに、前記損傷した領域を両方向で越えるて延びるように取着され、軸を 有し、部材の外側ディメンションよりも大きい内側ディメンションを有するスリ ーブを装着する工程と、間隙を形成するように前記部材からスリーブを離間させ るようにスペーサを設ける工程と、この間隙の下端部をシールする工程と、この 間隙に膨張性充填材を間隙の上端から導入することにより間隙を充填材で充填し 、間隙内の水と空気とを排出する工程と、この充填材を硬化もしくは硫化して間 隙内で膨張させて、この充填材の膨張により、スリーブに周方向張力ストレスを 、部材に周方向圧縮ストレスを与えるようにスリーブに張力を、部材に圧縮力を 与える径方向の力を少なくとも発生させ、この充填材が、主としてグロウトと部 材並びにグロウトとスリーブ間の界面で摩擦力により、負荷伝達を高める工程と を有する方法。 14.前記膨張性充填材は、カルシウム・スルホン酸アルミナ調合物もしくは 石灰ベース剤の膨張媒体を含むセメント性グロウトである請求項13の方法。 15.前記間隙の下端部は、スリーブの下端部に取着され、かつ、膨張し部材 をシールし、充填材を間隙内に保持する膨張性充填材もしくはグロウトが充填さ れる可撓性のバック構造の管体によりシールされる請求項13もしくは14の方 法。 16.前記間隙の下端部は、このスリーブにこれの下端部の所で取着された複 数のポケットシールにより、シールされ、これらポケットシールは、間隙に導入 された充填材を受けるように上端が開口しており、充填材は、ポケットシールを 充填してこれらの内端を部材に係合させてシールする、請求項13もしくは14 の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 ポッツ、アンドリュー・エルムハースト オーストラリア国、ビクトリア 3104、ノ ース・ボーイン、チェルムスフォード・ス トリート 18

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.負荷支持部材の構造上の強度を高めるための方法であり、この部材の外側 ディメンションよりも大きい内側ディメンションを有する堅い構造のスリーブを 部材とスリーブとの間に環状の間隙を有するようにして部材に装着する工程と、 スリーブを部材から離間するようにスリーブを支持する工程と、前記間隙に膨張 性充填材を充填し、この充填材を硬化もしくは硫化して膨張させ、少なくとも部 材に径方向の力をそしてスリーブに周方向のストレスを生じさせる工程とをなか でも有する方法。 2.前記部材の周りで前記スリーブを形成するように2以上の部品を一緒に取 着する工程をさらに有する請求項1の方法。 3.前記スリーブは、ボルトにより長手方向に沿って一緒に取着される2つの 部品により形成されている請求項2の方法。 4.前記部材からスリーブを均一に離間するスペーサを提供する工程を有する 請求項1ないし3のいずれか1の方法。 5.前記間隙を下端部でシールする工程を有する請求項1ないし4のいずれか 1の方法。 6.前記間隙を上端部でシールする工程を有する請求項5の方法。 7.前記間隙に膨張性充填材を充填する工程は、膨張媒体としてカルシウム・ スルホン酸アルミナ調合物の膨張媒体を含むセメント性グロウトを間隙に充填す る工程を有する請求項1ないし6のいずれか1の方法。 8.前記部材とスリーブとの少なくとも一方に剪断キーを設けて、キーを充填 材に挿入する工程を有する請求項1ないし7のいずれか1の方法。 9.負荷支持部材の周りで取着される少なくとも1つの細長いセクションから なる堅い構造のスリーブと、前記部材からスリーブを離間させて、これらの間に 間隙を形成する複数のスペーサと、この間隙の下端部の周りのシールと、この間 隙を充填する膨張性充填材とをなかでも有し、この充填材は、硬化もしくは硫化 されたときにスリーブに対しては周方向張力ストレスを、部材に対しては周方向 圧縮ストレスを与えるように部材とスリーブとに少なくとも径方向の圧縮力を生 じさせ、この充填材は部材とスリーブとの間の堅い介在物を形成する、請求項1 ないし8のいずれが1の方法を実施するための装置。 10.前記スリーブは、ボルトにより互いに接続される2つの部分により形成 される請求項9の装置。 11.前記シールは、スリーブ部分の下端部に装着され、前記充填材が充填さ れる少なくとも1つの可撓性のバック構造の部分トロイダル形状の管体を有し、 この管体は、スリーブ部分の上端から延びた充填ラインもしくはチューブを有す る請求項9もしくは10の装置。 12.前記スリーブは、一方の長手方向のエッジに沿ってヒンジ留めされ、他 方の長手方向のエッジに沿って互いに取着される2つの部分により形成されてい る請求項9の装置。 13.パイルのような構成部材を損傷した領域で修理する方法であり、前記部 材の周りに、前記損傷した領域を両方向で越えるように延びた軸を有し、部材の 外側ディメンションよりも大きい内側ディメンションを有するスリーブを装着す る工程と、間隙を形成するように前記部材からスリーブを離間させるようにスペ ーサを設ける工程と、この間隙の下端部をシールする工程と、この間隙に膨張性 充填材を間隙の上端から導入することにより間隙を充填材で充填し、間隙内の水 と空気とを排出する工程と、この充填材を硬化もしくは硫化して間隙内で膨張さ せて、スリーブに周方向張力ストレスを、部材に周方向圧縮ストレスを与えるよ うにスリーブに張力を、部材に圧縮力を与え、この充填材が、主としてグロウト と部材並びにグロウトとスリーブ間の界面で摩擦力により、負荷伝達を高める工 程とを有する方法。 14.前記膨張性充填材は、カルシウム・スルホン酸アルミナ調合物もしくは 石灰ベース剤の膨張媒体を含むセメント性グロウトである請求項13の方法。 15.前記間隙の下端部は、スリーブの下端部に取着され、かつ、膨張し部材 をシールし、充填材を間隙内に保持する膨張性充填材もしくはグロウトが充填さ れる可撓性のバック構造の管体によりシールされる請求項13もしくは14の方 法。 16.前記間隙の下端部は、このスリーブにこれの下端部の所で取着された複 数のポケットシールにより、シールされ、これらポケットシールは、間隙に導入 された充填材を受けるように上端が開口しており、充填材は、ポケットシールを 充填してこれらの内端を部材に係合させてシールする、請求項13もしくは14 の方法。
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