JP2001523890A - 半導体ウエハのuhvと両立する原位置で事前メタライゼーション清浄化およびメタライゼーション - Google Patents

半導体ウエハのuhvと両立する原位置で事前メタライゼーション清浄化およびメタライゼーション

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Abstract

(57)【要約】 イオン化物理蒸着(IPVD)工程または他のプラズマ・ベースの金属沈着工程のために装着された容器の中で表面を処理することにより、メタライゼーションのためにデバイス表面を清浄化する方法が得られる。基板3の上のコンタクト6のような表面にプラズマ・エッチングが行われる。このプラズマ・エッチングは、次の金属層8が沈着されるべきである容器12の中で行われることが好ましい。この表面が沈着されるべき金属のイオンを含有するプラズマでプラズマ・エッチングされることが好ましく、このエッチングの後、好ましくは容器12の中でIPVDにより金属の膜8を沈着することが好ましい。この金属は例えばターゲット16からスパッタされたチタンであることができ、そしてその後に窒化チタン層を沈着することができる。この処理工程段階を用いて、酸素または水蒸気を含有する雰囲気を通って、またはそれにCVD処理モジュールまたは他の化学処理モジュールが連結されている転送容器を通ってのように潜在的に汚染物を含有する他の雰囲気を通って、デバイス表面を有する基板の転送のために表面を不動態化することができる。好ましい実施例では、高いイオン含有量と高い照射エネルギとを保持することによりエッチングが達成される。例えば基板3に高い負のバイアスを加えそして正味のエッチング・モードでプラズマを動作させることにより高いイオン濃度と高い照射エネルギとを保持することによって、そして次に、例えばバイアスを低くすることによって照射エネルギを低下させることによりまたはIPVDにより金属の正味の沈着が起こるようにスパッタリング電力を増加させるおよびプラズマ電力または容器の圧力を減少させることによるようにイオン濃度を低下させることによって、エッチングが達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、メタライゼーション(金属被覆)層の沈着の準備のために電気デバ
イスの表面を清浄化することと、その上にメタライゼーション層の最初の膜を沈
着することとに関する。
【0002】 (発明の背景) 半導体デバイスおよび集積回路の製造は、通常はシリコン・ウエハの形状であ
る基板の上への導電体材料と絶縁体材料と半導電性材料との多数の層の被覆と選
択的沈着と選択的沈着除去とを有している。製造工程は典型的には、1個または
複数個の多重工程真空処理ツール(tool)の一連の処理容器の中で実行される複数
個の一連の処理工程により、ウエハの上に一連の金属相互接続膜積層体を作成す
ることを含む。これらの一連の種々の積層体の作成の間において、ウエハは典型
的には真空処理ツールから取り出され、そしてそれにフォトレジスト・パターン
が取り付けられる。このパターンが取り付けられた後、このパターンにより選択
的に与えられる反応性エッチング処理工程が行われる。これらの処理工程により
、溝および/またはホールが下側の積層体の上の絶縁体層を貫通して作成され、
そして後で取り付けられる上側層のデバイスの導電体に接続されるはずの下側導
電体の上の接触体(コンタクト)領域が露出される。このような層が取り付けら
れる前に、マスク層は除去される。
【0003】 選択的エッチングの後、かつイオン注入工程をまた伴う第1金属層の場合、パ
ターンに作成されたウエハが処理ツールの中に再び持ち込まれ、そしてこの処理
ツールの中で導電体層のその次の積層体が取り付けられる。取り付けられるべき
新しい積層体の最も下側の層は、通常、チタン、クロムまたはタンタルのような
反応性の元素金属の層であるが、しかしまた金属の窒化物、ケイ化物または合金
であることもできる。この最も下側の金属層の1つの機能は、下側の絶縁体の中
のコンタクトホールの底部で、シリコンまたは金属のような露出した導電体層と
接合または接触を行うことである。この接合は、下側の層と新しい積層体の新し
い層の導電体との間の導電路の最初の膜部分を形成する役割を果たす。
【0004】 けれども、メタライゼーション層が取り付けられる前に、先行する処理工程の
期間中またはウエハが雰囲気の中を通ってツールからツールに転送された時に、
コンタクトの上に特徴的に形成される自然酸化物およびその他の汚染物をウエハ
から除去して清浄化することが通常は必要である。このようなウエハがたとえ真
空の中で転送されても、真空は完全な真空ではないので、原子または分子の汚染
層がコンタクトの表面の上に露出される時間間隔に比例して形成されるのが通常
である。このような汚染層は、もしそれが除去されないならば、メタライゼーシ
ョン層の取り付けを妨害し、その結果通常は、コンタクトとメタライゼーション
層との間の導電度を劣化させるであろう。
【0005】 コンタクト表面の汚染物の問題点を処理する標準的な方式は、メタライゼーシ
ョン工程を開始する直前に、ウエハに誘導的に結合したプラズマ(ICP(induc
tively coupled plasma))ソフト・スパッタ・エッチング段階を行うことである
。このようなソフト・エッチング段階は、典型的には、新しい積層体が取り付け
られる真空処理ツールの中にウエハを配置した後、このウエハをソフト・エッチ
ング容器の中にまず転送することにより実行される。このソフト・エッチング容
器の中には、不活性ガス、通常はアルゴン、のプラズマが作成される。次に、通
常はウエハにバイアスを加えることにより、プラズマ・イオンがウエハに向かっ
て電気的に加速される。スパッタリングによりコンタクトから除去された汚染材
料は、処理容器の中全体にまたは縦横比の大きい特性を有する壁の上に再び分布
する。この場合、汚染材料は次の電気的接触を妨げることはない。このようなソ
フト・スパッタ・エッチングは、均一で繰り返し可能な表面を得るという付加的
な利点を有し、このことはPVD(物理蒸着)膜およびCVD(化学蒸着)膜の
製造工程における沈着を容易にする。
【0006】 アルゴン・ソフト・エッチングは理想的な清浄化工程ではない。それは、アル
ゴン・ソフト・エッチングはスパッタリングにより生ずる汚染物を物理的に除去
するだけによって清浄化を行うからである。このようなスパッタリングは、機械
的スパッタリング作用または電荷の蓄積のいずれかにより、清浄化されるべき構
造体または下側のデバイス構造体に損傷を与えることがある。さらに、アルゴン
は化学的に不活性であり、したがって、ウエハ表面から清浄化されるべきである
自然酸化物およびその他の汚染材料と反応せず、またこれらを化学的に分解する
ことはない。
【0007】 ソフト・エッチング・プラズマに反応性のガスを付加することは、ソフト・エ
ッチング清浄化の期間中にコンタクトから汚染物を除去するのを助けるが、しか
し他の点で全体的に好ましくないことが分かった。それは特に、これらのガスは
処理領域の外に拡散する傾向があり、そして処理ツールの他の部分の汚染する傾
向があるからである。さらに、水素のような反応性の成分は並んで配置されてい
るデバイス構造体に損傷を与えることがある。それは、水素および通常用いられ
る他の反応性成分はウエハを通して容易に拡散するからである。
【0008】 それに加えて、ソフト・エッチングされたばかりの新鮮な表面は、通常のアウ
トガスおよびCVD処理モジュールから生ずるガスからの水蒸気および酸素のよ
うなガスにより、処理ツールの中で再び汚染されることがある。さらに、また別
のエッチング・モジュールおよび別の沈着モジュールが必要であるので、製造コ
ストが高くなりそして処理装置が大型になる。
【0009】 したがって、酸化物およびその他の汚染物が、積層体の最も下側の層または作
成されるべき他の相互コンタクトの上で接触する表面のメタライゼーションを妨
げることがないような、例えばこのような表面のメタライゼーションの前に水蒸
気またはその他の材料でさもないと酸化または汚染される傾向がある積層体内の
層に接触する表面のメタライゼーションを妨げることがないような、さらに効率
的でそしてさらにコストの安い処理工程が要請されている。
【0010】 (発明の要約) 本発明の主要な目的は、半導体ウエハの表面をそのメタライゼーションの前に
清浄化する方法を得ることである。この方法により、ソフト・スパッタリング処
理工程またはハード・エッチング処理工程を用いる先行技術の処理工程シーケン
スの欠点が解決され、そしてそうでなければ利点であるであろうエッチングをベ
ースとする事前清浄化を避けることができる。本発明のさらに特別の目的は、半
導体ウエハのコンタクトをメタライゼーションのために清浄化する改良された方
法を得ることである。本発明のなおさらに別の目的は、半導体ウエハの処理工程
の効率を改良しおよびコストを低減することである。
【0011】 本発明の原理に従い、メタライゼーションのためにコンタクトおよびその他の
表面を清浄化することが原位置で実行される、すなわち、清浄化工程と被覆工程
との間でウエハを容器から取り出すことなく、そして好ましくは容器に雰囲気を
導入することなく、次のメタライゼーション工程において金属の沈着に用いられ
るのと同じ容器の中でコンタクトおよびその他の表面の清浄化が実行される。こ
の清浄化は、アルゴンのような不活性ガスのイオンでもってソフト・スパッタ・
エッチングすることにより実行される。この清浄化は、メタライゼーション工程
において沈着される材料のイオンを含有するプラズマを用いることにより実行さ
れることが好ましい。
【0012】 さらに本発明の原理に従い、メタライゼーションのためにコンタクトまたはそ
の他の表面を清浄化することが、コンタクトのメタライゼーションのために用い
られるのと少なくとも部分的に同じ材料によって作成されたプラズマを用いて実
行され、そして清浄化とメタライゼーションとが同じ容器の中で行われることが
好ましい。この容器は、その中でメタライゼーションがイオン化物理蒸着(IP
VD(ionized physical vapor deposition) )により実行されるIPVD容器で
あることが好ましい。
【0013】 さらに本発明の原理に従い、基板、特にその上にメタライゼーションが行われ
るコンタクトまたはその他の表面、の清浄化が実行され、そして次にメタライゼ
ーション材料の層を沈着することによりこれらの表面にふたがかぶせられる。例
えば、アルゴン・イオンまたはアルゴンおよびチタンのイオンでコンタクトにソ
フト・スパッタ・エッチングが行われ、そしてその直後にIPVDのようなチタ
ンの沈着が行われる。この後、CVDモジュールの転送容器の雰囲気や外部の雰
囲気または汚染が生ずる可能性のあるその他の雰囲気のような潜在的に汚染され
た環境に基板がさらされる前に、TiNの沈着をまた行うことができる。
【0014】 基板の表面は、イオン化された金属で最初に照射されることが好ましい。この
照射は、基板の表面、特にコンタクトまたはメタライズされる他の表面、に正味
のエッチングが起こるエネルギ・レベルで行われることが好ましい。次に、表面
の上に材料が正味に成長するようにイオンのエネルギ・レベルを小さくして、イ
オン化物理蒸着(IPVD)工程により同じ金属の膜が沈着されることが好まし
い。
【0015】 本発明の1つの好ましい実施例に従い、メタライゼーションのために清浄化さ
れるべき表面がIPVD容器の中でチタン・イオンで照射される。このチタンは
チタン・ターゲットをアルゴン・プラズマでスパッタリングすることにより作成
される。この時、ターゲット表面から放出されたチタン粒子は、例えば高密度の
誘導的に結合したプラズマ(ICP(inductvely coupled plasma) )または電子
サイクロトロン共鳴(ECR(electron cyclotron resonance))プラズマをスパ
ッタされたチタン粒子が通ることにより、イオン化される。材料イオン化プラズ
マを発生するこれらの方法は好ましいけれども、プラズマを発生するヘリカル法
、ホロー陰極法および多数の他の方法を用いることもまたできる。この時、基板
を負電位に電気的にバイアスすることにより、イオン化されたチタン原子および
他のイオン化されスパッタされたチタン粒子は基板に向かって加速される。
【0016】 本発明の好ましい実施例では、粒子は最初は比較的に高いイオン濃度と比較的
に高い照射エネルギで基板に向かって進み、それにより基板の表面で正味のエッ
チング効果が達成される。このエッチングにより、基板がIPVD容器の中に転
送される前または転送される期間中に、基板の上に堆積されることがある自然酸
化物、水およびその他の汚染物が除去される。好ましくはチタン・イオンでエッ
チングが行われた後、バイアス電圧を小さくするなどでチタン・イオンのエネル
ギが減少され、それにより基板の表面の上にチタン膜の正味の沈着が行われる。
またはそれとは異なって、ICP電力またはAr圧力を減少させる段階を含む他
の方法により、または金属スパッタリング陰極電力を増加することにより、Ti
イオン濃度を減少させることができる。ウエハの事前清浄化と第1金属膜の沈着
との組み合わせを実行するために、チタンのイオン化PVDが効果的に用いられ
る。
【0017】 本発明の好ましい実施例に従い、高エネルギのチタン金属原子は表面汚染物の
スパッタ清浄化と表面汚染物との反応とを同時に行う。この工程は次のような事
実の利点を有する。すなわち、中性のアルゴンとは異なってチタンは、酸化物と
反応しそして酸化物を化学的に還元し、そして酸素に対して高い溶解度を膜とし
て有する。さらに、アルゴン原子よりも大きな原子質量を有するチタン原子は、
縦横比の大きなホールの底部のコンタクトを清浄化するのに特に効果的である。
その理由は、チタン原子は気相衝突により散乱されることが少なく、したがって
ウエハの表面に垂直方向にその進行方向がさらによく整合するからである。
【0018】 本発明のさらに別の利点は、ウエハに加えるバイアス電圧を制御することによ
りまたは他の技術を用いることにより、金属を用いての清浄化とその金属を用い
ての被覆とが重なるすなわち同時に起こるように、金属のイオンをウエハに進め
ることを実現することができることである。例えば、バイアス電圧の変化を小さ
くするまたはなくすることにより、そしてむしろ清浄化される対象物の粗さに適
切な清浄化速度と被覆速度とをバランスさせる電圧を用いることにより、チタン
または窒化チタンでもって効果的な清浄化および被覆を達成することができる。
けれども、前記で説明した方式の清浄化とそして次の被覆とのシーケンスは大部
分の応用に対して本発明の利点を効果的に引き出し、そして簡単である点で好ま
しい。
【0019】 本発明は、IPVD法と、1997年4月21日受付の出願中米国特許出願シリアル
番号第08/837,551号、第08/844,756号および第08/844,757号と1997年5月22日受
付の出願中米国特許出願シリアル番号第08/861,958号のいずれかに開示されてい
る装置とに従い実行されることが好ましい。これらのすべての出願中米国特許の
内容は参考として本発明の中に取り込まれている。IPVD容器は、基板の清浄
化と基板の最初の被覆との両方に対して、チタンのような金属、窒化チタン、タ
ンタルまたは他の金属または基板と上側に予定されている材料とに両立する化合
物とを用いることができる。IPVD容器は、クラスタ・ツール(cluster tool)
の1つの処理モジュールとして備えられることが好ましく、およびツールの転送
モジュールに連結されて配置されることが好ましい。この転送モジュールにはま
た、タングステン、アルミニウムまたは銅のようなメタライゼーション層を取り
付けるために、CVDモジュールのような処理モジュールが連結される。
【0020】 窒化チタン膜はいったん沈着されると、酸素または水蒸気との反応に対して耐
性を有し、そしてアルゴン・プラズマでソフト・エッチング清浄化されただけの
コンタクトよりも全体的にはるかに安定である。それに加えて、チタン膜はこの
ような物質にさらされた時の不利な効果を緩衝する大きな受容力を有する。その
結果、ウエハは汚染をさらに受ける可能性が低い状態で、ウエハをツールからC
VD装置の転送モジュールを通って転送することができる。CVD反応器の転送
モジュールは、ウエハが取り付けられるCVD処理容器から一定レベルの汚染物
を取り込むことが多い。このような転送容器の中にしばしば見いだされる汚染物
は、例えば、TiCl4、NH3、NF3、H2、およびテトラキス・ジメチル・ア
ミノ・チタン(TDMAT(tetrakis di-methy amino titaniumu) )のようなM
OCVD前駆物質を含む。ウエハがCVDツールの転送容器を通って転送される
時、TiNのようなIPVD拡散障壁体は例えばこのような物質による汚染に対
して耐性を有することができる。
【0021】 Tiイオン清浄化と同じ容器の中で実行される最初のTi膜沈着とその後のT
iN沈着とを組み合わせると、したがって積層体間の応用に対してもまた積層体
内の応用に対しても本発明は有用である。例えば本発明に従い、Tiイオンで清
浄化されそして被覆されたウエハの転送は、アルゴンのソフト・エッチングで清
浄化されたウエハの場合よりも転送容器の中で汚染を受ける可能性が低く、クラ
スタ・ツールの転送容器からタングステンを沈着するためのCVDモジュールの
中に効果的に転送することができる。
【0022】 同様に、IPVD清浄化および沈着された金属窒化物またはタンタルのような
他の金属を本発明でもって同じように用いることができる。例えば、銅の沈着の
ためにツールの転送容器を通ってツールのCVDモジュールにウエハを転送する
前に、Taイオン清浄化およびIPVDによるTaおよびTaN沈着を処理ツー
ルのIPVDモジュールの中のウエハの上で実行することができる。
【0023】 本発明の場合、優秀な清浄化工程および汚染防止工程が得られるだけでなく、
清浄化工程と最初の金属膜沈着工程との両方が1つのIPVDモジュールの中で
実行され、一方ソフト・エッチング・モジュールを必要としない。その結果、処
理効率が増大し、装置のコストが低減し、そして装置の設置面積が減少する。そ
れに代わって空いた処理ステーションは、処理量を増加するためにまたは付加的
な構成要素を有する膜積層体を沈着するために、また別の処理モジュールを設置
することができる。
【0024】 本発明のこれらの目的およびその他の目的および利点は、本発明の好ましい実
施例についての下記の詳細な説明から容易に理解することができるであろう。
【0025】 (好ましい実施例の詳細な説明) 図1は、半導体ウエハ3の上の積層体を単純化して示した横断面図である。半
導体ウエハ3の上には絶縁体層5があり、そしてそれを貫通するホール4が示さ
れている。ホール4により、ホール4の底の導電体6が露出される。導電体6は
、その上にこれから取り付けられる上側導電体との相互接続を行ための導電体で
ある。ホール4が作成された後、ウエハ3は典型的には、汚染ガスを含有する雰
囲気または転移モジュールのいずれかを通って、モジュール10(図2)のよう
な処理モジュールに転送されるであろう。この転移の期間中、典型的には汚染層
7が形成されるであろう。この層7は、上側層との受入れ可能な相互コンタクト
を取り付ける前に除去されなければならない。
【0026】 図1Aは同じホール4を示している。ホール4は、新しい積層体の導電体との
相互接続のために下側導電体6を露出するように、清浄化工程により汚染層7を
除去した後においてウエハ3の絶縁体層5を貫通している。図1Bは、ウエハ3
の絶縁体層5を貫通するホール4の底に、清浄化されたコンタクト6を示してい
る。図1Bは次の被覆層8が取り付けられた後の図である。この被覆層は、チタ
ンのような金属の層または窒化チタン(TiN)の層であることができる。この
窒化チタン(TiN)層は、通常は、チタン金属層のすぐ上に取り付けられる。
このような被覆層は典型的には、次の処理工程においてタングステンのような次
の金属層を取り付ける前の障壁層として用いられる。この次の金属層は、導電体
6と相互接続を行ってホール4の中でコンタクトを形成する上側積層体の導電体
としての役割を果たすであろう。
【0027】 図2は、本発明の原理に従う事前清浄化モジュール10の概要図である。モジ
ュール10は、図示されているようなおよび例えば1997年4月21日受付けの出願
中の米国特許出願シリアル番号第08/844,756号に開示されたイオン化物理蒸着(
IPVD)装置である。この米国特許の内容は参考として本発明の中に取り込ま
れている。モジュール10は、容器12の中に閉じ込められた真空気密の処理ス
ペース11を有する。その上に取り付けられた半導体ウエハ15を支持するウエ
ハ保持体またはサセプタ14が、容器12の1つの端部に取り付けられる。ウエ
ハ15が保持体14に取り付けられた時、ターゲット16に平行に対面する。タ
ーゲット16は、例えばチタン金属といったスパッタ被覆材料で作成される。処
理スペース11は全体的に円筒形のスペースである。処理スペース11は超高真
空に保たれ、そして処理の期間中アルゴンのような処理ガスで満たされる。処理
スペース11は、窒素のようないくつかの他のガスを含むことができる。スペー
ス11は容器12の中の保持体14とターゲット16との間に配置される。
【0028】 ターゲット16は、基板ホールダ14と反対側の端部の容器12の中に取り付
けられた陰極組立体17の一部分である。陰極組立体17はターゲット・ホール
ダ18を有し、そしてこのターゲット・ホールダ18にターゲット16が固定さ
れる。磁石構造体19は典型的には、保持体14とは反対側のターゲット・ホー
ルダ18の後ろに備えられる。ターゲット16の周縁に、ダーク・スペース遮蔽
体(図示されていない)をまた備えることができる。陰極組立体17が当業者に
は周知であるように電気的に負電位に付勢される時、陰極組立体17により容器
12の中に放出された電子を捕獲する閉じた磁気トンネルをターゲット16の表
面21の上に生ずるような磁石を、磁石構造体19が有することが好ましい。磁
石パック19は、当業者には周知の多数のマクネトロン・スパッタリング組立体
のいずれかの永久磁石または電磁石であることができ、固定された磁石または回
転する磁石またはそうでなければ移動する磁石を含むことが可能である。しかし
、この磁石は米国特許第 5,130,005号に開示されている磁石であることが好まし
い。この米国特許第 5,130,005号の内容は参考として本発明の中に取り込まれて
いる。磁石パック19によって作成される磁気トンネルは、磁石パック19が回
転する時、ターゲット16の表面21の上を掃引するプラズマ23を捕獲しそし
て整形する。
【0029】 電気エネルギの電源20が陰極組立体17と容器12の壁との間に接続される
。容器12の壁は通常はアースされ、そしてこのシステムの陽極としての役割を
果たす。電源20は直流電源であることが好ましく、そして一定のままであるこ
ととまたはパルス動作をすることとの間で切り替えることができる。陰極組立体
17は容器12の壁から絶縁される。電源20は、RFフィルタ22を通して、
陰極組立体17に接続されることが好ましい。バイアス電源すなわちバイアス発
生器27が備えられ、そして整合回路網28を通して基板ホールダ14に接続さ
れる。バイアス電源27は、ホールダ14に取り付けられたウエハ15にバイア
ス電圧を供給する。
【0030】 電源20からの電力はターゲット16に負電位を供給する。この負電位は、プ
ラズマ23からの正イオンをターゲット16の表面21に向けて加速する。プラ
ズマ23からのこの正イオンがターゲット16の表面21に衝突すると、ターゲ
ット16の表面21から電子が放出される。これらの電子は磁石パック19によ
り発生された磁界によりターゲット16の表面21の上に捕獲される。この捕獲
は最終的に、これらの電子がターゲット16の表面21のすぐ近傍の処理ガスの
原子に衝突しそしてそれをイオン化し、そしてターゲット表面21に隣接してプ
ラズマ23を形成するまで続く。この主要なプラズマ23は、負に帯電した表面
21に向かって加速されるガスの正イオンの源泉になる。表面21に向かって加
速された正イオンは、ターゲット16から被覆材料の粒子を放出させる。
【0031】 ターゲット表面21と基板保持体14との間のスペース11は、2つの部分を
形成すると考えることができる。その1つの部分は、主としてプラズマ23によ
って占められる部分である。この部分は、ターゲット16のスパッタリング表面
21の上に必要な腐食パターンを生ずるように整形される。一方、スペース11
の第2の部分は、プラズマ23と保持体14の上の基板15との間に存在する残
りの容積部分26である。ターゲット16からスパッタされた材料の粒子は全体
的に電気的に中性な粒子として発生し、そしてこれらの粒子はスペース11の中
を運動量だけでもって伝搬する。従来のスパッタリング装置では、プラズマ23
の中を通過する中性スパッタ粒子は大幅にはイオン化されない。それは、プラズ
マ23はターゲット表面21の近くの小さな容積を占めており、そして着目する
動作圧力では中性スパッタ粒子とプラズマ23の粒子との間では衝突がほとんど
ないからである。このようにして中性スパッタ粒子は大部分が中性でプラズマ2
3を出て行き、そして基板15の上に薄膜として沈着するまで中性のままである
【0032】 IPVDにより基板15の上にターゲット材料の膜を沈着するために、スパッ
タされた粒子が容積部分26を通過する時にイオン化され、したがってターゲッ
ト16からスパッタされた例えばチタン金属の粒子のような粒子は、電荷を生ず
る。帯電がいったん起こると、これらの粒子を電気的に加速することができ、ま
たはそうでなければ容器の軸に平行で基板15の表面に垂直な経路に沿って電気
的および磁気的に進めることができる。スペース11の中のスパッタされた粒子
の飛行中のイオン化は、容器12を取り囲みそして好ましくは容器12の外側に
配置されたRFコイル30から容積部分26の中にRFエネルギを誘導的に結合
することにより実行される。コイル30は螺旋型コイル組立体の形状であること
が好ましい。ただし、螺旋型以外のコイル構造体をもまた用いることができる。
コイル30は容積部分26の中の処理ガスにエネルギを誘導的に結合し、スペー
ス26を全体的に満たす誘導的に結合したプラズマ(ICP(inductively coupl
ed plasma))が作成される。RF発生器32が整合回路網33を通してコイル3
0に接続され、それによりコイル30にエネルギが供給されて容積部分26の中
にプラズマが作成される。RF発生器32は、0.2MHzから60MHzまで
の範囲内で動作することが好ましく、例えば2MHzで動作する。
【0033】 アルゴンおよび窒素のような処理ガス40の源泉が、流量制御デバイス41を
通して容器11に連結される。高真空ポンプ39がまた容器12に連結され、そ
れによりこの容器をミリトル領域またはミリトル未満の領域の真空にまで排気を
行う。5ミリトルから30ミリトルの領域内の圧力、例えば10ミリトルの圧力
、が好ましい。ポンプ39は、毎秒5標準立方センチメートル(sccm(stand
ard cubic centimeter) )から100または150sccmまでの範囲内である
ことが好ましい処理ガスの流量率で超高真空を保持する。
【0034】 コイル30とスペース11との間の容器12の壁に、保護誘電体窓60が備え
られる。窓60は、コイル30の周りの磁界が容積部分26の中に到達すること
を妨げない石英またはその他の材料のような真空と両立する誘電体材料で作成さ
れる。窓60は、容器12の壁に真空気密を保つように取り付けられる。窓60
は電気的には絶縁体で磁気的には透過性の材料の単一円柱型部品であることが好
ましいが、しかし閉じた構造体である電気的に絶縁体の窓の形状の全体的に円柱
型の保護構造体を形成するように配置された、セグメントの材料を接合して作成
することもできる。コイル30は、窓60の外側で容器12のまわりを取り巻い
て配置されることが好ましい。導電体金属の囲い体61がコイル30の外側を覆
う。囲い体61は密封された空洞62を形成する。囲い体61はコイル30を分
離し、そしてまた電磁エネルギがコイル30から放射されることを防止しおよび
容器12の中から容器12の外に放射されることを防止する。コイル30が付勢
される時、プラズマの形成が空洞62の中のガスによって保持されないならば、
囲い体61の中のスペース62は外側の雰囲気と連絡している可能性があり、ま
たは雰囲気圧または低圧の不活性ガスで満たされている可能性がある。
【0035】 窓60それ自身は電気的に導電体ではないが、ターゲット16からスパッタさ
れた導電体材料の被覆体を累積することは可能である。窓60の内部または表面
が導電性を有することにより、容器のまわりの方位方向の電流の誘起が維持され
る。この電流は、コイル30から容積部分26の中のプラズマへのエネルギのR
F結合の有効性を減少させるまたは相殺する、またはそうでなくても結合の有効
性を損なう。窓60の上の被覆体のこのような導電度、特に方位方向(円周方向
)すなわち容器12のまわり方向の導電度は誘導的に結合した短絡回路を生じ、
エネルギの全部または大部分を容積部分26の中に誘導的に結合するのを無効に
することができる。
【0036】 窓60の上に導電性のスパッタ材料がこのように堆積するのを防止するために
、スペース11と窓60との間で窓60の内側表面のすぐ近くにスリット付き円
筒型遮蔽体70が備えられる。遮蔽体70はターゲット16からスパッタされる
材料に対して窓60を遮蔽し、そしてターゲット16の表面21の上のすべての
点と窓60との間を直接に見通せるすべての視線をブロックすることが好ましい
。さらに本発明の好ましい実施例に従い、遮蔽体70は容器12の軸に平行な縦
方向のスリットをその中に有する。渦電流を遮断する形状の1個または複数個の
スリットを有する遮蔽体をまた用いることができる。遮蔽体70のスリットは、
容器12のまわりの遮蔽体70の中の円周方向の経路を実質的に遮断する。この
ことにより、遮蔽体70の中の方位方向すなわち円周方向の誘導が防止される。
【0037】 それに加えて遮蔽体70は、コイル30の軸方向に延長され、そしてコイル3
0から磁界の有効軸方向の実質的に全体に達して延長された軸を有する。遮蔽体
70は、プラズマ誘起直流電位を遮蔽体70から除去するために、直流フィルタ
71を通して接続される。その結果、導電体である遮蔽体70は容器12の軸に
平行であるRFプラズマの中の電界を効果的に抑制し、コイル30を容積部分2
6から容量的に遮蔽するこのような軸電界の発生を防止する。そしてそれにより
、コイル30から容積部分26にエネルギが効率的に結合しないようにする。遮
蔽体70は、ターゲット16の表面21の面の背後から窓60およびコイル30
を越えて軸方向に延長されることが好ましい。この構造体の場合、遮蔽体70は
プラズマの中の軸電界をさらに効果的に短絡し、それによりコイル30からプラ
ズマ26の中へのエネルギの誘導的結合を増強する。
【0038】 本発明の好ましい実施例はまた、遮蔽体70と窓60との間の間隔距離が小さ
いために、コイル30から容積部分26へのエネルギを高い効率で結合する。こ
の間隔距離はガスの中の原子または分子の平均自由行程または容器12の中のプ
ラズマの最小拡散長よりも大きくないことが好ましい距離に保持される。遮蔽体
と窓との間のこの小さな間隔距離は、他の発明の提案とは異なっている。他の発
明の提案では、非導電性の構造体を保護する窓またはコイルに隣接してプラズマ
が形成されることを許し、および備えられているすべての遮蔽構造体の背後にプ
ラズマが形成されることを許している。このような方法は、スパッタされた粒子
がその中を通り抜ける容積領域の中への、コイルまたは他のプラズマ生成電極か
らのエネルギのパーセントを減少させる傾向があり、それにより有効なプラズマ
が縮小し、したがってスパッタされた材料のイオン化効率が減少する。装置10
では、約5ミリトルないし30ミリトルの範囲の処理ガス圧力がチタンのIPV
Dのために用いられるであろうことが意図されている。このような圧力でのアル
ゴン・ガスの平均自由行程は、それぞれ、7mmから1.0mmである。その結
果、窓60から遮蔽体70までの好ましい間隔距離は約1.0mmないし10m
mである。
【0039】 他方、遮蔽体70のスリットの幅は約15mmより大きく作成されることが好
ましい。スリットのこの幅は、スパッタされた材料がスリットを通過する結果と
して、スリットに隣接する遮蔽体70の端部の上または窓60の上に沈着するか
も知れないスパッタされた材料を清浄化するために、スリットの中でプラズマが
形成されることを可能にするためには十分に広い。スリットの中で形成されるこ
のようなプラズマはスリットの近傍の窓60の近くで広がり、そしてスリットの
位置の窓60の上に沈着する材料を再びスパッタリングすることにより持続的に
除去するであろう。
【0040】 イオン化されスパッタされた粒子の指向性を達成するために、基板15の上に
ターゲット16からのチタンのような金属のIPVDに対してモジュール10が
用いられる時、正にイオン化されスパッタされた粒子を基板表面に向かっておよ
び基板表面の上に加速するための力を得るために、バイアス電源27でもってプ
ラズマに対して基板15を負にバイアスすることにより、基板ホールダ14の正
面のスペース26のIC−プラズマの中に電位勾配を保持することができる。こ
の電源27はRF発生器であることが好ましい。このRF発生器は約0.2MH
zから80MHzまでの範囲内で動作する、例えば13.56MHzで動作する
。このようなチタンIPVD処理工程の場合、電源20によりターゲット16に
加えられる陰極電力は500ワットから5000ワットまでの範囲内にある。直
径が12インチのターゲットの場合、この電力は典型的には1.5キロワットで
ある。発生器32により加えられるICP電力は250ワットから5000ワッ
トまでの範囲内にあることが好ましく、典型的には2.5キロワットである。基
板15のバイアスは20負電圧から100負電圧までの範囲内にあることが好ま
しく、典型的には−40ボルトである。
【0041】 ターゲット16に対して電源20を消勢することにより、およびガス源40か
らアルゴンだけを容器12の中に導入し、RF発生器30からコイル60に加え
られたエネルギでスペース26の中にIC−プラズマを発生させることにより、
ICPソフト・エッチング清浄化モジュールとしてモジュール10を用いること
ができる。バイアス電源すなわち発生器27により加えられるバイアスによって
、スペース26の中のプラズマの中に生じたアルゴン・イオンを基板15に向け
て加速することができる。これらのイオンは基板15の表面に衝突し、基板15
の表面を清浄化を行うであろう。このような処理工程を用いて、図1に示された
状態にあるコンタクトを清浄化して、図1Aに示されたような清浄化されたコン
タクトを得ることができる。
【0042】 本発明の1つの好ましい実施例に従い、モジュール10が動作することにより
ウエハ15のプラズマによる事前清浄化が実行される。そのように動作すること
により、金属例えばチタンのIPVDのために前記で説明したのと同様なモード
でモジュール10が動作する。このような動作では、アルゴン・ガスは容器12
の中で約10ミリトルに保持されそして発生器32からのICP電力は3.5ワ
ットに増加されるが、一方、発生器27により基板15に加えられる基板バイア
スは負の50ボルトから100ボルトに増加される。約500ワットから150
0ワットの低い電力が、電源20によりターゲット16に加えられる。
【0043】 モジュール20がこのように動作する結果、チタンがターゲット16からスパ
ッタされ、そしてアルゴン・ガスの原子と一緒にスペース26のICPの中でイ
オン化される。チタン・イオンおよびアルゴン・イオンは、基板に加えられたバ
イアス電圧により基板15に向って加速される。基板15を照射するイオンに含
まれる重いチタン・イオンは基板表面から自然酸化物および水蒸気に対する清浄
化を増強し、そしてまた汚染物と反応して表面の上の酸化物を還元しおよびチタ
ン膜の中に酸素を溶解する。ターゲット電力のパラメータであるICP電力およ
び基板バイアスは、材料が表面から除去されるようにまたは表面がチタンで被覆
される前に希釈されるようにバランスが保持され、それにより全体的なエッチン
グ作用が実行される。このエッチング作用は約20秒の時間間隔の間実行される
であろう。コンタクト6の清浄化の間のこのイオン化金属エッチング作用は、図
1Cに示されているように、コンタクト6の表面に金属原子9がある程度沈着さ
れるという結果が生ずるであろう。
【0044】 さらに本発明の好ましい実施例に従い、エッチングの時間間隔が完了した時、
モジュール10の中のパラメータは、基板15の上へのターゲット材料のIPV
Dに対して用いられる典型的なパラメータに向けてさらに調整される。例えば、
陰極電力が約1.5キロワットに増加され、および基板バイアスが約−40ボル
トに減少され、そしてICP電力が約2500ワットに減少される。このように
パラメータを設定することにより、基板15の上にチタンの薄膜が正味に沈着さ
れるという結果が得られる。この沈着は、例えば約30秒の時間間隔の間実行さ
れる。このようなTi−IPVD清浄化工程を用いて、図1Cに示されたような
清浄化されおよびTiで被覆されたコンタクトを得るために、図1に示された状
態にあるコンタクトを清浄化することができる。この場合、下側の導電体6が清
浄化され、そして下側の導電体6はその表面の上にチタンの少量の最初の沈着体
9を有する。これらは薄膜8でさらに被覆される。薄膜8は、例えばチタン金属
であることができ、またはチタン金属とその後に行われるTiNの層であること
ができる。
【0045】 さらに本発明の好ましい実施例に従い、次にチタン元素の膜の上の基板15の
上に窒化チタン(TiN)の薄膜が沈着される。基板の上に作成されるべき次の
層がCVDされたタングステンの層である場合、このことは特に好ましい。容器
12の中に窒素を導入することにより、モジュール10の中にこのようなTiN
層を作成することができる。次に、基板表面のガスの中の窒素と基板15に衝突
または沈着するチタンとの間の反応をシュミレーションするために、プラズマ7
5のようなプラズマを基板の表面に隣接して形成するように、基板15を熱的に
付勢するまたは基板15をバイアスすることによるような、TiNの反応性スパ
ッタリング沈着の従来の方法に従い、この窒素が基板の上のチタンと反応するこ
とができる。またはそれとは異なって、モジュール10の中にチタンを沈着した
後、反応性スパッタリングまたはCVD処理工程によりTiN沈着のための容器
にウエハ15をモジュール10から転送することにより、基板15の上にTiN
の膜を沈着することができる。
【0046】 さらに本発明の好ましい実施例に従い、チタンの清浄化工程および沈着工程の
後、およびもし存在するならばさらにTiNの沈着の後、タングステンまたはア
ルミニウムの沈着に対するようなまた別の処理工程のために、ウエハがまた別の
ツールに転送される、または同じツールの転送容器を通ってCVD容器のような
処理容器に転送される。
【0047】 例えば図3は、前記で説明した方法の一定の実施例を実行するための半導体ウ
エハ処理クラスタ・ツール100の概要図である。ツール100は真空転送モジ
ュール103を有することが好ましい。真空転送モジュール103には1個また
は2個のロードロック・モジュール(loadlock module) 101、102が取り付
けられる。ロードロック・モジュール101、102は、その中に従来のロボッ
ト転送アーム104を有する転送モジュール103の2つの位置に連結される。
転送モジュール103は、それに処理モジュール105、106および107が
取り付けられている3個の付加的な位置を有するとして示されている。処理モジ
ュール105、106および107のいずれも、特定目的のための事前清浄化モ
ジュールである必要はない。3個のこのような付加的な位置だけが示されている
が、さらに多数個の位置を備えることができる、またはそれに取り付けられた他
の処理モジュールに基板を転送するためのまた別の転送モジュールを1つの位置
に連結することができる。
【0048】 本発明の1つの好ましい実施例に従いモジュール104は、前記の図2に関連
して示されそして説明された好ましい形式のプラズマ事前清浄化およびプラズマ
・ベースの沈着の組合せモジュールである。モジュール105は、プラズマ事前
清浄化および第1金属層沈着モジュールとして、ツール100のプログラムされ
たシーケンスで動作するように制御される。付加されたモジュール106および
モジュール107は、例えば両方共沈着モジュールであることができる。モジュ
ール106は、例えば、半導体デバイス製造において一般的であるタングステン
またはその他の金属のような、第2の膜の沈着のためのCVDモジュールである
ことができる。次の容器108は、また別の材料のPVDのために装着すること
ができる。この付加的容器108は、そうでなければ転送モジュール103に取
り付けることができない容器であることができる。それは、本発明では省略され
ている特定目的の事前清浄化モジュールによってその位置が通常は占められるで
あろうからである。 ここで本発明の実施例を変更できること、および本発明が好ましい実施例につ
いて説明されたことが、当業者には容易に理解されるであろう。したがって、本
発明の原理および意図の範囲内において、種々の付加および変更を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 清浄化の前の典型的な状態における電気コンタクトの横断面図である。
【図1A】 清浄化の後におけるコンタクトの図1と同様の図である。
【図1B】 被覆の後における清浄化された電気コンタクトの図1および図1Aと同様の図
である。
【図1C】 チタンのような金属のイオンを含有するプラズマでの清浄化を行った後におけ
るコンタクトの図1Aと同様の図である。
【図2】 本発明の1つの実施例に従って用いるためのIPVDスパッタリング装置およ
び事前清浄化モジュールの正面概要図である。
【図3】 本発明の1つの実施例に従う半導体ウエハ処理クラスタ・ツールの平面図であ
る。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年12月14日(1999.12.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 したがって、酸化物およびその他の汚染物が、積層体の最も下側の層または作
成されるべき他の相互コンタクトの上で接触する表面のメタライゼーションを妨
げることがないような、例えばこのような表面のメタライゼーションの前に水蒸
気またはその他の材料でさもないと酸化または汚染される傾向がある積層体内の
層に接触する表面のメタライゼーションを妨げることがないような、さらに効率
的でそしてさらにコストの安い処理工程が要請されている。 EPA-0536664号は、相互接続体の作成のために電気デバイスの表面を準備す
る方法をまた開示している。デバイス表面は、CF4のようなガスでもってプラ ズマ清浄化される。その後に、金属膜がCVDを用いて沈着される。 出願中日本国特許出願番号第8-176823号は、基板の上にPCVDにより耐熱性
の金属薄膜を作成する方法を開示している。基板は、最初にプラズマ処理されて
自然酸化物膜が除去される。その後、金属の窒化物が沈着され、そしてその上に
配線層を付加することができる。 米国特許第 4925542号は、プラズマを作成しそしてそれが金属の粒子をイオン
化して金属イオンを作成することにより、相互接続体を作成するための電気デバ
イスの表面を準備する方法を開示している。金属イオンは次にデバイス表面に向
け並びにデバイス表面に加速される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】 アルゴンおよび窒素のような処理ガス40の源泉が、流量制御デバイス41を
通して容器11に連結される。高真空ポンプ39がまた容器12に連結され、そ
れによりこの容器をミリトル領域またはミリトル未満の領域の真空にまで排気を
行う。5ミリトル(0.66N/m2)から30ミリトル(3.999N/m2
の領域内の圧力、例えば10ミリトル(1.333N/m2)の圧力、が好まし い。ポンプ39は、毎秒5標準立方センチメートル(sccm(standard cubic
centimeter) )から100または150sccmまでの範囲内であることが好ま
しい処理ガスの流量率で超高真空を保持する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】 イオン化されスパッタされた粒子の指向性を達成するために、基板15の上に
ターゲット16からのチタンのような金属のIPVDに対してモジュール10が
用いられる時、正にイオン化されスパッタされた粒子を基板表面に向かっておよ
び基板表面の上に加速するための力を得るために、バイアス電源27でもってプ
ラズマに対して基板15を負にバイアスすることにより、基板ホールダ14の正
面のスペース26のIC−プラズマの中に電位勾配を保持することができる。こ
の電源27はRF発生器であることが好ましい。このRF発生器は約0.2MH
zから80MHzまでの範囲内で動作する、例えば13.56MHzで動作する
。このようなチタンIPVD処理工程の場合、電源20によりターゲット16に
加えられる陰極電力は500ワットから5000ワットまでの範囲内にある。直
径が12インチのターゲットの場合、この電力は典型的には1.5キロワットで
ある。発生器32により加えられるICP電力は250ワットから5000ワッ
トまでの範囲内にあることが好ましく、典型的には2.5キロワットである。基
板15のバイアスは20負電圧から100負電圧までの範囲内にあることが好ま
しく、典型的には−40ボルトである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】 本発明の1つの好ましい実施例に従いモジュール104は、前記の図2に関連
して示されそして説明された好ましい形式のプラズマ事前清浄化およびプラズマ
・ベースの沈着の組合せモジュールである。モジュール105は、プラズマ事前
清浄化および第1金属層沈着モジュールとして、ツール100のプログラムされ
たシーケンスで動作するように制御される。付加されたモジュール106および
モジュール107は、例えば両方共沈着モジュールであることができる。モジュ
ール106は、例えば、半導体デバイス製造において一般的であるタングステン
またはその他の金属のような、第2の膜の沈着のためのCVDモジュールである
ことができる。次の容器108は、また別の材料のPVDのために装着すること
ができる。この付加的容器108は、そうでなければ転送モジュール103に取
り付けることができない容器であることができる。それは、本発明では省略され
ている特定目的の事前清浄化モジュールによってその位置が通常は占められるで
あろうからである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 4K029 AA06 AA24 BA16 BA17 BA23 BA60 BB02 BD01 CA05 CA13 FA04 FA05 4K030 BA02 BA18 BA38 BB12 CA04 CA12 DA04 KA20 4M104 BB14 DD22 DD33 DD37 DD39 DD42 DD43 FF18 5F004 AA14 BA11 BA20 BB11 CA02 DA23 DA24 DA25 【要約の続き】 ができる。好ましい実施例では、高いイオン含有量と高 い照射エネルギとを保持することによりエッチングが達 成される。例えば基板3に高い負のバイアスを加えそし て正味のエッチング・モードでプラズマを動作させるこ とにより高いイオン濃度と高い照射エネルギとを保持す ることによって、そして次に、例えばバイアスを低くす ることによって照射エネルギを低下させることによりま たはIPVDにより金属の正味の沈着が起こるようにス パッタリング電力を増加させるおよびプラズマ電力また は容器の圧力を減少させることによるようにイオン濃度 を低下させることによって、エッチングが達成される。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気デバイスの製造において相互接続体を作成するために電
    気デバイスの表面を準備する方法であって、 その上に電気デバイス表面を有しそして該デバイス表面の上に汚染物を有する
    基板を、該デバイス表面の上に沈着されるべき次の金属層の蒸着のため装備され
    る処理容器の中に備える段階と、 前記容器の中に不活性ガスのプラズマを作成する段階と、 その上に存在する可能性のある汚染物をデバイス表面から除去して清浄化する
    ためにプラズマの中に作成されたイオンでデバイス表面にエッチングを行う段階
    と、 前記容器からウエハを取り出すことなく前記表面の上に金属の沈着を行うこと
    により前記容器の中でデバイス表面の上に金属の膜を作成する段階と、 を有し、 前記プラズマ作成段階が、不活性ガスのイオンおよび前記表面の上に沈着され
    るべき次の金属のイオンを含有するプラズマを不活性ガスから並びに金属の粒子
    から前記容器の中に作成する段階を有し、 前記エッチング段階が、金属イオン・プラズマでデバイス表面を清浄化するた
    めに前記デバイス表面に向けておよび前記デバイス表面の上に金属のイオンを加
    速することにより前記デバイス表面にエッチングを行う段階を有する、 方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された方法において、 前記エッチング段階が、前記表面の上に金属を沈着することによって前記表面
    が被覆される前に、金属のイオンが前記表面から材料を除去するようにまたは前
    記表面の上の材料を希釈するように処理パラメータを保持することにより実行さ
    れる、 方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された方法において、 前記膜作成段階が、金属イオンが前記表面をエッチングする速さよりも前記表
    面の上に金属を沈着する速度が大きいように処理パラメータが保持されることに
    より実行される、 方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された方法において、前記エッチング段階お
    よび前記膜作成段階が、 金属のイオンが最初に前記表面を清浄化するように処理パラメータを保持する
    段階と、その後金属イオンまたは中性金属粒子が前記表面の上にその金属の金属
    膜を成長させるように処理パラメータを変える段階とを有する、 方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された方法において、 前記方法が、エッチングおよび物理蒸着の期間中、金属イオンのイオン濃度お
    よび金属イオンの照射エネルギを含む処理パラメータを有し、 前記エッチング段階が、金属イオンのイオン濃度または照射エネルギを、基板
    の上への金属の物理蒸着のために通常保持されるレベルに比べて高いレベルに保
    持することにより行われる、 方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された方法において、 前記膜作成段階が、金属イオンの除去速度を前記エッチング段階において保持
    された速度から小さくするためにパラメータを変えることによって行われる、 方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された方法において、 前記処理パラメータが、基板バイアスと、プラズマを作成するために加えられ
    るプラズマ電力と、前記容器の中のガスの圧力と、金属の粒子の源泉であるスパ
    ッタリング・ターゲットに加えられるスパッタリング電力とをさらに含み、 金属イオンの除去速度を前記エッチング段階において保持された速度から小さ
    くするためにパラメータを変える前記段階が、基板のバイアスを小さくする段階
    と、プラズマの中の金属イオンのイオン濃度を小さくする段階と、金属イオンの
    プラズマを作成するために加えられる電力を小さくする段階と、容器の中のガス
    の圧力を低くする段階と、金属の源泉であるスパッタリング・ターゲットに加え
    る電力を増加する段階とから成る段階の群の中から選定された少なくとも1つの
    段階により実行される、 方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載された方法において、 前記金属が前記容器の中のチタン・ターゲットからスパッタリングされたチタ
    ンであり、 デバイス表面の前記エッチング段階が、ターゲットからスパッタリングされた
    チタンのイオンで形成されるプラズマでもって実行され、 容器の中のデバイス表面の上に金属の膜を作成する前記段階が、前記表面の上
    へのチタンのイオン化物理沈着により該表面の上にチタンを含有する膜を作成す
    る段階を有する、 方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載された方法において、 前記金属が前記容器の中のタンタル・ターゲットからスパッタリングされたタ
    ンタルであり、 デバイスの表面の前記エッチング段階が、ターゲットからスパッタリングされ
    たタンタルのイオンで形成されるプラズマでもって実行され、 容器の中のデバイス表面の上に金属の膜を作成する前記段階が、前記表面の上
    へのタンタルの物理蒸着により該表面の上にタンタルを含有する膜を作成する段
    階を有する、 方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載された方法において、 前記エッチング段階が、自然酸化物と、水蒸気と、以前の処理工程での残留物
    とから成る群から選定された汚染物と金属イオンとをプラズマでもってデバイス
    表面から化学的に反応させる段階を有する、 方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載された方法において、 自然酸化物と水蒸気とから成る群から選定された汚染物を前記電気デバイスの
    表面がその上に有し、 前記エッチング段階が、自然酸化物または水蒸気をデバイス表面からプラズマ
    でもって除去する段階を有する、 方法。
  12. 【請求項12】 請求項14に記載された方法において、 前記基板を備える段階が、容器の中に配置する前に汚染物にさらされることに
    より汚染された電気デバイス表面をその上に有する基板を、容器の中に配置する
    段階を有する、 方法。
  13. 【請求項13】 請求項1の方法に従って作成されたコンタクトを有する電
    気デバイス。
  14. 【請求項14】 デバイスを備えた基板を汚染する可能性のある雰囲気の中
    を通して転送する間、電気デバイスの表面を汚染から保護する方法であって、 その上に電気デバイス表面を有しそして該デバイス表面の上に汚染物を有する
    基板を、該デバイス表面の上に沈着されるべき次の金属層の物理蒸着のため装備
    される処理容器の中に備える段階と、 前記容器の中に不活性ガスのプラズマを作成する段階と、 その上に存在する可能性のある汚染物をデバイス表面から清浄化するために前
    記プラズマの中に形成されたイオンでもってデバイス表面にエッチングを行う段
    階と、 容器からウエハを取り出すことなく表面の上に金属の物理蒸着を行うことによ
    りそして次に沈着された金属第1膜層の金属の不動態化された層を作成すること
    により、容器の中で前記清浄化されたデバイス表面の上に金属の第1膜層を作成
    する段階と、 前記エッチング段階および前記膜作成段階が実行される容器から汚染する可能
    性のある雰囲気を通してさらに別の沈着容器の中にウエハを転送する段階と、 該別の沈着容器の中で、表面をさらに清浄化することなく表面の上の不動態化
    された金属第1膜層の上にさらに別の膜を沈着する段階と、 を有する方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載された方法において、 前記金属がチタンであり、 前記膜作成工程が、デバイス表面の上にチタンを沈着する段階とデバイス表面
    のチタンの上に窒化チタンの膜を沈着する段階とを有し、 前記金属膜の上にさらに別の膜を沈着する前記段階が、前記窒化チタン膜の上
    にタングステンの化学蒸着を実行する段階を有する、 方法。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載された方法において、 前記金属がチタンであり、 前記膜作成工程が、デバイス表面の上にチタンを沈着する段階とデバイス表面
    のチタンの上に窒化チタンの膜の物理蒸着または化学蒸着を実行する段階とを有
    し、 前記金属膜の上にさらに別の膜を沈着する前記段階が、前記窒化チタン膜の上
    にアルミニウムの物理蒸着または化学蒸着を実行する段階を有する、 方法。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載された方法において、 前記金属がタンタルであり、 前記膜作成工程が、デバイス表面の上にタンタルを沈着する段階とデバイス表
    面の上のタンタルの上にTaNの膜の物理蒸着または化学蒸着を実行する段階と
    を有し、 前記金属膜の上にさらに別の膜を沈着する前記段階が、前記窒化タンタル膜の
    上に銅の物理蒸着または化学蒸着を実行する段階を有する、 方法。
  18. 【請求項18】 電気デバイスの製造において相互接続体を作成するために
    電気デバイス表面を準備する方法であって、 デバイス表面上への金属の蒸着のため装備をされた処理容器の中に、その上に
    電気デバイス表面を有する基板を配置する段階と、 前記容器の中にプラズマを作成する段階および金属のイオンを前記プラズマの
    中に作成するために金属の粒子をイオン化する段階と、 金属イオン・プラズマでもってデバイス表面を清浄化するためにデバイスの表
    面に向かっておよびデバイス表面の上に金属のイオンを加速することによりデバ
    イス表面にエッチングを行う段階と、 を有する、 方法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載された方法において、 前記表面の上に金属のイオン化物理沈着を行うことにより該表面を被覆するた
    めに、基板のデバイス表面に向かっておよび基板のデバイス表面の上に金属のイ
    オンを加速することにより容器の中のデバイス表面の上に金属の膜を作成する段
    階を、 さらに有する方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載された方法において、前記エッチング段
    階が、 金属のイオンが表面を清浄化するように処理パラメータを保持する段階と、そ
    して次に金属のイオンが前記表面の上に金属の膜を成長するように処理パラメー
    タを変更する段階と、 を含む方法。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載された方法において、 前記金属が前記容器の中のターゲットからスパッタリングされたチタンであり
    、 デバイス表面の前記エッチング段階が、ターゲットからスパッタリングされた
    チタンのイオンで形成されるプラズマで実行される、 方法。
  22. 【請求項22】 請求項18に記載された方法において、 前記金属が前記容器の中のターゲットからスパッタリングされたタンタルであ
    り、 デバイス表面の前記エッチング段階が、ターゲットからスパッタリングされた
    タンタルのイオンで形成されるプラズマで実行される、 方法。
  23. 【請求項23】 請求項18に記載された方法に従って清浄化されたコンタ
    クトまたは孔を有する半導体デバイス。
  24. 【請求項24】 その中に転送容器を有する転送モジュールと、 前記転送モジュールに連結され、およびその事前清浄化とその上の第1金属層
    沈着との間において容器を開けることなくまたは容器の中におよび容器から基板
    を転送することなくプラズマ・エッチングにより基板を事前清浄化するためにお
    よび第1金属層イオン化蒸着のために構成された容器を有しそして前記転送容器
    に対して選択的に連結可能であるイオン化物理蒸着真空処理モジュールを備えた
    、複数個の処理モジュールと、 を有する電気デバイス処理ツール。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載されたツールにおいて、 前記複数個の処理モジュールが、次の金属層を基板の上に沈着するための化学
    蒸着モジュールを有する、 ツール。
  26. 【請求項26】 請求項18に記載された方法において、 前記エッチング段階が金属のイオンをその上に向けて進めることによりデバイ
    ス表面の上のコンタクトを清浄化する段階を含む、 方法。
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