JPS61229018A - 杭頭固定の高強度コンクリ−ト合成杭 - Google Patents

杭頭固定の高強度コンクリ−ト合成杭

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JPS61229018A
JPS61229018A JP6883685A JP6883685A JPS61229018A JP S61229018 A JPS61229018 A JP S61229018A JP 6883685 A JP6883685 A JP 6883685A JP 6883685 A JP6883685 A JP 6883685A JP S61229018 A JPS61229018 A JP S61229018A
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Japan
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pile
section
steel pipe
moment
concrete
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Yukio Matsumoto
松元 幸男
Katsumi Tokunaga
徳永 勝己
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D27/00Foundations as substructures
    • E02D27/32Foundations for special purposes
    • E02D27/34Foundations for sinking or earthquake territories

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明は,構造物基部に杭頭を剛結する遠心力で成形し
た高強度コンクリート杭(高強度モルタル杭を含む。)
の構造に関し,その目的は地震時の水平力による杭頭拘
束モーメントに耐え得,且つ経済性及び作業性に富む耐
震基礎杭を提供することにある。
構造物基部に杭頭を剛結する場合と,杭頭を自由にする
場合とでは,地震時に杭が受ける曲げモーメントには大
きな差がある。また,地震時に作用する剪断力は,杭頭
条件にかかわらず杭頭に最大に作用する。この最大剪断
力に対応する手段をあわせ考えると,杭は構造物基部に
杭頭を剛結する方法が望ましい。
本発明の対象とする杭頭剛結の基礎杭では,地中深くま
で曲げモーメントを受ける頭部自由の杭とは異なり,そ
の杭頭拘束モーメントは,杭の頭部に局部的に作用し急
傾斜をなして減少するものと分析される。以下の分析に
ついては,建設省建築技術審査委員会,建築基礎小委員
会,昭和59年6月作成の「地震力に対する建築物の基
礎の設計指針」における(水平力に対する検討・19ペ
ージないし24ページ)及びコンクリートポールパイル
協会発行,昭和41年8月25日初版発行の「コンクリ
ートパイルハンドブツク」の(258ページの表11・
30)を参照する要があると思われる。
Y.L.Cnangのタワミ理論に基ずくと,杭頭固定
の場合の杭頭拘束モーメントMoはMo=H/2β−−
−−−−−−−(a)H:地震時の水平力 パイル各部の曲げモーメントMは M=H/2βl−βx(sinβx−cosβx−−−
−(b)地中部最大曲げモーメントMmは Mm=−0.2079Mo−−−−−−−−(c)上記
Mmの地中部深さlmは lm=π/2β−−−−−−(d) 第1図に示す基礎杭1の頭部は,基礎スラブ2に所要長
さ埋設して剛結される。この基礎スラブ2と杭1との結
合底面の位置をP点と定める。上記(d)式におけるl
m点とP点との間に(b)式の曲げモーメントをゼロと
するP点からの深さxが必ず一つ存在する。この深さx
の点をQ点とする。このQ点の曲げモーメントをゼロと
おいて(b)式を解くと,周式の(sinβχ−cos
βχ)の複合項がゼロとなることが必要且つ充分な条件
となり,この複合項をゼロとおくと sinβχ−cosβχ=0 従つて sinβχ=cosβχ ∴βχ=45°=π/4 従つて χ=π/4β これを前記a,b,c及びd式にならつて,曲げモーメ
ントがゼロとなるQ点の深さxをlaと書き替えると,
この深さlaは,次の新しい公式(A)によつて示され
る。
x=la=π/4β−−−−−−−(A)上記公式(A
)が,本発明の根幹となる重要公式である。本発明では
Q点の深さきでの曲げモーメントを,杭頭拘束モーメン
トの影響域とみなし,この区間のモーメントを便宜上同
一名称の杭頭拘束モーメントと呼称する。
杭1の基礎スラブ2内の埋込み長さをyとする。本発明
の基本となる技術上の考え方は,上記埋込み長さyと,
Q点のP点からの深さXとの和の区間を,頭部を基礎ス
ラブ2に剛結した杭の強化すべき必要長さの強化区間と
定めることにある。分析を深めると,0.6xの深さに
おける頭部拘束モーメントは,P点における最大拘束モ
ーメントの1/3以下に低下し,通常の場合高強度PC
杭で対応できるが,安全を考慮し杭頭拘束モーメントが
ゼロとなるQ点までの深さを必要長さの強化区間と定め
た。従つて安全を加味した必要強化区間の杭頭からの長
さLはL=x+y−−−−−−(B) 一方,以上に列記したa,b,c,d及びA式における
βは次式で示される。
β=■(cm−1)−−−−−(l) Kn:水平方向地盤及力係数 (kgf/cm3)B:
杭の外径 (cm) E:高強度コンクリートの弾性係数 (400,000kgf/cm2) I:杭の換算断面2次モーメント(cm4)なお上記K
nの値は,上層地盤(本発明では基硬スラブ2の底面か
ら3メートルないし5メートル,場合によつては8メー
トル内外の深さまでよいう。)が砂質土の場合 Kn=0.8EOB−3/4−−−−−−(h)(Eo
=7N=7kgf/cm2XN)N:標準貫入試験にお
けるN値 他の土質では,地盤の変形係数Eoは地盤の土質試験に
基ずく。
上記Khは日本道路協会「道路橋示方書・同解説(昭和
55年)」より導入されたもので信頼性が高い。
以上に述べた基礎的考察に基ずき。本発明を具体的事例
に従つて説明する。第2図に示す外径50cmの高強度
コンクリート合成杭1(以下合成杭という。)は,外殻
となる鋼管3を装着した上方部のSC部1sと,これよ
り下方のPC部1pから構成される。鋼管3の内面には
,軸方向線と直角をなす方向,すなわち上部端板4に平
行する方向に,輪状の突条5,5,5−−−−−−−が
多設に突設され,その設置間隔はほぼ等しい。
合成杭1の全長にPC鋼棒6が配筋され,SC部1sの
鋼管3の板厚は9mmとする。鋼管3とコンタリート7
との弾性係数比は,実験値に即した5.25の値を用い
る。なお,図面ではPC鋼棒6の周りの巻筋は省略して
ある。PC鋼棒6の下端部は,下杭と接続する通常の定
着板(公知のため図示せず。)に固着するが,PC鋼棒
6の上端部はコンクリート7に自働走着し,コンクリー
トにプレストレスが導入されるが,このプレストレスは
多段の突条5,5−−−−を介し,鋼管3にも導入され
る。
施工地の上層地盤は,N値1(Eo=7kgf/cm3
)の極めてゆるい砂質地盤と仮定する。以上の条件に従
つて上記合成杭1の強化すべき必要強化区間の概算値を
求めることとする。鋼管3をコンクリートに換算した板
厚は約4.7cm,従つて鋼管3の換算断面2次モーメ
ントIsはIs=0.049×(53.84−44.4
4)=220,084cm4SC部Isのコンクリート
7の断面2次モーメントIc(概算上PC鋼棒6は無視
する。)はIc=0.049×(48.24−344)
=198,994cm4従つてSC部Isの総換算断面
2次モーメントIは I=Is+Ic=419,078cm4次にN値1を(
h)式に代入すると,Khの値は0.2978kgf/
cm3となる。以上のI及びkhの値を(e)式に代入
し,βの概算値を求める。
β=■=0.217(m−1) このβの値を(A)式に代入し,杭頭拘束モーメントが
ゼロとなるQ点のP点からの深さxの値を求める。
x=l■=π/4β=3.1416/4×0.217=
3.619≒3.6m SC部1sの基礎スラブ2への埋込長さyを50cmと
すると,(B)式のLの長さはL=x+y=3.6+0
.5=4.1mすなわち,本例の合成杭1のこの上層地
盤における強化すべき必要強化区間の長さは, 約4.
1メートルとなる。特許請求の範囲に記載された必要強
化区間とは,施工地の上層地盤の変形係数Eo。に基ず
き,以上の算定方法を用いた場合の杭頭からの強化区間
の長さをいうものである。但し,合成杭1の実用に際し
ては,格別に軟弱な地盤が深く続く場合などでは,杭頭
拘束モーメントの影響が計算値より更に深部に達するこ
とが想定され,上層地盤の変形係数Eoが,20kgf
/cm2(ほぼN値3に相当する。)以下の場合は,特
殊な場合とし,P点からの深さを計算されたxの値の1
.5倍までを強化区間として鋼管3の装着長さとするこ
とが望ましい。
上層地盤の変形係数を20kgf/cm2としたときの
Kh値は0.851kgf/cm3,βの値は0.28
2m−1となる。従つて,杭頭拘束モーメントがゼロと
なるQ点の深さは x=3.1416/4×0.282=2.78mまた,
地震時に作用する水平力を16トンとした場合,杭頭変
位yoは yo=H/4EIβ3RYo =16×103×1.0/4×4.0×105×4.1
9×105×0.002823=1.064cm 杭頭変位は比較的小さく,変形係数20kgf/cm2
の地盤の抵抗力はかなり有効に働らく。
本発明の実施に際しては,合成杭のSC部とPC部との
剛性に差があるので,両者の境界部に有害なタワミの急
変が生ぜぬよう鋼管の装着長さを充分に設計する手段,
又は境界部近傍のPC部を補剛する手段によつてタワミ
の急変の影響を和らげる。次に例示合成杭における量産
化容易な製作設計を示す。
(1)上層地盤の変形係数が20kgf/cm2以上の
場合規格品として鋼管の長さを5.0メートルとし,同
係数が上記未満の場合は特別に鋼管の長さを6.5メー
トルとする。
(2)鋼管の長さを一律に5.0メートルとし,変形係
数が20kgf/cm2未満の地盤では,PC部1pの
上方部に長さ2.0メートル内外の無応力鋼材を所要量
配設し,SC部1sとPC部1pとの境界近傍のPC部
1pを補剛する。
(3)全製品を軟弱地盤用として製作する。
もちろん,上記(1)及び(2)における変形係数の値
は30kgf/cm2を境い目としてもをく,鋼管の装
着長さは多少長めにして安全性を高めるなど,実施企業
の技術者の適切な判断によつて定の得る。なお,長尺鋼
管の自動切断装置及び短尺鋼管の自動溶接装置が完備す
る場合は,設計に即応する最も合理的な合成杭が得られ
るので,上記便法は必ずしも必要としない。これらのこ
とは,第3図に示す合成杭にも適用される。また上記の
計算では,鋼管3の板厚には腐食を見込まなかつたが,
腐食の進行に従つてSC部1sの換算断面2次モーメン
トIが減少し,βの値が増し,Q点の深度が浅くなり安
全側に推移することとなる。
次に,第3図に示される合成杭1の特長を説明する。S
C部1sの鋼管端部に連結した上部端板4の板厚を厚く
し,これに所要数のネジ穴8を設ける。また,定着板9
に円筒10を連結した金具を,銅管3の他端に挿入し,
この円筒10の端部と鋼管3とを溶接連結し,この定着
板9にPC鋼棒6を定着させる。コンクリート7にプレ
ストレスを導入する手段は,当業界の技術者には明細な
説明及び図面を要せず容易に理解が得られるであろう。
すなわち製法を略説すれば,SC部1sの上部端板4の
ネジ穴8に所要数のネジ付き鋼棒をねじ込み,この鋼棒
群を一方の端面型枠にナツトで取付け上部端板4を一方
の端面型枠に固定し,PC部1pの端部に設けた鋼棒定
着板を,引張り装置に固定し,外面型枠を反力体として
この引張り装置てPC鋼棒6を引張り,この引張り装置
を他方の端面型枠に固定し,この状態でコンクリートポ
ンプなどを用いて鋼管3及び外面型枠内にコンクリート
を供給し,そののち遠心力成形を行う。コンクリートの
クリープその他の損失を見込み,外径が50cmのC種
(有効プレストレス100kgf/cm2)のPC杭を
得るには,初緊張力は125,000kg内外を必要と
する。緊張工程時,この合成杭1ではPC鋼棒6及び鋼
管3が緊張される。板厚9mmの鋼管3の断面積は約1
38.8cm2で,初期緊張時の鋼管3の引張応力度は
約900kgf/cm2となる。従つて,合成杭1にプ
レストレスを導入する工程時,PC部1pのコンクリー
ト7だけでなく,鋼管3の引張応力にみあつたプレスト
レスがSC部1sのコンクリート7にも導入される。
鋼管3の初緊張時の状態を微細にみれば,鋼管3の板厚
は原寸法より薄くなり,その外径は縮小し,逆にその内
径は拡大する。コンクタートはこの拡大された鋼管3の
内周面に密着し硬化する。次にプレストレス導入時には
,コンクリートの圧縮抵抗力と鋼管の引張抵抗力とが平
衡してSC部1sのコンクリート7にプレストレスが導
入されるが,この工程時鋼管3の引張応力はプレストレ
スの導入に消費され,初緊張時の引張応力度からいつき
に減少し,コンクリート7には軸方向及び軸心に向う方
向(向心方向)の両方のプレストレスが作用する。この
時点からコンクリート7のクリープ及び乾燥収縮が進行
する。鋼管3に残留する700kgf/cm2内外の軸
方向の引張応力と平衡するコンクリート7のプレストレ
スが,コンクリート7のクリープ及び乾燥収縮の作用で
減少する過程で,鋼管3の軸方向の伸びが低下するとと
もに,鋼管3の内径が漸次縮小し,鋼管3とコンクリー
ト7との接面部に,鋼管3の弾性復元力による強制的圧
着力が作用する,すなわち,第3図に示された合成杭は
,鋼管3の弾性復元力を活用し,鋼管3の内径の縮小に
よつて鋼管3とコンクリート7との長期的一体化を保持
させる特殊手段を講じたものである。鋼管の初期緊張時
の引張応力度を1200kgf/cm2内外に上昇させ
内部コンクリートにプレストレスを導入し,この鋼管コ
ンクリートを戸外に放置する場合でも,比較的短期間に
コンクリートの軸方向プレストレスがほとんど消失し,
鋼管の軸方向引張応力がゼロに近く低下することは,コ
ンクリートのクリープ及び乾燥収縮の進行状況から推し
て当然のことである。しかも,直ちに地下に埋設され,
上部構造物の軸力が更に加わる本合成杭では,鋼管3の
軸方向残留引張圧力は,極く短期間に消滅することが予
測される。
以上述べた鋼管3とコンクリート7との圧着手段を講じ
た場合,現行のSC杭のコンクリートに用いる膨張材そ
の他の混和材を必要とせず,オートクレーブ養生によつ
て圧縮強度・800kgf/cm2以上の高強度コンク
リートを得ることができる。第3図に示された鋼管3を
緊張し,鋼管内のコンクリートに一時的ブレストレスを
導入し,鋼管とコンクリートとの圧着■を長年月維持さ
せる上記手段は,現行慣用のSC杭にそのまま用いて有
効であり,膨張材その他の混和材を要せぬ上記手段の有
用性は高い。更に第2図に示された突条5を設けた鋼管
3に,上記手段を講ずると,鋼管3とコンクリート7と
の密着性が格別に増大し,現時点までには得られない恒
久的一体度の高いSC杭が得られる。地震時の曲げモー
メントによつて引張側のコンクリートに毛状ひびわれが
発生しても,そのひびわれは多数の突条5,5−−−−
−−の構成によつて拡大せず,健全な大部分のコンクリ
ートの引張抵抗力が有效に働らき,SC杭の抵抗曲げモ
ーメントを顕着に増大させ,地震時の許容曲げモーメン
トの高揚を図り得る。
以上に説明した本発明の合成杭は,施工現場の上層地盤
の硬軟に応じ変化する変形係数に基ずき,杭頭拘束モー
メントがゼロとなるQ点の深さを求め,杭の上端からQ
点に至る長さよ必要にして欠くことのできない強化区間
とし,この区間を強化し得るに足る充分な長さの鋼管を
杭の上方に装着し,このSC部1sの構成によつて杭頭
拘束モーメントに対応し,通常の場合,杭頭拘束モーメ
ントの約20%に過ぎない地中部最大曲げモーメントに
対しては,本合成杭の下方のPC部1pの構成によつて
対応するものである。
鋼管の板厚を9mmとした外径50cmより小径の杭で
はQ点の深さは本例の場合より浅くなり,外径50cm
以上の大径の杭ではQ点の深さは本例の場合より深くな
り,且つ,同一外径の杭でも鋼管の板厚の変化に応じて
Q点の深さが変化するので,本合成杭に装着する鋼管の
長さは,施工地の上層地盤の状況及び合成杭の種類によ
つてそれぞれ適切に定められる。
長さ4メートルないし6メートルの短かいSC杭(外殻
鋼管付さ高強度コンクリート杭)を製造することは容易
であるが,例えば,長さ30メートルの継杭を要する施
工地では,この短かいSC杭では継手が2か所になる。
継手を1か所にするには,長さ15メートルのSC杭が
必要となり,製造原価が高価で経済性に乏しい。
一方この合成杭では,上方に4メートルないし6メート
ルの短かい鋼管を装着した長さ15メートルの経済性の
高い合成上杭を用い,長さ15メートルの下杭と接続し
得る。継手か所をできるだけ少くすることは,その結果
として杭の継手部に生ずる曲がりを少くすることとなり
,杭の鉛直支持力上及び地震時の曲げモーメントに対し
力学上有効な手段である。すなわち,杭頭を拘束する本
発明の高強度コンクリート合成杭は,経済性の高い耐震
基礎杭であるとともに,施工地における杭の継手作業を
軽減せしめる特長をもち,その有用性は高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は,杭頭を基礎スラプに剛結した杭に作用する曲
げモーメントの変動図,第2図は,内面に突条を設けた
鋼管を上方部に装着した杭の全長にPC鋼棒を配設した
高強度コンクリート合成杭の一部縦断面図,第3図は,
上方部に鋼管を装着し,下方部だけにPC鋼棒を配設し
た高強度コンクリート合成杭の一部断面図である。 図面中,符号P…杭の剛結部下面の位置,Q…曲げモー
メントがゼロとなる位置,M…曲げモーメント,1…本
合成杭,3…外殻鋼管,6…PC鋼棒,7…高強度コン
クリート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 杭の上端から、杭頭拘束モーメントがゼロとなるπ/(
    4β)の地中部深さまでの区間を、必要強化区間と定め
    、この区間を強化し得るに足る長さの外殻鋼管を杭の上
    方に装着し、杭の下方又は杭の全長にプレストレスを導
    入することを特徴とする杭頭固定の高強度コンクリート
    合成杭。 (上記必要強化区間の内容については、発明の詳細な説
    明の欄参照。)
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020089033A (ko) * 2001-05-22 2002-11-29 이윤주 프리스트레스트 콘크리트 말뚝과 강관 말뚝을 조합한 말뚝시공방법
KR100768031B1 (ko) 2006-06-29 2007-10-19 (주)스틸엔콘크리트 프리스트레스가 도입된 콘크리트 합성파일에 강재파일을일체로 연결한 복합파일 및 이를 이용한 파일시공방법
JP2012057443A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Maeta Seihin Hanbai Ltd 鋼管・鉄筋コンクリート複合杭及びその製造方法
KR101305058B1 (ko) * 2011-08-10 2013-09-11 (주)파일테크 프리스트레스트 중공 콘크리트 말뚝과 강관의 합성으로 이루어진 긴장재 절약형 강합성 말뚝의 제작방법
JP2016113889A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 大日コンクリート工業株式会社 コンクリートポール用筒形キャップ及びその製造方法、キャップ付きコンクリートポール及びその取付方法

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